JP2012124854A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、記録媒体上の同一領域を複数回記録走査することにより画像を形成するための色材データを生成する画像処理装置であって、画像内の注目画素に対応する画像データを有色色材の色材量に対応する色材データに変換する変換手段と、前記注目画素における前記記録走査各々について第一の記録比率により無色色材の色材量に対応する色材データを生成し、前記注目画素の周辺画素における前記記録走査各々について第二の記録比率により無色色材の色材量に対応する色材データを生成する生成手段とを有する。
【選択図】 図6
Description
図5は、図4のコンピュータシステム402の構成を表すブロック図である。同図において、インターフェース(I/F)501は、ユーザーが各種マニュアル指示を入力するためのマウス及びキーボード511とコンピュータシステム402とをつなぐ。CPU502は、コンピュータシステム402内部の各ブロックの動作を制御し、ROM503またはRAM504に記憶されたプログラムを実行する。ROM503は、後述するフローチャートによって表される画像処理等に必要なプログラムを予め記憶しておく。RAM504は、CPU502にて各種処理を行うためのプログラムや処理対象の画像データ、CPU502による各種処理結果などをワークメモリとして一時的に格納する。ディスプレイ制御部505は、処理対象の画像や操作者へのメッセージを表示するディスプレイ512の制御を行う。インターフェース(I/F)506は、コンピュータシステム402とカラープリンタ401をつなぐ。CDドライブ507は、外部記憶媒体の一つであるCD(CD−R/CD−RW/DVD/DVD−R/DVD−RW)に、記憶されたデータを読み込み或いは書き出す。FDドライブ508は、外部記憶媒体の一つであるFDからの読み込み或いは書き出しを行う。なお、CD,FD,DVD等に画像処理用のプログラム、或いはプリンタ情報等が記憶されている場合には、これらのプログラムをHD509上にインストールし、必要に応じてRAM504に転送する。ハードディスク(HD)509は、外部記憶媒体の一つとして、RAM504等に転送されるプログラムや画像データを格納したり、各種処理後の画像データを保存したりする。インターフェース(I/F)510は、コンピュータシステム402の各所に保持する様々なデータを外部機器へ伝送し、また、外部機器からの様々なデータを受信したりするモデムやネットワークカード等の外部入力513とコンピュータシステム402をつなぐ。
以降、図6におけるホスト装置の構成を説明する。ホスト装置で動作するプログラムとしてアプリケーションや色変換(カラーマッチング)がある。アプリケーション601はプリンタ401で印刷する画像データを作成する処理を実行する。なお、この画像データもしくは作成の元となる画像データは、種々の媒体を介してコンピュータシステム402に取り込むことができる。例えば、ディジタルカメラで撮像したJPEG形式の画像データをフラッシュメモリなどの外部入力513からI/F510を介して取り込むことができる。また、例えばHD509に格納されている画像データやCDドライブ507のCD−ROMに格納された画像データも取り込むことができる。さらには、インターネットから外部入力513を介してウエブ上のデータを取り込むことができる。これらの取り込まれたデータは、ディスプレイ512に表示されてアプリケーション601を介した編集、加工等がなされ、例えばsRGB規格の画像データR、G、Bが作成される。そして、印刷の指示に応じてこの画像データがカラーマッチング602に渡される。
カラーマッチング602は、sRGB規格の画像データR、G、Bによって再現される色域を、プリンタによって再現される色域内に写像するための対応関係を規定した3次元LUTを保持する。この三次元LUTに補間演算を併用し、8ビットの画像データR、G、Bをプリンタの色域内の画像信号R、G、Bに変換するデータ変換を行う。また、カラーマッチング処理は、3次元LUTに限られず行列式を用いて行ってもよい。
以降、プリンタ401について説明する。本実施例では、色分解部603以降の処理をプリンタ401内部で行う。また、プリンタ401における色分解部603、γ補正部604、ハーフトーニング部605、ドット配置パターン化部606、有色インク走査記録量制御部607、無色インク走査記録量制御部608、乱数発生部609およびヘッド駆動回路610は、専用のハードウエア回路を用いて、プリンタ401の制御部を構成する図示しないCPUの制御の下に動作する。なお、本実施形態は前述の構成に限られず、色分解部603から画像形成部610の前までの処理はプリンタ401で行ってもよく、コンピュータシステム402の例えばプリンタドライバで行ってもよい。
色分解処理603は、上記色域のマッピングがなされた注目画素の画像信号R、G、Bに基づき、このデータが表す色を再現するインク量(色材量)の組み合わせに対応した、例えばCMYKなどの有色インクと無色インク(CL)の色分解データに変換する。本実施例では、この処理はカラーマッチング処理と同様、周知の手法を用い、3次元LUTに補間演算を併用して行う。なお、無色インクの色分解データも同3次元LUTに記載されているものとする。
γ補正部604は、色分解部603によって求められた色分解データの各色材信号のデータごとに周知の階調値変換を行う。具体的には本実施例で用いるプリンタ401の各色インクの階調特性に応じた1次元LUTを用いることにより、上記色分解データがプリンタ401の階調特性に線形的に対応づけられるように変換する。なお、無色インクの色分解データについては、無色であるため階調値変換処理を行わなくともよい。
ハーフトーニング部605は、例えば8ビットの色分解データC,M,Y,K,CLそれぞれについて例えば4ビットのデータに変換する量子化を行う。本実施形態で行う量子化は、周知の誤差拡散法を用いて8ビットデータを4ビットデータに変換する。また、本実施形態においては有色インクをC,M,Y,Kの4色として説明を続けるが、これに限られない。つまり、C,M,Y,Kと淡いC(Lc)、淡いM(Lm)の6色構成でもよいし、R,G,B等のインクや淡いK等のインクを含んでもよい。量子化された4ビットデータは、ドット配置パターン化部606における配置パターンを示すためのインデックスとなるデータである。
ドット配置パターン化部606は、0〜8(4ビット)の多値レベルを、ドットの有無を決定する2値レベルまで低減する役割を果たす。すなわち、実際の印刷画像に対応する画素ごとに、印刷イメージデータである4ビットのインデックスデータ(階調値情報)に対応したドット配置パターンに従ってドット配置を行う。このように、4ビットデータで表現される各画素に対し、該画素の階調値に対応したドット配置パターンを割当てることで、画素内の複数のエリア各々にドットのオン・オフが定義され、そして1画素内のエリアごとに「1」または「0」の吐出データが配置される。
本実施形態では、有色インクと無色インクの走査記録量の制御をそれぞれ別処理として行う。別処理にすることにより、有色インクと無色インクの記録走査回数を異ならせることができ、記録走査回数を個別に選択できる。
乱数発生部609は、CPU等により算出される自然乱数(例えばC言語では、RAND()関数の出力値)を最大値で割った0以上、1.0以下の範囲内にある一様乱数を算出する。次に、例えば5パターンのマスクパターンを記憶している場合、一様乱数に対し、パターン数5を乗じることによりマスクパターンを示すインデックス0〜4が以下のように算出される。
Mask Pattern Index = (int)(RAND()/RAND_MAX*5.0) ・・・(処理1)
if(Mask Pattern Index == 5) Mask Pattern Index =4 ・・・(処理2)
ここで、Mask Pattern Index:無色インクのマスクパターンインデックス、RAND():自然乱数、RAND_MAX:乱数の最大値とする。
ヘッド駆動回路610は、適切なタイミングで送られてきた記録走査ごとの吐出データY、M、C、K、CLを用いて記録ヘッド611を駆動し、それぞれのインクを吐出する。
以下、有色インク走査記録量制御部607及び無色インク走査記録量制御部608のマスク処理について説明する。なお、両処理は同様なマスク処理を有色インクと無色インクに対して行うため、以下マスク処理として説明を行う。
Rand(n)=RAND()/RAND_MAX (n=1〜8)・・・(処理3)
ここで、Rand(n):一様乱数、RAND():自然乱数、RAND_MAX:乱数の最大値とする。
Claims (9)
- 記録媒体上の同一領域を複数回記録走査することにより画像を形成するための色材データを生成する画像処理装置であって、
画像内の注目画素に対応する画像データを有色色材の色材量に対応する色材データに変換する変換手段と、
前記注目画素における前記記録走査各々について第一の記録比率により無色色材の色材量に対応する色材データを生成し、前記注目画素の周辺画素における前記記録走査各々について第二の記録比率により無色色材の色材量に対応する色材データを生成する生成手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 乱数を発生させる乱数発生手段と、
前記記録走査各々における記録比率が異なる複数のマスクパターンを保持する保持手段とをさらに有し、
前記生成手段は、前記乱数に応じて前記複数のマスクパターンから少なくとも2つのマスクパターンを選択し、該選択したマスクパターンにより前記色材データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記複数のマスクパターンは、前記記録走査の回数に応じて記録比率が単調増加するマスクパターンと単調減少するマスクパターンとを含むことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 乱数を発生させる乱数発生手段と、
前記生成手段は、前記乱数に応じて、前記記録走査各々における記録比率が異なる複数のマスクパターンを生成し、該生成したマスクパターンにより前記有色色材の色材量に対応する色材データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記有色色材の色材量に対応する色材データの前記注目画素における前記記録走査各々の記録比率は同一であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の画像処理装置。
- 前記第一の記録比率は前記記録走査各々において同一の記録比率であり、前記第二の記録比率は前記記録走査各々において異なる記録比率であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の画像処理装置。
- 前記色材データを用いて画像を形成する画像形成手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の画像処理装置。
- 記録媒体上の同一領域を複数回記録走査することにより画像を形成するための色材データを生成する画像処理方法であって、
画像内の注目画素に対応する画像データを有色色材の色材量に対応する色材データに変換する変換工程と、
前記注目画素における前記記録走査各々について第一の記録比率により無色色材の色材量に対応する色材データを生成し、前記注目画素の周辺画素における前記記録走査各々について第二の記録比率により無色色材の色材量に対応する色材データを生成する生成工程と
を有することを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを、請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載された画像処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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