JP2012117768A - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

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哲英 倉本
Tsuneko Imagawa
常子 今川
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照夫 山本
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由樹 山岡
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誠 朔晦
Masahiro Ohama
昌宏 尾浜
Yoshio Nishiyama
吉継 西山
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Abstract

【課題】貯湯槽の湯を利用する構成において、中温水の利用量を増大することにより省エネルギー性に優れた給湯装置を提供すること。
【解決手段】貯湯槽1と、貯湯槽1の上部に接続された第1出湯管3と、貯湯槽1の下部に接続された給水管5と、貯湯槽1の上下方向において第1出湯管3が接続された位置と給水管5が接続された位置との間に接続された第2出湯管4とを備えた貯湯式給湯装置において、給湯温度設定手段30と、第2出湯管4を流れる湯温を検知する中温検知手段12と、中温検知手段12の検知温度が所定温度未満に低下した場合に沸き上げ運転を行う沸き上げ制御手段33とを備えたことを特徴とする貯湯式給湯装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ方式の加熱手段で加熱した水を貯湯槽へ貯湯して利用する貯湯式給湯装置に関するものである。
この種の給湯装置は、加熱手段によって貯湯槽の底部から供給される水を高温に加熱し、断熱材で被覆された貯湯槽の上部へ貯留する一連のサイクルを繰り返すことにより、貯湯槽の全体または一部に高温の湯を蓄える。使用者が湯を使用する給湯時には、貯湯槽の高温の湯と加熱されていない水とを混合することで所定温度にして、給湯端末で使用する。
ここで用いるヒートポンプ式加熱手段の運転効率は、外気温と沸き上げ温度と加熱手段に供給される水の温度である入水温度とに依存し、外気温が高い場合や沸き上げ温度が低い場合、入水温度が低い場合に運転効率が向上する。外気温は季節や稼動時刻によって変動し、それに加えて入水温度は貯湯槽の温度状態によっても変動する。
特に、風呂追い焚きやラジエター等の貯湯槽内の熱を利用する端末を使用する場合は、熱利用端末内の湯と貯湯槽の湯を熱交換器によって熱交換した後の湯を貯湯槽下部へ戻す構成となっている。本来は、貯湯槽の底部には給水温度と同程度の温度の水が存在しているが、熱利用端末の利用が発生する場合は、熱交換器からの湯が下部の低い水と混合されるため、給水温度よりも高い中間的な温度となった中温水が貯湯槽の下部に生じる。また、風呂追い焚きやラジエター等の貯湯槽内の熱を利用しない場合でも、貯湯槽内の高温の湯と低温の水との境界部分では、熱伝導や対流によっても中温水が時間と共に増大する。この中温水が、沸き上げの際に加熱手段へ供給されると、入水温度が上昇することになり、ヒートポンプ式加熱手段の運転効率は著しく低下する。
従来、貯湯槽内で生じる中温水を取り除くために、貯湯槽の上下方向の中間的な位置に第2の出湯口を設け、中間位置に存在する湯を優先的に使用する構成としていた(例えば、特許文献1参照)。
図9は、特許文献1に記載された従来の給湯装置を示すものである。図9に示すように、貯湯槽1と、この貯湯槽1の湯水を加熱する加熱手段2と、貯湯槽1の上部に接続された第1出湯管3と、貯湯槽1の中間部分に接続された第2出湯管4と、貯湯槽1の第1出湯管3からの湯と第2出湯管4からの湯を混合させる第1混合弁6と、第2出湯管4が接続された位置での貯湯槽1内の湯温を検知する湯温検知手段12と、給湯温度を設定する給湯温度設定手段30とを設け、湯温検知手段12により検知された湯温が給湯温度設定手段30で設定された給湯設定温度以上であれば第2出湯管4から出湯し、給湯設定温度未満であれば第1出湯管3から出湯するように、第1混合弁6の流路を切り換える。
また、熱利用端末23と、貯湯槽1の熱と熱利用端末23内の熱を交換する熱交換器20と、貯湯槽1の上部に接続された熱利用出湯管21と、熱交換器20と貯湯槽1の下部に接続された熱利用戻り管22と、貯湯槽1から熱交換器20へ湯を搬送するためのポンプ25と、熱利用端末23での利用熱温度を検知する熱利用温度検知手段24と、熱利用端末23での利用温度を設定する熱利用温度設定手段31とを設け、熱利用端末23による熱の利用が発生する場合は、熱利用温度検知手段24の検知する温度と熱利用温度設定手段31で設定された温度とに従ってポンプ25を制御して流量を制御する。熱利用戻り管22から戻る中温水は、貯湯槽1の下部から入水され、湯の利用に従って上昇し、第2
出湯管4から出湯して利用される。
特開2003−240342号公報
しかしながら、湯温検知手段12により検知された湯温が中温未満になり、更に給湯負荷が発生して中温水の領域(以下、中温層と称する)が湯温検出手段12の上方に移動すると、沸き上げ運転で中温層の位置を湯温検出手段12の下方に移動させない限り、第2出湯管から中温を取り出すことができなくなり、中温水を十分に利用できないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、貯湯槽の中温水を利用する構成において、中温層の位置が第2出湯管位置の上方に移動した後に沸き上げ運転を行うことにより、中温層の位置を第2出湯管位置の下方に移動させることで中温水利用量を増大させることができ、省エネルギー性に優れた給湯装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の貯湯式給湯装置は、加熱手段と、前記加熱手段により加熱された湯を貯湯する貯湯槽と、前記貯湯槽の上部に接続された第1出湯管と、前記貯湯槽の下部に接続された給水管と、前記貯湯槽の上下方向において前記第1出湯管が接続された位置と前記給水管が接続された位置との間に接続された第2出湯管と、前記第2出湯管を流れる湯温を検知する中温検知手段と、制御装置とを備え、前記中温検知手段の検知温度が所定温度未満の場合に、前記加熱手段により加熱した湯を貯湯する沸き上げ運転を行うことを特徴とするものである。
これによって、貯湯槽内の中温水を、第2出湯管を通じて有効に利用することができる。
本発明によれば、貯湯槽の中温水を利用する構成において、中温水利用量を増大させることができ、省エネルギー性に優れた給湯装置を提供できる。
本発明の実施の形態1における貯湯式給湯装置の構成図 同給湯が発生する場合の制御ブロックを示す図 同給湯が発生する場合の運転動作のフローチャート 同貯湯槽内の温度分布の変化を示す図 同熱利用端末での熱利用が発生する場合の制御ブロックを示す図 同熱利用端末での熱利用が発生する場合の運転動作のフローチャート (a)同熱利用端末での熱利用が発生する前の温度分布を示す図(b)同熱利用端末での熱利用が発生した直後の温度分布を示す図(c)同熱利用端末での熱利用が発生した後、給湯が発生した後の温度分布を示す図 本発明の実施の形態2における貯湯式給湯装置の構成図 従来の給湯装置の構成図
第1の発明は、加熱手段と、前記加熱手段により加熱された湯を貯湯する貯湯槽と、前
記貯湯槽の上部に接続された第1出湯管と、前記貯湯槽の下部に接続された給水管と、前記貯湯槽の上下方向において前記第1出湯管が接続された位置と前記給水管が接続された位置との間に接続された第2出湯管と、前記第2出湯管を流れる湯温を検知する中温検知手段と、制御装置とを備え、前記中温検知手段の検知温度が所定温度未満の場合に、前記加熱手段により加熱した湯を貯湯する沸き上げ運転を行うことを特徴とする貯湯式給湯装置で、中温水利用量を増大させることができ、省エネルギー性が向上するという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における貯湯式給湯装置の構成を示す図である。
図1において、給湯装置は、貯湯槽1と、この貯湯槽1の水を加熱する加熱手段2であるヒートポンプ装置と、貯湯槽1の上部に接続された第1出湯管3と、貯湯槽1の下部に接続された給水管5と、第1出湯管3と給水管5とが接続された位置の間、すなわち、高さ方向において貯湯槽1の胴部略中央部に接続された第2出湯管4と、給水管5から分岐された給水分岐管10と、第1出湯管3と第2出湯管4とが入口側に接続された第1混合弁6と、この第1混合弁6の出口側に接続された出湯管合流管8と給水分岐管10とが入口側に接続された第2混合弁7と、この第2混合弁7の出口側に接続された混合水管9とを備えている。
また、この混合水管9に接続された給湯口11と、第2出湯管4を流れる湯温を検知する中温検知手段12と、出湯管合流管8を流れる湯温を検知する合流温検知手段13と、混合水管9を流れる湯温を検知する給湯温度検知手段14と、貯湯槽1の上部に接続された熱利用出湯管21と、熱利用出湯管21に接続された熱交換器20と、貯湯槽1と熱利用出湯管21、貯湯槽1と第2出湯管4が接続された位置の間に接続された熱利用戻り管22と、熱交換器20に接続された熱利用端末23と、熱利用戻り管22に流れる湯量を調整するポンプ25と、熱利用端末23に流れる湯温を検知する熱利用温度検知手段24とを備えている。
さらに、給湯口11の給湯温度を設定する給湯温度設定手段30と、熱利用端末23の熱利用温度を設定する熱利用温度設定手段31と、中温検知手段12と合流温検知手段13と給湯温度検知手段14の出力ならびに給湯温度設定手段30の設定に基づいて第1混合弁6と第2混合弁7とを制御し、熱利用温度設定手段31と熱利用温度検知手段24の出力、ならびに熱利用温度設定手段31の設定に基づいてポンプ25を制御する熱利用制御手段32と、中温検知手段12の検知温度が所定温度未満に低下した場合に沸き上げ運転を行う沸き上げ制御手段33とを有する制御装置34とを備えている。
図2は制御のブロック図を示し、中温検知手段12,合流温検知手段13,給湯温度検知手段14の出力と給湯温度設定手段30の設定に基づいて第1混合弁6と第2混合弁7の制御を行う熱利用制御手段32と、中温検知手段12の出力と過去の給湯負荷とから沸き上げ運転の運転・停止を制御する沸き上げ制御手段33からなる。
以上のように構成された給湯装置について、以下その動作、作用を説明する。
基本的な動作としては、沸き上げ前は貯湯槽1に低温の水が多く満たされており、沸き上げ運転を開始すると、貯湯槽1の水が、加熱手段であるヒートポンプ装置2に送出され、そこで加熱されて高温になった湯が、貯湯槽1に戻され貯湯される。これによって貯湯
槽1には高温の湯が貯えられていく。
沸き上げ後の給湯利用の際には、第1出湯管3と第2出湯管4とを通じて出湯される貯湯槽1の湯を第1混合弁6によって混合された出湯管合流管8内の湯と、給水分岐管10からの給水を第2混合弁7によって給湯設定温度に混合されて給湯口11へ供給される。また、給湯に使用された湯量相当の水が給水管5を通じて貯湯槽1下部から流入する。
ここで、この給湯利用時の動作と熱利用端末利用時の動作を図3〜図7を用いて詳細に説明する。給湯温度は給湯温度設定手段30で給湯設定温度として設定され、tsを給湯口11の給湯設定温度とし、ts2を例えば給湯設定温度tsに対して+5℃だけ高い温度とし、tmを中温検知手段12で検知した温度とする。また、teを熱利用温度検知手段24で検出する温度とし、ts3を熱利用設定温度手段で設定される温度とする。
図3は、給湯が発生した場合の制御のフローチャートである。給湯が開始されると、tmとts2の大小関係を判断し(ステップ1)、tmがts2よりも高い場合は、第2出湯管4からのみ出湯するように、第1混合弁6を第2出湯管4側に全開にする(ステップ2)。
tmがts2以下である場合は、合流温検知手段13で検知する湯温に基づいて、合流温検知手段13がts2になるように第1混合弁6の開度を調整する(ステップ3)。その後、給湯温度検知手段14からの出力がtsになるように、第2混合弁7によって出湯管合流管8の湯と給水分岐管10の水を混合する(ステップ4)。設定温度tsに調整された湯は、混合水管9を通じて給湯口11から給湯される。
図4は、貯湯槽1内の温度分布の変化を示した図である。横軸に温度、縦軸に貯湯槽1の高さを示し、45の温度分布は、中間的な温度帯である中温層の上端が第2出湯管4の貯湯槽1との接続位置にある場合、つまり、中温層の給湯利用が開始される直前の様子である。第1出湯管3と第2出湯管4の両方から出湯される間、中温層は縮小しながら貯湯槽1の上方へ移動する。
両方から出湯したときの出湯管合流管8での湯温がts以下になると、第2出湯管4からの出湯は停止し、中温層はそのまま貯湯槽1の上方へ移動する。この結果、中温層の大きさは当初は15fであったものが15gまで縮小する。46は、中温層15gが第2出湯管4の接続位置を通過した時点の温度分布である。
第1出湯管3と第2出湯管4の両方から出湯したときの出湯管合流管8での湯温がts以下になって、第2出湯管4からの出湯が停止した時の中温検知手段12の検知温度を所定温度tm1、給水管5からの給水温度をt0と定義すると、所定温度tm1は給水温度t0に近い温度であることがわかっており、例えば、給水温度t0に対して5℃だけ高い温度で近似することができる。この時の給水温度t0は、給水管5に温度センサー(図示していない)を設置して検知してもよいし、通常、貯湯槽1の残湯量を把握するために、貯湯槽1の壁面に複数個備えられている残湯サーミスタ(図示していない)のうち、貯湯槽1の底部の検知温度を代用しても良い。
中温検知手段12の検知温度tmがtm1未満になった場合(ステップ5)、沸き上げ制御手段33で沸き上げ運転を行い(ステップ6)、中温層の位置を第2出湯管4の接続位置よりも下方に移動させた後に沸き上げ運転を停止し、ステップ1に戻る。これにより、その後の給湯時にはステップ1またはステップ2に移行して、第2出湯管4から再度中温を利用することができる。
このように、中温層の位置が第2出湯管4接続位置を通過して上方に移動すると第2出湯管4からの中温は利用できなくなるが、沸き上げ運転で中温層の位置を第2出湯管4接続位置よりも下方に移動させることにより、再度、第2出湯管4からの中温が利用できることになり、中温層の領域15gは、更に縮小することになるのである。
図5は、熱利用端末23での熱利用があった場合の制御のブロック図を示し、熱利用温度検知手段24の出力と、熱利用温度設定手段31の設定に基づいて、ポンプ25の制御を行う熱利用制御手段32からなる。
図6は、熱利用端末23での熱利用があった場合の制御のフローチャートである。熱利用端末での利用が開始されると、熱利用温度検知手段24で熱利用端末の温度teを検知し、teと熱利用端末設定温度ts3との比較を行う(ステップ7)。teがts3よりも低い場合は、ポンプの駆動を開始し(ステップ8)、高い場合は、ポンプの駆動を停止する(ステップ9)。
図7は、貯湯槽1内の熱利用戻り管22からの湯による温度変化と、給湯が発生した場合の温度変化について説明したものであり、横軸に温度、縦軸に貯湯槽1高さをとって温度分布を示す。T1は給水温度であり、T3は貯湯槽1上部の温度、T2は熱利用戻り管22からの湯の流入により生じた中温水の温度である。
図7(a)の61は初期の温度分布であり、その状態から貯湯槽1の上部に熱利用戻り管22からの湯が流入した場合、図7(b)の62に示すような温度分布となる。T2は、熱利用戻り管22から流入する温度とT3によって変化するが、必ず、貯湯槽1の熱利用戻り管22が接続されている位置より下の湯が中温水となる。
その後、給湯が発生した場合、第2出湯管4が熱利用戻り管22よりも下の位置に接続されているため、熱利用戻り管22により生じた中温水が、優先的に利用され、熱利用戻り管22による温度分布変化の影響を取り除くことができる。
また、熱利用戻り管22は貯湯槽1の上部に接続されており、貯湯槽1下部の温度が給水温度T1に保たれているため、沸き上げ時に加熱装置に中温水が循環して効率が低下することは無くなる。
図6及び図7で示したように、熱利用端末23での熱利用により中温層が増大した場合であっても、給湯時に第2出湯管4から中温を利用することで中温層の領域は縮小し、更には、沸き上げ運転で中温層の位置を第2出湯管4接続位置よりも下方に移動させることにより、再度、第2出湯管4から中温を利用することで中温層の領域が一層縮小することになるのである。
このように、本発明の実施の形態1によれば、中温層の位置が第2出湯管4接続位置を通過して上方に移動して第2出湯管4からの中温は利用できなくなった場合に、沸き上げ運転で中温層の位置を第2出湯管4接続位置よりも下方に移動させることにより、再度、第2出湯管4からの中温が利用可能となり、中温水の利用量が増大して、高い省エネルギー性をと実現できる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2における貯湯式給湯装置の構成を示す図である。本発明の実施の形態2が実施の形態1と異なる点は、一端を熱交換器20に接続された熱利用戻り管22の他端を、貯湯槽1の下部に接続している点である。
風呂追い焚きやラジエター等の貯湯槽内の熱を利用する場合は、熱交換器からの湯が下部の低い水と混合されるため、給水温度よりも高い中間的な温度となった中温水が貯湯槽の下部に生じる。
また、風呂追い焚きやラジエター等の貯湯槽内の熱を利用しない場合でも、貯湯槽内の高温の湯と低温の水との境界部分では、熱伝導や対流によっても中温水が時間と共に増大する。
このような構成においても、中温層の位置が第2出湯管4接続位置を通過して上方に移動して第2出湯管4からの中温は利用できなくなった場合に、沸き上げ運転で中温層の位置を第2出湯管4接続位置よりも下方に移動させることにより、再度、第2出湯管4からの中温が利用可能となり、中温水の利用量が増大して、高い省エネルギー性を実現できる。
以上のように、本発明にかかる給湯装置は、貯湯槽内の湯の熱を利用する場合において熱利用端末利用による効率の低下を減少させるので、前記したような家庭用の給湯装置に適用できるほか、熱源と貯湯槽を有するシステムにおいて業務用などの規模の大きい用途にも適用し、優れた省エネルギー性を提供できる。
1 貯湯槽
2 加熱手段(ヒートポンプ装置)
3 第1出湯管
4 第2出湯管
5 給水管
6 第1混合弁
7 第2混合弁
8 出湯管合流管
9 混合水管
10 給水分岐管
11 給湯口
12 中温検知手段
13 合流温検知手段
14 給湯温度検知手段
16 沸き上げ管
20 熱交換器
21 熱利用出湯管
22 熱利用戻り管
23 熱利用端末
24 熱利用温度検知手段
25 ポンプ
30 給湯温度設定手段
31 熱利用温度設定手段
32 熱利用制御手段
33 沸き上げ制御手段
34 制御装置

Claims (1)

  1. 加熱手段と、前記加熱手段により加熱された湯を貯湯する貯湯槽と、前記貯湯槽の上部に接続された第1出湯管と、前記貯湯槽の下部に接続された給水管と、前記貯湯槽の上下方向において前記第1出湯管が接続された位置と前記給水管が接続された位置との間に接続された第2出湯管と、前記第2出湯管を流れる湯温を検知する中温検知手段と、制御装置とを備え、前記中温検知手段の検知温度が所定温度未満の場合に、前記加熱手段により加熱した湯を貯湯する沸き上げ運転を行うことを特徴とする貯湯式給湯装置。
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