JP2012113739A - ネットワークシステム及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部記憶装置を別個に設けることなく実行対象となるプログラムを同一ネットワーク内で共有することが可能なネットワークシステム及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】複数の情報処理装置がリング状に接続されており、各情報処理装置の資源を共用してプログラムを実行する。一の情報処理装置で実行されるプログラムは、ロードモジュール単位で複数に分割され、自装置の記憶手段及び他の情報処理装置の記憶手段に記憶されている。また、各情報処理装置が有するRAMは共用することが可能となっており、メモリ使用要求信号がリング状のネットワーク内を順次転送されることにより、各情報処理装置での空きメモリ容量を取得し、空きメモリ容量の大きい情報処理装置から順に共用メモリとして使用する。
【選択図】図6
【解決手段】複数の情報処理装置がリング状に接続されており、各情報処理装置の資源を共用してプログラムを実行する。一の情報処理装置で実行されるプログラムは、ロードモジュール単位で複数に分割され、自装置の記憶手段及び他の情報処理装置の記憶手段に記憶されている。また、各情報処理装置が有するRAMは共用することが可能となっており、メモリ使用要求信号がリング状のネットワーク内を順次転送されることにより、各情報処理装置での空きメモリ容量を取得し、空きメモリ容量の大きい情報処理装置から順に共用メモリとして使用する。
【選択図】図6
Description
本発明は、リング状に接続した複数の情報処理装置にプログラムを分割して記憶しておき、実行時に必要なプログラムを収集して実行することが可能なネットワークシステム及び情報処理方法に関する。
昨今の通信技術の進展により、通常のネットワーク網を介して提供されるサービスとして、IP電話等のサービスが拡大しつつある。斯かるサービスに用いるIP通信装置に実装されるプログラムは、ネットワーク網、例えばインターネットを経由してダウンロードされる。
図1は、従来のIP通信システムの構成を示すブロック図である。従来のIP通信システムでは、例えば複数のIP通信装置1、1、・・・がリング状ネットワーク2に接続されており、ネットワーク2内に全てのIP通信装置1、1、・・・が共用する外部記憶装置3が接続されている。外部記憶装置3には、各IP通信装置1が実行させるプログラムが記憶されている。
各IP通信装置1は、起動時に必要な最小限のプログラムを記憶しており、処理に必要なプログラムは、外部記憶装置3からダウンロードする。各IP通信装置1はダウンロードされたプログラムを自装置のメモリへ展開して、該プログラムを実行する(特許文献1参照)。
また、IP通信装置1、1、・・・をリング状に接続している場合、一のIP通信装置1に障害が発生しただけで他のIP通信装置1、1、・・・のプログラムダウンロードに支障をきたすことから、例えば特許文献2に開示されているようなフォールトトレラント回路等を用いることにより、障害発生時の冗長性を確保している。
しかし図1に示すような構成のIP通信システムでは、プログラムをダウンロードするための外部記憶装置3を備える必要が有り、システム構成を簡略化することが困難であった。また、外部記憶装置3とリング状のネットワーク2とを接続している回線に障害が発生した場合、IP通信装置1、1、・・・に必要なプログラムをダウンロードすることができないという問題点もあった。
さらにIP通信装置1、1、・・・へプログラムをダウンロードした場合であっても、実行対象となるプログラムが大規模なプログラムで有り、使用可能なメモリ容量が不足しているときにはダウンロードしたプログラムをメモリ展開することができない。したがって、ダウンロードしたプログラムを実行することができない、又は誤動作するおそれがあるという問題点もあった。
本願は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、ダウンロードするプログラムが大規模なプログラムであっても、同一ネットワーク内の他の情報処理装置のメモリを共用することにより該プログラムを確実に実行することが可能なネットワークシステム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本願のネットワークシステムは、複数の情報処理装置がリング状に接続されており、各情報処理装置の資源を共用してプログラムを実行するネットワークシステムにおいて、各情報処理装置が有するメモリを複数の情報処理装置で共用可能としてあり、一の情報処理装置は、前記プログラムを実行する場合に必要とする空きメモリ容量に関する情報を記憶しておき、記憶してある空きメモリ容量より自装置の空きメモリ容量が少ないか否かを判断する手段と、該手段で自装置の空きメモリ容量が少ないと判断した場合、他の情報処理装置へメモリ使用要求を送信する手段と、他の情報処理装置から空きメモリ容量に関する情報を受信する手段とを備え、受信した空きメモリ容量に関する情報に基づいて、空きメモリ容量が大きい他の情報処理装置が有するメモリから順に共用メモリとして使用するようにしてあることを特徴とする。
また、本願の情報処理方法は、複数の情報処理装置がリング状に接続されているネットワークを用い、各情報処理装置の資源を共用する情報処理方法において、各情報処理装置が有するメモリを複数の情報処理装置で共用可能とし、一の情報処理装置にて、前記プログラムを実行する場合に必要とする空きメモリ容量に関する情報を記憶し、記憶してある空きメモリ容量より自装置の空きメモリ容量が少ないか否かを判断し、自装置の空きメモリ容量が少ないと判断した場合、他の情報処理装置へメモリ使用要求を送信し、他の情報処理装置から空きメモリ容量に関する情報を受信し、受信した空きメモリ容量に関する情報に基づいて、空きメモリ容量が大きい他の情報処理装置が有するメモリから順に共用メモリとして使用することを特徴とする。
本願では、各情報処理装置が有するメモリを複数の情報処理装置で共用可能とし、一の情報処理装置に、プログラムを実行する場合に必要とする空きメモリ容量に関する情報を記憶しておく。一の情報処理装置が所望のプログラムを実行する場合、記憶されている空きメモリ容量より自装置の空きメモリ容量の方が少ない場合、他の情報処理装置へメモリ使用要求を送信し、他の情報処理装置から空きメモリ容量に関する情報を受信する。受信した空きメモリ容量に関する情報に基づいて、空きメモリ容量が大きい他の情報処理装置が有するメモリから順に共用メモリとして使用する。これにより、受信したプログラムが使用するメモリ容量が過大である場合であっても、他の情報処理装置の空きメモリを共用することにより、確実に実行することが可能となる。
本願によれば、受信したプログラムが使用するメモリ容量が過大である場合であっても、他の情報処理装置の空きメモリを共用することにより、確実に実行することが可能となる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図2は、参考発明に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図2に示すように、本参考発明に係るネットワークシステムは、リング状のネットワーク20を介して複数の情報処理装置10、10、・・・が接続されている。情報処理装置10で実行対象となるプログラムは、ロードモジュール単位で分割され、複数の情報処理装置10、10、・・・に分散して記憶されている。例えば図2では、プログラムが二分割され、プログラム1/2及びプログラム2/2が別々の情報処理装置10、10に分散して記憶されている。
図3は、参考発明に係るネットワークシステムの情報処理装置10の構成を示すブロック図である。本参考発明に係るネットワークシステムの情報処理装置10は、少なくともCPU11、ROM12、RAM13、記憶手段14、通信手段15、入力手段16、及び出力手段17を備えている。
CPU11は、ROM12に記憶されている起動プログラムに従って、動作を開始する。ROM12には、起動プログラムのみ記憶されており、例えば該情報処理装置10をIP通信装置として機能させるための通信プログラム等は記憶されていない。
RAM13はSRAM等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。また、情報処理装置10で実行するプログラムを、実行時にロードする。記憶手段14は、ハードディスク等の固定型記憶装置であり、ロードモジュール単位に分割された分割プログラムが記憶されている。記憶手段14は、固定型記憶装置に限定されるものではなく、例えばCD、DVD等の可搬型記憶媒体を用いた補助記憶装置であっても良いし、通信手段15を介して接続可能な外部コンピュータ上の記憶装置であっても良い。
通信手段15は、外部から分割プログラムの受信、あるいは分割プログラムの送信等を行う。また、分割プログラムの送信要求信号、あるいはメモリの空き情報の送信要求信号を送受信する。
入力手段16は、キーボード、マウス等の情報入力装置であり、出力手段17は、スピーカ等の音声出力装置、プリンタ等の印刷装置、ディスプレイ等の表示出力装置である。
一の情報処理装置10で実行されるプログラムは、ロードモジュール単位で複数に分割され、自装置の記憶手段14及び他の情報処理装置10、10、・・・の記憶手段14、14、・・・に記憶される。なお、分割された分割プログラムは、ネットワーク20内の一の情報処理装置10のみに記憶することに限定されるものではなく、情報処理装置10に障害が発生した場合のバックアップとして、同一の分割プログラムを複数の情報処理装置10へ記憶しておいても良い。この場合、記憶されている分割プログラムのヘッダ情報には、メインプログラムであるか、バックアッププログラムであるかを識別するべく、送信の優先順位である優先度を付与しておく。
該プログラムを一の情報処理装置10で実行する場合、一の情報処理装置10は、他の情報処理装置10、10、・・・に対して必要とする分割プログラムの送信要求信号を送信する。送信要求信号は、リング状に接続されたネットワーク20内を、隣接する情報処理装置10、10、・・・へ順次転送され、転送された情報処理装置10ごとに、受信した送信要求信号に対応する分割プログラムを記憶してあるか否かを判断する。記憶してあると判断した場合、当該他の情報処理装置10は、対応する分割プログラムを、該送信要求信号の送信元である情報処理装置10に対して送信する。
送信要求信号の送信元である情報処理装置10は、受信した分割プログラムのヘッダ情報を読み出す。受信したプログラムが対応する分割プログラムであることが確認できた場合にのみRAM13へ展開し、必要なプログラムが全てRAM13に展開された時点でプログラムを実行する。
図4は、参考発明に係るネットワークシステムにてプログラムを実行する情報処理装置10のCPU11の処理手順を示すフローチャートである。プログラムを実行する情報処理装置10のCPU11は、プログラムの実行命令を入力手段16等を介して受け付けた場合、受け付けたプログラムを識別するプログラム番号を受け付け(ステップS401)、該プログラムの分割数Nを記憶手段14から読み出す(ステップS402)。すなわち、リング状のネットワーク20内の情報処理装置10、10、・・・の記憶手段14、14、・・・には、分割されて記憶されているプログラムのプログラム番号及び分割数Nが記憶されている。
CPU11は、自装置の記憶手段14に記憶されている分割プログラムの数n(nは自然数)を計数し、受信することが必要なプログラムの数(N−n)を算出する(ステップS403)。CPU11は、受信することが必要なプログラムの数(N−n)が正であるか否かを判断する(ステップS404)。
CPU11が、受信することが必要なプログラムの数(N−n)が正であると判断した場合(ステップS404:YES)、CPU11は、該プログラムを実行するために必要な分割プログラム(ロードモジュール)が不足しているものと判断し、他の情報処理装置10、10、・・・に対して送信要求信号を送信する(ステップS405)。送信要求信号は、少なくとも要求するプログラムのプログラム番号を含む。CPU11は、計時をリセットして新たに計時を開始する(ステップS406)。
CPU11は、送信要求信号に呼応して他の情報処理装置10、10、・・・が送信したプログラムを受信したか否かを判断し(ステップS407)、CPU11が、プログラムを受信したと判断した場合(ステップS407:YES)、CPU11は、受信したプログラムのプログラム番号が、送信要求信号に係るプログラム番号と一致しているか否かを判断する(ステップS408)。CPU11が、受信したプログラムのプログラム番号が、送信要求信号に係るプログラム番号と一致していると判断した場合(ステップS408:YES)、CPU11は、正しいプログラムを受信したものと判断し、正常に受信できたか否かをデータチェック結果が正常であるか否かに基づいて判断する(ステップS409)。
CPU11が、プログラムを受信していないと判断した場合(ステップS407:NO)、及び受信したプログラムのプログラム番号が、送信要求信号に係るプログラム番号と一致していないと判断した場合(ステップS408:NO)、CPU11は、所定の時間が経過したか否かを判断する(ステップS410)。CPU11が、所定の時間が経過していないと判断した場合(ステップS410:NO)、CPU11は、処理をステップS407へ戻し、上述した処理を繰り返す。
CPU11が、所定の時間が経過したと判断した場合(ステップS410:YES)、及びデータチェック結果が正常ではないと判断した場合(ステップS409:NO)、CPU11は、正常に分割プログラムを受信することができなかったものと判断し、処理を終了する。CPU11が、データチェック結果が正常であると判断した場合(ステップS409:YES)、CPU11は、正常に分割プログラムを受信することができたものと判断し、受信した分割プログラムをRAM13へ展開する(ステップS411)。
CPU11は、取得した分割プログラムの数nを‘1’インクリメントし(ステップS412)、処理をステップS403へ戻し、上述した処理を繰り返す。CPU11が、受信することが必要なプログラムの数(N−n)が0(ゼロ)以下であると判断した場合(ステップS404:NO)、CPU11は、該プログラムを実行するために必要な分割プログラム(ロードモジュール)をすべて取得したものと判断し、プログラムを実行する(ステップS413)。
なお、分割プログラムが記憶されている情報処理装置10、10、・・・に障害が発生している場合、リング状のネットワーク20に障害が発生している場合等は、分割プログラムを取得することができないおそれがある。そこで、リング状のネットワーク20を二重化する、分割プログラムを主たるプログラムとバックアップ用プログラムとでミラーリングして異なる情報処理装置10、10へ記憶させる等の冗長化対策を図ることにより、確実に分割プログラムを取得することができる。
分割プログラムを主たるプログラムとバックアップ用プログラムとでミラーリングして異なる情報処理装置10、10へ記憶させる場合、記憶させる時点で分割プログラムに送信要求信号に対する応答の優先度を付与する。例えば、主たるプログラムには優先度‘1’を、バックアップ用プログラムには優先度‘0’を付与しておく。
プログラムを実行する情報処理装置10は、送信要求信号には、要求するプログラムのプログラム番号及び優先度を指定する。優先度の初期値は‘1’としておき、図4と同様の処理に従って分割プログラムを取得する。CPU11が、所定の時間が経過したと判断した場合(ステップS410:YES)、及びデータチェック結果が正常ではないと判断した場合(ステップS409:NO)、CPU11は、正常に分割プログラムを受信することができなかったものと判断し、優先度の初期値を‘0’に更新して、ステップS405へ処理を戻し、送信要求信号を再送する。このようにすることで、2回目の処理では、優先度が‘0’であるバックアップ用プログラムを受信することができ、情報処理装置10、10、・・・に障害が発生している場合、リング状のネットワーク20に障害が発生している場合等であっても、分割プログラムを確実に取得することが可能となる。
図5は、参考発明に係るネットワークシステムにて分割プログラムを返送する情報処理装置10のCPU11の処理手順を示すフローチャートである。情報処理装置10のCPU11は、プログラムを実行する情報処理装置10からの送信要求信号を受信したか否かを判断する(ステップS501)。CPU11は、送信要求信号を受信するまで待ち状態となり(ステップS501:NO)、CPU11が、送信要求信号を受信したと判断した場合(ステップS501:YES)、CPU11は、受信した送信要求信号からプログラム番号及び優先度を抽出する(ステップS502)。
CPU11は、プログラム番号及び優先度が合致している分割プログラムが記憶手段14に記憶されているか否かを判断する(ステップS503)。CPU11が、合致している分割プログラムが記憶されていると判断した場合(ステップS503:YES)、CPU11は、該分割プログラムを記憶手段14から読み出し、送信要求信号の送信元である情報処理装置10へ送信する(ステップS504)。
CPU11が、合致している分割プログラムが記憶されていないと判断した場合(ステップS503:NO)、CPU11は、リング状ネットワーク20に接続されている次の情報処理装置10へ、該送信要求信号を転送する(ステップS505)。
以上のように参考発明によれば、実行対象となるプログラムをネットワーク20内の情報処理装置10、10、・・・へ分割して記憶しておけば良いことから、大容量の外部記憶装置をネットワーク内に設ける必要が無く、低コストでネットワークシステムを構築することができる。また、ネットワーク20の一部に回線障害が発生した場合であっても、リング状のネットワーク20を二重化する、又は分割されたプログラムをミラーリングして記憶しておくことにより、分割されたプログラムを確実に取得することが可能となる。
本実施の形態に係るネットワークシステムの構成は、参考発明と同様であることから、同一の符号を付することにより詳細な説明を省略する。本実施の形態は、実行対象となるプログラムが大規模なプログラムであっても、使用可能なメモリ容量が不足しないよう複数の情報処理装置10、10、・・・間で空きメモリを共有することが可能な点で参考発明と相違する。
各情報処理装置10の記憶手段14には、実行対象となるプログラムを識別するプログラム番号及び該プログラムを実行する場合に必要となるメモリ容量を記憶しておく。これにより、必要なメモリ容量が確保されているか否かを確認することができる。
一の情報処理装置10で実行されるプログラムは、ロードモジュール単位で複数に分割され、自装置の記憶手段14及び他の情報処理装置10、10、・・・の記憶手段14、14、・・・に記憶されている。また、各情報処理装置10が有するRAM13、13、・・・は共用することが可能となっており、メモリ使用要求信号がリング状のネットワーク20内を順次転送されることにより、各情報処理装置10での空きメモリ容量を取得し、空きメモリ容量の大きい情報処理装置10から順に共用メモリとして使用する。
図6は、本実施の形態に係るネットワークシステムにてプログラムを実行する情報処理装置10のCPU11の処理手順を示すフローチャートである。プログラムを実行する情報処理装置10のCPU11は、プログラムの実行命令を入力手段16等を介して受け付けた場合、受け付けたプログラムを識別するプログラム番号を受け付け(ステップS601)、該プログラムを実行するのに必要なメモリ容量を記憶手段14から読み出す(ステップS602)。
CPU11は、自装置のRAM13の空きメモリ容量で、該プログラムを実行するのに必要なメモリ容量を充足しているか否かを判断する(ステップS603)。すなわち、自装置のRAM13の空きメモリ容量が、該プログラムを実行するのに必要なメモリ容量を超えているか否かを判断する。CPU11が、必要なメモリ容量を充足していないと判断した場合(ステップS603:NO)、CPU11は、不足しているメモリ容量を算出し(ステップS604)、メモリ使用要求信号を他の情報処理装置10、10、・・・へ送信する(ステップS605)。
メモリ使用要求信号は、少なくとも該プログラム実行に必要な空きメモリ容量に関する情報、送信元の情報処理装置10を識別する情報を含む。そして、リング状のネットワーク20を順次転送され、返信元の情報処理装置10を識別する情報及び該情報処理装置10での空きメモリ容量に関する情報を含む状態で、元の情報処理装置10へと返信される。
CPU11は、リング状のネットワーク20に接続されている他の情報処理装置10、10、・・・の空きメモリ容量に関する情報を受信し(ステップS606)、受信した情報の中で空きメモリ容量が最大である情報処理装置10を識別する情報、例えばIPアドレスを抽出する(ステップS607)。CPU11は、抽出したメモリ容量で、不足しているメモリ容量を充足しているか否かを判断し(ステップS608)、CPU11が、まだ充足していないと判断した場合(ステップS608:NO)、CPU11は、次に空きメモリ容量の大きい情報処理装置10を識別する情報を抽出する(ステップS609)。CPU11は、処理をステップS608へ戻して上述した処理を繰り返す。
CPU11が、充足したと判断した場合(ステップS608:YES)、CPU11は、抽出された一又は複数の情報処理装置10、10、・・・間でメモリを共用するよう設定し(ステップS610)、プログラムを実行する(ステップS611)。またCPU11が、必要なメモリ容量を充足したと判断した場合(ステップS603:YES)にも、CPU11は、プログラムを実行する(ステップS611)。
以上のように本実施の形態によれば、受信したプログラムが使用するメモリ容量が過大である場合であっても、他の情報処理装置10、10、・・・の空きメモリを共用することにより、該プログラムを確実に実行することが可能となる。
10 情報処理装置
20 ネットワーク(リング状)予備系プロセッサ
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 記憶手段
15 通信手段
16 入力手段
17 出力手段
20 ネットワーク(リング状)予備系プロセッサ
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 記憶手段
15 通信手段
16 入力手段
17 出力手段
Claims (2)
- 複数の情報処理装置がリング状に接続されており、各情報処理装置の資源を共用してプログラムを実行するネットワークシステムにおいて、
各情報処理装置が有するメモリを複数の情報処理装置で共用可能としてあり、
一の情報処理装置は、
前記プログラムを実行する場合に必要とする空きメモリ容量に関する情報を記憶しておき、
記憶してある空きメモリ容量より自装置の空きメモリ容量が少ないか否かを判断する手段と、
該手段で自装置の空きメモリ容量が少ないと判断した場合、他の情報処理装置へメモリ使用要求を送信する手段と、
他の情報処理装置から空きメモリ容量に関する情報を受信する手段と
を備え、
受信した空きメモリ容量に関する情報に基づいて、空きメモリ容量が大きい他の情報処理装置が有するメモリから順に共用メモリとして使用するようにしてあることを特徴とするネットワークシステム。 - 複数の情報処理装置がリング状に接続されているネットワークを用い、各情報処理装置の資源を共用する情報処理方法において、
各情報処理装置が有するメモリを複数の情報処理装置で共用可能とし、
一の情報処理装置にて、
前記プログラムを実行する場合に必要とする空きメモリ容量に関する情報を記憶し、
記憶してある空きメモリ容量より自装置の空きメモリ容量が少ないか否かを判断し、
自装置の空きメモリ容量が少ないと判断した場合、他の情報処理装置へメモリ使用要求を送信し、
他の情報処理装置から空きメモリ容量に関する情報を受信し、
受信した空きメモリ容量に関する情報に基づいて、空きメモリ容量が大きい他の情報処理装置が有するメモリから順に共用メモリとして使用することを特徴とする情報処理方法。
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