JP2013123320A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な回路構成でありながら、高効率化が実現できる電源装置を提供する。
【解決手段】電源装置1は、交流電源Vacの一方の出力端子に接続された降圧型電力変換回路P1およびアノード端子が接続されたダイオードD1と、交流電源Vacの他方の出力端子に接続された降圧型電力変換回路P2およびアノード端子が接続されたダイオードD2と、ダイオードD1,D2のカソード端子が接続された降圧型電力変換回路Pcと、グランドと交流電源Vacの他方の出力端子間に逆方向接続されたダイオードD3と、グランドと交流電源Vacの一方の出力端子間に逆方向接続されたダイオードD4と、降圧型電力変換回路P1,P2,Pcの出力端子が一端に接続され、かつ、負荷2に並列に接続されている平滑コンデンサC1と、降圧型電力変換回路P1,Pcと、P2,Pcとに交互にインターリーブ動作を行わせるスイッチング制御部3とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に整流損失を低減し高効率化を実現した電源装置に関する。
近年では、簡単な構成で、交流電源から流れる入力電流の高調波の抑制機能と力率改善機能を有し、高効率で交流電圧から直流電圧へ電力変換を行うことができる、整流部をブリッジレスで構成した電源装置が使われるようになってきた。
例えば、特許文献1には、交流電源と、高速ダイオードおよびスイッチング手段の直列回路が同一方向に複数組並列接続された直並列接続回路と、直並列接続回路の各々の高速ダイオード、スイッチング手段の接続部、交流電源の各ライン間にそれぞれ接続された複数個のリアクトルと、直並列接続回路の並列接続点間に接続され、負荷に並列に接続された平滑コンデンサと、を備えたブリッジレスの電源装置の発明が記載されている。
一方、効率の低下を抑制するため、全波整流後、直流電圧を平滑して出力するインターリーブ方式の力率改善回路を有する電源装置が知られている。
例えば、特許文献2には、交流電源から入力される交流電力を全波整流する整流回路と、当該整流回路の出力を分岐する分岐配線と、当該分岐配線にそれぞれ設けられた2つのインダクタと、当該2つのインダクタの出力電流を統合して直流電圧を生成する2つのDC/DCコンバータと、当該2つのインダクタに対応して設けられ、前記交流電力の平均的な電流が正弦波状となるように当該2つのインダクタに流れる電流をそれぞれ断続させる2つのトランジスタとを備え、負荷による消費電力が予め定められた電力より大きい場合は、各トランジスタの接続期間の少なくとも一部が重なるように制御し、前記消費電力が前記予め定められた電力以下である場合は、各トランジスタの接続期間が重ならず、かつ連続するように制御する電源装置の発明が記載されている。
特開2009−177935号公報 特開2010−206941号公報
特許文献1に記載の電源装置では、交流電圧の半周期に二つのスイッチ素子のどちらか一方がスイッチング動作をしていないため、電力変換回路の利用率が低くなるという問題がある。
特許文献2に記載の電源装置では、全波整流方式を採用しているため、ブリッジレス方式の電源装置に比べて整流損失が大きいという問題がある。
そこで、特許文献1,2のそれぞれの利点を享受するため、ブリッジレス電源装置でインターリーブ動作を行うように構成することが考えられる。しかし、ブリッジレス電源装置をこのように構成すると、交流電源の端子ごとに2個の電力変換回路を要し、合計4個の電力変換回路が必要となる。この電源装置は、回路規模が大きくなり、回路基板が大型化し、コストアップとなる。
そこで、本発明は、簡易な回路構成でありながら、高効率化が実現できる電源装置を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の電源装置は、以下のように構成した。
すなわち、本発明の請求項1に記載の発明では、交流電源の一方の端子の出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力する第1の降圧手段と、前記交流電源の他方の端子の出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力する第2の降圧手段と、前記交流電源の一方の端子の出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力すると共に、前記交流電源の他方の端子の出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力する第3の降圧手段と、前記第1の降圧手段の出力電圧、前記第2の降圧手段の出力電圧、および前記第3の降圧手段の出力電圧を合成して平滑化する平滑手段と、前記交流電源の出力電圧の極性に応じて、前記第1の降圧手段と前記第3の降圧手段とによるインターリーブ動作と、前記第2の降圧手段と前記第3の降圧手段とによるインターリーブ動作とを交互に行わせるように、前記第1の降圧手段の制御端子、前記第2の降圧手段の制御端子、前記第3の降圧手段の制御端子にそれぞれ制御信号を出力するスイッチング制御部と、を備えたことを特徴とする電源装置とした。
本発明の電源装置は、3個の降圧手段を備え、第1、第3の降圧手段の組合せと第1、第2の降圧手段の組合せに、交互にインターリーブ動作を行わせている。これにより、2個の降圧手段を備えた電源装置よりも高効率であり、かつ、4個の降圧手段を備えた電源装置よりも簡易に回路を構成できる。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、簡易な回路構成でありながら、高効率化が実現できる電源装置を提供することができる。
第1の実施形態に於ける電源装置の回路図である。 第1の実施形態に於ける電源装置の各部波形を示す図であり、(a)は交流電源Vacが印加する電圧波形を、(b)は電流Iacの波形に於ける包絡線を、(c)は電流IL1の波形に於ける包絡線を、(d)は電流ILcの波形に於ける包絡線をそれぞれ示している。 第1の実施形態に於けるAの周期の電流経路を示す図である。 第1の実施形態に於けるA1の期間の各部の波形を示す図であり、(a)は制御信号Vs1の電圧波形を、(b)は制御信号Vs2の電圧波形を、(c)は制御信号Vs3の電圧波形を、(d)は電流Iacの波形を、(e)は電流IL1の波形を、(f)は電流ILcの波形をそれぞれ示している。 第1の実施形態に於けるBの周期の電流経路を示す図である。 第1の実施形態に於けるB1の期間の各部の波形を示す図であり、(a)は制御信号Vs1の電圧波形を、(b)は制御信号Vs2の電圧波形を、(c)は制御信号Vs3の電圧波形を、(d)は電流Iacの波形を、(e)は電流IL1の波形を、(f)は電流ILcの波形をそれぞれ示している。 第2の実施形態に於ける電源装置の回路図である。 変形例に於ける制御信号の波形を示す図であり、(a−1)〜(a−3)は変形例(a)に於ける制御信号Vs1〜Vs3の波形を、(b−1)〜(b−3)は変形例(b)に於ける制御信号Vs1〜Vs3の波形を、(c−1)〜(c−3)は変形例(c)に於ける制御信号Vs1〜Vs3の波形を、(d−1)〜(d−3)は変形例(d)に於ける制御信号Vs1〜Vs3の波形をそれぞれ示している。
以降、本発明を実施するための形態を、図を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態の電源装置1の構成)
図1を参照して、第1の実施形態の電源装置1の回路構成について説明する。
電源装置1は、降圧型電力変換回路P1,P2,Pcと、スイッチング制御部3と、ダイオードD1〜D4と、平滑コンデンサC1と、を備えている。電源装置1は、交流電源Vacに接続されて交流電圧が印加され、印加された交流電圧を直流電圧に変換し、負荷2に直流電圧を印加するものである。
本実施形態に於いて、交流電源Vacの一方の端子から流れる電流を、電流Iacとする。
降圧型電力変換回路(第1の降圧型電力変換回路)P1は、後記するIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)Q1のコレクタ端子である入力端子と、IGBTQ1のゲート端子である制御端子と、後記するチョークコイルL1の一端である出力端子とによって、電源装置1の各部と接続されている。降圧型電力変換回路P1のグランドは、電源装置1のグランドと共通であり、後記するダイオードD5のアノード端子が接続されている。
降圧型電力変換回路(第2の降圧型電力変換回路)P2は、後記するIGBTQ2のコレクタ端子である入力端子と、IGBTQ2のゲート端子である制御端子と、後記するチョークコイルL1の一端である出力端子とによって、電源装置1の各部と接続されている。降圧型電力変換回路P2のグランドは、電源装置1のグランドと共通であり、後記するダイオードD5のアノード端子が接続されている。降圧型電力変換回路P1,P2は、チョークコイルL1とダイオードD5とを共有している。
降圧型電力変換回路(第3の降圧型電力変換回路)Pcは、後記するIGBTQcのコレクタ端子である入力端子と、IGBTQcのゲート端子である制御端子と、後記するチョークコイルLcの一端である出力端子とによって、電源装置1の各部と接続されている。降圧型電力変換回路Pcのグランドは、電源装置1のグランドと共通であり、後記するダイオードDcのアノード端子が接続されている。
降圧型電力変換回路P1,P2,Pcは、入力端子に印加された電圧を降圧して、出力端子に出力するものである。
スイッチング制御部3は、スイッチング信号を、降圧型電力変換回路P1,P2,Pcの制御端子にそれぞれ出力して、スイッチング動作を行わせるものである。
平滑コンデンサC1は、降圧型電力変換回路P1,P2,Pcの出力を合成し、当該電源装置1の出力電圧を平滑化する平滑手段である。
交流電源Vacの一方の端子は、降圧型電力変換回路P1の入力端子に接続されている。交流電源Vacの他方の端子は、降圧型電力変換回路P2の入力端子に接続されている。交流電源Vacの一方の端子は更に、ダイオード(第1のダイオード)D1のアノード端子に接続されている。このダイオードD1のカソード端子は、降圧型電力変換回路Pcの入力端子に接続されている。
交流電源Vacの他方の端子は更に、ダイオード(第2のダイオード)D2のアノード端子に接続されている。このダイオードD2のカソード端子は、ダイオードD1のカソード端子と同様に降圧型電力変換回路Pcの入力端子に接続されている。なお、本実施形態では、このダイオードD1,D2と、降圧型電力変換回路Pcとの組合せを第3の降圧手段と定義する。第3の降圧手段は、交流電源Vacの一方の端子の出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力すると共に、交流電源Vacの他方の端子の出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力する。
ダイオードD1は、交流電源Vacの一方の端子の出力電圧が正のとき、順方向電流が流れる。ダイオードD2は、交流電源Vacの他方の端子の出力電圧が正のとき、順方向電流が流れる。
交流電源Vacの他方の端子は更に、ダイオード(第3のダイオード)D3のカソード端子に接続されている。このダイオードD3のアノード端子は、グランドに接続されている。なお、本実施形態では、このダイオードD3と、降圧型電力変換回路P1との組合せを第1の降圧手段と定義する。第1の降圧手段は、交流電源Vacの一方の端子に於ける出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力する。
交流電源Vacの一方の端子は更に、ダイオード(第4のダイオード)D4のカソード端子に接続されている。このダイオードD4のアノード端子は、ダイオードD3のアノード端子と同様にグランドに接続されている。なお、本実施形態では、このダイオードD4と、降圧型電力変換回路P2との組合せを第2の降圧手段と定義する。第2の降圧手段は、交流電源Vacの他方の端子に於ける出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力する。
降圧型電力変換回路P1,P2の共通出力端子と、降圧型電力変換回路Pcの出力端子とは、平滑コンデンサC1の一端に接続されている。この平滑コンデンサC1の他端は、グランドに接続されている。平滑コンデンサC1の一端は更に、負荷2の一端に接続されている。この負荷2の他端はグランドに接続されている。すなわち、平滑コンデンサC1は、負荷2に並列に接続されている。
スイッチング制御部3の第1の出力端子は、降圧型電力変換回路P1の制御端子に接続され、制御信号Vs1を出力する。スイッチング制御部3は、交流電源Vacから降圧型電力変換回路P1の入力端子に正の電圧が印加されているとき、制御信号Vs1によって、降圧型電力変換回路P1にスイッチング動作を行わせる。すなわち、スイッチング制御部3は、交流電源Vacの極性に応じて、降圧型電力変換回路P1にスイッチング動作を行わせる。
スイッチング制御部3の第2の出力端子は、降圧型電力変換回路P2の制御端子に接続され、制御信号Vs2を出力する。スイッチング制御部3は、交流電源Vacから降圧型電力変換回路P2の入力端子に正の電圧が印加されているとき、制御信号Vs2によって、降圧型電力変換回路P2にスイッチング動作を行わせる。すなわち、スイッチング制御部3は、交流電源Vacの極性に応じて、降圧型電力変換回路P2にスイッチング動作を行わせる。
スイッチング制御部3の第3の出力端子は、降圧型電力変換回路Pcの制御端子に接続され、制御信号Vs3を出力する。スイッチング制御部3は、交流電源VacからダイオードD1、または、ダイオードD2のいずれかを介して降圧型電力変換回路Pcの入力端子に正の電圧が印加されているとき、制御信号Vs3によって、降圧型電力変換回路Pcにスイッチング動作を行わせる。
スイッチング制御部3は、交流電源Vacから降圧型電力変換回路P1の入力端子に印加される電圧が正のときには、降圧型電力変換回路P1と降圧型電力変換回路Pcとの組合せによるインターリーブ動作が行われるように制御し、交流電源Vacから降圧型電力変換回路P2の入力端子に印加される電圧が正のときには、降圧型電力変換回路P2と降圧型電力変換回路Pcとの組合せによるインターリーブ動作が行われるように制御する。すなわち、スイッチング制御部3は、交流電源Vacの出力電圧の極性に応じて、降圧型電力変換回路P1,Pcの組合せによるインターリーブ動作と、降圧型電力変換回路P2,Pcの組合せによるインターリーブ動作とを交互に行わせる。
降圧型電力変換回路P1は、スイッチ素子であるIGBTQ1を備え、チョークコイルL1と、ダイオードD5とを、後記する降圧型電力変換回路P2と共有している。IGBTQ1のコレクタ端子は、当該降圧型電力変換回路P1の入力端子であり、交流電源Vacの一方の端子に接続されている。チョークコイルL1の一端は、降圧型電力変換回路P1,P2の共通出力端子であり、負荷2の一端と平滑コンデンサC1の一端とに接続されている。チョークコイルL1の他端は、IGBTQ1のエミッタ端子と、ダイオードD5のカソード端子とに接続されている。IGBTQ1のゲート端子(制御端子)は、この降圧型電力変換回路P1の制御端子であり、スイッチング制御部3の第1の出力端子に接続されている。ダイオードD5のアノード端子は、この降圧型電力変換回路P1のグランドに接続されている。
降圧型電力変換回路P2は、スイッチ素子であるIGBTQ2を備え、チョークコイルL1とダイオードD5とを、前記した降圧型電力変換回路P1と共有している。IGBTQ2のコレクタ端子は、この降圧型電力変換回路P2の入力端子であり、交流電源Vacの他方の端子に接続されている。チョークコイルL1の一端は、降圧型電力変換回路P1,P2の共通出力端子であり、負荷2の一端と平滑コンデンサC1の一端とに接続されている。チョークコイルL1の他端は、IGBTQ2のエミッタ端子と、ダイオードD5のカソード端子とに接続されている。IGBTQ2のゲート端子(制御端子)は、この降圧型電力変換回路P2の制御端子であり、スイッチング制御部3の第2の出力端子に接続されている。
本実施形態に於いて、交流電源Vacの一方の端子から流れる電流を、電流Iacとする。更に、チョークコイルL1に流れる電流を、電流IL1とする。
降圧型電力変換回路Pcは、スイッチ素子であるIGBTQcと、チョークコイルLcと、ダイオードDcとを有している。IGBTQcのコレクタ端子は、当該降圧型電力変換回路Pcの入力端子である。当該入力端子は、交流電源Vacの一方の端子から順方向接続されたダイオードD1を介して接続され、かつ、交流電源Vacの他方の端子から順方向接続されたダイオードD2を介して接続されている。チョークコイルLcの一端は、降圧型電力変換回路Pcの出力端子であり、負荷2の一端と平滑コンデンサC1の一端とに接続されている。チョークコイルLcの他端は、IGBTQcのエミッタ端子と、ダイオードDcのカソード端子とに接続されている。IGBTQcのゲート端子(制御端子)は、この降圧型電力変換回路Pcの制御端子であり、スイッチング制御部3の第3の出力端子に接続されている。ダイオードDcのアノード端子は、この降圧型電力変換回路Pcのグランドに接続されている。
本実施形態に於いて、チョークコイルLcに流れる電流を、電流ILcとする。
本実施形態では、降圧型電力変換回路P1,P2は、ダイオードD5とチョークコイルL1とを共有している。これにより、部品点数が削減できると共に、ダイオードD5とチョークコイルL1とは、交流電源Vacの両方の極性で動作するため、回路の利用効率が高くなるという効果がある。
降圧型電力変換回路P1,P2のスイッチ素子であるIGBTQ1,Q2は、寄生ダイオードを含むFET(Field Effect Transistor)などのスイッチ素子には置き換えできない。整流の過程で電流が逆流してしまうためである。
ただし、降圧型電力変換回路Pcは、入力側にダイオードD1,D2が接続されているので、IGBTQcは、寄生ダイオードを含むFETなどのスイッチ素子に置き換え可能である。また、ダイオードDcも、寄生ダイオードを含むスイッチ素子に置き換えることができる。この場合、スイッチ素子同士が同期整流動作を行うようにすればよい。また、ダイオードD5は、寄生ダイオードを含まないスイッチ素子に置き換えることができる。
スイッチング制御部3は、降圧型電力変換回路P1,P2,PcのそれぞれのIGBTQ1,Q2,Qcのゲート端子に、制御信号Vs1,Vs2,Vs3を出力してそれぞれの動作を制御する。
図1および図2を参照して、電源装置1の動作について説明する。
図2(a)の縦軸は、交流電源Vacが印加する電圧を示している。図2(b)の縦軸は、電流Iacの波形に於ける包絡線の電流値を示している。電流Iacの波形は三角波であり、電流IL1,ILcの波形も、後記する図4に示すように三角波である。図2(c)の縦軸は、電流IL2の波形に於ける包絡線の電流値を示している。図2(d)の縦軸は、電流ILcの波形に於ける包絡線の電流値を示している。図2(a)〜(g)の横軸は、共通する時間tを示している。
交流電源Vacが印加する電圧波形は、正弦波である。ここで、降圧型電力変換回路P1に正の電圧が印加されているときを、正の電圧と定義する。
本実施形態に於いて、交流電源Vacが降圧型電力変換回路P1に正の電圧を印加しているときを「Aの周期」(正の半周期)と定義する。Aの周期に於ける電流経路は、後記する。
更に、Aの周期のうち、電流Iac,IL1,ILcが所定振幅の三角波となっている期間のうち一部を、「A1の期間」と定義する。A1の期間の各部の波形は、後記する。
降圧型電力変換回路P1は、出力電圧が整流後の入力電圧に比べて高い期間には電流IL1を流せない。降圧型電力変換回路Pcも同様に、出力電圧が整流後の入力電圧に比べて高い期間には電流ILcを流せない。このときには、電流Iacも流れない。
前記したA1の期間とは、降圧型電力変換回路P1の出力電圧が整流後の入力電圧に比べて低く、かつ、降圧型電力変換回路Pcの出力電圧が整流後の入力電圧に比べて低い期間である。このときには、電流IL1,ILcが流れ、それに伴い電流Iacも流れる。
本実施形態に於いて、交流電源Vacが降圧型電力変換回路P1に負の電圧を印加しているときを「Bの周期」(負の半周期)と定義する。Bの周期に於ける電流経路は、後記する。
更に、Bの周期のうち、電流Iac,IL1,ILcが所定振幅の三角波となっている期間のうちの一部を、「B1の期間」と定義する。B1の期間の各部の波形は、後記する。
前記したB1の期間とは、降圧型電力変換回路P2の出力電圧が整流後の入力電圧に比べて低く、かつ、降圧型電力変換回路Pcの出力電圧が整流後の入力電圧に比べて低い期間である。このときには、電流IL1,ILcが流れ、それに伴い電流Iacも流れる。
スイッチング制御部3は、交流電源Vacの出力電圧の極性に応じて、降圧型電力変換回路P1と降圧型電力変換回路Pcとの組合せと、降圧型電力変換回路P2と降圧型電力変換回路Pcとの組合せで、交互にインターリーブ動作が行われるように制御する。
第1実施形態の電源装置1は、スイッチング制御部3が出力する制御信号Vs1,Vs2,Vs3のオンデューティ比を大きくするよう制御することにより、負荷2に流れる電流と負荷2に印加する電圧とを大きくする制御が可能である。
《Aの周期の動作》
図1および図3を参照して、電源装置1のAの周期の動作を説明する。その後、図3と図4とを参照して、A1の期間に於ける降圧型電力変換回路P1,Pcの動作を説明する。
図3に於いては、図1に示す電源装置1の構成から、Aの周期には電流が流れない回路要素を省略し、かつ、実線W1、破線W2、実線W3、破線W4によって、それぞれの時間ごとに流れる電流を示している。図3は、図2のAの周期(正の半周期)に流れる電流の経路を示す図である。
スイッチング制御部3は、IGBTQ1とIGBTQ2とを同じ位相でオン/オフ動作するように制御する。すなわち、スイッチング制御部3は、降圧型電力変換回路P1の制御端子および降圧型電力変換回路P2の制御端子に同じ位相の信号を出力する。
スイッチング制御部3は、IGBTQ1とIGBTQ2とは異なる位相でIGBTQcをオン/オフするインターリーブ動作を行わせるように制御する。すなわち、スイッチング制御部3は、降圧型電力変換回路P1の制御端子に出力する信号の位相とは異なる位相を有し、かつ、降圧型電力変換回路P2の制御端子に出力する信号の位相とは異なる位相を有する信号を、降圧型電力変換回路Pcの制御端子に出力する。
スイッチング制御部3は、IGBTQ1とIGBTQ2のいずれかがオフの期間に、IGBTQcをオンするように制御する。
図4(a)の縦軸は、制御信号Vs1の電圧を示している。図4(b)の縦軸は、制御信号Vs2の電圧を示している。図4(c)の縦軸は、制御信号Vs3の電圧を示している。図4(d)の縦軸は、電流Iacを示している。図4(e)の縦軸は、電流IL1を示している。図4(f)の縦軸は、電流ILcを示している。図4(a)〜(f)の横軸は、共通する時間tを示している。
図4(e)の電流IL1の波形と、図4(f)の電流ILcの波形とは、電源装置1が電流臨界モードで動作している例を示している。電流臨界モードとは、チョークコイルL1,Lcに蓄えられた電磁エネルギが放出完了した時点で、スイッチ素子であるIGBTQ1,Qcがオンするモードである。しかし、これに限られず、電源装置1は、電流不連続モードや電流連続モードで動作していてもよい。
電流不連続モードとは、チョークコイルL1,Lcに蓄えられた電磁エネルギが放出完了して所定期間が経過したのち、スイッチ素子であるIGBTQ1,Qcがオンするモードである。電流連続モードとは、チョークコイルL1,Lcに蓄えられた電磁エネルギが放出完了するまえに、スイッチ素子であるIGBTQ1,Qcがオンするモードである。
《降圧型電力変換回路P1の動作》
以下に、A1の期間に於ける降圧型電力変換回路P1の動作を説明する。
例えば、図4の期間T1,T3に於いて、図4(a)に示すように、スイッチング制御部3からの制御信号Vs1がHレベルとなる。ここでHレベルとは、スイッチ素子のゲート端子に印加して、当該スイッチ素子をオンする電圧のことをいう。これにより、IGBTQ1のゲート端子がHレベルとなり、IGBTQ1がオンする。IGBTQ1のオンに伴い、図4(d)に示すように電流Iacが次第に増加しながらIGBTQ1のコレクタ端子とエミッタ端子とを介して流れ、チョークコイルL1に電磁エネルギを蓄える。チョークコイルL1に蓄えられた電磁エネルギの増加により、図4(e)に示すように電流IL1は次第に増加する。
このとき、図3の実線W1に示すように、交流電源Vacの一方の端子から、IGBTQ1、チョークコイルL1、負荷2、ダイオードD3の経路で電流が流れる。
例えば、図4に示す期間T1の後から期間T3より前の期間に於いて、図4(a)に示すように、スイッチング制御部3からの制御信号Vs1がLレベルとなる。これにより、IGBTQ1のゲート端子がLレベルとなり、IGBTQ1がオフする。IGBTQ1のオフに伴い、電流IacはチョークコイルL1に流れなくなり、チョークコイルL1に蓄えられた電磁エネルギは放出されて減少する。チョークコイルL1に蓄えられた電磁エネルギの減少により、図4(e)に示すように電流IL1は次第に減少する。
このとき、図3の破線W2に示すように、チョークコイルL1、負荷2、ダイオードD5の経路で電流が流れる。
《降圧型電力変換回路Pcの動作》
以下に、A1の期間に於ける降圧型電力変換回路Pcの動作を説明する。
例えば、図4に示す期間T0,T2に於いて、図4(c)に示すように、スイッチング制御部3からの制御信号Vs3がHレベルとなる。これにより、IGBTQcのゲート端子がHレベルとなり、IGBTQcがオンする。IGBTQcのオンに伴い、図4(d)に示すように電流Iacは次第に増加しながら、ダイオードD1を経由してIGBTQcのコレクタ端子とエミッタ端子とを介して流れ、チョークコイルLcに電磁エネルギを蓄える。チョークコイルLcに蓄えられた電磁エネルギの増加により、図4(f)に示すように電流ILcは次第に増加する。
このとき、図3の実線W3に示すように、交流電源Vacの一方の端子から、ダイオードD1,IGBTQc、チョークコイルLc、負荷2、ダイオードD3の経路で電流が流れる。
例えば、図4に示す期間T0の後から期間T2より前の期間に於いて、図4(c)に示すように、スイッチング制御部3からの制御信号Vs3がLレベルとなる。これにより、IGBTQcのゲート端子がLレベルとなり、IGBTQcがオフする。IGBTQcのオフに伴い、電流IacはチョークコイルLcに流れなくなり、チョークコイルLcに蓄えられた電磁エネルギは放出されて減少する。チョークコイルLcに蓄えられた電磁エネルギの減少により、図4(f)に示すように電流ILcは次第に減少する。
このとき、図3の破線W4に示すように、チョークコイルLc、負荷2、ダイオードDcの経路で電流が流れる。
電流IL1と電流ILcとの和が、平滑コンデンサC1によって平滑化され、負荷2に流れる。Aの周期では、降圧型電力変換回路P1と降圧型電力変換回路Pcとのインターリーブ動作により、平滑コンデンサC1と負荷2とに流れ込む電流の変動が少なくなり、よってリップルが少なくなるという効果を奏する。更に、当該インターリーブ動作により、電源装置1の変換効率が向上するという効果を奏する。
《Bの周期の動作》
図1および図5を参照して、電源装置1のBの周期の動作を説明する。その後、図5と図6とを参照して、B1の期間に於ける降圧型電力変換回路P2,Pcの動作を説明する。
図5に於いては、図1に示す電源装置1の構成から、Bの周期には電流が流れない回路要素を省略し、かつ、実線W5、破線W6、実線W7、破線W8によって、それぞれの時間ごとに流れる電流を示している。図5は、図2のBの周期(負の半周期)に流れる電流の経路を示す図である。
図6(a)の縦軸は、制御信号Vs1の電圧を示している。図6(b)の縦軸は、制御信号Vs2の電圧を示している。図6(c)の縦軸は、制御信号Vs3の電圧を示している。図6(d)の縦軸は、電流Iacを示している。図6(e)の縦軸は、電流IL1を示している。図6(f)の縦軸は、電流ILcを示している。図6(a)〜(f)の横軸は、共通する時間tを示している。
Bの周期では、スイッチング制御部3により、Aの周期と同様に、IGBTQ1とIGBTQ2は同じ位相でオン/オフ動作を行い、IGBTQcはIGBTQ1,Q2とは異なる位相でオン/オフするインターリーブ動作が行われるように制御される。
《降圧型電力変換回路P2の動作》
以下に、B1の期間に於ける降圧型電力変換回路P2の動作を説明する。
例えば、図6に示す期間T1a,T3aに於いて、図6(b)に示すように、スイッチング制御部3からの制御信号Vs2がHレベルとなる。これにより、IGBTQ2のゲート端子がHレベルとなり、IGBTQ2がオンする。IGBTQ2のオンに伴い、図6(d)に示すように電流Iacは次第に逆方向に増加しながらIGBTQ2のコレクタ端子とエミッタ端子とを介して流れ、チョークコイルL1に電磁エネルギを蓄える。チョークコイルL1に蓄えられた電磁エネルギの増加により、図6(e)に示すように電流IL1は次第に増加する。
このとき、図5の実線W5に示すように、交流電源Vacの他方の端子から、IGBTQ2、チョークコイルL1、負荷2、ダイオードD4の経路で電流が流れる。
例えば、図6に示す期間T1aの後から期間T3aより前の期間に於いて、図6(b)に示すように、スイッチング制御部3からの制御信号Vs2がLレベルとなる。これにより、IGBTQ2のゲート端子がLレベルとなり、IGBTQ2がオフする。IGBTQ2のオフに伴い、電流IacはチョークコイルL1に流れなくなり、チョークコイルL1に蓄えられた電磁エネルギは放出されて減少する。チョークコイルL1に蓄えられた電磁エネルギの減少により、図6(e)に示すように電流IL1は次第に減少する。
このとき、図5の破線W6に示すように、チョークコイルL1、負荷2、ダイオードD5の経路で電流が流れる。
《降圧型電力変換回路Pcの動作》
以下に、B1の期間に於ける降圧型電力変換回路Pcの動作を説明する。
例えば、図6に示す期間T0a,T2aに於いて、図6(c)に示すように、スイッチング制御部3からの制御信号Vs3がHレベルとなる。これにより、IGBTQcのゲート端子がHレベルとなり、IGBTQcがオンする。IGBTQcのオンに伴い、図6(d)に示すように電流Iacが次第に逆方向に増加しながら、ダイオードD2を経由してIGBTQcのコレクタ端子とエミッタ端子とを介して流れ、チョークコイルLcに電磁エネルギを蓄える。チョークコイルLcに蓄えられた電磁エネルギの増加により、図6(f)に示すように電流ILcは次第に増加する。
このとき、図5の実線W7に示すように、交流電源Vacの他方の端子から、ダイオードD2、IGBTQc、チョークコイルLc、負荷2、ダイオードD4の経路で電流が流れる。
例えば、図6に示す期間T0aの後から期間T2aより前の期間に於いて、図6(c)に示すように、スイッチング制御部3からの制御信号Vs3がLレベルとなる。これにより、IGBTQcのゲート端子がLレベルとなり、IGBTQcがオフする。IGBTQcのオフに伴い、電流IacはチョークコイルLcに流れなくなり、チョークコイルLcに蓄えられた電磁エネルギは放出されて減少する。チョークコイルLcに蓄えられた電磁エネルギの減少により、図6(f)に示すように電流ILcは次第に減少する。
このとき、図5の破線W8に示すように、チョークコイルLc、負荷2、ダイオードDcの経路で電流が流れる。
電流IL1と電流ILcとの和が、平滑コンデンサC1によって平滑化され、負荷2に流れる。Bの周期では、降圧型電力変換回路P2と降圧型電力変換回路Pcとのインターリーブ動作により、平滑コンデンサC1と負荷2とに流れ込む電流の変動が少なくなり、よってリップルが少なくなるという効果を奏する。更に、当該インターリーブ動作により、電源装置1の変換効率が向上するという効果を奏する。
このように、電源装置1は、Aの周期に降圧型電力変換回路P1,Pcのインターリーブ動作を行い、Bの周期に降圧型電力変換回路P2,Pcのインターリーブ動作を行っているので、入力される交流電圧の全周期に亘ってリップルを少なくすることができる。
(第1の実施形態の効果)
以上説明した第1の実施形態では、次の(A)〜(I)のような効果がある。
(A) 電源装置1は、降圧型電力変換回路Pcを共通の電力変換回路として、交流電源Vacの正負の各半周期に、降圧型電力変換回路P1,P2のそれぞれを降圧型電力変換回路Pcと組み合わせてインターリーブ動作をするように構成した。これにより、簡易な回路構成でありながら、高効率の電源装置1を提供することができる。
(B) 電源装置1は、複数の降圧型電力変換回路P1,P2,Pcによってインターリーブ動作を行っている。各降圧型電力変換回路P1,P2,Pcに電流が分流することにより、電源装置1は、各相の入力リップル電流が少なくなる。これにより、入力リップル電流に起因する電磁妨害を抑止するために電源装置1と負荷2との間に接続するEMI(Electro Magnetic Interference)フィルタ(不図示)を、小型化することができる。
(C) 電源装置1は、インターリーブ動作を行うことで相数が増え、各降圧型電力変換回路P1,P2,Pcに電流が分流する。これにより、降圧型電力変換回路P1,P2,PcのチョークコイルL1,Lcを小型化することができる。
(D) 電源装置をブリッジレスにすること、電源装置がインターリーブ動作を行うことのそれぞれに於いて、交流電源の交流電圧が低い場合の効率を改善することができる。それに対して、本実施形態の電源装置1は、ブリッジレスの構成で、かつ、インターリーブ動作を行っているので、交流電源Vacの交流電圧が低い場合の効率を更に改善することができる。
(E) 電源装置1は、チョークコイルL1,Lcを2つに分けることができる。そのため、電力変換回路を薄型に構成することができ、よって電源装置1を薄型に構成できる。
(F) 電源装置1は、熱源である降圧型電力変換回路P1,P2,Pcを分散して配置することができる。そのため、各電力変換回路を大容量化し、よって電源装置1を大容量化することができる。
(G) 降圧型電力変換回路P1,P2,Pcは、効率が入力電圧に影響されにくいため、本実施形態のように、ブリッジレスおよびインターリーブの構成とすることにより、ワールドワイド仕様の広い入力電圧仕様においても高い効率が期待できる。
(H) 降圧型電力変換回路P1,P2,Pcは、素子(例えば平滑コンデンサC1など)の耐圧が低くてもよいため、部品コストの低減および小型化が可能である。
(I) 電源装置1のスイッチング制御部3は、降圧型電力変換回路P1の制御端子に出力する信号がオフの期間、かつ、降圧型電力変換回路P2の制御端子に出力する信号がオフの期間にオンする信号を、降圧型電力変換回路Pcの制御端子に出力する。これにより、降圧型電力変換回路PcがチョークコイルLcに電磁エネルギを蓄える期間と、降圧型電力変換回路P1および降圧型電力変換回路P2がチョークコイルL1に電磁エネルギを蓄える期間とが重ならないので、当該電源装置1の効率を改善することができる。
(第2の実施形態の電源装置1aの構成)
図7と図1とを参照して、第2の実施形態の電源装置1aの回路構成を説明する。
第2の実施形態の電源装置1aの降圧型電力変換回路P1a,P2aは、第1の実施形態の電源装置1(図1)の降圧型電力変換回路P1,P2とは異なり、ダイオードD5とチョークコイルL1とを共有していない。第2の実施形態の降圧型電力変換回路P1aは、ダイオードD6とチョークコイルL2を独自に備え、降圧型電力変換回路P2aは、ダイオードD7とチョークコイルL3を独自に備えている。
第2の実施形態の降圧型電力変換回路P1aは、第1の実施形態の降圧型電力変換回路P1と同様にスイッチ素子であるIGBTQ1を備え、第1の実施形態の降圧型電力変換回路P1のチョークコイルL1に代えてチョークコイルL2を備え、ダイオードD5に代えてダイオードD6を備えている。IGBTQ1のコレクタ端子は、当該降圧型電力変換回路P1aの入力端子であり、交流電源Vacの一方の端子に接続されている。チョークコイルL2の一端は、降圧型電力変換回路P1aの出力端子であり、負荷2の一端と平滑コンデンサC1の一端とに接続されている。チョークコイルL2の他端は、IGBTQ1のエミッタ端子と、ダイオードD6のカソード端子とに接続されている。IGBTQ1のゲート端子(制御端子)は、この降圧型電力変換回路P1aの制御端子であり、スイッチング制御部3の第1の出力端子に接続されている。ダイオードD6のアノード端子は、この降圧型電力変換回路P1aのグランドに接続されている。
第2の実施形態の降圧型電力変換回路P2aは、第1の実施形態の降圧型電力変換回路P2と同様にスイッチ素子であるIGBTQ2を備え、第1の実施形態の降圧型電力変換回路P2のチョークコイルL1に代えてチョークコイルL3を備え、ダイオードD5に代えてダイオードD7を備えている。IGBTQ2のコレクタ端子は、この降圧型電力変換回路P2aの入力端子であり、交流電源Vacの他方の端子に接続されている。チョークコイルL3の一端は、降圧型電力変換回路P2aの出力端子であり、負荷2の一端と平滑コンデンサC1の一端とに接続されている。チョークコイルL3の他端は、IGBTQ2のエミッタ端子と、ダイオードD7のカソード端子とに接続されている。IGBTQ2のゲート端子(制御端子)は、この降圧型電力変換回路P2aの制御端子であり、スイッチング制御部3の第2の出力端子に接続されている。ダイオードD7のアノード端子は、この降圧型電力変換回路P2aのグランドに接続されている。
降圧型電力変換回路P1aの出力端子と、降圧型電力変換回路P2aの出力端子とは、負荷2の一端と平滑コンデンサC1の一端とに接続されている。それ以外の構成は、第1の実施形態の電源装置1(図1)と同様である。
(第2の実施形態の電源装置1aの動作)
A1の期間に於いて、第2の実施形態の電源装置1aのチョークコイルL2に流れる電流波形は、第1の実施形態の電流IL1の波形(図4(e))と同様である。第2の実施形態の電源装置1aの、それ以外の各部の波形は、第1の実施形態の各部の波形(図4)と同様である。
B1の期間に於いて、第2の実施形態の電源装置1aのチョークコイルL3に流れる電流波形は、第1の実施形態の電流IL1の波形(図6(e))と同様である。第2の実施形態の電源装置1aの、それ以外の各部の波形は、第1の実施形態の各部の波形(図6)と同様である。
第2の実施形態の電源装置1a(図7)の降圧型電力変換回路P1aは、チョークコイルL2への電磁エネルギの蓄積と放出を繰り返す。図4に示す期間T1の後から期間T3の前の期間に於いて、第1の実施形態の電源装置1(図3)とは異なり、降圧型電力変換回路P1aのチョークコイルL2から、負荷2、ダイオードD6の経路で電流が流れる。
第2の実施形態の電源装置1a(図7)の降圧型電力変換回路P2aは、チョークコイルL3への電磁エネルギの蓄積と放出を繰り返す。図6に示す期間T1aの後から期間T3aの前の期間に於いて、第1の実施形態の電源装置1(図5)とは異なり、降圧型電力変換回路P2aのチョークコイルL3から、負荷2、ダイオードD7の経路で電流が流れる。
第2の実施形態の電源装置1aの前記以外の動作は、第1の実施形態の電源装置1(図1)と同様である。
(第2の実施形態の効果)
以上説明した第2の実施形態では、次の(J)のような効果がある。
(J) 電源装置1aは、降圧型電力変換回路P1a,P2a,Pcの個数だけチョークコイルL2,L3,Lcを分けることができる。そのため、電力変換回路を更に薄型に構成することができ、よって電源装置1aを薄型に構成できる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(h)のようなものがある。以下、図8を参照して、変形例(a)〜(d)を説明する。
(a) 変形例(a)〜(d)の電源装置1は、第1の実施形態の電源装置1(図1)と同様の構成を有している。変形例(a)〜(d)に於ける電源装置1のスイッチング制御部3は、図8に示す制御信号Vs1〜Vs3を出力する。図8(a−1),(b−1),(c−1),(d−1)の縦軸は、制御信号Vs1の電圧を示している。図8(a−2),(b−2),(c−2),(d−2)の縦軸は、制御信号Vs2の電圧を示している。図8(a−3),(b−3),(c−3),(d−3)の縦軸は、制御信号Vs3の電圧を示している。図8(a−1)〜(d−3)の横軸は、共通する時刻tを示している。以下、図8(a−1)〜(a−3)を参照して、変形例(a)を説明する。変形例(a)では、図8(a−1)に示すように、制御信号Vs1は、時刻t0でオンし、時刻t2でオフしている。図8(a−2)に示すように、制御信号Vs2は、時刻t1でオンし、時刻t3でオフしている。図8(a−3)に示すように、制御信号Vs3は、時刻t4でオンし、時刻t5でオフしている。制御信号Vs2がオフしたのち、制御信号Vs3がオンするまで、所定のOFF期間が存在している。さらに、制御信号Vs3がオフしたのち、次に制御信号Vs1がオンするまで、所定のOFF期間が存在している。この変形例に於いて、制御信号Vs1,Vs2と、制御信号Vs3とは異なる位相である。制御信号Vs1と制御信号Vs2とは異なる位相である。このように、制御信号Vs1,Vs2の位相が時刻t0から時刻t1までの期間だけずれていても、制御信号Vs1,Vs2と制御信号Vs3との間にOFF期間が存在しても、電源装置1(図1)は動作することができ、実施形態で記載したのと同様な効果を得ることができる。
(b) 変形例(b)では、図8(b−1)に示すように、制御信号Vs1は、時刻t0でオンし、時刻t2bでオフしている。図8(b−2)に示すように、制御信号Vs2は、時刻t1でオンし、時刻t3bでオフしている。図8(b−3)に示すように、制御信号Vs3は、時刻t2bでオンし、時刻t4bでオフしている。更に、制御信号Vs3がオフしたのち、次の制御信号Vs1のオンまでには、所定のOFF期間が存在している。この変形例に於いて、制御信号Vs1,Vs2と、制御信号Vs3とは異なる位相である。制御信号Vs1と制御信号Vs2とは異なる位相である。このように、制御信号Vs1,Vs2の位相が時刻t0から時刻t1までの期間だけずれていても、制御信号Vs1,Vs2と制御信号Vs3との間にOFF期間が存在しても、電源装置1(図1)は動作することができ、実施形態で記載したのと同様な効果を得ることができる。
(c) 変形例(c)では、図8(c−1)に示すように、制御信号Vs1は、時刻t0でオンし、時刻t1cでオフしている。図8(c−2)に示すように、制御信号Vs2は、時刻t1cでオンし、時刻t2cでオフしている。図8(c−3)に示すように、制御信号Vs3は、時刻t2cでオンし、時刻t3cでオフしている。この変形例に於いて、制御信号Vs1,Vs2と、制御信号Vs3とは異なる位相である。制御信号Vs1と制御信号Vs2とは異なる位相である。このように、制御信号Vs1,Vs2の位相が重ならずとも、制御信号Vs1,Vs2と制御信号Vs3との間にOFF期間が存在しなくても、電源装置1(図1)は動作することができ、実施形態で記載したのと同様な効果を得ることができる。
(d) 変形例(d)では、図8(d−1),(d−2)に示すように、制御信号Vs1,Vs2は、時刻t0でオンし、時刻t2dでオフしている。図8(d−3)に示すように、制御信号Vs3は、時刻t1dでオンし、時刻t3dでオフしている。この変形例に於いて、制御信号Vs1,Vs2と、制御信号Vs3とは異なる位相である。制御信号Vs1と制御信号Vs2とは同じ位相である。このように、制御信号Vs1,Vs2と制御信号Vs3のオン期間が時刻t1dから時刻t2dで重なっていたとしても、電源装置1(図1)は動作することができ、実施形態で記載したのと同様な効果を得ることができる。
(e) 降圧型電力変換回路P1,P2,P1a,P2aのスイッチ素子は、IGBTに限定されず、寄生ダイオードを含まないスイッチ素子であればよい。ただし、前記したように、降圧型電力変換回路Pcのスイッチ素子は、寄生ダイオードを含むスイッチ素子(例えばFET)を用いてもよい。
(f) 第1の実施形態の電源装置1では、チョークコイルL1,Lcが別々に構成されている。しかし、これに限られず、チョークコイルL1,Lcがカップリングされた構成(1つのコアに両方の巻線が巻回された構成)であってもよい。
(g) 第2の実施形態の電源装置1aは、チョークコイルL2,L3がカップリングされた構成、チョークコイルL2,Lcがカップリングされた構成、チョークコイルL3,Lcがカップリングされた構成、チョークコイルL2,L3,Lcのすべてがカップリングされた構成のいずれであってもよい。
(h) 上記実施形態では、特に言及していないが、チョークコイルL1,L2,LcのL値(インダクタンス値)は必ずしも同じ値としなくてもよい。降圧型電力変換回路Pcは、交流電源Vacの正負の両方の極性で動作し続ける。当該降圧型電力変換回路Pcの入力電流の経路には、二つのダイオード(ダイオードD1,D2)が接続されている。そのため、チョークコイルLcのL値をチョークコイルL1,L2のL値よりも大きくすることで、電流ILcを電流IL1,IL2よりも小さくすることができる。これにより、電源装置1の整流損失を効果的に低減することができる。
P1,P1a 降圧型電力変換回路(第1の降圧型電力変換回路)
P2,P2a 降圧型電力変換回路(第2の降圧型電力変換回路)
Pc 降圧型電力変換回路(第3の降圧型電力変換回路)
Vac 交流電源
D1 ダイオード(第1のダイオード)
D2 ダイオード(第2のダイオード)
D3 ダイオード(第3のダイオード)
D4 ダイオード(第4のダイオード)
C1 平滑コンデンサ(平滑手段)
L1,L2,L3,Lc チョークコイル
D5,D6,D7,Dc ダイオード
Q1,Q2,Qc IGBT(スイッチ素子)
Vs1〜Vs3 制御信号
1 電源装置
2 負荷
3 スイッチング制御部

Claims (8)

  1. 交流電源の一方の端子の出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力する第1の降圧手段と、
    前記交流電源の他方の端子の出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力する第2の降圧手段と、
    前記交流電源の一方の端子の出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力すると共に、前記交流電源の他方の端子の出力電圧が正のときに降圧した電圧を出力する第3の降圧手段と、
    前記第1の降圧手段の出力電圧、前記第2の降圧手段の出力電圧、および前記第3の降圧手段の出力電圧を合成して平滑化する平滑手段と、
    前記交流電源の出力電圧の極性に応じて、前記第1の降圧手段と前記第3の降圧手段とによるインターリーブ動作と、前記第2の降圧手段と前記第3の降圧手段とによるインターリーブ動作とを交互に行わせるように、前記第1の降圧手段の制御端子、前記第2の降圧手段の制御端子、前記第3の降圧手段の制御端子にそれぞれ制御信号を出力するスイッチング制御部と、
    を備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 前記第3の降圧手段は、
    前記交流電源の一方の端子の出力電圧が正のとき、順方向電流が流れる第1のダイオードと、
    前記交流電源の他方の端子の出力電圧が正のとき、順方向電流が流れる第2のダイオードと、
    前記交流電源の一方の端子の出力電圧が正のときと前記交流電源の他方の端子の出力電圧が正のときとに入力電流が流れるチョークコイルと、
    前記チョークコイルとグランドとの間に電流を流すか否かを切り換えるスイッチ素子と、
    前記チョークコイルが放出する電流を流して当該第3の降圧手段の出力電圧とするダイオードと、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 交流電源の一方の出力端子に、入力端子が接続された第1の降圧型電力変換回路と、
    前記交流電源の他方の出力端子に、入力端子が接続された第2の降圧型電力変換回路と、
    前記交流電源の一方の出力端子にアノード端子が接続された第1のダイオードと、
    前記交流電源の他方の出力端子にアノード端子が接続された第2のダイオードと、
    前記第1のダイオードのカソード端子および前記第2のダイオードのカソード端子が、入力端子に接続された第3の降圧型電力変換回路と、
    グランドにアノード端子が接続され、前記交流電源の他方の出力端子にカソード端子が接続された第3のダイオードと、
    グランドにアノード端子が接続され、前記交流電源の一方の出力端子にカソード端子が接続された第4のダイオードと、
    前記第1の降圧型電力変換回路の出力端子、前記第2の降圧型電力変換回路の出力端子、および前記第3の降圧型電力変換回路の出力端子が一端に接続され、他端がグランドに接続され、かつ、負荷に並列に接続されている平滑コンデンサと、
    前記交流電源の出力電圧の極性に応じて、前記第1の降圧型電力変換回路と前記第3の降圧型電力変換回路とによるインターリーブ動作と、前記第2の降圧型電力変換回路と前記第3の降圧型電力変換回路とによるインターリーブ動作とを交互に行わせるように、前記第1の降圧型電力変換回路の制御端子、前記第2の降圧型電力変換回路の制御端子、前記第3の降圧型電力変換回路の制御端子にそれぞれ制御信号を出力するスイッチング制御部と、
    を備えたことを特徴とする電源装置。
  4. 前記第1の降圧型電力変換回路、前記第2の降圧型電力変換回路、および、前記第3の降圧型電力変換回路は、それぞれ、
    寄生ダイオードを含まないスイッチ素子と、
    一端が前記平滑コンデンサの一端に接続され、他端が前記スイッチ素子の出力端子に接続されたチョークコイルと、
    アノード端子がグランドに接続され、カソード端子が前記スイッチ素子の出力端子および前記チョークコイルの他端に接続されたダイオードと、を備え、
    当該降圧型電力変換回路の出力端子は、前記チョークコイルの一端であり、
    当該降圧型電力変換回路の入力端子は、前記スイッチ素子の入力端子であり、
    当該降圧型電力変換回路の制御端子は、前記スイッチ素子の制御端子である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記第1の降圧型電力変換回路および前記第2の降圧型電力変換回路は、前記チョークコイルと前記ダイオードとを共有している、
    ことを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記スイッチング制御部は、前記第1の降圧型電力変換回路の制御端子および前記第2の降圧型電力変換回路の制御端子に同じ位相の制御信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載の電源装置。
  7. 前記スイッチング制御部は、前記第1の降圧型電力変換回路の制御端子に出力する制御信号の位相とは異なる位相を有し、かつ、前記第2の降圧型電力変換回路の制御端子に出力する制御信号の位相とは異なる位相を有する制御信号を、前記第3の降圧型電力変換回路の制御端子に出力する、
    ことを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載の電源装置。
  8. 前記スイッチング制御部は、前記第1の降圧型電力変換回路の制御端子に出力する制御信号がオフの期間、かつ、前記第2の降圧型電力変換回路の制御端子に出力する制御信号がオフの期間にオンする制御信号を、前記第3の降圧型電力変換回路の制御端子に出力する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の電源装置。
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