JP2012115735A - 排ガス処理装置 - Google Patents

排ガス処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012115735A
JP2012115735A JP2010265799A JP2010265799A JP2012115735A JP 2012115735 A JP2012115735 A JP 2012115735A JP 2010265799 A JP2010265799 A JP 2010265799A JP 2010265799 A JP2010265799 A JP 2010265799A JP 2012115735 A JP2012115735 A JP 2012115735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
path
chamber
exhaust
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010265799A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Okabe
晃 岡部
Kenichi Arimura
健一 有村
Shinji Marutani
新治 丸谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EPICREW Inc
TECHNO BOUNDARY KK
Original Assignee
EPICREW Inc
TECHNO BOUNDARY KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EPICREW Inc, TECHNO BOUNDARY KK filed Critical EPICREW Inc
Priority to JP2010265799A priority Critical patent/JP2012115735A/ja
Publication of JP2012115735A publication Critical patent/JP2012115735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】半導体製造装置から排出されたガスを洗浄することができる排ガス処理装置を提供する。
【解決手段】
排ガス処理装置1は、内部に液体31が貯留されるチャンバー10と、チャンバーに、チャンバーに貯留される液体の液面よりも上方に形成された空間に臨んで設けられたガス導入口20及びガス排出口50と、チャンバー内に設けられた隔壁部30により画成され、ガス導入口及びガス排出口に連通するガス流路40と、ガス排出口に接続され、チャンバーから排出されたガスが通過するガス排出路51と、ガス排出路に介設され、チャンバー内を排気する排出手段とを備えた排ガス処理装置であって、ガス排出路の排出手段より下流側から分岐して前記ガス流路の一端側に連通する循環路60を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体製造過程で発生する排ガスの洗浄処理に使用される排ガス処理装置に関する。
従来より、半導体デバイスなどの基板として使用されるシリコンのエピタキシャルウェーハ製造装置では、エピタキシャル成長に必要なトリクロルシランやテトラクロルシラン、塩化水素などの原料ガスが使用されているため、排出口より塩化物系の排ガスが排出される。
この塩化物系の排ガスは、腐食性が強く、そのまま大気中に排出することができないので、エピタキシャルウェーハ製造装置に接続された排ガス処理装置に送出され、この排ガス処理装置により洗浄処理されている。
ここで、一般に半導体製造装置に接続される排ガス処理装置としては、排ガス燃焼装置や湿式排ガス洗浄装置(スクラバー)があるが、排ガス燃焼装置は、可燃ガス、有毒水素化物の処理に限定され、他の方式の排ガス処理装置を併用して排ガスを処理する必要がある。このため、排ガスの種類を問わず処理できる湿式排ガス洗浄装置(スクラバー)が注目されている。
このようなスクラバーとしては、散水タンクと、その下方に連設された水タンクとを備え、かつ、散水タンクの上部にガス導入管が接続されているものが知られている(例えば、特許文献1)。
かかる装置では、水タンクからの水がポンプなどでくみ上げられて散水タンクの頂部からタンク内にシャワー状に放出されることで、ガス導入管から散水タンクへ導入されたガスが洗浄されている。この場合に、ガス導入管ではシャワーからの散水が侵入することにより排ガスと接触して析出物が形成される。この析出物が堆積してガス導入管の閉塞が生じてしまうことがあるので、これを防止すべく、ガス導入管には管内の清掃を行うための管状の掻き出し部材が設けられている。
特開2001−7034号公報
特許文献1に記載の湿式排ガス洗浄装置は、管状の掻き出し部材が設けられていることにより圧力変化なくガス導入管内の清掃を行うことができるが、所望の排ガス洗浄能力を有していないという問題がある。
ところで、一般的に洗浄能力の高い排ガス洗浄装置としては、いわゆるロートクロン方式の排ガス処理装置がある。ロートクロン方式の排ガス処理装置は、例えば防塵用途で用いられるものであり、処理装置内に大量の排ガスを導入しつつ、排風ファンで処理装置内の空気を排気して処理装置内の液体を巻き上げ、この巻き上げた液体中を排ガスを通過させることにより排ガスを洗浄処理している。このようなロートクロン方式の排ガス処理装置を用いる場合には、処理装置内に多量の排ガスを導入する必要があるので、排ガス量が低い半導体製造装置に接続しても、所望の排ガス洗浄能力を発揮することができないという問題がある。
そこで、本発明はこのような事情に鑑み、半導体製造装置から排出されたガスを効率よく洗浄することができる排ガス処理装置を提供することを目的とする。
本発明の排ガス処理装置は、内部に液体が貯留されるチャンバーと、該チャンバーに、該チャンバーに貯留される液体の液面よりも上方に形成された空間に臨んで設けられたガス導入口及びガス排出口と、チャンバー内に設けられた隔壁部により画成され、前記ガス導入口及び前記ガス排出口に連通するガス流路と、ガス排出口に接続され、チャンバーから排出されたガスが通過するガス排出路と、該ガス排出路に介設され、チャンバー内を排気する排出手段とを備えた排ガス処理装置であって、前記ガス排出路の前記排出手段より下流側から分岐して前記ガス流路の一端側に連通する循環路を備え、前記排出手段により前記ガス流路内の気体を排気すると共に、前記チャンバー内に導入されたガスを前記液体を通過させて洗浄してガス排出路に排出しつつ、排出した洗浄したガスの一部を循環路を介して前記ガス流路に再導入させるように構成されたことを特徴とする。
本発明では、循環路を設けて排出した洗浄したガスの一部を循環路を介して前記ガス流路に再導入させることで、チャンバー内に導入されるガスの流量を増加させることができ、これにより、チャンバー内に導入されたガスを前記液体を通過させて洗浄させることが可能である。
前記ガス導入口には、前記チャンバーに導入されるガスが通過するガス導入路が接続され、該ガス導入路は前記循環路から循環したガスの流れの方向に沿って開口するように構成されていることが好ましい。このように開口していることでガス導入路に循環したガスの水分が流入しないので、ガス導入路の開口付近に異物が析出してガス導入路が閉塞することが抑制される。
前記チャンバー内には、複数の隔壁部が設けられて、各隔壁部により画成されたガス流路においてそれぞれガスの洗浄を行う洗浄領域が形成されると共に、前記ガス導入口が、各隔壁部間に臨むように形成されていることが好ましい。このように形成されていることで、ガス導入口に接続されるガス導入路の開口と循環したガスとが直接接触しないので、より異物による閉塞を抑制できる。
前記ガス導入口には、チャンバーへ導入するガスが通過するガス導入路が接続され、前記ガス導入路が、前記チャンバーに対して略垂直方向に設けられていると共に、前記ガス導入路に不活性溶媒供給手段が設けられて、該不活性溶媒供給手段から供給された不活性溶媒が前記ガス導入路の内壁面を伝い覆うように構成されていることが好ましい。このように不活性溶媒供給手段により不活性溶媒がガス導入路の内壁面を伝い覆うことで、異物の析出を抑制できる。
前記チャンバーの底面には、前記ガス導入路に対向する位置に、前記ガス導入路から流れ落ちた前記不活性溶媒が貯留される凹部が設けられ、該凹部と前記不活性溶媒供給手段とが接続されて、前記凹部に貯留された不活性溶媒を不活性溶媒供給手段に再度供給可能であることが好ましい。このように構成されることで、不活性溶媒の消費量を抑制することが可能である。
前記チャンバー内の底部には、前記ガス導入路の開口に臨んで傾斜面部が設置されていることが好ましい。傾斜面部を備えることで、ガス導入路から落下した不活性溶媒が傾斜面部を通過するうちに不活性溶媒に付着した異物があればこの異物を除去することができるので、純な不活性溶媒を凹部に貯留することが可能である。
本発明の排ガス処理装置によれば、半導体製造装置から排出されたガスを効率よく洗浄することができる。
本発明の第1実施形態に係る排ガス処理装置の概略図である。 本発明の第1実施形態に係る排ガス処理装置の要部拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る排ガス処理装置の運転時の要部拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る排ガス処理装置の運転時の要部拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る排ガス処理装置の概略図である。 本発明の第3実施形態に係る排ガス処理装置の概略図である。 本発明の他の実施形態に係る排ガス処理装置の概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、各実施形態に係る基本的な構成は、図1に示す排ガス処理装置1と同一であるので、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施形態1)
図1は、本発明の第1実施形態に係る排ガス処理装置の概略図である。
本実施形態に係る排ガス処理装置1は、いわゆるロートクロン型の排ガス処理装置であり、チャンバー10を有する。チャンバー10の図1中右側面11には、開口であるガス導入口20が形成されている。ガス導入口20には、ガス導入路21が設けられている。このガス導入路21及びガス導入口20を介して、図示しない半導体製造装置(本実施形態では、エピタキシャルウェーハ製造装置)から排出されたガスが、チャンバー10内に導入される。このガスは、シリコンを含むガスである。
チャンバー10の図1中左側面12には、開口であるガス排出口50が形成されている。ガス排出口50には、ガス排出路51が接続されている。ガス排出路51には、チャンバー10内を排気するガス排出手段52(本実施形態では、排風ファン)が介設されている。チャンバー10内のガスは、このガス排出路51からガス排出手段52によりチャンバー10外に排出される。
このガス排出路51のガス排出手段52後段側には、循環路60の一端が接続されている。さらに、循環路60の他端は、チャンバー10の図1中右側面11に設けられた循環路接続口61に接続されている。この循環路接続口61は、ガス導入口20を含むようにして設けられている。即ち、循環路60の他端側は、ガス導入路21をその内部に含んで、いわゆる二重管となるように構成されている。このように構成されていることで、ガス導入路21は、循環したガスの流れの方向に沿っている。ガス排出路51に流入されたガスのほとんどは、ガス排出手段52を通過して循環路60に流入し、循環路60を介してチャンバー10内に再度導入される。
チャンバー10内には、複数の隔壁からなる隔壁部30が設けられている。これらの隔壁部30により画成されて、チャンバー10内には、ガス流路40が構成されている。このガス流路40は、その一端がガス導入口20に連通し、他端がガス排出口50に連通し、ガス導入口20を介してチャンバー10内に導入されたガスが、ガス流路40を通過してガス排出路51から排出されるように構成されている。
このガス流路40には、所定条件が満たされるとチャンバー10内に貯留された液体31により旋回流が形成され、この旋回流とガス流路40を通過するガスとが接触することにより、ガスが液体で洗浄される洗浄領域R(図4参照)が設けられている。
即ち、本実施形態の排ガス処理装置1では、ガス導入路21を介してチャンバー10内に導入されたガスは、チャンバー10内に形成されたガス流路40に流入される。所定条件が満たされるとガス流路40の洗浄領域Rには旋回流が形成されるので、ガス流路40に導入されたガスは旋回流を通過し洗浄され、この洗浄後のガスが、ガス排出口50から排出される。洗浄後のガスは、その一部はそのままガス排出路51を介して外部へ排出されるが、残部は循環路60を介して再度チャンバー10内に導入される。このように洗浄後のガスを循環路60を介して再度チャンバー10内へ導入することで、本実施形態では旋回流を形成することが可能である。
以下、隔壁部30とガス流路40とについて図2を用いて具体的に説明する。
隔壁部30は、第1隔壁33〜第6隔壁38を備える。第1隔壁33は、チャンバー10の上面13に、その一端部33aが接続されている。第1隔壁33は、屈曲部33bを有している。第1隔壁33は、その屈曲部33bから他端側がチャンバー10の上面13側から底面14側へ向かって延びるように設けられていて、その他端側先端が、チャンバー10の中央に向かって湾曲している湾曲部33cとなっている。
第2隔壁34は、その一端部34aがチャンバー10の右側面11に接続されている。第2隔壁34は、屈曲部34bを有している。第2隔壁34は、その屈曲部34bから他端側の水平部34cは第1隔壁33の湾曲部33cの下方で、チャンバー10の底面14に対して略水平となるように設けられている。即ち、第1隔壁33の湾曲部33cと第2隔壁34の水平部34cとは離間して設けられている。
第3隔壁35は、チャンバー10の側面に接続されており、屈曲部35aを有し、断面視においてL字状となるように構成されている。第3隔壁35の屈曲部35aよりも上端側の第3隔壁上端側35bは、第1隔壁33に対向し、屈曲部35aより下端側の第3隔壁下端側35cの先端は、第2隔壁34の水平部34cよりも下側に位置するように構成されている。即ち、第3隔壁下端側35cと、水平部34cとの間は離間している。
第4隔壁36は、その一端部36aが、チャンバー10の上面13に設置された第1隔壁33の屈曲部33bに接続されている。そして、第4隔壁36は、チャンバー10の上面13と略水平になるように設けられている。
第5隔壁37は、その一端部37aが、チャンバー10の底面14近くまで延設されている。即ち、一端部37aは、底面とは離間している。そして、第5隔壁37は、屈曲部37bを有し、屈曲部37bの他端側がチャンバー10の上面に向かって略垂直に延びている。また、第5隔壁37は、第1隔壁33、及び第3隔壁35に対向して、かつそれぞれに離間して設けられている。
第6隔壁38は、その一端部38aがチャンバー10の上面13に接続されている。そして、第6隔壁38は、屈曲部38bを有し、屈曲部38bから他端側がチャンバー10の底面14に向かって略垂直に延びている。また、この第6隔壁38は、断面視において第5隔壁37のチャンバー10の上面13に向かって略垂直に延びている他端側と、第5隔壁37のチャンバー10の底面14に向かって略垂直に延びている他端側とが相対向するように設けられている。
次に、これらの隔壁部30により画成されるガス流路40について説明する。
ガス流路40は、以下説明する第1流路70〜第5流路75により構成されている。
ガス導入口20に連通する第1流路70は、第1隔壁33と、第2隔壁34と、チャンバー10の右側面11とにより画成されてなる。
この第1流路70には連通路71が連通している。連通路71は、第1隔壁33の湾曲部33cと、第2隔壁34の水平部34cとにより画成されてなる。この連通路71は、このように第1流路70に連通すると共に第1流路70とは逆側で第2流路72に連通する。また、第3隔壁下端側35cと水平部34cとの間は離間していることから、連通路71は、この第2流路72との接続側でチャンバー10内の底部を介して第3流路73とも連通している。
第2流路72は、第1隔壁33の屈曲部33bから他端側と、第3隔壁35と、第4隔壁36とにより画成されてなる。この第2流路72が、後述するように旋回流が形成される洗浄領域Rとなる。
この第2流路72には、第3流路73が連通している。第3流路73は、第3隔壁35と、第5隔壁37とにより画成されてなる。
第3流路73に連通する第4流路74は、チャンバー10の上面13と、第1隔壁33の屈曲部33bから一端側と、第4隔壁36と、第5隔壁37と、第6隔壁38とにより画成されてなる。
第4流路74に連通すると共に、ガス排出口50に連通する第5流路75は、第6隔壁38と、チャンバー10の左側面12とにより画成されてなる。
このように、ガス流路40を構成する第1流路70〜第5流路75はこの順で連通し、ガス導入口20と、ガス排出口50とを接続している。即ち、半導体製造装置から排出されたガスは、ガス導入路21を介してガス導入口20からチャンバー10内に導入され、第1流路70に流入し、連通路71を通過してガス流路40の洗浄領域Rである第2流路72に流入する。そして、該洗浄領域Rにおいて洗浄され、その後第3流路73〜第5流路75をこの順で通過して、ガス排出口50からガス排出路51に排出されるように構成されている。
かかる排ガス処理装置1では、装置停止時、即ちガス排出手段52停止時には、チャンバー10に貯留された液体31の液面Aが、第1隔壁33の湾曲部33cよりもやや上に位置している。
ガス排出手段52を作動させて排ガス処理装置1を作動させると、初めに、排ガス処理装置1内に図示しない不活性ガス導入手段から不活性ガス(好ましくは窒素ガス)を導入し、チャンバー10内の空気を予め不活性ガスに置換しておく。そして、チャンバー10内の不活性ガスが、ガス排出手段52に近い側から排出される。このチャンバー10内の不活性ガスが排出されることで、図3に示すように、ガス排出口50に連通している第2流路72〜第5流路75では、第4流路74及び第5流路75での液面Bと第3流路73での液面Cと第2流路72での液面Dが液面A(図2参照)よりも上昇する。
これに対し、第1流路70での液面Eは、ガス排出手段52までの距離が遠いため第2流路72及び第1流路70内を満たす不活性ガスが排出されにくいので、第3流路73の液面上昇により第3流路73に連通する連通路71から液体31が引かれて、液面A(図2参照)よりも下降する。
この場合であっても、連通路71は液体31で満たされているので、第1流路70と第2流路72とは連通しない。従って、第1流路70の不活性ガスは排出されない。
そして、第5流路75,第4流路74,第3流路73からガス排出手段52により吸引されてガス排出路51へ排出されたチャンバー10内の不活性ガスは、その大部分はガス排出路51から外部へ排出される。
そして、ガス排出手段52によりチャンバー10内の不活性ガスを排出し続ける(徐々に排気力を高める)と、図4に示すように、第5流路75での液面Fは、第6隔壁38の他端よりも下側近傍までさらに上昇し、第3流路73での液面Gは、第3隔壁35の屈曲部35aよりも上側付近までさらに上昇する。この状態が所定条件が揃った状態である。
そして、ガス排出手段52によりチャンバー10内の不活性ガスを排出し続けると、第2流路72では、第2流路72の底面側を満たしていた液体31が、第3隔壁35の屈曲部35a及び湾曲部33cに沿って巻き上げられることで、液体31の旋回流32が形成される。即ち、洗浄領域Rは、液体31が巻き上げられるように構成されている。
また、ガス排出手段52によりチャンバー10内の不活性ガスを排出し続けると、第1流路70と連通路71とにおける液面Hは、第1隔壁33の湾曲部33cよりも下側近傍までさらに下降する。これにより、第1隔壁33の湾曲部33cと、第2隔壁34の水平部34cとの間に液面Hが位置するので、液面Hと湾曲部33cとの間に空間が形成される。即ち、連通路71が導通する。このように連通路71が導通するので、半導体製造装置から排出されたガスをガス導入口20を介してチャンバー10内に導入すると、連通路71を通過して、第2流路72に流入する。
この第2流路72に流入したガスが、第2流路72で形成された旋回流32を通過接触することで、チャンバー10内に導入された半導体製造装置からのガスが洗浄される。
こうして、旋回流32により洗浄されたガスは、第3流路73〜第5流路75を通過し、ガス排出口50を介してチャンバー10外に排出される。
その後、チャンバー10外へ排出された洗浄後のガスは、ガス排出手段52から排出され、一部はガス排出路51から装置外部へ排出されるが、残部は循環路60を介してチャンバー10内に再度導入される。このようにして、排ガス処理装置1の作動を停止させるまで循環路60を介して洗浄後のガスがチャンバー10内に流入して洗浄領域Rにおいて旋回流が形成され、チャンバー10内に導入されたガスの洗浄処理を行うことが可能である。
このように、循環路60を設け、チャンバー10内に導入された半導体製造装置からのガスが連通路71を流通するようになるとこの循環路60を洗浄されたガスが通過し、チャンバー10内に再流入することで、チャンバー10内に導入されるガス流量を増大させ、これにより洗浄領域Rにおいて液体31の旋回流32を効率的に連続形成することができるのである。
即ち、半導体製造装置の排ガス処理装置としてロートクロン型の排ガス処理装置を用いると、チャンバー内に導入される排ガス量が少ない(例えば200L/min程度)ために旋回流を効率よく形成することができなかった。これに対し、本実施形態では、ガス排出手段52により排出したガス(5〜6立米/min)のほとんどを循環路60によりチャンバー10内に再導入しており、この再導入されるガス量は多いことから旋回流32を効率よく形成することができるのである。
この場合において、本実施形態にかかる排ガス処理装置1では、循環路60からチャンバー10内に再導入されたガスの流れの方向に対してガス導入路21の開口が沿うように、即ちガス導入路21がチャンバー10内に突出するように設けられているので、ガス導入路21からチャンバー10内に導入されるガスが、循環路60から再導入されるガスの流れに乗りやすい。一般に、半導体製造装置に接続された排ガス処理装置では、ガス導入路の開口付近においては、半導体製造装置から排出される排ガスに含まれるシリコンとチャンバー内の液体からの水分とが反応し析出して異物(水和物)が付着することが多く、このため例えばガスシールなどを行っていた。これに対し、本実施形態では、上述のように、ガス導入路21からチャンバー10内に導入されるガスが、循環路60から再導入される流量の多い洗浄されたガスの流れに乗るので、チャンバー10内の液体からの水分と排ガスとが反応することを抑制することができる。これにより、析出物によりガス導入路21が閉塞されるようなことがない。
このように、本実施形態に係る排ガス処理装置1は、旋回流32によって洗浄されたガスの残部が、循環路60を介してチャンバー10内に再度導入される。即ち、循環路60を介して、洗浄されたガスの残部をチャンバー10内に導入させることで、チャンバー10内に導入されるガスの流量を増加させることができ、その結果、洗浄領域Rに旋回流32を形成できるので、半導体製造装置から排出されたガスを洗浄することができるのである。
(実施形態2)
図5は、本発明の第2実施形態に係る排ガス処理装置の概略図である。本実施形態にかかる排ガス処理装置1Aは、実施形態1にかかる排ガス処理装置とは、一つのチャンバー10内に第1隔壁部30A、第2隔壁部30Bが設けられていて、これらの第1隔壁部30A、第2隔壁部30Bから、それぞれ第1ガス流路40A、第2ガス流路40Bが画成されて、二つの洗浄領域である第1の洗浄領域R1、第2の洗浄領域R2が形成されている点、及びガス導入路21Aがこれらの二つの隔壁部の間に設けられている点が大きく異なる。
具体的に説明する。本実施形態では、チャンバー10の上面にガス導入口20Aと、ガス排出口50Aと、循環路接続口61Aとが形成されている。ガス導入口20Aには、ガス導入路21Aが接続されている。また、ガス排出口50Aには、ガス排出路51が設けられており、ガス排出路51にはガス排出手段52が介設されている。ガス排出路51のガス排出手段52の後段側にはガス排出路51から分岐して循環路60が設けられていて、この循環路60の他端側が循環路接続口61Aに接続されている。
チャンバー10内には、第1の洗浄領域R1を形成する第1隔壁部30Aと、第2の洗浄領域R2を形成する第2隔壁部30Bとが設けられている。
第1隔壁部30Aは、第1隔壁33A〜第5隔壁37Aからなる。第1隔壁33A〜第5隔壁37Aは、実施形態1における第1隔壁33〜第5隔壁37に相当して機能し、実施形態1と同様に実施形態1にかかるガス流路40に相当する第1ガス流路40Aを画成するものである。本実施形態では、第6隔壁が存在しないことから、第1ガス流路40Aは第1流路70A〜第3流路73Aからなる。
第1隔壁33Aと第2隔壁34Aと右側面11とで画成された空間である第1流路70Aに循環路接続口61Aが接続している。この第1流路70Aには、連通路71Aが連通し、この連通路71Aには第1の洗浄領域R1である第2流路72Aが連通している。また、第3隔壁35Aと第5隔壁37Aにより画成された空間である第3流路73Aに、第2流路72Aは連通し、この第3流路73Aにガス導入路21Aの開口が臨んでいる。
第2隔壁部30Bは、第1隔壁33B〜第6隔壁38Bからなる。第1隔壁33B〜第6隔壁38Bは、実施形態1における第1隔壁33〜第6隔壁38に相当して機能し、実施形態1と同様に実施形態1にかかるガス流路40に相当する第2ガス流路40Bを画成するものである。
第2ガス流路40Bは、第1隔壁33B〜第6隔壁38Bにより画成された第1流路70B〜第5流路75Bからなる。第1ガス流路40Aの第3流路73Aに連通する第1流路70Bは、第1隔壁33Bと第2隔壁34Bとから画成された空間である。なお、この第2隔壁34Bは、第1隔壁部30Aの第5隔壁37Aに接合されている。
この第1流路70Bは、連通路71Bを介して第2の洗浄領域R2である第2流路72Bに連通される。この第2流路72Bは、第3流路73Bに連通する。第3流路73Bは、第4流路74Bに連通し、第4流路74Bは、第5流路75Bに連通している。そして、この第5流路75Bは、ガス排出口50Aに連通している。
本実施形態の排ガス処理装置1Aでは、実施形態1と同様に、不活性ガスで排ガス処理装置1A内の空気を不活性ガスに置換後、ガス排出手段52からチャンバー10内の不活性ガスの吸引を開始すると、チャンバー10内の液面が、ガス排出手段52に近い方から吸引されて上昇し、チャンバー10内の液面が階段状になる。そして、ガス排出手段52からガスが排出され続けると、第1ガス流路40A、第2ガス流路40Bの第1の洗浄領域R1、第2の洗浄領域R2に旋回流32を形成できる。
そして、ガス排出手段52により吸引されて連通路71A、71Bが導通すると、半導体製造装置からガス導入路21Aを介して導入されたガスが第3流路73Aに流入する。第3流路73Aに流入されたガスは、ガス排出手段52により吸引されて、その一部は循環路60を介して第1ガス流路40Aに流入しているガスの流れに乗って第2ガス流路40Bに流入する。そして、このガスは第1流路70Bから第2流路72B、つまり第2の洗浄領域R2に流入する。
そして、第2の洗浄領域R2に流入したガスは旋回流32で洗浄されて、第3流路73B〜第5流路75Bを介してガス排出路51へ送出され、再度循環路60を介して循環されてチャンバー10内に再導入される。この再導入されたガスは、第1ガス流路40Aに流入して第1の洗浄領域R1で再洗浄され、第3流路73Aでガス導入路21Aからのガスをその流れにのせる。そして、このガス導入路21Aからのガスは、上述したように第2の洗浄領域R2で再度洗浄され、その一部は循環路60を介してチャンバー10内に導入される。このように循環路60を介してガスを循環させてチャンバー10内に再導入することで、本実施形態でも旋回流32が効率よく連続的に形成される。
このように、本実施形態の排ガス処理装置1Aにおいては、洗浄領域が二つ形成されるように構成されていることから、洗浄性能が実施形態1に示す排ガス処理装置よりも高い。さらに、実施形態1においては半導体製造装置から導入されたガスに循環路60からのガスが直接接触することから、ガス導入路では析出物が析出することが抑制できてはいるものの、液体や半導体製造装置からのガスの流量の急激な変化によっては、ガスがガス導入路内部に逆流し、多少異物(水和物)が析出してしまうことが考えられる。これに対し、本実施形態においては、ガス導入路21Aから導入されたガスは、循環路60からのガスが一度第1ガス流路40Aを通過してから接触することとなるので、ガス導入路21Aの開口付近における異物の析出をより抑制することができる。これにより、メンテナンスのために装置の稼動率を低下させることもなく、かつ、清掃コストも削減することが可能である。なお、実施形態1でも従来の排ガス処理装置よりも低コストで作動させることができると共に、実施形態2にかかる排ガス処理装置よりも設置場所が小さいと共に製造コストが低いというメリットがある。
(実施形態3)
本発明の実施形態3について、図6を用いて説明する。
本実施形態は、実施形態2にかかる排ガス処理装置において、よりガス導入路の開口付近における異物の析出を抑制するために、ガス導入路21Aの内壁面に不活性溶媒による液壁を形成している。
具体的には、本実施形態においては、ガス導入路21Aにおいては、不活性溶媒供給手段80が設けられている。不活性溶媒供給手段80は、不活性溶媒81が貯留された不活性溶媒貯留部82と、この不活性溶媒貯留部82からの不活性溶媒81をガス導入路21Aに供給するための供給路83を備える。不活性溶媒としては、例えば、Solvay Solexis社製、商品名GALDEN HT270や、3M社製、商品名フロリナート FC4等のフッ素系の不活性溶媒フッ素系媒体が挙げられる。供給路83には、例えばポンプなどが介設されていてもよい。
供給路83は、ガス導入路21Aに設けられた図示しない開口に接続している。この供給路83から供給された不活性溶媒81が、ガス導入路21Aの内壁面全体を覆うように内壁面を伝い落ちて内壁面に液壁84を形成するように、ガス導入路21A及び不活性溶媒供給手段80は構成されている。このように不活性溶媒81によりガス導入路21Aの内面に不活性溶媒81からなる流動する内層、つまり液壁84が形成されることで、仮に水分を含んだ気体がガス導入路21A内に流入してガス導入路21A内のガスと反応し水和物を形成しても、液壁84により流れ落ちてガス導入路21Aの内壁面に析出されない。これにより、ガス導入路21Aにおける異物堆積による閉塞をより抑制することが可能である。
ここで、本実施形態における液体31は、アルカリ性の溶媒である。このようなアルカリ性の溶媒としては、例えば、数パーセント〜十数パーセントの水溶液である苛性ソーダ(NaOH)、苛性カリ(KOH)等が挙げられる。このような液体31を用いることで、ガス導入路21A内で形成された水和物が液体31に混入しても溶解することができる。
このような液体31に対しては、不活性溶媒81は溶解されず、かつ、比重が重い。従って、ガス導入路21Aで液壁84を形成した後にガス導入路21Aの開口から流れ落ちた不活性溶媒81は、液体31よりも比重が重いので、液体31内に落下されると、沈降する。
この沈降した不活性溶媒81を集積すべく、チャンバー10内の底面14のガス導入路21Aに対向した位置には、凹部85が設けられている。従って、ガス導入路21Aの開口から流れ落ちた不活性溶媒81は、液体31内で沈降し、この凹部85に貯留されていく。
本実施形態では、さらに、この凹部85に貯留された不活性溶媒81は、さらに図示しないポンプなどで汲み上げて不活性溶媒貯留部82へ再度戻すように構成してもよい。このように構成することで、不活性溶媒81の消費量を抑制することが可能である。
また、本実施形態では、ガス導入路21Aの開口と凹部85との間には、傾斜面であるスロープ86が複数段設けられている。このスロープ86は、互いに向かい合うスロープの傾斜角度が逆方向に異なるように設けられている。これにより、1番上、つまりガス導入路21Aに最も近いスロープ86に異物と共に不活性溶媒81が落下すると、各スロープ86を段毎に通過して、不活性溶媒81は凹部85に落下する。
かかるスロープ86は、ガス導入路21Aの内壁面に形成された液壁84により、異物と共に落下した不活性溶媒81が、異物は液体31により完全に溶解し、不活性溶媒81のみが凹部85に貯留されるように、凹部85に貯留されるまでの時間を長くするように設けたものである。即ち、ガス導入路21Aから落下した不活性溶媒81及び異物は、このスロープ86を複数段転がる間に、異物は液体31により溶解されて不活性溶媒81のみが凹部85に貯留される。
このように形成されることで、不活性溶媒81のみを凹部85に貯留することが可能である。かかる排ガス処理装置1Aでは、チャンバー10内に貯留されたアルカリ性の液体31中に、複数段のスロープ86が設置されているので、アルカリ性の液体に不溶な不活性溶媒81を、チャンバー底部に到達するまでに純な不活性溶媒に戻すことができる。
本発明は、上述した各実施形態に限定されない。例えば、実施形態1の排ガス処理装置1は、ガス導入路21に循環路60の他端が接続され、半導体製造装置から排出されたガスが、先に旋回流32によって洗浄されたガスの一部とともにチャンバー10内に導入されてもよい。
また、実施形態1においては、ガス導入路21が循環路60の他端側に含まれて二重管となるように形成したが、これに限定されない。例えば、図7に示すように、チャンバー10の上面にガス導入口20を設けて、ガス導入路21と循環路60とを別の管としてもよい。このように構成した場合であっても、同様に旋回流を洗浄領域Rで形成することができ、同様に排ガスを洗浄処理することが可能である。この場合に、ガス導入路21の端部を循環路接続口61に対向する位置まで延設すれば、循環路60からの循環したガスの流れに沿うようにガス導入路21が開口するので、ガス導入路に循環したガスの水分が流入しないので、ガス導入路の開口付近に異物が析出してガス導入路が閉塞することが抑制される。
また、隔壁部30、30A、30Bの構成は上述した構成に限定されない。チャンバー10内において所望の洗浄領域R(R1、R2)を形成することができるように構成されていればよい。
上述した実施形態3における不活性溶媒供給手段80は、実施形態1に適用することも可能である。
1 排ガス処理装置
10 チャンバー
21 ガス導入路
30 隔壁部
31 液体
40 ガス流路
51 ガス排出路
52 ガス排出手段
60 循環路

Claims (6)

  1. 内部に液体が貯留されるチャンバーと、
    該チャンバーに、該チャンバーに貯留される液体の液面よりも上方に形成された空間に臨んで設けられたガス導入口及びガス排出口と、
    チャンバー内に設けられた隔壁部により画成され、前記ガス導入口及び前記ガス排出口に連通するガス流路と、
    ガス排出口に接続され、チャンバーから排出されたガスが通過するガス排出路と、
    該ガス排出路に介設され、チャンバー内を排気する排出手段とを備えた排ガス処理装置であって、
    前記ガス排出路の前記排出手段より下流側から分岐して前記ガス流路の一端側に連通する循環路を備え、
    前記排出手段により前記ガス流路内の気体を排気すると共に、前記チャンバー内に導入されたガスを前記液体を通過させて洗浄してガス排出路に排出しつつ、排出した洗浄したガスの一部を循環路を介して前記ガス流路に再導入させるように構成されたことを特徴とする排ガス処理装置。
  2. 前記ガス導入口には、前記チャンバーに導入されるガスが通過するガス導入路が接続され、
    該ガス導入路は前記循環路から循環したガスの流れの方向に沿って開口するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の排ガス処理装置。
  3. 前記チャンバー内には、複数の隔壁部が設けられて、各隔壁部により画成されたガス流路においてそれぞれガスの洗浄を行う洗浄領域が形成されると共に、
    前記ガス導入口が、各隔壁部間に臨むように形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の排ガス処理装置。
  4. 前記ガス導入口には、チャンバーへ導入するガスが通過するガス導入路が接続され、
    前記ガス導入路が、前記チャンバーに対して略垂直方向に設けられていると共に、
    前記ガス導入路に不活性溶媒供給手段が設けられて、該不活性溶媒供給手段から供給された不活性溶媒が前記ガス導入路の内壁面を伝い覆うように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の排ガス処理装置。
  5. 前記チャンバーの底面には、前記ガス導入路に対向する位置に、前記ガス導入路から流れ落ちた前記不活性溶媒が貯留される凹部が設けられ、
    該凹部と前記不活性溶媒供給手段とが接続されて、前記凹部に貯留された不活性溶媒を不活性溶媒供給手段に再度供給可能であることを特徴とする請求項4記載の排ガス処理装置。
  6. 前記チャンバー内の底部には、前記ガス導入路の開口に臨んで傾斜面部が設置されていることを特徴とする請求項5記載の排ガス処理装置。
JP2010265799A 2010-11-29 2010-11-29 排ガス処理装置 Pending JP2012115735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010265799A JP2012115735A (ja) 2010-11-29 2010-11-29 排ガス処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010265799A JP2012115735A (ja) 2010-11-29 2010-11-29 排ガス処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012115735A true JP2012115735A (ja) 2012-06-21

Family

ID=46499252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010265799A Pending JP2012115735A (ja) 2010-11-29 2010-11-29 排ガス処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012115735A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105771557A (zh) * 2016-04-12 2016-07-20 王树华 一种气体处理装置
JP2017164694A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 大陽日酸株式会社 ガス処理装置、ガス処理方法、微粉末形成装置及び微粉末形成方法
JP2019063795A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 洗浄装置及び洗浄方法
JP2019084509A (ja) * 2017-11-09 2019-06-06 クボタ環境サ−ビス株式会社 脱臭装置
KR20200072794A (ko) * 2018-12-13 2020-06-23 이화여자대학교 산학협력단 습식 세정 장치
WO2020261518A1 (ja) * 2019-06-27 2020-12-30 カンケンテクノ株式会社 排ガス除害ユニット
KR20210075606A (ko) * 2019-12-13 2021-06-23 이화여자대학교 산학협력단 다단 병렬식 세정장치
KR102350050B1 (ko) * 2020-11-30 2022-01-10 이화여자대학교 산학협력단 오염가스와 세정액의 균질 분배 기능을 갖는 세정모듈 및 이를 구비한 습식세정장치
KR102498698B1 (ko) * 2022-11-21 2023-02-10 주식회사 신성플랜트 습식 가스세정장치

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017164694A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 大陽日酸株式会社 ガス処理装置、ガス処理方法、微粉末形成装置及び微粉末形成方法
CN105771557A (zh) * 2016-04-12 2016-07-20 王树华 一种气体处理装置
CN105771557B (zh) * 2016-04-12 2018-12-14 王树华 一种气体处理装置
JP2019063795A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 洗浄装置及び洗浄方法
JP2019084509A (ja) * 2017-11-09 2019-06-06 クボタ環境サ−ビス株式会社 脱臭装置
JP7093622B2 (ja) 2017-11-09 2022-06-30 クボタ環境サ-ビス株式会社 脱臭装置
KR102146765B1 (ko) * 2018-12-13 2020-08-21 이화여자대학교 산학협력단 습식 세정 장치
KR20200072794A (ko) * 2018-12-13 2020-06-23 이화여자대학교 산학협력단 습식 세정 장치
WO2020261518A1 (ja) * 2019-06-27 2020-12-30 カンケンテクノ株式会社 排ガス除害ユニット
KR20210075606A (ko) * 2019-12-13 2021-06-23 이화여자대학교 산학협력단 다단 병렬식 세정장치
KR102298075B1 (ko) * 2019-12-13 2021-09-03 이화여자대학교 산학협력단 다단 병렬식 세정장치
KR102350050B1 (ko) * 2020-11-30 2022-01-10 이화여자대학교 산학협력단 오염가스와 세정액의 균질 분배 기능을 갖는 세정모듈 및 이를 구비한 습식세정장치
KR102498698B1 (ko) * 2022-11-21 2023-02-10 주식회사 신성플랜트 습식 가스세정장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012115735A (ja) 排ガス処理装置
JP6430784B2 (ja) 基板液処理装置
US20190201949A1 (en) Substrate processing device
US20130167876A1 (en) Substrate processing apparatus and substrate processing method
JP2016092144A (ja) 基板液処理装置、排気切替ユニットおよび基板液処理方法
JP2017017264A (ja) 基板収納容器
KR20180022610A (ko) 기판 처리 장치
US7255115B2 (en) Apparatus for cleaning semiconductor wafers
JP5189121B2 (ja) 基板処理装置、基板処理方法、およびこの基板処理方法を実行するためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体
US7862638B2 (en) Gas supply system for semiconductor manufacturing apparatus
JP5063560B2 (ja) 基板処理装置
JP4884999B2 (ja) 基板処理装置
CN103597583B (zh) 半导体制造装置部件的清洗方法、半导体制造装置部件的清洗装置及气相生长装置
TW201432783A (zh) 進口端以及具有該進口端的反應系統
CN101896639B (zh) Hvpe反应器装置
JP5116628B2 (ja) 被洗浄物の洗浄方法
JP2019016818A (ja) 基板液処理装置
JP6234215B2 (ja) 空気清浄機
JP2019076842A (ja) 気体浄化装置、気体浄化方法および基板処理装置
CN116324277A (zh) 排气处理设备
KR100598914B1 (ko) 약액 재생 시스템 및 약액 재생 방법, 그리고 상기시스템을 가지는 기판 처리 설비
JP5409185B2 (ja) 気中塩分測定方法及び測定システム
JPH11333215A (ja) ろ過フィルターのエアーロック防止装置
JP5732618B2 (ja) 中和タンク及び燃料電池システム
CN110943009A (zh) 用于从腔室排出气体的设备及方法