JP2012115143A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力変換器に対するエネルギ蓄積用のコンデンサが過電圧レベルを超えた際に、電力変換器の素子の損傷を防止しつつコンデンサの電荷を放電し、かつ小型、軽量化、コストダウンを図る。
【解決手段】コンデンサ5の過電圧検出に応じて過電圧検出手段20からの過電圧検出信号Sovで電力変換器3の動作停止、断流器4をオフし、同期機2の誘起電圧Vmよりも電圧検出手段10で検出されるコンデンサ5の充電電圧Vcが大きく、かつ過電圧検出信号Vovが出力されている場合に過電圧抑制手段30からの過電圧抑制信号Sccでスイッチング素子7をオンにしてコンデンサ5を放電する。また電流検出手段16で検出される同期機2を流れる電流Iuが基準値Imaxよりも大きい場合には、上記過電圧抑制信号Sccを強制的に遮断してスイッチング素子7をオフにしてコンデンサ5の放電を停止する。
【選択図】図8

Description

本発明は、例えば電気車両や電気自動車などの電気車に用いられる同期機の駆動を対象とする電力変換装置に関するものであり、特に高速運転時の同期機の誘起電圧に対応可能な電力変換装置に関する。
従来、電気車両などに使用されるこの種の電力変換装置においては、架線からパンタグラフを介して集電された交流電力がコンバータで直流電力に変換される。もしくは、パンタグラフから直接に直流電力が集電される。その直流電力は、電源電圧の変動を抑制するためのエネルギ蓄積用のコンデンサを通して電力変換器に入力される。そして、電力変換器に入力された直流電力は、電力変換器により可変電圧・可変周波数の交流電力に変換されて永久磁石型の同期機へ供給される。
ここで、同期機は永久磁石を内蔵しているため、回転中も常に起電力を誘起している。この誘起電圧は速度に比例して大きくなり、電気車が高速で走行中の場合、電源電圧を超える誘起電圧を発生する。このため、力行時は電力変換器でこの誘起電圧とともに同期機の電流を制御する、いわゆる弱め磁界制御を行うことにより同期機の駆動トルクを制御し、また、回生時は同期機のブレーキトルクを制御している。
一方、コンバータで交流電力を直流電力に変換する際の電源電圧の変動等によって、上記エネルギ蓄積用のコンデンサの電圧が過電圧レベルを越えることがある。このようにコンデンサの電圧が過電圧レベルを越えた場合、コンデンサに並列に接続された放電用直流回路を構成するスイッチング素子をターンオンして電流が流れるようにし、コンデンサの蓄積電荷を放電させてコンデンサの電圧上昇を抑制することが行われている。
しかし、この過電圧抑制のためのコンデンサの放電に伴って同期機の誘起電圧がコンデンサの電圧よりも大きくなると、同期機とコンデンサとの間にインピーダンスがないために、同期機から電力変換器に向けて大電流が流れ込み、電力変換器を構成するスイッチング素子を破損させる可能性がある。
そのため、従来技術では、電力変換器と同期機との間に負荷接触器を設け、コンデンサの電圧が過電圧レベルを超えたときには、電力変換器の変換動作を停止するとともに、電力変換器と同期機との間にある負荷接触器を開放(オフ)して電源ラインを遮断することにより、誘起電圧がコンデンサの電圧より大きくなっても回生エネルギがコンデンサに流れ込まないようにしている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特開2000−50410号公報(第6頁、第1図)
上記のように、従来は、コンデンサの電圧が過電圧レベルに達したときには、放電用直流回路のスイッチング素子をターンオンさせてコンデンサの電荷を放電することにより電圧上昇を抑制するが、その際の放電に伴って同期機の誘起電圧がコンデンサの電圧よりも大きくなると、同期機から電力変換器に向けて大電流が流れ込んでスイッチング素子を破損させる可能性があるため、負荷接触器を設けて同期機と電力変換器とを切り離すようにしている。
しかし、従来のように電力変換器と同期機との間に負荷接触器を設ける場合、この負荷接触器は、大きな電流を遮断するために大型のものが必要であり、そのため小型、軽量化が阻害されるとともに、コストがかかるという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、コンデンサの充電電圧が過電圧レベルを越えた際に放電用直流回路のスイッチング素子をターンオンさせてコンデンサの電荷を放電する構成とした場合にも、従来のように同期機と電力変換器との間に負荷接触器を設ける必要がなくて小型、軽量化、およびコストダウンを図ることが可能な電力変換装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、直流電力を交流電力に変換して同期機に出力する電力変換器を備え、この電力変換器の直流側には、エネルギ蓄積用のコンデンサが接続されるとともに、このコンデンサと並列に過電圧抑制用抵抗および過電圧抑制用スイッチング素子からなる放電用直列回路が接続され、前記放電用直列回路の電源側に断流器が接続されている電力変換装置において、次の構成を採用している。
すなわち、本発明では、上記同期機に流れる電流を検出する電流検出手段と、上記コンデンサの充電電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段で検出された電圧が予め設定された過電圧セット値以上の場合には上記電力変換器の動作を停止させ、かつ、上記断流器をオフにする過電圧検出信号を出力する過電圧検出手段と、上記同期機の誘起電圧を演算し、この演算した誘起電圧よりも上記電圧検出手段の検出された電圧が大きく、かつ上記過電圧検出手段より上記過電圧検出信号が出力されている場合には上記過電圧抑制用スイッチング素子をオンにして上記コンデンサの充電電荷を放電する過電圧抑制信号を出力する過電圧抑制手段とを備え、上記過電圧抑制手段は、上記電流検出手段で検出される電流が予め設定された基準値よりも大きい場合には、上記過電圧抑制用スイッチング素子に与える上記過電圧抑制信号を強制的に遮断して当該スイッチング素子をオフにするゲート手段を含む、ことを特徴としている。
本発明によれば、過電圧検出手段でコンデンサの過電圧が検出された場合には、過電圧検出信号を出力することによって電力変換器の動作を停止させ、かつ、断流器をオフにする一方、過電圧抑制手段で同期機の誘起電圧を演算し、この演算した誘起電圧よりも電圧検出手段で検出された電圧が大きく、かつ過電圧検出信号が出力されている場合には過電圧抑制用スイッチング素子をオンにしてコンデンサの充電電荷を放電する。また、電流検出手段で検出される同期機を流れる電流が予め設定された基準値よりも大きい場合には、過電圧抑制用スイッチング素子に与える上記過電圧抑制信号を強制的に遮断して当該スイッチング素子をオフにする。
つまり、従来は、コンデンサの過電圧が検出されたときには、無条件に同期機と電力変換器との間に設けていた負荷接触器を開放して同期機と電力変換器との電源ラインを遮断した上でコンデンサの充電電荷を放電していたのに対して、本発明では、コンデンサの過電圧が検出された場合には、コンデンサの充電電荷を放電するが、その際に同期機の誘起電圧をモニタし、コンデンサの電圧が誘起電圧よりも下回らないようにコンデンサの充電電荷を放電する。しかも、電流検出手段で検出される同期機を流れる電流が予め設定された基準値よりも大きい場合には、過電圧抑制用スイッチング素子に与える過電圧抑制信号を強制的に遮断して当該スイッチング素子をオフにする。これにより、同期機から電力変換器に向けて大電流が流れ込んでスイッチング素子を破損させるといった恐れは生じない。このため、従来、同期機と電力変換器との間に設けていた負荷接触器を不要にすることができ、電力変換装置の小型、軽量化、およびコストダウンを実現できるという顕著な効果を奏する。
本発明の実施の形態1における電力変換装置を示す構成図である。 同電力変換装置の動作説明に供するタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1における電力変換装置の変形例を示す構成図である。 本発明の実施の形態2における電力変換装置を示す構成図である。 同電力変換装置の動作説明に供するタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3における電力変換装置を示す構成図である。 3相交流座標系から2相交流座標へ変換する際の関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態4における電力変換装置を示す構成図である。 同電力変換装置の動作説明に供するタイミングチャートである。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における電力変換装置を示す構成図である。
この実施の形態1の電力変換装置は、直流電源1から供給される直流電力を交流電力に変換して同期機2に出力する3相分のスイッチング素子Gu,Gv,Gw,Gx,Gy,Gzを有する電力変換器(インバータ)3を備える。そして、この電力変換器3の直流側には、エネルギ蓄積用のコンデンサ5が接続されるとともに、このコンデンサ5と並列に過電圧抑制用抵抗6および過電圧抑制用スイッチング素子としてのサイリスタ7からなる放電用直列回路8が接続されている。直流電源1の正極側とコンデンサ5の高圧側との間には断流器4が設けられている。なお、上記の同期機2は、本例では回転子に取り付けられた永久磁石により界磁を作る永久磁石型同期機から構成されている。また、過電圧抑制用スイッチング素子としてサイリスタ7を使用すれば安価に過電圧を抑制できる利点がある。
また、コンデンサ5と電力変換器3との間には直流電力供給路をオン/オフするIGBTなどの自己消弧素子からなる電力経路断続用スイッチング素子9が、また、コンデンサ5に対しては、コンデンサ5の充電電圧Vcを検出する電圧検出手段10が、さらに同期機2に対しては、その回転速度を検出する回転速度検出手段11がそれぞれ設けられている。
さらにまた、この実施の形態1では、過電圧検出手段20および過電圧抑制手段30を備えている。
ここに、過電圧検出手段20は、電圧検出手段10で検出されたコンデンサ5の充電電圧Vcが予め設定された過電圧セット値Vsh以上(Vc≧Vsh)の場合には電力変換器3の動作を停止させ、かつ、断流器4および電力経路断続用スイッチング素子9を共にオフにする過電圧検出信号Sovを出力するものであって、過電圧セット値設定手段21と比較器22とからなる。
この場合、過電圧セット値設定手段21には、コンデンサ5が過電圧になっていると判断しうる基準値となる過電圧セット値Vshが予め設定されている。また、比較器22は、過電圧セット値設定手段21から与えられる過電圧セット値Vshと電圧検出手段10で検出されたコンデンサ5の充電電圧Vcとを比較し、充電電圧Vcが過電圧セット値Vsh以上(Vc≧Vsh)となった場合に過電圧検出信号Sovを電力変換器3、断流器4および電力経路断続用スイッチング素子9にそれぞれ出力する。なお、比較器22はラッチ機能を備えており、図外のコントローラから電力変換器3に対する再起動信号が与えられるまでは、過電圧検出信号Sovの出力を維持するようになっている。
一方、過電圧抑制手段30は、回転速度検出手段11より検出された同期機2の回転速度ωの情報に基づいて同期機2の誘起電圧Vmを演算し、この演算した誘起電圧Vmよりも電圧検出手段10で検出される充電電圧Vcが大きく(Vc>Vm)、かつ過電圧検出手段20から過電圧検出信号Sovが出力されている場合に、過電圧抑制用スイッチング素子7をオンにしてコンデンサ5の充電電荷を放電する過電圧抑制信号Sccを出力するものであって、誘起電圧演算手段31、比較器32、およびアンドゲート33からなる。
この場合、誘起電圧演算手段31は、回転速度検出手段11より検出された同期機2の回転速度ωの情報に基づいて同期機2の誘起電圧Vmを演算して出力するものである。すなわち、誘起電圧演算手段31は、例えば同期機2の回転速度ωと同期機2の特性から決まる所定の定数である永久磁石による電機子鎖交磁束の最大値φfの値を用いて、次の(1)式より同期機2の誘起電圧Vmを演算する。なお、(1)式を用いる代わりに、回転速度ωと誘起電圧Vmとの関係を示すデータを予め登録したテーブルメモリを使用することも可能である。また、同期機2の誘起電圧Vmは、直流電源1の電圧Vdcを越えることはあるが、コンデンサ5の過電圧の判断基準となる過電圧セット値Vshよりも大きくなることはない。
Figure 2012115143
また、比較器32は、この誘起電圧演算手段31で演算して得られた誘起電圧Vmと電圧検出手段10で検出されるコンデンサ5の充電電圧Vcとを比較し、充電電圧Vcが誘起電圧Vmによりも大きい場合(Vc>Vm)に、ハイレベルのゲート開信号を出力する。アンドゲート33は、比較器32からゲート開信号が出力され、かつ過電圧検出手段20の比較器22から過電圧検出信号Sovが出力されている場合に過電圧抑制信号Sccを放電用直列回路8のサイリスタ7に出力する。
次に、上記構成を有する電力変換装置において、コンデンサ5に対して過電圧が発生した場合の動作について、図2に示すタイミングチャートを参照して説明する。
図2において、時刻t1に達するまでの期間は、電圧検出手段10で検出されるコンデンサ5の電圧Vcは、過電圧セット値Vshよりも小さいので(Vc<Vsh)、過電圧検出手段20の比較器22からは過電圧検出信号Sovが出力されない。したがって、断流器4と電力経路断続用スイッチング素子9は共にオンしており、かつ電力変換器3はスイッチング動作を行なっている。また、過電圧検出手段20の比較器22からは過電圧検出信号Sovが出力されないので、過電圧抑制手段30のアンドゲート33からは過電圧抑制信号Sccが出力されておらず、したがって、サイリスタ7はオフの状態になっている。
次に、電源電圧の変動等に起因して時刻t1においてコンデンサ5の充電電圧Vcが過電圧レベル、すなわち、過電圧セット値Vshを超えると(Vc≧Vsh)、過電圧検出手段20の比較器22からは過電圧検出信号Sovが出力される。この過電圧検出信号Sovによって断流器4と電力経路断続用スイッチング素子9が共にオフされると同時に、電力変換器3の動作も停止される。これにより、コンデンサ5の過電圧検出に伴う放電によって同期機2の誘起電圧Vmがコンデンサ5の充電電圧Vcよりたとえ大きくなった場合でも、同期機2からの回生エネルギが電力変換器3を経由してコンデンサ5に流れ込むのが確実に阻止される。
また、この時刻t1の時点では、同期機2の誘起電圧Vmよりもコンデンサ5の充電電圧Vcが大きいので(Vc>Vm)、過電圧抑制手段30の比較器32からはハイレベルのゲート開信号が出力される。したがって、アンドゲート33に対して、比較器32からゲート開信号が入力され、かつ、過電圧検出手段20の比較器22から過電圧検出信号Sovが入力されるので、アンドゲート33からは電圧抑制信号Sccが出力されて当該信号Sccが放電用直列回路8のサイリスタ7に与えられる。これにより、サイリスタ7がオンするので、コンデンサ5の蓄積電荷が過電圧抑制用抵抗6およびサイリスタ7を介して放電されてコンデンサ5の充電電圧Vcが次第に低下していく。
そして、時刻t2になってコンデンサ5の充電電圧Vcと同期機2の誘起電圧Vmとが一致すると、過電圧抑制手段30の比較器32からはハイレベルのゲート開信号が出力されなくなる。その結果、アンドゲート33からの電圧抑制信号Sccの出力が停止され、これにより、サイリスタ7がオフされてコンデンサ5の放電が停止される。このとき、コンデンサ5の充電電圧Vcは、電力変換器3が起動可能な電圧レベルまで低下している。
その後、時刻t3において、電力変換器3を再起動するために、図外のコントローラから過電圧検出手段20の比較器22に再起動信号が与えられると、比較器22のラッチが解かれて過電圧検出信号Sovの出力が停止される。これに応じて断流器4および電力経路断続用スイッチング素子9が共にオンされるとともに、電力変換器3の動作が再開される。これにより、直流電源1から断流器4、および電力経路断続用スイッチング素子9を介して電力変換器3に直流電力の供給が再開され、電力変換器3によって直流電力が所定の周波数をもつ交流電圧に変換される。
以上のように、この実施の形態1では、コンデンサ5の過電圧が検出された場合には、サイリスタ7をオンにしてコンデンサ5の充電電荷を放電するが、その際に回転速度検出手段11と過電圧抑制手段30とで同期機2の誘起電圧Vmをモニタしてコンデンサ5の充電電圧Vcが誘起電圧Vmよりも下回らないように監視し、充電電圧Vcが誘起電圧Vmに一致した時点でコンデンサ5の放電を停止させるので、同期機2から電力変換器3に向けて大電流が流れ込んでスイッチング素子を破損させるといった恐れは生じない。このため、従来、同期機2と電力変換器3との間に設けていた負荷接触器を不要にすることができ、電力変換装置の小型、軽量化、およびコストダウンを実現することができる。また、電力が逆流することを防ぐことができるため、不要なブレーキトルクの発生も同時に防止できる効果も得られる。
なお、この実施の形態1では、直流電源1から電力変換器3に直流電力を供給しているが、図3に示すように、交流電源12から供給される交流電力を直流電力に変換するPWM制御(パルス幅変調制御)を行うコンバータなどの整流回路13を備えた構成の場合でも同様な効果を得ることができるのは勿論である。
実施の形態2.
図4は本発明の実施の形態2における電力変換装置を示す構成図であり、図1に示した実施の形態1と対応する構成部分には同一符号を付す。
この実施の形態2の特徴は、過電圧抑制手段30において、誘起電圧演算手段31と比較器32との間に、モータ演算手段31で演算された誘起電圧Vmの値に対して所定の値を加算する加算器34が設けられていることである。この場合、加算器34により誘起電圧Vmに対して加算される所定の値とは、直流電源1の電圧Vdcの1%以上〜5%以下の範囲の適切な値である。したがって、加算器34からは、Vm1=Vm+Vdc×k(ただし、0.01≦k≦0.05)が出力されるようにしている。
その根拠は次の通りである。本発明者らは、電力変換器3の構成するスイッチング素子Gu,Gv,Gw,Gx,Gy,Gzのオン抵抗によるオン電圧と、電力経路断続用スイッチング素子9のオン抵抗によるオン電圧との総和は、直流電源1の電圧Vdcの1%以上であり5%以下であることを見出している。
したがって、図5のタイミングチャートに示すように、コンデンサ5の過電圧検出に伴う放電時(同図の時刻t1〜t2)において、充電電圧Vcが誘起電圧VmよりもVdc×k分だけ高い状態になるまで放電を許容する限り、コンデンサ5の充電電圧Vcを、同期機2の誘起電圧Vmよりも確実に常に大きい状態に保つことができ、同期機2から電力変換器3に向けての電流の流れ込みを確実に防止することができる。
その他の構成、および作用効果は、実施の形態1と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
以上のように、この実施の形態2では、実施の形態1と同様、コンデンサ5の過電圧検出に伴う放電時において、同期機2からの回生エネルギが電力変換器3を経由してコンデンサ5に流れ込むのを防止できるので、従来のように同期機2と電力変換器3との間に負荷接触器を設ける必要がなく、電力変換装置の小型、軽量化、およびコストダウンを実現することができる。また、電力が逆流することを防ぐことができるため、不要なブレーキトルクの発生も同時に防止できる。
特に、この実施の形態2では、電力変換器3の構成するスイッチング素子Gu,Gv,Gw,Gx,Gy,Gzのオン抵抗によるオン電圧と、電力経路断続用スイッチング素子9のオン抵抗によるオン電圧とを考慮して、コンデンサ5の放電時においてコンデンサ5の充電電圧Vcを電圧Vm1と比較する際に、誘起電圧Vmよりも常にVdc×k分だけ大きなマージンを持たせるようにしているので、確実にVc>Vmが補償され、同期機2の回生エネルギが電力変換器3を経由してコンデンサ5に流れ込むのを実施の形態1の場合よりも更に確実に防止することができる。
実施の形態3.
図6は本発明の実施の形態3における電力変換装置を示す構成図であり、図4に示した実施の形態2と対応する構成部分には同一の符号を付す。
この実施の形態3では、実施の形態1,2で示したような同期機2の回転速度を検出する回転速度検出手段11は設けておらず、その代わりに、同期機2と電力変換器3との間に線間電圧検出手段14a、14bが設けられている。また、過電圧抑制手段30は、線間電圧検出手段14a、14bで検出された線間電圧Vuv,Vvw(3相交流電圧)を2相交流電圧Vα,Vβに変換する3相/αβ変換手段35が設けられており、誘起電圧演算手段31は、この2相交流電圧Vα,Vβに基づいて同期機2の電圧実効値Vmを演算し、これを同期機2の誘起電圧として出力するようにしている。
すなわち、一方の線間電圧検出手段14aは、同期機2のUV間の線間電圧Vuvを検出する。また、他方の線間電圧検出手段14bは、同期機2のVW間の線間電圧Vuvを検出する。
各線間電圧検出手段14a,14bで検出された線間電圧Vuv、Vuvは、3相/αβ変換手段35に入力される。3相/αβ変換手段35に入力された線間電圧Vuv,Vvwは、以下の(2)式によって2相交流電圧Vα、Vβに変換される。
Figure 2012115143
なお,(2)式により3相交流電圧Vuv,Vvw(もしくはVu,Vv,Vw)を2相交流電圧Vα,Vβに変換するが,その際、図7に示す3相交流座標(u−v−w)系から2相交流座標(α−β)の関係を用いて変換を行う。
次いで、誘起電圧演算手段31は、3相/αβ変換手段35で演算されたα軸電圧Vαとβ軸電圧Vβとから、同期機2の線間電圧の実効値Vmを以下の(3)式により算出する。
Figure 2012115143
こうして誘起電圧演算手段31により演算された線間電圧の実効値Vmは、同期機2における誘起電圧として比較器32に入力される。その後の動作は、実施の形態2と同様である。
また、この実施の形態3におけるその他の構成、および作用効果は、実施の形態2と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
以上のように、この実施の形態3では、実施の形態2の場合と同様、コンデンサ5の過電圧検出に伴う放電時において、同期機2からの回生エネルギが電力変換器3を経由してコンデンサ5に流れ込むのを防止できるので、従来のように同期機2と電力変換器3との間に負荷接触器を設ける必要がなく、電力変換装置の小型、軽量化、およびコストダウンを実現することができる。また、電力が逆流することを防ぐことができるため、不要なブレーキトルクの発生も同時に防止できる。
特に、この実施の形態3では、線間電圧検出手段14a,14bを設けることにより、実施の形態1,2のような回転速度検出手段11が不要となる。一般的に回転速度検出手段11は、線間電圧検出手段14a,14bよりも高価であるから、線間電圧検出手段14a,14bを用いることにより更に装置の低コスト化を図ることができる。
実施の形態4.
図8は本発明の実施の形態4における電力変換装置を示す構成図であり、図1に示した実施の形態1と対応する構成部分には同一の符号を付す。
この実施の形態4の特徴は、実施の形態1のように電力変換器3とコンデンサ5との間に電力経路断続用スイッチング素子9を設けてはおらず、その代わりに、放電用直列回路8において、同回路8を構成する過電圧抑制用スイッチング素子7としてIGBTなどの自己消弧素子を使用している。
その理由は次の通りである。実施の形態1に示したような電力変換器3とコンデンサ5の間に設けた電力経路断続用スイッチング素子9を省略する場合、電力変換器3から過渡的に回生エネルギがコンデンサ5に流れ込み、その際、放電用直列回路8の過電圧抑制用抵抗6にその容量以上の電流が流れた時にもその経路を確実にオフする必要がある。そのため、この実施の形態4では、過電圧抑制用スイッチング素子7としてサイリスタを設けるのではなく、流れている電流の大きさに影響されずにオン/オフ動作を確実に行うことができるIGBT、GTO、MOSFETなどの自己消弧素子を用いている。
さらに、この実施の形態4では、同期機2と電力変換器3の間に電流検出手段16を設け、同期機2から電力変換器3を通じてコンデンサ5に流れ込む電流を監視している。また、過電圧抑制手段30には、実施の形態1の構成に加えて、比較器36とアンドゲート37とを設け、電流検出手段16で検出される電流Iuが、過電圧抑制用抵抗6の容量に基づいて予め設定された基準値Imaxよりも大きい場合(Iu≧Imax)には、過電圧抑制用スイッチング素子7に与える過電圧抑制信号Sccを強制的に遮断して当該スイッチング素子7をオフにするようにしている。なお、比較器36とアンドゲート37とが特許請求の範囲におけるゲート手段に対応している。
その他の構成は実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
上記構成において、電流検出手段16によって検出された電流Iuは、過電圧抑制手段30に入力される。比較器36は、電流検出手段16で検出される電流Iuと過電圧抑制用抵抗6の容量に基づいて予め設定された基準値Imaxとを比較する。
このとき、電流検出手段16で検出される電流Iuが基準値Imaxよりも小さい場合(Iu<Imax)には、同期機2からコンデンサ5に電流が流れ込んでいないことを示すので、比較器37はハイレベルのゲート開信号を出力する。これにより、アンドゲート37のゲートが開かれ、その際、前段のアンドゲート33から過電圧抑制信号Sccが出力されているときには(図9の時刻t1〜t2の間)、この過電圧抑制信号Sccがアンドゲート37を通過して過電圧抑制用スイッチング素子7に与えられる。その結果、過電圧抑制用スイッチング素子7がオンしてコンデンサ5の充電電荷が放電されることになる。
これに対して、電流検出手段16で検出される電流Iuが基準値Imaxよりも大きい場合(Iu≧Imax)は、同期機2から電力変換器3を経由してコンデンサ5に電流が流れ込む可能性がある。このため、比較器36はローレベルのゲート閉信号を出力する。これにより、アンドゲート37のゲートが閉じられるので、過電圧抑制信号Vccは出力されず、これにより過電圧抑制用スイッチング素子7はオフされる。
以上のように、この実施の形態4では、実施の形態1の場合と同様、コンデンサ5の過電圧検出に伴う放電時において、同期機2からの回生エネルギが電力変換器3を経由してコンデンサ5に流れ込むのを防止できるので、従来のように同期機2と電力変換器3との間に負荷接触器を設ける必要がなく、電力変換装置の小型、軽量化、およびコストダウンを実現することができる。また、電力が逆流することを防ぐことができるため、不要なブレーキトルクの発生も同時に防止できる。
特に、この実施の形態4では、電流検出手段16を設けるとともに、過電圧抑制手段30に比較器36とアンドゲート37とを設け、電流検出手段16で検出される電流Iuが、過電圧抑制用抵抗6の容量に基づいて予め設定された基準値Imaxよりも大きい場合(Iu≧Imax)には、過電圧抑制用スイッチング素子7に与える過電圧抑制信号Sccを強制的に遮断して当該スイッチング素子7をオフにするようにしているので、電力が逆流するのを確実に防ぐことができ、電力変換器3とコンデンサ5との間に電力経路断続用スイッチング素子を設ける必要がなくなる。一般的にスイッチング素子は、電流検出手段16よりも高価であるから、電流検出手段16を用いることにより更に装置の低コスト化を図ることができる。
なお、この実施の形態4では、実施の形態1に示した構成を前提として、これに電流検出手段16、比較器36、およびアンドゲート37を付加した構成について説明したが、これに限らず、図4および図6に示した実施の形態2,3の構成(すなわち、過電圧抑制手段30に加算器34を設けた構成)を前提として、これに電流検出手段16、比較器36、およびアンドゲート37を付加した構成とすることも可能である。
1 直流電源、2 同期機、3 電力変換器(インバータ)、4 断流器、
5 コンデンサ、6 過電圧抑制用抵抗、
7 過電圧抑制用スイッチング素子(サイリスタ、自己消弧素子)、
8 放電用直列回路、9 電力経路断続用スイッチング素子、10 電圧検出手段、
11 回転速度検出手段、14a,14b 線間電圧検出手段、16 電流検出手段、
20 過電圧検出手段、30 過電圧抑制手段、Sov 過電圧検出信号、
Scc 過電圧抑制信号。

Claims (2)

  1. 直流電力を交流電力に変換して同期機に出力する電力変換器を備え、この電力変換器の直流側には、エネルギ蓄積用のコンデンサが接続されるとともに、このコンデンサと並列に過電圧抑制用抵抗および過電圧抑制用スイッチング素子からなる放電用直列回路が接続され、上記放電用直列回路の電源側に断流器が接続されている電力変換装置において、
    上記同期機に流れる電流を検出する電流検出手段と、上記コンデンサの充電電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段で検出された電圧が予め設定された過電圧セット値以上の場合には上記電力変換器の動作を停止させ、かつ、上記断流器をオフにする過電圧検出信号を出力する過電圧検出手段と、上記同期機の誘起電圧を演算し、この演算した誘起電圧よりも上記電圧検出手段の検出された電圧が大きく、かつ上記過電圧検出手段より上記過電圧検出信号が出力されている場合には上記過電圧抑制用スイッチング素子をオンにして上記コンデンサの充電電荷を放電する過電圧抑制信号を出力する過電圧抑制手段とを備え、上記過電圧抑制手段は、上記電流検出手段で検出される電流が予め設定された基準値よりも大きい場合には、上記過電圧抑制用スイッチング素子に与える上記過電圧抑制信号を強制的に遮断して当該スイッチング素子をオフにするゲート手段を含む、ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 上記過電圧抑制用スイッチング素子は、自己消弧素子からなることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
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