JP2012118472A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012118472A
JP2012118472A JP2010270792A JP2010270792A JP2012118472A JP 2012118472 A JP2012118472 A JP 2012118472A JP 2010270792 A JP2010270792 A JP 2010270792A JP 2010270792 A JP2010270792 A JP 2010270792A JP 2012118472 A JP2012118472 A JP 2012118472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
pixels
addition
vertical
focus detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010270792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5746496B2 (ja
Inventor
Hidenori Taniguchi
英則 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2010270792A priority Critical patent/JP5746496B2/ja
Priority to US13/297,981 priority patent/US20120138773A1/en
Priority to EP11191581A priority patent/EP2461571A3/en
Priority to KR1020110127653A priority patent/KR101428596B1/ko
Priority to RU2011149224/08A priority patent/RU2490715C1/ru
Priority to CN201110400411.6A priority patent/CN102487432B/zh
Publication of JP2012118472A publication Critical patent/JP2012118472A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5746496B2 publication Critical patent/JP5746496B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/672Focus control based on electronic image sensor signals based on the phase difference signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/46Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by combining or binning pixels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/10Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from different wavelengths
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/10Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof for transforming different wavelengths into image signals
    • H04N25/11Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics
    • H04N25/13Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements
    • H04N25/134Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements based on three different wavelength filter elements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/702SSIS architectures characterised by non-identical, non-equidistant or non-planar pixel layout
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/703SSIS architectures incorporating pixels for producing signals other than image signals
    • H04N25/704Pixels specially adapted for focusing, e.g. phase difference pixel sets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】電子ビューファインダーモードや動画撮影時に、撮像用画素群を水平および垂直方向に加算して読み出す場合でも、撮像用画素と焦点検出用画素の信号が混合しないようにする。
【解決手段】撮影レンズの射出瞳を通過した光束を受光する撮像用画素と、撮影レンズの射出瞳の一部が遮光された光束を受光する焦点検出用画素とが、水平方向である行方向と垂直方向である列方向に配列された、画素の行列を有する撮像素子と、1つの列に並ぶ複数の画素の信号を撮像素子の垂直方向に出力する垂直出力線と、1つの列に並ぶ複数の画素の信号を撮像素子の垂直方向に加算する垂直加算部と、垂直加算部により複数の画素の信号を垂直方向に加算して読み出す場合に、加算の対象に焦点検出用画素が含まれる場合は、焦点検出用画素を加算する垂直加算部を常にオフに設定するように制御する制御部とを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、2次元に配置された多数の光電変換素子で静止画又は動画を撮像可能な撮像装置に関する。
近年、CCDやCMOSといったタイプの固体撮像素子を用いたデジタルカメラやビデオカメラが一般的に普及している。このようなデジタルカメラやビデオカメラには、自動的に撮影レンズの焦点位置を調節するためのオートフォーカス(以下、AFと略す)機能が搭載されている。コンパクトカメラやビデオカメラでは、撮像信号のコントラストを評価して焦点状態を調節する、コントラスト方式によるAFが行われている。
また、デジタル一眼レフカメラにおいては、光学ファインダーを使った静止画撮影では、クイックリターンミラーにより撮影光束を光学ファインダーと焦点検出手段に分割して、専用の位相差焦点検出装置によりAFを行う。また、電子ビューファインダーや動画撮影においては、クイックリターンミラーを退避させて固体撮像素子のみに撮影光束を導き、コンパクトカメラやビデオカメラと同じく、コントラスト方式によるAFが行われている。
しかしながら、専用の位相差焦点検出装置は、スペースやコストなどの点で不利であり、コントラスト方式は、撮影レンズの焦点位置を変えながら撮像信号のコントラストが最も大きくなる位置を探索するため、高速な焦点合わせが出来ないといった欠点がある。
上記の欠点を克服するため、撮像素子の一部の受光素子(画素)において、オンチップマイクロレンズの光軸に対して受光部の感度領域を偏心させることで瞳分割機能を付与し、これらの画素を焦点検出用画素とする技術が提案されている。焦点検出凌駕とを、撮像用画素群の間に所定の間隔で配置することで、電子ビューファインダーや動画撮影でも、位相差方式によるAFを実現することができる。
また、特開2009−89143号公報(特許文献1)では、撮像素子内の焦点検出用画素を高速で読み出すために、信号を読み出すための信号線、出力回路および走査回路を撮像用画素および焦点検出用画素に対して別々に設けることが提案されている。
特開2009−128892号公報(特許文献2)では、電子ビューファインダーや動画撮影などのように、フレームレートを確保するために固体撮像素子の信号を間引いて読み出すモードにおいて、撮像画像のフレームレートなどに影響を与えないで焦点検出用画素の読み出しを効率よく行うことが提案されている。
また、本願出願人も、特開2010−20055号公報(特許文献3)において、電子ビューファインダーや動画撮影で、モアレなどによる画質劣化を防止するために、撮像素子の画素を加算しながら読み出す加算読み出しモードにおいて、加算対象に焦点検出用画素が含まれる場合に、撮像用画素の信号と、焦点検出用画素の信号が混合しないように読み出す方法を提案している。
特開2009−89143号公報 特開2009−128892号公報 特開2010−20055号公報
しかしながら、従来、撮像素子を利用して位相差AFを行う撮像装置で電子ビューファインダーモードや動画撮影モードが設定された場合に、画質の劣化を抑えて焦点検出を行うことはできなかった。
たとえば、特許文献1では、撮像用画素と焦点検出用画素の信号を読み出すための信号線、出力回路および走査回路を撮像用画素および焦点検出用画素で別々に設けることで、焦点検出用画素を高速に読み出そうとしている。しかし、電子ビューファインダーモードや動画撮影に用いられる間引き読み出しモードや加算読み出しモードに関しては記載されていない。また、読み出し用の2系統の回路が必要であり、回路構成が複雑になる。
特許文献2は、電子ビューファインダーモードや動画撮影での読み出しについて提案している。しかし、垂直方向を間引きにより第1と第2のフィールドに分割して、各々のフィールドで撮像用画素、焦点検出用画素の読み出しを行うことが前提になっており、垂直方向のモアレを抑制することが出来ない。
また、特許文献3も、水平の加算対象画素内に焦点検出用画素が含まれる場合は、焦点検出用画素を単独で出力するものであるが、垂直方向の加算に関する具体的な記載はない。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子ビューファインダーモードや動画撮影時に、撮像用画素群を水平および垂直方向に加算して読み出す場合でも、撮像用画素と焦点検出用画素の信号が混合しないようにすることである。
本発明に関わる撮像装置は、撮影レンズの射出瞳を通過した光束を受光する撮像用画素と、前記撮影レンズの射出瞳の一部が遮光された光束を受光する焦点検出用画素とが、水平方向である行方向と垂直方向である列方向に配列された、画素の行列を有する撮像素子と、1つの列に並ぶ複数の画素の信号を前記撮像素子の垂直方向に出力する垂直出力手段と、1つの列に並ぶ複数の画素の信号を前記撮像素子の垂直方向に加算する垂直加算手段と、前記撮像素子の全ての画素の信号を加算せずに読み出す全画素読み出しモードと、前記垂直加算手段により前記複数の画素の信号を垂直方向に加算して読み出す加算読み出しモードとを備え、前記加算読み出しモードにおいて、加算の対象に前記焦点検出用画素が含まれる場合は、前記焦点検出用画素を加算する前記垂直加算手段を常にオフに設定するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電子ビューファインダーモードや動画撮影時に、撮像用画素群を水平および垂直方向に加算して読み出す場合でも、撮像用画素と焦点検出用画素の信号が混合しないようにすることが可能となる。
第1の実施形態のカメラのブロック図。 第1の実施形態の撮像素子の撮像用画素の平面図と断面図。 第1の実施形態の撮像素子の焦点検出用画素の平面図と断面図。 第1の実施形態の撮像素子の画素部回路図。 第1の実施形態の撮像素子の全体ブロック図。 第1の実施形態の撮像素子の画素配置および水平垂直加算の説明図。 第1の実施形態の撮像素子の垂直転送タイミングチャート。 第1の実施形態の撮像素子の水平転送タイミングチャート。 第1の実施形態の撮像素子の変形例の画素部回路図。 第2の実施形態の撮像素子の画素部回路図。 第2の実施形態の撮像素子の画素部の駆動タイミングチャート。 第2の実施形態の撮像素子の全体ブロック図。 第2の実施形態の撮像素子の画素配置および垂直加算の説明図。 第2の実施形態の撮像素子の垂直転送タイミングチャート。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。図1において、101は撮影光学系の先端に配置された第1レンズ群であり、光軸方向に進退可能に保持されている。102は絞り兼用シャッタであり、その開口径を調節することで撮影時の光量調節を行うほか、静止画撮影時には露光秒時調節用シャッタとして機能する。103は第2レンズ群である。絞り兼用シャッタ102及び第2レンズ群103は、一体で光軸方向に移動し、第1レンズ群101の移動と連動して変倍作用(ズーム機能)をなす。105はフォーカスレンズを含む第3レンズ群であり、光軸方向に移動して焦点調節を行う。106は光学的ローパスフィルターであり、撮影画像の偽色やモアレを軽減するための光学素子である。107はCMOSセンサとその周辺回路で構成された撮像素子である。撮像素子107には、水平方向である行方向と垂直方向である列方向に画素が配列された画素の行列を有し、横方向(水平方向)m画素、縦方向(垂直方向)n画素の受光ピクセル上に、ベイヤー配列の原色カラーモザイクフィルタがオンチップで形成された、2次元単板カラーセンサが用いられる。撮像素子107は、撮像用画素と焦点検出用画素をそれぞれ複数有する。
111はズームアクチュエータであり、不図示のカム筒を回動することで、第1レンズ群101乃至第3レンズ群105を光軸方向に駆動して変倍操作を行う。112は絞りシャッタアクチュエータであり、絞り兼用シャッタ102の開口径を制御して撮影光量を調節すると共に静止画撮影時の露光時間制御を行う。114はフォーカスアクチュエータであり、第3レンズ群105を光軸方向に駆動して焦点調節を行う。115は撮影時の被写体照明用の電子フラッシュである。116はAF補助光部であり、所定の開口パターンを有したマスクの像を、投光レンズを介して被写界に投影し、暗い被写体あるいは低コントラスト被写体に対する焦点検出能力を向上させる。
121はCPUであり、カメラ本体の種々の制御を司る制御部である。CPU121は、演算部、ROM、RAM、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェース回路等を有し、ROMに記憶されたプログラムに基づいて、カメラが有する各種回路を駆動し、AF、撮影、画像処理、記録等の一連の動作を実行する。122は電子フラッシュ制御回路であり、撮影動作に同期して電子フラッシュ115を点灯制御する。123は補助光駆動回路であり、焦点検出動作に同期してAF補助光部116を点灯制御する。
124は撮像素子駆動回路であり、撮像素子107の撮像動作を制御すると共に取得した画像信号をA/D変換してCPU121に送信する。125は画像処理回路であり、撮像素子107が取得した画像のγ変換、カラー補間、JPEG圧縮等の処理を行う。
126はフォーカス駆動回路であり、CPU121による制御の下で焦点検出結果に基づいてフォーカスアクチュエータ114を駆動制御し、第3レンズ群105を光軸方向に駆動して焦点調節を行う。128は絞りシャッタ駆動回路であり、絞りシャッタアクチュエータ112を駆動制御して絞り兼用シャッタ102の開口を制御する。129はズーム駆動回路であり、撮影者のズーム操作に応じてズームアクチュエータ111を駆動する。
131はLCDなどの表示器であり、デジタルカメラ100の撮影モードに関する情報、撮影前のプレビュー画像と撮影後の確認用画像、焦点検出時の合焦状態表示画像などを表示する。132は操作スイッチ群であり、電源スイッチ、レリーズ(撮影トリガ)スイッチ、ズーム操作スイッチ、モード選択スイッチを有する。モード選択スイッチは、静止画撮影モード、動画撮影モード、電子ビューファインダーモードを設定可能なモード設定部として機能する。そして、動画撮影モードや電子ビューファインダーモードにおいては、後述する間引き読み出しモード、加算読み出しモード(第1加算読み出しモード若しくは第2加算読み出しモード)を設定することができる。133は着脱可能なフラッシュメモリであり、撮影済み画像を記録する。
図2及び図3は、撮像用画素と焦点検出用画素の構造を説明する図である。本実施形態では、撮影光学系の射出瞳の一部領域(一部が遮光された領域)を通る光を受光する焦点検出用画素が複数設けられている。本実施形態では、2行×2列(以降、行=X、列=Yとし、例えば2行×2列は2×2と表す。)の4画素のうち対角2画素にG(緑色)の分光感度を有する画素を配置し、他の2画素にR(赤色)とB(青色)の分光感度を有する画素を各1個配置したベイヤー配列を採用している。そして、ベイヤー配列の間に、後述する構造の焦点検出用画素を分散配置している。
図2に撮像用画素の配置と構造を示す。図2(a)は2×2の撮像用画素の平面図である。周知のごとく、ベイヤー配列では対角方向にG画素が、他の2画素にRとBの画素が配置され、2×2の構造が繰り返し配置される。図2(b)は図2(a)のA−A断面図である。MLは各画素の最前面に配置されたオンチップマイクロレンズである。CFRはR(赤色)のカラーフィルターである。CFGはG(緑色)のカラーフィルターである。PD(PhotoDiode)はCMOSセンサの光電変換部を模式的に示したものである。CL(ContactLayer)はCMOSセンサ内の各種信号を伝達する信号線を形成するための配線層である。TL(TakingLens)は撮影光学系を模式的に示したものである。
撮像用画素のオンチップマイクロレンズMLと光電変換部PDは、撮影光学系TLを通過した光束を可能な限り有効に取り込むように構成されている。撮影光学系TLの射出瞳EP(ExitPupil)と光電変換部PDは、オンチップマイクロレンズMLにより共役関係にあり、かつ光電変換部PDの有効面積は大面積に設計される。また、図2(b)ではR画素の入射光束について説明したが、G画素及びB(青色)画素も同一の構造となっている。従って、撮像用のRGB各画素に対応した射出瞳EPは大口径となり、被写体からの光束を効率よく取り込んで画像信号のS/Nを向上させている。このように、複数の撮像用画素は、射出瞳EPの全域を通る光を各々が受光して被写体の像を生成する。
図3は、撮影光学系TLの水平方向(左右方向又は横方向)に瞳分割を行うための焦点検出用画素の配置と構造を示す図である。ここで、「水平方向」とは、撮影光学系TLの光軸と撮像領域の長辺とが地面に平行となるように撮像装置を構えたとき、この光軸に直交し、かつ水平方向に伸びる直線に沿った方向をいう。図3(a)は、焦点検出用画素を含む2×2の画素の平面図である。記録又は観賞のための画像信号を得る場合、G画素で輝度情報の主成分を取得する。そして、人間の画像認識特性は輝度情報に敏感であるため、G画素が欠損すると画質劣化が認められやすい。一方、R画素又はB画素は、色情報(色差情報)を取得する画素ではあるが、人間の視覚特性は色情報には鈍感であるため、色情報を取得する画素は多少の欠損が生じても画質劣化は認識されにくい。そこで、本実施例は、2×2の画素のうち、G画素は撮像用画素として残し、R画素とB画素を焦点検出用画素に置き換えている。この焦点検出用画素を図3(a)においてSHA及びSHBと示す。
図3(b)は、図3(a)におけるA−A断面図である。マイクロレンズMLと光電変換部PDは図2(b)に示した撮像用画素と同一構造である。本実施形態では、焦点検出用画素の信号を画像生成に使用せず、色分離用カラーフィルターの代わりに透明膜CFW(白色)またはCFG(緑色)を配置する。また、撮像素子107で瞳分割を行うため、配線層CLの開口部はマイクロレンズMLの中心線に対して一方向に偏倚している。具体的には、画素SHA及び開口部OPHAは右側に偏倚して撮影光学系TLの左側の射出瞳EPHAを通過した光束を受光する。画素SHBの開口部OPHBは左側に偏倚して撮影光学系TLの右側の射出瞳EPHBを通過した光束を受光する。画素SHAを水平方向に規則的に配列し、これらの画素群で取得した被写体像をA像とする。また画素SHBも水平方向に規則的に配列し、これらの画素群で取得した被写体像をB像とする。すると、A像とB像の相対位置を検出することで被写体像のピントずれ量(デフォーカス量)が検出できる。また、垂直方向に瞳分割を行う画素も備えるように構成している。
図4は、本実施形態に用いられるCMOS型撮像素子の1画素部の回路を示した図である。401は、撮影レンズに入射する被写体からの反射光を受光し、光電変換を行うフォトダイオード、402は、フォトダイオードに蓄積された信号電荷を後述のフローティングディフュージョン部(以下、FDと略す)の容量に転送するための電荷転送MOSであり、信号φTXにより制御される。403は、フォトダイオードおよびFD容量をリセットするためのリセットMOSであり、信号φRESにより制御される。404は、ゲート部に図示しないFD容量を有し、FD容量に転送された信号電荷を電圧に変換するためのソースフォロワアンプである。また、垂直方向に画素出力を加算可能にするために、ソースフォロワアンプ404のゲート、すなわちFD容量に加算用信号線V_addが接続されている。具体的な加算の方法に関しては、後述する。405は、画素選択用のMOSトランジスタであり、制御信号φSELにより制御されて、前述のソースフォロワアンプ404の出力を垂直出力線に出力する。
図5は、本実施形態に用いられるCMOS型の撮像素子の全体回路ブロックを示した図である。実際の製品では、数百万以上の画素数を有するものが実用化されているが、ここでは、14x14画素の構成で説明を簡略化する。
501は、図4の回路構成を有する画素部であり、14x14画素が配置されている。画素座標は、左上の画素を基準として、(X,Y)=(0,0)から(13,13)が割り当てられている。カラーフィルターの配置は、ベイヤー配列であり、図中に示したR(赤)、G(緑)、B(青)は、フォトダイオード上に塗布されるカラーフィルターの色を示している。図中の丸印で示した2つの画素は、図3で説明した焦点検出用画素を示しており、SHA画素が座標(2,2)に、SHB画素が座標(5,5)に配置されており、焦点検出用画素のカラーフィルターは、焦点検出を可能にするように、Gまたは透明とされる。また、焦点検出用画素は、SHA画素およびSHB画素のペアが、撮像素子上に離散的に複数個配置され、焦点検出を行うものであるが、説明簡略化のため、1つのペアが配置される構成で説明を行う。
502は、垂直方向に画素出力を加算するためのMOSトランジスタであり、信号線V_add0から7の8本の信号線によりそれぞれ行単位で共通に制御される。加算の方法であるが、列0で説明を代表させると、V_add0から7をHレベルにすることにより、MOSトランジスタ502をONさせることで、(0,0)、(0,2)、(0,4)の3画素の各R画素、(0,3)、(0,5)、(0,7)の3画素の各G画素、(0,6)、(0,8)、(0,10)の3画素の各R画素、(0,9)、(0,11)、(0,12)の3画素の各G画素のFD容量が並列に接続され、並列に接続されたFD容量に、それぞれのフォトダイオードの電荷を転送することにより、加算が行われる。その他の列に関しても、同様である。以上のような構成で、垂直方向に3画素ずつの加算処理が行われる。また、行1、および12に関しては、加算後の重心移動を避けるために、加算されない。
また、SHAおよびSHBは、焦点検出用画素であるため、撮像用画素と加算されてしまうと焦点検出が困難になってしまう。そのため、3画素加算の対象に焦点検出用画素が含まれる場合には、垂直加算を実行せずに、単独で焦点検出用画素を出力する必要がある。したがって、(2,2)のSHA画素が加算対象に含まれる(2,0)および(2,4)の撮像用画素については、加算用のMOSトランジスタ502のゲート電位を、制御信号V_addによらず常時オフ状態とするために、GNDに固定している。また、同様に、(5,5)のSHB画素が加算対象に含まれる(5,3)および(5,7)の撮像用画素についても、加算用のMOSトランジスタ502のゲート電位を、制御信号V_addによらず常時オフ状態とするために、GNDに固定している。こうすることで焦点検出用画素を垂直加算の対象画素から除外できる。
503は、ソースフォロワアンプ404の負荷用定電流源であり、各列にそれぞれ配置される。504は、画素部の回路の制御信号、φRES、φTX、φSELおよびV_addの各信号を各行の画素群に出力するための垂直選択回路であり、垂直走査回路505により指定される行選択信号φVに応じて上記の制御信号を出力する。
506は、ラインメモリであり、制御信号MEMにより、垂直転送された1行分の画素信号を一次記憶するものであり、アナログ信号を記憶しておくための容量が、各列に配置されている。507から514は、水平画素加算を行うためのアナログスイッチであり、制御信号ADD1,ADD2,ADD3により、アナログメモリに転送された画素信号の水平画素加算を行う。垂直加算と同様に、アナログスイッチにより、ラインメモリを並列接続することで、水平加算が実行され、列0/2/4の3画素、列3/5/7の3画素、列6/8/10の3画素、および列9/11/13の3画素がそれぞれ加算される。垂直3画素加算後に、水平方向の加算を実行することで9画素の加算出力が可能になる。また、水平方向に、焦点検出用画素を非加算で出力したい場合に関しては、特開2010−20055号公報に記載されている方法を用いることができる。
515は、水平出力線をリセットするリセット用MOSトランジスタ。516は、ラインメモリの出力を水平出力線に接続するためのMOSトランジスタであり、後述の水平走査回路により制御され、画素信号を順次水平出力線に出力する。517は、公知の水平走査回路。518は、水平出力線の画素出力を外部に出力するためのアンプである。
以上のような構成で、撮像用画素は、垂直、水平3画素加算し、加算対象に焦点検出用画素が含まれる場合に、焦点検出用画素を非加算で単独出力が可能になる。
また、撮像素子は、図示しない制御信号と水平垂直走査のタイミング変更により、全画素読み出し、垂直3画素および水平3画素加算による加算間引き読み出し切り替えて読み出すことが可能なように構成される。
図6は、画素配置と加算読み出しの関係を示した図である。まず、図6(a)は、14x14画素の全体配置を示しており、図中の斜線、網掛けなどで示された撮像用画素は、垂直、水平加算後の加算画素の重心位置を示している。また、SHA、SHBについては、単独で出力される画素である、図6(b)は、RG列、図6(c)は、BG列、図6(d)はSHA画素を含むRG列、図6(e)は、SHB画素を含むBG列の加算読み出しの様子を示している。図より、加算前と垂直加算後の関係は、明らかなので、説明は省略する。
同様に、図6(f)は、RG行、図6(g)は、GB行、図6(h)は、SHA画素を含むRG行、図6(i)は、SHB画素を含むGB行の加算読み出しの様子を示している。図より、加算前と水平加算後の関係は、明らかなので、説明は省略する。
図7は、図5の撮像素子の読み出しを説明する図であり、3画素垂直加算読み出し時の垂直走査のタイミングを示している。また、全画素読み出しに関しては、説明を省略する。
まず、垂直走査信号φV0が出力され、次に、φRES0,2,4をLレベルにして、0,2,4行のリセットMOSをオフ状態とする。このとき、φSEL2を出力して、2行目の画素選択用MOSをオンする。この状態で、V_add0,V_add2をHレベルにして、0,2,4行のFD容量を並列接続し、φTX0,2,4により、電荷転送MOSをオンして、0,2,4行目のフォトダイオードの電荷を並列接続されたFD容量に転送する。転送完了後、φTX,V_add信号は、Lレベルにもどす。この後、MEM信号をHレベルにして、ラインメモリに3画素加算後の画素信号が垂直転送される。このとき、SHA画素は、加算用MOSトランジスタが、常時オフ状態であるため、加算出力されず、単独出力される。
垂直転送が完了したら、φRES信号をHレベルに戻し、再度φTX0,2,4をHレベルにして、フォトダイオードおよびFD容量をリセットする。リセット後、φTXを再度Lレベルに戻して、再び、0,2,4行目のフォトダイオードに電荷蓄積が開始される。垂直転送終了後、水平走査を行って、0,2,4行の読み出しが完了する。
その後、順次、3/5/7行の垂直転送→水平走査、6/8/10行の垂直転送→水平走査を行い、最後に9/11/13行の垂直転送→水平走査を行うことで、垂直3画素および水平3画素加算による加算間引き読み出しが終了する。このときのタイミングに関しては、図7より明らかなので詳細説明を省く。また、5行目に配置されたSHB画素も加算用MOSトランジスタが、常時オフ状態に設定されているため、SHA画素と同様に単独で出力されることは、言うまでもない。水平走査の詳細に関しては、後述する。
図8は、図5の撮像素子の読み出しを説明する図であり、3画素水平加算読み出し時の水平走査のタイミングを示している。また、全画素読み出しに関しては、説明を省略する。まず、0/2/4行の垂直転送された画素信号を水平走査により、撮像素子の外部端子に出力する動作であるが、HRST信号を出力して、水平転送ラインを所定電位VHRSTにリセットする。その後、水平走査回路により、水平走査信号をH2→H5→H8→H11のように順次出力し、MOS516を順次オンし、ラインメモリの列2,5,8,11の信号をアンプ518を介して外部に出力する。また、0/2/4行の垂直加算信号には、単独出力されたSHA信号が含まれるため、水平加算信号は、ADD1=L、ADD2=ADD3=Hに制御され、列0,2,4は、水平加算されずに、列2の信号が出力される。その他の列3/5/7、列6/8/10、列9/11/13は加算されて出力される。
次に、3/5/7行の垂直転送→水平走査、6/8/10行の垂直転送→水平走査、9/11/13行の垂直転送→水平走査が順次繰り返される。詳細タイミングに関しては、図8より明らかなので、説明を省略する。また、水平加算信号であるが、3/5/7行の垂直加算信号には、SHB画素信号が含まれるため、ADD1=ADD3=HおよびADD2=Lに設定され、SHB画素は単独で、その他の画素は、水平加算して出力される。
また、6/8/10行および9/11/13行の水平走査時には、焦点検出用画素が含まれないため、ADD1=ADD2=ADD3=Hに設定され、全ての画素が水平加算されて出力される。
以上説明したように、焦点検出用画素を加算するための加算用MOSトランジスタを制御信号によらず、常時オフ状態に設定することで、焦点検出用画素を非加算に設定するための新たな制御信号を増やす必要がなくなり、画素の開口部を広く保てる利点がある。また、撮像素子は、素子の配置や配線が、均一に構成されていたほうが、画素ばらつきが抑えられる。したがって、非加算の画素であっても、加算用の素子が配置されていたほうがよい。本実施形態では、配線の一部を局所的に変更するので、均一性への影響も軽微に抑えることが可能である利点を有する。
また、焦点検出用画素の配置であるが、SHA画素は、(2,0)または(2,4)であっても、また同様に、SHB画素は、(5,3)または(5,7)であっても単独で非加算で出力することが可能である。配置を異ならせた場合には、焦点検出用画素の配置に合わせて、垂直転送時の画素選択用MOSのφSEL信号を画素配置に応じて変更すればよい。
図9は、焦点検出用画素を非加算に設定するための変形例を示す。図4の画素部回路と同一部分は、同一番号を付与している。同図の900のように、非加算設定したい画素は、加算信号線V_addをカットすることにより、図5の場合と同様な効果を得ることも可能である。
(第2の実施形態)
図10は、本発明の第2の実施形態の撮像素子の画素部の回路図である。図10において、図4と同一の機能のものには同一番号を付与してある。通常、CMOSを使用した撮像素子は、垂直転送は、行単位で行われるため、異なる行は、転送されるタイミングが異なる。したがって、画素の開口部を広く取るために、転送用のMOS以外の素子兼用(共有)が可能である。図10は、転送用MOS以外の素子を2画素で兼用していることを示している。1001はフォトダイオード、1002は、フォトダイオード1001の転送用MOSであり、フォトダイオード1001は、転送用MOS1002により、FD容量404に電荷転送され、画素選択用MOS405で選択されて、垂直転送される。
図11は、2画素で素子を共通化した場合の垂直転送のタイミングチャートを示す。垂直走査信号に関しては省略している。まず、φRESをLレベルにして、リセットMOSをオフ状態とする。このとき、φSELを出力して、画素選択用MOSをオンする。次に、φTX1により、電荷転送MOSをオンして、フォトダイオード401の電荷をFD容量に転送する。転送完了後、φTX1は、Lレベルにもどす。この後、MEM信号をHレベルにして、ラインメモリに画素信号が垂直転送される。垂直転送が完了したら、φRES信号をHレベルに戻し、再度φTX0をHレベルにして、フォトダイオード401およびFD容量をリセットする。これで、フォトダイオード401の垂直転送が終了し、水平転送が実行される。
次に、再び、φRESをLレベルにして、リセットMOSをオフ状態とする。このとき、φSELを出力して、画素選択用MOSをオンする。次に、φTX1により、電荷転送MOSをオンして、フォトダイオード1001の電荷をFD容量に転送する。転送完了後、φTX2は、Lレベルにもどす。この後、MEM信号をHレベルにして、ラインメモリに画素信号が垂直転送される。垂直転送が完了したら、φRES信号をHレベルに戻し、再度φTX2をHレベルにして、フォトダイオード1001およびFD容量をリセットする。これで、フォトダイオード1001の垂直転送が終了し、水平転送が実行される。
以上、説明したように、フォトダイオード401,1001は、垂直転送のタイミングが異なるので、電荷転送MOSを2種類設けることにより、その他の素子を兼用することが可能である。
図12は、第2の実施形態に用いられるCMOS型の撮像素子の全体回路ブロックを示した図である。実際の製品では、数百万以上の画素数を有するものが実用化されているが、ここでは、14x14画素の構成で説明を簡略化する。また、図5と同一機能を有するものに関しては、図5と同一の符号を付与し、説明を省略する。
1201は、図11の回路構成を有する画素部であり、14x14画素が配置されている。画素座標は、左上の画素を基準として、(X,Y)=(0,0)から(13,13)が割り当てられている。カラーフィルターの配置は、ベイヤー配列であり、図中に示したR(赤)、G(緑)、B(青)は、フォトダイオード上に塗布されるカラーフィルターの色を示している。画素配置は、図4および図5と略同一であるが、図中のR/G,G/B,SHA/G,G/SHBで示された記号は、図11で示した2画素共通の画素部回路であることを示している。画素配置の詳細は、後述する。
図中の丸印で示した2個所は、画素部回路を2画素で共通とした画素中に、図3で説明した焦点検出用画素SHA画素およびSHB画素が、通常画素と一対で含まれていることを示している。また、焦点検出用画素は、SHA画素およびSHB画素のペアが、撮像素子上に離散的に複数個配置され、焦点検出を行うものであるが、説明の簡略化のため、1つのペアが配置される構成で説明を行う。
1002は、垂直方向に画素出力を加算するためのMOSトランジスタであり、信号線V_add0から5の6本の信号線によりそれぞれ行単位で共通に制御される。加算の方法であるが、列0で説明を代表させると、MOSトランジスタ1002を適宜ONさせることにより、(0,0)、(0,2)、(0,4)の3画素の各R画素、(0,3)、(0,5)、(0,7)の3画素の各G画素、(0,6)、(0,8)、(0,10)の3画素の各R画素、(0,9)、(0,11)、(0,12)の3画素の各G画素のFD容量が並列に接続され、並列に接続されたFD容量に、それぞれのフォトダイオードの電荷を転送することにより、加算が行われる。その他の列に関しても、同様である。以上のような構成で、垂直方向に3画素ずつの加算処理が行われる。また、行1、および12に関しては、加算後の重心移動を避けるために、加算されない。
また、SHAおよびSHBは、焦点検出用画素であるため、撮像用画素と加算されてしまうと焦点検出が困難になってしまうため、3画素加算の対象に焦点検出用画素が含まれる場合には、垂直加算を実行せずに、単独で焦点検出用画素を出力する必要がある。図中の丸印で囲まれた部分の加算用のMOSトランジスタは、図5と同様に制御信号V_addによらず常時オフ状態にするために、ゲート電圧がGNDレベルに設定されている。
図13は、第2の実施形態の画素配置と加算読み出しの関係を示した図である。まず、図13(a)は、14x14画素の全体配置を示しており、図中の斜線、網掛けなどで示された撮像用画素は、垂直、水平加算後の重心位置を示している。また、SHA、SHBについては、単独で出力される画素である。SHA、SHBの配置が、図6の配置と垂直方向の座標が異なり、SHA画素が、(2,6)に、SHB画素が、(5,7)に配置されている。図13(b)は、RG列のR画素加算、図13(c)は、RG列のG画素加算、図13(d)はSHA画素を含むRG列のR画素加算、図13(e)は、GB列のG画素加算、図13(f)は、GB列のB画素加算、図13(g)は、SHB画素を含むBG列のB画素加算の関係を示している。
まず、図13(b)について説明する。図13(b)のスイッチは、R画素を加算する場合の、図12の加算用MOSトランジスタ1002の状態を示している。図13(b)のような状態に加算用MOSトランジスタを設定することにより、0,2,4行および6,8,10行のR画素が、垂直方向にそれぞれ3画素加算される。
同様に、図13(c)のような状態に加算用MOSトランジスタを設定することにより、3,5,7行および9,11,13行のG画素が、垂直方向にそれぞれ3画素加算される。
また、焦点検出用画素を含む列は、図13(d)のような状態に加算用MOSトランジスタを設定することにより、0,2,4行のR画素が3画素加算され、6行のSHA画素は単独、8,10行のR画素が加算に設定される。第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、焦点検出用画素を単独で出力するために、チップ状態で、焦点検出用画素を加算しないように、加算スイッチが常時オフ状態に設定される。しかしながら、第1の実施形態と同様に、(2,2)に配置すると、2行目と4行目を加算する加算スイッチをノーマルオフ状態としなければならない。このようにすると3,5,7行のG画素の加算画素のうち、3行目のG画素が加算対象から除外されてしまう。したがって、2画素が共通回路を担っている第2の実施形態では、G画素の加算に影響を与えない(加算を阻害しない)、6行目に焦点検出用画素を配置している。
図13(e)、図13(f)、図13(g)は、GB列に関する加算スイッチの状態を示している。考え方は、RG列と同様であるので、説明を省略する。
図14は、図12の撮像素子の読み出しを説明する図であり、3画素垂直加算読み出し時の垂直走査のタイミングを示している。また、全画素読み出しに関しては、説明を省略する。
まず、垂直走査信号φV0が出力され、次に、φRES0,1,2をLレベルにして、0/1,2/3,4/5行のリセットMOSをオフ状態とする。このとき、φSEL0を出力して、0/1行目の画素選択用MOSをオンする。この状態で、V_add0,V_add1をHレベルにして、0/1,2/3,4/5行のFD容量を並列接続し、φTX1_0,φTX1_2,φTX1_4により、電荷転送MOSをオンして、0,2,4行目のフォトダイオードの電荷を並列接続されたFD容量に転送する。転送完了後、φTX,V_add信号は、Lレベルにもどす。この後、MEM信号をHレベルにして、ラインメモリに3画素加算後の画素信号が垂直転送される。垂直転送が完了したら、φRES信号をHレベルに戻し、再度φTX1_0,φTX1_2,φTX1_4をHレベルにして、フォトダイオードおよびFD容量をリセットする。リセット後、φTXを再度Lレベルに戻して、再び、0,2,4行目のフォトダイオードに電荷蓄積が開始される。垂直転送終了後、水平走査を行って、0,2,4行の読み出しが完了する。
次に、垂直走査信号φV3が出力され、次に、φRES1,2,3をLレベルにして、2/3,4/5,6/7行のリセットMOSをオフ状態とする。このとき、φSEL1を出力して、2/3行目の画素選択用MOSをオンする。この状態で、V_add1,V_add2をHレベルにして、2/3,4/5,6/7行のFD容量を並列接続し、φTX2_3,φTX2_5,φTX2_7により、電荷転送MOSをオンして、3,5,7行目のフォトダイオードの電荷を並列接続されたFD容量に転送する。転送完了後、φTX,V_add信号は、Lレベルにもどす。この後、MEM信号をHレベルにして、ラインメモリに3画素加算後の画素信号が垂直転送される。また、7行目に配置されたSHB画素は、加算用MOSトランジスタを常時オフに設定しているため、単独で出力される。垂直転送が完了したら、φRES信号をHレベルに戻し、再度φTX2_3,φTX2_5,φTX2_7をHレベルにして、フォトダイオードおよびFD容量をリセットする。リセット後、φTXを再度Lレベルに戻して、再び、3,5,7行目のフォトダイオードに電荷蓄積が開始される。垂直転送終了後、水平走査を行って、3,5,7行の読み出しが完了する。
次に、垂直走査信号φV6が出力され、次に、φRES3,4,5をLレベルにして、6/7,8/9,10/11行のリセットMOSをオフ状態とする。このとき、φSEL3を出力して、6/7行目の画素選択用MOSをオンする。この状態で、V_add3,V_add4をHレベルにして、6/7,8/9,10/11行のFD容量を並列接続し、φTX1_6,φTX1_7,φTX1_8により、電荷転送MOSをオンして、6,7,8行目のフォトダイオードの電荷を並列接続されたFD容量に転送する。転送完了後、φTX,V_add信号は、Lレベルにもどす。この後、MEM信号をHレベルにして、ラインメモリに3画素加算後の画素信号が垂直転送される。また、6行目に配置されたSHA画素は、加算用MOSトランジスタを常時オフに設定しているため、単独で出力される。
垂直転送が完了したら、φRES信号をHレベルに戻し、再度φTX1_6,φTX1_7,φTX1_8をHレベルにして、フォトダイオードおよびFD容量をリセットする。リセット後、φTXを再度Lレベルに戻して、再び、6,8,10行目のフォトダイオードに電荷蓄積が開始される。垂直転送終了後、水平走査を行って、6,8,10行の読み出しが完了する。
次に、垂直走査信号φV9が出力され、次に、φRES4,5,6をLレベルにして、8/9,10/11,12/13行のリセットMOSをオフ状態とする。このとき、φSEL4を出力して、8/9行目の画素選択用MOSをオンする。この状態で、V_add4,V_add5をHレベルにして、8/9,10/11,12/13行のFD容量を並列接続し、φTX2_9,φTX2_11,φTX2_13により、電荷転送MOSをオンして、9,11,13行目のフォトダイオードの電荷を並列接続されたFD容量に転送する。転送完了後、φTX,V_add信号は、Lレベルにもどす。この後、MEM信号をHレベルにして、ラインメモリに3画素加算後の画素信号が垂直転送される。
垂直転送が完了したら、φRES信号をHレベルに戻し、再度φTX2_9,φTX2_11,φTX2_13をHレベルにして、フォトダイオードおよびFD容量をリセットする。リセット後、φTXを再度Lレベルに戻して、再び、9,11,13行目のフォトダイオードに電荷蓄積が開始される。垂直転送終了後、水平走査を行って、9,11,13行の読み出しが完了する。なお、水平走査については、第1の実施形態と同様である。
以上、説明したように、R/G,G/Bのようにフォトダイオード2画素で画素部の回路を共通化しているような場合には、G画素を加算する場合に、オフ状態に設定される加算用MOSトランジスタの位置に焦点検出用画素を配置して、常時オフ状態に設定すれば、焦点検出用画素を垂直加算しないで単独で出力可能であり、加算対象に焦点検出用画素が含まれない通常画素は全て垂直加算が可能になる利点がある。

Claims (3)

  1. 撮影レンズの射出瞳を通過した光束を受光する撮像用画素と、前記撮影レンズの射出瞳の一部が遮光された光束を受光する焦点検出用画素とが、水平方向である行方向と垂直方向である列方向に配列された、画素の行列を有する撮像素子と、
    1つの列に並ぶ複数の画素の信号を前記撮像素子の垂直方向に出力する垂直出力手段と、
    1つの列に並ぶ複数の画素の信号を前記撮像素子の垂直方向に加算する垂直加算手段と、
    前記撮像素子の全ての画素の信号を加算せずに読み出す全画素読み出しモードと、前記垂直加算手段により前記複数の画素の信号を垂直方向に加算して読み出す加算読み出しモードとを備え、前記加算読み出しモードにおいて、加算の対象に前記焦点検出用画素が含まれる場合は、前記焦点検出用画素を加算する前記垂直加算手段を常にオフに設定するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 複数の前記撮像用画素は、輝度情報を出力する画素と、色情報を出力する画素とに分けられ、前記輝度情報を出力する画素と前記色情報を出力する画素とで、各画素に備えられている回路の一部を共有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記焦点検出用画素は、複数の前記色情報を出力する画素の一部の画素に置き換えて配置されるとともに、前記輝度情報を出力する画素の加算を阻害しない位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
JP2010270792A 2010-12-03 2010-12-03 撮像装置 Expired - Fee Related JP5746496B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010270792A JP5746496B2 (ja) 2010-12-03 2010-12-03 撮像装置
US13/297,981 US20120138773A1 (en) 2010-12-03 2011-11-16 Image capture apparatus
EP11191581A EP2461571A3 (en) 2010-12-03 2011-12-01 Image capture apparatus
KR1020110127653A KR101428596B1 (ko) 2010-12-03 2011-12-01 촬상소자
RU2011149224/08A RU2490715C1 (ru) 2010-12-03 2011-12-02 Устройство захвата изображения
CN201110400411.6A CN102487432B (zh) 2010-12-03 2011-12-05 摄像设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010270792A JP5746496B2 (ja) 2010-12-03 2010-12-03 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012118472A true JP2012118472A (ja) 2012-06-21
JP5746496B2 JP5746496B2 (ja) 2015-07-08

Family

ID=45093520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010270792A Expired - Fee Related JP5746496B2 (ja) 2010-12-03 2010-12-03 撮像装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20120138773A1 (ja)
EP (1) EP2461571A3 (ja)
JP (1) JP5746496B2 (ja)
KR (1) KR101428596B1 (ja)
CN (1) CN102487432B (ja)
RU (1) RU2490715C1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016163329A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 キヤノン株式会社 撮像システム
WO2016208416A1 (ja) * 2015-06-26 2016-12-29 ソニー株式会社 固体撮像装置および電子機器

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5739653B2 (ja) * 2010-12-03 2015-06-24 キヤノン株式会社 撮像装置
JP6222915B2 (ja) * 2012-10-29 2017-11-01 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の駆動方法、プログラム及び記録媒体
JP6029496B2 (ja) * 2013-03-12 2016-11-24 キヤノン株式会社 焦点検出装置およびその制御方法、撮像装置、プログラム、記憶媒体
EP2782331A1 (en) * 2013-03-22 2014-09-24 Harvest Imaging bvba Image sensor with focus-detection pixel, and method for reading focus-information
JP6220148B2 (ja) * 2013-04-26 2017-10-25 キヤノン株式会社 撮像装置およびその制御方法
JP6124717B2 (ja) * 2013-07-16 2017-05-10 オリンパス株式会社 撮像素子、焦点検出装置
JP6341675B2 (ja) * 2014-01-29 2018-06-13 キヤノン株式会社 固体撮像装置及びその駆動方法並びにそれを用いた撮像システム
JP6338436B2 (ja) * 2014-04-25 2018-06-06 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
JP2016001682A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 ソニー株式会社 固体撮像装置およびその製造方法、並びに電子機器
JP6463010B2 (ja) * 2014-06-24 2019-01-30 オリンパス株式会社 撮像素子および撮像装置
RU2570348C1 (ru) * 2014-09-22 2015-12-10 Вячеслав Михайлович Смелков Компьютерная система панорамного телевизионного наблюдения цветного изображения
JP6522919B2 (ja) * 2014-10-15 2019-05-29 オリンパス株式会社 撮像素子、撮像装置
RU2564091C1 (ru) * 2014-10-23 2015-09-27 Вячеслав Михайлович Смелков Компьютерная система панорамного телевизионного наблюдения с повышенной чувствительностью на внешней периферии кольцевого изображения
RU2564678C1 (ru) * 2014-11-12 2015-10-10 Вячеслав Михайлович Смелков Компьютерная система панорамного телевизионного наблюдения с повышенной чувствительностью
CN106570828B (zh) * 2015-10-09 2019-04-12 南京理工大学 一种基于子空间投影的帧间配准非均匀性校正方法
JP2018117220A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像装置、および、撮像装置の制御方法
CN107370959B (zh) * 2017-09-19 2019-11-29 德淮半导体有限公司 图像传感器、成像装置及对焦方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002101341A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Canon Inc 撮像装置及び撮像システム
JP2007317951A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Nikon Corp 光検出素子および撮像装置
JP2009130581A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Nikon Corp 固体撮像装置、電子カメラ
JP2010020055A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Canon Inc 撮像装置とその制御方法
US20100051784A1 (en) * 2008-08-26 2010-03-04 Christopher Parks In-pixel summing of charge generated by two or more pixels having two reset transistors connected in series

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021015A (ja) * 1983-07-14 1985-02-02 Canon Inc 固体撮像装置
US6070003A (en) * 1989-11-17 2000-05-30 Texas Instruments Incorporated System and method of memory access in apparatus having plural processors and plural memories
JP4543971B2 (ja) * 2005-03-07 2010-09-15 ソニー株式会社 符号化方法、符号化装置、符号化処理のプログラム及び符号化処理のプログラムを記録した記録媒体
JP4867552B2 (ja) * 2006-09-28 2012-02-01 株式会社ニコン 撮像装置
JP4961993B2 (ja) * 2006-12-18 2012-06-27 株式会社ニコン 撮像素子、焦点検出装置および撮像装置
JP5194688B2 (ja) 2007-10-01 2013-05-08 株式会社ニコン 固体撮像装置
JP5256711B2 (ja) 2007-11-28 2013-08-07 株式会社ニコン 撮像素子および撮像装置
JP5369779B2 (ja) * 2009-03-12 2013-12-18 ソニー株式会社 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および電子機器
JP5424679B2 (ja) * 2009-03-18 2014-02-26 キヤノン株式会社 撮像装置及び信号処理装置
JP5595014B2 (ja) * 2009-11-09 2014-09-24 キヤノン株式会社 撮像装置
JP5739640B2 (ja) * 2010-10-20 2015-06-24 キヤノン株式会社 撮像素子及び撮像装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002101341A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Canon Inc 撮像装置及び撮像システム
JP2007317951A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Nikon Corp 光検出素子および撮像装置
JP2009130581A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Nikon Corp 固体撮像装置、電子カメラ
JP2010020055A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Canon Inc 撮像装置とその制御方法
US20100051784A1 (en) * 2008-08-26 2010-03-04 Christopher Parks In-pixel summing of charge generated by two or more pixels having two reset transistors connected in series

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016163329A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 キヤノン株式会社 撮像システム
WO2016208416A1 (ja) * 2015-06-26 2016-12-29 ソニー株式会社 固体撮像装置および電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
EP2461571A2 (en) 2012-06-06
JP5746496B2 (ja) 2015-07-08
RU2011149224A (ru) 2013-06-10
CN102487432B (zh) 2015-04-22
KR101428596B1 (ko) 2014-08-08
EP2461571A3 (en) 2013-04-03
KR20120061751A (ko) 2012-06-13
US20120138773A1 (en) 2012-06-07
CN102487432A (zh) 2012-06-06
RU2490715C1 (ru) 2013-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5746496B2 (ja) 撮像装置
JP5319347B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP5739653B2 (ja) 撮像装置
JP5400406B2 (ja) 撮像装置
US8817165B2 (en) Image capturing apparatus
US8525917B2 (en) Image sensing apparatus with plural focus detection pixel groups
JP5276371B2 (ja) 撮像装置
JP5241355B2 (ja) 撮像装置とその制御方法
JP5276374B2 (ja) 焦点検出装置
JP5911252B2 (ja) 撮像装置及び画像処理方法
JP2012220790A (ja) 撮像装置
JP2011227388A (ja) 撮像装置
JP5864989B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150508

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5746496

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees