JP2012121635A - トレー降ろし装置、トレー載せ装置、およびこれらトレー降ろし装置、トレー載せ装置において使用するトレー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器11を押すピン19をローラチェーン33に連結するレバー装置34を備え、レバー装置34を、第1リンク43と第2リンク44から構成し、第1リンク43の中央部をローラチェーン33の一ローラに回転自在に連結し、第1リンク43の一端部にピン19を固定し、第1リンク43の他端部に第2リンク44の一端部を回転自在に連結し、第2リンク44の他端部を、第1リンク43が連結されたローラチェーン33の一ローラより回動方向後方に位置し、且つローラチェーン33が水平に移動されている状態において、ピン19をローラチェーン33に対して垂直な姿勢を維持するローラチェーン33の一ローラに、回転自在に連結する。
【選択図】図1
Description
この構成により、ローラコンベヤ装置に搬送されてきた容器に対してプッシャが突出して作用し、プッシャが、駆動チェーンの回動に伴って移動することにより、容器が移動し、他方のローラコンベヤ装置へ移載される。
前記物品搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間で、これら搬送ローラによる物品の搬送面の下部で、前記左右方向にそれぞれ、垂直な姿勢で対向して配置された駆動スプロケットおよび従動スプロケットと、これら両スプロケット間に巻張され、回動されるローラチェーンと、前記プッシャを前記ローラチェーンに連結するレバー装置を備え、
前記レバー装置は、第1リンクと第2リンクから構成され、前記第1リンクの中央部は、前記ローラチェーンの一ローラに回転自在に連結され、前記ローラチェーンによる回動面の外方に位置する前記第1リンクの一端部に、前記プッシャが固定され、前記ローラチェーンによる回動面の内方に位置する前記第1リンクの他端部に、前記第2リンクの一端部が回転自在に連結され、前記第2リンクの他端部は、前記第1リンクが連結されたローラチェーンの一ローラより回動方向後方に位置するローラチェーンの一ローラで、且つ前記第2リンクの一端部が前記第1リンクの他端部に連結され前記ローラチェーンが水平に移動されている状態において、前記プッシャをローラチェーンに対して垂直な姿勢を維持するローラチェーンの一ローラに、回転自在に連結されていることを特徴とするものである。
またプッシャが連結されたローラチェーンがトレー搬送用ローラコンベヤ装置側のスプロケット(駆動スプロケットまたは従動スプロケット)に掛かるプッシャの折り返し部分では、プッシャは、ローラチェーンの回動に伴って、第1リンクと第2リンクのリンク作用により回動方向後方に傾斜し、ほぼ垂直な姿勢のまま、搬送ローラ間の下へ沈み込む。よって、物品がトレーに載せられる最終の段階で、プッシャの先端が物品に引っかかり、物品が跳ねたり、位置がずれたりする恐れが解消される。
前記トレー搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間で、これら搬送ローラによるトレーの搬送面の下部で、前記左右方向にそれぞれ、垂直な姿勢で対向して配置された駆動スプロケットおよび従動スプロケットと、これら両スプロケット間に巻張され、回動されるローラチェーンと、前記プッシャを前記ローラチェーンに連結するレバー装置を備え、
前記レバー装置は、第1リンクと第2リンクから構成され、前記第1リンクの中央部は、前記ローラチェーンの一ローラに回転自在に連結され、前記ローラチェーンによる回動面の外方に位置する前記第1リンクの一端部に、前記プッシャが固定され、前記ローラチェーンによる回動面の内方に位置する前記第1リンクの他端部に、前記第2リンクの一端部が回転自在に連結され、前記第2リンクの他端部は、前記第1リンクが連結されたローラチェーンの一ローラより回動方向後方に位置するローラチェーンの一ローラで、且つ前記第2リンクの一端部が前記第1リンクの他端部に連結され前記ローラチェーンが水平に移動されている状態において、前記プッシャをローラチェーンに対して垂直な姿勢を維持するローラチェーンの一ローラに、回転自在に連結されていることを特徴とするものである。
またプッシャが連結されたローラチェーンが物品搬送用ローラコンベヤ装置側のスプロケット(駆動スプロケットまたは従動スプロケット)に掛かるプッシャの折り返し部分では、プッシャは、ローラチェーンの移動に伴って、第1リンクと第2リンクのリンク作用により回動方向後方に傾斜し、ほぼ垂直な姿勢のまま、搬送ローラ間の下へ沈み込む。よって、物品がトレーから降ろされる最終の段階で、プッシャの先端が物品に引っかかり、物品が跳ねたり、位置がずれたりする恐れが解消される。
前記プッシャは、前記物品搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間に配置された駆動スプロケットおよび従動スプロケットに巻張されたローラチェーンに、第1リンクと第2リンクからなるレバー装置により連結されており、このレバー装置の第1リンクと第2リンクの作用により、ローラチェーンが水平に移動されている状態では、ローラチェーンに対して垂直な姿勢が維持され、この垂直な姿勢で物品の側面に作用し、ローラチェーンの折り返し部分では、ローラチェーンの回動に伴って、回動方向後方に傾斜し、ほぼ垂直な姿勢のまま、搬送ローラ間の下へ沈み込むように構成されており、
前記物品を載せる板状の底面部と、前記物品搬送用ローラコンベヤ装置とは反対側に位置する前記底面部の端部に、垂直な姿勢で立設された側面部とを備え、前記物品搬送用ローラコンベヤ装置側に位置する前記底面部の端部に、前記プッシャの接触を回避する凹部を設けたことを特徴とするものである。
前記プッシャは、前記トレー搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間に配置された駆動スプロケットおよび従動スプロケットに巻張されたローラチェーンに、第1リンクと第2リンクからなるレバー装置により連結されており、このレバー装置の第1リンクと第2リンクの作用により、ローラチェーンが水平に移動されている状態では、ローラチェーンに対して垂直な姿勢が維持され、この垂直な姿勢で物品の側面に作用し、ローラチェーンの折り返し部分では、ローラチェーンの回動に伴って、回動方向後方に傾斜し、ほぼ垂直な姿勢のまま、搬送ローラ間の下へ沈み込むように構成されており、
前記物品を載せる板状の底面部と、前記物品搬送用ローラコンベヤ装置とは反対側に位置する前記底面部の端部に、垂直な姿勢で立設された側面部とを備え、前記側面部の底部とこれに連なる前記底面部に、前記プッシャが飛び出して移動するための溝を設けたことを特徴とするものである。
また本発明のトレーは、側面部の底部とこれに連なる底面部に、プッシャが飛び出して移動するための溝を設けたことにより、前記溝から飛び出すプッシャにより物品を押してトレーから物品を降ろすことができる、という効果を有している。
図3、図7に示すように、容器(物品の一例)11を搬送する容器搬送用ローラコンベヤ装置(物品搬送用ローラコンベヤ装置の一例)12と、トレー13を搬送するトレー搬送用ローラコンベヤ装置14が、容器11の搬送方向と、トレー13の搬送方向とが、平行となるように接近して配置されている。これら搬送方向とは直角な方向を、以後、左右方向と称す。
また容器搬送用ローラコンベヤ装置12には、容器11をトレー搬送用ローラコンベヤ装置14に寄せて案内し、左右方向の位置を規定する第1ガイド(案内部材)15Aが設けられ、同様にトレー搬送用ローラコンベヤ装置14には、トレー13を容器搬送用ローラコンベヤ装置12に寄せて案内し、左右方向の位置を規定する第2ガイド(案内部材)15Bが設けられている。
またこれらトレー載せ装置16とトレー降ろし装置17はいずれも、上記ローラコンベヤ装置12,14の搬送ローラ12A,14A間より飛び出して、左右方向に移動する丸鋼からなる棒状のピン(プッシャの一例)19によって、容器11を押すように構成されている(詳細は後述する)。
まず、トレー13の構造について説明する。
トレー13は、図5に示すように、容器11を載せる板状の底面部21と、容器搬送用ローラコンベヤ装置12とは反対側に位置する底面部21の端部に、容器搬送用ローラコンベヤ装置12に向けて垂直な姿勢で立設された側面部22とを備え、側面視L状に形成され、容器搬送用ローラコンベヤ装置12を向いた面が開放されている。
また容器搬送用ローラコンベヤ装置12側に位置する底面部21の端部に、ピン19の接触を回避する2つの凹部(切り欠き)24をトレー13の搬送方向(前後方向)に設け、側面部22の底部とこれに連なる底面部21に、ピン(プッシャ)19が飛び出して移動するための2本の溝25を、トレー13の搬送方向(前後方向)に設けている。
また底面部21の両側部にはそれぞれ上方に折り曲げた支持部26を設け、これら支持部26により、載置された容器11が、トレー13の搬送方向にずれないようにしている。
次に、トレー載せ装置16について説明する。図1に本発明の実施の形態におけるトレー載せ装置16の側面図、図2に平面図、図3に正面図を示す。
トレー載せ装置16は、
容器搬送用ローラコンベヤ装置12の搬送ローラ12A間で、これら搬送ローラ12Aによる容器11の搬送面の下部で、左右方向にそれぞれ、垂直な姿勢で配置された駆動スプロケット31および従動スプロケット32と、
これら両スプロケット31,32間に巻張され、回動されるローラチェーン33と、
ピン(プッシャ)19をローラチェーン33に連結するレバー装置34
を2組、前記搬送方向に間隔をあけて備えている。
さらに2つの駆動スプロケット31と、2つの従動スプロケット32は、それぞれ同一の回転軸に固定されており、2つの駆動スプロケット31の回転軸を回動することにより、2つ駆動スプロケット31を同時に回動する電動モータ35を備えている。
また前記各ローラチェーン33には、対称的に前記一対のピン19がそれぞれレバー装置34により取り付けられている。
前記第1リンク43は、図4に示すように、ローラチェーン33の回動面の外方に位置し、ピン19が垂設される板状の上部と、この上部の両端部からそれぞれローラチェーン33のローラ37の側部に吊設された板状の側部とからなる断面がコ字状の第1部材46と、この第1部材46の側部の両端部にそれぞれ、両スプロケット31,32との接触を回避するように固定された断面がL字状の第2部材47から形成されている。
前記第1リンク43の中央部に相当する第1部材46の両側部が、ローラチェーン33の一ローラ37Aの軸41にかしめられ、一ローラ37Aに回転自在に連結され、ローラチェーン33による回動面の外方に位置する、第1リンク43の一端部に相当する第1部材46の上部に、ピン19が固定されている。
第2リンク44の一端部は、ローラチェーン33による回動面の内方に位置する、第1リンク43の他端部に相当する第2部材47の側部外方に、回転自在に連結され、第2リンク44の他端部は、第1リンク43が連結されたローラチェーン33の一ローラ37Aより回動方向後方に位置するローラチェーン33の一ローラで、且つ第2リンク44の一端部が第1リンク43の他端部に連結され、ローラチェーン33が水平に移動されている状態で、ピン19をローラチェーン33に対して垂直な姿勢を維持できるローラチェーン33の一ローラ37Bの軸41(この軸41は、第1部材46の側部が位置するまで外方へ延長されている)に、回転自在に連結されている。
このように第1リンク43と第2リンク44は、ローラチェーン33のローラ37A,37Bの軸41に回転自在に連結されており、このようなレバー装置34を構成する第1リンク43と第2リンク44によるピン19の動作(リンク作用)を説明する。
ピン19は、第1リンク43が連結されたローラ37Aと第2リンク44が連結された37Bが、ローラチェーン33により水平に移動されている状態では、ローラチェーン33に対して垂直な姿勢が維持され、ローラチェーン33による移動に伴って移動する。
そして、第1リンク43が連結されたローラ37Aがトレー13側の駆動スプロケット31に掛かると、図1に軌跡で示すように、すなわちピン19が駆動スプロケット31による折り返し部分にかかると、ローラチェーン33の回動に伴って、第1リンク43の他端部(第2部材47)が第2リンク44により押されることによって第1リンク43の回動方向後方に傾斜し、すなわちピン19は回動方向後方に傾斜する姿勢(容器11への接触の最終段階では垂直に近い姿勢)となり、折り返し部分を過ぎると、垂直な姿勢に戻される。
容器11を搬送する容器搬送用ローラコンベヤ装置12により、第1ガイド15Aに案内されて所定の移載位置(トレー載せ装置16の設置位置、ピン19が垂直な姿勢で容器11に作用できる位置)に容器11が搬送されてきて停止し、またトレー搬送用ローラコンベヤ装置14により、所定の移載位置(トレー載せ装置16による移載位置)に第2ガイド15Bに案内されてトレー13が搬送されてくると、電動モータ35により2つの駆動スプロケット31が、ローラチェーン33が半回転する時間だけ回動される。
2つの駆動スプロケット31によるそれぞれのローラチェーン33の回転に伴い、2本のピン19が、搬送ローラ12A上に飛び出して、容器11の側面(トレー搬送用ローラコンベヤ装置14とは反対側側面)に接触する。
トレー搬送用ローラコンベヤ装置14のトレー13上へ容器11が載せられると、容器搬送用ローラコンベヤ装置12により次の容器11が所定の移載位置へ搬送され、またトレー搬送用ローラコンベヤ装置14により、容器11を載せたトレー13が搬送される。
次に、トレー降ろし装置17について説明する。図6に本発明の実施の形態におけるトレー載せ装置17の側面図、図7に平面図、図8に正面図を示す。
トレー降ろし装置17は、
トレー搬送用ローラコンベヤ装置14の搬送ローラ14A間で、これら搬送ローラ14Aによるトレー13の搬送面の下部で、トレー搬送用ローラコンベヤ装置14によるトレー13の搬送方向とは直角な左右方向にそれぞれ、垂直な姿勢で配置された駆動スプロケット51および従動スプロケット52と、
これら両スプロケット51,52間に巻張され、回動されるローラチェーン53と、
ピン19をローラチェーン53に連結する、トレー載せ装置16のレバー装置34と同一構成のレバー装置54と
を2組、前記搬送方向に間隔を空けて備えている。
さらに2つの駆動スプロケット51と、2つの従動スプロケット52は、それぞれ同一の回転軸に固定されており、2つの駆動スプロケット51の回転軸を回動することにより、2つ駆動スプロケット51を同時に回動する電動モータ55を備えている。
また前記各ローラチェーン53には、対称的に前記一対のピン19がそれぞれレバー装置54により取り付けられている。
さらに補助装置として、
容器搬送用ローラコンベヤ装置12とトレー搬送用ローラコンベヤ装置14との間に配置され、前記電動モータ55により駆動されて、容器11を容器搬送用ローラコンベヤ装置12へ移送する回転ローラ56
を備えている。
なお、レバー装置54の動作(リンク作用)は、トレー載せ装置16のレバー装置34と同一構成であるので、説明を省略する。
トレー搬送用ローラコンベヤ装置14により、第2ガイド15Bに案内されて所定の移載位置(トレー降ろし装置17による移載位置)に容器11を載せたトレー13が搬送されてくると、電動モータ55により2つの駆動スプロケット51と回転ローラ56が、ローラチェーン53が半回転する時間だけ回動される。
2つの駆動スプロケット51による各ローラチェーン53の回転に伴い、2本のピン19が搬送ローラ14A上に飛び出し、トレー13の側面部22の底部を抜けて、それぞれ底面部21の溝25に入り、容器11の側面(容器搬送用ローラコンベヤ装置12とは反対側側面)に接触する。
そして、容器11が回転ローラ56上まで移動されてくると、この回転ローラ56の力も加わって、容器11は、容器搬送用ローラコンベヤ装置12上へ移動される。このとき、容器11は、第1ガイド15Aにより、左右方向の移載位置が規定される。
また本実施の形態では、トレー13に溝25を設けているが、トレー13に十分な強度があり、容器11を搬送することができるならば、溝25を底板部21の端部(容器搬送用ローラコンベヤ装置12側の端部)まで延長して、両端部を抜けた溝25とすることもできる。このとき、トレー降ろし装置17の駆動スプロケット51を、容器搬送用ローラコンベヤ装置12側へ移動させて、ピン19を容器搬送用ローラコンベヤ装置12に移った容器11にまで作用させるようにすることができ、回転ローラ56を不要とすることができる。
また本実施の形態では、トレー13に凹部(切り欠き)24と溝25を両方設けているが、トレー13からの容器11の降ろし動作を、作業者が行う場合(トレー降ろし装置17を使用しない場合)には、トレー13の溝25を不要とすることができ、またトレー13への容器11の載せ動作を、作業者が行う場合(トレー載せ装置16を使用しない場合)には、トレー13の凹部(切り欠き)24を不要とすることができる。
また本実施の形態では、電動モータ35,55は、トレー載せ装置16またはトレー降ろし装置17毎に設けられているが、複数台のトレー載せ装置16またはトレー降ろし装置17毎に、1台設けるようにしてもよい。
また本実施の形態では、物品を、コンテナからなる容器11としているが、コンテナに限ることはなく、ダンボール箱などであってもよい。
12 容器搬送用ローラコンベヤ装置
13 トレー
14 トレー搬送用ローラコンベヤ装置
16 トレー載せ装置
17 トレー降ろし装置
19 ピン
21 底面部
22 側面部
24 凹部(切り欠き)
25 溝
31,51 駆動スプロケット
32,52 従動スプロケット
33,53 ローラチェーン
34,54 レバー装置
35,55 電動モータ
43 第1リンク
44 第2リンク
Claims (6)
- 物品搬送用ローラコンベヤ装置により搬送されてきた物品を、前記物品搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間より飛び出して、物品の搬送方向とは直角な左右方向に移動するプッシャによって、トレー搬送用ローラコンベヤ装置により搬送されてきたトレー上に載せるトレー載せ装置であって、
前記物品搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間で、これら搬送ローラによる物品の搬送面の下部で、前記左右方向にそれぞれ、垂直な姿勢で対向して配置された駆動スプロケットおよび従動スプロケットと、
これら両スプロケット間に巻張され、回動されるローラチェーンと、
前記プッシャを前記ローラチェーンに連結するレバー装置
を備え、
前記レバー装置は、第1リンクと第2リンクから構成され、
前記第1リンクの中央部は、前記ローラチェーンの一ローラに回転自在に連結され、
前記ローラチェーンによる回動面の外方に位置する前記第1リンクの一端部に、前記プッシャが固定され、
前記ローラチェーンによる回動面の内方に位置する前記第1リンクの他端部に、前記第2リンクの一端部が回転自在に連結され、
前記第2リンクの他端部は、前記第1リンクが連結されたローラチェーンの一ローラより回動方向後方に位置するローラチェーンの一ローラで、且つ前記第2リンクの一端部が前記第1リンクの他端部に連結され前記ローラチェーンが水平に移動されている状態において、前記プッシャをローラチェーンに対して垂直な姿勢を維持するローラチェーンの一ローラに、回転自在に連結されていること
を特徴とするトレー載せ装置。 - 前記駆動スプロケットは、前記トレーに乗り移った物品の側面に最終的に作用するプッシャの先端が、ほぼ垂直な姿勢となる位置に配置されていること
を特徴とする請求項1に記載のトレー載せ装置。 - トレー搬送用ローラコンベヤ装置により搬送されてきたトレー上の物品を、トレーの底面に設けられた溝を介して、トレー搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間より飛び出して、トレーの搬送方向とは直角な左右方向に移動するプッシャによって、物品搬送用ローラコンベヤ装置へ降ろすトレー降ろし装置であって、
前記トレー搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間で、これら搬送ローラによるトレーの搬送面の下部で、前記左右方向にそれぞれ、垂直な姿勢で対向して配置された駆動スプロケットおよび従動スプロケットと、
これら両スプロケット間に巻張され、回動されるローラチェーンと、
前記プッシャを前記ローラチェーンに連結するレバー装置
を備え、
前記レバー装置は、第1リンクと第2リンクから構成され、
前記第1リンクの中央部は、前記ローラチェーンの一ローラに回転自在に連結され、
前記ローラチェーンによる回動面の外方に位置する前記第1リンクの一端部に、前記プッシャが固定され、
前記ローラチェーンによる回動面の内方に位置する前記第1リンクの他端部に、前記第2リンクの一端部が回転自在に連結され、
前記第2リンクの他端部は、前記第1リンクが連結されたローラチェーンの一ローラより回動方向後方に位置するローラチェーンの一ローラで、且つ前記第2リンクの一端部が前記第1リンクの他端部に連結され前記ローラチェーンが水平に移動されている状態において、前記プッシャをローラチェーンに対して垂直な姿勢を維持するローラチェーンの一ローラに、回転自在に連結されていること
を特徴とするトレー降ろし装置。 - 前記駆動スプロケットは、前記トレーの溝の終端において、前記物品の側面に最終的に作用するプッシャの先端が、ほぼ垂直な姿勢となる位置に配置されていること
を特徴とする請求項3に記載のトレー降ろし装置。 - 物品を載せて搬送するトレーであり、トレー搬送用ローラコンベヤ装置と物品搬送用ローラコンベヤ装置との間で、前記物品搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間より飛び出して、物品の搬送方向とは直角な左右方向に移動するプッシャにより物品の載せが実行されるトレーであって、
前記プッシャは、前記物品搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間に配置された駆動スプロケットおよび従動スプロケットに巻張されたローラチェーンに、第1リンクと第2リンクからなるレバー装置により連結されており、このレバー装置の第1リンクと第2リンクの作用により、ローラチェーンが水平に移動されている状態では、ローラチェーンに対して垂直な姿勢が維持され、この垂直な姿勢で物品の側面に作用し、ローラチェーンの折り返し部分では、ローラチェーンの回動に伴って、回動方向後方に傾斜し、ほぼ垂直な姿勢のまま、搬送ローラ間の下へ沈み込むように構成されており、
前記物品を載せる板状の底面部と、
前記物品搬送用ローラコンベヤ装置とは反対側に位置する前記底面部の端部に、垂直な姿勢で立設された側面部と
を備え、
前記物品搬送用ローラコンベヤ装置側に位置する前記底面部の端部に、前記プッシャの接触を回避する凹部を設けたこと
を特徴とするトレー。 - 物品を載せて搬送するトレーであり、トレー搬送用ローラコンベヤ装置と物品搬送用ローラコンベヤ装置との間で、前記トレー搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間より飛び出して、トレーの搬送方向とは直角な左右方向に移動するプッシャにより物品の降ろしが実行されるトレーであって、
前記プッシャは、前記トレー搬送用ローラコンベヤ装置の搬送ローラ間に配置された駆動スプロケットおよび従動スプロケットに巻張されたローラチェーンに、第1リンクと第2リンクからなるレバー装置により連結されており、このレバー装置の第1リンクと第2リンクの作用により、ローラチェーンが水平に移動されている状態では、ローラチェーンに対して垂直な姿勢が維持され、この垂直な姿勢で物品の側面に作用し、ローラチェーンの折り返し部分では、ローラチェーンの回動に伴って、回動方向後方に傾斜し、ほぼ垂直な姿勢のまま、搬送ローラ間の下へ沈み込むように構成されており、
前記物品を載せる板状の底面部と、
前記物品搬送用ローラコンベヤ装置とは反対側に位置する前記底面部の端部に、垂直な姿勢で立設された側面部と
を備え、
前記側面部の底部とこれに連なる前記底面部に、前記プッシャが飛び出して移動するための溝を設けたこと
を特徴とするトレー。
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