JP2012121865A - 美白化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フノリ科フノリ属のフクロフノリ(Gloiopeltis fucata)又はマフノリ(Gloiopeltis tenax)の抽出物を有効成分とし、脱顆粒抑制作用に基づく抗炎症効果、タンパク質糖化抑制効果、及び抗酸化効果に基づくシミ、ソバカス等の色素沈着の予防、改善効果を奏する美白化粧料。
【選択図】なし
Description
また、上記フノリ科フノリ属の海藻としては、特に、フクロフノリ(Gloiopeltis
fucata)又はマフノリ(Gloiopeltis tenax)が好ましい。
なお、ここで、化粧料なる文言は、所謂化粧料のほかに医薬部外品をも含む広義で用いる。
fucata)、マフノリ(Gloiopeltis tenax)、ハナフノリ(Gloiopeltis complanata)、イトフノリ(Gloiopeltis capillaris)が挙げられる。本発明に於いては、それらフノリ属の海藻のうちでも、脱顆粒抑制に基づく抗炎症効果、タンパク質糖化抑制効果、及び抗酸化効果の点から、又素材入手の容易性の点からフクロフノリ又はマフノリが好ましい。
また、乳化剤乃至乳化助剤として、酵素処理ステビアなどのステビア誘導体、レシチン及びその誘導体、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ジュアゼイロ(zizyphus joazeiro)抽出物等を配合することもできる。
フクロフノリ(Gloiopeltis
fucata)の乾燥物2gに対して精製水100gを用いて80℃で2.5時間抽出処理を施した。得られた液を濾過して黄褐色透明の抽出物(固形分含量 1.1重量%)70gを得た。
フクロフノリ(Gloiopeltis
fucata)の乾燥物2gに対して精製水100gを用いて80℃で2.5時間抽出処理を施した。これを濾過し、粉末活性炭を濾液重量の1.0%添加し、40℃で1時間撹拌した。この液を濾過して無色透明の処理物(固形分含量 1.0重量%)69gを得た
マフノリ(Gloiopeltis tenax)の乾燥物2gに対して精製水100gを用いて80℃で2.5時間抽出処理を施した。得られた液を濾過して黄褐色透明の抽出物(固形分含量 1.2重量%)73gを得た。
マフノリ(Gloiopeltis
tenax)の乾燥物2gに対して精製水100gを用いて80℃で2.5時間抽出処理を施した。これを濾過し、粉末活性炭を濾液重量の1.0%添加し、40℃で1時間撹拌した。この液を濾過して無色透明の処理物(固形分含量 1.0重量%)70gを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
ヘキサラン (注1) 4.0
パラフィン 5.0
グリセリルモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 6.0
ブチルパラベン 0.1
(注1)株式会社テクノーブル製 トリオクタン酸グリセリル
[B成分]
製造例1の抽出物 5.0
グリセリン 5.0
カルボキシメチルモノステアレート 0.1
モイストン・C (注2) 1.0
精製水 全量が100部となる量
(注2)株式会社テクノーブル製 NMF成分
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例2の抽出物 5.0
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
[A成分] 部
製造例3の抽出物 5.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.1
香料 適量
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例4の抽出物 5.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料
適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して化粧水を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例1の抽出物 5.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム2.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム2.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて米糠抽出物加水分解物(株式会社テクノーブル製、商品名「グレイスノウ*雪*HP」、固形分濃度3.5%)5.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて白芥子抽出物(株式会社テクノーブル製、商品名「シナブランカ−WH」、固形分濃度1.0%)5.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてγ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸1.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 2.4
モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0
セトステアリルアルコール 0.2
液状ラノリン 2.0
流動パラフィン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.5
プロピルパラベン 0.05
[B成分]
製造例2の抽出物 5.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
ベントナイト 0.5
プロピレングリコール 4.0
トリエタノールアミン 1.1
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ加温した後混合攪拌した。これを再加温し、上記のC成分を添加して型に流し込み、室温になるまで攪拌してリクイドファンデーションを得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例3の抽出物 5.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却してクリームファンデーションを得た。
[A成分] 部
N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム 25.0
ヤシ油脂肪酸カリウム液(40%) 26.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の抽出物 5.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してボディシャンプーを得た。
(1)細胞培養上清への脱顆粒誘導
ラット好塩基球白血病細胞(RBL-2H3)を、10%NCS含有イーグル最少必須培地に懸濁して96穴プレートに1×105個ずつ播種し、37℃で24時間培養した。コンフルエントになった細胞をリリーシング緩衝液(releasing buffer) [117mM NaCl,5.4mM KCl,2.0mM CaCl2,0.8mM
MgSO4,5.6mM D-グルコース,25mM HEPES(2−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]エタンスルフォン酸),1mg/mL
BSA/pH7.7]200μL/ウェル(well)で洗浄した後、リリーシング緩衝液に製造例2,4の各フノリの抽出物をそれぞれ2.5%又は5.0%の濃度(溶液として)となるように混和した液をそれぞれウェルに添加し、さらに脱顆粒を誘導するため、200μg/mLの化合物48/80(compound48/80)/リリーシング緩衝液100μLを添加して、37℃で1時間インキュベートした。
また比較のため、上記フノリ抽出物を含むリリーシング緩衝液に代えて当該緩衝液のみを添加した試験区を二つ設け、一方の試験区(ブランク)にはリリーシング緩衝液のみを、他方の試験区(コントロール)には上記と同様の脱顆粒用の化合物48/80/リリーシング緩衝液溶液をそれぞれ200μL添加して、同じく37℃で1時間インキュベートした。
さらに、脱顆粒抑制効果を有することが公知の甜茶エキス(溶液として5%の濃度)を陽性対照とした。
(2)β−ヘキソサミニダーゼ(β-Hexosaminidase)活性測定による脱顆粒率の判定
脱顆粒誘導後、細胞外に遊離したβ−ヘキソサミニダーゼの酵素活性を測定するために細胞上清50μLを別の96穴マイクロプレートに分取した。β−ヘキソサミニダーゼ活性の測定は次のように行った。すなわち、別プレートに取った各細胞上清50μLに基質として5mM
p−ニトロフェニル−2−アセタミド−2−デオキシ−β−グルコピラノシド(p-Nitrophenyl-2-acetamide-2-deoxy-β-D-glucopyranoside)を50μL加え、37℃のCO2インキュベーター内で30分間反応させた。その後100μLの0.2Mグリシン緩衝液(glycine buffer)(pH10.7)を加えて反応を停止し、吸光プレートリーダーで415nmの吸光度を測定し、β−ヘキソサミニダーゼ活性の指標とした。
[表1]
本試験では、グルコースを介したBSA(牛血清アルブミン)の蛍光の発生、発色により、AGEの発生抑制効果、すなわち、タンパク質糖化抑制効果を評価した。まず、製造例2,4の各フノリ抽出物の40μLと、50mg/mLのBSA水溶液40μLと、2.5Mのグルコース水溶液40μLと、PBS(−)溶液80μLを混合、攪拌して試料溶液を調製した。試料溶液は各フノリの抽出物の最終濃度がそれぞれ1.0%、2.0%、5.0%となるよう調製した。次に、試料溶液を50℃で7日間静置し、7日後、各試料溶液について、蛍光発生(励起:355nm、放射:460nm:蛍光マイクロプレートリーダー(フルオロスキャンアセント、Thermo Fisher Scientific社製))、及び吸光度(波長405nm:マイクロプレートリーダー(Model 450、バイオラッド社製))を測定した。また、上記フノリ抽出物に代えて精製水を用いた試料無添加(コントロール)の場合について同様の操作を行い、ここで得られた蛍光測定値、及び吸光度に対する各試料溶液の蛍光測定値、及び吸光度の相対値(%)を求め、タンパク質糖化率(%)とした。さらに、上記フノリ抽出物の代わりに陽性対照として1mMのアミノグアニジン(AG)を添加した場合についても同様の試験を行った。
[表2]
1Mトリス塩酸緩衝液0.15mL、1mMエチレンジアミン四酢酸・二ナトリウム塩溶液0.30mL、1mMキサンチン溶液0.30mL、0.75mMニトロブル-テトラゾリウム溶液0.20mL、製造例2,4の各フノリ抽出物(終濃度をそれぞれ0.5%、1.0%、2.0%になるように調製)0.10mL及び精製水1.90mLを混合して試験液を調製した。又試験液に於いて、上記フノリ抽出物の溶液0.10mLと精製水1.90mLに代えて精製水2.00mLを用いるほかは試験液と同様の組成からなる混合液(対照)を調製した。上記の試験液と対照の液をそれぞれ37℃でインキュベートした後、これに1Unit/mLキサンチンオキシダーゼ溶液0.05mLを添加し、添加直後から各被験液の560nmに於ける吸光度(被験液中のスーパーオキシドアニオン量の指標)を経時的に測定した。
又比較のため、試験液中のフノリ抽出物溶液0.10mLに代えて、終濃度1.16Unit/mLスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)溶液0.10mLを用いるほかは試験液と同様の組成からなる混合液についても上記と同様の試験を行った。
[表4]
ヒト真皮由来線維芽細胞NB1RGBを、0.5%NCS含有イーグル最少必須培地を入れた96穴マイクロプレートに1×104
個/穴播種し、37℃,5.0%CO2の条件下に1日間プレ培養した後、製造例2,4の各フノリ抽出物(試料溶液)を2.5%、5.0%の濃度(溶液として)となるように培地に添加し、同条件でさらに3日間培養した。次に、培地を除去し、0.03%のMTTを添加して37℃に1時間保持した後、生成したホルマザンをイソプロパノールで抽出し、マイクロプレートリーダー(Model 450、バイオラッド社製)を用いて波長570−630nmでMTT値を測定した。上記試料溶液に代えてPBS(-)を添加した試料無添加の場合(対照)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたMTT値に対する各試料添加時のMTT値の相対値を求め、線維芽細胞MTT活性率(%)とした。また、試験系が正常に機能しているかを確認するために、試料溶液の代わりに陽性対照として100mMのグルコースを添加した場合についても、同様の試験を行った。
[表5]
0.25ng/mLのIL−1αを用いて、MMP(マトリックスメタロプロテアーゼ)の合成誘導した線維芽細胞(NB1RGB)の培養上清をコラゲナーゼ酵素液として用いた。コラゲナーゼ酵素液に5μg/mLトリプシンを添加し30分間37℃で反応させ活性化処理を行い、50μg/mLトリプシンインヒビターで反応を停止後の液をコラゲナーゼ活性化酵素液とした。コラゲナーゼ活性の測定は、プライマリーセル社のコラゲナーゼアッセイキットを応用して測定を行った。マイクロチューブに上記コラゲナーゼ活性化酵素液を50μL、FITCラベルされたI型コラーゲン基質液50μL、終濃度2.5%または5.0%になるように調製した製造例2,4の各フノリ抽出物50μLを添加した。37℃で30分間反応度、反応停止液300μLを添加し、遠心分離により未反応のコラーゲン基質を沈殿させ、上清の蛍光強度(Ex=355,Em=460)を測定した。
上記フノリ抽出物の代わりに精製水を添加した区(対照)についても同様の操作を行い、この対照に対する蛍光強度の相対値をコラゲナーゼ活性率(%)とした。また、試験系が正常に機能しているかを確認するために、上記試料溶液の代わりに陽性対照として2.5mMのEDTAを添加した場合についても、同様の試験を行った。
[表6]
0.25ng/mLIL−1αを用いて、MMP(マトリックスメタロプロテアーゼ)の合成誘導した線維芽細胞(NB1RGB)の培養上清をゼラチナーゼ酵素液として用いた。ゼラチナーゼ酵素液に5μg/mLトリプシンを添加し30分間37℃で反応させ活性化処理を行い、50μg/mLトリプシンインヒビターで反応を停止後の液をゼラチナーゼ活性化酵素液とした。96ウェルマイクロプレートにゼラチナーゼ活性化酵素液120μL、製造例2,4のフノリ抽出物を終濃度2.5%、5.0%(溶液として)になるように調製した溶液10μL添加した後、1μg/mL
基質溶液(MOCAc-pro-leu-gly-leu-a2pr(DNP) -ala-arg-NH2,ペプチド研究所)を20μL添加し、初期の蛍光強度 (Ex=355nm、Em=460nm) を測定してから30分間室温で反応させた。30分後の蛍光強度から初期値を引いた増加量を求めた。
上記フノリ抽出物の代わりに精製水を添加した区(対照)についても同様の操作を行い、この対照に対する蛍光強度の増加量の相対値をゼラチナーゼ活性率(%)とした。また、試験系が正常に機能しているかを確認するために、試料溶液の代わりに陽性対照として1mMのEDTAを添加した場合についても、同様の試験を行った。
[表7]
Claims (3)
- フノリ科フノリ属の海藻の抽出物を有効成分とすることを特徴とする美白化粧料。
- フノリ科フノリ属の海藻の抽出物に対して、活性炭処理を施して得られる処理物を有効成分とすることを特徴とする美白化粧料。
- 上記フノリ科フノリ属の海藻が、フクロフノリ(Gloiopeltis
fucata)又はマフノリ(Gloiopeltis tenax)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の美白化粧料。
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