JP6984334B2 - 発光装置 - Google Patents

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本発明は、車両などに搭載される発光装置において、特に、意匠部を照明する光源の輝度を均等にする導光部材を備えた発光装置に関するものである。
従来の発光装置として、例えば特許文献1に開示されたものがある。この発光装置は、透過部を有する前面パネルと、回路基板に配設される複数個の光源と、各光源からの光を透過可能な透過部へ至る照明光の光路中に配置される導光部材と、各光源と導光部材とを収納する空間部を有するケース体と、を備え、ケース体には、光源の光軸付近から発せられる照明光を透過部に向けて反射させる反射部が設けられているものが開示されている。
特開2016−29427号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発光装置は、反射率の低い白色の合成樹脂材料からなるケース体により光を反射させるため、反射率が低く、発光輝度が低くなる。その対策として、光源の強度を強くすると、光源に近い透過部の輝度が高くなりすぎ、光源から遠い発光輝度の低い透過部との差による照明ムラが発生し、見栄えが悪くなるといった問題点があった。
本発明は、この問題点に鑑みなされたものであり、透過部の発光輝度ムラの発生を抑制することが可能な発光装置の提供を目的とするものである。
本発明の発光装置は、透過部12aを有する前面パネル10と、前記前面パネル10の背後側に位置し前記透過部12a前後から照明する導光部材20と、前記導光部材20の背後側に位置する光源40と、を備えた発光装置であって、前記導光部材20は、前記透過部12aに対向しない位置で前記光源40からの光を受光する受光部21aを有する導光部21と、前記導光部21の側面21bから前後方向の厚みが前記導光部21よりも薄い形状で延出され、前記透過部12aに対向する位置に形成される出射部22とを有し、前記光源40側において前記導光部21と前記出射部22との角部に曲面部23が形成され、前記光源40は、前記受光部21aの背後に位置し、前記前面パネル10の前方に配置される見返し部材60を有し、前記見返し部材60は、前記透過部12aに重なり、前記導光部21の前記曲面部23を有する側面と略一致する見切り部61を有することを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、透過部の発光輝度ムラの発生を抑制することが可能な発光装置を提供できる。
本発明の実施形態を示す発光装置の断面図。 図1のA−A線に沿った断面図。 図1のB−B線に沿った断面図。 本発明の導光部材とケース部材の分解斜視図 本発明の導光部材の単品斜視図。
以下、図1〜図5に基づいて、本発明の発光装置M4を例えば車両の運転席に対向するインストルメントパネルに搭載された車両用計器に適用した場合を例に挙げて実施形態を説明する。
図1において、車両用計器は、車速計M1と、車速計M1の左側にエンジン回転数計M2とが並んで配設され、その間に各種車両情報を表示する液晶表示パネルM3が配設され、液晶表示パネルM3の上側に発光装置M4が配設された構成となっている。
尚、車両用計器から車両運転席に着座したユーザーを見る方向を「前」とした前後方向とし、車速計M1の方を「右」として、車速計M1とエンジン回転数計M2が並んでいる方向を左右方向とし、発光装置M4の方を「上」として、液晶表示パネルM3と発光装置M4が並んでいる方向を上下方向とする。
発光装置M4は、左右方向を長手方向、上下方向を短手方向とし、長手方向に緩やかに円弧となった帯形状に形成され、発光することで表示される。本実施形態では、所定の車両状態により、青色発光と緑色発光とが遷移するアンビエント照明を行う。
発光装置M4は、光源40からの光を透過可能に前述したように帯形状意匠を形成する透過部12aを有する前面パネル10と、前面パネル10の前方に配置される見返し部材60と、前面パネル10と略平行状態をなすように前面パネル10の後方に配置される回路基板50と、透過部12aに照明光を供給すべく、透過部12aの長手方向に沿うように回路基板50上に等間隔で実装(配設)される複数個の光源40と、各光源40から透過部12aへと至る照明光の光路中に配置され透過部12aを背後から照明する導光部材20と、前面パネル10と回路基板50との間に配設され、各光源40と導光部材20とを収納する空間部31を有し、前面パネル10を支持するケース体30と、を備えている。
見返し部材60は、例えば黒色樹脂材料等からなり、車速計M1,エンジン回転数計M2,液晶表示パネルM3,発光装置M4を覆う筒状に形成され、これらを露出し視認可能とする。また、見返し部材60の前側には、図示しない、例えば、透明または半透明の樹脂材料等からなる透視パネルが配置されている。見返し部材60は、透過部12aの一辺に重なり、前記帯状に発光する意匠の一部を形成する見切り部61を有する。
前面パネル10は、透光性のポリカーボネート等からなる薄板状の透光性基板11と、透光性基板11の後面に遮光性の黒色のインキが印刷形成された黒色層12と、透光性基板11の後面に半透過性のスモーク色のインキが印刷形成されたスモーク層13と、を備える。透過部12aは、帯形状に黒色層12の黒色インキが印刷されないことで形成される。スモーク層13は、透過部12aに対向する位置に帯形状に形成される。前面パネル10は、見返し部材60とケース体30の間に挟持固定される。
ケース体30は、例えば白色の合成樹脂材料によって形成され、前面パネル10と回路基板50との間に配置され、導光部材20の上下左右方向の外形を取り巻くように包囲する空間部31と、導光部材20と回路基板50との間に位置する底板部32と、を有する。底板部32は、光源40に対向する位置に、光源40からの光を導光部材20に通過させる開口部32aを有する。
また、ケース体30は、図4に示すように、空間部31に導光部材20に形成される位置決めピン26が挿入される位置決め孔33を有し、位置決めピン26が位置決め孔33に挿入されることで導光部材20を位置決めする。また、ケース体30は、前面で前面パネル10を支持し、後面で回路基板50を固定する。
光源40は、発光色が変更可能なものであり、例えばRGB3原色のLED(チップ型発光ダイオード:Light Emitting Diode)がパッケージされた3色LEDからなり、回路基板50の上に複数個が実装され、透過部12aの長手方向に沿うように等間隔に並び、前面パネル10の方(前後方向)へ光を出射する。
また、光源40の上下方向の位置は、透過部12aに対向する位置より上側に位置している。ここで、光源40は、その光照射領域角度が光軸を中心として上下左右方向にそれぞれ略60度の指向性を持つものが採用されている。このことは、各光源40は、その光照射領域角度が略120度であることを意味している。
回路基板50は、所定の配線パターンが施された硬質の配線基板からなり、車速計M1及びエンジン回転数計M2のそれぞれに有する指針P1,P2の回転制御や、液晶表示パネルM3の表示制御や、各光源40の発光制御等を行うマイクロコンピュータからなる制御手段(図示せず)と、抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)とが前記配線パターンに導通接続されている。
導光部材20は、光拡散材料を含有する乳白色の透光性合成樹脂材料によって略直方体に形成され、その前面視形状は、透過部12aの形状に対向させた帯形状となっている。また、導光部材20は、図4に示すように、上側の側面21bから位置決めピン26が延出し、位置決めピン26が位置決め孔33に挿入されケース体30に位置決めされる。
また、導光部材20は、透過部12aの背後に対向しない位置に形成され、透過部12aより上方に位置する導光部21と、透過部12aの背後に対向する位置に形成される出射部22と、を有する。導光部21と出射部22は、一体に形成されている。出射部22は、前後方向の厚みが導光部21よりも薄く形状にて形成され、導光部21の前面パネル10の側の前後方向の側面21bから延出して形成されている。また、導光部材20は、光源40の側において、導光部21と出射部22との角部に凹R形状の曲面部23を有する。導光部21は、光源40の光を受光する受光部21aを有する。
また、導光部材20は、正面視において、導光部21の曲面部23を有する側面21bの位置は、見切り部61の位置と略一致する。導光部材20の前面パネル10と対向する面は、光源40の略真上の位置において、略V溝形状に形成されて左右方向に光を反射する分光部24を有する。また、導光部材20の回路基板50及び底板部32と対向する面は、各光源40の間の位置において、略V溝形状に形成されて上方向へ光を反射する反射部25を有する。
図2に示すように、光源40から出射された照明光のうち、略光軸上の比較的光強度の強い第1照明光L1は、受光部21aから導光部材20に入射し、分光部24で左右方向に反射され、反射部25で前面パネル10の方へ反射され前面パネル10の背後を照明する。また、光軸から外れた領域に発せられる比較的光強度の弱い第2照明光L2は、受光部21aから導光部材20に入射し、直接、前面パネル10の背後を照明する。また、図3に示すように、上下方向においても同様に、第1照明光L1は、受光部21aから導光部材20に入射し、分光部24で左右方向に反射される。第2照明光L2は、受光部21aから導光部材20に入射し、前面パネル10の透過部12aを直接照明する。
このように、光源40付近の透過部12aは、主に、光強度の弱い第2照明光L2により照明され、各光源40の間は、光強度の弱い第2照明光L2と、分光部24と反射部25により反射することで光強度が減衰されて弱くなった第1照明光L1とにより照明されるので、照明バランスが良好に保たれて、透過部12aの発光輝度ムラの発生を抑制することができる。
また、導光部材20の側面21bの位置は、見切り部61の位置と略一致する。このように形成されることで、導光部21を通る比較的光強度の強い第1照明光L1が、直接透過部12aに照射されることを防止することができ、透過部12aの発光輝度ムラの発生を抑制することができる。
導光部21と出射部22との角部に凹R形状の曲面部23を有する。このように形成されることで、導光部21から出射部22へ通過する際に、光が曲面部23で拡散されるので、光の境界をぼかすことができ、透過部12aの発光輝度ムラの発生を抑制することができる。
また、導光部材20は光拡散材料が含有されているため、導光部材20の内部を導光する光は随時拡散されるので、発光輝度ムラの発生を抑制することができる。
また、導光部材20は、射出成形後の後収縮により変形する場合があり、導光部材20と空間部31の隙間が狭い場合には、導光部材20が空間部31に干渉し入らなくなる場合がある。
しかしながら、本実施形態の導光部材20は、前面パネル10側の面と回路基板50側の面のそれぞれに互い違いに形成されたV溝形状を有するので、前後,左右,上下方向において柔軟性を有する。図5に示すように、上下,左右方向に柔軟性を有するので、射出成形後の導光部材20の形状が、空間部31の形状と合っていなくても、導光部材20を空間部31に変形させて簡単に嵌め込むことができる。
本発明は、車両用の発光装置に関し、例えば、自動車やオートバイ、あるいは農業機械や建設機械を備えた移動体に搭載される車両用の発光装置に適用することができる。
10 前面パネル
12a 透過部
20 導光部材
21 導光部
21a 受光部
21b 側面
22 出射部
23 曲面部
24 分光部
25 反射部
30 ケース体
40 光源
60 見返し部材
61 見切り部

Claims (3)

  1. 透過部を有する前面パネルと、
    前記前面パネルの背後側に位置し前記透過部を背後から照明する導光部材と、
    前記導光部材の背後側に位置する光源と、を備えた発光装置であって、
    前記導光部材は、前記透過部に対向しない位置で前記光源からの光を受光する受光部を有する導光部と、前記導光部の側面から前後方向の厚みが前記導光部よりも薄い形状で延出され、前記透過部に対向する位置に形成される出射部とを有し、
    前記光源側において前記導光部と前記出射部との角部に曲面部が形成され、前記光源は、前記受光部の背後に位置し、
    前記前面パネルの前方に配置される見返し部材を有し、
    前記見返し部材は、前記透過部に重なり、前記導光部の前記曲面部を有する側面と略一致する見切り部を有することを特徴とする発光装置。
  2. 前記光源は、複数個を有し、
    前記導光部材は、前記前後方向及び上下方向と略直交する方向(左右方向)において、前記前面パネル側の前記光源の真上の位置に前記左右方向に光を反射する分光部と、前記光源側の複数の前記光源の間の位置に上方向に光を反射する反射部と、を有し、
    前記前面パネルの背後で前記導光部材の外形を取り巻くように収容するケース体と、を有することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記導光部材は、光拡散材料を含有する材料からなることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の発光装置。
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