JP2012115349A - ウェットシート収容体 - Google Patents

ウェットシート収容体 Download PDF

Info

Publication number
JP2012115349A
JP2012115349A JP2010265879A JP2010265879A JP2012115349A JP 2012115349 A JP2012115349 A JP 2012115349A JP 2010265879 A JP2010265879 A JP 2010265879A JP 2010265879 A JP2010265879 A JP 2010265879A JP 2012115349 A JP2012115349 A JP 2012115349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wet sheet
absorbent material
wet
liquid
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010265879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5739142B2 (ja
Inventor
Hidetoshi Koyama
英俊 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2010265879A priority Critical patent/JP5739142B2/ja
Publication of JP2012115349A publication Critical patent/JP2012115349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5739142B2 publication Critical patent/JP5739142B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

【課題】容易に適度な湿潤状態を保つことのできるウェットシート収容体を提供する。
【解決手段】内部にウェットシートの収容空間を有し、収容されたウェットシートを取り出すための開口部が設けられた包装体と、開口部を封鎖可能な蓋材と、を備えるウェットシート収容体において、包装体の内部には、ウェットシート用の液体を滲み込ませた吸収材を備え、この吸収材が押圧されることにより、押圧の圧力の大きさに従った量の液体が吸収材から滲出してウェットシートに供給される。
【選択図】図1

Description

この発明は、ウェットティシューなどを収容するウェットシート収容体に関する。
従来、水分、アルコールや液体の薬剤を含有させたウェットティシューなどのウェットシートを収容する携帯型の収容体がある。この収容体としては、再粘着可能なシールを備え、未使用時にはこのシールを取り出し口としての開口部の周縁に粘着させて開口部を塞ぐことが可能となっているものが知られている。しかしながら、この態様の収容体では、一度開封した後には、再び密封するのは難しく、蒸発、揮発した内部の液体成分が隙間から漏出することで、ウェットシートが乾燥してしまうという問題があった。
そこで、例えば、特許文献1には、シートを収容する包装体とは別個に液体容器を用意し、ウェットシートを使用する際にこの液体容器を開封してシートを液体に浸す技術について記載されている。また、特許文献2には、収容器内にウェットシートとアルコール吸収材とを備え、ウェットシートから揮発したアルコール分を吸収材から揮発するアルコール分によって補うことでウェットシートが含有するアルコール量を保つ技術について記載されている。
特開平6−217894号公報 特開2005−95357号公報
しかしながら、従来のウェットシート収容体では、湿り具合を調整する作業が煩雑となり、容易にユーザが所望する湿り具合を得ることができないという課題があった。
この発明の目的は、ウェットシートを使用する際に、ウェットシートを容易にユーザが所望する湿り具合とすることのできるウェットシート収容体を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
内部にウェットシートの収容空間を有し、収容されたウェットシートを取り出すための開口部が設けられた包装体と、
当該開口部を封鎖可能な蓋材と、
を備えるウェットシート収容体において、
前記包装体の内部には、ウェットシート用の液体を滲み込ませた吸収材を備え、
当該吸収材が押圧されることにより、当該押圧の圧力の大きさに従った量の前記液体が前記吸収材から滲出する
ことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のウェットシート収容体において
前記吸収材は、前記ウェットシートの収容空間に収容されるウェットシートのサイズ以上のサイズを有する
ことを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のウェットシート収容体において、
前記吸収材が前記ウェットシートの収容空間内においてウェットシートと接触する面には、複数の透過孔を有する仕切り部材が設けられ、
前記吸収材から滲出した前記液体は、前記仕切り部材に設けられた前記複数の透過孔から漏出する
ことを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2に記載のウェットシート収容体において、
前記吸収材は、仕切り部材によって被覆されており、
当該仕切り部材には、前記ウェットシートの収容空間内においてウェットシートと接触する面には、前記吸収材から滲出した前記液体を透過させる複数の透過孔が設けられている
ことを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のウェットシート収容体において、
前記開口部と前記吸収材とは、前記包装体の同一面側に設けられ、
前記吸収材には、前記開口部と対応する位置に当該開口部と同形の孔部が設けられている
ことを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のウェットシート収容体において、
前記吸収材は、前記包装体と接着されている
ことを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何れか1項に記載のウェットシート収容体において、
前記吸収材は、前記液体の吸収性、及び、保持性が高く、且つ、当該液体が押圧により滲出しやすい素材により形成されている
ことを特徴としている。
本発明に従うと、ウェットシート収容体内部のウェットシートを使用する際に、ウェットシートを容易にユーザが所望する湿り具合とすることができるという効果がある。
本発明の第1実施形態のウェットシート収容体の斜視図及び断面図である。 第1実施形態のウェットシート収容体の断面図である。 第1実施形態のウェットシート収容体の断面図である。 変形例1のウェットシート収容体の斜視図及び断面図である。 第2実施形態のウェットシート収容体の斜視図及び断面図である。 変形例2の仕切り部材の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態のウェットシート収容体の形態を示す斜視図(図1(a))、および、図1(a)に示した断面Aにおける断面図(図1(b))である。
第1実施形態のウェットシート収容体1は、上面に開口部12が設けられた袋状の包装体11と、開口部12を塞ぐように包装体11の上面外側に設けられた蓋材としての蓋シール13と、包装体11の内側において開口部12と一致する位置に孔15が設けられた吸収材14とを備えている。なお、図1において、ウェットシートの収容空間としての包装体11の内部には、併せてウェットシートの一例として束状のウェットティシューSが収容されている状態が示されている。
包装体11は、特に限定されないが、袋状の包装体の端部が接着されることで密閉される構造をとり、上下方向から圧縮しやすい形状となっている。この包装体11の素材は、内部の液体を漏出させず、且つ、液体成分と反応しないものであれば特に限られないが、好ましくは、熱可塑性樹脂によるものであり、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリアミドである。この包装体11の上面に設けられた開口部12の形状は、本実施形態のウェットシート収容体1では、楕円形である。或いは、この開口部12の形状は、円形、方形、方形の角を丸めた形状など、任意の形状とすることができる。
蓋シール13は、例えば、熱可塑性樹脂の素材の片面に再剥離性を備えた粘着材を塗布したものであり、粘着材を介して蓋シール13が包装体11と粘着されることにより包装体11の開口部12を閉鎖する構造となっている。蓋シール13の一端には、粘着材が塗布されていない部分があり、ユーザは、この端部を引き上げることにより蓋シール13を包装体11から容易に剥離することができる。この蓋シール13は、或いは、合成紙の片面に粘着材を塗布したものであってもよい。
吸収材14は、ウェットティシューSを湿潤状態とするアルコールや薬液を含んだ水などの液体と同一の液体を吸収して保持するものである。吸収材14の縦横サイズは、本実施形態のウェットシート収容体1では、製造上の誤差範囲でウェットティシューSのサイズと略同一であるが、包装体11の内部に収容可能な範囲でウェットティシューSより大きくてもよい。また、吸収材14の厚さは任意に設定されるが、好ましくは、収容される束状のウェットティシューSの全厚よりは薄く、且つ、重力下で自然に折れ曲がらない程度の剛性を持つ厚みを有する。この吸収材14の中央部には、包装体11の上面に設けられた開口部12と同一の形状の孔15が設けられている。この孔15のサイズは、蓋シール13未満のサイズで適宜設定される。孔15のサイズが開口部12のサイズ以上であると、液体がウェットティシューSに均等に供給されなくなる虞があり、開口部12のサイズより小さいと、ウェットティシューSが開口部12から取り出しにくくなる。望ましくは、開口部12と略同一である。吸収材14は、包装体11の内側上面に、この孔15の位置が開口部12の位置と概ね一致するように配置される。この吸収材14は、包装体11の上面内側に接着させることとしてもよい。
図2は、ウェットシート収容体1の上面から外圧を加えたときに、吸収材14から液体成分が滲出する状態を示した断面Aにおける模式図である。
吸収材14からは、外圧が加えられて圧縮されることで保持されている液体が滲出して、吸収材14の下部に配置されているウェットティシューSを湿らせる。このとき、図2(a)に示すように、外圧が大きい場合には、液体成分の滲出量が多くなり、図2(b)に示すように、外圧が小さい場合には、液体成分の滲出量が少なくなる。従って、この吸収材14には、液体成分の吸収性、及び、保持性が高く、且つ、圧縮によって液体を滲出する材料が利用される。具体的には、例えば、高分子吸収体、パルプ材、発泡ポリウレタンなどが用いられる。このような性質を持つ高分子吸収体とは、ゲル化濃度の低いものである。例えば、ポリアクリル酸ナトリウムが好ましく用いられる。これらの材料を用いることで、外圧がかからない条件下では、保持された液体が蒸発、揮発しにくくなる。
図3には、ウェットシート収容体1内のウェットティシューSの残量が減少した場合の断面Aの状態を示す模式図(図3(a))と、吸収材14がない従来例においてウェットティシューSの残量が減少した場合の状況を示す模式図(図3(b))とが示されている。
ウェットティシューSの残量が減少すると、ウェットティシューSと包装体11上面との間に間隙が生じる。図3(b)に示すように、包装体11の上面が撓んだり、縒れたりすることで、蓋シール13が開口部12の周縁部で完全に再粘着せずに隙間が生じてしまい、密封されないことによって包装体11の内部の乾燥が進行しやすくなるという問題があった。図3(a)に示すように、吸収材14が包装体11の上面内側に接着されている場合には、吸収材14の剛性により包装体11が縒れにくくなり、蓋シール13は、包装体11と完全に再粘着して包装体11が密閉されやすくなる。
以上のように、第1実施形態のウェットシート収容体1によれば、上部に開口部12が設けられた包装体11と、開口部12を封鎖可能な蓋材としての蓋シール13とを備え、包装体11の内部には、ウェットティシューなどウェットシート用の液体を滲み込ませた吸収材14を備え、この吸収材14が押圧されることで前記薬液が滲出する構成となっているので、包装体11の上部側から押圧することによって吸収材14から液体が滲出し、ウェットティシューSを利用する際、容易にウェットティシューSを湿潤状態に保つことができる。
また、吸収材14を押圧する圧力の大きさに従って滲出する液体の量が変化するので、ユーザの好みに合わせてウェットティシューSを湿らせることができる。
また、吸収材14は、収容されるウェットティシューSのサイズ以上のサイズを有することで、ウェットティシューSに均等に液体を供給しやすくなる。
また、吸収材14は、包装体11の上面と接着されている構造とすることで、開口部12の周縁部が縒れにくくなるので、蓋シール13と包装体11とを再粘着させやすくなり、開封後も密閉状態を保てることで液体の揮発を抑えることができる。
[変形例1]
図4は、第1実施形態のウェットシート収容体の変形例を示す図である。
図4(a)、(c)は、それぞれ、変形例1のウェットシート収容体1b、1cの斜視図である。また、図4(b)、(d)は、変形例1のウェットシート収容体1b、1cの断面B、Cにおける断面図である。
図4(a)、(b)に示すように、ウェットシート収容体1bでは、吸収材14bが包装体11の内側下部に設けられ、この吸収材14bの上部にウェットティシューSが載置されている。吸収材14bの形状は、孔が設けられていない単純な板状である。その他の構成については、第1実施形態のウェットシート収容体1bと同一であり、説明を省略する。
図4(c)、(d)に示すように、ウェットシート収容体1cでは、吸収材14cがウェットティシューSの側方から接するように配置されている。吸収材14cは、ウェットティシューSの片側のみに配置されてもよいし、両側に配置されることとしてもよい。また、吸収材14cの形状は、三角柱の他、半円柱などの異なる形状であってもよい。
このようなウェットシート収容体1b、1cであっても、上部から押圧することによって吸収材14から液体成分を滲出させ、ウェットティシューSを湿らせることができる。また、ウェットシート収容体1cにおいては、側方から押圧することとしてもよい。
また、ウェットシート収容体1b、1cでは、吸収材14bをウェットティシューSの下側、又は、側方部に配置することにより、ユーザがウェットティシューSを取り出す際に、吸収材の厚みの分余計に手を包装体11の内部に入れる必要がない。
また、ウェットシート収容体1cによれば、包装体11に生じる隙間を埋めるように吸収材14cが配置されるので、従来のウェットシート収容体と比較してもサイズが増加せず、場所をとらない。
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態のウェットシート収容体の形状を示す斜視図(図5(a))および図5(a)で示した断面Dにおける断面図(図5(b))である。また、図5(c)は、第2実施形態のウェットシート収容体を使用する際の状態を示した斜視図である。
第2実施形態のウェットシート収容体1dは、包装体11の内側上部に設けられた吸収材14と、ウェットティシューSとの間に仕切り部材16が設けられている。その他の構成は、第1実施形態のウェットシート収容体1と同様であり、同一符号を付して説明を省略する。
仕切り部材16は、吸収材14及びウェットティシューSよりも縦横サイズが大きい。仕切り部材16の厚さは、任意に設定されるが、本実施形態の仕切り部材16では、吸収材14およびウェットティシューSの各シートよりも薄いフィルム状に形成されている。
この仕切り部材16には、開口部12及び吸収材14の孔15を通して上部から視認可能な位置にスリット17が設けられている。スリット17の長さや配置は、特に制限されないが、本実施形態のスリット17は、開口部12の長軸と一致するように設けられている。図5(c)に示すように、ユーザは、ウェットティシューSを取り出す際にのみスリット17を開く構造となっている。或いは、スリット幅を持たない切れ目であってもよい。
また、この仕切り部材16には、全面に亘って小型の透過孔17bが複数設けられている。この透過孔17bの形状は、特に限られないが、例えば、小円形状である。或いは、複数のスリットを設けることとしてもよい。この仕切り部材16により、透過孔17b以外の部分からは、吸収材14から滲出した液体がウェットティシューSに伝わらない構造となっている。従って、初期状態では、ウェットティシューSは、湿潤状態又は乾燥状態の何れであってもよい。
仕切り部材16の材質は、吸収材14に保持された液体を通さないものであれば特に限られない。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、PETなどが利用可能である。
このように、第2実施形態のウェットシート収容体1dによれば、吸収材14が包装体11の内部においてウェットティシューSと接触する面には、複数の透過孔17bを有する仕切り部材16が設けられ、吸収材14から漏出した液体は、仕切り部材16に設けられた複数の透過孔17bからのみ漏出する構造となっているので、ユーザがウェットティシューSを使用しない期間に吸収材14からウェットティシューSへ伝わる液体の量を低減させ、吸収材14に保持される液体が不要に消費されることを防ぐことができる。
ここで、仕切り部材16は、吸収材14の下面のみならず上面及び側面を含む全体を囲うように被覆することとしてもよい。この場合には、ウェットティシューSと接触する仕切り部材16の下面のみに液体を透過させる複数の透過孔17bが設けられ、仕切り部材16の上面及び側面には、透過孔を設ける必要がない。このような構造とすることによって、吸収材14から液体が直接外部へ揮発することも防ぐことができる。
また、吸収材14として液体の吸収性、及び、保持性が高く、且つ、この液体が押圧により滲出しやすい素材を用いることで、外圧をかけて滲出させる場合以外に吸収材14から液体が蒸発、揮発する量を低減することができる。
[変形例2]
図6は、第2実施形態のウェットシート収容体における仕切り部材の全面に設けられた透過孔の形状の変形例の断面図である。
図6(a)に示した仕切り部材16dでは、透過孔17cは、Sトラップ構造となっている。即ち、包装体11の上部から押圧された際、所定の圧力以上の力がかかることで吸収材14から滲出した液体の量がSトラップの凹部の容積を超えた場合にのみ下部へ流れ、ウェットティシューSに供給される。
また、図6(b)に示した仕切り部材16eでは、透過孔17dの上部にそれぞれ弁161が設けられている。この弁161は、仕切り部材16e本体の材質に比して剛性が高い素材で形成される。包装体11上面からの押圧により仕切り部材16eが湾曲した場合に、仕切り部材16eの本体と弁161とが同一の湾曲性質を示さないことによって本体と弁161との間に間隙が生じ、吸収材14から滲出した液体が透過孔17dを流れてウェットティシューSに供給される。
このように変形例2の仕切り部材16d、16eを用いることで、必要のない期間における吸収材14からウェットティシューSへの液体成分の流出を更に妨げることができ、従って、必要なタイミングで必要な量だけウェットティシューSを湿らせることでより長い間ウェットティシューSの乾燥を防ぐことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、吸収材を2層構造として、ウェットシートと接しない層の材質として剛性の高いものを適用することで、高い吸収性を維持しながら、吸収材を押下したり、蓋シールを再粘着させたりし易くすることができる。
また、上記実施の形態では、ウェットシートを取り出す開口部を上部に設けたが、側面に設けることも可能である。
また、上記実施の形態では、ウェットシート収容体に収容されるウェットシートとしてウェットティシューを例に挙げたが、これに限られない。例えば、トイレ便座用のウェットシートや床用のウェットワイパーなどにも使用することができる。
また、上記第2実施形態の変形例2で示した透過孔の形状は、例示したものに限られない。また、複数の仕切り部材を重ねることとしてもよい。
その他、上記の実施の形態や変形例で示した具体的な構造や配置は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1、1b、1c、1d ウェットシート収容体
11 包装体
12 開口部
13 蓋シール(蓋材)
14、14b、14c 吸収材
15 孔
16、16d、16e 仕切り部材
161 弁
17 スリット
17b、17c、17d 透過孔
S ウェットティシュー

Claims (7)

  1. 内部にウェットシートの収容空間を有し、収容されたウェットシートを取り出すための開口部が設けられた包装体と、
    当該開口部を封鎖可能な蓋材と、
    を備えるウェットシート収容体において、
    前記包装体の内部には、ウェットシート用の液体を滲み込ませた吸収材を備え、
    当該吸収材が押圧されることにより、当該押圧の圧力の大きさに従った量の前記液体が前記吸収材から滲出する
    ことを特徴とするウェットシート収容体。
  2. 前記吸収材は、前記ウェットシートの収容空間に収容されるウェットシートのサイズ以上のサイズを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のウェットシート収容体。
  3. 前記吸収材が前記ウェットシートの収容空間内においてウェットシートと接触する面には、複数の透過孔を有する仕切り部材が設けられ、
    前記吸収材から滲出した前記液体は、前記仕切り部材に設けられた前記複数の透過孔から漏出する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のウェットシート収容体。
  4. 前記吸収材は、仕切り部材によって被覆されており、
    当該仕切り部材には、前記ウェットシートの収容空間内においてウェットシートと接触する面には、前記吸収材から滲出した前記液体を透過させる複数の透過孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のウェットシート収容体。
  5. 前記開口部と前記吸収材とは、前記包装体の同一面側に設けられ、
    前記吸収材には、前記開口部と対応する位置に当該開口部と同形の孔部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のウェットシート収容体。
  6. 前記吸収材は、前記包装体と接着されている
    ことを特徴とする請求項5記載のウェットシート収容体。
  7. 前記吸収材は、前記液体の吸収性、及び、保持性が高く、且つ、当該液体が押圧により滲出しやすい素材により形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のウェットシート収容体。
JP2010265879A 2010-11-30 2010-11-30 ウェットシート収容体 Active JP5739142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010265879A JP5739142B2 (ja) 2010-11-30 2010-11-30 ウェットシート収容体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010265879A JP5739142B2 (ja) 2010-11-30 2010-11-30 ウェットシート収容体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012115349A true JP2012115349A (ja) 2012-06-21
JP5739142B2 JP5739142B2 (ja) 2015-06-24

Family

ID=46498964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010265879A Active JP5739142B2 (ja) 2010-11-30 2010-11-30 ウェットシート収容体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5739142B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193073U (ja) * 1985-05-20 1986-12-01
JPS63169989U (ja) * 1987-04-27 1988-11-04
JPH0163491U (ja) * 1987-10-16 1989-04-24
JPH08133344A (ja) * 1994-11-07 1996-05-28 Konbi Kk ウェットティッシュの加熱装置
JPH1146858A (ja) * 1997-08-08 1999-02-23 Japan Giyaruzu:Kk 袋入り不織布製品

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193073U (ja) * 1985-05-20 1986-12-01
JPS63169989U (ja) * 1987-04-27 1988-11-04
JPH0163491U (ja) * 1987-10-16 1989-04-24
JPH08133344A (ja) * 1994-11-07 1996-05-28 Konbi Kk ウェットティッシュの加熱装置
JPH1146858A (ja) * 1997-08-08 1999-02-23 Japan Giyaruzu:Kk 袋入り不織布製品

Also Published As

Publication number Publication date
JP5739142B2 (ja) 2015-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7565976B2 (en) Wet sheet package
US4998671A (en) Multiple compartment flexible package
JP6662628B2 (ja) 揮散容器
JP6647768B2 (ja) 薬剤揮散袋及びこれを収納する薬剤揮散容器
JP5902431B2 (ja) 薬液揮散容器、及びこれを支持する薬液揮散装置
JP5739142B2 (ja) ウェットシート収容体
JPH10120041A (ja) 薬液吸収材包装体
JP3872860B2 (ja) 薬液吸収材容器
JP2003012053A (ja) 軟包装体
WO2018208866A1 (en) Fragrance releasing device
JPH10201791A (ja) 薬液吸収材包装体
WO2019007940A1 (en) PACKAGING SYSTEM FOR A TOBACCO-ASSOCIATED PRODUCT
JP3759790B2 (ja) 薬液吸収材包装体
US10426704B2 (en) Pre-dosed applicators and packaging therefor
JP4944070B2 (ja) 薬液塗布用キット
JP2007330526A (ja) おしぼり収納パック
JP5365984B2 (ja) 包装袋用ケース及び包装袋入りケース
KR101982977B1 (ko) 물티슈 패키지
WO2010002256A2 (en) Device for containing and dispensing a fluid product
JP5833289B2 (ja) 薬液塗布具及び薬液塗布用キット
KR102662629B1 (ko) 사전에 적셔진 물티슈를 담을 수 있는 재활용 가능 패키지
KR20040066033A (ko) 휘산성 약제 서방부재와 그것을 이용한 공기조화기
JP6045317B2 (ja) シート包装体
US20220312836A1 (en) Humidifying Insert and Method for Humidifying Smoking Articles
JPS5933406Y2 (ja) 芳香材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5739142

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250