JP2012120659A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技制御装置(遊技制御手段)100は、特図変動表示ゲームの変動表示開始情報として、特図変動表示ゲームにおける変動パターンを特定させるための変動パターン情報(飾り図柄変動パターンコマンド)、特図変動表示ゲームの終了時の表示結果態様を特定させるための図柄指定情報(飾り特別図柄コマンド)、及び、複数の図柄の停止時間を特定させるための図柄停止時間情報(図柄停止時間コマンド)を演出制御装置(表示制御手段)300へ送信し、演出制御装置300は、変動表示開始情報を受信することにより特図変動表示ゲームを開始し、変動パターン情報に基づいて特図変動表示ゲームの実行態様を制御し、図柄指定情報に基づいて所定の図柄を停止させ、図柄停止時間情報に基づく停止時間の間、当該所定の図柄を停止し続けるようにする。
【選択図】図20
Description
そして、当該パチンコ機において、表示制御装置が、遊技制御装置から送信される変動開始コマンド及び図柄指定コマンドを受信すると、変動表示ゲームを開始し、変動パターンによって予め定められた時間の経過後に、遊技制御装置から送信される図柄停止コマンドを受信すると、表示装置で行われている変動表示ゲームを停止させ、表示結果を導出するようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
遊技を統括的に制御し、所定条件の成立に基づいて、表示装置で複数の図柄を変動表示させる変動表示ゲームの実行開始を指令する変動表示開始情報を送信する遊技制御手段と、
前記変動表示開始情報に基づいて、前記変動表示ゲームを実行する表示制御手段と、を備え、
前記変動表示ゲームの表示結果態様が特別の表示結果態様となると遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
前記遊技制御手段は、
前記変動表示ゲームの前記変動表示開始情報として、前記変動表示ゲームにおける変動パターンを特定させるための変動パターン情報、前記変動表示ゲームの終了時の表示結果態様を特定させるための図柄指定情報、及び、前記複数の図柄の停止時間を特定させるための図柄停止時間情報を前記表示制御手段へ送信し、
前記表示制御手段は、
前記変動表示開始情報を受信することにより前記変動表示ゲームを開始し、前記変動パターン情報に基づいて変動表示ゲームの実行態様を制御し、前記図柄指定情報に基づいて所定の図柄を停止させ、前記図柄停止時間情報に基づく停止時間の間、当該所定の図柄を停止し続けることを特徴とする。
遊技を統括的に制御し、所定条件の成立に基づいて、表示装置で複数の図柄を変動表示させる変動表示ゲームの実行開始を指令する変動表示開始情報を送信する遊技制御手段と、
前記変動表示開始情報に基づいて、前記変動表示ゲームを実行する表示制御手段と、を備え、
前記変動表示ゲームの表示結果態様が特別の表示結果態様となると遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
前記遊技制御手段は、
前記変動表示ゲームの前記変動表示開始情報として、前記変動表示ゲームにおける変動パターンを特定させるための変動パターン情報、及び、前記変動表示ゲームの終了時の表示結果態様を特定させ、前記複数の図柄の停止時間を特定させるための図柄停止態様情報を前記表示制御手段へ送信し、
前記表示制御手段は、
前記変動表示開始情報を受信することにより前記変動表示ゲームを開始し、前記変動パターン情報に基づいて変動表示ゲームの実行態様を制御し、前記図柄停止態様情報に基づいて所定の図柄を停止させ、当該図柄停止態様情報に基づく停止時間の間、当該所定の図柄を停止し続けることを特徴とする。
前記遊技制御手段は、
外部からの電力供給が停止した場合でも電力供給が可能なバックアップ電源と、
前記バックアップ電源の電力供給により所定の情報を保持するデータ保持手段と、
外部からの電力供給が再開されたとき、前記データ保持手段に保持された所定の情報に基づいて、遊技の制御状態を復旧させる復旧手段と、を備え、
前記所定の情報には、前記変動表示ゲームの終了時の表示結果態様を特定させるための図柄指定情報が含まれ、
前記復旧手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記データ保持手段に保持されていた前記図柄指定情報を前記表示制御手段へ送信し、
前記表示制御手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記図柄指定情報を受信したことに基づき、当該図柄指定情報に基づく所定の図柄を停止表示させることを特徴とする。
前記遊技制御手段は、
外部からの電力供給が停止した場合でも電力供給が可能なバックアップ電源と、
前記バックアップ電源の電力供給により所定の情報を保持するデータ保持手段と、
外部からの電力供給が再開されたとき、前記データ保持手段に保持された所定の情報に基づいて、遊技の制御状態を復旧させる復旧手段と、を備え、
前記所定の情報には、前記変動表示ゲームの終了時の表示結果態様を特定させ、前記複数の図柄の停止時間を特定させるための図柄停止態様情報が含まれ、
前記復旧手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記データ保持手段に保持されていた前記図柄停止態様情報を前記表示制御手段へ送信し、
前記表示制御手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記図柄停止態様情報を受信した際の当該図柄停止態様情報に基づく停止時間の間ではなく、次の変動パターン情報、又は、特別遊技状態の開始を指示する大当り開始情報を受信するまでの間、当該図柄停止態様情報に基づく所定の図柄を停止表示させることを特徴とする。
前記遊技制御手段は、
所定のモードが終了又は継続する変動表示ゲームを実行する場合、前記複数の図柄の停止時間が通常よりも長い図柄停止態様情報を選択し、
前記所定のモードが表示されているときに停電が発生した場合、停電復旧時に前記図柄停止態様情報を送信し、
前記表示制御手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記図柄停止態様情報を受信したことに基づき、当該所定のモードが終了する場合は、当該図柄停止態様情報に基づく所定の図柄と当該所定のモードが終了する旨の報知を行い、当該所定のモードが継続する場合は、当該図柄停止態様情報に基づく所定の図柄と当該所定のモードが継続する旨の報知を行うことを特徴とする。
前記遊技制御手段は、
所定のモードが終了するか継続するかを選択するモード選択演出を実行すると決定した変動表示ゲームの場合、前記複数の図柄の停止時間が通常よりも長い図柄停止態様情報を選択し、
前記モード選択演出を実行しているときに停電が発生した場合、停電復旧時に前記図柄停止態様情報を送信し、
前記表示制御手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記図柄停止態様情報を受信したことに基づき、当該所定のモードが終了する場合は、当該図柄停止態様情報に基づく所定の図柄と当該所定のモードが終了する旨の報知を行い、当該所定のモードが継続する場合は、当該図柄停止態様情報に基づく所定の図柄と当該所定のモードが継続する旨の報知を行うことを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態の遊技機の説明図である。
これら一般入賞口35、…には、各一般入賞口35に入った遊技球を検出するための入賞口スイッチ35a〜35n(図3参照)が配設されている。
そして、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電ソレノイド37c(図3参照)によって、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置37に遊技球が流入し易い開状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられるようになっている。
即ち、特別変動入賞装置38は、例えば、駆動装置としての大入賞口ソレノイド38b(図3参照)により駆動される開閉扉38cによって開閉される大入賞口を備え、特別遊技状態中は、大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせ、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。
なお、大入賞口の内部(入賞領域)には、当該大入賞口に入った遊技球を検出する検出手段としてのカウントスイッチ38a(図3参照)が配設されている。
特別変動入賞装置38の下方には、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト口39が設けられている。
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームが当って普通変動入賞装置37が開状態に変換されている場合に、普図始動ゲート34を遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数未満でならば、普図始動記憶数が加算(+1)されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。この普図始動入賞の記憶数は、一括表示装置50の始動入賞数報知用の普図保留表示器(図示省略)に表示される。
また、普図始動記憶には、普図変動表示ゲームの当りはずれを決定するための当り判定用乱数値が記憶されるようになっていて、この当り判定用乱数値が判定値と一致した場合に、当該普図変動表示ゲームが当りとなって特定の結果態様(特定結果)が導出されることとなる。
なお、普通識別情報として例えば数字、記号、キャラクタ図柄などを用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うように構成しても良い。この普図変動表示ゲームの停止表示が特定結果となれば、普図の当りとなって、普通変動入賞装置37の一対の可動部材37bが所定時間(例えば、0.3秒間)開放される開状態となる。これにより、普通変動入賞装置37の内部の第2始動入賞口へ遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームが実行される回数が多くなる。
また、この始動入賞球の検出時にそれぞれ大当り乱数値や大当り図柄乱数値、並びに各変動パターン乱数値が抽出され、抽出された乱数値は、遊技制御装置100(図3参照)内の特図記憶領域(RAMの一部)に特図始動記憶として各々所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この特図始動記憶の記憶数は、一括表示装置50の始動入賞数報知用の特図1、特図2保留表示器(図示省略)に表示されるとともに、センターケース40の表示装置41においても表示される。
第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームは、複数の特別図柄(特図、識別情報)を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで行われる。また、表示装置41にて各特図変動表示ゲームに対応して複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
そして、特図変動表示ゲームの結果として、特図1表示器51若しくは特図2表示器52の表示態様が特別結果態様となった場合には、大当りとなって特別遊技状態(いわゆる、大当り状態)となる。また、これに対応して表示装置41の表示態様も特別結果態様となる。
また、第2特図変動表示ゲームは、第1特図変動表示ゲームよりも優先して実行されるようになっている。即ち、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームの始動記憶がある場合であって、特図変動表示ゲームの実行が可能となった場合は、第2特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
一方、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が直ちに開始できない状態、例えば、既に第1若しくは第2特図変動表示ゲームが行われ、その特図変動表示ゲームが終了していない状態や、特別遊技状態となっている場合に、始動入賞口36(若しくは、普通変動入賞装置37)に遊技球が入賞すると、始動記憶数が上限数未満ならば、始動記憶数が1加算されて始動記憶が1つ記憶されることになる。そして、始動記憶数が1以上となった状態で、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始可能な状態(前回の特図変動表示ゲームの終了若しくは特別遊技状態の終了)となると、始動記憶数が1減算されるとともに、記憶された始動記憶に基づいて第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始される。
なお、以下の説明において、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームを区別しない場合は、単に特図変動表示ゲームと称する。
遊技機10は遊技制御装置100を備え、遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御する主制御装置(主基板)であって、遊技用マイクロコンピュータ(以下、遊技用マイコンと称する)111を有するCPU部110と、入力ポートを有する入力部120と、出力ポートやドライバなどを有する出力部130、CPU部110と入力部120と出力部130との間を接続するデータバス140などからなる。
変動パターンテーブルとは、始動記憶として記憶されている変動パターン乱数1〜3をCPU111Aが参照して変動パターンを決定するためのテーブルである。また、変動パターンテーブルには、結果がはずれとなる場合に選択されるはずれ変動パターンテーブル、結果が15R確変当りや2R確変当りとなる場合に選択される大当り変動パターンテーブル等が含まれる。
また、図示しないが、遊技用マイコン111は、特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数(大当り判定用乱数)や大当りの図柄を決定するための大当り図柄用乱数、特図変動表示ゲームでの変動パターン(各種リーチやリーチ無しの変動表示における変動表示ゲームの実行時間等を含む)を決定するための変動パターン乱数(変動態様決定用乱数)、普図変動表示ゲームの当たり判定用乱数等を生成するための乱数生成回路と、発振回路113からの発振信号(原クロック信号)に基づいてCPU111Aに対する所定周期(例えば、4ミリ秒)のタイマ割込み信号や乱数生成回路の更新タイミングを与えるクロックを生成するクロックジェネレータを備えている。
演出制御装置300は、遊技用マイコン111と同様にアミューズメントチップ(IC)からなる主制御用マイコン(1stCPU)311と、該1stCPU311の制御下でもっぱら映像制御を行う映像制御用マイコン(2ndCPU)312と、該2ndCPU312からのコマンドやデータに従って表示装置41への映像表示のための画像処理を行うグラフィックプロセッサとしてのVDP(Video Display Processor)313と、各種のメロディや効果音などをスピーカ19a,19bから再生させるため音の出力を制御する音源LSI314を備えている。
遊技制御装置100の遊技用マイコン111のCPU111Aでは、普図始動ゲート34に備えられたゲートスイッチ34aからの遊技球の検出信号の入力に基づき、普図の当り判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、普図変動表示ゲームの当り外れを判定する処理を行う。そして、普図表示器(図示省略)に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する普図変動表示ゲームを表示する処理を行う。この普図変動表示ゲームの結果が当りの場合は、普図表示器に特別の結果態様を表示するとともに、普電ソレノイド37cを動作させ、普通変動入賞装置37の可動部材37b、37bを所定時間(例えば、0.3秒間)上述のように開放する制御を行う。
なお、普図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、普図表示器にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
また、普通変動入賞装置37に備えられた始動口2スイッチ37aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動記憶を記憶し、この始動記憶に基づき、第2特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、第2特図変動表示ゲームの当り外れを判定する処理を行う。
また、演出制御装置300では、遊技制御装置100からの制御信号に基づき、表示装置41で特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
さらに、演出制御装置300では、遊技制御装置100からの制御信号に基づき、スピーカ19a,19bからの音の出力、各種LEDの発光を制御する処理等を行う。
例えば、この特図変動表示ゲームの結果として、特図1表示器51もしくは特図2表示器52の表示態様が特別結果態様(たとえば「7」)となった場合には、大当りとなって特別遊技状態(いわゆる、大当り状態)となる。
そして、特図変動表示ゲームの結果が大当りの場合は、大入賞口に所定個数(例えば、10個)の遊技球が入賞するか、大入賞口の開放から所定時間(例えば、25秒又は0.5秒)が経過するかの何れかの条件が達成されるまで大入賞口を開放することを1ラウンドとし、これを所定ラウンド回数(例えば、15回(第1特別遊技状態)又は2回(第2特別遊技状態))継続する(繰り返す)制御(サイクル遊技)を行う。
また、特図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、特図1表示器51や特図2表示器52にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
この確変状態は、特図変動表示ゲームにて当り結果となる確率が、通常確率状態に比べて高い状態(高確率状態)である。また、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームのどちらの特図変動表示ゲームの結果態様に基づき確変状態となっても、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームの両方が確変状態となる。
この時短状態においては、普図変動表示ゲーム及び普通変動入賞装置37を時短動作状態とする制御を行う。具体的には、時短状態においては、上述の普図変動表示ゲームの実行時間が第1の変動表示時間よりも短い第2の変動表示時間となるように制御され(例えば、10秒が1秒)、これにより、単位時間当りの普通変動入賞装置37の開放回数が実質的に多くなるように制御される。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームが当り結果となって普通変動入賞装置37が開放される場合に、開放時間が通常状態の第1開放時間よりも長い第2開放時間となるように制御される(例えば、0.3秒が1.7秒)。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対して、普通変動入賞装置37の開放回数が1回の第1開放回数ではなく、2回以上の複数回(例えば、3回)の第2開放回数に設定される。
なお、普図変動表示ゲームの実行時間を第2の変動表示時間(例えば、1秒)とする制御と、普通変動入賞装置37の開放態様を開放時間が第2開放時間(例えば、1.7秒)とし、且つ、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対する開放回数が第2開放回数(例えば、3回)とする制御は、何れか一方のみを行っても良いし、両方を行っても良い。また、時短動作状態においては、普図変動表示ゲームの当り結果となる確率が通常動作状態より高くなるように制御してもよい。
これにより、普通変動入賞装置37に遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームの始動が容易となる。
遊技用マイコン111による制御処理は、ループ処理として繰り返されるメインルーチンであるメイン処理(主に図5及び図6参照)と、メイン処理に対する割り込みルーチンとして、所定時間周期(例えば4ms)で行われるタイマ割込み処理(図7参照)とからなる。
先ず、メイン処理について説明する。
メイン処理は、電源が投入されることで開始される。このメイン処理においては、図5に示すように、まず、割込み禁止する処理(ステップS1)を行ってから、割込みが発生したときに実行するジャンプ先のベクタアドレスを設定する割込みベクタ設定処理(ステップS2)、割込みが発生したときにレジスタ等の値を退避する領域の先頭アドレスであるスタックポインタを設定するスタックポインタ設定処理(ステップS3)、割込み処理のモードを設定する割込みモード設定処理(ステップS4)を行う。
動する処理を行う。
次に、タイマ割込み処理について説明する。
図7に示すように、タイマ割込み処理は、クロックジェネレータ内のCTC回路で生成される周期的なタイマ割込み信号がCPU111Aに入力されることで開始される。遊技用マイコン111においてタイマ割込みが発生すると、図7のタイマ割込み処理が開始される。
その後、始動口1スイッチ36a、始動口2スイッチ37a、普図のゲートスイッチ34a、入賞口スイッチ35a…35n、カウントスイッチ38aから正常な信号の入力があるか否かの監視や、エラーの監視(前面枠やガラス枠が開放されていないかなど)を行う入賞口スイッチ/エラー監視処理(ステップS57)を行う。また、特図変動表示ゲームに関する処理を行う特図ゲーム処理(ステップS58)、普図変動表示ゲームに関する処理を行う普図ゲーム処理(ステップS59)を行う。
次に、前述のタイマ割込み処理におけるコマンド送信処理(ステップS54)の詳細について説明する。
図8に示すように、コマンド送信処理は、演出制御装置300に対する演出制御コマンド送信処理(ステップS71)と、払出制御装置200に対する払出コマンド送信処理(ステップS72)とからなる。
次に、前述のコマンド送信処理における演出制御コマンド送信処理(ステップS71)の詳細について説明する。
図9に示すように、演出制御コマンド送信処理においては、まず、送信コマンドをRWMに設定するときに「+1」されるライトカウンタの値と、RWMから送信コマンドを読み出すときに「+1」されるリードカウンタの値とを比較して、コマンドが設定されているかをチェックする(ステップS81)。具体的には、ライトカウンタの値とリードカウンタの値とが同一であればコマンドが設定されていないと判定し、ライトカウンタの値とリードカウンタの値とが一致していない場合には、未送信のコマンドが設定されていると判定する(ステップS82)。
次いで、リードカウンタの値に対応するコマンド送信領域(MODE(上位バイト))からコマンドをロードする(ステップS84)。それから、ロードしたコマンドが入っていた領域をリセットする(ステップS85)。
さらに、リードカウンタの値に対応するコマンド送信領域(ACTION(下位バイト))からコマンドをロードする(ステップS86)。それから、ロードしたコマンドが入っていた領域をリセットする(ステップS87)。
そして、演出制御コマンド出力処理(ステップS88)を行い、演出制御コマンド送信処理を終了する。
次に、上述の演出制御コマンド送信処理における演出制御コマンド出力処理(ステップS88)の詳細について説明する。
図10に示すように、演出制御コマンド出力処理においては、先ず、コマンド(MODE)出力中を示すストローブ信号のオフ時間を準備して(ステップS91)、コマンドデータ出力処理(ステップS92)を実行する。その後、コマンド(ACTION)を出力し(ステップS93)、コマンド(ACTION)出力中を示すストローブ信号のオフ時間を準備(ステップS94)してから、コマンドデータ出力処理(ステップS95)を実行する。
次に、上述の演出制御コマンド出力処理におけるコマンドデータ出力処理(ステップS92、S95)の詳細について説明する。
図11に示すように、コマンドデータ出力処理においては、先ず、ポートの直前の状態が失われないようにするため、演出制御コマンド出力のストローブ信号を含む出力ポート131のポート状態保持データをロードする(ステップS101)。それから、演出制御コマンドを出力ポート132へ出力(ステップS102)し、出力ポート131へはストローブ信号を除く信号を直前の状態に保持してオフ状態(データの読取り無効を示す例えばロウレベル)のストローブ信号を付加して出力する(ステップS103)。そして、次のステップS104で、ストローブ信号をオフ状態にすべき時間(オフ時間)が終了したか否か判定する。ここで、オフ時間が終了していない(ステップS104;No)と判定するとステップS102へ戻って上記処理を繰り返す。
なお、飾り特別図柄1コマンドのうち、MODE;85h、ACTION;11h〜1Fhの飾り特別図柄1コマンドは、後述する機種指定コマンドによって機種Fが指定されたときに用いられるコマンドである。また、MODE;85h、ACTION;21h〜2Fhの飾り特別図柄1コマンドは、後述する機種指定コマンドによって機種Mが指定されたときに用いられるコマンドである。また、MODE;85h、ACTION;31h〜3Fhの飾り特別図柄1コマンドは、後述する機種指定コマンドによって機種GLが指定されたときに用いられるコマンドである。
また、飾り特別図柄2コマンドについても、飾り特別図柄1コマンドと同様、機種指定コマンドによって指定された機種毎にコマンドが設定されるようになっている。
なお、停止情報コマンドは、特図変動表示ゲームの図柄停止中に特定の演出(例えば、ツアーモードリミット演出等)が行われる場合に送信されるコマンドである。
また、テストモード系の送信コマンドには、工場検査時のテスト動作を指示するテストモードコマンドと、テストモードへの移行を指示するテストモード移行コマンドと、基板出荷検査用のコマンドに使用する製造工程テストコマンドとがある。
また、演出デバッグ系の送信コマンドには、演出確認用に使用する演出デバッグコマンドがある。
また、展示用系の送信コマンドには、展示見本機用に使用する展示見本機用コマンドがある。
また、変動系の送信コマンドには、飾り特図変動表示ゲームの変動を指示する飾り図柄変動パターンコマンドと、先読み判定処理によって判定された変動を指示する先読み演出指示コマンドと、特定の回転数のみ高確率状態に設定されるスペシャルタイム(ST)中に特図2変動表示ゲームにて大当りが発生する場合の先読み演出を指示する先読み演出図柄3指示コマンドとがある。
なお、先読み演出図柄3指示コマンドのうち、MODE;F9h、ACTION;21h〜2Fhの先読み演出図柄3指示コマンドは、機種指定コマンドによって機種Fが指定されたときに用いられるコマンドである。また、MODE;F9h、ACTION;31h〜3Fhの先読み演出図柄3指示コマンドは、機種指定コマンドによって機種GLが指定されたときに用いられるコマンドである。
なお、先読み演出図柄1指定コマンドのうち、MODE;FBh、ACTION;11h〜1Fhの先読み演出図柄1指定コマンドは、機種指定コマンドによって機種Fが指定されたときに用いられるコマンドである。また、MODE;FBh、ACTION;21h〜2Fhの先読み演出図柄1指定コマンドは、機種指定コマンドによって機種Mが指定されたときに用いられるコマンドである。また、MODE;FBh、ACTION;31h〜3Fhの先読み演出図柄1指定コマンドは、機種指定コマンドによって機種GLが指定されたときに用いられるコマンドである。
また、先読み演出図柄2指定コマンドについても、先読み演出図柄1指定コマンドと同様、機種指定コマンドによって指定された機種毎にコマンドが設定されるようになっている。
図20(a)に示すように、遊技機10への電源投入時には、先ず機種指定コマンドが送信され、その後に電源投入コマンドが送信されることとなる。
図20(b)に示すように、停電復旧時には、先ず機種指定コマンドが送信され、次に停電復旧コマンドが送信され、次いで、飾り特別図柄1又は2コマンドが送信され、最後に確率情報系の何れかのコマンドが送信されることとなる。
図20(c)に示すように、特図変動表示ゲームの変動開始時には、第1の送信コマンドとして、先ず飾り特図1又は2保留数コマンドが送信され、次に飾り特別図柄1又は2コマンドが送信され、次いで、飾り図柄変動パターンコマンドが送信され、最後に停止情報コマンドが送信されることとなる。
ここで、停止情報コマンドが特図変動表示ゲームの変動時間経過後ではなく変動開始時に送信されるのは、図柄が変動停止するタイミングの前後は、演出ボタン25の連続的は押下などによって演出制御装置300側への信号入力が多くなり、当該タイミングにおける演出制御装置300の負担が重くなるからである。
図20(d)に示すように、特図変動表示ゲームの変動開始時に送信されるコマンドが長い場合には、第2の送信コマンドとして、飾り特図1又は2保留数コマンドが送信され、次に飾り特別図柄1又は2コマンドが送信され、次いで、飾り図柄変動パターンコマンドが送信されることとなる。
図20(e)に示すように、特図変動表示ゲームにて大当りが発生し、大当り遊技が開始される大当り開始時には、先ず確率情報系の何れかのコマンドが送信され、次にファンファーレコマンドが送信され、最後に飾り特別図柄1又は2コマンドが送信されることとなる。
図20(f)に示すように、大当り終了時には、先ずエンディングコマンドが送信され、次いで飾り特別図柄1又は2コマンドが送信されることとなる。
図21(a)に示すように、かかる実施形態では、図20(c)に示す送信コマンドと異なり、飾り特図1又は2保留数コマンドが送信された後、飾り特別図柄1又は2コマンドが送信され、最後に、飾り図柄変動パターンコマンドが送信され、図柄停止時間コマンドが送信されないようになっている。
このように、図柄停止時間コマンドの送信が不要となるのは、飾り特別図柄1及び2コマンドによって送信される飾り特別図柄情報と対応付けて当該図柄の停止時間情報が遊技制御装置100側で記憶されており、当該飾り特別図柄1又は2コマンドを送信することで、演出制御装置300は図柄停止時間情報を受信することができるからである。
具体的には、図21(b)に示すように、特図1変動表示ゲームの結果がはずれとなる場合のはずれ図柄情報と当該はずれ図柄の停止時間情報とが対応付けられて記憶されている。なお、ここで言うはずれ図柄とは、表示装置41の表示部41aにおいて表示される左図柄、中図柄、右図柄とは別に当該表示部41aの左下部等に小さく表示される図柄のことである。
次に、前述のタイマ割込み処理における特図ゲーム処理(ステップS58)の詳細について説明する。
特図ゲーム処理では、始動口1スイッチ36a及び始動口2スイッチ37aの入力の監視と、特図変動表示ゲームに関する処理全体の制御、特図の表示の設定を行う。
ステップS4で、特図ゲーム処理タイマがタイムアップしたと判定した場合(ステップA4;Yes)には、特図ゲーム処理番号に対応する処理に分岐させるために参照する特図ゲームシーケンス分岐テーブルをレジスタに設定する処理(ステップA5)を行って、当該テーブルを用いて特図ゲーム処理番号に対応する処理の分岐先アドレスを取得する処理(ステップA6)を行う。
そして、分岐処理終了後のリターンアドレスをスタック領域に退避させる処理(ステップA7)を行った後、特図ゲーム処理番号に応じてゲーム分岐処理(ステップA8)を行う。
その後、特図2表示器52の変動を制御するためのテーブルを準備した後(ステップA18)、特図2表示器52に係る図柄変動制御処理(ステップA19)を行い、当該特図ゲーム処理を終了する。
次に、上述の特図ゲーム処理における始動口スイッチ監視処理の詳細について説明する。
図23に示すように、始動口スイッチ監視処理において、遊技制御装置100の遊技用マイコン111は、先ず、始動入賞口36(始動口1)による始動口入賞演出コマンドを設定するテーブルを準備して、始動口1による保留の情報を設定するテーブルを準備した後(ステップA111)、特図始動口スイッチ共通処理(ステップA112)を行う。
なお、ステップA112における特図始動口スイッチ共通処理の詳細については、ステップA117における特図始動口スイッチ共通処理とともに後述する。
普通変動入賞装置37は、閉状態では遊技球が入賞不可能であり、開状態でのみ遊技球が入賞可能である。よって、閉状態で遊技球が入賞した場合は何らかの異常や不正が発生した場合であり、このような閉状態で入賞した遊技球があった場合はその数を不正入賞数として計数する。そして、このように計数された不正入賞数が所定の不正発生判定個数(上限値)以上であるかが判定される。
また、ステップA115にて、不正入賞数が不正判定個数以上であると判定された場合も(ステップA115;Yes)、始動口スイッチ監視処理を終了する。即ち、第2始動記憶をそれ以上発生させないようにする。
次に、前述の始動口スイッチ監視処理における特図始動口スイッチ共通処理(ステップA112、A117)の詳細について説明する。
当該特図始動口スイッチ共通処理は、始動口1スイッチ36aや始動口2スイッチ37aの入力があった場合に、各々の入力について共通して行われる処理である。
続けて、始動口1スイッチ36a及び始動口2スイッチ37aのうち、監視対象の始動口スイッチ(例えば、始動口1スイッチ36a等)の飾り特図保留数コマンド(MODE)を準備した後(ステップA211)、特図保留数に対応する飾り特図保留数コマンド(ACTION)を準備して(ステップA212)、コマンド設定処理(ステップA213)を行う。
一方、ステップA223にて、始動口1スイッチ36aの入力でないと判定された場合にも(ステップA223;No)、特図始動口スイッチ共通処理を終了する。
次に、上述の特図始動口スイッチ共通処理における特図保留情報判定処理(ステップA221)の詳細について説明する。
特図保留情報判定処理は、対応する始動記憶に基づく特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に当該始動記憶に対応した結果関連情報の判定を行う先読み処理である。
ここで、普通変動入賞装置37がサポート中でない(ステップA233;No)と判定すると、遊技機10が大当り(特別遊技状態)中であるか否かを判定する処理(ステップA234)を行う。
つまり、特図始動口スイッチ共通処理のステップA202に係る始動口スイッチの入力が始動口1スイッチ36aの場合は、普通変動入賞装置37がサポート中、又は大当り中であるときは、当該始動記憶に対応した結果関連情報の判定を行う先読み処理を行わないこととなる。
つまり、特図始動口スイッチ共通処理のステップA202に係る始動口スイッチの入力が始動口2スイッチ37aの場合は、普通変動入賞装置37がサポート中、又は大当り中であるかにかかわらず、当該始動記憶に対応した結果関連情報の判定を行う先読み処理を行うこととなる。
一方、ステップA235における大当り判定処理の判定結果が大当りである場合(ステップA236;Yes)には、始動口スイッチの入力が始動口1スイッチ36aの入力であるか否かをチェックする(ステップA238)。
そして、前半変動番号に対応する始動口入賞演出コマンド(MODE)を算出し、準備し(ステップA254)、後半変動番号の値を始動口入賞演出コマンド(ACTION)として、準備して(ステップA255)、コマンド設定処理(ステップA256)を行う。
続けて、始動口入賞演出図柄コマンドをロードし、準備して(ステップA257)、コマンド設定処理(ステップA258)を行い、特図保留情報判定処理を終了する。
次に、上述の特図ゲーム処理における特図普段処理(ステップA9)の詳細について説明する。
図26に示すように、特図普段処理では、先ず、特図2保留数(第2始動記憶数)が0であるか否かをチェックする(ステップA271)。
そして、特図2保留数が0である(ステップA272;Yes)と判定すると、特図1保留数(第1始動記憶数)が0であるか否かをチェックする(ステップA273)。
そして、特図1保留数が0である(ステップA274;Yes)と判定すると、既に客待ちデモが開始されているか否かをチェックして(ステップA275)、客待ちデモを開始していない、即ち、開始済みでない(ステップA276;No)と判定すると、客待ちデモフラグ領域に客待ちデモ中フラグをセーブする処理(ステップA277)を行う。
一方、ステップA275にて、既に客待ちデモが開始されている(ステップA276;Yes)と判定すると、既に客待ちデモフラグは客待ちデモ中に設定(ステップA277)され、客待ちデモコマンドも準備(ステップA278)され、コマンド設定処理(ステップA279)も実行されているため、これらの処理を行わずにステップA280に移行する。そして、特図普段処理移行設定処理1(ステップA280)を行って、特図普段処理を終了する。
その後、特図2の特図変動中処理移行設定処理(ステップA282)を行って、特図普段処理を終了する。
また、ステップA274にて、特図1保留数が0でない(ステップA274;No)と判定すると、特図1変動開始処理(ステップA283)を行う。なお、ステップA283における特図1変動開始処理の詳細については後述する。
その後、特図1の特図変動中処理移行設定処理(ステップA284)を行って、特図普段処理を終了する。
このように、ステップA271とステップA272における特図2保留数のチェックを、ステップA273とステップA274における特図1保留数のチェックよりも先に行うことで、特図2保留数が0でない場合には、特図2変動開始処理(ステップA281)が実行されることとなる。すなわち、第2特図変動表示ゲームが第1特図変動表示ゲームに優先して実行されることとなる。
次に、上述の特図普段処理における特図1変動開始処理(ステップA283)の詳細について説明する。
特図1変動開始処理は、第1特図変動表示ゲームの開始時に行う処理であり、具体的には、図27に示すように、先ず、第1特図変動表示ゲームが大当りであるか否かを判定するための大当りフラグ1にはずれ情報や大当り情報を設定する大当りフラグ1設定処理(ステップA301)を行う。続けて、第1特図変動表示ゲームが小当りであるか否かを判定するための小当りフラグ1にはずれ情報や小当り情報を設定する小当りフラグ1設定処理(ステップA302)を行う。
続いて、図柄情報領域から図柄情報をロードし(ステップA305)、当該図柄情報をRWMの作業用の図柄情報領域にセーブする(ステップA306)。
その後、変動パターンに関する情報を設定するテーブル(特図1用)を準備して(ステップA309)、特図情報を設定する特図情報設定処理(ステップA310)を行う。続けて、第1特図変動表示ゲームにおける変動態様のうち、後半変動パターンを設定する後半変動パターン設定処理(ステップA311)を行った後、第1特図変動表示ゲームの変動態様を設定する変動パターン設定処理(ステップA312)を行う。その後、第1特図の変動開始の情報を設定する変動開始情報設定処理(ステップA313)を行って、特図1変動開始処理を終了する。
次に、上述の特図普段処理における特図2変動開始処理(ステップA281)の詳細について説明する。
特図2変動開始処理は、第2特図変動表示ゲームの開始時に行う処理であり、具体的には、図28に示すように、先ず、第2特図変動表示ゲームが大当りであるか否かを判定するための大当りフラグ2にはずれ情報や大当り情報を設定する大当りフラグ2設定処理(ステップA321)を行う。続けて、第2特図変動表示ゲームが小当りであるか否かを判定するための小当りフラグ2にはずれ情報や小当り情報を設定する小当りフラグ2設定処理(ステップA322)を行う。
続いて、図柄情報領域から図柄情報をロードし(ステップA325)、当該図柄情報をRWMの作業用の図柄情報領域にセーブする(ステップA326)。
その後、変動パターンに関する情報を設定するテーブル(特図2用)を準備して(ステップA329)、特図情報を設定する特図情報設定処理(ステップA330)を行う。続けて、第2特図変動表示ゲームにおける変動態様のうち、後半変動パターンを設定する後半変動パターン設定処理(ステップA331)を行った後、第2特図変動表示ゲームの変動態様を設定する変動パターン設定処理(ステップA332)を行う。その後、第2特図の変動開始の情報を設定する変動開始情報設定処理(ステップA333)を行って、特図2変動開始処理を終了する。
図29には、図27に示す特図1変動開始処理における小当りフラグ1設定処理を示した。この小当りフラグ1設定処理では、まず、小当りフラグ領域1にはずれ情報をセーブし(ステップA341)、大当りフラグ1が大当りかチェックする処理(ステップA342)で、大当りフラグ1に第1特図変動表示ゲームが大当りであることを示す大当り情報がセーブされているかをチェックする。
図30には、図28に示す特図2変動開始処理における小当りフラグ2設定処理を示した。この小当りフラグ2設定処理では、まず、小当りフラグ領域2にはずれ情報をセーブし(ステップA351)、大当りフラグ2が大当りかチェックする処理(ステップA352)で、大当りフラグ2に第2特図変動表示ゲームが大当りであることを示す大当り情報がセーブされているかをチェックする。
次に、上述の特図ゲーム処理における図柄変動制御処理(ステップA19)の詳細について説明する。
図31に示すように、図柄変動制御処理では、先ず、対象の変動制御フラグがセットされ当該図柄が変動中であるか否かチェックする(ステップA361)。
ここで、当該図柄が変動中であると判定された場合(ステップA362;Yes)は、対象の図柄に対応する図柄表示テーブル(表示用)を取得し(ステップA363)、対象の図柄の変動時間を計時する変動タイマを−1更新し、タイムアップしたか否かチェックする(ステップA364)。
一方、タイムアップしたと判定された場合(ステップA365;No)は、ステップA366及びステップA367をスキップして、ステップA368へ移行し表示図柄ポインタとして対象の変動図柄番号領域の値をロードして(ステップA368)、ステップA371へ移行する。
図32(a)は、図20(c)のように飾り特図1又は2保留数コマンド、飾り特別図柄1又は2コマンド、飾り図柄変動パターンコマンド、及び図柄停止時間コマンドを変動開始時に送信する場合のタイミングチャートである。
また、図32(b)は、図21(a)のように飾り特図1又は2保留数コマンド、飾り特別図柄1又は2コマンド、及び飾り図柄変動パターンコマンドを変動開始時に送信する場合のタイミングチャートである。
また、図32(a)及び(b)に示すように、特図変動表示ゲームの変動中は普通変動入賞装置37のサポート(電サポ)が付与される一方で、図柄停止中は普通変動入賞装置37のサポートが付与されないようになっている。また、図柄停止中は所定の演出が行われるようになっている。
図33に示すように、停電時に遊技機10に電源が投入され電源がONの状態になった停電復旧時(タイミングt1)に、先ず機種指定コマンドが送信され、次に停電復旧コマンドが送信され、次いで、飾り特別図柄1又は2コマンドが送信され、最後に確率情報系の何れかのコマンドが送信されることとなる(図20(b)参照)。なお、停電の間、当該飾り特別図柄1又は2コマンドに基づく飾り特図情報や、確率情報系のコマンドに基づく確率情報は、バックアップ電源部420の電源によってRAM111Cに保持されるようになっているが、停止情報コマンドはRAM111Cに保持されるようになっている。
そして、図33のように、例えば、演出制御装置300が飾り特別図柄1又は2コマンドとして「8」「7」「5」のはずれ図柄情報を受信すると、次の変動開始時(タイミングt2)のコマンドを受信するまで、「8」「7」「5」の各飾り図柄を振動させる揺れ変動表示が行われる。
なお、当該次の変動開始時のコマンドを受信するまで、演出制御装置300は受信した飾り特別図柄1又は2コマンドに基づく飾り図柄を停止表示するようにしても良い。
また、演出制御装置300が受信した飾り特別図柄1又は2コマンドに基づく飾り図柄が大当りに係る図柄(例えば、ぞろ目の図柄)の場合には、大当り開始時に開始されるコマンドを受信するまで、当該飾り図柄を揺れ変動表示又は停止表示する。
次に、演出制御装置300による停電復旧処理の詳細について説明する。
図34に示すように、演出制御装置側停電復旧処理では、先ず、停電復旧時に遊技制御装置100によって送信されたコマンドを受信したか否かを判定する(ステップB1)。
ここで、当該コマンドを受信したと判定された場合(ステップB1;Yes)は、飾り特別図柄1又は2コマンドに基づく飾り図柄を表示(揺れ変動表示又は停止表示)して(ステップB2)、演出制御装置側停電復旧処理を終了する。
一方、当該コマンドを受信していないと判定された場合(ステップB1;No)は、ステップB2をスキップして、演出制御装置側停電復旧処理を終了する。
図35に示すように、ツアーモードは、大当り遊技の終了後の4回転の特図変動表示ゲームの確率状態を高確率状態とするスペシャルタイム(ST;Special Time)ゲーム(ワンモアチャンス( OMC;One More Chance)ゲーム)の終了後に開始されるようになっている。
具体的には、ワンモアチャンスゲームが終了するとツアーモードに移行して、図28のように表示部41aにてツアーモードについての説明内容(例えば、「ツアーモードとは…」)が表示される。
そして、当該ツアーモードは、最大60回転の特図変動表示ゲームが行われる間継続するようになっており、所定回転毎(例えば、20回転毎)の特図変動表示ゲームの図柄停止表示時間にツアーモードを継続させるか又は終了させるかを決定するツアーモードリミット演出を行うようになっている。
図36に示すように、ツアーモードリミット演出が実行されると、表示部41aに表示領域を4分割する表示枠W1〜W4が表示される。そして、例えば、表示枠W1内には「継続」、表示枠W2内には「?」、表示枠W3内には「継続」、表示枠W4内には「終了」の文字が表示されるとともに、図柄停止表示時間中、表示枠W1〜W4の枠部が順番(時計周り)に太枠表示されるようになっており、最終的に太枠表示された表示枠内に表示された内容の演出(「継続」又は「終了」)が行われるようになっている。
具体的には、最終的に表示枠W1が太枠表示された場合はツアーモードが継続することとなる。なお、最終的に太枠表示された表示枠内の表示が「?」の場合は、当該太枠が停止表示された段階で「?」から「継続」又は「終了」の文字表示に切り替わるようになっている。
図37に示すように、ツアーモードリミット演出の演出パターンは、遊技制御装置100から送信される停止情報コマンドの内容に基づいて決定されるようになっている。
具体的には、当該停止情報コマンドのACTIONデータが「04h」の場合は、終了パターン(終了1−1−1から1−4−3)、ACTIONデータが「02h」の場合は、終了パターン(終了2−1から2−4)、ACTIONデータが「03h」の場合は、継続パターン(継続1−1から4−4)が選択されることとなる。
より具体的には、終了パターン1−1−1が選択された場合は、表示枠W1に「継続」、表示枠W2〜W4に「終了」の文字表示がなされ、最終的に表示枠W2が太枠表示されて、ツアーモード演出が終了することとなる。
なお、図15に示すように、停止情報コマンドのうちACTIONデータが「01h」のコマンドは、ワンモアゲーム終了時の図柄停止情報(例えば、12秒)を指示する。また、ACTIONデータが「02h」のコマンドは、ツアーモード終了時の図柄停止情報(例えば、18秒)を指示するものであり、当該図柄停止情報に基づく図柄停止時間は通常の停止時間(例えば、10秒)よりも長めに設定されている。また、ACTIONデータが「03h」のコマンドは、ツアーモード継続時の図柄停止情報(例えば、15秒)を指示する。また、ACTIONデータが「04h」のコマンドは、ツアーモード終了時の図柄停止情報を指示するものであり、当該図柄停止情報に基づく図柄停止時間はACTIONデータが「02h」の停止時間よりも短い停止時間(例えば、15秒)に設定されている。
かかる場合には、演出制御装置300は飾り特別図柄コマンドを受信することで、図柄停止時間がわかるようになっており(図21(b)参照)、ツアーモードリミット演出の演出パターンは、遊技制御装置100から送信される当該飾り特別図柄コマンドの内容に基づいて決定されるようになっている。
図39(a)に示すように、ツアーモードリミット演出パターンが継続パターンに設定されている場合は、停電復旧後は、「ツアーモード継続」の文字を表示部41aに表示させるとともに、当該ツアーモードリミット演出が行われた特図変動表示ゲームの停止図柄(例えば、「8」「7」「5」)を揺れ変動表示させるようにする。
また、図39(b)に示すように、ツアーモードリミット演出パターンが終了パターンに設定されている場合は、停電復旧後は、「ツアーモード終了」の文字を表示部41aに表示させるとともに、当該ツアーモードリミット演出が行われた特図変動表示ゲームの停止図柄(例えば、「8」「7」「5」)を揺れ変動表示させるようにする。
なお、停電復旧後の当該特図変動表示ゲームの停止図柄は揺れ変動させることなく、停止表示させるようにしても良い。
また、特別遊技状態の終了後、所定回数の変動表示ゲームにおいて図柄が変動中の場合に特定遊技状態(普通変動入賞装置37のサポート)を発生させ、当該図柄が停止中の場合には特定遊技状態を発生させないようにしたので、遊技者に過剰に遊技価値(例えば、賞球)が付与されることを抑制することができる。
例えば、図40のように、ワンモアチャンスゲーム終了後に確率状態が高確率状態に設定されているか低確率状態に設定されているかを明確に報知しない確率曖昧モードに移行し、当該確率曖昧モード中の図柄停止時間が通常よりも長めに設定された特図変動表示ゲームの図柄停止時間中に、演出ボタン25の押下を促す表示を行うようにしても良い。そして、確率状態が高確率状態に設定されている場合において、演出ボタン25が押されると、高確率状態であることを報知する表示(例えば、「高確率モード突入」)を行う。一方、演出ボタン25が押されないと、通常のモードに移行したことを報知する表示(例えば、「ノーマルモード突入」)を行う。ただし、このときの確率状態は高確率状態のままである。
また、確率状態が低確率状態に設定されている場合においては、演出ボタン25の押下に関わらず、通常のモードに移行したことを報知する表示(例えば、「ノーマルモード突入」)を行う。
例えば、特図変動表示ゲームの変動中に停電が発生し、且つ、当該特図変動表示ゲームの図柄停止時間が通常よりも長い場合は、図42(a)に示すように、停電復旧時に上記ツアーモードリミット演出を行った後、次の変動開始時のコマンド又はファンファーレコマンド等のデモコマンドが送信されるまで、当該ツアーモードリミット演出の結果である「ツアーモード終了(又はツアーモード継続)」の文字表示とともに停止図柄を表示するようにする。
また、図42(b)に示すように、ツアーモードリミット演出の実行中(終了前)に次の変動開始時のコマンド又はファンファーレコマンド等のデモコマンドが送信された場合は、次の特図変動表示ゲームの変動開始時の画面又はデモ表示画面で、当該ツアーモードリミット演出の結果である「ツアーモード終了(又はツアーモード継続)」の文字表示とともに停止図柄を表示するようにする。
具体的には、図44に示すように、演出制御装置300は、まず、遊技制御装置100から送信された停止情報コマンドの種類を判定する(ステップB11)。
そして、当該停止情報コマンドがMODE「A7h」ACTION「01h」のコマンドの場合、OMC(One More Chance)終了予告処理(ステップB12)を行い、予告振り分け処理を終了する。なお、OMC終了予告処理の詳細については後述する。
また、当該停止情報コマンドがMODE「A7h」ACTION「02h」のコマンドの場合、TM(Tour Mode)終了ロング予告処理(ステップB13)を行い、予告振り分け処理を終了する。なお、TM終了ロング予告処理の詳細については後述する。
また、当該停止情報コマンドがMODE「A7h」ACTION「03h」のコマンドの場合、TM(Tour Mode)継続予告処理(ステップB14)を行い、予告振り分け処理を終了する。なお、TM継続予告処理の詳細については後述する。
また、当該停止情報コマンドがMODE「A7h」ACTION「04h」のコマンドの場合、TM(Tour Mode)終了ショート予告処理(ステップB15)を行い、予告振り分け処理を終了する。なお、TM終了ショート予告処理の詳細については後述する。
次に、上述の予告振り分け処理におけるOMC終了予告処理(ステップB12)の詳細について説明する。
図45に示すように、OMC終了予告処理では、先ず、予告Aの演出を0%の割合で選択する処理(ステップB21)を行う。予告Aの演出では、図43(a)のように、例えば、所定のキャラクタ(例えば、ヒト)を登場させる演出を行う。なお、このときキャラクタ自体や、当該キャラクタの色等は適宜変更可能である。
次いで、予告Bの演出を0%の割合で選択する処理(ステップB22)を行う。予告Bの演出では、図43(b)のように、例えば、所定の文字(例えば、「スペシャルリーチ」)を表示させる演出を行う。なお、このとき文字の内容や、当該の文字の色柄等は適宜変更可能である。
なお、予告A及び予告Bの演出は、特図変動表示ゲームの前半変動、すなわちリーチが発生する前に行われるものとする。
次いで、予告Cの演出を0%の割合で選択する処理(ステップB23)を行う。予告Cの演出では、図43(c)のように、例えば、それまで表示されていた画像とは異なる画像が挿入されるカットイン表示による演出を行う。なお、このときカットインされた画像のフレームや、当該カットインされた画像の内容は適宜変更可能である。
そして、最後に予告Dの演出を0%の割合で選択する処理(ステップB24)を行う。予告Dの演出では、図43(d)のように、例えば、所定の音声をスピーカから出力させる演出を行う。なお、このとき音声の種類は適宜変更可能である。
なお、予告C及び予告Dの演出は、特図変動表示ゲームの後半変動、すなわちリーチが発生した後に行われるものとする。
次に、上述の予告振り分け処理におけるTM終了ロング予告処理(ステップB13)の詳細について説明する。
図46に示すように、TM終了ロング予告処理では、先ず、予告Aの演出を20%の割合で選択する処理(ステップB31)を行う。次いで、予告Bの演出を20%の割合で選択する処理(ステップB32)を行う。次いで、予告Cの演出を20%の割合で選択する処理(ステップB33)を行う。そして、最後に予告Dの演出を20%の割合で選択する処理(ステップB34)を行う。
なお、図43(e)は、予告A〜予告Dの全ての演出が選択された場合のタイミングチャートである。具体的には、タイミングt11で特図変動表示ゲームの変動が開始され、タイミングt12で予告Aの演出を行われる。そして、タイミングt13で予告Bの演出が行われた後、リーチ演出が行われる。次いで、タイミングt14で予告Cの演出が行われ、タイミングt15で予告Dの演出が行われた後、タイミングt16で変動が停止される。
次に、上述の予告振り分け処理におけるTM継続予告処理(ステップB14)の詳細について説明する。
図47に示すように、TM継続予告処理では、先ず、予告Aの演出を80%の割合で選択する処理(ステップB41)を行う。次いで、予告Bの演出を80%の割合で選択する処理(ステップB42)を行う。次いで、予告Cの演出を80%の割合で選択する処理(ステップB43)を行う。そして、最後に予告Dの演出を80%の割合で選択する処理(ステップB44)を行う。
次に、上述の予告振り分け処理におけるTM終了ショート予告処理(ステップB15)の詳細について説明する。
図48に示すように、TM終了ショート予告処理では、先ず、予告Aの演出を5%の割合で選択する処理(ステップB51)を行う。次いで、予告Bの演出を5%の割合で選択する処理(ステップB52)を行う。次いで、予告Cの演出を0%の割合で選択する処理(ステップB53)を行う。そして、最後に予告Dの演出を0%の割合で選択する処理(ステップB54)を行う。
具体的には、特図1変動開始処理(図27参照)及び特図2変動開始処理(図28参照)の各変動パターン設定処理(ステップA312、A333)にて、停止時間決定処理を行う。
上述の停止時間決定処理の詳細について説明する。
図49に示すように、停止時間決定処理では、まず、当該処理の対象となる特図変動表示ゲームの変動が開始される際の始動記憶数を計数する(ステップA401)。
そして、始動記憶数が「0」の場合は停止時間を1000msに決定する処理(ステップA402)を行い、停止時間決定処理を終了する。
また、始動記憶数が「1」の場合は停止時間を800msに決定する処理(ステップA403)を行い、停止時間決定処理を終了する。
また、始動記憶数が「2」の場合は停止時間を600msに決定する処理(ステップA404)を行い、停止時間決定処理を終了する。
また、始動記憶数が「3」の場合は停止時間を400msに決定する処理(ステップA405)を行い、停止時間決定処理を終了する。
つまり、始動記憶数が大きくなるに連れて停止時間が短くなるように設定されている。
36 始動入賞口
37 普通変動入賞装置
41 表示装置
100 遊技制御装置(遊技制御手段)
300 演出制御装置(表示制御手段)
Claims (6)
- 遊技を統括的に制御し、所定条件の成立に基づいて、表示装置で複数の図柄を変動表示させる変動表示ゲームの実行開始を指令する変動表示開始情報を送信する遊技制御手段と、
前記変動表示開始情報に基づいて、前記変動表示ゲームを実行する表示制御手段と、を備え、
前記変動表示ゲームの表示結果態様が特別の表示結果態様となると遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
前記遊技制御手段は、
前記変動表示ゲームの前記変動表示開始情報として、前記変動表示ゲームにおける変動パターンを特定させるための変動パターン情報、前記変動表示ゲームの終了時の表示結果態様を特定させるための図柄指定情報、及び、前記複数の図柄の停止時間を特定させるための図柄停止時間情報を前記表示制御手段へ送信し、
前記表示制御手段は、
前記変動表示開始情報を受信することにより前記変動表示ゲームを開始し、前記変動パターン情報に基づいて変動表示ゲームの実行態様を制御し、前記図柄指定情報に基づいて所定の図柄を停止させ、前記図柄停止時間情報に基づく停止時間の間、当該所定の図柄を停止し続けることを特徴とする遊技機。 - 遊技を統括的に制御し、所定条件の成立に基づいて、表示装置で複数の図柄を変動表示させる変動表示ゲームの実行開始を指令する変動表示開始情報を送信する遊技制御手段と、
前記変動表示開始情報に基づいて、前記変動表示ゲームを実行する表示制御手段と、を備え、
前記変動表示ゲームの表示結果態様が特別の表示結果態様となると遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
前記遊技制御手段は、
前記変動表示ゲームの前記変動表示開始情報として、前記変動表示ゲームにおける変動パターンを特定させるための変動パターン情報、及び、前記変動表示ゲームの終了時の表示結果態様を特定させ、前記複数の図柄の停止時間を特定させるための図柄停止態様情報を前記表示制御手段へ送信し、
前記表示制御手段は、
前記変動表示開始情報を受信することにより前記変動表示ゲームを開始し、前記変動パターン情報に基づいて変動表示ゲームの実行態様を制御し、前記図柄停止態様情報に基づいて所定の図柄を停止させ、当該図柄停止態様情報に基づく停止時間の間、当該所定の図柄を停止し続けることを特徴とする遊技機。 - 前記遊技制御手段は、
外部からの電力供給が停止した場合でも電力供給が可能なバックアップ電源と、
前記バックアップ電源の電力供給により所定の情報を保持するデータ保持手段と、
外部からの電力供給が再開されたとき、前記データ保持手段に保持された所定の情報に基づいて、遊技の制御状態を復旧させる復旧手段と、を備え、
前記所定の情報には、前記変動表示ゲームの終了時の表示結果態様を特定させるための図柄指定情報が含まれ、
前記復旧手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記データ保持手段に保持されていた前記図柄指定情報を前記表示制御手段へ送信し、
前記表示制御手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記図柄指定情報を受信したことに基づき、当該図柄指定情報に基づく所定の図柄を停止表示させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記遊技制御手段は、
外部からの電力供給が停止した場合でも電力供給が可能なバックアップ電源と、
前記バックアップ電源の電力供給により所定の情報を保持するデータ保持手段と、
外部からの電力供給が再開されたとき、前記データ保持手段に保持された所定の情報に基づいて、遊技の制御状態を復旧させる復旧手段と、を備え、
前記所定の情報には、前記変動表示ゲームの終了時の表示結果態様を特定させ、前記複数の図柄の停止時間を特定させるための図柄停止態様情報が含まれ、
前記復旧手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記データ保持手段に保持されていた前記図柄停止態様情報を前記表示制御手段へ送信し、
前記表示制御手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記図柄停止態様情報を受信した際の当該図柄停止態様情報に基づく停止時間の間ではなく、次の変動パターン情報、又は、特別遊技状態の開始を指示する大当り開始情報を受信するまでの間、当該図柄停止態様情報に基づく所定の図柄を停止表示させることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 前記遊技制御手段は、
所定のモードが終了又は継続する変動表示ゲームを実行する場合、前記複数の図柄の停止時間が通常よりも長い図柄停止態様情報を選択し、
前記所定のモードが表示されているときに停電が発生した場合、停電復旧時に前記図柄停止態様情報を送信し、
前記表示制御手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記図柄停止態様情報を受信したことに基づき、当該所定のモードが終了する場合は、当該図柄停止態様情報に基づく所定の図柄と当該所定のモードが終了する旨の報知を行い、当該所定のモードが継続する場合は、当該図柄停止態様情報に基づく所定の図柄と当該所定のモードが継続する旨の報知を行うことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。 - 前記遊技制御手段は、
所定のモードが終了するか継続するかを選択するモード選択演出を実行すると決定した変動表示ゲームの場合、前記複数の図柄の停止時間が通常よりも長い図柄停止態様情報を選択し、
前記モード選択演出を実行しているときに停電が発生した場合、停電復旧時に前記図柄停止態様情報を送信し、
前記表示制御手段は、
遊技の制御状態を復旧させるとき、前記図柄停止態様情報を受信したことに基づき、当該所定のモードが終了する場合は、当該図柄停止態様情報に基づく所定の図柄と当該所定のモードが終了する旨の報知を行い、当該所定のモードが継続する場合は、当該図柄停止態様情報に基づく所定の図柄と当該所定のモードが継続する旨の報知を行うことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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