JP2012117913A - 計器装置及び導光体 - Google Patents

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Abstract

【課題】見栄えを改善した計器装置及び導光体を提供する。
【解決手段】計器装置は、指針と、指針に指し示される複数の目盛と、を備える計器装置であって、複数の目盛を表面側に備え、かつ、光源からの光が入射する第1の光入射体を備え、第1の光入射体から入射した光を導光して前記複数の目盛から出射させる導光体と、前記導光体の裏面と当接し、前記導光体が導光する光を反射する光量調整領域23と、を備える。光量調整領域23は、前記入射した光を導光する導光方向に沿って並ぶ、反射領域23aと前記反射領域23aよりも光を反射しない半反射領域23bとを備え、前記半反射領域23bは、前記反射領域23aよりも第1の光入射体に近い位置にある。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、自動車や自動二輪車等の車両、船舶、建設機械等の乗り物に搭載される計器装置及び導光体に関するものである。
前記の乗り物に搭載される計器装置は、見栄えがよく視認性に優れていることが好ましい。特許文献1には、表示盤の構成に工夫を凝らすことで、見栄えがよく視認性に優れた計器装置が開示されている。この計器装置は、発光ダイオードと、表示盤上に設けられ発光ダイオードから出射された光を導く導光体とを備えている。導光体には、導いた光を反射して外部へ出射する複数の反射面(凹部)と、それぞれの反射面に相対する位置に設けられた複数の目盛(凸部)とが形成されている。この目盛から出射された光が視認されることで、計器装置の表示に立体感を持たせることができる。
特開2007−52032号公報
しかしながら、特許文献1に開示された計器装置では、出射する光量が目盛ごとに異なって不均一になったり、1つの目盛でも出射する光量が不均一になったりして、見栄えが悪い場合があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、見栄えを改善した計器装置及び導光体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る計器装置は、
指針と、指針に指し示される複数の目盛と、を備える計器装置であって、
前記複数の目盛を表面側に備え、かつ、光源からの光が入射する光入射部を備え、光入射部から入射した光を導光して前記複数の目盛から出射させる導光体と、
前記導光体の裏面と当接し、前記導光体が導光する光を反射する光反射部と、を備え、
前記光反射部は、前記入射した光を導光する導光方向に沿って並ぶ、第1の領域と前記第1の領域よりも光を反射しない第2の領域とを備える。
また、本発明の第2の観点に係る導光体は、
入射部から入射した光を導光する導光体であって、
前記導光体の表面上に形成された目盛と、
前記目盛に対応して前記導光体の裏面上に形成され、前記入射した光の導光方向を横切るように延びて、前記入射した光を前記目盛側に反射するV字状の溝と、
前記導光体の側面上に、前記導光方向に沿って前記目盛を挟んで並んで形成され、それぞれが前記入射した光を反射する一対の反射部と、を備え、
前記一対の反射部のうちの前記導光方向の進行方向側に位置する反射部は、前記入射した光を前記V字状の溝側に反射することで、前記V字状の溝に到達する光を増やし、
前記一対の反射部のうちの前記導光方向の進行方向と反対側に位置する反射部は、前記入射した光を前記V字状の溝側と反対側に反射することで、前記V字状の溝に到達する光を減らす。
また、本発明の第3の観点に係る計器装置は、前記導光体を備える。
本発明の第1の観点に係る計器装置によれば、出射する光量が目盛ごとに異なって不均一になることを防止又は軽減できるので、見栄えが改善されている。本発明の第2の観点に係る導光体及び本発明の第3の観点に係る計器装置によれば、1つの目盛において出射する光量が不均一になることを防止又は軽減できるので、見栄えが改善されている。
本発明の実施形態に係る計器装置の正面図。 本発明の実施形態に係る計器装置の分解斜視図。 本発明の実施形態に係る計器装置における表示盤の平面図。 本発明の実施形態に係る計器装置における導光体の斜視図。 本発明の実施形態に係る計器装置における導光体を示した拡大図であり、(a)は図4中の矢視Va−Vaで示した側面図、(b)は図5(a)中の矢視b−bで示した平面図。 本発明の実施形態に係る計器装置における導光体を示した拡大図であり、(a)は図4中の矢視VI−VIで示した斜視図、(b)は図6(a)中の矢視b−bで示した平面図。 本発明の実施形態に係る計器装置における表示盤と導光体とを重ね合わせた様子を示した平面図。
以下、本発明の実施形態に係る計器装置を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係る計器装置1の正面図、図2は本発明の実施形態に係る計器装置1の分解斜視図を示している。
図1に示すように、計器装置1は、種々の計器を内部に収容する計器用筐体10を備えている。このように外殻を計器用筐体10により形成された計器装置1は、例えば自動車の運転席前方に据え付けられる。計器用筐体10は、前面(ユーザと対向する面)に第1の表示窓13、及び第2の表示窓14が形成されている。第1の表示窓13及び第2の表示窓14は、計器用筐体10の前面にあけられた開口に、例えばアクリルガラス等の透明な合成樹脂が設けられて形成されている。ユーザは、第1の表示窓13及び第2の表示窓14から計器用筐体10の内部に収容された計器を視認することができる。ユーザは、例えば、第1の表示窓13から速度計を、第2の表示窓14からエンジンの回転速度計を視認することができる。
図2に示すように、計器用筐体10(図1)は、前面側を構成する前面カバー11と、後面側を構成する後面カバー12とを有している。この前面カバー11と後面カバー12とが嵌め合わされることで、種々の計器を収容するための空間が内部に形成される。
計器用筐体10には、計量値を表わす文字等が印刷された表示盤20と、表示盤20上を回転して計量値を指し示す指針15と、複数の目盛(凸部)が表面上に形成された導光体30と、導光体30を覆う遮光体40とが収容されている。なお、表示盤20は、後面カバー12に載置され、後面カバー12に収容された駆動機構等の機器類を覆う。
図3は、本発明の実施形態に係る計器装置1における表示盤20の平面図である。表示盤20は、計量値等を表示する第1の表示部21及び第2の表示部22を有している。第1の表示部21は、例えば、速度を表わす数字が周方向に印字されている。また、第2の表示部22は、例えば、エンジンの回転速度を表わす数字が周方向に印字されている。また、表示盤20には、第1の表示部21及び第2の表示部22の外周に接する(外周を囲む)、リング状の光量調整領域23(光反射部)が印刷等によって形成されている。この光量調整領域23は、周方向(光の導光方向)に複数の領域が配列されている。本実施形態において、光量調整領域23は、例えば白色又は白色に近い色で塗り潰された反射領域23a(略全反射する領域である。)と、反射領域23aの色よりも明度の低い色(例えば灰色)で塗り潰された半反射領域23b(反射領域23aよりも光を吸収しない領域である。)と、半反射領域23bよりも明度の低い色(例えば黒色)で塗り潰された吸収領域23c(反射領域23a及び半反射領域23bよりも光を吸収しない領域である。)とから構成されている。光量調整領域23は、複数の色を塗り分けたか、複数の色を重ねて印刷して表示盤20上に形成される。
また、第1の表示部21上及び第2の表示部22上に設置する導光体30の光入射体(図4)を差し込むための開口や、あるいは切欠き(以下、両者を合わせて導光体差込口24と記す)が、表示盤20に複数箇所、形成されている。本実施形態では、導光体差込口24は、第1及び第2の表示部22の周囲に4箇所ごと、合計8箇所形成されている。
また、表示盤20は、第1の表示部21及び第2の表示部22の中央に、文字盤の後方に配された指針軸(不図示)に指針15を取付けるための指針差込口25が形成されている。なお、光量調整領域23の作用、効果については後述する。
指針15は、表示盤20の後方に収容された指針軸(不図示)と嵌合するとともに、駆動機構による駆動により表示盤20上を回転する。指針15は、計量データに基づいて回転し、表示盤20に記された計量値を指し示す。
図4は、本発明の実施形態に係る計器装置1における導光体30の斜視図である。導光体30は、リング状をなし、後面カバー12(図2)に設けられたフック(不図示)が係止部31に引っ掛けられ表示盤20の各光量調整領域23(図3)上に固定される。光量調整領域23と導光体30の裏面とは当接する。導光体30は、例えばポリカーボネード等の透明な合成樹脂から形成されている。導光体30には、その表面に、周方向に所定の間隔で第1の凸目盛部32、及び第2の凸目盛部33が形成されている。第1の凸目盛部32は、第2の凸目盛部33よりも大きく、表示盤20に印刷された数字に対応する目盛として機能する。例えば、第1の表示窓13(図1)から視認される箇所に設置された導光体30の第1の凸目盛部32は、表示盤20に印字された数字0、20,40・・・に対応する目盛として機能する。第2の凸目盛部33は、隣接する第1の凸目盛部32間を補間する目盛として機能する。例えば、図1に示した第1の表示窓13から視認される箇所に設置された導光体30は、第2の凸目盛部33が10、30、50・・・・に対応する目盛として機能する。
導光体30は、透明な合成樹脂等を材料として形成されており、図4に示すようにリング状に形成された本体部30bと、本体部30bの外周面から突出形成されたフランジ部30cを有している。本体部30b及びフランジ部30cの図4中の下面は面一となるように形成されている。また、本体部30bの上面はフランジ部30cの上面よりも高く、両者の間に段差が生じている。導光体30は、外部からの光を入射させ、入射した光を主に本体部30bにおいて周方向に導光する。なお、フランジ部30cは、導光体30全体の光の伝播効率を高めるための補助導光体として機能する。そして、導光体30は導光した光を第1の凸目盛部32、及び第2の凸目盛部33から出射し、ユーザに第1及び第2の凸目盛部33を発光した目盛として視認させる。
図4に示すように、導光体30は、光源50に向けて突出形成された第1の光入射体34、及び第2の光入射体35を有している。導光体30は、第1の光入射体34及び第2の光入射体35が表示盤20(図3)の対応する導光体差込口24に差し込まれた状態で、後面カバー12(図2)に固定されている。表示盤20の各導光体差込口24の奥には、例えばLED(Light Emitting Diode)からなる光源50が設けられている。そのため、第1の光入射体34の突端面34c、及び第2の光入射体35の突端面35bは、光源50と対向する。これにより、光源50から出射された光を、第1の光入射体34の突端面34c、及び第2の光入射体35の突端面35bから入射させることができる。
第1の光入射体34は、図4中の下方に向けて突出した突出部34aと、突出部34aから屈曲して導光体30本体と接続する接続部34bとから構成されている。第1の光入射体34には、突出部34aの突端面34cから光が入射する。入射した光は、導光体30内部で反射を繰り返しながら、図4中の矢印(2点鎖線)で示すように、突出部34a、接続部34bを通り、導光体30本体に導光される。本実施形態において、導光体30は2つの第1の光入射体34を有している。
第2の光入射体35は、導光体30本体から図4中の下方に突出形成されており、その突端面35bから光が入射する。入射した光は、第2の光入射体35の図中上部に形成された光振分面35aに到達する。この光振分面35aは、第2の光入射体35の上部に形成された略Vの字の溝を構成する面であり、図中の矢印(2点鎖線)で示すように上方に導光された光を左右に振分ける機能を有する。左右に振分けられた光は、導光体30内部で反射を繰り返しながら周方向に導光される。
次に、導光体30の構造詳細について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る計器装置1における導光体30を示した拡大図であり、(a)は図4中の矢視Va−Vaで示した側面図、(b)は図5(a)中の矢視b−bで示した平面図である。また、図6は、本発明の実施形態に係る計器装置1における導光体30を示した拡大図であり、(a)は図4中の矢視VI−VIで示した斜視図、(b)は矢視b−bで示した平面図である。
図5(a)(b)に示すように、導光体30の裏面には、第1の凸目盛部32、及び第2の凸目盛部33のそれぞれに相対する位置に断面がV字状に形成されたV字溝36が設けられている。V字溝36は、導光された光の導光方向を横切るように延びている。図5(a)の矢印で示すように、V字溝36を形成する面は、導光体30の周方向に導光された光を第1の凸目盛部32、あるいは第2の凸目盛部33に向けて反射する反射面として機能する。これにより、第1の凸目盛部32及び第2の凸目盛部33から光を出射させることができ、ユーザに発光した目盛として視認させることができる。
なお、V字溝36は、第1の凸目盛部32及び第2の凸目盛部33に相対する位置に形成されている。このため、第1及び第2の凸目盛部32,33を見たとき(特に斜めから見たとき)、V字溝36が不可避的に第1の凸目盛部32及び第2の凸目盛部33の背面32a,33aに映りこみ、ユーザに視認される。そのため、第1の凸目盛部32及び第2の凸目盛部33の背面(指針15を基準としたときの後側の面)32a,33aに映りこむV字溝36が不自然な態様で視認されないことが好ましい。そこで、図5(a)(b)に示すように、導光体30に形成されたV字溝36は、その一端が導光体30の外周面30aにまで到達するように形成されている。すなわち、それぞれのV字溝36は、本体部30bとフランジ部30cとに連続的に形成されている。この結果、V字溝36は、導光体30の厚み方向において、第1の凸目盛部32、あるいは第2の凸目盛部33と直接対向する部位(本体部30b)と直接対向しない部位(フランジ部30c)を有している。これにより、ユーザは、第1の凸目盛部32及び第2の凸目盛部33の背面32a,33aの全長にわたって映りこんだV字溝36を視認することができ、不自然さを感じることがない。一方、V字溝36が導光体30の外周面30aにまで達しない状態であると、第1の凸目盛部32及び第2の凸目盛部33の背面32a,33aの一部の範囲のみにV字溝36が映りこみ、見栄えが劣る。
また、図6(a)(b)に示すように、導光体30には、第1の光入射体34に最も近い第1の凸目盛部32を挟み込むように、導光体30の側面(外周面)上に、複数の溝が並列した第1の反射溝群37、及び第2の反射溝群38が形成されている。第1の反射溝群37、及び第2の反射溝群38は、導光する光の導光方向に沿って第1の凸目盛部32を挟んで並んで形成されている。本実施形態では、第1の反射溝群37及び第2の反射溝群38は、3つの反射溝が並列して形成されている。図6(b)の矢印で示すように、第1の反射溝群37は、導光体30内部で導光された光の一部を第1の光入射体34側へ反射する。また、第2の反射溝群38は、導光体30内部で導光された光の一部を第1の凸目盛部32側へ反射する。
ここで、第1の反射溝群37、及び第2の反射溝群38が奏する作用、効果について説明する。第1の反射溝群37及び第2の反射溝群38が導光体30に形成されていない場合、導光体30内部で導光された光の一部は、V字溝36の第1反射面36aで第1の凸目盛部32へ反射される。なお、第1反射面36aは、光の進行を遮るように形成されているため、第1の凸目盛部32へ反射される光の量は比較的多い。これに対し、光が進行する方向に背をむけるようにして形成された第2反射面36bから第1の凸目盛部32側へ反射される光の量は、第1反射面36aで反射される光の量よりも少ない。そのため、第1の凸目盛部32から出射される光は不均一なものとなり、ユーザに第1の凸目盛部32の発光にムラがあると認識されてしまう。
一方、本実施形態で説明する導光体30のように、第1の反射溝群37が形成されていると、第1反射面36aで第1の凸目盛部32へ反射されるはずの光の一部が、第1の反射溝群37により第1の光入射体34側(導光方向の進行方向と反対側)へ反射される。そのため、第1の反射溝群37が形成されていない導光体30を用いた場合と比べ、第1反射面36aから第1の凸目盛部32へ反射される光の量は少なくなる。また、導光体30に第2の反射溝群38が形成されていることにより、第2反射溝群から第1の凸目盛部32側(V字溝36側であって、導光方向の進行方向と反対側)へ光が反射される。この反射された光は、V字溝36の第2反射面36bにも到達する。そのため、第2の反射溝群38が形成されていない導光体30を用いた場合と比べ、第2反射面36bから第1の凸目盛部32へ反射される光の量は多くなる。
このように、本実施形態では、第1の反射溝群37及び第2の反射溝群38を形成することにより、V字溝36の第1反射面36aで反射する光の量を少なくし、第2反射面36bで反射する光の量を多くすることができる。これにより、第1の凸目盛部32を照射する光を均一化することが可能となる。つまり、本実施形態では、1つの目盛において出射する光量が不均一になることが防止又は軽減され、見栄えが改善されている。また、第1の反射溝群37及び第2の反射溝群38は、第1の光入射体34近傍の第1の凸目盛部32について形成されている。第1の凸目盛部32は、照射される光量が多く、不均一性が出やすいので、この部分に第1の反射溝群37及び第2の反射溝群38を設けることによって、1つの目盛において出射する光量が不均一になることがより良く防止又は軽減される。さらに、この結果、他の目盛との出射光量の調和を図り、全体の照明バランスを整えることができる。
遮光体40(覆い部)は、図1及び図2に示すように、導光体30を覆うようにして取り付けられる。遮光体40は、例えば黒色の合成樹脂等から形成され、導光体30から出射される光を遮光する。遮光体40には、導光体30の第1の凸目盛部32を露出させるための第1の開口40aと、導光体30の第2の凸目盛部33を露出させるための第2の開口40bとが形成されている。そのため、遮光体40に覆われた導光体30は、第1の凸目盛部32、及び第2の凸目盛部33のみが視認されることになる。これにより、ユーザは、第1の凸目盛部32、及び第2の凸目盛部33を発光した目盛として確実に視認することができる。
以上のように、第1の光入射体34及び第2の光入射体35から入射した光は、リング状に形成された導光体30本体の内部を進み、第1の凸目盛部32及び第2の凸目盛部33から出射される。そのため、第1の光入射体34及び第2の光入射体35の近傍は、導光される光の量は多くなる。そのため、第1の光入射体34、あるいは第2の光入射体35の近くにある第1の凸目盛部32及び第2の凸目盛部33ほど、出射する光の量が多くなりやすい。そこで、本実施形態に係る計器装置1においては、第1の凸目盛部32及び第2の凸目盛部33からの出射光の均一化を図るために、図3に示すように表示盤20に、導光体30の裏面と当接する光量調整領域23を設けている。
図3に示すように、反射領域23aに比べて明度の低い色で塗り潰された吸収領域23c及び半反射領域23b(例えば、図7に示すように半反射領域23bは、平面視した場合に、第1の凸目盛部32(又は第2の凸目盛部33)と重なるように対応して形成されている。)は、導光体差込口24近傍に設定されている。なお、図7は、図面の理解を容易にするため、導光体30を破線で示している。図7に示すように、導光体差込口24には、導光体30の第1の光入射体34及び第2の光入射体35が挿入されているため、その近傍にある導光体30の部位では導光される光の量が多い。そのため、光量調整領域23の導光体差込口24近傍に吸収領域23cあるいは半反射領域23bを配置することで、導光体30内部で導光されている光の一部を吸収する。これにより、本実施形態では、第1の光入射体34及び第2の光入射体35近傍にある第1の凸目盛部32(又は第2の凸目盛部33)から出射される光の量を抑制することができ、計器装置1全体として、出射される光の量が調整され、均一化することが可能となる。特に、半反射領域23bは、上方にある、すなわち、平面視した場合に重なっている第1の凸目盛部32(又は第2の凸目盛部33)から出射する光を少なくすることができる。このように、本実施形態では、出射する光量が目盛ごとに異なって不均一になることを防止又は軽減できるので、見栄えが改善されている。なお、光量調整領域23を構成する各領域(半反射領域23b等)は、平面視した場合に、第1及び第2の凸目盛部32,33を含むように、これらよりも幅広であることが好ましい(図7参照)。これにより、第1及び第2の凸目盛部32,33から出射する光量を容易に調整することが可能となる。
なお、光量調整領域23の吸収領域23c等は、表示盤20に印刷形成されている。そのため、第1の凸目盛部32等からの出射光量を微調整する必要が生じた場合にも、表示盤20の印刷態様を変えるだけでよい。さらに、遮光体40によって、第1の凸目盛部32及び第2の凸目盛部33の間が隠され、各目盛部はとびとびに認識されることによって、導光体30を介して視認される光量調整領域23における色の変化が目立たないので、見栄えがよい。
また、本実施形態においては、導光体差込口24の近傍に明度の低い領域(吸収領域23c及び半反射領域23b)を設定した。しかしながら、導光体の形状によって導光体差込口24近傍にある目盛よりも遠くにある目盛が明るく照射される場合がある。その場合には、明度の低い領域を導光体差込口24から離れた箇所に設定してもよい。このような変更も、光量調整領域23が印刷により形成されているため、容易に行なうことができる。
1 計器装置
10 計器用筐体
11 前面カバー
12 後面カバー
13 第1の表示窓
14 第2の表示窓
15 指針
20 表示盤
21 第1の表示部
22 第2の表示部
23 光量調整領域
23a 反射領域
23b 半反射領域
23c 吸収領域
24 導光体差込口
25 指針差込口
30 導光体
30a 外周面
31 係止部
32 第1の凸目盛部
33 第2の凸目盛部
34 第1の光入射体
34a 突出部
34b 接続部
35 第2の光入射体
35a 光振分面
36 V字溝
36a 第1反射面
36b 第2反射面
37 第1の反射溝群
38 第2の反射溝群
40 遮光体
40a 第1の開口
40b 第2の開口
50 光源

Claims (5)

  1. 指針と、指針に指し示される複数の目盛と、を備える計器装置であって、
    前記複数の目盛を表面側に備え、かつ、光源からの光が入射する光入射部を備え、光入射部から入射した光を導光して前記複数の目盛から出射させる導光体と、
    前記導光体の裏面と当接し、前記導光体が導光する光を反射する光反射部と、を備え、
    前記光反射部は、前記入射した光を導光する導光方向に沿って並ぶ、第1の領域と前記第1の領域よりも光を反射しない第2の領域とを備える、
    ことを特徴とする計器装置。
  2. 前記光反射部は、前記導光体と当接する表示盤上に形成された所定の色彩の層であり、
    第1の領域よりも、第2の領域の方が明度が暗い色である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
  3. 前記導光体の前記目盛以外の領域を覆い隠す覆い部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の計器装置。
  4. 入射部から入射した光を導光する導光体であって、
    前記導光体の表面上に形成された目盛と、
    前記目盛に対応して前記導光体の裏面上に形成され、前記入射した光の導光方向を横切るように延びて、前記入射した光を前記目盛側に反射するV字状の溝と、
    前記導光体の側面上に、前記導光方向に沿って前記目盛を挟んで並んで形成され、それぞれが前記入射した光を反射する一対の反射部と、を備え、
    前記一対の反射部のうちの前記導光方向の進行方向側に位置する反射部は、前記入射した光を前記V字状の溝側に反射することで、前記V字状の溝に到達する光を増やし、
    前記一対の反射部のうちの前記導光方向の進行方向と反対側に位置する反射部は、前記入射した光を前記V字状の溝側と反対側に反射することで、前記V字状の溝に到達する光を減らす、
    ことを特徴とする導光体。
  5. 請求項4に記載された導光体を備える計器装置。
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