JP2012117208A - 住宅の壁体構造部における換気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】パラペット等の壁体構造部に適用することにより、それらの個所を利用して小屋裏内の熱気を逐次排出して室内の良好な温熱環境の維持を図ることができ、室内側に雨雪が進入することを確実に防止し、また、湿気による耐久性劣化を防止し得る住宅の壁体構造部における換気構造を提供することを課題とする。
【解決手段】壁体3の外側に、上下端を外部に開口させた通気層5、6を設け、その上端部の外部開口部に、通気部材1を配設し、壁体3は内部を中空通気空間4にし、その下部を住宅内空気溜まり部に連通させ、その一方又は双方の側面側の上方部分に通気層5、6に抜ける流出孔10を設けて防水ユニット11を嵌合して成り、防水ユニット11は両側面に互いに連通し合う通気口16が形成され、嵌合時に壁体3の外方側に面する側面に形成される通気口16は、嵌合時に壁体3の内方側に面する側面に形成される通気口16よりも低位に位置するようにされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、住宅の壁体構造部における換気構造に関するものであり、より詳細には、一般住宅の壁体構造部、即ち、パラペット、ベランダの手摺り、あるいは、ケラバ等に適用される換気構造であって、陸屋根式住宅等のように棟や軒のない住宅等においても壁体換気及び小屋裏換気が可能となる、住宅の壁体構造部における換気構造に関するものである。
最近の一般住宅は、敷地の有効利用等の観点から、四角形状で陸屋根としたものが増えてきている。そして、その陸屋根には、その外周に沿って立ち上げた、人の落下や雨水の外壁を伝っての流下を防止するためのパラペットが設けられる。また、ベランダの周縁部にも、同様の手摺り壁が設けられる。
ところで、夏場において住宅は、日射を受けてその外装材や屋根材がかなり高温となり、小屋裏の温度は、しばしば65度を超える。従って、特に夏場においては、室内の快適な温熱環境を維持して涼しさを確保するためには、室内だけでなく、小屋裏の換気を行う必要がある。この小屋裏換気の方法としては、棟換気又は軒換気が一般的であり、種々の棟換気装置及び軒換気装置が提案され、実用化されている。
また、多くの場合、住宅の外壁に沿って通気層が形成される。この通気層は、壁内に進入した湿気を排出し、構造躯体を乾燥させて住宅の耐久性を高める役割、外壁から侵入した雨水の排出経路としての役割、並びに、夏季に、太陽照射により熱せられた外壁材からの伝導熱を防ぎ、更に室内の温熱環境を良好に保つ役割を果たす。
通例、この壁体構造部に形成される通気層は小屋裏空間に連通状態にされていて、この通気層から流れ出る空気は、一旦小屋裏空間に解放された後、上記棟換気装置や軒換気装置を介して棟部又は軒部から排出される。しかし、上記陸屋根式の住宅の場合は、棟や軒がないため、このような方法を採ることができない。また、ベランダの手摺りは、多くの場合、換気可能に構築されていない。
一般的なパラペットは、合板を組んで形成した壁体の両側に、適宜間隔の通気層を保持してサイディングが打ち付けられ、また、通気層の上端開口部に適宜通気部材が配備され、壁体の上面から通気部材を覆うように笠木が設置されて構成される。そして、壁体には、 透湿防水シートが被装される。
かかる構造のパラペットにおいては、壁体は合板及び透湿防水シートで囲まれて構成されるために内部に通気スペースがなく、木材から発生する湿気、並びに、小屋裏に連通している場合に室内から小屋裏に流出した湿気が、躯体内から大気中に抜けずにこもってしまうという問題がある。そして、日射により躯体が熱せられることにより、躯体内にこもった空気が温められて室内温度の上昇を引き起こす。
特開平11−140998号公報 特開2005−139713号公報 特開2005−194816号公報 特開2010−84368号公報
上述したように、従来のパラペットやベランダ周りの手摺り、あるいは、ケラバ等の壁体構造部においては換気上問題があり、それらの壁体構造部を利用して小屋裏内にこもる熱気を排出し、室内の良好な温熱環境を維持するようなことは行われていなかった。そこで本発明は、パラペットやベランダ周りの手摺り、あるいは、ケラバ等の壁体構造部に適用することにより、それらの箇所を利用して小屋裏内の熱気を逐次排出することができ、以て、室内の良好な温熱環境の維持を図ることができ、殊に、暴風雨時や吹雪時等において室内側に雨雪が進入することを確実に防止でき、湿気による耐久性劣化を防止し得る、住宅の壁体構造部における換気構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、壁体の一方又は双方の外側面に沿って、上端及び下端を外部に開口させた適宜間隔の通気層を設け、前記通気層の上端部の外部開口部に、一端面から他端面に抜ける通気路が多数縦横に連設された通気部材を配設し、前記壁体は内部を中空にしてその下部を住宅内空気溜まり部に連通させると共に、その一方の側面側又は双方の側面側の上方部分に前記通気層に抜ける流出孔を設け、前記流出孔に防水ユニットを嵌合して成り、前記防水ユニットは中空の通気スペースを有していて、両側面に互いに連通し合う通気口が形成され、嵌合時に前記壁体の外方側に面する側面に形成される前記通気口は、嵌合時に前記壁体の内方側に面する側面に形成される前記通気口よりも低位に位置するようにされることを特徴とする、住宅の壁体構造部における防水構造である。
第一の実施形態においては前記防水ユニットは箱状を呈し、また、第二の実施形態においては前記防水ユニットは、厚肉部と、前記厚肉部の一端から立ち上がり、前記通気口が形成される薄板部とから成る防水部材を一対、上下逆にして組み合わせ結合し、その結合により、前記一対の防水部材間に通気スペースが形成される。
前記第二の実施形態においては、前記厚肉部の、組み合わせ結合時に相方の前記防水部材の薄板部に当接する面に、その長さ方向に延びるように溝が形成されると共に、前記厚肉部の前記溝形成面に当接する前記相方の防水部材の薄板部に、前記溝に係合する突条が形成され、また、前記薄板部の前記突条形成部の背面側に、前記突条形成部に対応して延びる釘打ち用溝が形成される。あるいは、前記厚肉部の、組み合わせ結合時に相方の前記防水部材の薄板部に当接する面に、その長さ方向に延びるように突条が形成されると共に、前記厚肉部の前記突条形成面に当接する前記相方の防水部材の薄板部に、前記突条に係合する溝が形成される。
また、一実施形態においては、前記壁体の頭面から外側面にかけて張設した防水シートを、前記防水ユニットの前記流出孔嵌合時に前記壁体の外方側に面する側面に形成された前記通気口の上まで延ばし、前記壁体外側面の下方から上方に向けて張設した防水シートの上部を前記流出孔内に折入れ、前記防水ユニットの前記流出孔嵌合時に前記壁体の内方側に面する側面に形成された前記通気口の下まで延ばす。
本発明は上述したとおりであって、本発明に係る住宅の壁体構造部における防水構造によれば、壁体並びに透湿防水シートの一部が開口されて外部と小屋裏空間その他の住宅内空気溜まり部とが連通状態にされるために、外壁からの熱の伝導が防止されて、住宅内空気溜まり部内にこもる熱気及び湿気を排出することが可能となり、以て、室内の良好な温熱環境を維持することが可能となり、また、湿気が除去されることにより、住宅の耐久性が向上する効果がある。
そして、防水上は、外壁材(サイディング)が一次防水層となり、透湿防水シートや壁体を構成する合板部分が二次防水層となり、また、壁体並びに透湿防水シートに形成される開口には防水ユニットが嵌合されるために、暴風雨時や吹雪時等においても室内側に雨雪が進入することが確実に防止され、住宅の湿気による耐久性劣化を防止することができ、更に、施工が簡単なために、作業コストを抑えることができる効果がある。
本発明に係る住宅の壁体構造部における防水構造の一実施形態を示す縦断面図である。 本発明に係る住宅の壁体構造部における防水構造に用いられる防水ユニットの構成を示す正面図(内面側から見た図)である。 本発明に係る住宅の壁体構造部における防水構造に用いられる防水ユニットの構成を示す分解斜視図である。 図2におけるA−A線断面図である。 本発明に係る住宅の壁体構造部における防水構造の一実施形態を示す縦断面図である。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について、添付図面に依拠して説明する。なお、本発明において言う壁体構造部には、少なくともパラペット、ベランダの手摺り及びケラバが含まれる。
図1に示す実施形態は、本防水構造をパラペットに適用したもので、該パラペットは、合板等の板材32を組んで形成した壁体3の両側に、適宜間隔の通気層5、6を、上下が開口されるように確保してサイディング8、9を取り付け、一方又は双方のサイディング8、9の上面から外側面上部にかけ、例えば、L型の通気部材1を上下逆にして配置し、壁体3の上面から各通気部材1を覆うように笠木31を設置して構成される。
通例、図1において左側(建物の外方側)に位置する通気層5は建物の下部まで延ばされ、地表付近に吸気口が形成されて、そこから外気の流入が可能となるようにされる。また、図1において右側に位置する通気層6の下部も大気に開放される。
壁体3の内部は、中空の通気空間4として利用される。そのために、壁体3の下部は、小屋裏空間その他の住宅内空気溜まり部(以下単に、小屋裏空間とする。)と連通状態となるようにされ、また、壁体3を構成する一方又は双方の板材32の上方部分が開口されて、壁体3内部を通って上昇してくる空気の流出孔10が形成される。本発明に係る防水構造においては、この流出孔10に、防水ユニット11が嵌合される。
防水ユニットは中空の通気空間を有していて、両側面に互いに連通し合う通気口16が形成され、嵌合時に壁体3の外方側に面する側面に形成される通気口16は、嵌合時に壁体3の内方側に面する側面に形成される通気口16よりも低位に位置するようにされる。防水ユニット11は箱状を呈するように構成することができ(図5参照)、また、厚肉部14と、厚肉部14の一端から立ち上がり、通気口16が形成される薄板部15とから成る防水部材12、13を一対、上下逆にして組み合わせ結合し、その結合により、防水部材12、13間に通気スペース17が形成されるものとして構成することもできる(図3、4参照)。この場合は、その組み合わせ結合時において、一方の防水部材12の通気口16と他方の防水部材13の通気口16とが、上下にずれて、嵌合時において、壁体3の外方側に位置する防水部材12の通気口16が、設置時に壁体3の内方側に位置する防水部材13の通気口16よりも低位に位置するようにされる。
一実施形態においては、防水部材12、13の厚肉部14の、組み合わせ結合時に他方の防水部材13、12の薄板部15が当接する面に、その長さ方向に延びるように嵌合溝18が形成され、また、その薄板部15の、組み合わせ結合時に他方の防水部材13、12の厚肉部14に当接する面に、嵌合溝18に対応してこれに係合する突条19が形成される(図3、4参照)。あるいは逆に、厚肉部14側に突条19が形成され、薄板部15側に対応する嵌合溝18が形成されることもある。
図示した例のように、薄板部15側に突条19が形成される場合、その突条19形成部の背面側に、突条19形成部の背面に沿って延びる釘打ち用溝20が形成されることが好ましい。同様に、厚肉部14の嵌合溝18形成面と反対面に、嵌合溝18と同様に延びる釘打ち用溝21が形成されることが好ましい。
次に、この実施形態のパラペットの構築方法につき説明する。その構築のために、先ず、少なくとも一方に予め流出孔10を設けた一対の板材32を用いて壁体3を構成し、壁体3に防水シート41を被装する。その際、上方から被装した防水シート41は、その下端が流出孔10に至るまで垂らし、壁体3外側面の下方から上方に向けて張設した防水シート41の上部は、流出孔10内に折入れる。
次いで、防水ユニット11を流出孔10に嵌め入れ、釘打ち用溝20、21を利用して防水ユニット11を、壁体3を構成する図示せぬ連結材や間柱等に釘打ちして固定する。この防水ユニット11の流出孔10内嵌め入れに先立ち、流出孔10内に折入れた防水シート41の端部を、図示せぬ連結材や間柱等に、接着材や両面テープ等を用いて仮止めしておいてもよい。そして、防水シート41の上に、通気層5、6を確保するための通気胴縁(図示してない)を縦向きに適宜間隔置きに打ち付けた後、サイディング8、9を取り付け、一方又は双方のサイディング8、9の上面から外側面上部にかかるように通気部材1を配置した後、その上に笠木31を設置して完成となり、図1において矢印で示す通気ルートが形成される。
上記構成の実施形態においては、下方から通気層5、6内に流入する空気は、それぞれ通気層5、6内を上昇し、その上昇端において、通気部材1の多数の通気路の開口端面から通気部材1内に流入し、他方の開口端面に抜けて大気に放出される。このようにして外気が通気層5を抜けるに伴い、壁内に進入した湿気が排出され、構造躯体の乾燥が促進されて住宅の耐久性が高められ、夏季には、太陽照射により熱せられた外壁材からの熱伝導が防止され、更に室内の温熱環境が良好に保たれる。
また、壁体3内部の通気空間4が小屋裏空間に連通しているため、小屋裏空間にこもった熱気及び湿気は通気空間4に抜けてそこを上昇し、防水ユニット11の内外通気口16を通って通気層5、6に抜け、通気部材1を経て大気に放出される。これにより、小屋裏内の熱こもり現象が解消されて、室内の温熱環境が良好に保たれ、また、湿気が除去されることにより、住宅の耐久性が向上する。
強風雨時等においては、サイディング8、9が一次防水層となり、通気部材1を通り抜けて内部に入り込む雨水があった場合には、板材32及びこれに被装される透湿防水シート41が二次防水層となり、通気空間4から小屋裏空間への流入が防止される。板材32には通気可能な防水ユニット11が嵌装されているが、壁体3の外方側に位置する防水部材12の通気口16が、内方側に位置する防水部材13の通気口16よりも低位に位置するようにされているため、通気層5、6内に入り込んだ雨水がそこを通り抜けることはできない。
本発明に係る住宅の壁体構造部における換気構造は上記のとおりであり、施工が簡単で、外気が通気層5、6内を通流することにより、外壁からの熱が室内側に伝導されることが防止され、また、外気が通気層5、6内を通流するに伴い、小屋裏空間その他の住宅内空気溜まり部内の熱気及び湿気が壁体3内に引き込まれ、壁体3内に引き込まれた熱気及び湿気は、通気層5、6に流出して排出される。そのため、外壁からの伝導熱及び小屋裏内の熱気によって室内の良好な温熱環境が乱されることが防止され、また、暴風雨時や吹雪時等において室内側に雨雪が進入することが確実に防止され、更に、湿気が除去されることにより、住宅の耐久性が向上する。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 通気部材
3 壁体
4 通気空間
5 通気層
6 通気層
8 サイディング
9 サイディング
10 流出孔
11 防水ユニット
12 防水部材
13 防水部材
14 厚肉部
15 薄板部
16 通気口
17 通気スペース
18 嵌合溝
19 突条
20 釘打ち用溝
21 釘打ち用溝
31 笠木
32 板材
41 防水シート

Claims (7)

  1. 壁体の一方又は双方の外側面に沿って、上端及び下端を外部に開口させた適宜間隔の通気層を設け、前記通気層の上端部の外部開口部に、一端面から他端面に抜ける通気路が多数縦横に連設された通気部材を配設し、前記壁体は内部を中空にしてその下部を住宅内空気溜まり部に連通させると共に、その一方の側面側又は双方の側面側の上方部分に前記通気層に抜ける流出孔を設け、前記流出孔に防水ユニットを嵌合して成り、
    前記防水ユニットは中空の通気スペースを有していて、両側面に互いに連通し合う通気口が形成され、嵌合時に前記壁体の外方側に面する側面に形成される前記通気口は、嵌合時に前記壁体の内方側に面する側面に形成される前記通気口よりも低位に位置するようにされることを特徴とする、住宅の壁体構造部における防水構造。
  2. 前記防水ユニットは、箱状を呈している、請求項1に記載の住宅の壁体構造部における防水構造。
  3. 前記防水ユニットは、厚肉部と、前記厚肉部の一端から立ち上がり、前記通気口が形成される薄板部とから成る防水部材を一対、上下逆にして組み合わせ結合し、その結合により、前記一対の防水部材間に通気スペースが形成される、請求項1に記載の住宅の壁体構造部における防水構造。
  4. 前記厚肉部の、組み合わせ結合時に相方の前記防水部材の薄板部に当接する面に、その長さ方向に延びるように溝が形成されると共に、前記厚肉部の前記溝形成面に当接する前記相方の防水部材の薄板部に、前記溝に係合する突条が形成される、請求項3に記載の住宅の壁体構造部における防水構造。
  5. 前記薄板部の前記突条形成部の背面側に、前記突条形成部に対応して延びる釘打ち用溝が形成されている、請求項4に記載の住宅の壁体構造部における防水構造。
  6. 前記厚肉部の、組み合わせ結合時に相方の前記防水部材の薄板部に当接する面に、その長さ方向に延びるように突条が形成されると共に、前記厚肉部の前記突条形成面に当接する前記相方の防水部材の薄板部に、前記突条に係合する溝が形成される、請求項3に記載の住宅の壁体構造部における防水構造。
  7. 前記壁体の頭面から外側面にかけて張設した防水シートを、前記防水ユニットの前記流出孔嵌合時に前記壁体の外方側に面する側面に形成された前記通気口の上まで延ばし、前記壁体外側面の下方から上方に向けて張設した防水シートの上部を前記流出孔内に折入れ、前記防水ユニットの前記流出孔嵌合時に前記壁体の内方側に面する側面に形成された前記通気口の下まで延ばした、請求項1乃至6のいずれかに記載の住宅の壁体構造部における防水構造。

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