JP2012113597A - メモリ装置、メモリ制御回路及びメモリ制御システム - Google Patents

メモリ装置、メモリ制御回路及びメモリ制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】画像データの矩形アクセスを効率的に行うメモリ装置、メモリ制御回路及びメモリ制御システムを提供すること。
【解決手段】メモリ装置は、Mビットのデータ入出力バスを備え入力クロックに同期してバンクアドレスとロウアドレスとコラムアドレスに対応した記憶セルに対してデータの読み書きを行い、入力クロックの1サイクル毎に2つのアクセス入力と読み出しバースト長フラグを受信し、第1の制御アクセスコマンドと第2の制御アクセスコマンドと読み出しバースト長信号とを出力する。制御アクセスコマンドが読み出し要求の場合に、読み出しバースト長信号で指定されたバースト長で指定する期間に、記憶セルからのデータ読み出し後にデータ入出力バスに読み出しデータを出力する。2バースト長の場合は、制御アクセスコマンドそれぞれに対応する記憶セルからの2つのMビットの読み出しデータを2サイクルの期間データ入出力バスに出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、2次元画像データを記憶するメモリ装置、メモリ制御回路及びメモリ制システムに関し、特に、2次元画像の読み出し動作を効率的に行うメモリ装置、メモリ制御回路及びメモリ制御システムに関するものである。
大量のデータを処理するために、画像処理においては2次元画像データなどの映像のフレームバッファとして用いられるメモリとしては、大容量でかつ低コストであるDRAMが、多くの場合に用いられる。また、近年、MPEGやH.264の画像コーデック処理が必要な複数のアプリケーションへの対応が必要となってきており、DRAMに要求されるデータ転送能力は増加する傾向にある。
DRAMのデータ転送能力を向上させる方法としては、DRAMのデータバスの動作周波数を上げる、または、DRAMのデータバスを大きくする等の2つの方法が考えられる。
一般的なDRAMへのアクセスタイミングチャートを図2に示す。図2では、DDR2−SDRAM(Double−Data−Rate2 Synchronous Dynamic Random Access Memory))を、バースト長を4としてバンク当たり4バースト長分の読み出しを行った場合のタイミングチャートを示す。DRAMのACパラメータ(DRAMに対するアクセスパラメータ)は、
CL :5tCK
tRCD:5tCK
tRP :5tCK
tRAS:18tCK
tRC :23tCK
となる。
一般にDRAMへのアクセスを行うには、特定のバンクの特定のロウ(Row)を活性化(t0)した後に、活性化されたロウに対してページ内のコラム(Column)方向へのアクセス(以下ページアクセスと記す、t1、t2、t3、t4での4つの読み出し動作)を行う。続いて同一バンクの別のロウにアクセスする際には、活性化されたロウをプリチャージ処理(t6)により閉じた(非活性化)後に、対象のロウを再度活性化(t7)した後にアクセスが可能となる。このように、同一バンクのあるロウから別のロウにアクセスする場合には、t5からt6までのDRAMへの読み出しアクセスを行うために、t0からt1までの期間(tRCD)で示される時間と、t1からt5の期間(CL)で示されるロウの活性化と読み出し動作までに必要な時間と、t6からt7の期間(tRP)で示されるロウを閉じるために必要な時間とが必要となる。このため、データアクセスができない期間(アクセス不可期間)が発生し、単一バンクだけのアクセスではデータ転送能力が極端に低下する。
データ転送能力を低下させないために、バンクインターリーブと呼ばれる処理を行う。つまり、特定のバンクのパージアクセスを行う期間に他のバンクの活性化またはプリチャージを行い、あるバンクのページアクセスと別のバンクのページアクセスとを連続するように動作させる。この様なバンクインターリーブ処理により、アクセス不可期間を隠蔽するためには、バンクインターリーブ対象のバンクにおいて、あるバンクのパージアクセス時間が、バンクインターリーブ対象の残りのバンクのアクセス不可期間より長い必要がある。
しかし、データ転送能力を高めるために、DRAMのデータバスの動作周波数を高めると、各バンクでのデータ転送量が一定の場合でも各バンクにおけるページアクセスの絶対時間は短くなる。また、DRAMのアクセス不可期間の絶対時間は変わらないため、バンクインターリーブ処理による単位時間当たりのアクセス不可期間の隠蔽が不十分となる。そのため、DRAMのデータバスの動作周波数を高めると同時にアクセス効率を一定に保つためには、各バンクにおける絶対アクセス時間を維持する必要があり、結果として各バンクにおけるデータ転送量が増えてしまい、小さなデータ転送サイズを多用するシステムでは大幅なアクセス効率が低下する。
DRAMのデータ転送能力を向上させる方法として、DRAMの動作周波数が一定でデータバスを大きくした場合にも、アクセス不可時間の絶対値は変わらず、各バンクにおけるデータ転送量が増えてしまい、データバスの動作周波数を上げた場合と同様に小さなデータ転送サイズを多用するシステムでは大幅なアクセス効率が低下する。
また、近年DRAMの消費電力の削減と高いデータ転送能力を両立する方法として、1つの半導体で構成されたDRAMの動作周波数を200MHz前後として、チャンネル当たりのデータバスを128ビット程度まで広げるワイドバスDRAMと呼ばれる手法が用いられる。ワイドバスDRAMでは、データバスを広げるためにDRAMのIO信号数が増加するが、マイクロバンプとよばれる非常に小さな突起でメモリ制御回路部とメモリとを接続する。例えば、200MHzで動作する4バンク構成のデータバスが128ビットのワイドバスDRAMでは、理論的に3.2GB/s(200MHz×128ビット=256Mbit/s)のデータ転送能力があるが、半導体プロセスの動作速度の限界から、同一バンクへのアクセス間隔は12サイクル程度必要となる。このため、アクセス不可期間を隠蔽したアクセスを行うには各バンク毎で4サイクルのアクセスで64バイト(128ビット×4=512ビット)のアクセスを行い、4バンクで16サイクルで256バイトのアクセスを行う必要がある。バースト長は1サイクルの設定ではバンクインターリーブ動作させるための単位時間当たりに入力が必要となるコマンドが多くなりすぎるため、バースト長は最低でも2サイクルとなり、最小アクセス単位は32バイト(128ビット×2サイクル=256ビット)となる。
映像データ処理で良く用いられるデータバスが16ビットのDDR2−SRDAMを、バースト長が4サイクルの設定で800Mbps動作させた場合に、理論的には1.6GB/sで最小アクセス粒度は8バイト(16ビット×4サイクル)となる。ワイドバスDRAMは、DDR2−SDRAMに対してデータ転送能力は2倍あるが、一回のアクセスによる最小データアクセス単位であるデータアクセス粒度は4倍あり、ワイドバスDRAMを用いた手法でも小さなデータ転送サイズを多用するシステムではアクセス効率が大幅に低下する。
この問題に対する従来の手法として、特許文献1に記載の技術の第1の方法がある。この技術の第1の方法では、DRAMの複数バンクに対する同時活性化を行い、コマンドの入力レートを高めることによりコマンドの入力待ちによるアクセス不可期間を低減し、DRAMに記憶された画像の2次元配列データへの効率的なアクセスを実現するものである。
特開2008−176660号公報
しかしながら、コマンドの入力レートを高めてコマンドの入力待ちを減らしても、DRAMのデータバス幅とバースト長の積で決まるデータアクセス粒度は一定であり、データ転送能力を高めるためにDRAMをワイドバス化した際には単純にデータアクセス粒度が大きくなり、画像の2次元配列データへの効率的なアクセスを実現できなくなるという問題がある。
また、複数のDRAMを並列に用いることによりデータバスを拡張し、個々のDRAMに対して独立した制御を行うことにより、データアクセス粒度はDRAM1つあたりの粒度のままで、データ転送能力をDRAM1個当たりの能力の2倍に高める方法を用いることが可能である。しかし、このような方法では、2チャンネルの構成となりチャンネル間のアクセスはできないという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するために、ワイドバスDRAMを使用することによるアクセス不可期間の増加を抑制し、2次元画像を格納したメモリに、2次元配列データへのアクセスのように小さなデータ転送サイズを多用するシステムでも高いアクセス効率を実現できるメモリ装置、メモリ制御回路及びメモリ制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は次の構成を採用した。
すなわち、本発明のメモリ装置は、Mビットのデータ入出力バスを備え入力クロックに同期してバンクアドレスとロウアドレスとコラムアドレスに対応した記憶セルに対してデータの書き込みまたは読み出しを行うメモリ装置であって、前記入力クロックの1サイクル毎に1つまたは2つのアクセス入力と読み出しバースト長フラグを受信し、第1の制御アクセスコマンドと第2の制御アクセスコマンドと読み出しバースト長信号とを出力するアクセス入力受信回路と、前記第1の制御アクセスコマンドまたは前記第2の制御アクセスコマンドが読み出し要求を示すコマンドの場合に、前記読み出しバースト長信号で指定されたバースト長で指定する期間に、前記記憶セルからのデータ読み出し後にデータ入出力バスに読み出しデータを出力するデータ入出力制御回路を備え、前記データ入出力制御回路は、前記読み出しバースト長信号が2バースト長であり、かつ、前記第1の制御アクセスコマンドまたは前記第2の制御アクセスコマンドの一方のみ読み出し要求を示すコマンドである場合には、前記第1の制御アクセスコマンドまたは前記第2の制御アクセスコマンドの読み出し要求に対応する前記記憶セルからの2つのMビットの読み出しデータを2サイクルの期間前記データ入出力バスに対して出力し、前記読み出しバースト長信号が1バースト長であり、かつ、前記第1の制御アクセスコマンドと前記第2の制御アクセスコマンドとがともに読み出し要求を示すコマンドである場合には、前記第1の制御アクセスコマンドと前記第2の制御アクセスコマンドのそれぞれの読み出し要求に対応する前記記憶セルからの2つのMビットの読み出しデータを2サイクルの期間前記データ入出力バスに対して出力することにより、前記アクセス入力と前記読み出しバースト長フラグとにより読み出し動作のバースト長を動的に切り替える。
以上説明したように、本実施の形態におけるメモリ装置においては、2つのアクセス要求を入力可能とし、最小アクセス粒度として1/2バースト長の読み出しアクセスを行うことが可能となるため、画像データ処理における高いデータ転送能力と矩形アクセス時に発生する小さなデータ転送能力を両立することが可能となる。また、消費電力の低減と高いデータ転送サイズを両立するワイドバスDRAMにおいても、高いデータ転送能力と小さな読み出しアクセス粒度を両立することが可能となる。また、製造プロセスが微細化され、半導体単体で製造されるDRAMにも適用可能である。
実施の形態におけるメモリ装置の構成を表す図 従来の技術におけるメモリ装置DDR2−SDRAMのバースト長4の2バースト読み出し時のタイミングチャート 実施の形態におけるメモリ装におけるアクセス入力とアドレス入力の入力タイミングチャート 実施の形態におけるメモリ装置における2バースト長での読み出し動作時のタイミングチャート 実施の形態におけるメモリ装置における1バースト長での1組の読み出しアクセス時のタイミングチャート 実施の形態におけるメモリ装置における1バースト長での2組の読み出しアクセス時のタイミングチャート 実施の形態におけるメモリ装置における第1のコラムアドレス制御回路107のブロック図と動作説明図 実施の形態におけるメモリ装置における1/2バースト長での1組の読み出しアクセス時のタイミングチャート 実施の形態におけるメモリ装置における1/2バースト長での2組の読み出しアクセス時のタイミングチャート 実施の形態におけるメモリ装置における2バースト長、1バースト長、1/2バースト長での読み出し動作のタイミングチャート 実施の形態におけるメモリ装置におけるプリフェッチ2動作時の、アクセス制限を示すタイミングチャート 実施の形態におけるメモリ装置におけるプリフェッチ2動作時の、1/2バースト長読み出し動作のブロック図 実施の形態におけるメモリ装置に記憶される基本矩形領域で構成された画像データのフレームバッファ構成の説明図 実施の形態におけるメモリ装置に記憶される基本矩形領域で構成された画像データのフレームバッファへの矩形アクセスの例を示す図 実施の形態におけるメモリ装置に記憶される基本矩形領域で構成された画像データのフレームバッファへの矩形アクセス時のタイミングチャート
(実施の形態)
以下、本発明に関わるメモリ装置の実施の形態について説明する。また、本実施の形態におけるメモリ装置は入力クロックに同期して動作するシンクロナスDRAM(SDRAM)の構成に基づいて説明を行っているが、記憶セルの構造は容量性の記憶セルである必要はなく、全ての構造の記憶セルを持つメモリ装置にまで及ぶものである。
図1は、本実施の形態におけるメモリ装置の主要部の構成を示すブロック図である。メモリ装置は、アクセス入力受信回路100、データ入出力制御回路106、メモリセルアレイ111と入出力バッファ110とを備えている。
アクセス入力受信回路100は、コマンド分離回路101、第1のコマンドデコーダ102、第2のコマンドデコーダ103、モードレジスタ104、ロウアドレス制御回路105とを備える。
データ入出力制御回路106は、第1のコラムアドレス制御回路107、第2のコラムアドレス制御回路108とデータパス制御回路109とから構成される。
メモリセルアレイ111は、複数のバンクで構成される記憶セル115と、各バンク毎に構成される、ロウデコーダ112、センスアンプ113とコラムデコーダ114とから構成される。
図1には、本実施の形態によるメモリ装置の特徴部分であるコラムに関する処理回路とデータ制御回路のみ示し、リフレッシュ、プリチャージ等の処理回路に関しては省略している。なお、本実施の形態におけるメモリ装置では、4個のバンクにより構成されているが、4以外のバンク数の構成でも問題はない。
本実施の形態におけるメモリ装置は、ワイドバスDRAMで想定されている、Mビット幅のデータバスを備えるSDR(シングルデータレート)SDRAMである。
メモリセルアレイ111へのアクセスは、アクセス入力とアドレス信号とバースト長フラグとに従って行われる。アドレス信号はアドレス入力として、図1に示している。
アクセス入力とアドレス信号とバースト長フラグは、コマンド分離回路101に入力され、第1のアクセス要求信号rq1、第1のアドレス信号ad1、第2のアクセス要求信号rq2、第2のアドレス信号ad2、読み出しバースト長信号rblが出力される。
第1のアクセス要求信号rq1と第1のアドレス信号ad1は1組の制御信号であり、第1のコマンドデコーダ102に入力され、第1の制御アクセスコマンドsq1が出力される。第2のアクセス要求信号rq2と第2のアドレス信号ad2も1組の制御信号であり、第2のコマンドデコーダ103に入力され、第2の制御アクセスコマンドsq2が出力される。読み出しバースト長信号rblは、メモリセルアレイ111への読み出し動作時に有効となる信号で、バースト長フラグに従って読み出し動作時のバースト長を動的に切り替えるために使用する。
第1のアドレス信号ad1と第1の制御アクセスコマンドsq1はロウアドレス制御回路105に供給され、ロウデコーダ112を制御することによりメモリセルアレイ111の活性化、プリチャージ等のロウに関係する処理を行う。さらに、第1のアドレス信号ad1と第1の制御アクセスコマンドsq1は、モードレジスタ104に供給され本実施の形態におけるメモリ装置の動作状態を変更することができる。
2系統のアクセス入力とアドレス入力の組をコマンド分離回路101に入力する方法として2種類ある。図3に、これら2つの入力方法におけるアクセス入力とアドレス入力を入力するタイミングチャートを示す。
第1のアクセス入力方法は、1サイクルに2組のアクセス入力とアドレス入力とを入力する。すなわち第1のアクセス入力、第1のアドレス入力、第2のアクセス入力と第2のアドレス入力とを、並列に入力クロックの立ち上がり(t0)に同期してコマンド分離回路101に入力する方法である。この方法では、アクセス入力とアドレス入力に対応した入力手段を2系統備える必要があるが、入力クロックと同じ周波数でアクセス信号とアドレス入力を入力することができる。t0のタイミングで、2組のアクセス入力とアドレス入力とを同時にラッチし、コマンド分離回路101から第1のアクセス要求信号rq1、第1のアドレス信号ad1、第2のアクセス要求信号rq2、第2のアドレス信号ad2とが出力される。第1のアクセス要求信号rq1、第1のアドレス信号ad1、第2のアクセス要求信号rq2、第2のアドレス信号ad2とを必要とする回路は、安定した信号をt1のタイミングで利用することができる。
第2のアクセス入力方法は、1/2サイクル毎に1組のアクセス入力とアドレス入力とを入力する方法である。この方法では、入力クロックの立ち上がりのt0のタイミンングで第1の組のアクセス入力とアドレス入力とを入力し、続く入力クロックの立下りのt0’のタイミンングで、他方の1組のアクセス入力とアドレス入力を入力する。コマンド分離回路101では、t0のタイミングで最初の1組のアクセス入力とアドレス入力をラッチし、続くt0’のタイミングで2組目のアクセス入力とアドレス入力をラッチする。第1の入力方法と同様に、第1のアクセス要求信号rq1、第1のアドレス信号ad1、第2のアクセス要求信号rq2、第2のアドレス信号ad2を必要とする回路は、安定した信号をt1のタイミングで利用することができる。第2の入力方法では、アクセス入力とアドレス入力に対応した入力手段は一系統のみ備えればよいが、入力クロックの周波数の2倍の周波数でアクセス信号とアドレス入力とを入力する必要がある。
なお、モードレジスタ104を設定することにより、通常のSDRAMと同じく、アクセス入力を1サイクル内に一回のみ受信する動作モードを備えることも可能であるが、この場合第1の入力方法では、2系統あるアクセス入力とアドレス入力の片方のアクセス入力とアドレス入力が使用できずに無駄となる。半導体装置における入出力信号用のバッファ回路は比較的大きなものとなるため、無駄な回路の実装はコストアップとなる。
本実施の形態におけるメモリ装置においては、第1のアクセス入力と第1のアドレス入力とでは、読み出し動作を含むSDRAMの全ての制御要求を入力することができ、第2のアクセス入力と第2のアドレス入力とでは、読み出し動作のみ入力可能であってもよい。第2のアクセス入力と第2のアドレス入力とは、読み出し制御要求のみと限定することにより、第2のアドレス入力はバンクアドレスとコラムアドレスのみで構成することが可能となる。一般に、SDRAMではロウアドレスがコラムアドレスより多くのビット数が必要となる。よって、第1のアクセス入力方法において、第2のアドレス入力をバンクアドレスとコラムアドレスの合計したビット幅にすることが可能となり、入力端子の削減が可能である。
本実施の形態におけるメモリ装置においては、メモリセルアレイ111への書き込み動作に関しては一般のSDRAMと違いが無いため説明を省き、以降はメモリセルアレイ111からの読み出し動作に関しての動作説明を行う。
第1の制御アクセスコマンドsq1は、読み出しバースト長信号rblとともに第1のコラムアドレス制御回路107に供給される。第1のコラムアドレス制御回路107では、読み出し動作時には、第1の制御アクセスコマンドsq1と読み出しバースト長信号rblを用いて、センスアンプ113からバースト長分の読み出し制御を行う第1のコラムアドレス制御信号cc1を出力する。コラムアドレス制御信号については、後ほど説明する。
同様に、第2の制御アクセスコマンドsq2は、読み出しバースト長信号rblとともに第2のコラムアドレス制御回路108に供給される。第2のコラムアドレス制御回路108では、読み出し動作時には、第2の制御アクセスコマンドsq2と読み出しバースト長信号rblを用いて、センスアンプ113からバースト長分の読み出し制御を行う第2のコラムアドレス制御信号cc2を出力する。
第1のコラムアドレス制御信号cc1と第2のコラムアドレス制御信号cc2は、コラムデコーダ114とデータパス制御回路109とに供給され、センスアンプ113からの読み出し制御に使用される。
このように、センスアンプ113は、同一バンクのページへのアクセスが2つ同時に発生することがあり、センスアンプ113とコラムデコーダ114は、2つの同時に発生する読み出し要求に対して対応可能な構成である必要がある。また、センスアンプ113は、1バースト長(一度にMビットデータのアクセス)の書き込み及び読み出し動作に最適に設計されている。つまり、センスアンプ113へのアクセスは、Mビットの境界でのアクセスに限られ、Mビットより大きなアクセスを行う場合には、Mビットのアクセスを2回以上行うことにより実現する。また、読み出し動作に限って、Mビット未満のアクセスを行う場合には、一旦Mビットのデータをセンスアンプ113から読み出した後、必要なデータ領域のみ使用することにより実現する。
次に、メモリセルアレイ111からの読み出し動作を行う際のバースト長が、2または1の場合についての、メモリセルアレイ111から読み出されたデータが入出力バッファ110を通して出力されるまでの動作の説明を行う。
バースト長に依存しない動作として、第1のコラムアドレス制御信号cc1と第2のコラムアドレス制御信号cc2とは、コラムデコーダ114とデータパス制御回路109に供給される。第1のコラムアドレス制御信号cc1と第2のコラムアドレス制御信号cc2とは、それぞれ、センスアンプ113から読み出し動作を行う際のコラムアドレスの開始アドレスとバースト長の情報を持つ。第1のコラムアドレス制御信号cc1と第2のコラムアドレス制御信号cc2との情報に従って、コラムデコーダ114はセンスアンプ113からのデータ読み出しを行い、読み出した結果をデータパス制御回路109に供給する。
最初に、読み出し動作時のバースト長が2バースト長の場合の動作の説明を、図4を用いて行う。
読み出し要求ととともに入力されるバースト長フラグが2バースト長を示す場合に、読み出しバースト長信号rblが2バースト長を示し(図4に示したとおり、バースト長フラグが2)、対応する読み出し動作が2バースト長の読み出し動作となる。2バースト長の読み出し動作時には、第1のアクセス入力、第1のアドレス入力のみ有効となり、第2のアクセス入力、第2のアドレス入力は無効となる。同様な理由で、読み出し動作時のバースト長が2バースト長の場合、第1のコラムアドレス制御信号cc1のみ有効となり、第2のコラムアドレス制御信号cc2は無効となる。
読み出し動作を開始するコラムアドレスがadcとすると、第1のコラムアドレス制御信号cc1により、読み出し要求入力のタイミング(t0)からLサイクル後のt1のタイミングで、データパス制御回路109を通じて、所望のバンクのセンスアンプ113からコラムアドレスadcに記憶されているデータD(adc)がデータパス制御回路109を通じて入出力バッファ110に供給され、入出力バスMビットの読み出しデータが出力される。続くt2のタイミングである、読み出し要求入力のタイミング(t0)から(L+1)サイクル後には、コラムアドレス(adc+1)に記憶されているデータD(adc+1)がデータパス制御回路109を通じて入出力バッファ110にに出力され、2サイクル期間に読み出しデータの出力が行われる。
データパス制御回路109は、2バースト長の動作の場合には、サイクル毎にコラムデコーダ114から出力されたMビットの読み出しデータをそのまま入出力バッファ110に供給する。なお、2バースト長の読み出し動作の説明を行ったが、2バースト長より大きなバースト長の読み出しも2バースト長の読み出し回路と同様な構成で行うことは可能である。
次に、読み出し動作時のバースト長が1バースト長の場合の動作を図5、図6、図7を用いて説明を行う。
読み出し要求ととともに入力されるバースト長フラグが1バースト長を示す場合(図5においてバースト長フラグが1)に、読み出しバースト長信号が1バーストを示し、対応する読み出し動作が1バースト長の読み出し動作となる。1バースト長の読み出し動作時には、片側の1組のアクセス入力とアドレス入力のみ有効となり、1つの読み出し要求が発生する場合と、第1のアクセス入力、第1のアドレス入力、第2のアクセス入力、第2のアドレス入力が全て有効となる1サイクルに2つの読み出し要求が発生する場合とがある。
片側の1組のアクセス入力とアドレス入力のみ有効となり、1つの読み出し要求が発生する場合には、2バースト長における読み出し動作と同じく、図5に示すように第1のアクセス入力と第1のアドレス入力に対して、Lサイクル後に入出力バッファ110にMビットの読み出しデータD(adc)が入出力バッファ110に対して出力される。なお、読み出し要求を第2のアクセス入力と入力第2のアドレス入力とから読み出し要求を入力することも可能である。
1バースト長の読み出し動作に関して、2組のアクセス入力とアドレス入力が有効で2つの読み出し要求が同時に発生する場合の動作を、図6に示す、第1の出力方法におけるタイミングチャートを使用し説明する。
第1のアドレス入力で指定するバンクアドレスがadb1でコラムアドレスがadc1であり、第2のアドレス入力で指定するバンクアドレスがadb2でコラムアドレスがadc2とする。この場合に、第1のアクセス入力と第1のアドレス入力に対応する第1のコラムアドレス制御信号cc1により、バンクadb1に対応するセンスアンプ113からコラムアドレスadc1に記憶されているデータが、読み出し要求入力のタイミング(t0)からLサイクル後のt1のタイミングで、データパス制御回路109を通じて入出力バッファ110に供給され、入出力バスMビットの読み出しデータD(adc1)が出力される。
また、第2のアクセス入力と第2のアドレス入力に対応する第2のコラムアドレス制御信号cc2に関しては、1バースト長の2系統の読み出し要求が同時に入力された場合に、第2のコラムアドレス制御回路108において第2のコラムアドレス制御信号cc2を1サイクル遅延し、コラムデコーダ114とデータパス制御回路109に供給する。なお、読み出しバースト長信号rblに従って、第2のコマンドデコーダ103において第2の制御アクセスコマンドsq2を1サイクル遅延させることでも、第2のコラムアドレス制御信号cc2の1サイクル遅延は実現可能である。第1のコラムアドレス制御信号cc1に対して1サイクル遅延した第2のコラムアドレス制御信号cc2により、バンクadb2に対応するセンスアンプ113から、コラムアドレスadc2に記憶されているデータが、読み出し要求入力のタイミング(t0)から(L+1)サイクル後のt2のタイミングで、データパス制御回路109を通じて入出力バッファ110に供給され、入出力バスにMビットの読み出しデータD(adc2)が出力される。データパス制御回路109は、t1とt2のタイミングで読み出し要求の対象となるバンクのセンスアンプ113からの読み出しデータをサイクルごとに有効なデータを選択し、入出力バッファ110に出力する。
1バースト長の読み出し動作に関して、2組のアクセス入力とアドレス入力が有効で2つの読み出し要求が同時に発生する場合の別の動作を、図6の第2の出力方法におけるタイミングチャートを使用し説明する。
図6に示す第2の出力方法が第1の出力方法におけるタイミングチャートと異なる点は、次の通りであ。まず、t1のタイミングにて、第1のアクセス入力と第1のアドレス入力に対応するMビットの読み出しデータの上位1/2ビット部と、第2のアクセス入力と第2のアドレス入力に対応するMビットの読み出しデータの上位1/2ビット部を組み立ててMビットのデータとして入出力バッファ110に出力する。続く、t2のタイミングにて、第1のアクセス入力と第1のアドレス入力に対応するMビットの読み出しデータの下位1/2ビット部と、第2のアクセス入力と第2のアドレス入力に対応するMビットの読み出しデータの下位1/2ビット部とを組み立ててMビットのデータとして入出力バッファ110に出力することである。
第1のコラムアドレス制御回路107にて第1のコラムアドレス制御信号cc1を2サイクル幅に拡張し、同様に第2のコラムアドレス制御回路108にて第2のコラムアドレス制御信号cc2を2サイクル幅に拡張する。
第1のコラムアドレス制御信号cc1を例に取り、2サイクル幅への拡張について説明する。
図7には、第1のコラムアドレス制御回路107において、第1のコラムアドレス制御信号cc1を2サイクル幅に拡張する回路構成とタイミングチャートを示す。第1の制御アクセスコマンドsq1は、アドレス情報と読み出し要求情報とで構成され、遅延回路150により1サイクル遅延したアクセスコマンド遅延信号dsq1を得る。第1の制御アクセスコマンドsq1とアクセスコマンド遅延信号dsq1から引き伸ばし回路151により2サイクル幅に拡張された第1のコラムアドレス制御信号cc1を出力する。
第1のコラムアドレス制御信号cc1は、読み出し要求とバンクアドレスとコラムアドレスとワード選択信号wsとで構成される。
ワード選択信号wsは、第1のコラムアドレス制御回路107において、読み出し要求が入力されたタイミングでトグルカウンタ152を2サイクルの期間動作させることにより生成することができる。ワード選択信号wsは、データパス制御回路109にて、センスアンプ113から読み出されたMビットの読み出しデータからM/2ビットのデータを選択するための制御信号となる。
ワード選択信号wsが1の場合には、センスアンプ113から読み出されたMビットの読み出しデータの上位M/2ビットがデータパス制御回路109にて選択され、ワード選択信号wsが0の場合には、センスアンプ113から読み出されたMビットの読み出しデータの下位M/2ビットがデータパス制御回路109にて選択される。
なお、2バースト長の読み出し動作時と同様に、第1のコラムアドレス制御信号cc1を2サイクルに拡張する必要のない読み出し動作の場合には、第1のコラムアドレス制御回路107において、拡張前の信号と拡張後の信号を選択する情報を第1の制御アクセスコマンドsq1が有することにより制御することができる。
第2のコラムアドレス制御回路108に関しても、第1のコラムアドレス制御回路107と同様な構成で、2サイクル幅に拡張された第2のコラムアドレス制御信号cc2を得ることができる。
データパス制御回路109は、M/2ビットの二つの読み出しデータをビット方向に重ねて入出力バッファ110に出力し、2つのアドレスから読み出されたデータが2サイクルの期間並列に入出力バッファ110に出力される。
なお、2サイクルのデータ出力期間の前半で各Mビットの読み出しデータの下位M/2ビットを、後半で上位M/2ビットを入出力バスに出力するように出力順のビット並びのエンディアンを入れ替えてもよい。
また、2つの読み出し要求に対する出力をそれぞれ異なるエンディアンの順に出力してもよい。また、読み出されたデータを2サイクルに拡張するために、コラムデコーダ114に入力する第1のコラムアドレス制御信号cc1と第2のコラムアドレス制御信号cc2を2サイクル幅に拡張したが、データパス制御回路109において読み出しデータの一部を遅延させることにより2サイクル幅に拡張してもよい。
なお、モードレジスタ104を設定することにより、データ読み出し時のビット並びのエンディアンを制御してもよい。
次に、読み出し動作時のバースト長が1バースト長の1/2のバースト長(以後、1/2バースト長と記す)の場合の動作説明を行う。
1/2バースト長の読み出しとは、1バースト長ではMビットの読み出しデータが出力されるのに対し、Mビットの読み出しデータの上位または下位のM/2ビット分の読み出しデータが出力されることを意味する。
1/2バースト長での読み出し時には、Mビットの読み出しデータの上位M/2ビットまたは下位のM/2ビットをサイクル毎に選択する必要があるため、上位または下位のビットの選択信号として第1のアドレス入力と第2のアドレス入力はそれぞれ第1のサブアドレス信号と第2のサブアドレス信号とを持つ。
1/2バースト長での読み出し方法としては、1バースト長での読み出し方法と同じく、2組のアクセス入力とアドレス入力が有効であり、同時に2つの1/2バースト長の要求が発生する場合と、1組のアクセス入力とアドレス入力のみが有効で一つの1/2バースト長の要求が発生する場合との2種類の読み出し方法がある。読み出し要求ととともに入力されるバースト長フラグが1/2バースト長を示す場合に、読み出しバースト長信号rblが1/2バースト長を示し、対応する読み出し動作が1/2バースト長の読み出し動作となる。また、第1の制御アクセスコマンドsq1、第2の制御アクセスコマンドsq2、第1のコラムアドレス制御信号cc1、第2のコラムアドレス制御信号cc2はそれぞれ読み出しコマンドと同期したサブアドレス情報を持つ。
1/2バースト長の読み出し動作に関して、2組のうち片側の1組のアクセス入力とアドレス入力のみ有効となり、1つの読み出し要求が発生する場合には、図8に示すように1バースト長における読み出し動作と同じく、第1のアクセス入力と第1のアドレス入力(第1のサブアドレス入力を含む)に対して、Lサイクル後に第1のコラムアドレス制御信号cc1のサブアドレス情報に従ってセンスアンプ113から読み出されたMビットのデータの上位または下位M/2ビットを選択し、読み出しデータが入出力バッファ110に出力される。
図8のタイミングチャートでは、第1のサブアドレス入力が0の場合には、センスアンプ113から読み出されたMビットのデータの下位M/2が選択され、第1のサブアドレス入力が1の場合には、センスアンプ113から読み出されたMビットのデータの上位M/2が選択される。なお、第1のコラムアドレス制御信号cc1のサブアドレス情報の論理によって、センスアンプ113から読み出されたMビットのデータの上位または下位の選択を行う際の論理は逆の論理でもよい。
図8において、t0のタイミングで第1のアドレス入力で指定されたコラムアドレスadc1の下位M/2ビットの読み出し要求に対して、Lサイクル後のt2のタイミングで所望のバンクのコラムアドレスadc1から読み出されたMビットのデータの下位M/2のデータDl(adc1)が入出力バッファ110に出力される。t0に続くサイクルのt1のタイミングでの第1のアドレス入力で指定されたコラムアドレスadc2の上位M/2ビットの読み出し要求に対しては、Lサイクル後のt3のタイミングで所望のバンクのコラムアドレスadc1から読み出されたMビットのデータの上位M/2のデータDh(adc2)が入出力バッファ110に出力される。なお、第2のアクセス入力と第2のアドレス入力(第2のサブアドレス入力を含む)に対しても、全く同様に動作となる。
なお、1サイクルで1/2バースト長の読み出しを一つだけ行った場合には、入出力バッファ110はMビット幅であるため、Mビットのバスの下位ビットに詰めて出力するか、上位ビットに詰めて出力するかいずれの方法でも構わない。また、第1のアクセス入力と第1のアドレス入力(第1のサブアドレス入力を含む)に対応する入出力バスでの出力位置と、第2のアクセス入力と第2のアドレス入力(第2のサブアドレス入力を含む)に対応する入出力バスでの出力位置とを入れ替えてもよい。なお、モードレジスタ104の設定により、入出力バスにおける出力位置を設定してもよい。
続いて、1/2バースト長の読み出し動作に関して、2組のアクセス入力とアドレス入力が有効となり2つの読み出し要求が同時に発生する場合の動作について、図9を用いてを説明する。
2組のアクセス入力とアドレス入力のうち片側の1組のアクセス入力とアドレス入力のみ有効となり、1つの読み出し要求が発生する場合と比較して、2つの読み出し要求が同時に発生した場合との違いは次の通りである。2つの読み出し要求の、それぞれの要求に応じてセンスアンプ113から読み出された2つのMビットの読み出しデータを、第1のコラムアドレス制御信号cc1のサブアドレス情報と第2のコラムアドレス制御信号cc2のサブアドレス情報とに従って、それぞれの読み出しデータに対して上位または下位のM/2ビット部の切り出しを行う。そして、2つの読み出し要求からLサイクル後に2組のM/2ビットの読み出しデータを、Mビットの入出力バスに出力するところである。
なお、第1のコラムアドレス制御信号cc1のサブアドレス情報と第2のコラムアドレス制御信号cc2のサブアドレス情報の論理によって、センスアンプ113から読み出されたMビットのデータの上位または下位の選択を行うが、選択を行う際の論理は逆の論理でもよい。
図9において、t0のタイミングで、第1のアドレス入力と第1のサブアドレス入力と第1のアクセス入力とによるadc1の下位M/2ビットの読み出し要求に対して、Lサイクル後のt2のタイミングで所望のバンクのコラムアドレスadc1から読み出されたMビットのデータの下位M/2のデータDl(adc1)が入出力バッファ110の上位M/2ビット部に出力される。同様にt0のタイミングで、第2のアドレス入力と第2のサブアドレス入力と第2のアクセス入力とによるadc3の上位M/2ビットの読み出し要求に対して、Lサイクル後のt2のタイミングで所望のバンクのコラムアドレスadc3から読み出されたMビットのデータの上位M/2のデータDh(adc3)が入出力バッファ110の下位M/2ビット部に出力される。t0に続くサイクルのt1のタイミングで、第1のアドレス入力と第1のサブアドレス入力と第1のアクセス入力によるadc2の上位M/2ビットの読み出し要求に対して、(L+1)サイクル後のt3のタイミングで所望のバンクのコラムアドレスadc2から読み出されたMビットのデータの上位M/2のデータDh(adc2)が入出力バッファ110の上位M/2ビット部に出力される。同様にt1のタイミングで、第2のアドレス入力と第2のサブアドレス入力と第2のアクセス入力とによるadc4の下位M/2ビットの読み出し要求に対して、(L+1)サイクル後のt3のタイミングで所望のバンクのコラムアドレスadc4から読み出されたMビットのデータの下位M/2ビットのデータDl(adc4)が入出力バッファ110の下位M/2ビット部に出力される。
このように、1バースト長で2組の読み出し要求が発生した場合に、1サイクルで2つの読み出し要求に応じた読み出しデータをM/2ビットずつ同時に出力する場合と同様に、センスアンプ113は同一バンクのページへのアクセスが2つ同時に発生することがあり、センスアンプ113とコラムデコーダ114は、2つの同時に発生する読み出し要求に対して対応可能な構成である必要がある。
また、1バースト長の読み出し動作時に1サイクルで2つの読み出し要求に応じた読み出しデータをM/2ビットずつ同時に出力する場合と同様に、データパス制御回路109において1バースト長の読み出し動作時と同じ回路構成で、センスアンプ113から読み出されたMビットのデータからM/2ビットのデータを選択することができる。
なお、図9のタイミングチャートを用いた説明では、第1のアクセス入力に対応したM/2ビットの読み出しデータは入出力バスの上位M/2ビットに出力され、第2のアクセス入力に対応したM/2ビットの読み出しデータは入出力バスの下位M/2ビットに出力されるが、逆でもよい。なお、モードレジスタ104を設定することにより、いずれかの出力方法を選択することも可能である。
本実施の形態におけるメモリ装置においては、上述した2バースト長、1バースト長、1/2バースト長の3種類のバースト長の読み出し動作を動的に切り替えながら行うことができる。
図10に示すように、2つの読み出し要求を同時に入力可能なため、例えば(1)1/2バースト長、(2)1/2バースト長、(3)2バースト長、(4)1/2バースト長、(5)1バースト長というように、サイクル毎にバースト長を変化させても、入出力バスに連続して読み出しデータを出力することができる。
また、本実施の形態におけるメモリ装置は、読み出し動作時の最小アクセス粒度を下げるため(本実施の形態では、M/2ビット粒度の読み出し動作)、1サイクルに同時に2つの読み出し要求を入力するする必要がある。
本実施の形態におけるメモリ装置への読み出し要求以外の他の要求に関しては、1サイクルに一つの要求が入力できれば良く、2組のアクセス入力のうちの1つのアクセス入力は読み出し要求のみに対応すればよい。
ここでは、第2のアクセス入力を読み出し要求のみに対応するものとする。第1のアクセス入力は読み出し要求を含むすべての要求に対応する。一方、一般にSDRAMではロウアドレスがコラムアドレスより多くのビット数が必要なため、ロウアドレスに対応する必要のない第2のアクセス入力は、コラムアドレスとサブアドレスの合計のビット数のアドレス情報があればよい。このため、本実施の形態におけるメモリ装置において、第1のアクセス入力と第2のアクセス入力が独立した入力系統に分かれている場合、第2のアクセス入力用の入力系統を最小源の入力系統で構成することができ、半導体上の入力バッファ数に代表される回路規模を低減することができる。
次に、本実施の形態におけるメモリ装置をセンスアンプ113のアクセスタイムの1/2の周期の入力クロックで動作させた場合の動作を説明する。センスアンプ113の読み出し動作の最大動作周波数の2倍の入力クロックで動作させるため、同じセンスアンプ113への連続する読み出しアクセスは、少なくとも2サイクルの間隔を開ける必要がある。すなわち、センスアンプ113は、2バースト長(一度にM×2ビットデータのアクセス)の書き込み及び読み出し動作に最適に設計されている。つまり、センスアンプ113へのアクセスは、M×2ビットの境界でのアクセスに限られ、M×2ビットより大きなアクセスを行う場合には、M×2ビットのアクセスを2回以上行うことにより実現する。また、読み出し動作に限って、M×2ビット未満のアクセスを行う場合には、一旦M×2ビットのデータをセンスアンプ113から読み出した後、必要なデータ領域のみ使用することにより実現する。つまり、センスアンプ113へのアクセス時には、コラムアドレスの最下位ビットを0と考えて、M×2のビットの境界に従ってアクセスを行う。M×2ビットのデータを読み出した後、必要なデータ領域を選択し入出力バスに出力する。
図12のブロック図を用いて、1/2バースト長の読み出しアクセスを行った場合に、センスアンプ113から入出力バッファ110に対してM/2ビットのデータを供給する動作を説明する。ここでは、2つの1/2バースト長の読み出しアクセスが同時に行われた場合の動作を説明する。
センスアンプ113から一回のアクセスで2つのM×2ビットのデータを読み出し、それぞれのデータを第1の選択回路A120と第2の選択回路A121に供給する。
第1の選択回路A120では、第1のコラムアドレス制御信号cc1におけるコラムアドレスの最下位ビットにより上位または下位のMビットのデータを選択し、第1の選択回路B122に供給する。
第2の選択回路A121では、第2のコラムアドレス制御信号cc2におけるコラムアドレスの最下位ビットにより上位または下位のMビットのデータを選択し、第2の選択回路B123に供給する。
次に、第1の選択回路B122において、第1のコラムアドレス制御信号cc1におけるサブアドレス信号により、第1の選択回路A120から供給されるMビットのデータの上位または下位M/2ビットを選択し、入出力バッファ110に供給する。
また、第2の選択回路B123において、第2のコラムアドレス制御信号cc2におけるサブアドレス信号により、第2の選択回路A121から供給されるMビットのデータの上位または下位M/2ビットを選択し、入出力バッファ110に供給する。
一方、本実施の形態におけるメモリ装置では、1サイクル当り、最大2つの読み出し要求を入力することができる。そのため、本実施の形態におけるメモリ装置を、センスアンプ113のアクセスタイムの1/2の周期の入力クロックで動作させるには、連続するサイクル間で同一バンクのセンスアンプ113への読み出しアクセスは実行できない。また、同一バンクのページに対して2つの読み出し動作が同時に行われることが発生するため、センスアンプ113は同時に2つの異なった読み出しアクセスが可能である必要がある。
具体的に、図11を用いて説明する。図11では、1/2バースト長の読み出しアクセスが2サイクル連続して発生した場合の動作を示す。センスアンプ113は、入力クロックの周波数の1/2の周波数で動作するため、2バースト長(M×2ビット単位)の読み出し動作が基本的な動作となり、センスアンプ113への一回の読み出し動作でM×2ビットのデータが読み出される。M×2ビット単位で読み出されたデータは、データパス制御回路109において、入力クロックのレートにパラレル/シリアル変換され、2サイクルの期間、Mビットの読み出しデータとして出力される。これは、DDR−SDRAMの2プリフェッチ動作と実質的に同じ動作である。
図11において、t0の1/2バースト長の2つの読み出し要求に対して、続くサイクルのt1での1/2バースト長の読み出し要求におけるバンクアドレスは、センスアンプ113のアクセスタイムの制限から、以下の制限がある。
(1)t0における第1のアクセス要求におけるバンクアドレスと、t1における第1のアクセス要求と第2のアクセス要求とのバンクアドレスとは異なる
(2)t0における第2のアクセス要求におけるバンクアドレスと、t1における第1のアクセス要求と第2のアクセス要求とのバンクアドレスとは異なる
また、t1の1/2バースト長の2つの読み出し要求に対して、続くサイクルのt2での2バースト長の読み出し要求におけるバンクアドレスは以下の制限がある。
(1)t1における第1のアクセス要求におけるバンクアドレスと、t2における第1のアクセス要求のバンクアドレスとは異なる
t2での2バースト長の読み出し要求に続くアクセスは2サイクル後のt4のタイミングでの1/2バースト長のアクセスとなり、t2とt4は2サイクルの間隔があるため、t4のタイミングにおける読み出し要求のバンクアドレスの制限は無い。t4の1/2バースト長の2つの読み出し要求に対して、続くt5のタイミングでの1バースト長の読み出し要求のバンクアドレスには、以下の制限がある。
(1)t4における第1のアクセス要求におけるバンクアドレスと、t5における第1のアクセス要求のバンクアドレスとは異なる
(2)t4における第1のアクセス要求におけるバンクアドレスと、t5における第2のアクセス要求のバンクアドレスとは異なる
1バースト長での読み出し時には、センスアンプ113から読み出されたM×2ビットデータに対して、読み出し時に指定されたコラムアドレスの最下位ビットに従ってMビットのデータを選択し入出力バスに出力する。コラムアドレスの最下位ビットが1の場合には、センスアンプ113から読み出されたM×2ビットデータの上位Mビット部を入出力バスに出力し、コラムアドレスの最下位ビットが0の場合には、センスアンプ113から読み出されたM×2ビットデータの下位Mビット部を入出力バスに出力する。1サイクルに同時に2つの1バースト長の読み出し要求が入力された場合には、M/2ビット単位で2種類の読み出しデータを2サイクルの期間に並列に出力する方法と、1サイクルごとに、Mビット単位で各読み出し要求に対応した読み出しデータを出力する方法のいずれの方法で出力してもよい。
1/2バースト長での読み出し時には、センスアンプ113から読み出されたM×2ビットデータに対して、読み出し時に指定されたコラムアドレスの最下位ビットとサブアドレスに従ってM/2ビットのデータを選択し入出力バスに出力する。コラムアドレスの最下位ビットが1の場合には、センスアンプ113から読み出されたM×2ビットデータの上位Mビット部が選択され、コラムアドレスの最下位ビットが0の場合には、センスアンプ113から読み出されたM×2ビットデータの下位Mビット部が選択される。選択後のMビットのデータに対して、サブアドレスが1の場合には、上位M/2ビットが選択され、入出力バスに出力され、サブアドレスが0の場合には、下位M/2ビットが選択され入出力バスに出力される。入出力バスはMビットであるため、2つの1/2ビットの読み出しデータを同時に入出力バスに出力することができる。
本実施の形態におけるメモリ装置では、第1のサブアドレス信号と第2のサブアドレス信号(以下サブアドレス情報と記す)がNビット(Nは2以上の整数)で構成されていてもよい。サブアドレス情報がNビットであることにより、1バースト長または1/2バースト長の読み出しを行う際にデータパス制御回路109において、センスアンプ113から読み出されたM×2ビットのデータを2のN乗個に分割した領域の境界から、所望のバースト長の信号を選択することが可能となる。本実施の形態の一例として、センスアンプ113から1バースト長当たりの読み出しデータ量(Mビット)を128ビットとし、サブアドレス情報が5ビットで構成されている場合には、センスアンプ113からの1回当たりの読み出しは256ビット(M×2ビット)単位となり、5ビットのサブアドレス情報により、8ビット単位の32個の領域に分けることができる。そこで、センスアンプ113から読み出した256ビットのデータからMビットまたはM/2ビットの選択のアドレスのオフセットを制御することができる。例えば、M/2バースト長の読み出しを行う際に、サブアドレス情報が2を示す場合、センスアンプ113から読み出した256ビットのデータの16ビット目から79ビット目の64ビット幅のデータを選択することができる。
また、本実施の形態におけるメモリ装置では、サブアドレス情報の値によっては、センスアンプ113から読み出した256ビットのデータの境界を超えた範囲のデータが必要が場合がある。例えば、センスアンプ113から読み出した256ビットのデータに対して、1/2バースト長の読み出し時にサブアドレス情報により192ビットより大きな位置から64ビットのデータを選択使用とした場合に、256ビットのデータの上限を越えてしまう。このような場合の対応として2種類の処理方法が考えられる。
第1の方法は、M×2ビットの境界を超えたアドレス領域は、再度M×2ビットの若いアドレス境界に折りかえす方法である。例えば、センスアンプ113から読み出した256ビットのデータに対して、1/2バースト長の読み出し時にサブアドレス情報により224ビット目から64ビットのデータを選択する場合には、224ビットから255ビット目までの32ビットを下位ビットとし、0ビット目から31ビットまでを上位ビットとして64ビットのデータを選択することになる。つまり、サブアドレス情報に依存せず、センスアンプ113から読み出されたM×2ビットのデータ内で選択するデータが完結する。
第2の方法は、M×2ビットの境界を超えたアドレス領域は、センスアンプ113のアドレスが大きくなる隣接したM×2ビットの領域のデータからアドレスをインクリメントして選択する方法である。この方法だと、センスアンプ113からの読み出し時に、コラムアドレスで選択された256ビットのデータとアドレスが大きくなる隣接した256ビットも同時に読み出す必要があり、センスアンプ113から一回の読み出しで512ビットのデータを読み出す必要がある。また、コラムアドレスが最上位アドレスを示す場合には、アドレスが大きくなる隣接した256ビットの領域は存在しない。そのため、コラムアドレスが最上位アドレス以外のアドレスを示す場合に、サブアドレス情報による所望のバースト長のデータの選択開始ビットの制御が可能となる。例えば、センスアンプ113から読み出した256ビットのデータ(A)とアドレスが大きくなる隣接した256ビットのデータ(B)に対して、1/2バースト長の読み出し時にサブアドレス情報により224ビット目から64ビットのデータを選択する場合には、データ(A)から選択した224ビットから255ビット目までの32ビットを下位ビットとし、データ(B)から選択した0ビット目から31ビットまでを上位ビットとして64ビットのデータを選択することになる。このような構成をとることにより、センスアンプ113の隣接するM×2ビットの領域に跨ったデータを読み出す場合には、M×2ビットの境界を跨ったアクセスができない場合には、2回の読み出し動作を行いデータを読み出すところを1回の読み出しで行うことできる。
次に、本実施の形態におけるメモリ装置を画像データのフレームバッファとして用いる場合のメモリ制御方式に関して、図13を用いて説明を行う。
本実施の形態におけるメモリ装置の記憶する画像データの一例として、水平方向に(W/8×Y)バイト毎(Wは8の倍数であり、Yは整数)に2つの異なるバンクが繰り返し配置され、画像の水平アドレスにA個(バイト)、垂直アドレスに応じてB個単位の矩形領域(以下基本矩形領域と記す)が配置されている。さらに、基本矩形領域は本実施の形態におけるメモリ装置のページサイズの2倍の大きさとなるようにAとBの値を設定してもよい。また、画像データ内の水平または垂直に隣接する基本矩形領域は、異なるバンクアドレスで構成されていてもよい。図13に基本矩形領域で構成された画像データのフレームバッファ構成例を示す。
具体的な例として図14に示すように、Wが64でYが1であり、基本矩形領域の水平サイズAが128バイト、垂直方向に32ラインで構成された場合の例を示す。この場合、基本矩形領域の大きさは、128バイトと32ラインの積となり4096バイトとなる。
図14において、基本矩形領域は2つのバンクのページ領域で構成されており、バンク当たりのページサイズは2048ビットとなる。水平方向に、8バイト単位で2つのバンクが交番する配置となり、水平方向にバンクが交番する単位が本実施の形態におけるメモリ装置の最小アクセス粒度(最小アクセス粒度と記す)に一致するものとする。水平方向に最小アクセス粒度の3個分、縦方向に2ライン分の矩形アクセスを行う際の動作を説明する。基本矩形領域は、縦方向には同一バンクのページで構成されており、アクセス対象は矢印で示す順序に読み出し要求が発生しているものとする。アクセス対象は、6個の最小アクセス粒度単位で構成されており、センスアンプ113はプリフェッチ2で動作する。つまり、センスアンプ113のアクセスタイムの1/2の周期の入力クロックで動作し、1/2バースト長が最小アクセス粒度とする。この場合、アクセス対象は次に示す6個のバンクアドレスとコラムアドレスのデータがマッピングされている。
(1)バンクアドレス:0、コラムアドレス:A
(2)バンクアドレス:1、コラムアドレス:A
(3)バンクアドレス:0、コラムアドレス:A+1/2
(4)バンクアドレス:0、コラムアドレス:B
(5)バンクアドレス:1、コラムアドレス:B
(6)バンクアドレス:0、コラムアドレス:B+1/2
(1)から(6)の順序で1/2バースト長単位での読み出しアクセスでは、同一バンクへのアクセスが時間的に連続して発生するため、連続して読み出しを行うことができない。そこで、1バースト長のアクセスで2つの領域が読み出せるように、同一バンクへのアクセスが連続しないように、2つの領域の読み出し順序を入れ替えることにより、連続読み出しを実現する。読み出し順序を入れ替えた後の読み出しデータは、位置情報ととともに、読み出しアクセスマスターに供給され、読み出しアクセスマスターにおいて、本来の順序に並べ替えられる。具体的な、領域の並べ替えの方法としては、次のようにする。

(1)と(3)の読み出しアクセスをバンク0のページのコラムアドレスAの1バーストの読み出しアクセスとする。
(2)と(5)の読み出しアクセスをバンク1のページのコラムアドレスA、Bの1/2バーストの同時読み出しアクセスとする。
(4)と(6)の読み出しアクセスをバンク0のページのコラムアドレスBの1バーストの読み出しアクセスとする。
上記の順序で読み出しを行う。図15に前記アクセス対象への読み出し動作のタイミングチャートを示す。
読み出し要求の発行順序は、以下のようになる。
続くt1のタイミングで、バンクアドレス1、コラムアドレスAとコラムアドレスBの1/2バースト長の読み出し要求を並列出力する。そして、
t2のタイミングで、バンクアドレス0、コラムアドレスBの記憶セルの1バースト長の読み出し要求を出力する。
上記のような読み出し要求に対して、Lサイクル後のt3から以下に示すように、記憶セルから読み出し動作を行う。
t3のタイミングで、バンクアドレス0、コラムアドレスAの記憶セルの読み出しデータを出力するので、
(1)と(3)の領域のデータ読み出しを同時に行う。
t4のタイミングで、バンクアドレス1、コラムアドレスA、コラムアドレスBの記憶セルの読み出しデータを出力するので、
(2)と(5)の領域のデータ読み出しを同時に行う。
t5のタイミングで、バンクアドレス0、コラムアドレスBの記憶セルの読み出しデータを出力するので、
(4)と(6)の領域のデータ読み出しを同時に行う。
このように、1/2バースト長で6個のデータ読み出しを、3サイクルで行うことができる。また、時間的に連続する同一バンクへのアクセスは発生しない。さらに、t0およびt2のタイミングでは、2系統入力可能なアクセス入力の1系統のみ使用しており、t0またはt2のタイミングで、バンク0とバンク1以外のバンクの先行的な活性化やプリチャージ処理を行うことも可能である。
つぎに、矩形読み出しのアクセス対象領域が複数の基本矩形領域にまたがった場合でも、一方の基本矩形領域の読み出し動作時に、先行的にもう一方の基本矩形領域の2つのバンクの活性化を行い、矩形読み出しのアクセス対象の基本矩形領域が一つの場合と同様に連続読み出しが可能となる。
なお、本実施の形態におけるメモリ装置の出力バスのビット幅は128ビットとしてもよい。本実施の形態におけるメモリ装置の出力バスを128ビットすることにより、1/2バースト長のアクセスで64ビット(8バイト)の最小アクセス粒度を実現することができる。この、8バイトのアクセス粒度は、画像処理によく使用されるデータバスが32ビット幅のDDR1−SDRAMをバースト長2で動作させた場合と、データバスが16ビット幅のDDR2−SDRAMをバースト長4で動作させた場合と同じアクセス粒度を実現することできる。
以上のように、本発明のメモリ装置は次のような構成を採用する。
すなわち、本発明のメモリ装置は、Mビットのデータ入出力バスを備え入力クロックに同期してバンクアドレスとロウアドレスとコラムアドレスに対応した記憶セルに対してデータの書き込みまたは読み出しを行うメモリ装置であって、入力クロックの1サイクル毎に1つまたは2つのアクセス入力と読み出しバースト長フラグを受信し、第1の制御アクセスコマンドと第2の制御アクセスコマンドと読み出しバースト長信号とを出力するアクセス入力受信回路と、第1の制御アクセスコマンドまたは第2の制御アクセスコマンドが読み出し要求を示すコマンドの場合に、読み出しバースト長信号で指定されたバースト長で指定する期間に、記憶セルからのデータ読み出し後にデータ入出力バスに読み出しデータを出力するデータ入出力制御回路を備え、データ入出力制御回路は、読み出しバースト長信号が2バースト長であり、かつ、第1の制御アクセスコマンドまたは第2の制御アクセスコマンドの一方のみ読み出し要求を示すコマンドである場合には、第1の制御アクセスコマンドまたは第2の制御アクセスコマンドの読み出し要求に対応する記憶セルからの2つのMビットの読み出しデータを2サイクルの期間データ入出力バスに対して出力し、読み出しバースト長信号が1バースト長であり、かつ、第1の制御アクセスコマンドと第2の制御アクセスコマンドとがともに読み出し要求を示すコマンドである場合には、第1の制御アクセスコマンドと第2の制御アクセスコマンドのそれぞれの読み出し要求に対応する記憶セルからの2つのMビットの読み出しデータを2サイクルの期間データ入出力バスに対して出力することにより、アクセス入力と読み出しバースト長フラグとにより読み出し動作のバースト長を動的に切り替える。
また、アクセスコマンド受信回路はアドレス入力を含む2組のアクセス入力手段を有し、1サイクル期間にアクセス入力を2つ並列に受信するように構成しても構わない。
また、アクセスコマンド受信回路は1つのアドレス入力と1つのアクセス入力手段を有し、1/2サイクル毎にアクセス入力を2つシリーズに受信するように構成しても構わない。
また、データ入出力制御回路は、読み出しバースト長信号が1バースト長で第1の制御アクセスコマンドと第2の制御アクセスコマンドが読み出し要求の場合に、Lサイクル後に第1の制御アクセスコマンドに対応して記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータをデータ入出力バスに出力し、(L+1)サイクル後に第2の制御アクセスコマンドに対応して記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータをデータ入出力バスに連続して出力するように構成しても構わない。
また、データ入出力制御回路は、読み出しバースト長信号が1バースト長で第1の制御アクセスコマンドと第2の制御アクセスコマンドが読み出し要求の場合に、Lサイクル後に第1の制御アクセスコマンドに対応して記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータの上位M/2ビット部と、第2の制御アクセスコマンドに対応して記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータの上位M/2ビット部とからMビットのデータを組み立て、データ入出力バスに出力し、(L+1)サイクル後に第1の制御アクセスコマンドに対応して記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータの下位M/2ビット部と、第2の制御アクセスコマンドに対応して記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータの下位M/2ビット部とからMビットのデータを組み立て、データ入出力バスに連続して出力するように構成しても構わない。
また、読み出しバースト長フラグは、バースト長が少なくとも2と1と1/2の3種類のバースト長のいずれかの状態を示すように構成しても構わない。
また、アクセス入力受信回路は、アクセス入力が2つの要求とも読み出し要求であり、読み出しバースト長フラグが1/2バースト長を示す場合に、2つのサブアドレスを受信し、第1の制御アクセスコマンドに対応した第1のサブアドレス信号と第2の制御アクセスコマンドに対応した第2のサブアドレス信号を出力し、データ入出力制御回路は、第1の制御アクセスコマンドに対応して記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータに対して第1のサブアドレス信号に従い上位M/2ビットまたは下位M/2ビットのデータを選択し、第2の制御アクセスコマンドに対応して記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータに対して第2のサブアドレス信号に従い上位M/2ビットまたは下位M/2ビットのデータを選択し、アクセス入力からLサイクル後にMビットのデータに組み立て、データ入出力バスに出力するように構成しても構わない。
また、アクセス入力は、第1のアクセス入力と第2のアクセス入力で構成され、第2のアクセス入力は読み出し要求のみでかつアドレスもコラムアドレスとサブアドレスの合計のビット数に限定するように構成しても構わない。
また、入力クロックの周期がメモリセルからの読み出し動作の最小アクセススタイムの1/2の周期とするように構成しても構わない。
また、第1のサブアドレス信号と第2のサブアドレス信号はそれぞれNビット(Nは2以上の整数)で構成され、読み出しまたは書き込み時に記憶セルのMビットのデータ内におけるアクセス開始アドレスを指定するように構成しても構わない。
また、データ入出力制御回路は、第1の制御アクセスコマンドと第2の制御アクセスコマンドで指定するそれぞれのコラムアドレスが最上位アドレスでない場合に、第1のサブアドレス信号と第2のサブアドレス信号で指定する記憶セルのアドレスを開始アドレスとしバースト長信号で示されるバースト長でコラムアドレスをインクリメントして読み出しを行うように構成しても構わない。
また、画像データのフレームバッファとして用いられ、フレームバッファは水平方向に(W/8×Y)バイト毎(Wは8の倍数であり、Yは整数)に2つの異なるバンクが繰り返し配置され、画像の水平アドレスに応じてA個、垂直アドレスに応じてB個の単位領域が配置されるように構成しても構わない。
また、単位領域の大きさが、ページサイズの2倍であるように構成しても構わない。
また、フレームバッファの水平及び垂直方向に隣接する単位領域は異なるバンクアドレスを有するように構成しても構わない。
また、データ入出力バスは、バス幅が128ビットであるように構成しても構わない。
本発明の2次元画像データを記憶するメモリ装置、メモリ制御回路及びメモリ制システムは、テレビジョン受信機などの表示装置に適用するものとして有効である。
100 アクセス入力受信回路
101 コマンド分離回路
102 第1のコマンドデコーダ
103 第2のコマンドデコーダ
104 モードレジスタ
105 ロウアドレス制御回路
106 データ入出力制御回路
107 第1のコラムアドレス制御回路
108 第2のコラムアドレス制御回路
109 データパス制御回路
110 入出力バッファ
111 メモリセルアレイ
112 ロウデコーダ
113 センスアンプ
114 コラムデコーダ
115 記憶セル
150 遅延回路
151 引き伸ばし回路
152 トグルカウンタ
120 第1の選択回路A
121 第2の選択回路A
122 第1の選択回路B
123 第2の選択回路B
rq1 第1のアクセス要求信号
ad1 第1のアドレス信号
rq2 第2のアクセス要求信号
ad2 第2のアドレス信号
rbl 読み出しバースト長信号
sq1 第1の制御アクセスコマンド
sq2 第2の制御アクセスコマンド
cc1 第1のコラムアドレス制御信号
cc2 第2のコラムアドレス制御信号
dsq1 アクセスコマンド遅延信号
ws ワード選択信号

Claims (15)

  1. Mビットのデータ入出力バスを備え入力クロックに同期してバンクアドレスとロウアドレスとコラムアドレスに対応した記憶セルに対してデータの書き込みまたは読み出しを行うメモリ装置であって、
    前記入力クロックの1サイクル毎に1つまたは2つのアクセス入力と読み出しバースト長フラグを受信し、第1の制御アクセスコマンドと第2の制御アクセスコマンドと読み出しバースト長信号とを出力するアクセス入力受信回路と、
    前記第1の制御アクセスコマンドまたは前記第2の制御アクセスコマンドが読み出し要求を示すコマンドの場合に、前記読み出しバースト長信号で指定されたバースト長で指定する期間に、前記記憶セルからのデータ読み出し後にデータ入出力バスに読み出しデータを出力するデータ入出力制御回路を備え、
    前記データ入出力制御回路は、前記読み出しバースト長信号が2バースト長であり、かつ、前記第1の制御アクセスコマンドまたは前記第2の制御アクセスコマンドの一方のみ読み出し要求を示すコマンドである場合には、前記第1の制御アクセスコマンドまたは前記第2の制御アクセスコマンドの読み出し要求に対応する前記記憶セルからの2つのMビットの読み出しデータを2サイクルの期間前記データ入出力バスに対して出力し、
    前記読み出しバースト長信号が1バースト長であり、かつ、前記第1の制御アクセスコマンドと前記第2の制御アクセスコマンドとがともに読み出し要求を示すコマンドである場合には、前記第1の制御アクセスコマンドと前記第2の制御アクセスコマンドのそれぞれの読み出し要求に対応する前記記憶セルからの2つのMビットの読み出しデータを2サイクルの期間前記データ入出力バスに対して出力する、
    ことを特徴とする、前記アクセス入力と前記読み出しバースト長フラグとにより読み出し動作のバースト長を動的に切り替えるメモリ装置。
  2. 前記アクセス入力受信回路は、アドレス入力を含む2組のアクセス入力手段を有し、1サイクル期間に前記アクセス入力を2つ並列に受信することを特徴とする請求項1記載のメモリ装置。
  3. 前記アクセス入力受信回路は、1つのアドレス入力と1つのアクセス入力手段を有し、1/2サイクル毎に前記アクセス入力を、2つ連続的に受信することを特徴とする請求項1記載のメモリ装置。
  4. 前記データ入出力制御回路は、前記読み出しバースト長信号が1バースト長であり、前記第1の制御アクセスコマンドと前記第2の制御アクセスコマンドとがともにが読み出し要求を示すコマンドである場合に、一定のレイテンシ(Lサイクル)後に前記第1の制御アクセスコマンドに対応して前記記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータを前記データ入出力バスに出力し、(L+1)サイクル後に前記第2の制御アクセスコマンドに対応して前記記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータを前記データ入出力バスに対して連続して出力することを特徴とする請求項2または請求項3記載のメモリ装置。
  5. 前記データ入出力制御回路は、前記読み出しバースト長信号が1バースト長であり、前記第1の制御アクセスコマンドと前記第2の制御アクセスコマンドとがともに読み出し要求を示すコマンドである場合に、一定のレイテンシ(Lサイクル)後に前記第1の制御アクセスコマンドに対応して前記記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータの上位M/2ビット部と、前記第2の制御アクセスコマンドに対応して前記記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータの上位M/2ビット部とからMビットのデータを組み立て、前記データ入出力バスに対して出力し、(L+1)サイクル後に前記第1の制御アクセスコマンドに対応して前記記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータの下位M/2ビット部と、前記第2の制御アクセスコマンドに対応して前記記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータの下位M/2ビット部とからMビットのデータを組み立て、前記データ入出力バスに対して連続して出力することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のメモリ装置。
  6. 前記アクセス入力受信回路は、前記アクセス入力が2つの要求とも読み出し要求であり、前記読み出しバースト長フラグが1/2バースト長を示す場合に、2つのサブアドレスを受信し、第1の制御アクセスコマンドに対応した第1のサブアドレス信号と第2の制御アクセスコマンドに対応した第2のサブアドレス信号を出力し、
    前記データ入出力制御回路は、前記第1の制御アクセスコマンドに対応して前記記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータに対して前記第1のサブアドレス信号に従い上位M/2ビットまたは下位M/2ビットのデータを選択し、前記第2の制御アクセスコマンドに対応して前記記憶セルから読み出されたMビットの読み出しデータに対して前記第2のサブアドレス信号に従い上位M/2ビットまたは下位M/2ビットのデータを選択し、前記アクセス入力からLサイクル後にMビットのデータに組み立て、前記データ入出力バスに出力することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のメモリ装置。
  7. 前記アクセス入力は、第1のアクセス入力と第2のアクセス入力とで構成され、前記第2のアクセス入力は読み出し要求のみでかつアドレスも前記コラムアドレスと前記サブアドレスの合計のビット数に限定した請求項6記載のメモリ装置。
  8. 前記入力クロックの周期がメモリセルからの読み出し動作の最小アクセススタイムの1/2の周期であることを特徴とする請求項7記載のメモリ装置。
  9. 前記第1のサブアドレス信号と前記第2のサブアドレス信号はそれぞれNビット(Nは2以上の整数)で構成され、読み出しまたは書き込み時に前記記憶セルのMビットのデータ内におけるアクセス開始アドレスを指定することが可能な請求項8記載のメモリ装置。
  10. 前記データ入出力制御回路は、前記第1の制御アクセスコマンドと前記第2の制御アクセスコマンドで指定するそれぞれのコラムアドレスが最上位アドレスでない場合に、前記第1のサブアドレス信号と前記第2のサブアドレス信号で指定する前記記憶セルのアドレスを開始アドレスとし前記バースト長信号で示されるバースト長でコラムアドレスをインクリメントして読み出しを行うことを特徴とする請求項9のメモリ装置。
  11. 請求項6記載のメモリ装置を、画像データのフレームバッファとして用い、前記フレームバッファを水平方向に(W/8×Y)バイト毎(Wは8の倍数であり、Yは整数)に2つの異なるバンクが繰り返し配置し、前記画像の水平アドレスに応じてA個、垂直アドレスに応じてB個の単位領域を配置するメモリ制御システム。
  12. 前記単位領域の大きさが、ページサイズの2倍である請求項11記載のメモリ制御システム。
  13. 前記フレームバッファの水平及び垂直方向に隣接する前記単位領域は異なるバンクアドレスを有する請求項12記載のメモリ制御システム。
  14. 前記データ入出力バスは、バス幅が128ビットである請求項13記載ののメモリ制御システム。
  15. Mビットのデータ入出力バスを備え入力クロックに同期してバンクアドレスとロウアドレスとコラムアドレスに対応した記憶セルに対してデータの書き込みまたは読み出しを行うメモリ制御回路であって、
    前記入力クロックの1サイクル毎に1つまたは2つのアクセス入力と読み出しバースト長フラグを受信し、第1の制御アクセスコマンドと第2の制御アクセスコマンドと読み出しバースト長信号とを出力するアクセス入力受信回路と、
    前記第1の制御アクセスコマンドまたは前記第2の制御アクセスコマンドが読み出し要求を示すコマンドの場合に、前記読み出しバースト長信号で指定されたバースト長で指定する期間に、前記記憶セルからのデータ読み出し後にデータ入出力バスに読み出しデータを出力するデータ入出力制御回路を備え、
    前記データ入出力制御回路は、前記読み出しバースト長信号が2バースト長であり、かつ、前記第1の制御アクセスコマンドまたは前記第2の制御アクセスコマンドの一方のみ読み出し要求を示すコマンドである場合には、前記第1の制御アクセスコマンドまたは前記第2の制御アクセスコマンドの読み出し要求に対応する前記記憶セルからの2つのMビットの読み出しデータを2サイクルの期間前記データ入出力バスに対して出力し、
    前記読み出しバースト長信号が1バースト長であり、かつ、前記第1の制御アクセスコマンドと前記第2の制御アクセスコマンドとがともに読み出し要求を示すコマンドである場合には、前記第1の制御アクセスコマンドと前記第2の制御アクセスコマンドのそれぞれの読み出し要求に対応する前記記憶セルからの2つのMビットの読み出しデータを2サイクルの期間前記データ入出力バスに対して出力する、
    ことを特徴とする、前記アクセス入力と前記読み出しバースト長フラグとにより読み出し動作のバースト長を動的に切り替えるメモリ制御回路。
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