JP2012114147A - チップ取出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置およびノズルの動作の無駄が少ないチップ取出方法を提供することを課題とする。
【解決手段】チップ取出方法は、連続して処理されるN(Nは2以上の自然数)枚のウェハ62のうち、最初のn(nはN未満の自然数)枚のウェハ62からチップ620を取り出す際、撮像エリアにウェハ62の外縁が含まれるように撮像装置33によりウェハ62を撮像し、チップ620がある有座標、チップ620がない無座標に関連するマップMtを作成し、ノズル8により有座標からチップ620を取り出すマップ作成工程と、n+1枚目以降のウェハ62からチップ620を取り出す際、マップMtを基に、撮像装置33の撮像対象およびノズル8の取出対象から無座標を除外し、有座標からチップ620を取り出す対象補正工程と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、基板に装着するチップをウェハから取り出す際に用いられるチップ取出方法に関する。
ウェハ供給装置は、例えばダイボンディング装置やフリップチップボンディング装置などの、チップボンディング装置に組み込まれている。ウェハ供給装置は、ウェハ搬送パレットを備えている。ウェハ搬送パレットには、ウェハグリップリングが載置されている。ウェハグリップリングには、水平方向に伸張された状態で、ウェハシートが配置されている。ウェハシートには、ウェハが貼り付けられている。ウェハは、多数のチップからなる。多数のチップは、円形状のウェハが格子状に裁断されることにより、形成されている。多数のチップには、各々、集積回路が形成されている。チップは、吸着ノズルにより、ウェハからチップボンディング装置の基板に供給される(特許文献1参照)。
特開2003−258008号公報
図11に、従来のウェハの上面図を示す。図11には、説明の便宜上、ウェハシート101上にグリッドEを示す。グリッドEの座標E○○△△中、○○の部分は、左右方向の座標(左端が01、右端が18)に対応する。座標E○○△△中、△△の部分は、前後方向の座標(前端が01、後端が18)に対応する。
図11に示すように、ウェハ100は、ウェハシート101に貼り付けられている。ウェハ100は、多数のチップ102からなる。グリッドEの座標E0101〜E1818の中には、チップ102が配置されていない無座標(例えば座標E0101)と、チップ102が配置されている有座標(例えば座標E0707、E0602、E0702)と、がある。有座標の中には、良品のチップ102が配置されている良品座標(例えばE0707)と、不良品のチップ102(ハッチング部分および「・」部分)が配置されている不良品座標(例えば座標E0602、E0702)と、がある。
吸着ノズル(図略)およびカメラ(図略)は、共に、チップ102を基板に装着するための、装着ヘッドに装着されている。装着ヘッドは、図中太線で示すように、軌道O100を辿って、走査的に水平方向に移動する。軌道O100内の座標E0101〜E1818においては、一つずつ、カメラによりチップ102の撮像が行われる。撮像データの解析の結果、当該座標が、良品座標の場合は、吸着ノズルにより良品のチップ102が取り出される。そして、良品のチップ102が基板(図略)に装着される。一方、当該座標が、無座標、不良品座標の場合は、チップ102は取り出されない。このように、従来のチップ取出方法によると、座標が無座標、不良品座標である場合、カメラによる撮像動作が無駄になっていた。したがって、基板の生産性が低かった。
本発明のチップ取出方法は、上記課題に鑑みて完成されたものである。本発明は、撮像装置およびノズルの動作の無駄が少ないチップ取出方法を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明のチップ取出方法は、連続して処理されるN(Nは2以上の自然数)枚のウェハのうち、最初のn(nはN未満の自然数)枚の該ウェハからチップを取り出す際、撮像エリアに該ウェハの外縁が含まれるように撮像装置により該ウェハを撮像し、該チップがある有座標、該チップがない無座標に関連するマップを作成し、ノズルにより該有座標から該チップを取り出すマップ作成工程と、n+1枚目以降の該ウェハから該チップを取り出す際、該マップを基に、該撮像装置の撮像対象および該ノズルの取出対象から該無座標を除外し、該有座標から該チップを取り出す対象補正工程と、を有することを特徴とする。ここで、「n+1枚目以降」にはn+1枚目も含まれる。
本発明のチップ取出方法によると、撮像装置の撮像対象およびノズルの取出対象から、チップがない無座標を除外することができる。このため、無座標に対する無駄な撮像動作、取出動作が行われない。したがって、撮像時間、取出時間を短縮することができる。よって、基板の生産性が向上する。
(2)好ましくは、上記(1)の構成において、前記マップ作成工程においては、前記n枚の前記ウェハの同一の座標に共通して前記チップがない場合に前記無座標と判別し、それ以外の場合に前記有座標と判別する構成とする方がよい。
本構成によると、マップ作成工程において、n枚のウェハの同一の座標のうち、一つの座標にでもチップがあったら、当該座標が有座標と判別される。すなわち、n枚のウェハの全座標中、一度でもチップがあった座標は、マップにおいて有座標となる。このため、対象補正工程において、たとえ少しでも、チップがある可能性がある座標を、撮像装置の撮像対象およびノズルの取出対象にすることができる。したがって、チップの取り残しを少なくすることができる。
(3)好ましくは、上記(1)または(2)の構成において、前記マップ作成工程においては、前記有座標を、さらに、配置されている前記チップが良品チップである良品座標、配置されている該チップが不良品チップである不良品座標に判別し、該良品座標、該不良品座標、前記無座標に関連する前記マップを作成し、前記対象補正工程においては、該マップを基に、前記撮像装置の前記撮像対象および前記ノズルの前記取出対象から該不良品座標、該無座標を除外し、該良品座標から該良品チップを取り出す構成とする方がよい。
本構成によると、撮像装置の撮像対象およびノズルの取出対象から、チップがない無座標のみならず、不良品チップがある不良品座標を除外することができる。このため、無座標、不良品座標に対する無駄な撮像動作、取出動作が行われない。したがって、撮像時間、取出時間を短縮することができる。よって、基板の生産性が向上する。
また、ノズルが不良品チップを誤って取り出してしまった場合、不良品チップを廃棄する必要がある。このため、ダウンタイムが発生してしまう。この点、本構成によると、ノズルが不良品チップを取り出すおそれが小さい。このため、ノズルが不良品チップを廃棄する頻度が少ない。この点においても基板の生産性が向上する。
(4)好ましくは、上記(3)の構成において、前記マップ作成工程においては、前記n枚の前記ウェハの同一の座標に共通して前記チップが前記不良品チップの場合に前記不良品座標と判別し、それ以外の場合に前記良品座標と判別する構成とする方がよい。
本構成によると、マップ作成工程において、n枚のウェハの同一の座標のうち、一つの座標にでも良品チップがあったら、当該座標が良品座標と判別される。すなわち、n枚のウェハの全座標中、一度でも良品チップがあった座標は、マップにおいて良品座標となる。このため、対象補正工程において、たとえ少しでも、良品チップがある可能性がある座標を、撮像装置の撮像対象およびノズルの取出対象にすることができる。したがって、良品チップの取り残しを少なくすることができる。
(4−1)好ましくは、上記(4)の構成において、前記マップ作成工程においては、前記無座標または前記不良品座標と判別された前記座標であっても、該座標に隣接する全ての該座標が前記良品座標である場合、該座標を該無座標または該不良品座標から該良品座標に更新する構成とする方がよい。本構成によると、問題となる座標の周囲の座標の状態(良品座標か無座標か不良品座標か)を参照して、当該座標が、良品座標か、無座標または不良品座標か、を判別することができる。
(5)好ましくは、上記(3)または(4)の構成において、前記対象補正工程においては、前記撮像装置による該対象補正工程における撮像データと、前記マップと、を照合し、連続して処理されるk(kはN−n未満の自然数)枚の前記ウェハにおいて、同一の前記良品座標の前記チップがいずれも前記不良品チップの場合、該良品座標を前記不良品座標に更新する構成とする方がよい。
本構成によると、マップ作成用のn枚のウェハを消費した後であっても、実情に即してマップを更新することができる。すなわち、マップにおいて良品座標となっている座標であっても、連続して処理されるk枚のウェハのいずれにおいても不良品チップが配置されている場合は、不良品座標に書き換えることができる。
(6)好ましくは、上記(1)ないし(5)のいずれかの構成において、前記撮像装置および前記ノズルのうち、少なくとも一方は、前記ウェハの表面に沿って、走査的に移動する構成とする方がよい。
本構成によると、ウェハの表面積に対して撮像エリアが小さい撮像装置を用いる場合や、取出作業一回あたりのチップ取出数が少ないノズルを用いる場合に、撮像装置の撮像対象およびノズルの取出対象から、チップがない無座標を除外することができる。
本発明によると、撮像装置およびノズルの動作の無駄が少ないチップ取出方法を提供することができる。
本発明の一実施形態であるチップ取出方法が用いられるチップボンディング装置の斜視図である。 同チップボンディング装置の上面図である。 同チップボンディング装置の右側面図である。 同チップボンディング装置のウェハ供給装置のウェハ搬送パレットの斜視図である。 生産開始後一枚目のウェハの上面図である。 生産開始後一枚目のウェハの単位マップである。 生産開始後二枚目のウェハの単位マップである。 生産開始後三枚目のウェハの単位マップである。 三枚の単位マップを合成して作成されるマップである。 生産開始後四枚目のウェハの上面図である。 従来のウェハの上面図である。
以下、本発明のチップ取出方法の実施の形態について説明する。
<チップボンディング装置の構成>
まず、本実施形態のチップ取出方法が用いられるチップボンディング装置の構成について説明する。図1に、チップボンディング装置の斜視図を示す。図2に、同チップボンディング装置の上面図を示す。図3に、同チップボンディング装置の右側面図を示す。
図1においては、モジュール3のハウジングを透過して示す。図2においては、モジュール3のハウジングを削除して示す。また、Y方向スライダ310、Y方向ガイドレール312、X方向ガイドレール313、吸着ノズル8、マークカメラ33を一点鎖線で示す。図3においては、モジュール3のハウジングを透過して示す。また、ボールねじ部320を点線で示す。吸着ノズル8は、本発明の「ノズル」の概念に含まれる。図1〜図3に示すように、チップボンディング装置1は、ベース2と、モジュール3と、ウェハ供給装置5と、を備えている。
[ベース2]
ベース2は、直方体箱状を呈している。ベース2は、工場のフロアFに配置されている。ベース2の前部開口には、デバイスパレット20が装着されている。
[モジュール3]
モジュール3は、基板搬送装置30と、XYロボット31と、装着ヘッド32と、マークカメラ33と、制御装置(図略)と、画像処理装置(図略)と、を備えている。
(基板搬送装置30)
基板搬送装置30は、手前側クランプ部302fと、奥側クランプ部302rと、手前側搬送部303fと、奥側搬送部303rと、を備えている。手前側搬送部303f、奥側搬送部303rは、各々、前後一対のコンベアベルトを備えている。合計四つのコンベアベルトは、左右方向に延在している。手前側搬送部303fには、基板Bfが架設されている。奥側搬送部303rには、基板Brが架設されている。
手前側クランプ部302f、奥側クランプ部302rは、各々、前後一対のクランプ片を備えている。合計四つのクランプ片は、左右方向に延在している。手前側クランプ部302fは、手前側搬送部303fの上方に配置されている。奥側クランプ部302rは、奥側搬送部303rの上方に配置されている。
(基板昇降装置35)
基板昇降装置35は、手前側昇降部350fと、奥側昇降部350rと、を備えている。手前側昇降部350fは、手前側搬送部303fの下方に配置されている。奥側昇降部350rは、奥側搬送部303rの下方に配置されている。手前側昇降部350f、奥側昇降部350rは、各々、上下方向に移動可能である。チップが装着される際、基板Bfは、手前側クランプ部302fと手前側昇降部350fとにより、上下方向から挟持、固定される。基板Brは、奥側クランプ部302rと奥側昇降部350rとにより、上下方向から挟持、固定される。
(XYロボット31)
X方向は左右方向に、Y方向は前後方向に、Z方向は上下方向に、各々、対応している。XYロボット31は、Y方向スライダ310と、X方向スライダ311と、左右一対のY方向ガイドレール312と、上下一対のX方向ガイドレール313と、を備えている。
左右一対のY方向ガイドレール312は、モジュール3のハウジング内部空間の上面に配置されている。Y方向スライダ310は、左右方向に長いブロック状を呈している。Y方向スライダ310は、左右一対のY方向ガイドレール312に、前後方向に摺動可能に取り付けられている。上下一対のX方向ガイドレール313は、Y方向スライダ310の前面に配置されている。X方向スライダ311は、長方形板状を呈している。X方向スライダ311は、上下一対のX方向ガイドレール313に、左右方向に摺動可能に取り付けられている。
(装着ヘッド32、マークカメラ33)
装着ヘッド32は、X方向スライダ311に取り付けられている。このため、装着ヘッド32は、XYロボット31により、前後左右方向に移動可能である。図3に示すように、装着ヘッド32は、ボールねじ部320と、ホルダ321と、を備えている。
ボールねじ部320は、装着ヘッド32に内蔵されている。ボールねじ部320は、ナット部320aと、シャフト部320bと、を備えている。ナット部320aは、モータ(図略)により、回転可能である。シャフト部320bは、上下方向に延在している。シャフト部320bは、ナット部320aに挿通されている。ナット部320aとシャフト部320bとは、多数のボール(図略)を介して、螺合している。このため、ナット部320aが回転すると、シャフト部320bは上下方向に移動する。
ホルダ321は、円柱状を呈している。ホルダ321は、シャフト部320bの下端に装着されている。ホルダ321は、モータ(図略)により、軸回りに回転可能である。ホルダ321の下面には、吸入口(図略)が開設されている。吸入口から供給される負圧により、ホルダ321の下面には、吸着ノズル8が取り付けられている。
マークカメラ33は、装着ヘッド32の後方に配置されている。マークカメラ33は、本発明の「撮像装置」の概念に含まれる。マークカメラ33の撮像エリアは下方である。このように、マークカメラ33と吸着ノズル8とは、共に装着ヘッド32に取り付けられている。このため、マークカメラ33と吸着ノズル8とは、一体的に移動する。
[ウェハ供給装置5]
ウェハ供給装置5は、デバイスパレット20の前方に配置されている。ウェハ供給装置5は、多数のウェハ搬送パレット50と、パレット収容マガジン51と、マガジン駆動装置52と、パレット搬送コンベア53と、ハウジング54と、左右一対のアーム55L、55Rと、を備えている。
(ハウジング54、パレット収容マガジン51)
ハウジング54は、上下方向に長い、直方体箱状を呈している。ハウジング54は、台車9の上面に搭載されている。ハウジング54の後壁(ウェハ搬送パレット50を搬出する方向の壁)には、パレット搬出口540が開設されている。パレット搬出口540は、左右方向に長い、スリット状を呈している。ハウジング54の左壁右面と右壁左面とには、各々、ガイドレール541が配置されている。左右一対のガイドレール541は、各々、上下方向(パレット収容マガジン51の移動方向)に延在している。
パレット収容マガジン51は、角筒状を呈している。すなわち、パレット収容マガジン51には、前壁と後壁とが配置されていない。パレット収容マガジン51は、ハウジング54の内部に収容されている。パレット収容マガジン51の左壁右面と右壁左面とには、各々、多数のガイドリブ510が配置されている。ガイドリブ510は、前後方向(ウェハ搬送パレット50の移動方向)に延在している。多数のガイドリブ510は、上下方向(ウェハ搬送パレット50の積層方向)に並んで配置されている。左壁のガイドリブ510と右壁のガイドリブ510とは、同じ高度で対向して配置されている。左右一対のガイドリブ510間には、ウェハ搬送パレット50が架設されている。すなわち、パレット収容マガジン51には、多数のガイドリブ510の上下方向間隔だけ離間して、多数のウェハ搬送パレット50が、上下方向に積層された状態で収容されている。ウェハ搬送パレット50は、左右一対のガイドリブ510を、前後方向に摺動可能である。ウェハ搬送パレット50の構成については、後で詳しく説明する。パレット収容マガジン51の左壁左面と右壁右面とには、各々、被ガイド凹部(図略)が形成されている。左右一対の被ガイド凹部は、各々、上下方向に延在している。被ガイド凹部は、ガイドレール541に摺接している。
(マガジン駆動装置52)
マガジン駆動装置52は、モータ520と、ボールねじ部521と、を備えている。モータ520は、ハウジング54の底壁上面に配置されている。ボールねじ部521は、シャフト521aとナット(図略)とを備えている。シャフト521aは、モータ520の駆動軸に連結されている。シャフト521aは、上下方向に延在している。シャフト521aは、自身の軸回りに回転可能である。ナットは、パレット収容マガジン51の左壁左面に、回転可能に取り付けられている。ナットは、シャフト521aの外周面に環装されている。ナットとシャフト521aとは、多数のボールを介して、噛合している。このため、ナットは、シャフト521aに対して、上下方向に移動可能である。したがって、モータ520の駆動力によりシャフト521aが自身の軸回りに回転すると、被ガイド凹部がガイドレール541に摺接しながら、ナットつまりパレット収容マガジン51が上下方向に移動する。
(アーム55L、55R、パレット搬送コンベア53)
左右一対のアーム55L、55Rは、ハウジング54の後壁後面から、後方に向かって突設されている。左右一対のアーム55L、55Rは、パレット搬出口540の左右両側に配置されている。アーム55L、55Rの後端は、デバイスパレット20の上縁に架設されている。
パレット搬送コンベア53は、左右一対のコンベアベルト530L、530Rを備えている。コンベアベルト530L、530Rは、各々、前後方向に延在している。搬出対象のウェハ搬送パレット50は、コンベアベルト530L、530R間に架設される。コンベアベルト530L、530Rがモータ(図略)で駆動されることにより、ウェハ搬送パレット50は、前後方向に移動可能である。
(ウェハ搬送パレット50)
図4に、ウェハ搬送パレットの斜視図を示す。図4に示すように、ウェハ搬送パレット50は、長方形板状を呈している。ウェハ搬送パレット50の上面には、ウェハグリップリング60が載置されている。ウェハグリップリング60には、水平方向に伸張された状態で、ウェハシート61が配置されている。ウェハシート61には、ウェハ62が貼り付けられている。ウェハ62は、多数の個片状のチップ620からなる。多数のチップ620は、円形状のウェハ62が格子状に裁断されることにより、形成されている。多数のチップ620には、各々、集積回路(図略)が形成されている。
図5に、生産開始後一枚目のウェハの上面図を示す。図5には、説明の便宜上、ウェハシート61上にグリッドAを示す。グリッドAの座標A○○△△中、○○の部分は、左右方向の座標(左端が01、右端が18)に対応する。座標A○○△△中、△△の部分は、前後方向の座標(前端が01、後端が18)に対応する。
図5に示すように、チップ620の中には、良品チップ620aと、不良品チップ620b1、620b2と、がある。良品チップ620aとは、「欠け」などの形状不全がない正方形状のチップ620をいう。良品チップ620aは、ウェハ62の径方向内側部分に配置されている場合が多い。不良品チップ620b1(ハッチング部分)とは、明らかに形状不全があるチップ620をいう。不良品チップ620b1は、ウェハ62の外縁付近に環状に配置されている場合が多い。不良品チップ620b2(「・」(=NGマーク)が付されている部分)とは、形状不全があるおそれがあるチップ620をいう。並びに、位置合わせの際の参照用のチップ620をいう。不良品チップ620b2は、不良品チップ620b1の径方向内側に環状に配置されている場合が多い。
図5に示すように、グリッドAの座標A0101〜A1818の中には、チップ620が配置されていない無座標(例えば座標A0101)と、チップ620が配置されている有座標(例えば座標A0803、A0602、A0707)と、がある。
有座標の中には、良品チップ620aが配置されている良品座標(例えばA0803)と、不良品チップ620b1が配置されている不良品座標(例えば座標A0602)と、不良品チップ620b2が配置されている不良品座標(例えば座標A0707)と、がある。
<チップ取出方法>
次に、本実施形態のチップ取出方法について説明する。本実施形態のチップ取出方法は、基板Bf、Brの生産時に行われる。本実施形態のチップ取出方法は、マップ作成工程と、対象補正工程と、を有している。
[マップ作成工程]
マップ作成工程においては、同一のロットに属する100(本発明の「N」に対応する)枚のウェハ62のうち、生産開始から三(本発明の「n」に対応する)枚目までのウェハ62に対して、個別の単位マップを作成する。そして、三枚の単位マップを合成することにより、マップを作成する。なお、100枚のウェハ62は、図3に示すように、ウェハ搬送パレット50に搭載された状態で、パレット収容マガジン51から一枚ずつ供給される。
一枚目のウェハ62の単位マップを作成する際の動きについて説明する。まず、装着ヘッド32を、ウェハ62の外縁よりも若干広めの範囲で、走査的に移動させる。すなわち、図5に太線で示すように、装着ヘッド32を、軌道O1を辿って、走査的にジグザグ状に移動させる。軌道O1内の座標A0101〜A1818においては、一つずつ、マークカメラ33により、チップ620の撮像が行われる。撮像データは、画像処理装置により解析される。解析の結果、当該座標が、良品座標の場合は、吸着ノズル8により良品チップ620aを取り出す。そして、良品チップ620aを基板Bf、Brに装着する。一方、当該座標が、無座標、不良品座標の場合は、不良品チップ620b1、620b2を取り出さない。
図6に、生産開始後一枚目のウェハの単位マップを示す。図6において、「0」は無座標を、「×」は不良品座標を、「1」(ハッチング部分)は良品座標を、それぞれ示す。図6に示すように、制御装置は、画像処理装置の解析の結果から、一枚目のウェハ62の単位マップM1(図5のグリッドAに対応する)を作成する。
図5、図6に示すように、無座標は、ウェハ62の径方向外側に配置されている。不良品座標は、主に、ウェハ62の外縁付近に環状に配置されている。良品座標は、主に、不良品座標の径方向内側に配置されている。このように、基板Bf、Brの生産を行いながら、一枚目のウェハ62の単位マップM1を作成する。
図7に、生産開始後二枚目のウェハの単位マップを示す。図8に、生産開始後三枚目のウェハの単位マップを示す。一枚目の単位マップM1同様の方法により、二枚目の単位マップM2、三枚目の単位マップM3は作成される。
図6、図7、図8を比較すると、図6の単位マップM1(一枚目のウェハ62)に限って、座標A1010という不良品座標が配置されている。図7の単位マップM2(二枚目のウェハ62)に限って、座標A1314という不良品座標が配置されている。図8の単位マップM3(三枚目のウェハ62)に限って、座標A0916、A1410という不良品座標が配置されている。これに対して、座標A0707という不良品座標は、単位マップM1、M2に共通である。また、座標A1206という不良品座標は、単位マップM1〜M3に共通である(なお、座標A1206のような径方向内側部分の不良品座標には、位置合わせの際の参照用(生産用ではない)のチップが配置されている場合が多い)。
図9に、三枚の単位マップを合成して作成されるマップを示す。図9に示すように、制御装置は、三枚の単位マップM1〜M3を合成して、マップMtを作成する。マップMtにおいては、三枚の単位マップM1〜M3に共通してチップ620がない座標A0101〜A1818を、無座標「0」とする。また、三枚の単位マップM1〜M3に共通して不良品チップ620b1、620b2がある座標A0101〜A1818を、不良品座標「×」とする。また、三枚の単位マップM1〜M3のうち、少なくとも一枚の単位マップM1〜M3に良品チップ620aがある座標A0101〜A1818を、良品座標「1」とする。
例えば、座標A1206は、三枚の単位マップM1〜M3に共通する不良品座標である。このため、マップMtにおいても不良品座標とされる。一方、座標A0707は、二枚の単位マップM1、M2にだけ共通する不良品座標である。このため、マップMtにおいては良品座標とされる。本工程においては、このようにして、マップMtを作成する。
[対象補正工程]
対象補正工程においては、同一のロットに属する100枚のウェハ62のうち、生産開始後四枚目以降のウェハ62に対して、マップMtを基に、撮像対象、取出対象となる座標A0101〜A1818を絞り込む。
図10に、生産開始後四枚目のウェハの上面図を示す。なお、図10に点線で示すのは、生産開始から三枚目までのウェハ62において、装着ヘッド32が撮像動作を行っていた座標である。図10に太線で示すように、本工程においては、装着ヘッド32の軌道O2に含まれるのは、原則的に、座標A0101〜A1818のうち、マップMtにおける良品座標だけである。なお、例外的に、マップMtにおける不良品座標(座標A1206)も軌道O2に含まれるが、当該座標A1206は、撮像対象、取出対象ではない。
軌道O2内の座標A0101〜A1818(座標A1206を除く)においては、一つずつ、マークカメラ33により、チップ620の撮像が行われる。撮像データは、画像処理装置により解析される。解析の結果、当該座標が、良品座標の場合は、吸着ノズル8により良品チップ620aが取り出される。そして、良品チップ620aが基板Bf、Brに装着される。一方、当該座標がマップMt上の良品座標である場合でも、解析の結果、実際には不良品座標(例えば座標A1010)である場合は、不良品チップ620b2は取り出されない。
ところで、マークカメラ33、画像処理装置および制御装置は、四枚目以降のウェハ62についても、単位マップ(図6〜図8参照)を作成している。なお、本工程における単位マップは、本発明の「撮像データ」の概念に含まれる。マップMtにおける良品座標(例えば座標A1010)であっても、連続する三(本発明の「k」に対応する)枚のウェハ62(単位マップ)において、当該良品座標が実際には不良品座標である場合、制御装置は、マップMtを更新する。例えば、図9に示す座標A1010を、「1」から「×」に書き換える。本工程においては、このようにして、マップMtを基に、撮像作業、取出作業を行う。
<作用効果>
次に、本実施形態のチップ取出方法の作用効果について説明する。本実施形態のチップ取出方法によると、マークカメラ33の撮像対象および吸着ノズル8の吸着対象(取出対象)から、チップ620がない無座標、不良品チップ620b1、620b2がある不良品座標を除外することができる。このため、無座標、不良品座標に対する無駄な撮像動作、取出動作が行われない。したがって、撮像時間、取出時間を短縮することができる。よって、基板Bf、Brの生産性が向上する。
また、図5の軌道O1(図10の点線に相当)と、図10の軌道O2と、を比較して判るように、対象補正工程においては、軌道O1に対して、軌道O2が大幅に短縮されている。すなわち、軌道O1の外接円に対して、軌道O2の外接円は、一回り小さくなっている。軌道O2は、ウェハ62の外縁付近には配置されていない。この点においても基板Bf、Brの生産性が向上する。
また、本実施形態のチップ取出方法によると、吸着ノズル8が不良品チップ620b1、620b2を取り出すおそれが小さい。このため、吸着ノズル8が不良品チップ620b1、620b2を廃棄する頻度が少ない。この点においても基板Bf、Brの生産性が向上する。
また、本実施形態のチップ取出方法によると、マップ作成工程において、三枚のウェハ62の同一の座標(例えば座標A0707)のうち、いずれか一つにでも良品チップ620aがあったら、当該座標が良品座標と判別される。すなわち、三枚のウェハ62の全ての座標A0101〜A1818中、一度でも良品チップ620aがあった座標A0101〜A1818は、マップMtにおいて良品座標となる。このため、対象補正工程において、たとえ少しでも、良品チップ620aがある可能性がある座標を、マークカメラ33の撮像対象および吸着ノズル8の取出対象にすることができる。したがって、良品チップ620aの取り残しを少なくすることができる。
また、本実施形態のチップ取出方法によると、マップ作成用の三枚のウェハ62を消費した後であっても、実情に即してマップMtを更新することができる。すなわち、マップMtにおいて良品座標となっている座標であっても、連続して処理されるk枚のウェハ62のいずれにおいても不良品チップ620b1、620b2が配置されている場合は、不良品座標に書き換えることができる。
<その他>
以上、本発明のチップ取出方法の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
上記実施形態においては、図9に示すように、三枚の単位マップM1〜M3に共通してチップ620がない座標A0101〜A1818を、無座標とした。また、三枚の単位マップM1〜M3に共通して不良品チップ620b1、620b2がある座標A0101〜A1818を、不良品座標とした。また、三枚の単位マップM1〜M3のうち、少なくとも一枚の単位マップM1〜M3に良品チップ620aがある座標A0101〜A1818を、良品座標とした。
しかしながら、無座標、不良品座標と判別された座標A0101〜A1818であっても、当該座標A0101〜A1818に隣接する全ての座標A0101〜A1818が良品座標である場合は、当該座標A0101〜A1818を無座標、不良品座標から良品座標に更新してもよい。こうすると、問題となる座標A0101〜A1818の周囲の座標A0101〜A1818の状態(良品座標か無座標か不良品座標か)を参照して、当該座標A0101〜A1818が、良品座標か、無座標または不良品座標か、を判別することができる。この場合、図9に示すマップMtの座標A1206は、周囲の四つの座標A1106、A1306、A1205、A1207が全て良品座標であるため、不良品座標から良品座標に更新される。
上記実施形態においては、図9に示すように、三枚の単位マップM1〜M3に共通してチップ620がない座標A0101〜A1818を、無座標とした。しかしながら、三枚の単位マップM1〜M3のうち、少なくとも一枚の単位マップM1〜M3にチップ620がない座標A0101〜A1818を、無座標としてもよい。
上記実施形態においては、図9に示すように、三枚の単位マップM1〜M3に共通して不良品チップ620b1、620b2がある座標A0101〜A1818を、不良品座標とした。しかしながら、三枚の単位マップM1〜M3のうち、少なくとも一枚の単位マップM1〜M3に不良品チップ620b1、620b2がある座標A0101〜A1818を、不良品座標としてもよい。
上記実施形態においては、図9に示すように、三枚の単位マップM1〜M3のうち、少なくとも一枚の単位マップM1〜M3に良品チップ620aがある座標A0101〜A1818を、良品座標とした。しかしながら、三枚の単位マップM1〜M3に共通して良品チップ620aがある座標A0101〜A1818を、良品座標としてもよい。
上記実施形態における自然数N、n、kは特に限定しない。N≧2、n<N、k<N−nであればよい。一枚のウェハ62におけるチップ620の数が多いほど、nは多い方がよい。こうすると、マップMtの座標判別精度が安全方向に高くなる。すなわち、良品チップ620aの取り残しを少なくすることができる。
装着ヘッド32の走査時の軌道O1、O2は特に限定しない。図5、図10に示すような左右方向に長いジグザグ状の他、前後方向に長いジグザグ状、径方向外側から径方向内側に向かう渦巻状、径方向内側から径方向外側に向かう渦巻状、一筆書状であってもよい。
上記実施形態においては、撮像装置としてモジュール3のマークカメラ33を用いたが、撮像装置をウェハ供給装置5に配置してもよい。同様に、ノズルをウェハ供給装置5に配置し、当該ノズルから、吸着ノズル8に、チップ620を渡してもよい。
上記実施形態においては、マークカメラ33により、一つずつチップ620を撮像したが、複数個のチップ620をまとめて撮像してもよい。同様に、吸着ノズル8により、一つずつチップ620を取り出したが、複数個のチップ620をまとめて取り出してもよい。こうすると、作業効率が向上する。
上記実施形態においては、撮像装置としてモジュール3のマークカメラ33を用いたが、撮像装置をウェハ供給装置5に配置してもよい。同様に、ノズルをウェハ供給装置5に配置し、当該ノズルから、吸着ノズル8に、チップ620を渡してもよい。
上記実施形態においては、対象補正工程において、ウェハ62のチップ620を撮像してから取り出したが、撮像しないで取り出してもよい。こうすると、さらに、撮像時間、取出時間を短縮することができる。
上記実施形態においては、マップMtの無座標、不良品座標が良品座標に更新されることはなかった。しかしながら、対象補正工程において、所定のタイミングで無座標、不良品座標を撮像し、連続して処理されるp(pはN−n未満の自然数)枚のウェハ62において、同一の無座標、不良品座標に、良品チップが配置されている場合、当該無座標、不良品座標を良品座標に更新してもよい。こうすると、良品チップ620aの取り残しを少なくすることができる。
1:チップボンディング装置、2:ベース、3:モジュール、5:ウェハ供給装置、8:吸着ノズル(ノズル)、9:台車。
20:デバイスパレット、30:基板搬送装置、31:XYロボット、32:装着ヘッド、33:マークカメラ(撮像装置)、35:基板昇降装置、50:ウェハ搬送パレット、51:パレット収容マガジン、52:マガジン駆動装置、53:パレット搬送コンベア、54:ハウジング、55L:アーム、55R:アーム、60:ウェハグリップリング、61:ウェハシート、62:ウェハ。
302f:手前側クランプ部、302r:奥側クランプ部、303f:手前側搬送部、303r:奥側搬送部、310:Y方向スライダ、311:X方向スライダ、312:Y方向ガイドレール、313:X方向ガイドレール、320:ボールねじ部、320a:ナット部、320b:シャフト部、321:ホルダ、350f:手前側昇降部、350r:奥側昇降部、510:ガイドリブ、520:モータ、521:ボールねじ部、521a:シャフト、530L:コンベアベルト、530R:コンベアベルト、540:パレット搬出口、541:ガイドレール、620:チップ、620a:良品チップ、620b1:不良品チップ、620b2:不良品チップ。
A:グリッド、A0101〜A1818:座標、Bf:基板、Br:基板、F:フロア、M1〜M3:単位マップ、Mt:マップ、O1:軌道、O2:軌道。

Claims (6)

  1. 連続して処理されるN(Nは2以上の自然数)枚のウェハのうち、最初のn(nはN未満の自然数)枚の該ウェハからチップを取り出す際、撮像エリアに該ウェハの外縁が含まれるように撮像装置により該ウェハを撮像し、該チップがある有座標、該チップがない無座標に関連するマップを作成し、ノズルにより該有座標から該チップを取り出すマップ作成工程と、
    n+1枚目以降の該ウェハから該チップを取り出す際、該マップを基に、該撮像装置の撮像対象および該ノズルの取出対象から該無座標を除外し、該有座標から該チップを取り出す対象補正工程と、
    を有するチップ取出方法。
  2. 前記マップ作成工程においては、前記n枚の前記ウェハの同一の座標に共通して前記チップがない場合に前記無座標と判別し、それ以外の場合に前記有座標と判別する請求項1に記載のチップ取出方法。
  3. 前記マップ作成工程においては、前記有座標を、さらに、配置されている前記チップが良品チップである良品座標、配置されている該チップが不良品チップである不良品座標に判別し、該良品座標、該不良品座標、前記無座標に関連する前記マップを作成し、
    前記対象補正工程においては、該マップを基に、前記撮像装置の前記撮像対象および前記ノズルの前記取出対象から該不良品座標、該無座標を除外し、該良品座標から該良品チップを取り出す請求項1または請求項2に記載のチップ取出方法。
  4. 前記マップ作成工程においては、前記n枚の前記ウェハの同一の座標に共通して前記チップが前記不良品チップの場合に前記不良品座標と判別し、それ以外の場合に前記良品座標と判別する請求項3に記載のチップ取出方法。
  5. 前記対象補正工程においては、前記撮像装置による該対象補正工程における撮像データと、前記マップと、を照合し、連続して処理されるk(kはN−n未満の自然数)枚の前記ウェハにおいて、同一の前記良品座標の前記チップがいずれも前記不良品チップの場合、該良品座標を前記不良品座標に更新する請求項3または請求項4に記載のチップ取出方法。
  6. 前記撮像装置および前記ノズルのうち、少なくとも一方は、前記ウェハの表面に沿って、走査的に移動する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のチップ取出方法。
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