JP7453778B2 - 駆動システム - Google Patents

駆動システム Download PDF

Info

Publication number
JP7453778B2
JP7453778B2 JP2019218025A JP2019218025A JP7453778B2 JP 7453778 B2 JP7453778 B2 JP 7453778B2 JP 2019218025 A JP2019218025 A JP 2019218025A JP 2019218025 A JP2019218025 A JP 2019218025A JP 7453778 B2 JP7453778 B2 JP 7453778B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
storage device
inverter
power storage
positive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019218025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021090239A (ja
Inventor
貴司 柏▲崎▼
悠二 伊藤
貞洋 赤間
康裕 塚本
知志 眞貝
稔 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2019218025A priority Critical patent/JP7453778B2/ja
Publication of JP2021090239A publication Critical patent/JP2021090239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7453778B2 publication Critical patent/JP7453778B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Description

本発明は、駆動システムに関する。
従来、二次電池と、二次電池に接続されるインバータと、インバータに接続され、インバータを介して二次電池との間で電力の入出力を行う三相交流電動機と、を備える駆動システムが知られている(例えば、特許文献1)。この駆動システムでは、三相交流電動機のロータが高回転速度で回転している最中に、インバータに異常が生じてインバータを構成するスイッチング素子がゲート遮断されてオフされた場合に、インバータを三相短絡の状態に制御する。これにより、三相交流電動機のロータの回転により発生する逆起電圧が二次電池の電圧を越えて上昇した場合でも、この逆起電圧が二次電池に印加されることを抑制でき、二次電池の破損を抑制できる。
特開2011-172343号公報
駆動システムでは、二次電池とインバータとを接続する電気経路に開閉部が設けられることがある。この駆動システムでは、三相交流電動機のロータが高回転速度で回転している最中にインバータがゲート遮断されてオフされた場合において、開閉部をオフすることで、三相交流電動機の回転により発生する逆起電圧が二次電池に印加されることを抑制できる。また、三相交流電動機が高回転速度で回転している最中に開閉部にオフ故障が生じた場合でも、三相交流電動機の回転により発生する逆起電圧が二次電池に印加されることを抑制できる。
駆動システムでは、二次電池に、二次電池からの電力により動作する負荷が接続されていることがある。この場合に、負荷が開閉部よりもインバータ側に接続されていると、三相交流電動機のロータが高回転速度で回転している最中にインバータや開閉部に異常が生じ、開閉部がオフとなっても、三相交流電動機のロータの回転により発生する逆起電圧が負荷に印加されることを抑制できず、負荷の破損を抑制できない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転電機のロータが高回転速度で回転している最中にインバータや開閉部に異常が生じた場合でも、負荷の破損を抑制できる駆動システムを提供することにある。
上記課題を解決するための第1の手段は、蓄電装置と、前記蓄電装置に電気経路を介して接続されるインバータと、前記インバータに接続され、前記インバータを介して前記蓄電装置との間で電力の入出力を行う回転電機と、前記電気経路に設けられた開閉部と、前記電気経路のうち、前記開閉部と前記蓄電装置との間の中間点を介して前記蓄電装置に接続され、前記蓄電装置からの電力により動作する負荷と、を備える。
この構成では、蓄電装置に電気経路を介してインバータが接続されており、この電気経路に開閉部が設けられている。また、蓄電装置に負荷が接続されており、この負荷が、電気経路のうち、開閉部と蓄電装置との間の中間点を介して蓄電装置に接続されている。つまり、蓄電装置とインバータとを接続する電気経路において、負荷は開閉部よりも蓄電装置側に接続されており、インバータと負荷との間に開閉部が配置されている。そのため、インバータに接続される回転電機のロータが高回転速度で回転している最中にインバータや開閉部に異常が生じ、開閉部がオフされると、インバータと負荷との接続が遮断される。これにより、回転電機のロータの回転によりインバータに発生する逆起電圧が負荷に印加されることを抑制でき、負荷の破損を抑制できる。
第2の手段は、前記電気経路は、前記蓄電装置の正極側端子と第1充電器の正極側端子とを接続する第1正極側ラインと、前記蓄電装置の負極側端子と前記第1充電器の負極側端子とを接続する第1負極側ラインと、前記蓄電装置の正極側端子と第2充電器の正極側端子とを接続する第2正極側ラインと、前記蓄電装置の負極側端子と前記第2充電器の負極側端子とを接続する第2負極側ラインと、を有し、前記インバータは、前記第1正極側ラインと前記第1負極側ラインとの間に接続されており、前記開閉部は、第1開閉部であり、前記第1正極側ライン及び前記第1負極側ラインのうちいずれか一方である第1接続ラインに設けられており、前記負荷は、前記第2正極側ライン及び前記第2負極側ラインのうち前記第1接続ラインと同極側の第2接続ラインと、前記第1正極側ライン及び前記第1負極側ラインのうち前記第1接続ラインとは異なるラインとの間に接続されており、前記第2接続ラインは、前記第1接続ラインのうち、前記開閉部と前記蓄電装置との間の前記中間点において前記第1接続ラインに接続されており、前記第2接続ラインにおいて前記負荷よりも前記蓄電装置側に設けられた第2開閉部と、前記第2開閉部をオンオフする制御部と、を備え、前記制御部は、前記回転電機の駆動中及び前記第2充電器による前記蓄電装置の充電中に前記第2開閉部をオンし、前記第1充電器による前記蓄電装置の充電中に前記第2開閉部をオフする。
蓄電装置では、例えばDC充電器とAC充電器のように、互いに異なる2種類の充電器による充電が可能となるように、2種類の充電器に接続可能に構成されることがある。この構成では、第1充電器と蓄電装置とを接続する第1正極側ライン及び第1負極側ラインと、第2充電器と蓄電装置とを接続する第2正極側ライン及び第2負極側ラインと、を介してインバータ、開閉部としての第1開閉部、及び負荷が蓄電装置に接続されている。そのため、第1正極,負極側ライン及び第2正極,負極側ライン以外のラインを介してインバータ等の構成を蓄電装置に接続する場合に比べて、駆動システムの構成を簡略化できる。
上記構成では、第1開閉部は、第1正極側ライン及び第1負極側ラインのうちいずれか一方である第1接続ラインに設けられており、第2正極側ライン及び第2負極側ラインのうち、第1接続ラインと同極側の第2接続ラインにおいて負荷よりも蓄電装置側に第2開閉部が設けられている。そして、この第2開閉部が、回転電機の駆動中及び第2充電器による蓄電装置の充電中にオンするように制御される。回転電機の駆動中に第2開閉部がオンされることで、回転電機の駆動中において負荷を駆動できる。また、第2開閉部が、第1充電器による蓄電装置の充電中にオフするように制御される。これにより、第1充電器による蓄電装置の充電中に第1充電器で発生する充電電圧が負荷に印加され、負荷の寿命が減少することを抑制できる。
第3の手段は、前記第2接続ラインにおいて前記負荷よりも前記第2充電器側に設けられた第3開閉部を備え、前記制御部は、前記第2充電器による前記蓄電装置の充電中に前記第3開閉部をオンし、前記回転電機の駆動中に前記第3開閉部をオフする。
この構成では、第2接続ラインにおいて負荷よりも第2充電器側に第3開閉部が設けられており、この第3開閉部が、第2充電器による蓄電装置の充電中にオンし、回転電機の駆動中にオフするように制御される。回転電機の駆動中に第3開閉部がオフされることで、回転電機の駆動中に第2充電器で発生するノイズが第2充電経路を介して負荷に伝搬することを抑制できる。
第4の手段は、前記回転電機は、多相の巻線を有し、前記インバータは、前記多相の巻線のうちの一部の巻線に接続される第1インバータと、残りの巻線のうちの少なくとも一部の巻線に接続される第2インバータとを含み、前記電気経路は、前記蓄電装置の正極側端子と前記第1インバータの正極側端子とを接続する第1正極側ラインと、前記蓄電装置の負極側端子と前記第1インバータの負極側端子とを接続する第1負極側ラインと、前記蓄電装置の正極側端子と前記第2インバータの正極側端子とを接続する第2正極側ラインと、前記蓄電装置の負極側端子と前記第2インバータの負極側端子とを接続する第2負極側ラインと、を有し、前記開閉部は、前記第1正極側ライン及び前記第1負極側ラインのうちいずれか一方である第1接続ラインに設けられた第1開閉部と、前記第2正極側ライン及び前記第2負極側ラインのうち前記第1接続ラインと異なる極側の第2接続ラインに設けられた第2開閉部と、を有し、前記第2正極側ライン及び前記第2負極側ラインのうち前記第2接続ラインとは異なるラインは、前記第1接続ラインのうち、前記第1開閉部と前記蓄電装置との間の第1中間点において前記第1接続ラインに接続されており、前記第1正極側ライン及び前記第1負極側ラインのうち前記第1接続ラインとは異なるラインは、前記第2接続ラインのうち、前記第2開閉部と前記蓄電装置との間の第2中間点において前記第2接続ラインに接続されており、前記負荷は、前記第1正極側ライン及び前記第1負極側ラインのうち前記第1接続ラインとは異なるラインと、前記第2正極側ライン及び前記第2負極側ラインのうち前記第2接続ラインとは異なるラインとの間に接続されている。
インバータとして、回転電機における多相の巻線のうち、一部の巻線に接続される第1インバータと、残りの巻線のうち、少なくとも一部の巻線に接続される第2インバータとを含むことがある。第1インバータと第2インバータとは別々に制御され、各インバータは別々の正極側ライン及び負極側ラインを介して蓄電装置に接続されている。具体的には、第1インバータは、第1正極側ライン及び第1負極側ラインを介して蓄電装置に接続されており、第2インバータは、第2正極側ライン及び第2負極側ラインを介して蓄電装置に接続されている。
この構成では、第1正極側ライン及び第1負極側ラインのうちいずれか一方である第1接続ラインにおいて、負荷は第1開閉部よりも蓄電装置側に接続されており、第1インバータと負荷との間に第1開閉部が配置されている。また、第2正極側ライン及び第2負極側ラインのうち第1接続ラインと異なる極側の第2接続ラインにおいて、負荷は第2開閉部よりも蓄電装置側に接続されており、第2インバータと負荷との間に第2開閉部が配置されている。そのため、回転電機のロータが高回転速度で回転している最中に第1インバータや第1開閉部に異常が生じ、第1開閉部がオフされると、第1インバータと負荷との接続が遮断される。また、回転電機のロータが高回転速度で回転している最中に第2インバータや第2開閉部に異常が生じ、第2開閉部がオフされると、第2インバータと負荷との接続が遮断される。これにより、回転電機のロータの回転により第1,第2インバータに発生する逆起電圧が負荷に印加されることを抑制でき、負荷の破損を抑制できる。
また、上記構成では、第1,第2正極側ライン及び第1,第2負極側ラインを用いて、上記接続を実現する。つまり、第1,第2正極側ライン及び第1,第2負極側ラインのみを用いて、第1インバータと負荷との間に第1開閉部を配置し、第2インバータと負荷との間に第2開閉部を配置する。そのため、これらのライン以外のラインを介して上記接続を実現する場合に比べて、駆動システムの構成を簡略化できる。
第5の手段は、蓄電装置と、前記蓄電装置に電気経路を介して接続される充電器と、前記電気経路における第1中間点を介して前記蓄電装置に接続されるインバータと、前記インバータに接続され、前記インバータを介して前記蓄電装置との間で電力の入出力を行う回転電機と、前記電気経路における第2中間点を介して前記蓄電装置に接続され、前記蓄電装置からの電力により動作する負荷と、前記電気経路のうち、前記第1中間点及び前記第2中間点と前記充電器との間に設けられた開閉部と、前記開閉部を制御する制御部と、を備え、前記充電器は、前記蓄電装置に並列接続された第1容量成分を含み、前記インバータは、前記蓄電装置に並列接続された第2容量成分を含み、前記制御部は、前記回転電機が高回転状態である場合に、前記開閉部をオンする。
この構成では、蓄電装置に電気経路を介して充電器が接続されている。また、蓄電装置にインバータ及び負荷が接続されており、これらインバータ及び負荷が、電気経路のうち、蓄電装置と充電器との間の第1中間点及び第2中間点を介して蓄電装置に接続されている。上記構成では、電気経路における第1中間点及び第2中間点と充電器との間に開閉部が設けられており、この開閉部が、回転電機のロータが高回転状態である場合にオンするように制御される。これにより、回転電機のロータが高回転速度で回転している場合には、充電器とインバータとが並列接続される。充電器及びインバータは、それぞれ蓄電装置に並列接続された容量成分を含むため、充電器とインバータとが並列接続されることで、駆動システムの合成容量が増大する。そのため、回転電機のロータが高回転速度で回転している最中にインバータに異常が生じた場合には、増大した合成容量により回転電機のロータの回転により発生する逆起電圧の上昇を抑制でき、負荷の破損を抑制できる。
第6の手段では、前記第1容量成分は、前記回転電機で発生するリプル電流に対する耐性が、前記第2容量成分よりも低い容量成分である。
この構成では、第1容量成分を、第2容量成分よりもリプル電流に対する耐性が低く、比較的安価な容量成分を用いて構成するため、製品コストの増大を抑制できる。一方、第1容量成分のリプル電流に対する耐性が低いと、開閉部がオンされた場合に、充電器が破損することが懸念される。上記構成では、回転電機が高回転状態であり、リプル電流の発生が抑制されている場合に開閉部がオンされるため、リプル電流に対する耐性が低い第1容量成分を用いて、逆起電圧の上昇を抑制できる。つまり、製品コストの増大と逆起電圧の上昇を好適に抑制できる。
第1実施形態の駆動システムの全体構成図。 第1実施形態の変形例の駆動システムの全体構成図。 第2実施形態の駆動システムの全体構成図。 第2実施形態の変形例の駆動システムの全体構成図。 第3実施形態の駆動システムの全体構成図。 第3実施形態の変形例の駆動システムの全体構成図。 第4実施形態の駆動システムの全体構成図。 第4実施形態の変形例の駆動システムの全体構成図。 第5実施形態の駆動システムの全体構成図。 接続処理の手順を示すフローチャート。 接続処理の一例を示すタイムチャート。 第5実施形態の変形例の駆動システムの全体構成図。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る駆動システムを、車載の駆動システム100として具体化した第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る駆動システム100は、電源部10と、インバータ20と、回転電機30と、高電圧補機40と、第2充電器としての車載充電器50と、制御部90と、を備えている。
回転電機30は、力行駆動及び回生駆動の機能を有し、具体的には、MG(Motor Generator)である。回転電機30は、星形結線された3相の巻線を有する。回転電機30のロータは、車両の駆動輪と動力伝達が可能なように接続されている。回転電機30は、インバータ20を介して第1,第2バッテリ11,12に接続されており、第1,第2バッテリ11,12との間で電力の入出力を行う。
電源部10は、蓄電装置としての第1,第2バッテリ11,12を備えている。第1,第2バッテリ11,12は、充放電可能な蓄電池であり、例えば複数のリチウムイオン蓄電池13が直列接続された組電池である。なお、第1,第2バッテリ11,12は、他の種類の蓄電池であってもよい。
第1,第2バッテリ11,12は互いに並列接続されており、第1,第2バッテリ11,12の正極側端子に接続される正極側電源経路L1には、インバータ20の正極側端子が接続されている。同様に、第1,第2バッテリ11,12の負極側端子に接続される負極側電源経路L2には、インバータ20の負極側端子が接続されている。なお、本実施形態において、正極側電源経路L1が「第1正極側ライン」に相当し、負極側電源経路L2が「電気経路、第1負極側ライン、第1接続ライン」に相当する。
正極,負極側電源経路L1,L2は、第1,第2外部充電端子TB1,TB2に接続されており、第1,第2外部充電端子TB1,TB2を介して、第1充電器としての車外充電器200に接続可能に構成されている。車外充電器200は、例えばDC急速充電器であり、第1,第2バッテリ11,12は、第1外部充電端子TB1に車外充電器200の正極側端子が接続され、第2外部充電端子TB2に車外充電器200の負極側端子が接続されると、車外充電器200から入力される高圧の直流電力により充電される。
正極,負極側電源経路L1,L2におけるインバータ20と第1,第2外部充電端子TB1,TB2との間には、第1,第2充電スイッチ61,62が設けられている。第1,第2充電スイッチ61,62は、車外充電器200を用いて第1,第2バッテリ11,12を充電する場合にオンされ、その他の場合にオフされる。第1,第2充電スイッチ61,62がオフされることで、第1,第2外部充電端子TB1,TB2を介してインバータ20にノイズが伝搬することを抑制できる。
電源部10は、第1~第3SMR(システムメインリレー)14A,14B,15を備えている。第1SMR14Aは、第1,第2バッテリ11,12とインバータ20との間の正極側電源経路L1に設けられており、第2,第3SMR14B,15は、第1,第2バッテリ11,12とインバータ20との間の負極側電源経路L2に設けられている。そのため、第1~第3SMR14A,14B,15により、インバータ20の通電状態又は通電遮断状態が切り替え可能に構成されている。なお、本実施形態において、第2SMR14Bが「開閉部、第1開閉部」に相当する。
負極側電源経路L2において、第2,第3SMR14B,15が並列接続されている。第3SMR15は、回転電機30の起動時に、第1,第2バッテリ11,12からインバータ20に含まれる容量成分(例えば平滑コンデンサ)にプリチャージを行うリレースイッチである。第3SMR15には、プリチャージを行う際の突入電流を抑制する抵抗素子16が直列接続されている。
第2SMR14Bは、プリチャージ後に回転電機30に給電するリレースイッチである。第2SMR14Bは、第3SMR15と抵抗素子16との直列接続体に対して並列に接続されている。
インバータ20は、高電位側のスイッチング素子である上アームスイッチ、及び低電位側のスイッチング素子である下アームスイッチの直列接続体が、並列に接続されて構成されている。各相において、上アームスイッチと下アームスイッチとの接続点には、回転電機30の対応する相の巻線の一端が接続されている。
また、インバータ20は、第1~第3SMR14A,14B,15を介して第1,第2バッテリ11,12に接続されている。インバータ20は、力行駆動される場合、第1,第2バッテリ11,12から入力される直流電力を交流電力に変換し、この交流電力で回転電機30を回転駆動する。また、インバータ20は、回生駆動される場合、回転電機30から入力される交流電力を直流電力に変換し、この直流電力で第1,第2バッテリ11,12を充電する。
車載充電器50は、例えばAC充電器であり、第3,第4外部充電端子TB3,TB4を介して交流電源に接続可能である。交流電源は、例えば、商用電源である。車載充電器50の正極側端子は、正極側充電経路L3を介して第1,第2バッテリ11,12の正極側端子に接続されており、車載充電器50の負極側端子は、負極側充電経路L4を介して第1,第2バッテリ11,12の負極側端子に接続されている。詳細には、正極側充電経路L3は、正極側電源経路L1における第1,第2バッテリ11,12と第1SMR14Aとの間の第1接続点P1において正極側電源経路L1に接続されている。また、負極側充電経路L4は、負極側電源経路L2における第1,第2バッテリ11,12と第2,第3SMR14B,15との間の第2接続点P2において負極側電源経路L2に接続されている。
車載充電器50は、第3,第4外部充電端子TB3,TB4に交流電源が接続されると、交流電源から入力される交流電力を直流電力に変換し、この直流電力で第1,第2バッテリ11,12を充電する。なお、本実施形態において、正極側充電経路L3が「第2正極側ライン」に相当し、負極側充電経路L4は「第2負極側ライン、第2接続ライン」に相当し、第2接続点P2が「中間点」に相当する。
正極,負極側充電経路L3,L4における第1,第2接続点P1,P2と車載充電器50との間には、第3,第4充電スイッチ63,64が設けられている。第3,第4充電スイッチ63,64は、車載充電器50を用いて第1,第2バッテリ11,12を充電する場合にオンされ、その他の場合にオフされる。第3,第4充電スイッチ63,64がオフされることで、車載充電器50で発生するノイズが経路L1~L4を介してインバータ20に伝搬することを抑制できる。
高電圧補機40は、第1,第2バッテリ11,12に接続されており、第1,第2バッテリ11,12から入力される直流電力により動作する負荷である。高電圧補機40は、直流電力の電圧が概ね一定、又は少なくとも所定範囲内で変動することが要求される定電圧要求負荷と、定電圧負荷以外の一般負荷とを有している。
制御部90は、CPU、ROM、RAM、フラッシュメモリ等からなる周知のマイクロコンピュータを備えた制御装置である。制御部90は、各種信号を取得し、取得した情報に基づき、各種制御を実施する。
具体的には、制御部90は、回転電機30の駆動時に、第1,第2バッテリ11,12の電源電圧VBを検出する電圧センサ52、回転電機30の各相の巻線に流れる電流IBを検出する相電流センサ53、及び回転電機30の回転速度NEを検出する回転速度センサ54等から検出値を取得する。制御部90は、取得した検出値に基づき、回転電機30の制御量をその指令値に制御すべく、インバータ20を制御する。制御量は、例えばトルクである。
また、制御部90は、取得した検出値に基づき、第1~第3SMR14A,14B,15をオンオフすべく、第1~第3SMR切替信号SA1~SA3を生成し、生成した第1~第3SMR切替信号SA1~SA3を第1~第3SMR14A,14B,15に出力する。さらに、制御部90は、取得した検出値や、第1~第4外部充電端子TB1~TB4の接続状態に基づき、第1~第4充電スイッチ61~64をオンオフすべく、第1~第4充電切替信号SB1~SB4を生成する。そして、生成した第1~第4充電切替信号SB1~SB4を第1~第4充電スイッチ61~64に出力する。
ところで、高電圧補機40が正極,負極側電源経路L1,L2の間に接続されることにより、高電圧補機40が第1,第2バッテリ11,12に電気的に接続される構成(以下、比較例)も考えられる。比較例は、正極側電源経路L1のうち、第1充電スイッチ61と第1SMR14Aとの間に高電圧補機40の正極側端子が接続され、負極側電源経路L2のうち、第1充電スイッチ62と第2,第3SMR14B,15との間に高電圧補機40の負極側端子が接続されている。
この比較例において、回転電機30のロータが高回転速度で回転している最中に第2SMR14Bがオフ故障すると、第1,第2バッテリ11,12と回転電機30との接続が解除される。そのため、回転電機30のロータの回転により発生する逆起電圧VR(図11参照)が第1,第2バッテリ11,12に印加されることが抑制され、第1,第2バッテリ11,12の破損が抑制される。
一方、比較例では、高電圧補機40は、インバータ20と並列接続されているため、第2SMR14Bがオフ故障する場合、第2SMR14Bにより回転電機30と高電圧補機40との接続を解除できない。そのため、逆起電圧VRが高電圧補機40に印加されることを抑制できず、高電圧補機40が破損し得る。
そこで、本実施形態では、高電圧補機40が正極側電源経路L1と負極側充電経路L4との間に接続されている。具体的には、正極側電源経路L1のうち、第1SMR14Aと第1充電スイッチ61との間に高電圧補機40の正極側端子が接続されており、負極側充電経路L4のうち、第2接続点P2と第4充電スイッチ64との間に高電圧補機40の負極側端子が接続されている。つまり、高電圧補機40は、負極側において、第2接続点P2を介して第1,第2バッテリ11,12に接続されており、第2SMR14Bを介してインバータ20に接続されている。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
・本実施形態では、高電圧補機40は、負極側において、第2SMR14Bを介してインバータ20に接続されている。そのため、回転電機30のロータが高回転速度で回転している最中に第2SMR14Bがオフ故障し、第2SMR14Bがオフされると、インバータ20と高電圧補機40との接続が遮断される。これにより、インバータ20に発生する逆起電圧VRが高電圧補機40に印加されることを抑制でき、高電圧補機40の破損を抑制できる。
・本実施形態では、第1,第2バッテリ11,12は、互いに異なる2種類の充電器50,200に接続可能に構成されている。そして、これらの充電器50,200と第1,第2バッテリ11,12とを接続する経路L1~L4を介して、インバータ20、第1~第3SMR14A,14B,15、及び高電圧補機40が第1,第2バッテリ11,12に接続されている。そのため、これらの経路以外の経路を介してこれらの構成を第1,第2バッテリ11,12に接続する場合に比べて、駆動システム100の構成を簡略化できる。
(第1実施形態の変形例)
図2に示すように、高電圧補機40が正極側充電経路L3と負極側電源経路L2との間に接続されていてもよい。具体的には、正極側充電経路L3のうち、第1接続点P1と第3充電スイッチ63との間に高電圧補機40の正極側端子が接続されており、負極側電源経路L2のうち、第2,第3SMR14B,15と第2充電スイッチ62との間に高電圧補機40の負極側端子が接続されていてもよい。この場合、正極側電源経路L1が「電気経路,第1接続ライン」に相当し、第1SMR14Aが「開閉部、第1開閉部」に相当し、正極側充電経路L3が「第2接続ライン」に相当し、第1接続点P1が「中間点」に相当する。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に図3を参照しつつ説明する。図3において、先の図1に示した構成と同一の構成については、便宜上、同一の図示番号を付して説明を省略する。
本実施形態では、高電圧補機40の負極側端子が、負極側充電経路L4のうち第4充電スイッチ64と車載充電器50との間に接続されている点で、第1実施形態と異なる。つまり、第4充電スイッチ64は、負極側充電経路L4において高電圧補機40よりも第1,第2バッテリ11,12側に設けられている。なお、本実施形態において、第4充電スイッチ64が「第2開閉部」に相当する。
制御部90は、車載充電器50による第1,第2バッテリ11,12の充電中とともに、回転電機30の駆動中に第4充電スイッチ64をオンし、その他の場合にオフするようにしている。上記その他の場合には、車外充電器200による第1,第2バッテリ11,12の充電中が含まれる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
・本実施形態では、回転電機30の駆動中及び車載充電器50による第1,第2バッテリ11,12の充電中に、第4充電スイッチ64がオンするように制御される。これにより、回転電機30の駆動中において高電圧補機40を動作できる。
・本実施形態では、車外充電器200による第1,第2バッテリ11,12の充電中に、第4充電スイッチ64がオフするように制御される。これにより、車外充電器200による第1,第2バッテリ11,12の充電中に、車外充電器200で発生する充電電圧が高電圧補機40に印加され、高電圧補機40の寿命が減少することを抑制できる。
(第2実施形態の変形例)
図4に示すように、高電圧補機40が正極側充電経路L3と負極側電源経路L2との間に接続されている場合、高電圧補機40の正極側端子が、正極側充電経路L3のうち第3充電スイッチ63と車載充電器50との間に接続されていてもよい。つまり、第3充電スイッチ63は、正極側充電経路L3において高電圧補機40よりも第1,第2バッテリ11,12側に設けられてもよい。この場合、第3充電スイッチ63が「第2開閉部」に相当する。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態について、第2実施形態との相違点を中心に図5を参照しつつ説明する。図5において、先の図3に示した構成と同一の構成については、便宜上、同一の図示番号を付して説明を省略する。
本実施形態では、負極側充電経路L4において、高電圧補機40よりも車載充電器50側に第5充電スイッチ65が設けられている点で、第2実施形態と異なる。なお、本実施形態において、第5充電スイッチ65が「第3開閉部」に相当する。制御部90は、車載充電器50による第1,第2バッテリ11,12の充電中に第5充電スイッチ65をオンし、その他の場合にオフするようにすべく、第5充電切替信号SB5を生成し、生成した第5充電切替信号SB5を第5充電スイッチ65に出力するようにしている。上記その他の場合には、回転電機30の駆動中が含まれる。
以上詳述した本実施形態によれば、回転電機30の駆動中に第5充電スイッチ65がオフされる。これにより、回転電機30の駆動中に車載充電器50で発生するノイズが、負極側充電経路L4を介して高電圧補機40に伝搬することを抑制できる。
(第3実施形態の変形例)
図6に示すように、高電圧補機40が正極側充電経路L3と負極側電源経路L2との間に接続されており、高電圧補機40の正極側端子が、正極側充電経路L3のうち第3充電スイッチ63と車載充電器50との間に接続されている場合、正極側充電経路L3において、高電圧補機40よりも車載充電器50側に第6充電スイッチ66が設けられていてもよい。第6充電スイッチ66は、制御部90により生成される第6充電切替信号SB6により、回転電機30の駆動中にオフされる。この場合、第6充電スイッチ66が「第3開閉部」に相当する。
(第4実施形態)
以下、第4実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に図7を参照しつつ説明する。図7において、先の図1に示した構成と同一の構成については、便宜上、同一の図示番号を付して説明を省略する。
本実施形態では、駆動システム100がインバータ20に加えてインバータ70を備えている点で、第1実施形態と異なる。本実施形態では、回転電機30は、星形結線された3相の巻線(以下、巻線群という)を2組有する。インバータ20における上アームスイッチと下アームスイッチの接続点には、一方の巻線群における対応する相の巻線の一端が接続されている。また、インバータ70における上アームスイッチと下アームスイッチの接続点には、他方の巻線群における対応する相の巻線の一端が接続されている。以下では、区別のために、インバータ20を第1インバータ20と呼び、インバータ70を第2インバータ70と呼ぶ。
第1インバータ20は、正極,負極側電源経路L1,L2を介して第1,第2バッテリ11,12に接続されている。具体的には、第1,第2バッテリ11,12の正極側端子に接続される正極側電源経路L1には、インバータ20の正極側端子が接続されており、第1,第2バッテリ11,12の負極側端子に接続される負極側電源経路L2には、インバータ20の負極側端子が接続されている。
また、第2インバータ70は、正極,負極側電源経路L1,L2と異なる正極,負極側電源経路L5,L6を介して、第1,第2バッテリ11,12に接続されている。具体的には、第1,第2バッテリ11,12の正極側端子に接続される正極側電源経路L5には、インバータ70の正極側端子が接続されており、第1,第2バッテリ11,12の負極側端子に接続される負極側電源経路L6には、インバータ70の負極側端子が接続されている。
以下では、区別のために、正極,負極側電源経路L1,L2を第1正極,負極側電源経路L1,L2と呼び、正極,負極側電源経路L5,L6を第2正極,負極側電源経路L5,L6と呼ぶ。なお、本実施形態において、第1正極側電源経路L1が「第1正極側ライン」に相当し、第1負極側電源経路L2が「第1負極側ライン、第1接続ライン」に相当し、第2正極側電源経路L5が「第2正極側ライン、第2接続ライン」に相当し、第2負極側電源経路L6が「第2負極側ライン」に相当する。
第2正極側電源経路L5は、第1正極側電源経路L1に並列に設けられている。具体的には、第2正極側電源経路L5の第1,第2バッテリ11,12側の端部は、第1正極側電源経路L1における第1接続点P1と第1SMR14Aとの間の第3接続点P3において、第1正極側電源経路L1に接続されている。また、第2正極側電源経路L5の車外充電器200側の端部は、第1正極側電源経路L1における第1充電スイッチ61と第1外部充電端子TB1との間の第4接続点P4において、第1正極側電源経路L1に接続されている。なお、本実施形態において、第3接続点P3が「第2中間点」に相当する。
第2負極側電源経路L6は、第1負極側電源経路L2に並列に設けられている。具体的には、第2負極側電源経路L6の第1,第2バッテリ11,12側の端部は、第1負極側電源経路L2における第2接続点P2と第2SMR14Bとの間の第5接続点P5において、第1負極側電源経路L2に接続されている。また、第2負極側電源経路L6の車外充電器200側の端部は、第1負極側電源経路L2における第2充電スイッチ62と第2外部充電端子TB2との間の第6接続点P6において、第1負極側電源経路L2に接続されている。なお、本実施形態において、第5接続点P5が「第1中間点」に相当する。
第2正極,負極側電源経路L5,L6における第2インバータ70と第1,第2外部充電端子TB1,TB2との間には、第7,第8充電スイッチ67,68が設けられている。第7,第8充電スイッチ67,68は、制御部90により、車外充電器200を用いて第1,第2バッテリ11,12を充電する場合にオンし、その他の場合にオフするように制御される。制御部90は、上記のように第7,第8充電スイッチ67,68をオンオフすべく、第7,第8充電切替信号SB7,SB8を生成し、生成した第7,第8充電切替信号SB7,SB8を第7,第8充電スイッチ67,68に出力する。第7,第8充電スイッチ67,68がオフされることで、第1,第2外部充電端子TB1,TB2を介して第2インバータ70にノイズが伝搬することを抑制できる。
電源部10は、第4~第6SMR17A,17B,18を備えている。第4SMR17Aは、第2正極側電源経路L5に設けられており、第5,第6SMR17B,18は、第2負極側電源経路L6に設けられている。そのため、第4~第6SMR17A,17B,18により、第2インバータ70の通電状態又は通電遮断状態が切り替え可能に構成されている。具体的には、制御部90は、第4~第6SMR17A,17B,18をオンオフすべく、第4~第6SMR切替信号SA4~SA6を生成し、生成した第4~第6SMR切替信号SA4~SA6を第4~第6SMR17A,17B,18に出力する。なお、本実施形態において、第2SMR14Bが「第1開閉部」に相当し、第4SMR17Aが「第2開閉部」に相当する。
第2負極側電源経路L6において、第5,第6SMR17B,18が並列接続されている。第6SMR18は、回転電機30の起動時に、第1,第2バッテリ11,12から第2インバータ70に含まれる容量成分(例えば平滑コンデンサ)にプリチャージを行うリレースイッチである。第6SMR18には、プリチャージを行う際の突入電流を抑制する抵抗素子19が直列接続されている。
第5SMR17Bは、プリチャージ後に回転電機30に給電するリレースイッチである。第5SMR17Bは、第6SMR18と抵抗素子19との直列接続体に対して並列に接続されている。
本実施形態では、高電圧補機40が第1正極側電源経路L1と第2負極側電源経路L6との間に接続されている。具体的には、第1正極側電源経路L1のうち、第3接続点P3と第1充電スイッチ61との間に高電圧補機40の正極側端子が接続されており、第2負極側電源経路L6のうち、第5接続点P5と第8充電スイッチ68との間に高電圧補機40の負極側端子が接続されている。つまり、高電圧補機40は、負極側において、第5接続点P5を介して第1,第2バッテリ11,12に接続されており、第2SMR14Bを介して第1インバータ20に接続されている。また、高電圧補機40は、正極側において、第3接続点P3を介して第1,第2バッテリ11,12に接続されており、第4SMR17Aを介して第2インバータ70に接続されている。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
・本実施形態では、高電圧補機40は、負極側において第2SMR14Bを介して第1インバータ20に接続されており、正極側において第4SMR17Aを介して第2インバータ70に接続されている。そのため、回転電機30のロータが高回転速度で回転している最中に第2SMR14Bがオフ故障し、第2SMR14Bがオフされると、第1インバータ20と高電圧補機40との接続が遮断される。また、回転電機30のロータが高回転速度で回転している最中に第4SMR17Aがオフ故障し、第4SMR17Aがオフされると、第2インバータ70と高電圧補機40との接続が遮断される。これにより、第2SMR14B及び第4SMR17Aのいずれにオフ故障が発生した場合でも、回転電機30のロータの回転により第1,第2インバータ20,70に発生する逆起電圧VRが、高電圧補機40に印加されることを抑制でき、高電圧補機40の破損を抑制できる。
・本実施形態では、第1正極,負極側電源経路L1,L2及び第2正極,負極側電源経路L5,L6のみを用いて、第1インバータ20と高電圧補機40との間に第2SMR14Bが接続されており、第2インバータ70と高電圧補機40との間に第4SMR17Aが接続されている。そのため、例えば正極,負極側充電経路L3,L4など、これらの経路以外の経路を用いて上記接続を実現する場合に比べて、駆動システム100の構成を簡略化できる。
(第4実施形態の変形例)
図8に示すように、高電圧補機40が第2正極側電源経路L5と第1負極側電源経路L2との間に接続されてもよい。具体的には、第2正極側電源経路L5のうち、第3接続点P3と第7充電スイッチ67との間に高電圧補機40の正極側端子が接続されており、第1負極側電源経路L2のうち、第5接続点P5と第2充電スイッチ62との間に高電圧補機40の負極側端子が接続されてもよい。この場合、第1正極側電源経路L1が「第1接続ライン」に相当し、第2負極側電源経路L6が「第2接続ライン」に相当し、第3接続点P3が「第1中間点」に相当し、第5接続点P5が「第2中間点」に相当し、第1SMR14Aが「第1開閉部」に相当し、第5SMR17Bが「第2開閉部」に相当する。
(第5実施形態)
以下、第5実施形態について、第2実施形態との相違点を中心に図9~図11を参照しつつ説明する。図9において、先の図3に示した構成と同一の構成については、便宜上、同一の図示番号を付して説明を省略する。
本実施形態では、正極側充電経路L3における第1,第2バッテリ11,12と車載充電器50との間に、第9充電スイッチ69が設けられている点で、第2実施形態と異なる。第9充電スイッチ69は、回転電機30のロータが高回転速度で回転している最中に、インバータ20と車載充電器50とを接続する際に、インバータ20から車載充電器50に含まれる容量成分にプリチャージを行うリレースイッチである。制御部90は、上記のように第9充電スイッチ69をオンオフすべく、第9充電切替信号SB9を生成し、生成した第9充電切替信号SB9を第9充電スイッチ69に出力する。第9充電スイッチ69には、プリチャージを行う際の突入電流を抑制する抵抗素子71が直列接続されている。
第3充電スイッチ63は、プリチャージ後にインバータ20と車載充電器50とを接続する。第3充電スイッチ63は、第9充電スイッチ69と抵抗素子71との直列接続体に対して並列に接続されている。なお、本実施形態において、車載充電器50は「充電器」に相当し、正極側充電経路L3は「電気経路」に相当し、第3充電スイッチ63は「開閉部」に相当する。
ところで、回転電機30のロータが高回転速度で回転している最中に、インバータ20を構成するスイッチング素子がゲート遮断されてオフされると、制御部90は第1,第2SMR14A,14Bをオフに切り替え、第1,第2バッテリ11,12及び高電圧補機40と回転電機30との接続が解除される。しかし、例えば回転電機30が強磁力のMGであり、回転電機30のロータの回転により発生する逆起電圧VRの上昇速度が速いと、第1,第2SMR14A,14Bがオフに切り替えられるまでに、逆起電圧VRが第1,第2バッテリ11,12及び高電圧補機40の許容電圧VF(図7参照)を超えて上昇することがある。特に、高電圧補機40の許容電圧VFは、第1,第2バッテリ11,12の許容電圧VFよりも低い。このため、逆起電圧VRが高電圧補機40の許容電圧VFを超えて上昇すると、高電圧補機40が破損し得る。
そこで、本実施形態では、回転電機30のロータが高回転速度で回転している最中に、インバータ20と車載充電器50とを接続する接続処理を実施する。インバータ20及び高電圧補機40は、正極側充電経路L3のうち第1,第2バッテリ11,12と車載充電器50との間の第1接続点P1において、正極側充電経路L3に接続されている。そして、第3充電スイッチ63は、正極側充電経路L3における第1接続点P1と車載充電器50との間に設けられている。接続処理では、回転電機30のロータが高回転速度で回転している最中に、第3充電スイッチ63をオンする。なお、本実施形態において、第1接続点P1が「第1中間点、第2中間点」に相当する。
車載充電器50は、第1,第2バッテリ11,12に並列接続された第1容量成分51を含み、インバータ20は、第1,第2バッテリ11,12に並列接続された第2容量成分21を含む。接続処理では、回転電機30のロータが高回転速度で回転している最中に、第3充電スイッチ63をオンし、第1容量成分51と第2容量成分21とを並列接続するようにする。つまり、駆動システム100において第1,第2バッテリ11,12に並列接続される合成容量が増大するようにする。そのため、回転電機30のロータが高回転速度で回転している最中にインバータ20がゲート遮断した場合には、増大した合成容量により逆起電圧VRの上昇が抑制され、高電圧補機40の破損が抑制される。
インバータ20の第2容量成分21は、例えばフィルムコンデンサであり、回転電機30で発生するリプル電流に強い。一方、車載充電器50の第1容量成分51は、例えば電界コンデンサであり、体積当たりの容量が大きい反面、第2容量成分21に比べてリプル電流に弱い。ここで、リプル電流とは、インバータ20における上アームスイッチ及び下アームスイッチのスイッチングにより、変動する回転電機30の電流IBであり、この電流IBの振幅が大きいほどリプル電流が大きくなる。リプル電流に弱く、リプル電流に対する耐性が低いと、リプル電流により発熱や故障が生じる。
リプル電流に弱く、比較的安価な第1容量成分51を用いて車載充電器50を構成することで、駆動システム100の製品コストの増大が抑制される。一方、第1容量成分51がリプル電流に弱いと、第3充電スイッチ63がオンされた場合に、第1容量成分51を含む車載充電器50が破損することが懸念される。
本実施形態では、回転電機30のロータが高回転速度で回転しており、リプル電流の発生が抑制されている場合に第3充電スイッチ63をオンするようにする。これにより、リプル電流に弱い第1容量成分51を用いて、逆起電圧VRの上昇を抑制できる。
次に接続処理のフローチャートを示す。図10は、回転電機30の駆動中に、制御部90により所定周期で繰り返し実施される。
接続処理を開始すると、まずステップS10において、回転速度センサ54を用いて回転電機30の回転速度NEを取得する。続くステップS12において、回転電機30が高回転状態であるか否かを判定する。具体的には、ステップS10で取得された回転速度NEが閾値Nthよりも大きいか否かを判定する。
ステップS12で肯定判定すると、ステップS14において、第3充電スイッチ63がオフしているか否かを判定する。第3充電スイッチ63がオフしているか否かは、第3充電切替信号SB3に基づいて判定される。ステップS14で否定判定すると、接続処理を終了する。
ステップS14で肯定判定すると、ステップS16において第9充電スイッチ69をオンし、車載充電器50に含まれる第1容量成分51のプリチャージを開始する。続くステップS18において、第1容量成分51をプリチャージするための所定のプリチャージ期間が経過したか否かを判定する。
ステップS18で否定判定すると、ステップS18を繰り返す。一方、ステップS18で肯定判定すると、ステップS20において、第3充電スイッチ63をオンし、接続処理を終了する。
また、ステップS12で否定判定すると、ステップS22において、第3充電スイッチ63がオンしているか否かを判定する。ステップS22で否定判定すると、接続処理を終了する。一方、ステップS22で肯定判定すると、ステップS24において、第3充電スイッチ63をオフし、接続処理を終了する。これにより、第1容量成分51が放電される。
続いて、図11に、本実施形態の接続処理の一例を示す。図11は、回転電機30の駆動中にインバータ20がゲート遮断した場合における逆起電圧VRの推移を示す。図11において、(A)は、逆起電圧VRの推移を示し、(B)は、第3充電スイッチ63のオン/オフ状態の推移を示し、(C)は、故障フラグFBの推移を示し、(D)は、第1,第2SMR14A,14Bのオン/オフ状態の推移を示す。なお、故障フラグFBは、インバータ20におけるゲート遮断の発生の有無を示すものであり、インバータ20にゲート遮断が発生していない場合にオフとなり、インバータ20にゲート遮断が発生している場合にオンとなる。
なお、(A),(B)では、回転電機30が高回転状態となった場合に第3充電スイッチ63がオンされる場合の各値の推移を実線で示し、第3充電スイッチ63がオンされない場合の各値の推移を破線で示している。
図11に示すように、時刻t1に回転電機30の回転速度NEが閾値Nthよりも大きくなると、第3充電スイッチ63がオンされる。その後、時刻t2にインバータ20がゲート遮断すると、逆起電圧VRが初期電圧VSから上昇する。そして、時刻t2から所定の応答期間TAが経過した時刻t4に第1,第2SMR14A,14Bがオフされる。
図11に破線で示すように、回転電機30が高回転状態となっても第3充電スイッチ63がオンされないと、逆起電圧VRの上昇が第2容量成分21のみにより抑制される。例えば、回転電機30が強磁力のMGであり、回転電機30のロータの回転により発生する逆起電圧VRの上昇速度が速いとする。この場合、第1,第2SMR14A,14Bがオフされる前の時刻t3に、逆起電圧VRが高電圧補機40の許容電圧VFを超えて上昇してしまい、高電圧補機40の破損を抑制できない。
本実施形態では、図11に実線で示すように、回転電機30が高回転状態となった場合に第3充電スイッチ63がオンされ、逆起電圧VRの上昇が第1容量成分51及び第2容量成分21の合成容量により抑制される。これにより、逆起電圧VRの上昇速度が抑制され、時刻t4よりも前に、逆起電圧VRが高電圧補機40の許容電圧VFを超えて上昇することが抑制される。この結果、高電圧補機40の破損が抑制される。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
・本実施形態では、回転電機30のロータが高回転速度で回転している場合には、車載充電器50とインバータ20とが並列接続される。車載充電器50及びインバータ20は、それぞれ容量成分51,21を含むため、車載充電器50とインバータ20とが並列接続されることで、駆動システム100の合成容量が増大する。そのため、回転電機30のロータが高回転速度で回転している最中にインバータ20がゲート遮断した場合には、増大した合成容量により逆起電圧VRの上昇を抑制でき、高電圧補機40の破損を抑制できる。
・本実施形態では、リプル電流に弱く、比較的安価な第1容量成分51を用いて車載充電器50を構成するため、駆動システム100の製品コストの増大を抑制できる。また、回転電機30が高回転状態であり、リプル電流の発生が抑制されている場合に第3充電スイッチ63がオンされるため、リプル電流に弱い第1容量成分51を用いて、逆起電圧VRの上昇を抑制できる。つまり、製品コストの増大を抑制しつつ、逆起電圧VRの上昇を好適に抑制できる。
(第5実施形態の変形例)
第5実施形態では、第1,第2SMR14A,14Bが正常であることを前提としている。そのため、図12に示すように、高電圧補機40が、正極,負極側電源経路L1,L2の間にインバータ20と並列接続されていてもよい。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記第1~第3,第5実施形態では、正極,負極側電源経路L1,L2に第1~第3SMR14A,14B,15が設けられる例を示したが、例えば第1SMR14Aは、必ずしも設けられる必要がない。
・同様に、上記第4実施形態では、第1正極,負極側電源経路L1,L2に第1~第3SMR14A,14B,15が設けられ、第2正極,負極側電源経路L5,L6に第4~第6SMR17A,17B,18が設けられる例を示したが、これに限られない。例えば第1,第5,第6SMR14A,17B,18は、必ずしも設けられる必要がない。第1,第5,第6SMR14A,17B,18が設けられない場合、SMRを介さずに第1,第2バッテリ11,12と高電圧補機40とを接続することができる。
11…第1バッテリ、12…第2バッテリ、14B…第2SMR、20…インバータ、30…回転電機、40…高電圧補機、L2…負極側電源経路。

Claims (6)

  1. 蓄電装置(11,12)と、
    前記蓄電装置に電気経路(L1,L2,L5,L6)を介して接続されるインバータ(20,70)と、
    前記インバータに接続され、前記インバータを介して前記蓄電装置との間で電力の入出力を行う回転電機(30)と、
    前記電気経路に設けられた開閉部(14A,14B,17A,17B)と、
    前記電気経路のうち、前記開閉部と前記蓄電装置との間の中間点を介して前記蓄電装置に接続され、前記蓄電装置からの電力により動作する負荷(40)と、を備える駆動システム。
  2. 前記電気経路は、
    前記蓄電装置の正極側端子と第1充電器(200)の正極側端子とを接続する第1正極側ライン(L1)と、
    前記蓄電装置の負極側端子と前記第1充電器の負極側端子とを接続する第1負極側ライン(L2)と、
    前記蓄電装置の正極側端子と第2充電器(50)の正極側端子とを接続する第2正極側ライン(L3)と、
    前記蓄電装置の負極側端子と前記第2充電器の負極側端子とを接続する第2負極側ライン(L4)と、を有し、
    前記インバータは、前記第1正極側ラインと前記第1負極側ラインとの間に接続されており、
    前記開閉部は、第1開閉部(14A,14B)であり、前記第1正極側ライン及び前記第1負極側ラインのうちいずれか一方である第1接続ライン(L1,L2)に設けられており、
    前記負荷は、前記第2正極側ライン及び前記第2負極側ラインのうち前記第1接続ラインと同極側の第2接続ライン(L3,L4)と、前記第1正極側ライン及び前記第1負極側ラインのうち前記第1接続ラインとは異なるライン(L1,L2)との間に接続されており、
    前記第2接続ラインは、前記第1接続ラインのうち、前記開閉部と前記蓄電装置との間の前記中間点において前記第1接続ラインに接続されており、
    前記第2接続ラインにおいて前記負荷との接続点よりも前記蓄電装置側に設けられた第2開閉部(63,64)と、
    前記第2開閉部をオンオフする制御部(90)と、を備え、
    前記制御部は、前記回転電機の駆動中及び前記第2充電器による前記蓄電装置の充電中に前記第2開閉部をオンし、前記第1充電器による前記蓄電装置の充電中に前記第2開閉部をオフする請求項1に記載の駆動システム。
  3. 前記第2接続ラインにおいて前記負荷との接続点よりも前記第2充電器側に設けられた第3開閉部(65,66)を備え、
    前記制御部は、前記第2充電器による前記蓄電装置の充電中に前記第3開閉部をオンし、前記回転電機の駆動中に前記第3開閉部をオフする請求項2に記載の駆動システム。
  4. 前記回転電機は、多相の巻線を有し、
    前記インバータは、前記多相の巻線のうちの一部の巻線に接続される第1インバータ(20)と、残りの巻線のうちの少なくとも一部の巻線に接続される第2インバータ(70)とを含み、
    前記電気経路は、
    前記蓄電装置の正極側端子と前記第1インバータの正極側端子とを接続する第1正極側ライン(L1)と、
    前記蓄電装置の負極側端子と前記第1インバータの負極側端子とを接続する第1負極側ライン(L2)と、
    前記蓄電装置の正極側端子と前記第2インバータの正極側端子とを接続する第2正極側ライン(L5)と、
    前記蓄電装置の負極側端子と前記第2インバータの負極側端子とを接続する第2負極側ライン(L6)と、を有し、
    前記開閉部は、
    前記第1正極側ライン及び前記第1負極側ラインのうちいずれか一方である第1接続ライン(L1,L2)に設けられた第1開閉部(14A,14B)と、
    前記第2正極側ライン及び前記第2負極側ラインのうち前記第1接続ラインと異なる極側の第2接続ライン(L5,L6)に設けられた第2開閉部(17A,17B)と、を有し、
    前記第2正極側ライン及び前記第2負極側ラインのうち前記第2接続ラインとは異なるライン(L5,L6)は、前記第1接続ラインのうち、前記第1開閉部と前記蓄電装置との間の第1中間点において前記第1接続ラインに接続されており、
    前記第1正極側ライン及び前記第1負極側ラインのうち前記第1接続ラインとは異なるライン(L1,L2)は、前記第2接続ラインのうち、前記第2開閉部と前記蓄電装置との間の第2中間点において前記第2接続ラインに接続されており、
    前記負荷は、前記第1正極側ライン及び前記第1負極側ラインのうち前記第1接続ラインとは異なるラインと、前記第2正極側ライン及び前記第2負極側ラインのうち前記第2接続ラインとは異なるラインとの間に接続されている請求項1に記載の駆動システム。
  5. 蓄電装置(11,12)と、
    前記蓄電装置に接続された電源経路(L1)と、
    前記電源経路に接続されたインバータ(20)と、
    前記インバータに接続され、前記インバータを介して前記蓄電装置との間で電力の入出力を行う回転電機(30)と、
    前記電源経路に接続され、前記蓄電装置からの電力により動作する負荷(40)と、
    充電器(50)と、
    記電源経路のうち前記インバータとの接続点及び前記負荷との接続点よりも前記蓄電装置側と、前記充電器とを接続する充電経路(L3)と、
    前記充電経路に設けられた開閉部(63)と、
    前記開閉部を制御する制御部(90)と、を備え、
    前記充電器は、前記蓄電装置に並列接続された第1容量成分(51)を含み、
    前記インバータは、前記蓄電装置に並列接続された第2容量成分(21)を含み、
    前記制御部は、前記回転電機のロータが高回転状態である場合に、前記開閉部をオンする駆動システム。
  6. 前記第1容量成分は、前記回転電機で発生するリプル電流に対する耐性が、前記第2容量成分よりも低い容量成分である請求項5に記載の駆動システム。
JP2019218025A 2019-12-02 2019-12-02 駆動システム Active JP7453778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019218025A JP7453778B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 駆動システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019218025A JP7453778B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 駆動システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021090239A JP2021090239A (ja) 2021-06-10
JP7453778B2 true JP7453778B2 (ja) 2024-03-21

Family

ID=76220814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019218025A Active JP7453778B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 駆動システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7453778B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011172343A (ja) 2010-02-17 2011-09-01 Toyota Motor Corp 駆動装置
JP2012115143A (ja) 2012-02-29 2012-06-14 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2017112809A (ja) 2015-12-18 2017-06-22 本田技研工業株式会社 駆動装置、輸送機器及び制御方法
JP2018196177A (ja) 2017-05-12 2018-12-06 株式会社デンソー 電源システムの制御装置及び制御システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011172343A (ja) 2010-02-17 2011-09-01 Toyota Motor Corp 駆動装置
JP2012115143A (ja) 2012-02-29 2012-06-14 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2017112809A (ja) 2015-12-18 2017-06-22 本田技研工業株式会社 駆動装置、輸送機器及び制御方法
JP2018196177A (ja) 2017-05-12 2018-12-06 株式会社デンソー 電源システムの制御装置及び制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021090239A (ja) 2021-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10587205B2 (en) Switching power supply device including an inrush current prevention circuit
JP5264949B2 (ja) 電動車両
JP5672378B2 (ja) 電源システムおよびそれを備えた車両ならびに電源システムの制御方法
US10525838B2 (en) Power conversion system
JP2006129691A (ja) 電源制御装置、電源制御方法、プログラム及び記録媒体
US11411410B2 (en) Charging device
JP7032249B2 (ja) 電源システム
US20150180250A1 (en) Safety Concept for Batteries
JP2017103949A (ja) 電源システム
JP5939165B2 (ja) 回転電機制御装置
JP2013070474A (ja) 車両および車両の制御方法
US11652423B2 (en) Switching power supply device, vehicle, and control method
JP7490768B2 (ja) 電源システム及び電源システムの制御方法
JP7453778B2 (ja) 駆動システム
CN111077472A (zh) 漏电判断系统
JP6683167B2 (ja) 回転電機制御装置、及び電源システム
JP2021005944A (ja) 充電システム
JP2020005394A (ja) 電源システム
JP2019180155A (ja) 車両用電源装置
JP6700060B2 (ja) 電源システム
JP7020248B2 (ja) 車両用電源装置
WO2024024425A1 (ja) 電力変換装置、プログラム
WO2021039276A1 (ja) 放電制御装置、放電制御方法
CN111264024A (zh) 逆变器装置及其控制电路以及马达驱动系统
WO2024095729A1 (ja) 電源システム及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7453778

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150