JP2012120584A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収された液の逆戻りが起こりづらく、また横漏れを効果的に防止できる吸収性物品を提供すること。
【解決手段】表面シート11と裏面シート12との間に吸収コア20が配置され、かつ表面シート11と吸収コア20との間に液透過性の繊維集合体30が配置されてなり、着用者排泄部分に対向する股下部とその前後に位置する前方部及び後方部を備えた吸収性物品10である。吸収コア20は、左右の側部域に、吸収性物品10の長手方向に延びる一対の凹条部23を有する。繊維集合体30は、その各側縁が、各凹条部23の外側縁を越えないように、該凹条部23間に配置されているとともに、15〜80g/m2の坪量を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、使い捨ておむつや該おむつの内側に配される補助パッド等の吸収性物品に関する。
吸収性物品における表面シートと吸収コアとの間に、セカンドシートやサブレイヤシート等と呼ばれるシート材料を配置する技術が知られている。例えば、特許文献1には、シート状不織布の親水処理物に熱エンボス加工を施して、該親水処理物の厚みの5〜50倍の厚さに凹凸が形成された不織布を形成し、該不織布を、表面シートの下側に配置されるセカンドシートとして用いた使い捨ておむつが記載されている(特許文献1参照)。凹凸が形成された不織布を、表面シートと吸収コアとの間に配置した吸収性物品は、特許文献2にも記載されている。
前記のセカンドシート等を用いた吸収性物品の技術とは別に、吸収体を中央吸収体とその両側方に設けられた一対のサイド吸収体とから構成し、吸収性物品の着用時にサイド吸収体が起立するようにした吸収性物品も知られている(特許文献3参照)。
特開平11−286863号公報 特開2006−297076号公報 特開2007−29482号公報
特許文献1及び2に記載の吸収性物品によれば、凹凸が形成された不織布が、表面シートと吸収コアとの間に配されていることによって、吸収コアに一旦吸収された液の逆戻りが起こりづらくなり、表面シートをドライに保つことができるという利点がある。しかし、排泄された液の横方向(平面方向)への拡がりを制御しづらく、横漏れが起こりやすい場合がある。
一方、特許文献3に記載の吸収性物品によれば、起立した一対のサイド吸収体によって吸収体全体が舟形に変形して、排泄された液が中央吸収体によって吸収されることから横漏れが起こりづらいという利点がある。しかし、液を吸収した中央吸収体に着用者の体圧が過度に加わると、該吸収体に吸収保持されている液の逆戻りが起こりやすい場合がある。
したがって本発明の課題は、前述した従来技術の吸収性物品よりも各種の性能が一層向上した吸収性物品を提供することにある。
本発明は、表面シートと裏面シートとの間に吸収コアが配置され、かつ表面シートと吸収コアとの間に液透過性の繊維集合体が配置されてなり、着用者排泄部分に対向する股下部とその前後に位置する前方部及び後方部を備えた吸収性物品であって、
吸収コアは、左右の側部域に、吸収性物品の長手方向に延びる一対の凹条部を有し、
15〜80g/m2の坪量を有する繊維集合体が、前記股下部において、その各側縁が各凹条部の外側縁を越えないように該凹条部間に配置されている、吸収性物品を提供するものである。
本発明の吸収性物品は、排泄された液を物品の長手方向に導くことができ横漏れを効果的に防止できるものである。また本発明の吸収性物品は、吸収された液の逆戻りが起こりづらく、表面シートのドライ感が高いものである。
図1は、本発明の吸収性物品の第1実施形態を示す一部判断平面図である。 図2は、図1におけるII−II線断面図である。 図3(a)〜(c)は、吸収コアの別の形態を示す幅方向断面図である。 図4は、セカンドシートの構造を模式的に示す幅方向断面図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき、図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の第1実施形態の吸収性物品10をその表面シート側からみた一部破断平面図が示されている。図2は、図1におけるII−II線断面図である。この吸収性物品10は、例えば使い捨ておむつや、該おむつと併用され、かつ該おむつの表面シート上に配置される補助パッドとして好適に使用されるものである。
吸収性物品10は、着用者の排泄部分に対向する股下部Cと、該股下部から前方(着用者の腹側)に延びる前方部Aと、該股下部から後方(着用者の背側)に延びる後方部Bとを有する実質的に縦長の形状をしている。吸収性物品10が使い捨ておむつ(いわゆるテープ止め型使い捨て紙おむつ)として用いられる場合には、後方部Bにおける左右の側縁に、当該技術分野において通常用いられているファスニングテープ(図示せず)を取り付けてもよい。
吸収性物品10は、その使用時に着用者の肌に近い側に位置する表面シート11と、着用者の肌から遠い側に位置する裏面シート12とを具備している。表面シート11は液透過性であり、例えばエアスルー不織布及びスパンボンド不織布等の各種の不織布や穿孔フィルムから構成されている。液透過性を良好にする目的で、これらには親水化処理が施されていてもよい。裏面シート12は撥水性であり、例えば各種の合成樹脂製のフィルム、該フィルムと不織布とのラミネート、又は不織布積層体(例えば1層以上のスパンボンド不織布と1層以上のメルトブローン不織布との積層体)から構成されている。裏面シート12は水蒸気透過性を有していてもよい。吸収性物品10が補助パッドとして用いられる場合には、裏面シート12の表面に、該補助パッドを使い捨ておむつの肌当接面に固定するための固定部(図示せず)を設けてもよい。この固定部は、例えば粘着剤や面ファスナから構成することができる。
表面シート11と裏面シート12との間には液保持性の吸収コア20が配置されている。吸収コア20は一般にフラッフパルプの積繊体から構成されている。この積繊体中には、高吸収性ポリマーが均一混合されているか、又は高吸収性ポリマーが1層又は2層以上の層をなして含まれている。更に、吸収コア20中には抗菌剤や消臭剤が添加されていてもよい。吸収コア20は一般に液透過性のシート、例えばティッシュペーパーや不織布等に包被されて吸収体を構成している。この液透過性のシートはその坪量が例えば10〜30g/m2、特に10〜20g/m2のものが好ましい。この液透過性のシートには抗菌剤や消臭剤が含まれていてもよい。
吸収コア20は同一又は異なる形状のものを2層以上積層して用いることができる。図2には異なる形状を有する2つの吸収コア、すなわち上層コア21とその裏面シート側に位置する下層コア22とが積層されてなる2層構造の吸収コア20が示されている。図2に示す吸収コア20においては、上層コア21及び下層コア22はそれぞれ別個に液透過性のシートに包被されていてもよく、あるいは上層コア21と下層コア22とを積層した後に、これらを液透過性のシートで包被してもよい。後述する図3(a)〜(c)に示す形態についても同様である。
吸収コア20は、左右の側部域における表面シート側の表面に吸収性物品10の長手方向に延びる一対の凹条部23,23を有している。各凹条部23は、それらの前端及び後端が吸収性物品10の前方部A及び後方部B各々の一部にまで達している。2つの凹条部23の前端は概ね同じ位置において終端している。後端についても同様である。2つの凹条部23の幅は概ね同じになっている。
凹条部23は、上層コア21及び下層コア22を含む2層構造の吸収コア20のうち、上層コア21に設けられた細長い矩形の貫通孔24によって形成されている。貫通孔24は上層コア21にのみ形成されており、下層コア22には貫通孔や凹部は設けられていない。したがって、吸収コア20の全体でみたとき、凹条部23は吸収コア20の全体を貫通しておらず、該凹条部23は下層コア22からなる底部を有する構造になっている。しかし、凹条部23の形態はこれに限られず、例えば図3(a)〜(c)に示すような形態を採用してもよい。
図3(a)に示す形態では、吸収コア20は単層構造をしており、凹条部23は単層構造の該吸収コア20の厚み方向全体を貫通する細長い矩形の貫通孔24となっている。この形態の凹条部23は底部を有さない構造になっている。
図3(b)に示す形態では、図2と同様に吸収コア20は上層コア21と下層コア22とから構成される2層構造になっている。吸収コア20は一対のサイド凹条部23a,23aを有しているとともに、該凹条部23間に1本の中央凹条部23bを有している。サイド凹条部23aは上層コア21に設けられた細長い矩形の貫通孔によって形成されている。中央凹条部23bも上層コア21に設けられた細長い矩形の貫通孔によって形成されている。下層コア22には貫通孔や凹部は形成されていない。したがって、サイド凹条部23a及び中央凹条部23bはいずれも下層コア22から構成される底部を有している。
中央凹条部23bは吸収性物品の幅方向の略中央部に形成されている。サイド凹条部23aは中央凹条部23bに対して左右対称な位置に配置されている。2本のサイド凹条部23aと中央凹条部23bとの長さは同じでも異なっていてもよい。凹条部の幅に関しては、2本のサイド凹条部23aと中央凹条部23bとの幅は同じでも異なっていてもよい。
図3(c)に示す形態では吸収コア20が三層構造になっている。詳細には、吸収コア20は、表面シートに最も近い側に位置する上層コア21と、裏面シートに最も近い側に位置する下層コア22と、両コア21,22間に位置する中間層コア25とを有している。上層コア21には細長い矩形の一対の貫通孔21aが設けられている。下層コア22にも細長い矩形の一対の貫通孔22aが設けられている。吸収コア22を平面視したとき、貫通孔21aと貫通孔22aは同じ位置に配置されている。貫通孔21aと貫通孔22aの長さは同じでも異なっていてもよい。幅に関しても同様である。
上層コア21と下層コア22との間に位置する中間層コア25においては、幅広の矩形の貫通孔25aが1つ形成されている。貫通孔25aは中間層コア25の長手方向の及び幅方向の中央域に形成されている。貫通孔25aは、その幅が、上層コア21に形成されている一対の貫通孔21aの外側縁間の距離(この距離は、下層コア22に形成されている一対の貫通孔22aの外側縁間の距離と同じである)と同じになっている。貫通孔25aの長さに関しては、貫通孔21a及び/又は貫通孔22aの長さと同じでも異なっていてもよい。図3(c)に示す実施形態においても、吸収コア20には、左右の側部域における表面シート側の表面に吸収性物品10の長手方向に延びる一対の凹条部23が形成される。この凹条部23は吸収コア20の厚さ方向全体を貫通している。
このように、図3(c)に示す吸収コア20は2以上の吸収コア21,22,25を有し、該吸収コアのうち表面シート11に最も近い側に位置する上層コア21に貫通孔21aが形成されており、それによって少なくとも凹条部23が形成されており、かつ上層コア21よりも裏面シート側に位置する中間層コア25及び下層コア22に形成されている貫通孔25a,22aは、上層コア21の貫通孔21aの外側縁を越えないように配置されている。
図2及び図3(a)〜(c)に示す形態の吸収コア20を備えた吸収性物品10によれば、一対の凹条部23が吸収コア20の折曲の可撓軸となり、その着用時に、吸収コア20のうち凹条部23よりも外方に位置する部位が起立する。その結果、吸収コア20の全体が舟形に変形する。したがって排泄された液は、吸収コア20のうち一対の凹条部23の間に位置する部位によって吸収され、横漏れが起こりづらくなる。この効果を一層顕著なものとする観点から、吸収コア20における凹条部23の坪量は、該凹条部23以外の部位の吸収コア20の坪量の50%以下であることが好ましく、25%以下であることが更に好ましい。同様の理由から、凹条部23の幅は、吸収コア20の大きさにもよるが、吸収性物品10を大人用紙おむつの尿とりパッドとして用いる場合には、好ましくは5〜30mmに設定する。凹条部23の長さは好ましくは150〜400mmに設定する。凹条部23の間隔は、内側縁間の距離で表して好ましくは30〜100mm、更に好ましくは40〜100mmに設定する。
凹条部23を形成したことに起因して奏される上述の有利な効果に加え、凹条部23が吸収コア20を貫通している図3(a)に示す形態では、吸収コア20の折曲の可撓性が更に上がるという有利な効果も奏される。また、一対のサイド凹条部23aに加えて中央凹条部23bを有している図3(b)に示す形態の吸収コア20では、下層コア22によって貫通孔23aに挟まれた吸収コア21の中央部のヨレや壊れを防止するという有利な効果も奏される。更に図3(c)に示す形態の吸収コア20では、貫通孔25a内に排泄された尿を一時的に素早く貯めることができるとともに、吸収体側部に位置する吸収コア25では尿を吸収し厚さが増し土手を形成し、横モレを防止するという有利な効果も奏される。
図2に戻ると、表面シート11における肌当接面側の長手方向に沿う左右の側部には、吸収性物品10の長手方向に延びる一対の防漏カフ13,13が設けられていてもよい。防漏カフ13は、縦長の撥水性シート13aを表面シート11における肌当接面側の長手方向に沿う左右の側部に配し、該撥水シート13の外側縁部を表面シート11及び該表面シート11の側縁から外方に延出した裏面シート12と接合して固定縁部14aを形成するとともに、該撥水シート13aの内側縁部を自由縁部14bとなしたものである。固定縁部14aには、吸収性物品10の長手方向に延びる弾性部材15aが配置されている。弾性部材15aは撥水シート13aと裏面シート12との間に伸長状態で固定されている。一方、自由縁部14bには吸収性物品10の長手方向に延びる弾性部材15bが配置されている。弾性部材15bは、自由縁部14bにおける撥水シート13aをスリーブ状に折り返し、そのスリーブ中に伸長状態で固定されている。防漏カフ13は吸収性物品10の着用時に表面シート11から離間して起立して、液の横漏れ防止のための防漏壁として機能する。撥水シート13aとしては、例えばスパンボンド・メルトブローン・スパンボンド(SMS)不織布、スパンボンド・メルトブローン・メルトブローン・スパンボンド(SMMS)不織布、及びスパンボンド不織布などの撥水性不織布を用いることができる。
表面シート11と吸収性コア20との間にはセカンドシート30が、少なくとも股下部Cに配置されている。より具体的には、セカンドシート30は股下部から前方部A及び後方部Bそれぞれの一部にわたって存在している。セカンドシート30は繊維集合体から構成されており、液透過性のものである。この繊維集合体としては、例えばフラップパルプの積繊体や不織布が用いられる。セカンドシート30は、吸収性物品の使用時において、表面シート11を透過してきた液を素早く透過させ、その下側に位置する吸収コア20へと導いて表面シート11に液が滞留することを防止するとともに、表面シート11と吸収コア20とを離間させて、吸収コア20に吸収された液が着用者の体圧によって表面シート側へ逆戻りすることを防止し、ドライ感を十分に与え易くする目的で用いられる。この目的のために、セカンドシート30は嵩高でかつ低坪量のものであることが好ましい。具体的には、セカンドシート30は15〜80g/m2の坪量を有しており、好ましくは20〜80g/m2更に好ましくは25〜80g/m2の坪量を有している。セカンドシート30の坪量がこれよりも高くなると、該セカンドシート30の液の透過性が損なわれる傾向にあり、排泄された液が表面シート11に滞留し易くなる。一方、セカンドシート30の坪量がこれよりも低くなると、該セカンドシート30が表面シート11と吸収コア20との間を離間させる程度が低くなるので、液の逆戻りを効果的に防止しづらくなる。
セカンドシート30の坪量は上述のとおりであるところ、該セカンドシート30の坪量は吸収コア20の坪量よりも低いことが好ましい。セカンドシート30と吸収コア20との坪量の関係をこのようにすることで、セカンドシート30に一旦保持された尿が素早く吸収コアに吸収されるとともに、セカンドシート30内に残る尿の量を少なくすることができるという有利な効果が奏される。この観点からセカンドシート30の坪量は、吸収コア20の坪量の3〜20%、特に3〜16%に設定することが好ましい。吸収コア20の坪量とは、該吸収コア20が単層の構造の場合にはそれそのものの坪量のことであり、多層の構造の場合はすべての層の坪量の合計量のことである。吸収コア20がティッシュペーパー等の液透過性のシートで包被されている場合には、便宜上、該シートの坪量も吸収コア20の坪量に含まれる。
図2に示すように、股下部Cにおいて、セカンドシート30はその各側縁が各凹条部23の外側縁を越えないように凹条部23間に配置されている。セカンドシート30をこのような配置形態とすることで、排泄された液の平面方向での流れを制御することができる。詳細には、表面シート11を透過してきた液のうちセカンドシート30の平面方向に拡散する液、特に幅方向に拡散する液は凹条部23内に流れ込み、それ以上の幅方向への拡散が阻止される。これとともに凹条部23の延びる方向である長手方向へ液が案内される。その結果、液の横漏れが効果的に防止される。本実施形態と異なり、セカンドシートが凹条部を越えて吸収コアの外側縁まで位置している場合には、後述する比較例1によって例証されるように、凹条部を形成したとしても液の横方向への拡散を確実に制御できずに横漏れが起こり易くなることがある。この観点から、本実施形態で用いるセカンドシート30の各側縁は各凹条部23の内側縁を越えないように凹条部23間に配置されていることが好ましい。なお、セカンドシートが腹側部A及び/又は背側部Bにまで延びている場合、少なくともその一部が各凹条部23の外側縁を越えていても構わないが、腹側部A及び背側部Bにおいても各凹条部23の外側縁を越えないことが好ましい。
セカンドシート30の具体的な幅は、吸収性物品10における股下部Cの幅等に応じて適切に選択される。吸収性物品10を例えば大人用紙おむつの補助パッド(尿とりパッド)として用いる場合には、セカンドシート30の幅を好ましくは30〜120mm、更に好ましくは40〜100mmに設定することができる。
セカンドシート30の幅については上述のとおりであるところ、該シート30の長さに関しては、吸収コア20に形成されている凹条部23の長さと同じか又はそれよりも大きくなっていることが好ましい。具体的には、セカンドシート30の前端及び後端は、凹条部23の前端及び後端と同位置にあるか、又は凹条部23の前端及び後端を越えて吸収性物品の前端及び後端寄りに位置していることが好ましい。特に、セカンドシート30の前端及び後端は、凹条部23の前端及び後端を越えて吸収性物品の前端及び後端寄りに位置していることが好ましい。セカンドシート30がこのような長さを有していることでセカンドシート30における液の平面方向での拡散を一層制御し易くなり、横漏れを一層効果的に防止することができる。
セカンドシート30の具体的な長さは、吸収性物品10の具体的な用途に応じて適切に選択される。吸収性物品10を例えば大人用紙おむつの補助パッド(尿とりパッド)として用いる場合には、セカンドシート30の長さは、好ましくは150mm以上でかつ吸収コア20と同じ長さにすることができる。更に好ましくは150〜450mm、一層好ましくは200〜450mmに設定することができる。
セカンドシート30が不織布から構成される場合、該不織布は図4に示すように、表面シート側から吸収コア側へ向けて突出する多数の凸部31を有することが好ましい。この凸部31は一方向に延びる筋状のものでもよく、あるいはシート30の平面方向にわたって散点状に配されたものでもよい。凸部31が形成されることで、セカンドシート30には表面シート側から吸収コア側へ向けて突出する多数の空間Sが形成される。その結果、吸収性物品の使用時において、表面シート11と吸収コア20とを確実に離間させることができ、液戻りを一層効果的に防止することができ、ドライ感を向上させることができる。
表面シート11と吸収コア20とを確実に離間させる観点から、凸部31を有するセカンドシート30の厚みは、245Pa荷重下において1〜8mm、特に2〜8mmであることが好ましい。またセカンドシート30の坪量は、好ましくは15〜80g/m2、更に好ましくは20〜80g/m2、一層好ましくは25〜80g/m2に設定する。なおセカンドシート30の厚みは、50mm×50mmの平板(圧力245Pa)をセカンドシート30の上に載せて、その状態下に赤外線厚み計を用いて測定する。
凸部31が一方向に延びる筋状のものである場合、該凸部31を吸収性物品10の長手方向又は幅方向に延びるように配置することができる。また、セカンドシート30の平面方向のうちのある一部分に長手方向に延びる凸部31を配し、他の部分に幅方向に延びる凸部31を配することもできる。
一方、凸部31が散点状に配されたものである場合、個々の凸部31を吸収性物品10の長手方向及び/又は幅方向に沿って間欠的に配置することができる。特に、千鳥格子状の配置のように、吸収性物品10の長手方向及び幅方向にわたって空間Sが間欠的に配置されるように凸部31が形成されることで、排泄された液の平面方向の拡散をコントロールし易くなるという利点がある。また、個々の空間Sが、表面シート側から吸収コア側へ向けて窄んだ形状をしていることによって、液の平面方向の拡散をコントロールし易くなることに加えて、セカンドシート30の液の透過性も良好になる。
また、凸部31を有するセカンドシート30は、吸収コア20と接する面積よりも表面シート11と接する面積の方が大きくなるように、該凸部31の形状が調整されていることが好ましい。このようにすることで吸収コア20に吸収された液の逆戻りを一層効果的に防止することができる。この観点から、セカンドシート30を平面視したときの見かけの面積(投影面積)に対する吸収コア20と接する面積の総和の割合は5〜40%、特に5〜30%とすることが好ましく、一方、セカンドシート30を平面視したときの見かけの面積(投影面積)に対する表面シート11と接する面積の総和の割合は30〜80%、特に40〜70%とすることが好ましい。これらの割合は、セカンドシート30を撮影した像の画像解析によって算出することができる。
表面シート側から吸収コア側へ向けて突出する凸部31は、その最突出部、すなわち、図4中、吸収コア20に最も近い部位に貫通孔32が形成されていてもよい。貫通孔32が形成されていることで、表面シート11を透過してきた液を一層素早く吸収コア20へと導くことが可能となる。貫通孔32はすべての凸部31に形成されていてもよく、あるいは一部の凸部31にのみ形成されていてもよい。例えば、セカンドシート30のうち、着用者の排泄部分に対向する部位に位置する凸部31に貫通孔32を形成することができる。
セカンドシート30として凸部31を有する不織布を用いる場合、該不織布は例えば以下の方法で得ることができる。
親水性の熱可塑性樹脂からなるエアスルー不織布を、凹凸形状を有するハニカムロールによって凹凸賦形する。あるいは、前記エアスルー不織布を、一組の凸ロールと凹ロールによって表面が凸形状のみで裏面が凹形状のみになるように賦形する。そのような不織布の製造方法としては、例えば、特開2001−20168号公報記載の製造方法、特に以下の具体的な製造方法等が適用できる。
前記エアスルー不織布に一組の凹凸ロールを用いてスチールマッチエンボス加工等の熱処理を施すことによって、規則的に多数の凹凸が形成されたセカンドシート30が得られる。前記のロールに加える温度は、不織布の材質や坪量、又は加工速度によっても異なるが、不織布を構成する材料の融点又は軟化する温度以下であることが好ましい。例えば、加工温度は100〜200℃、特に110〜180℃であることが好ましい。
凸部31を有するセカンドシート30を構成する不織布の繊維は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂の繊維であることが好ましい。該繊維は、これらの樹脂を単一成分とするものでもよく、あるいはこれらの樹脂の2種以上の組み合わせからなる複合繊維であってもよい。特にポリエチレンテレフタレート繊維は剛性が高いので、ポリエチレンテレフタレートの単一繊維や、ポリエチレンテレフタレートを芯とする複合繊維を用いると、凸部31が体圧によって圧潰しづらくなる点から好ましい。また、該繊維の形状は、機械的な二次元捲縮、コイル状の三次元捲縮又はそれらを複合した形状等が挙げられる。セカンドシート30の圧縮回復性を向上させる点から、不織布はコイル状の三次元捲縮繊維を30重量%以上含むことが好ましい。更に、繊維の繊度(繊維太さ)は1〜15デシテックス、更に2〜10デシテックスが好ましい。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記の実施形態に制限されない。例えば前記の実施形態は、本発明の吸収性物品を、主として使い捨ておむつやそれと併用される補助パッドに適用した例であるが、本発明はこれら以外の吸収性物品にも同様に適用することができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲は、かかる実施例に制限されない。
〔実施例1〕
図1及び図2に示す形態の補助パッド(尿とりパッド)を作製した。表面シート11として、坪量20g/m2のエアスルー不織布を用いた。このエアスルー不織布には界面活性剤による親水化処理を施した。裏面シート12として、坪量45g/m2の透湿性フィルムを用いた。防漏カフ13用の撥水性不織布として、坪量15g/m2のSMS不織布を用いた。吸収コア20は2層構造となし、上層コア21として、フラッフパルプ160g/m2、高吸収性ポリマー120g/m2の混合積繊体を用いた。上層コア21は、坪量16g/m2のティッシュペーパーで包被した。上層コア21は、長さ540mm、幅140mmのものであった。上層コア21には、その縦中心線に関して対称に一対の縦長の貫通孔24を形成した。貫通孔の長さは260mm、幅は20mmであり、内側縁間の距離は60mmとした。下層コア22は、その外形寸法は上層コア21と同様にした。下層コア22には貫通孔は形成しなかった。セカンドシート30としては、親水性のポリプロピレン(PP)繊維からなるエアスルー不織布(坪量35g/m2)に、特開2001−20168号公報の記載に従い、一組の凹凸ロールを用いたスチールマッチエンボス加工を、100℃、速度3.1m/minで施し、多数の凸部を形成したものを用いた(スチールマッチ不織布1)。仕上がったセカンドシート30の坪量、厚み、見かけ密度及び寸法は、以下の表1に示すとおりとした。セカンドシート30の坪量がスチールマッチエンボス加工を施す前の不織布の坪量より45.1g/m2に増えたのは、熱収縮によるためである。このセカンドシート30を表面シート11と吸収コア20の間に、上層コア21の貫通孔に挟まれる位置に配置した。その他は常法に従い、全長600mm、股下部Cの幅190mmの補助パッドを得た。
〔実施例2〕
実施例1において、セカンドシート30として、芯が親水性のポリエチレンテレフタレート(PET)で、鞘がポリエチレン(PE)である複合繊維からなるエアスルー不織布(坪量25g/m2)に、スチールマッチエンボス加工を118℃、速度5m/minで施したものを用いた(スチールマッチ不織布2)。セカンドシート30の坪量、厚み、見かけ密度及び寸法は、以下の表1に示すとおりとした。その他は実施例1と同様にして補助パッドを得た。
〔比較例1〕
本比較例は、実施例1において、セカンドシート30を幅140mm、長さ260mmとし、該セカンドシート30を上層コア21の一対の貫通孔を完全に覆うように吸収コア20の上に配置した例である。具体的には、セカンドシート30として以下の表1に記載したものを用いた。その他は実施例1と同様にして補助パッドを得た。
〔比較例2〕
本比較例は、実施例1において高坪量の繊維集合体からなるセカンドシートを用いた例である。具体的には、セカンドシート30としてフラッフパルプの積繊体を用いた。セカンドシート30の坪量、厚み、見かけ密度及び寸法は、以下の表1に示すとおりとした。その他は実施例1と同様にして補助パッドを得た。
〔性能評価〕
実施例及び比較例で得られた補助パッドについて、以下の方法で横漏れ評価(モデル評価)を行い、また吸収時間及び吸収速度を測定した。それらの結果を以下の表1に示す。
〔横漏れ評価(モデル評価)〕
補助パッドを、透明なモデルに装着させ、このモデルを水平に仰向けに寝かせた。更に横向きに30度傾斜させ(前記の斜面評価と同様の傾斜の向き)、この状態下に、チューブを用いて補助パッドの中央部に人工尿(生理食塩水)を5g/secの速度で150g注入した。この操作を10分間隔で繰り替えした。この操作は横漏れが生じるまで行った。横漏れが発生した時点で注入をやめ、それから10分後に補助パッドの質量を測定した。測定された質量を注入前の質量から差し引き、人工尿の吸収量とした。吸収量はその値が大きいほど横漏れが起こりづらいことを意味する。
〔吸収時間及び吸収速度〕
補助パッドを表面シートが上を向くように水平に載置した。内径45mmの円筒を用い、この円筒を表面シートの中央域に載置した。円筒内に150gの生理食塩水を10分間隔で2回注ぎ入れた。生理食塩水を2回目に注ぎ入れてから、それが完全に吸収されるまでの時間を計測して吸収時間(s)とした。更に150gをその吸収時間で割った値を吸収速度(g/s)とした。吸収速度はその値が高いほど液を吸収しやすいことを意味する。
Figure 2012120584
表1に示す結果から明らかなように、各実施例の補助パッドは横漏れが生じるまでに吸収できる液の量が多く、かつ液の吸収速度も高いことが判る。これに対して、吸収コアの股下幅と同じ幅にセカンドシートを配した比較例1では、各実施例よりも少ない吸収量で横漏れが発生してしまうことが判る。高坪量のセカンドシートを配した比較例2では、各実施例よりも少ない吸収量で横漏れが発生してしまう上に、液の吸収速度も低いことが判る。
10 吸収性物品
11 表面シート
12 裏面シート
13 防漏カフ
20 吸収コア
21 上層コア
22 下層コア
25 中間層コア
30 セカンドシート
31 凸部

Claims (8)

  1. 表面シートと裏面シートとの間に吸収コアが配置され、かつ表面シートと吸収コアとの間に液透過性の繊維集合体が配置されてなり、着用者排泄部分に対向する股下部とその前後に位置する前方部及び後方部を備えた吸収性物品であって、
    吸収コアは、左右の側部域に、吸収性物品の長手方向に延びる一対の凹条部を有し、
    15〜80g/m2の坪量を有する繊維集合体が、前記股下部において、その各側縁が各凹条部の外側縁を越えないように該凹条部間に配置されている、吸収性物品。
  2. 前記繊維集合体は、吸収コアよりも低坪量の不織布からなる請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記繊維集合体は、表面シート側から吸収コア側へ向けて突出する多数の凸部を有する不織布からなり、該凸部によって表面シート側から吸収コア側へ向けて突出する空間が形成されている請求項1に記載の吸収性物品。
  4. 前記の多数の空間は、吸収性物品の長手方向及び幅方向にわたって間欠的に配置されており、かつ表面シート側から吸収コア側へ向けて窄んだ形状をしている請求項3に記載の吸収性物品。
  5. 前記繊維集合体はその長さが、凹条部の長手方向の長さと同じか又はそれよりも大きくなっている請求項1ないし4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記繊維集合体は、吸収コアと接する面積よりも、表面シートと接する面積の方が大きくなっている請求項3ないし5のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  7. 表面シート側から吸収コア側へ向けて突出する前記凸部は、その最突出部の位置に貫通孔が形成されている請求項3ないし6のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  8. 2以上の吸収コアを有し、該吸収コアのうち、表面シートに最も近い側に位置する上層コアに貫通孔が形成されており、それによって前記の凹条部が形成されており、
    かつ上層コアよりも裏面シート側に位置する下層コアは貫通孔を有さないか、又は有している場合には、該貫通孔は、上層コアの貫通孔の外側縁を越えないように配置されている請求項1ないし7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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