JP2012124000A - フィルム状面光源とこれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

フィルム状面光源とこれを用いた液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光利用効率と色相の均一性を高度にバランスさせた導光フィルムを用いたフィルム状面光源とこれを用いた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】光源および導光フィルムを有し、該導光フィルムの膜厚が20〜80μmの範囲であり、該光源からの光を全光線透過率が90%以上である該導光フィルムへ入射させた後に面状に光を出射させるフィルム状面光源であって、該フィルム状面光源の380nmにおける透過率が90%以上であり、ヘーズが0.2%以下であり、かつ、面内及び厚み方向のリタデーション(R0及びRt)が10nm以下である事を特徴とするフィルム状面光源及び液晶表示装置。
【選択図】なし

Description

本発明は、色味均一性が良好でありかつ光利用効率とのバランスが改善されたフィルム状面光源関する。
本発明は、フィルム状面光源とこれを用いた液晶表示装置に関し、更に詳しくは、導光フィルムを用いたフィルム状面光源とこれを用いた液晶表示装置に関する。
近年、液晶ディスプレーの薄型化および大型化のために、バックライトユニット用に薄膜大面積のフィルム状面光源に関する研究が活発に行われている。
フィルム状面光源は、光源と、光源からの光を導光するフィルムと、導光フィルムからの光を均一に取り出す光取り出し要素から構成されている。
バックライトユニットの薄型化のために光源の部分は従来使用されていたCCFLから半導体パッケージのLEDが主流となりつつある。
LEDパッケージは内部に発光チップを含み、さらに発光チップを囲む外部フレームを含んでいるためある程度の厚みを有する。
導光フィルムを薄型化していくと光の入射する部位が発光領域よりも薄くなり導光体に入射する光が減少するため光の利用効率が低下する。
この課題を解決するために、導光フィルムの一部分を短冊状に加工した後に重ね合わせる事により厚みを調整し、光入射効率を向上させる手法(例えば、特許文献1参照)や導光フィルムの光入射部分の厚みを持たせる手法(例えば、特許文献2参照)等が提案されている。
また、導光フィルムの大面積化に伴い導光体の光吸収に起因して、発光領域の均一色相の達成が難しい状況になってきている。
この課題に対して、吸収される光の色の補正材料を使用する事により色相の均一化を達成する技術が提案されて(例えば、特許文献3参照)いる。
しかしながら、色相の補正材料で均一性を確保した場合、全体としての光利用効率が減少する課題があった。
WO2010−085787号 特開2010−123569号公報 特開2008−177106号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光利用効率と色相の均一性を高度にバランスさせた導光フィルムを用いたフィルム状面光源とこれを用いた液晶表示装置を提供する事である。
本発明の上記目的は、以下の構成により達成することができる。
1.光源および導光フィルムを有し、該導光フィルムの膜厚が20〜80μmの範囲であり、該光源からの光を全光線透過率が90%以上である該導光フィルムへ入射させた後に面状に光を出射させるフィルム状面光源であって、該フィルム状面光源の380nmにおける透過率が90%以上であり、ヘーズが0.2%以下であり、かつ、下記式(I)及び(II)で表される面内及び厚み方向のリタデーション(R0及びRt)が10nm以下である事を特徴とするフィルム状面光源。
式(I) Ro=(Nx−Ny)×d
式(II) Rt={(Nx+Ny)/2−Nz}×d
(式中、Nxは、フィルム面内での遅相軸方向の屈折率を表し、Nyはフィルム面内での進相軸方向の屈折率を表し、Nzは厚み方向の屈折率を表し、dはフィルムの膜厚(nm)を表す。)
2.前記導光フィルムのクロスニコル透過率の変動係数(CV値)が5%以下である事を特徴とする前記1に記載のフィルム状面光源。
3.前記フィルム状面光源は、発光領域の面積が0.3〜3mの範囲であり、かつ、前記導光フィルムが、アセチル置換度をX、プロピオニルもしくはブチル置換度をYとした時に下記式(1)及び(2)を満足するセルロースエステルである事を特徴とする前記1または2に記載のフィルム状面光源。
式(1) 2.4≦X+Y≦2.9
式(2) 1.0≦Y≦2.9
4.前記導光フィルムのアッべ数が58〜80である事を特徴とする前記1から3のいずれか一項に記載のフィルム状面光源。
5.前記1から4のいずれか一項に記載のフィルム状面光源を用いた事を特徴とする広告用のフィルム状面光源装置。
6.前記1から4のいずれか一項に記載のフィルム状面光源を使用した事を特徴とする液晶表示装置。
本発明により、光利用効率と色相の均一性を高度にバランスさせた薄型のフィルム状面光源を得る事が出来る。
本発明に係るパターン化した光取り出し要素の模式図である。
以下本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明のフィルム状面光源は、光源と導光フィルムと面状に光を出射させるための光取り出し要素を含む。光源からの光は本発明の導光フィルム内を導光して光取り出し要素により面状に光源の光を出射する。
光源からの光を本発明の導光フィルム内へ入射する手法には、特許文献1、特許文献2に記載のように導光フィルムの厚みを光源からの光導入部で調整する手法や特開2009−140908号公報に記載のように光導入部に光の進行方向を変化させる構造を設ける、等があるが、これらに限定されない。
[光源]
光源は、LED、冷陰極蛍光ランプ(Cold Cathode Fluorescent Lamp:CCFL)、および面状の有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:OLED)のような多様な形態を含み得る。バックライトユニットの薄型化の観点から点光源LEDのような光源が好ましい。また、多数の個別光源を含み得て、個別光源は全体的に光源を形成することも出来る。
[導光フィルム]
導光フィルムは、全光線透過率が90%以上である透明性が高い樹脂が用いられる。光の吸収は光源から離れた位置でのフィルム状面光源の光量を低下させるため、特に大面積のフィルム状面光源に使用する場合には導光フィルムの全光線透過率が高いほど高効率のフィルム状面光源となる。
導光フィルムの使用する素材としては、有機物ポリマー樹脂が好ましく、例えば、ポリメチルメタクリレートに代表されるアクリル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、セルロースエステル系樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂等を挙げることができる。本発明においては、透明性の観点から、セルロースエステル系樹脂およびシクロオレフィン系樹脂がより好ましい。
本発明の導光フィルムは、可視域の波長(380〜700nm)において高い透過率と各波長における透過率の均一性があることが好ましい。可視域の中でも特に短波長(380nm)の光は、導光フィルム中で光の散乱や吸収の影響を受けやすい。本発明の導光フィルムはフィルム状面光源化した場合の色味均一性を達成するため380nmの透過率は90%以上である。
[アッべ数]
本発明の導光フィルムを形成する素材としては、アッべ数が58以上であることが好ましい。導光フィルム中で導光フィルム素材の散乱要因(例えば、微細な結晶やボイド等)により散乱が起こった場合に、高アッべ数の素材を使用する事により波長による散乱角度分布の依存性を小さくし、フィルム状面光源としたときの色味の均一性の向上を達成する事が出来る。アッべ数の上限に特に限界はないが、ポリマーの屈折率とアッべ数との関係は経験的な臨界関係があり、一般的なポリマーの屈折率は1.4以上であるため、現実的にはアッべ数の上限は80以下の範囲である。本発明における導光フィルムでの散乱の要素(大きさや屈折率の波長分散性)によりアッべ数の好ましい範囲は変化するが、高アッべ数の素材を用いるほど短波長側の散乱を抑制し短波長の減衰を抑制し、低アッべ数の素材を用いるほど逆の挙動を示す。
高アッべ数の達成は、紫外領域の吸光度のピークの低減が関連し分子の分極率の低減が有効といわれている。シクロオレフィン系のポリマーに関して言えば、F化合物の導入を行う事で分極率を下げる事で高アッべ数を達成する事が出来、また、セルロースエステル系の場合には、総置換度を上げる事や側鎖に長鎖を変更する事により達成する事が出来る。
[ヘーズ]
本発明の導光フィルムのヘーズ値は、導光中の光の散乱の要素が少ないほどフィルム状面光源の色味均一性の観点から0.2%以下のものが使用される。ヘーズ値の上昇要因はアモルフォスポリマー素材中での微細な結晶部分の形成、重合触媒等に起因する異物による散乱、添加剤(UV剤、可塑剤、マット剤、その他フィルム形成時に添加される離型剤等)など様々であるが、一般的には前記の発生原因を添加しない事で低ヘーズ値を達成出来る。また、セルロースエステル系の素材を使用する場合には、分子間の水素結合性に起因する微細な結晶形成が要因として考えられるため、高置換度でありかつ置換基がより嵩高い(含む長鎖置換基)素材を用いる事で低ヘーズを達成する事が出来る。
[リタデーション(Ro、Rt)]
本発明の導光フィルムのリタデーションRo、Rtは絶対値で10nm以下であるものが使用される。位相差が大きい導光フィルム中では、入射した偏光状態が変化しながら導光していくことになる。異なる位相の光は、導光フィルムと他要素(空気や光取り出し要素)との界面での臨界角が変化すると考えられるため輝度の均一性や色ムラの均一性の観点から好ましくない結果を引き起こす。本発明の導光フィルムは位相差を均一に制御する事により、フィルム状面光源とした時に均一性に優れたものとなる。
導光フィルムのリタデーションの制御には、分子的に均一な(分極率の異方性の小さい構造)の素材を用いる事、フィルム形成後にTg以上に加熱する事による分子再配向に起因する均一性の向上、前記加熱中にフィルムを収縮させる手法、導光フィルムを溶解する溶媒蒸気雰囲気化での分子再配向の促進等の手法により達成する事が出来る。また、特にセルロースエステル系樹脂を使用する場合には、分子間水素結合を低減する事や分子間の水素結合性を低減させるエステル系化合物の添加等も好ましく行われる。
[膜厚]
本発明の導光フィルムは、フィルム状面光源の薄型化の観点から膜厚が20から80mμの範囲である。導光フィルムの膜厚が80mμ以下にすることにより、フィルム状面光源としての厚みが薄型化に貢献でき、また使用される素材にもよるが20mμよりも薄膜の導光フィルムは製造が非常に困難であり作製したフィルム状面光源の機械物性が不足する。
[シクロオレフィン系樹脂]
シクロオレフィン系樹脂は、主鎖及び/または側鎖に脂環構造を有する非晶性の樹脂である。シクロオレフィン系樹脂中の脂環構造としては、飽和脂環炭化水素(シクロアルカン)構造、不飽和脂環炭化水素(シクロアルケン)構造などが挙げられるが、機械強度、耐熱性などの観点から、シクロアルカン構造が好ましい。脂環構造を構成する炭素原子数には、格別な制限はないが、通常4〜30個、好ましくは5〜20個、より好ましくは5〜15個であるときに、機械強度、耐熱性、及びフィルムの成形性の特性が高度にバランスされ、好適である。
シクロオレフィン系樹脂を構成する脂環構造を有する繰り返し単位の割合は、好ましくは55質量%以上、さらに好ましくは70質量%以上、特に好ましくは90質量%以上である。シクロオレフィン樹脂中の脂環式構造を有する繰り返し単位の割合がこの範囲にあると透明性および耐熱性の観点から好ましい。
シクロオレフィン樹脂としては、ノルボルネン系樹脂、単環の環状オレフィン系樹脂、環状共役ジエン系樹脂、ビニル脂環式炭化水素系樹脂、及び、これらの水素化物等を挙げることができる。これらの中で、ノルボルネン系樹脂は、透明性と成形性が良好なため、好適に用いることができる。
[セルロースエステル]
本発明において導光フィルムとしてセルロースエステルを使用する場合、セルロースエステルの総置換度が2.4〜2.9(下記式(1)参照)であって、プロピオニル及びブチル置換度Yが1.0〜2.9(下記式(2)参照)の範囲であることが好ましい。
式(1) 2.4≦X+Y≦2.9
式(2) 1.0≦Y≦2.9
式中、Xはアセチル置換度を表す。
導光フィルム中で散乱を引き起こす要因としてセルロースエステルの微小な結晶が起因していると考えられるため、特に総置換度の高いセルロースエステルが好ましく用いられる。総置換度を高くする事により分子間の水素結合性を減少させる働きがあり、微細な結晶の形成を減少すると考えられる。また、アセチルよりも長鎖のプロピオニルおよびブチル置換の比率が高い方がポリマー分子鎖間の距離が大きくなり同様の理由で散乱を減少させる事が出来ると考えられる。さらに長鎖アルキルの導入により、アッべ数を大きくする事が出来るため散乱した場合の波長による散乱角度分布の違いを小さくする事が考えられ色相の均一化を達成する事が出来る。
[置換度]
なお、セルロースエステルの各置換基の置換度の測定方法はASTM−D817−96に準じて測定することができる。
[添加剤(可塑剤、マット剤、UV剤)]
本発明の導光フィルムには、柔軟性を持たせる可塑剤、滑り性を付与するマット剤、紫外線吸収のためのUV剤等を使用しても良い。
(可塑剤)
特に本発明の導光フィルムにセルロースエステルを使用する場合は、エステル化合物、アクリル系共重合体、フラノース構造もしくはピラノース構造を有する化合物、その他の可塑剤に記載の多価アルコール系可塑剤、多価カルボン酸エステル系可塑剤、グリコレート系可塑剤、フタル酸エステル系可塑剤、脂肪酸エステル系可塑剤、リン酸エステル系可塑剤等を用いる事が出来る。フィルム状光源の色相均一性及び光利用効率向上の観点から、380nmから700nmの可視域において吸収が少ないものが好ましい。また、微細な結晶による散乱を抑制するために添加によりヘーズが低減する化合物を選択する事が好ましい。
(紫外線吸収剤)
本発明に係る導光フィルムは、紫外線吸収剤を含有することも出来る。紫外線吸収剤は400nm以下の紫外線を吸収することで、耐久性を向上させることを目的としているが、面発光光源の効率の観点から波長380nmでの透過率が90%以上の範囲で添加することが好ましい。
本発明に用いられる紫外線吸収剤は特に限定されないが、例えばオキシベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、サリチル酸エステル系化合物、ベンゾフェノン系化合物、シアノアクリレート系化合物、トリアジン系化合物、ニッケル錯塩系化合物、無機粉体等が挙げられる。
(マット剤)
本発明の導光フィルムは、滑り性の観点で散乱による影響を与えない範囲で微粒子を含有することが出来る。
微粒子としては、無機化合物の例として、二酸化珪素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、炭酸カルシウム、炭酸カルシウム、タルク、クレイ、焼成カオリン、焼成ケイ酸カルシウム、水和ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム及びリン酸カルシウム等を挙げることができる。微粒子はヘーズが低くなる観点から、珪素を含むもの(特に二酸化珪素)が好ましい。
二酸化珪素については疎水化処理をされたものが滑り性とヘーズを両立する上で好ましい。4個のシラノール基のうち、2個以上が疎水性の置換基で置換わったものが好ましく、3個以上が置換わったものがより好ましい。疎水性の置換基はメチル基である事が好ましい。
二酸化珪素の一次粒径は20nm以下が好ましく、10nm以下がより好ましい。
二酸化珪素の微粒子は、例えば、アエロジルR972、R972V、R974、R812、200、200V、300、R202、OX50、TT600(以上日本アエロジル(株)製)の商品名で市販されており、使用することができる。
酸化ジルコニウムの微粒子は、例えば、アエロジルR976及びR811(以上日本アエロジル(株)製)の商品名で市販されており、使用することができる。
ポリマーの例として、シリコーン樹脂、フッ素樹脂及びアクリル樹脂を挙げることができる。シリコーン樹脂が好ましく、特に三次元の網状構造を有するものが好ましく、例えば、トスパール103、同105、同108、同120、同145、同3120及び同240(以上東芝シリコーン(株)製)の商品名で市販されており、使用することができる。
これらの中でもアエロジル200V、アエロジルR972Vが光学フィルムのヘーズを低く保ちながら、摩擦係数を下げる効果が大きいため特に好ましく、本発明に於いてはアエロジルR812が最も好ましく用いられる。
[光取り出し要素]
光取り出し要素とは、光源から導光フィルム中へ入射し導光している光に対して光学的に作用して(例えば、屈折や拡散や回折等)フィルム状面光源として光を導光フィルムの法線方向へ出射させる作用を持つものである。光取り出し要素の具体的な例としては、プリズム、拡散粒子、回折格子等であり導光中の光に作用して光を出射するものであればその種類は特に限定されない。フィルム状面光源として光出射の均一性を確保するために、光源からの距離に応じて光取り出し要素の粗密を調整する事が好ましく行われる。
本発明における光取り出し要素は、導光フィルムの片面もしくは両面に設置してもよく、導光フィルムに積層した光取り出し層に形成しても良い。
光取り出し要素の形成方法は特に限定されないが、グラビア印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷、レーザー印刷等に代表される印刷法等が好ましく使用される。
[発光面積]
本発明のフィルム状面光源の発光面積とは、光取り出し要素の配置された面積である。例えば、導光フィルム状に拡散剤を含む樹脂をインクジェット法等によりパターニングして形成した場合には、パターンが形成された領域全体の面積である。
[クロスニコル透過率]
本発明の導光フィルムはクロスニコル透過率の変動値が5%以下である。クロスニコル透過率の変動は、導光フィルムの屈折率の変化の指標として捉えられる。導光フィルムの屈折率の面内での変化が大きいと導光フィルムと隣接部材(含む空気界面や光取り出し要素)との界面での臨界角に変化が生じるためにフィルム状面光源としての均一性に課題が生じると考えている。本発明の導光フィルムは、クロスニコル透過率の変動値を5%以内に制御する事によりフィルム状面光源の色相の均一性や輝度の均一性を達成する事が出来る。
[液晶表示装置]
本発明の液晶表示装置は、前記したフィルム状面光源装置と二つの偏光板とその間に配置された偏光スイッチング素子としての液晶素子を含む。液晶表示素子は、フィルム状面光源からの光を第一偏光板により偏光とし、液晶素子により偏光の方向を変化もしくは無変化の切り替えを行い、第二偏光板により光の吸収もしくは透過をさせる事により光源からの光のオンオフを行う表示素子である。
本発明の液晶表示装置における液晶素子として、代表的にはSTN(スーパーツイストネマティック)、TN(ツイストネマティック)、VA(バーティカルアライメント)、IPS(インプレーンスイッチング)等の各種方式が提案されているが、これらに限定されない。
また、第一及び第二の偏光板の偏光透過軸の方向と液晶素子のオンオフ時の透過もしくは非透過の関係から、ノーマリーブラックモード及びノーマリーホワイトモードに大別されるがこれらに限定されない。
[広告用フィルム状面光源]
本発明の導光フィルムは、広告用の発光光源としても使用される。広告用のフィルム状面光源は、公知の面状発光光源と同様に光源と導光フィルムと面状に光を出射させるための光取り出し要素を含む。光源からの光は本発明の導光フィルム内を導光して光取り出し要素により面状に光源の光を出射する。上記公知の面状発光光源は、光取り出し要素による発光領域が連続的に形成されるのに対して、本発明の広告用フィルム状面光源の場合は、光取り出し要素の領域が非連続的に形成されている光源の事を意味する。ここでいう非連続的な領域とは、目視において発光領域のある部分と発光領域のない部分が存在する事が判別出来る事を意味する。
具体的には、本発明の広告用フィルム状面光源の場合には、文字を含む意匠等を表示するのに使用される。
広告用フィルム状面光源においては、その光取り出し要素の領域をパターニングする事により達成される事を除いて、その他の部分は前記したフィルム状面光源と同様の手法で達成される。また、光取り出し領域における色相の均一性や光取り出し効率の均一性の課題も同様であり、その達成手段も上記したフィルム状面光源と同様である。
以下実施例により本発明を説明するが本発明はこれにより限定されるものではない。
実施例1
導光フィルム1−1〜1−11の製造方法
以下のドープ組成1及び2に従い混合溶解し、ドープ1及び2を準備した。
(ドープ組成1)
セルロースアセチルプロピオネート(CAP482−20(イーストマンケミカル(株)Tg:147℃、アセチル置換度0.19、プロピオニル置換度2.56)100質量部
メチレンクロライド 300質量部
エタノール 28質量部
(ドープ組成2)
セルローストリアセテート(置換度2.88 Tg175℃) 100質量部
メチレンクロライド 300質量部
エタノール 28質量部
以下の紫外線吸収剤添加液組成に従い混合し、紫外線吸収剤添加液を調液した。
(紫外線吸収剤組成)
Ti326(BASFジャパン(株)) 0.3質量部
Ti109(BASFジャパン(株)) 0.5質量部
Ti171(BASFジャパン(株)) 0.2質量部
メチレンクロライド 9.1質量部
エタノール 0.9質量部
以下のマット剤添加液組成に従い、マット剤添加液を調液した。
(マット剤添加液組成)
R972V(日本アエロジル(株)) 10質量部
エタノール 90質量部
メチレンクロライド 90質量部
なお、マット剤の調液にはエタノール溶液中にR972Vを添加し、ディゾルバーで30分撹拌混合した後、マントンゴーリンにより分散を行い、最後にメチレンクロライドを撹拌しながら投入した。
(製膜方法1−1)
ベルト流延装置を用い、ステンレスバンド支持体にドープ1を均一に流延した。ステンレスバンド支持体で、残留溶剤量が100%になるまで溶剤を蒸発させ、ステンレスバンド支持体上から剥離した。セルロースエステルフィルムのウェブを35℃で溶剤を蒸発させ、1.65m幅にスリットし、テンターで160℃5%幅方向に緩和しながら乾燥を行った。
その後120℃の乾燥装置内を多数のロールで搬送させながら15分間乾燥させた後、フィルム両端に幅15mm、高さ10μmのナーリング加工を施し、巻芯に巻き取り、導光フィルム1−1を得た。膜厚は40μm、巻数は6000mであった。
(製膜方法1−8、1−9)
製膜方法1−1と同様にして、膜厚のみ18μmの導光フィルム1−8と、膜厚85μmの導光フィルム1−9を得た。
(製膜方法1−10、1−11)
特表平6−501040号公報の例Bを参考にして、酢酸、プロピオン酸の添加量を調整して、アセチル置換度1.10、プロピオニル置換度1.51のセルロースアセチルプロピオネートAと、アセチル置換度1.08、プロピオニル置換度1.78のセルロースアセチルプロピオネートBを合成した。ドープ組成1において、セルロースアセチルプロピオネートを、それぞれ、セルロースアセテートA及びセルロースアセチルプロピオネートBに変えた以外はドープ1と同様にして、それぞれ、ドープ3及び4を作製した。製膜方法1−1と同様にして、ドープ1の代わりに、ドープ3を用いて、膜厚40nmの導光フィルム1−10、ドープ4を用いて、膜厚40nmの導光フィルム1−11を作製した。
(製膜方法1−3)
製膜方法1−1のドープ1に紫外線吸収剤添加液をインライン添加しながら、ステンレスバンド支持体に流延を行った以外は導光フィルム1−1と同様の手法で導光フィルム1−3を製造した。なお、紫外線吸収材料の総量のセルロースエステルに対する比率は0.15%とした。
(製膜方法1−5)
製膜方法1−1に準じて、ドープ1の代わりにドープ2を使用し、紫外線吸収剤の添加量を0とし、テンターでの処理温度を180℃にして導光フィルム1−5を製造した。
(製膜方法1−6)
製膜方法1−1のドープ1にマット剤添加液をインライン添加しながら、ステンレスバンド支持体に流延を行った以外は導光フィルム1−1と同様の手法で導光フィルム1−6を製造した。なお、マット剤量のセルロースエステルに対する比率は0.01%とした。
(製膜方法1−7)
製膜方法1−1において、テンターでの温度を130℃とし、幅手方向に1.03倍延伸を行う以外は同様にして導光フィルム1−7を製造した。
(導光フィルム1−2)ゼオノア製膜方法
(ペレット化)
市販のシクロオレフィンポリマーフィルム(ZF−14:日本ゼオン(株))を断裁し、ヘンシェルミキサーで混合後、押出機を用いて230℃でペレットを作製した。
(成型)
サーモプラスチック社製30mmφの押出機を使用し、樹脂温度を280℃に昇温加熱して溶融し、T型ダイから押出成型して、幅20cm、厚さ50μmの導光フィルム1−2を得た。この際、引き取りロールの温度は、1段目130℃、2段目121℃であった。
(導光フィルム1−4)
市販のアクリルフィルム(アクリプレンHBS006 膜厚50μ 三菱レイヨン(株)社製)を導光フィルムとして用いた。
導光フィルム1−1から1−11を用いたフィルムを用いたフィルム状面光源装置についての結果を表1に示す。
(評価方法)
(全光線透過率、ヘーズ)
JIS K−6714に従って、ヘイズメーター(1001DP型、日本電色工業(株)製)を用いて測定し、全光線透過率及びヘーズを評価した。
導光フィルム1−1から1−11の全光線透過率は何れも90%以上であった。
(リタデーションRo、Rt(位相差))
自動複屈折率計(王子計測機器(株)製、KOBRA−21ADH)を用いて導光フィルムを23℃、55%RHの環境下で、590nmの波長において10カ所測定し3次元屈折率測定を行い、屈折率nx、ny、nzを求めた。式(I)及び(II)に従って、面内方向のリタデーションRoと厚さ方向のリタデーションRtを算出した。それぞれ10カ所測定し、その平均値で示した。
式(I) Ro=(Nx−Ny)×d
式(II) Rt={(Nx+Ny)/2−Nz}×d
(式中、Nxは、フィルム面内での遅相軸方向の屈折率を表し、Nyはフィルム面内での進相軸方向の屈折率を表し、Nzは厚み方向の屈折率を表し、dはフィルムの膜厚(nm)を表す。)
(380nm透過率)
分光光度計U3100((株)日立製作所製)に60φ積分球ユニットをセットし、試料の分光透過率を350〜700nmの範囲で測定した。得られた分光透過率のデータから380nmの値を380nmの分光透過率とした。
(色味均一性および光利用効率)
光拡散剤としてアクリル系樹脂性のビーズ、バインダーとしてアクリルポリオールと溶剤からなるポリマー組成物を用いて導光フィルム場にスクリーン印刷により光取り出し要素を形成した。
輝度の均一性のために、拡散剤とバインダーの質量比を0.1から3の間で調整した。また、輝度の均一性のためにサイバネットシステム社の光学シュミレーションソフトLightToolsを用いて濃度を決定上記光取り出し要素の濃度を決定した。光取り出し要素の配置領域の大きさは、0.50×0.67(m)の0.33mとした。
導光フィルムをWO2010−085787A1を参考に、導光フィルムの一部を短冊状にカットし重ね合わせた後に熱融着により一体化した。光の入射部分は、短冊状部分を重ね合わせた部分とし、光源としてLED(NSSW204A(色度CIE(x,y)=(0.300,0.295)) 日亜化学工業(株))を使用した。
ProMetric Color 1600(サイバネットシステム((株))で色味の均一性および光利用効率として正面輝度を測定した。なお、評価点は3cm×3cmの格子点の値を採用した。
色味均一性の評価
◎:光源に対しての試料から観測された色度距離が0.01より小さい
○:光源に対しての試料から観測された色度距離が0.01以上0.05未満
△:光源に対しての試料から観測された色度距離が0.05以上0.1未満
×:光源に対しての試料から観測された色度距離が0.10より大きい
光利用効率の評価には、サイバネットシステム社の光学シュミレーションソフトで得られる導光フィルムの吸収がないと仮定した場合のシュミレーション結果を基準として、正面輝度を100%とした時の実測輝度相対値で評価を行った。また、正面輝度値は色味評価で用いた格子点での値の平均値を採用した。
光利用効率
◎:相対輝度90%以上
○:相対輝度80%以上
△:相対輝度70%以上
×:相対輝度70%未満
Figure 2012124000
表1から明らかなように、本発明の導光フィルム(1−1及び1−2)を用いたフィルム状面光源は短波の可視域透過率が高く、散乱の影響が小さく、位相差による導波光による影響が小さいために、光利用効率が高く色味の均一性に優れていた。
位相差値が10を超える本発明のサンプルでは、導波光の偏光状態の均一性により色味均一性と光利用効率に課題が残る。
ヘーズが0.2%を超えるサンプルでは、導波光を散乱するために光利用効率や色味均一性が劣ることが判る。
380nmの透過率が90%以下のサンプルでは、短波長の吸収により色味均一性が劣ることが判る。
実施例2
実施例1に記載のドープ1を用いて、製膜方法1−1に準じて膜厚40μmの導光フィルム(2−1〜2−3)を作製した。なお、導光フィルム試料2−1、2−2、2−3作製の際、テンターでの乾燥時の温度分布をそれぞれ±0.2℃以内、±1℃以内、±5℃以内の条件設定をして、導光フィルム試料2−1、2−2、及び2−3を作製した。
得られた導光フィルムを用いたフィルム状面光源装置について、全光線透過率、380nm透過率、ヘーズ及び位相差の測定は実施例1と同様に行い、クロスニコル透過率の変動係数(CV値)は以下の方法で測定し、結果を表2にまとめて記載する。尚、導光フィルム2−1から2−3の全光線透過率は何れも90%以上であった。
(クロスニコル透過率の変動係数(CV値))
市販の偏光板(G1220DUN日東電工(株)社製)2枚をクロスニコルに配置にし、その間に試料を配置し輝度計(ProMetric Color 1600(サイバネットシステム((株))で測定した。
光源としては、3色光源(ハクバ製ライトビューアー7000PRO)を使用した。クロスニコル透過率の変動係数は1cm間隔で測定し、以下の式4)により計算により求めた。
変動係数(CV)=標準偏差/輝度平均値
◎:CV値が3%以下
○:CV値が5%以下
△:CV値が10%以下
×:CV値が15%以上
Figure 2012124000
表2から明らかなように、リタデーションの調整時の温度調整を厳密に行ったサンプルのほうが屈折率の分布が均一になったために均一なフィルム状面光源となった。特に、CV値の均一なサンプルは、光出射時の臨界角の均一性が向上したため色味均一性にすぐれたものとなった。
実施例3
特表平6−501040号公報の例Bを参考にして、酢酸、プロピオン酸、酪酸の添加量を調整して、アセチル基置換度、プロピオニル基置換度、ブチリル基置換度を表4のように変化させたセルロースエステルを合成し、導光フィルム1−1の作製方法に準じて、それぞれ膜厚40μmの導光フィルム試料3−1〜3−19を作製した。
得られた導光フィルムを用いたフィルム状面光源装置について、全光線透過率、380nm透過率、ヘーズ及び位相差の測定は実施例1と同様に行い、クロスニコル透過率の変動係数(CV値)の測定は実施例2と同様に行い、結果を表3にまとめて記載する。尚、導光フィルム3−1から3−19の全光線透過率は何れも90%以上であった。
Figure 2012124000
表3から明らかなように、セルロースエステルの総置換度(X+Y)が高く、側鎖が長い置換基(Y)であるものほど、ヘーズ値が低く良好なフィルム状面光源が得られた。
総置換度はセルロースエステルの水素結合性を減少させ、また長い側鎖はセルロースエステル分子間の距離を長くするため、微細結晶の形成を抑制して散乱を減少させるためだと考えられる。
実施例4
実施例3と同様の手法でセルロースエステルの置換度を変化させた原料を用いて導光フィルム4−2および4−3を作製した。また、実施例1の試料1−2と同様の方法で試料4−1を作製した。
素材を低アッべ数のポリカーボネートとし、試料1−1作製の条件に準じて試料4−4を作製した。
得られた導光フィルムを用いたフィルム状面光源装置について、全光線透過率、380nm透過率、ヘーズ及び位相差の測定は実施例1と同様に行い、アッべ数は以下の方法で測定し、結果を表4にまとめて記載する。尚、導光フィルム4−1から4−4の全光線透過率は何れも90%以上であった。
(アッべ数)
アッベ数は、下記式(3)を用いて算出した。なお、式(3)のそれぞれの波長に対する屈折率は、分光エリプソメータ(大塚電子製FE−5000S)によって測定した厚み方向と幅方向の屈折率の平均とした。
式(3) アッベ数=(波長655nmの屈折率−1)/
(波長485nmの屈折率−波長655nmの屈折率)
Figure 2012124000
表4から、セルロース系樹脂では総置換度及びプロピオニル置換度が高い方がアッべ数が高くなり均一性が良い傾向が見られた。これは、散乱の波長による角度依存性が減少したためだと考えている。
また、低アッべ数のポリカーボネート樹脂においては、ヘーズから解るように散乱回数が多く、またアッべ数が低いために散乱角度分布の波長依存性も大きいため均一なフィルム状面光源とはならなかった。
実施例5
実施例の試料1−2および試料3−10を用いて、広告用フィルム状面光源装置を5−1および5−2をそれぞれ作製した。
光取り出し要素の領域は模式図1に記載のように2×2cmのパターン化した。5−1及び5−1を目視により確認した所、色相のムラは確認出来なかった。
実施例6
市販の液晶ディスプレー(REGZA 32A1 東芝株式会社製)のバックライトユニットを取り外し、本発明の導光フィルム4−2及び比較例の導光フィルム1−4を用いてバックライト光源とした。目視による観察の結果、本発明の導光フィルム4−2を使用したバックライトユニットは、画面全域で色変化なく良好なディスプレーが作製出来た事が確認出来た。
比較例の導光フィルム1−4を用いたバックライトユニットは、光源の色ムラに起因した色ムラが目立ち好ましくなかった。

Claims (6)

  1. 光源および導光フィルムを有し、該導光フィルムの膜厚が20〜80μmの範囲であり、該光源からの光を全光線透過率が90%以上である該導光フィルムへ入射させた後に面状に光を出射させるフィルム状面光源であって、該フィルム状面光源の380nmにおける透過率が90%以上であり、ヘーズが0.2%以下であり、かつ、下記式(I)及び(II)で表される面内及び厚み方向のリタデーション(R0及びRt)が10nm以下である事を特徴とするフィルム状面光源。
    式(I) Ro=(Nx−Ny)×d
    式(II) Rt={(Nx+Ny)/2−Nz}×d
    (式中、Nxは、フィルム面内での遅相軸方向の屈折率を表し、Nyはフィルム面内での進相軸方向の屈折率を表し、Nzは厚み方向の屈折率を表し、dはフィルムの膜厚(nm)を表す。)
  2. 前記導光フィルムのクロスニコル透過率の変動係数(CV値)が5%以下である事を特徴とする請求項1に記載のフィルム状面光源。
  3. 前記フィルム状面光源は、発光領域の面積が0.3〜3mの範囲であり、かつ、前記導光フィルムが、アセチル置換度をX、プロピオニルもしくはブチル置換度をYとした時に下記式(1)及び(2)を満足するセルロースエステルである事を特徴とする請求項1または2に記載のフィルム状面光源。
    式(1) 2.4≦X+Y≦2.9
    式(2) 1.0≦Y≦2.9
  4. 前記導光フィルムのアッべ数が58〜80である事を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のフィルム状面光源。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のフィルム状面光源を用いた事を特徴とする広告用のフィルム状面光源装置。
  6. 請求項1から4のいずれか一項に記載のフィルム状面光源を使用した事を特徴とする液晶表示装置。
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