JP2012115386A - 一対の内視鏡用クリップユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】穿孔等の患部の幅に制限されず、確実に患部の幅を縮めることができる一対の内視鏡用クリップユニットを提供する。
【解決手段】一対の内視鏡用クリップユニット1は、内視鏡30のチャネル31に挿通される、第1のクリップユニット10と第2のクリップユニット20とからなる。第1のクリップユニット10は、穿孔43の一端縁を把持する一対の第1の把持部11b,11bを有する第1のクリップ11と、第1のクリップ11に装着され、第1の着磁部12bを有する第1の押え管12とを備え、第2のクリップユニット20は、穿孔43の一端縁と対向する他端縁を把持する一対の第2の把持部21b,21bを有する第2のクリップ21と、第2のクリップ21に装着され、第1の着磁部12bと嵌合可能な第2の着磁部22bを有する第2の押え管22とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一対の内視鏡用クリップユニットに関する。
近年、内視鏡的処置法の発達に伴い、内視鏡下で処置可能な部位が増え、例えば、消化管の穿孔の縫合処置、縫縮処置、止血処置等を行うために体内に留置される内視鏡用クリップユニットが使用されている。内視鏡用クリップユニットは、例えば、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)の術中又は術後において、消化管粘膜に穿孔を形成したとき、穿孔を閉鎖するために使用される。
従来の内視鏡用クリップユニットは、自己拡開性により開腕する一対の把持部を有するクリップと、クリップに対して進退可能に装着される押え管とから構成され、クリップに対して押え管を基端側(クリップ長さ方向に沿って、クリップが開閉する一端と反対の他端側)に移動させることにより一対の把持部を開腕させ、基端側と反対の先端側へ移動させることにより把持部を閉腕させる(特許文献1参照)。
しかしながら、内視鏡を使用した術中又は術後で形成された穿孔を閉鎖する際、クリップの一対の把持部を閉腕することにより穿孔を閉鎖することができる開口幅は、一対の把持部が開腕可能な開口幅に制限される。従って、穿孔の開口幅が広い場合、従来のクリップでは穿孔を閉鎖することができず、外科的な手術により縫合を行っている。そのため、患者への負担が大きくなるという問題が生じていた。
そこで、開口幅が広い穿孔をも閉鎖するため、穿孔の周囲の生体組織を貫通する縫合糸と、縫合糸の第1の端部に設けられた第1の連結部材と、縫合糸の第2の端部に設けられ、第1の連結部材に連結可能な第2の連結部材と、縫合糸を保持し、第1及び第2の連結部材との距離を短くするように縫合糸に沿って移動可能なストッパとを備えた内視鏡用縫合具が知られている(特許文献2参照)。
特許文献2記載の内視鏡用縫合具は、まず、縫合糸を穿孔の一端縁で貫通させた後、第1の連結部材を生体組織内部に留置し、さらに、縫合糸を穿孔の他端縁で貫通させた後、第2の連結部材を生体組織内部に留置する。次に、第1及び第2の連結部材との距離を短くするように縫合糸に沿ってストッパを移動させることにより、開口幅が広い穿孔の場合でも穿孔を閉鎖することができる。
特開2004−121484号公報 特開2007−90062号公報
しかしながら、特許文献2の内視鏡用縫合具では、穿孔を閉鎖した後、第1及び第2の連結部材は生体組織内部に留置されるので、患者に負担を与える場合がある。また、第1及び第2の連結部材との距離を短くするために、縫合糸に沿ってストッパを移動させるので、ストッパを操作する専用の操作部材が必要となるという不都合がある。
そこで、本発明は、かかる不都合を解消して、穿孔等の患部の幅に制限されず、確実に患部の幅を縮めることができる一対の内視鏡用クリップユニットを提供することを目的とする。
本発明の一対の内視鏡用クリップユニットは、内視鏡のチャネルに挿通される、第1のクリップユニットと第2のクリップユニットとからなる一対の内視鏡用クリップユニットであって、該第1のクリップユニットは、第1の基端より延出し自己拡開性により開腕すると共に、患部の一端縁を把持する一対の第1の把持部を有する第1のクリップと、該第1のクリップに対して進退可能に装着されると共に、着磁された第1の着磁部を有する第1の押え管とを備え、該第2のクリップユニットは、第2の基端より延出し自己拡開性により開腕すると共に、該患部の一端縁と対向する他端縁を把持する一対の第2の把持部を有する第2のクリップと、該第2のクリップに対して進退可能に装着されると共に、該第1の着磁部と嵌合可能である着磁された第2の着磁部を有する第2の押え管とを備え、該第1の着磁部と該第2の着磁部とは、該第1の着磁部と該第2の着磁部とが嵌合したときに対向する該第1の着磁部の端部と該第2の着磁部の端部が異なる極性を有することを特徴とする。
本発明の一対の内視鏡用クリップユニットにおいて、第1のクリップユニットの第1のクリップは、自己拡開性により開腕する一対の第1の把持部を有し、第2のクリップユニットの第2のクリップは、自己拡開性により開腕する一対の第2の把持部を有する。また、第1のクリップには、第1の押え管が進退可能に装着され、第2のクリップには、第2の押え管が進退可能に装着される。
本発明の一対の内視鏡用クリップユニットでは、まず、第1のクリップユニットにおいて、第1の押え管に対して、第1のクリップを基端側に移動する。第1のクリップを第1の押え管内で基端側に移動させることにより、自己拡開性により開腕する一対の第1の把持部を第1の押え管の内壁に圧接し、第1の把持部を閉腕させる。従って、第1の把持部を開腕させた後、第1の把持部を閉腕させることにより、患部の一端縁を把持し、第1のクリップユニットを患部の一端縁に留置することができる。
次に、第2のクリップユニットにおいて、第1のクリップユニットと同様に、第2の押え管に対して、第2のクリップを基端側に移動させ、第2の把持部を閉腕させる。そして、第2の把持部により、患部の一端縁と対向する他端縁を把持し、第2のクリップユニットを患部の他端縁に留置する。
ここで、第1のクリップユニットの第1の押え管は着磁した第1の着磁部を有し、第2のクリップユニットの第2の押え管は着磁した第2の着磁部を有する。また、第1の着磁部と第2の着磁部とは嵌合可能である共に、第1の着磁部と第2の着磁部とが嵌合したときに対向する第1の着磁部の端部と第2の着磁部の端部が異なる極性を有する。
そこで、次に、第1のクリップユニットの第1の着磁部と第2のクリップユニットの第2の着磁部とを嵌合させる。第1の着磁部と第2の着磁部とを嵌合させることにより、第1のクリップに装着された第1の押え管と第2のクリップに装着された第2の押え管とを密着させることができる。
従って、第1の押え管と第2の押え管とを密着させることにより、第1のクリップが把持すると共に留置された一端縁と、第2のクリップが把持すると共に留置された他端縁とを備える患部の幅を縮めることができる。
本発明の一対の内視鏡用クリップユニットによれば、第1及び第2のクリップを患部の両端縁に留置した後、第1の着磁部と第2の着磁部とが嵌合したときに対向する第1の着磁部の端部と第2の着磁部の端部が異なる極性を有するので、第1の着磁部と第2の着磁部の磁力により、第1の着磁部と第2の着磁部とを容易に密着させることができる。
そして、第1及び第2のクリップを密着させることにより、第1のクリップユニット単独又は第2のクリップユニット単独では縮めることができない広い幅の患部、例えば広い開口幅の穿孔や、穿孔を生じる可能性がある部分に対しても、患部の幅に制限されず、確実に患部の幅を縮めることができる。
本発明の一対の内視鏡用クリップユニットにおいて、前記第1の着磁部は嵌合凸部を備え、前記第2の着磁部は該嵌合凸部に嵌入される嵌合凹部を備えることが好ましい。
本発明の一対の内視鏡用クリップユニットによれば、第1の着磁部と第2の着磁部とは着磁されているので、第1の着磁部の嵌合凸部と第2の着磁部の嵌合凹部とを嵌合させた後、第1及び第2のクリップを引き離す力が加えられなければ、第1及び第2のクリップの嵌合状態を解除することができない。
従って、嵌合した第1及び第2のクリップに対して、第1又は第2のクリップをずらし難くし、そして、第1又は第2のクリップを外し難くすることができる。この結果、第1及び第2のクリップを患部の両端縁に留置し、第1及び第2のクリップの嵌合状態を維持することができるので、患部の幅を縮めた状態を確実に維持することができる。
また、本発明の一対の内視鏡用クリップユニットにおいて、第1の着磁部は断面が波形の第1の波状部を備え、前記第2の着磁部は該第1の波状部に嵌合する断面が波形の第2の波状部を備えることが好ましい。
本発明の一対の内視鏡用クリップユニットによれば、第1及び第2の波状部は断面が波形であるので、嵌合後において、第1又は第2のクリップをずらしたり、外したりすることを難しくするだけでなく、第1の着磁部の第1の波状部と第2の着磁部の第2の波状部とを容易に嵌合させることができる。従って、第1及び第2のクリップを患部の両端縁に留置し、患部の幅を縮めた状態を確実かつ容易に維持することができる。
本発明の一対の内視鏡用クリップユニットにおいて、前記第1のクリップユニットは、前記第1の基端と係合すると共に、前記チャネル内に進退自在に挿通される操作ワイヤに連結可能な第1の連結部材を備え、前記第1の押え管に対して、該操作ワイヤを先端側に移動して前記第1の把持部を開腕させ、該操作ワイヤを基端側に移動して該第1の把持部を閉腕させ、さらに、該操作ワイヤを基端側に移動して該第1の把持部を閉腕させたまま、該第1のクリップと該第1の連結部材との係合を解除し、前記第2のクリップユニットは、前記第2の基端と係合すると共に、該操作ワイヤに連結可能な第2の連結部材を備え、前記第2の押え管に対して、該操作ワイヤを先端側に移動して前記第2の把持部を開腕させ、該操作ワイヤを基端側に移動して該第2の把持部を閉腕させ、さらに、該操作ワイヤを基端側に移動して該第2の把持部を閉腕させたまま、該第2のクリップと該第2の連結部材との係合を解除することが好ましい。
本発明の一対の内視鏡用クリップユニットでは、まず、第1のクリップユニットにおいて、第1のクリップに対して進退可能に装着された第1の押え管に対して、操作ワイヤを先端側に移動し、第1の把持部を開腕させる。次に、第1の押え管に対して、操作ワイヤを基端側に移動して第1の把持部を閉腕させる。第1の把持部を開腕した後に閉腕することにより、第1の把持部は患部の一端縁を把持することができる。
さらに、第1の押え管に対して、操作ワイヤを基端側に移動し、第1の把持部を閉腕したまま、第1のクリップと第1の連結部材との係合を解除する。第1のクリップと第1の連結部材との係合を解除することにより、第1の押え管が装着された第1のクリップと操作ワイヤが連結する第1の連結部材とが分離される。また、第1の把持部は閉腕したままであるので、第1の押え管が装着された第1のクリップを、一端縁を把持した状態に維持しながら留置することができる。
次に、第2のクリップユニットにおいて、第1のクリップユニットと同様、まず、第2の押え管に対して、操作ワイヤを先端側に移動して第2の把持部を開腕させ、次に、操作ワイヤを基端側に移動して第2の把持部を閉腕させる。さらに、操作ワイヤを基端側に移動して第2の把持部が閉腕したまま、第2のクリップと第2の連結部材との係合を解除する。従って、第2の押え管が装着された第2のクリップを、第1のクリップが留置された患部の一端縁と対向する他端縁を把持した状態に維持しながら留置することができる。
本発明の一対の内視鏡用クリップユニットによれば、第1のクリップユニットと第2のクリップユニットとは内視鏡のチャネルに挿通されるので、第1のクリップユニットの第1の押え管及び第2のクリップユニットの第2の押え管に対して操作ワイヤを移動させることにより、第1及び第2のクリップを患部の両端縁に留置し、患部の幅を縮めることができる。従って、一対の内視鏡用クリップユニットは、既存の内視鏡を設計変更することないので汎用性が高く、また、専用部材を用いることもないので製品化も容易に行うことができる。
本実施形態の一対の内視鏡用クリップユニットの一構成例を示す図。 図2(a)は、本実施形態の第1のクリップユニットの一部切欠正面断面図、図2(b)は、本実施形態の第1のクリップユニットの一部切欠平面断面図。 図3(a)は、本実施形態の第2のクリップユニットの一部切欠正面断面図、図3(b)は、本実施形態の第2のクリップユニットの一部切欠平面断面図。 図4(a)は、内視鏡の概略構成を示す図、図4(b)は、図4(a)のA部拡大図。 本実施形態の一対の内視鏡用クリップユニットの第1のクリップユニットの動作を説明する図。 本実施形態の一対の内視鏡用クリップユニットを穿孔の両端に留置した図。 本実施形態の一対の内視鏡用クリップユニットのクリップユニット同士を近づけた図。 本実施形態の一対の内視鏡用クリップユニットを嵌合させた図。 穿孔全体を閉鎖した図。 本実施形態の一対の内視鏡用クリップユニットの変形例を示す図。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
図1に示すように、本実施形態の一対の内視鏡用クリップユニット1は、第1のクリップユニット10と、第2のクリップユニット20とからなる。図1及び図2に示すように、第1のクリップユニット10は、第1のクリップ11と、第1の押え管12と、第1の連結部材13とを備える。また、図1及び図3に示すように、第2のクリップユニット20は、第2のクリップ21と、第2の押え管22と、第2の連結部材23とを備える。
尚、本明細書では、第1のクリップユニット10及び第2のクリップユニット20の長さ方向に沿って、第1及び第2のクリップ11,21の押し出し方向を先端、先端と反対側を基端と記載する。
第1のクリップユニット10の第1のクリップ11は、例えばステンレス等の板バネ材等の金属製板材を中央部で折り曲げてループ部11aを形成し、ループ部11aの近傍位置で交叉させた後、自己拡開性を持つ一対の把持部11b,11bをそれぞれ先端に離間する状態で延出させたものである。第1のクリップ11は、押え管12の内面に対して摺動する。
一対の把持部11b,11bの先端には、一対の把持部11b,11bを閉腕したときに、生体組織を把持し易くする爪部11c,11cが互いに対向するように形成されている。また、第1のクリップ11の一対の把持部11b,11b両側部には、板幅方向に突出する第1の突起11d,11dが設けられている。
第2のクリップユニット20の第2のクリップ21は、第1のクリップ11と同様、基端にループ部21aが形成され、自己拡開性を持つ一対の把持部21b,21bが基端からそれぞれ先端に離間する状態で延出させたものであり、押え管22の内面に対して摺動する。
一対の把持部21b,21bの先端には、生体組織を把持し易くする爪部21c,21cが互いに対向するように形成されている。また、第2のクリップ11の一対の把持部21b,21b両側部には、板幅方向に突出する第2の突起21d,21dが設けられている。
第1のクリップユニット10の第1の押え管12は、第1のクリップ11より柔らかい材質、例えば、PPA(ポリフタルアミド)、PA(ポリアミド)等の適度な弾性を有する樹脂を射出成形により形成された円筒状の管である。第1の押え管12は、第1のクリップ11の第1の把持部11b,11bに嵌着して装着することにより、第1のクリップ11の第1の把持部11b,11bを閉脚するものである。
第1の押え管12は、先端側の内周が基端側の内周より大径に形成されている。第1の押え管12の内周面には、段差部12aが先端と基端との間に形成されている。段差部12aは、第1のクリップ11を第1の押え管12の内周面を先端側から基端側に摺動させたとき、第1のクリップ11の第1の突起11d,11dを係止して、第1のクリップ11と第1の押え管12との係止状態を維持する。
第2のクリップユニット20の第2の押え管22は、第1の押え管12と同様、円筒状の管であり、第2の把持部21b,21bに嵌着して装着することにより、第2のクリップ21の第2の把持部21b,21bを閉脚する。第2の押え管22も、段差部22aを内周面に有し、第2のクリップ21を第2の押え管22の内周面を先端側から基端側に摺動させたとき、第2のクリップ21の第2の突起21d,21dを係止して、第2のクリップ21と第2の押え管22との係止状態を維持する。
第1の押え管12は着磁された第1の着磁部12bを外周に備え、第2の押え管22は着磁された第2の着磁部22bを外周に備える。第1の着磁部12bと第2の着磁部22bとは、第1の着磁部12bと第2の着磁部22bとが嵌合したときに対向する第1の着磁部12bの端部と第2の着磁部22bの端部が異なる極性を有する。第1の着磁部12bは長手方向中央部に凸部12cを有し、第2の着磁部22bは長手方向中央部に凸部12cと嵌合可能な凹部22cを有する。
第1のクリップユニット10の第1の連結部材13は、例えば液晶ポリマー等の強度を有する樹脂を射出成形により形成された部材であり、先端側から基端側まで順に、第1の係合突起部13aと、細径の第1の破断部13bと、第1の本体部13cとを備える。
第1の連結部材13の第1の係合突起部13aは、第1のクリップ11のループ部11aを引っ掛けることにより係合する。第1の連結部材13は、第1の係合突起部11aと係合した第1のクリップ11を第1の押え管12内に引き込むことにより、第1のクリップ11を閉腕する。
第1の連結部材13の第1の破断部13bは、第1の係合突起部13aと第1の本体部13cとを接続し、一定の力が加えられたときに破断するように細径に形成されている。
第1の連結部材13の第1の本体部13cは、先端側から基端側に切欠を有し、後述する操作ワイヤ先端の三角錐状のフックを把持するように形成されている。
第2のクリップユニット20の第2の連結部材23は、第1のクリップユニット10の第1の連結部材13と同様、先端側から基端側まで順に、第2の係合突起部23aと、細径の第2の破断部23bと、第2の本体部23cとを備える。
第1のクリップユニット10及び第2のクリップユニット20は、図4(a)に示す内視鏡30のチャネル31内に挿通される。内視鏡30は、術者が操作をする内視鏡操作部32と、内視鏡操作部32の先端に設けられた可撓性を有する長尺の内視鏡挿入部33とを有する。
内視鏡操作部32は、内視鏡挿入部33の先端から液体又は気体を吸引する図示しない吸引装置を稼動させる吸引スイッチ34や、内視鏡挿入部33の先端から送気する図示しない送気装置を稼動させる送気スイッチ35が設けられている。
内視鏡挿入部33の先端には、図4(a)のA部拡大図である図4(b)に示すように、体内の映像を取得する観察装置36と照明装置37,37と、チャネル31の先端開口と、ノズル38とが設けられている。観察装置36には、CCD(Charge Coupled Device)を有する撮像装置等が用いられる。照明装置37,37は、光源の光を導く光ファイバーを有する。ノズル38は、吸引スイッチ34や送気スイッチ35等の操作に応じて水や空気の送り出しや吸い込み、給水、排水、給気又は脱気を行うための開口部である。
チャネル31は、内視鏡挿入部33を通って内視鏡操作部32の側部に開口する鉗子口39を有する。チャネル31は、第1のクリップユニット10又は第2のクリップユニット20に接続される操作ワイヤが挿通されたコイルシース40が、鉗子口39から挿入される。コイルシース40の先端は第1の着磁部12b又は第2の着磁部22bと係合可能に形成され、コイルシース40の基端は鉗子口39から外部に導出され、チャネル31内で操作ワイヤの進退方向及び回転方向を操作できるワイヤ操作部41に接続されている。
次に、一対の内視鏡用クリップユニット1の動作方法を、第1のクリップユニット10を用いて、図5を参照しながら説明する。尚、第2のクリップユニット20も、第1のクリップユニット10と同様に動作させることができる。
まず、鉗子口39から、操作ワイヤ42に接続された第1のクリップユニット10をコイルシース40と共に内視鏡30のチャネル31内に挿入し、図5(a)に示すように、内視鏡30先端まで移動させる。
コイルシース40の先端は第1のクリップユニット10の第1の着磁部12bの基端と係合する。従って、第1のクリップユニット10の第1の着磁部12bの基端とコイルシース40の先端とが係合した状態を維持しながら、操作ワイヤ42が挿入されたコイルシール40を内視鏡30先端まで移動させることにより、第1のクリップユニット10を内視鏡30のチャネル31先端まで移動させる。
次に、図5(b)に示すように、操作ワイヤ42が挿入されたコイルシール40を更にチャネル31に挿入し、第1のクリップユニット10の一部が内視鏡30のチャネル31の外部に露出するまで、操作ワイヤ42と共に第1のクリップユニット10を押し出す。第1のクリップユニット10がチャネル31外部に押し出されることにより、自己拡開性を有する第1のクリップ11の一対の第1の把持部11b,11bを開腕させる。
次に、図5(c)に示すように、内視鏡30のチャネル31外部におけるコイルシール40の位置を維持したまま、操作ワイヤ42を基端側に移動する。コイルシール40の位置が維持されていることから、第1の着磁部12bを備える第1の押え管12はコイルシール40との係合状態を維持し、基端側に移動することはない。従って、操作ワイヤ42を基端側に移動することにより、操作ワイヤ42に接続する第1の連結部13材及び第1の連結部材13に接続する第1のクリップ11を基端側に移動させる。
第1のクリップ11を先端側から基端側に移動させることにより、第1のクリップ11を第1の押え管12内に引き込み、一対の第1の把持部11b,11bを第1の押え管12の内壁に圧接し、内視鏡30のチャネル31外部で開腕状態から閉腕状態に移行する。
次に、図5(d)に示すように、閉腕状態の第1のクリップユニット10に接続する操作ワイヤ42をさらに基端側に移動する。閉腕状態の第1のクリップユニット10に接続する操作ワイヤ42を基端側に移動することにより、第1のクリップ11の第1の突起11d,11dが第1の押え管12内周面の段差部12aに係止される。
さらに、操作ワイヤ42を基端側に移動することにより、第1の連結部材13の第1の破断部13bを破断させる。第1の破断部13bが破断することにより、第1のクリップ11は閉腕状態を維持したまま、内視鏡30外に留置される。
次に、一対の内視鏡用クリップユニット1の使用方法を、図6〜図9を参照しながら説明する。本実施形態の一対の内視鏡用クリップユニット1は、例えば、胃腸、食道、小腸、大腸等の消化管に形成された穿孔の閉鎖に使用される。
まず、内視鏡30を用いて、図6に示すように、消化管粘膜に形成された穿孔43において、第1の連結部材13が離脱した第1のクリップユニット10を、第1の把持部11b,11bにより穿孔43の一端縁を把持した状態で留置する。同様に、第2の連結部材23が離脱した第2のクリップユニット20を、第2の把持部21b,21bにより穿孔43の一端縁と対向する他端縁を把持した状態で留置する。
次に、内視鏡30の吸引スイッチ34を操作し、内視鏡30先端のノズル38から消化管内の脱気を行う。消化管内の脱気を行うことにより、図7に示すように、消化管内を収縮させ、穿孔43の両端縁に留置された第1のクリップユニット10と第2のクリップユニット20とを近づける。さらに、第1の着磁部12bと第2の着磁部22bの磁力により、第1のクリップユニット10と第2のクリップユニット20とを密着させられるように近づけ、密着させる。
次に、第1のクリップユニット10と第2のクリップユニット20とを密着させた後、内視鏡30の送気スイッチ35を操作し、内視鏡30先端のノズル38から消化管内の送気を行う。消化管内の送気を行うことにより、図8に示すように、消化管内を収縮前の状態に戻して、穿孔43の周縁に生じる偏りや隙間を確認する。第1のクリップユニット10と第2のクリップユニット20とは、第1の着磁部12bと第2の着磁部22bの磁力により密着し、さらに凸部12cと凹部22cとの嵌合によりずれ難く、外れ難い。
そして、図9に示すように、穿孔43全体を、一対の内視鏡用クリップユニット1以外の内視鏡用クリップユニット44を用いて閉鎖する。一対の内視鏡用クリップユニット1により、大きく開口した穿孔43の開口幅は狭められているので、従来の開腕幅の内視鏡用スリップユニット44を用いて、穿孔43の周縁に生じる偏りや隙間が生じないように閉鎖する。
本実施形態では、消化管における大きく開口した穿孔を例に、一対の内視鏡用クリップユニット1の使用方法を説明したが、一対の内視鏡用クリップユニット1は穿孔の閉鎖以外に、止血等にも利用することができる。
さらに、第1の着磁部12bと第2の着磁部が嵌合したときに対向する第1の着磁部12bの端部と第2の着磁部22bの端部が異なる極性であるので、N極とS極とを色分けすることにより、内視鏡を介して目視で確認することができ、第1のクリップユニット10及び第2のクリップユニット20を密着させ易い適切な位置に留置することができる。
次に、本実施形態の一対の内視鏡用クリップユニット1の変形例を、図10を参照して説明する。変形例の一対の内視鏡用クリップユニット1’は、本実施形態の一対の内視鏡用クリップユニット1の第1の押え管12及び第2の押え管22と異なる構成を備えるものである。
本実施形態の一対の内視鏡用クリップユニット1は、第1の押え管12の第1の着磁部12bの長手方向中央部に凸部12cを有し、第2の押え管22の第2の着磁部22bの長手方向中央部に凸部12cと嵌合可能な凹部22cを有する。
これに対して、変形例の一対の内視鏡用クリップユニット1’は、第1の押え管12’の第1の着磁部12b’の長手方向断面が波形に形成された第1の波状部12c’と、第2の押え管22’の第2の着磁部22b’の長手方向断面が第1の波状部12c’に係合する波形に形成された第2の波状部12c’とを有する。変形例の内視鏡用クリップユニット1’によれば、第1の着磁部12b’の第1の波状部12c’及び第2の着磁部22b’の第2の波状部22c’の断面が波形であるので、凸部12cと凹部22cとを嵌合させるよりも、第1の波状部12c’と第2の波状部22c’とを容易に嵌合させることができる。
1…一対の内視鏡用クリップユニット、 10…第1のクリップユニット、 11…第1のクリップ、 11b,11b…第1の把持部、 12…第1の押え管、 12b…第1の着磁部、 12c…凸部、 13…第1の連結部材、 20…第2のクリップユニット、 21…第2のクリップ、 21b,21b…第1の把持部、 22…第1の押え管、 22b…第2の着磁部、 22c…凹部、 12…第2の連結部材、 30…内視鏡、 31…チャネル、 42…操作ワイヤ、 43…穿孔。

Claims (4)

  1. 内視鏡のチャネルに挿通される、第1のクリップユニットと第2のクリップユニットとからなる一対の内視鏡用クリップユニットであって、
    該第1のクリップユニットは、
    第1の基端より延出し自己拡開性により開腕すると共に、患部の一端縁を把持する一対の第1の把持部を有する第1のクリップと、
    該第1のクリップに対して進退可能に装着されると共に、着磁された第1の着磁部を有する第1の押え管とを備え、
    該第2のクリップユニットは、
    第2の基端より延出し自己拡開性により開腕すると共に、該患部の一端縁と対向する他端縁を把持する一対の第2の把持部を有する第2のクリップと、
    該第2のクリップに対して進退可能に装着されると共に、該第1の着磁部と嵌合可能である着磁された第2の着磁部を有する第2の押え管とを備え、
    該第1の着磁部と該第2の着磁部とは、該第1の着磁部と該第2の着磁部とが嵌合したときに対向する該第1の着磁部の端部と該第2の着磁部の端部が異なる極性を有することを特徴とする一対の内視鏡用クリップユニット。
  2. 請求項1記載の一対の内視鏡用クリップユニットであって、
    前記第1の着磁部は嵌合凸部を備え、
    前記第2の着磁部は該嵌合凸部に嵌入される嵌合凹部を備えることを特徴とする一対の内視鏡用クリップユニット。
  3. 請求項1記載の一対の内視鏡用クリップユニットであって、
    前記第1の着磁部は断面が波形の第1の波状部を備え、
    前記第2の着磁部は該第1の波状部に嵌合する断面が波形の第2の波状部を備えることを特徴とする一対の内視鏡用クリップユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の一対の内視鏡用クリップユニットであって、
    前記第1のクリップユニットは、
    前記第1の基端と係合すると共に、前記チャネル内に進退自在に挿通される操作ワイヤに連結可能な第1の連結部材を備え、
    前記第1の押え管に対して、該操作ワイヤを先端側に移動して前記第1の把持部を開腕させ、該操作ワイヤを基端側に移動して該第1の把持部を閉腕させ、さらに、該操作ワイヤを基端側に移動して該第1の把持部を閉腕させたまま、該第1のクリップと該第1の連結部材との係合を解除し、
    前記第2のクリップユニットは、
    前記第2の基端と係合すると共に、該操作ワイヤに連結可能な第2の連結部材を備え、
    前記第2の押え管に対して、該操作ワイヤを先端側に移動して前記第2の把持部を開腕させ、該操作ワイヤを基端側に移動して該第2の把持部を閉腕させ、さらに、該操作ワイヤを基端側に移動して該第2の把持部を閉腕させたまま、該第2のクリップと該第2の連結部材との係合を解除することを特徴とする一対の内視鏡用クリップユニット。
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