JP2012113211A - 画像形成装置 - Google Patents

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Masato Yoshioka
真人 吉岡
Daizo Fukuzawa
大三 福沢
Yoshiaki Sato
慶明 佐藤
Munehito Kurata
宗人 倉田
Kuniaki Kasuga
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Abstract

【課題】クリーニングモード開始時の条件下で、使用すべき適正な記録材の選択が行われて良好なクリーニング効果が得られ、クリーニング動作中のトラブルの発生を抑制できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】クリーニング適切度情報に基づいてクリーニング用の記録材供給手段を選択し、選択された記録材にクリーニングパターン画像が形成されたクリーニングシートを用いてクリーニングを行わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファックス等の画像形成装置に使用される像加熱装置に適用されるクリーニングシートCPおよびクリーニングモードを備える画像形成装置に関する。像加熱装置としては、記録材に形成された未定着画像を定着する定着装置や、記録材に定着された画像を加熱することにより画像の光沢度を向上させる光沢付与装置等が挙げられる。
電子写真式の複写機やプリンタ等の画像形成装置は、像担持体としての感光体ドラムや中間転写体が担持するトナー画像を転写手段により記録材に転写する。そしてその記録材を定着装置により加熱及び加圧することにより未定着のトナー画像を記録材に加熱定着している。
上記定着装置の一例として、熱ローラ方式の定着装置が知られている。熱ローラ方式の定着装置は、ヒータなどの熱源を内包または外部に備える定着ローラと、この定着ローラと接触してニップ部(定着ニップ部)を形成する加圧ローラからなる(以下、定着ローラと加圧ローラを合わせて構成ローラと称す)。未定着トナー画像を担持する記録材はトナー画像担持面を定着ローラ側に向けてニップ部で挟持搬送されつつ加熱され、これにより記録材上のトナー画像は記録材に加熱定着される。
上記の定着装置において、画像形成装置の使用に伴い、トナーや記録材起因の紙紛などが構成ローラの外周面(表面)に付着して、少なからず構成ローラ表面に汚れを生じる。これは記録材や構成ローラの帯電に起因する静電オフセット、定着過多または定着不足による熱的オフセット、記録材ジャム処理時の未定着トナーの構成ローラ表面への付着、表面強度の低い記録材からの紙紛の脱落、などの原因によって発生するものである。
こうした構成ローラ表面の汚れは、構成ローラ表面での蓄積限界を超えるとニップ部で記録材上へ吐出され、記録材上の画像を汚損することとなる。また構成ローラ表面の汚れをきっかけとして、記録材が構成ローラ表面に巻付きやすくなり、定着装置でのジャムや構成ローラの破損を引き起こす恐れがある。
こうした問題を解決するため、本出願人は構成ローラ表面の汚れをクリーニングできるようにした画像形成装置を提案している(特許文献1)。この画像形成装置では、クリーニング専用のトナーパターンを形成させた記録材をクリーニングシートCPとして作成する。そしてそのクリーニングシートCPのトナーパターンをクリーニング対象とする構成ローラ側に向けて、クリーニングシートCPとしての記録材を画像形成装置に再給紙することによって、構成ローラ表面の汚れをクリーニングする。
また、上記の定着装置において、炭酸カルシウムを含有する記録材をニップ部に連続して通紙(導入)した場合、炭酸カルシウムが加圧ローラの外周面(表面)に付着し加熱定着後のトナー画像に光沢度ムラが発生することがある。
そこで、記録材の両面にフルカラープリントを行なうことにより、加圧ローラ表面に付着した炭酸カルシウムを除去する方法も提案されている(特許文献2)。
一方で、炭酸カルシウムやタルクなどの填量を多量に含有する記録材を数多くニップ部に通紙(導入)した場合、これら填量は構成ローラ表面に付着して構成ローラ表面の離型性を低下させる。そのため、構成ローラ表面のトナーや紙紛などによる汚れは急激に増え、良くないレベルとなる。こうした条件下において、1回のクリーニング動作で構成ローラ表面の汚れを充分に除去することはでき難い。
そこで本出願人は、カラー画像形成装置において、記録材をクリーニングシートCPとして作成する際のクリーニング専用のトナーパターンを2色以上のトナーを用いて行なう方法を提案している(特許文献3)。
即ち、そのトナーパターンの未定着時のトナー量は、記録材にカラー画像を形成する通常の画像形成時に、1色のトナーで記録材上へ単位面積当たりに形成できる最大トナー量を超える範囲に設定する。または通常の画像形成時に、2色以上の複数色のトナーで記録材上へ単位面積当たりに形成できる最大トナー量を超える範囲に設定する。この方法によれば、クリーニングモードを実行して定着部材のクリーニングを行なうカラー画像形成装置において、定着部材のクリーニング回数を低減できるカラー画像形成装置を提供することができる。
特登録2651232号公報 特開平10−111619号公報 特開2009−271517号公報
上記のようなクリーニングを行うクリーニングモードを備えた従来の画像形成装置において、用いられる記録材に関しては、画像形成装置の使用者によって任意に選択されている。しかし、記録材の種類によりクリーニング効果は異なり、また中にはクリーニングモードへの使用により支障が生ずる記録材もある。例えば、坪量の大きく紙厚の厚い記録材は加熱不足となるので、クリーニング効果は小さく、また特に坪量の大きい場合にはトナーパターン形成時に定着不良となる恐れがある。
そして、ラフな表面の記録材では、その表面が構成ローラに密着しにくいのでクリーニング効果も小さく、またトナーパターン形成時に定着不良となる恐れがある。坪量の小さく紙厚の薄い記録材や所謂コシの弱い記録材では、クリーニング効果に問題がないものの、カールが大きくなってトナーパターン形成後のクリーニングシートCPを画像形成装置に再給紙し難くなる。特にコシの弱い記録材では、通紙時に構成ローラに巻きつく恐れもある。更にコート紙・光沢紙・ラベル紙などの特殊用紙では、通紙条件によってはトナーの定着不良や構成ローラへの記録材巻付きの両者を発生するリスクがある。
こうした問題は、上記従来のクリーニングモードにおいて、使用する記録材の選択を行わず、更には常に一定条件のクリーニング動作を行っていたことに起因する。本発明の目的は、クリーニングモード開始時の条件下で、使用すべき適正な記録材の選択が行われて良好なクリーニング効果が得られ、クリーニング動作中のトラブルの発生を抑制できる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係わる画像形成装置の代表的な構成は、顕画剤により記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像を加熱する画像加熱体および前記画像加熱体と対向する加圧体とを備える画像加熱手段と、複数の記録材供給手段と、前記複数の記録材供給手段に備えられたいずれかの記録材にクリーニングパターン画像が形成されたクリーニングシートを用いて、前記顕画剤が残存する前記画像加熱体または前記加圧体をクリーニングするクリーニングモードを備える制御手段と、を有する画像形成装置において、前記制御手段は前記記録材供給手段に備わる記録材の情報をクリーニング適正度情報と共に前記記録材供給手段の夫々に対応して記憶する記憶手段を有し、前記クリーニングモードの際に前記複数の記録材供給手段の内、前記記憶手段に記憶されたクリーニング適切度情報に基づいてクリーニング用の記録材供給手段を選択し、前記選択された記録材に前記クリーニングパターン画像が形成された前記クリーニングシートを用いてクリーニングを行わせる、または適切な記録材が存在しない場合にはクリーニングを行わせないことを特徴とする。
本発明によれば、記録材を用いて定着装置の構成ローラのクリーニングを行なうクリーニングモードを有する画像形成装置において、クリーニングモード開始時の条件下で良好なクリーニング効果が得られ、クリーニング動作中のトラブルの発生を抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する図である。 第1の実施形態に係る定着装置の構成を説明する図である。 第1の実施形態に係る、記録材上に形成されたクリーニング用画像パターンを説明する図である。 搬送路中に設けた紙種検知手段としての記録材センサを説明する図である。 記録材カセットに設けた紙種検知手段としての記録材センサを説明する図である。
《第1の実施形態》
(画像形成装置)
図1は、第1の実施形態に係る画像形成装置の一例の構成を説明する図である。この画像形成装置は、電子写真方式を用いて、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のトナー像を重ね合わせることでフルカラー画像を得る、フルカラーレーザープリンタである。
そして、記録材Pの搬送手段と、略直線状に水平方向へ配列されている4つの画像形成ステーション31Y、31M、31C、31Kと、定着装置20と、制御手段としての制御部50と、画像形成用の画像信号を形成するビデオボード51と、を有する。画像形成ステーション31Y、31M、31C、31Kは、顕画剤により記録材に画像を形成する画像形成手段として機能する。
制御部50は、ROMやRAMなどのメモリとCPUとからなる。メモリには、記録材P上に画像を形成するための画像形成制御シーケンスや、定着装置20をクリーニングするためのクリーニング制御シーケンスなどが記憶されている。またメモリは本発明に係る、画像形成装置に導入される記録材の情報を記録材供給部毎に記憶する記憶手段50Aとしても用いられる。
4つの画像形成ステーション31Y,31M,31C,31Kのうち、31Yはイエロー(以下Yと略記)色の画像を形成するイエロー画像形成ステーションである。31Cはシアン(以下Cと略記)色の画像を形成するシアン画像形成ステーションである。31Mはマゼンタ(以下Mと略記)色の画像を形成するマゼンタ画像形成ステーションである。31Kはブラック(以下Kと略記)色の画像を形成するブラック画像形成ステーションである。
各画像形成ステーション31Y,31M,31C,31Kは、ドラム型の像担持体としての電子写真感光体(以下、ドラムと記す)1Y,1M,1C,1Kと、帯電手段としての帯電ローラ3Y,3M,3C,3Kを有している。また、各画像形成ステーション31Y,31M,31C,31Kは、現像手段としての現像装置2Y,2M,2C,2Kと、クリーニング手段としてのクリーニング器4Y,4M,4C,4Kを有している。
ドラム1Yと帯電ローラ3Yと現像装置2Yとクリーニング器4Yは1つのフレーム(枠体)に収納されてイエローカートリッジYとして構成されている。また、ドラム1Mと帯電ローラ3Mと現像装置2Mとクリーニング器4Mも1つのフレーム(枠体)に収納されてマゼンタカートリッジMとして構成されている。また、ドラム1Cと帯電ローラ3Cと現像装置2Cとクリーニング器4Cも1つのフレーム(枠体)に収納されてシアンカートリッジCとして構成されている。
また、ドラム1Kと帯電ローラ3Kと現像装置2Kとクリーニング器4Kも1つのフレーム(枠体)に収納されてブラックカートリッジKとして構成されている。そして、顕画剤としてイエローカートリッジYの現像装置2Yにはイエロートナーが、マゼンタカートリッジMの現像装置2Mにはマゼンタトナーが、それぞれ収納されている。また、シアンカートリッジCの現像装置2Cにはシアントナーが、ブラックカートリッジKの現像装置2Kにはブラックトナーが、それぞれ収納されている。
5は露光手段としてのレーザー走査露光装置(以下、露光装置と記す)である。この露光装置5は、各カートリッジY、M、C、Kと対応して設けられ、対応する各カートリッジY、M、C、Kのドラム1Y、1M、1C、1Kに露光を行なうことによって静電潜像を形成する。
6はエンドレスベルト状の像担持体としての中間転写ベルト(中間転写体)である。中間転写ベルト6は、画像形成ステーション31Y,31M,31C,31Kの配列方向に沿って設けられている。この中間転写ベルト6は、駆動ローラ7とテンションローラ8と2次転写対向ローラ14の3つのローラに張架されている。そしてその中間転写ベルト6は、駆動ローラ7の駆動により各画像形成ステーション31Y、31M、31C、31Kのドラム1Y、1M、1C、1Kに沿って矢印方向に周回移動する。
中間転写ベルト6の外周面(表面)にドラム1Y、1M、1C、1K表面のトナー像を転写する1次転写手段としては、1次転写ローラ9Y,9M,9Kを用いている。1次転写ローラ9Y、9M、9C、9Kは、中間転写ベルト6を挟んでドラム1Y、1M、1C、1Kと対向するように配設されている。
16は中間転写ベルト6用のクリーニング手段で、ベルトクリーニング部材としてのベルトクリーニングブレード15である。ベルトクリーニングブレード15は駆動ローラ7に対向するように設けられている。
記録材Pの搬送手段としては、給紙ローラ101と、搬送ローラ17と、レジストローラ12と、排出ローラ24と、反転ローラ26と、両面プリント用搬送路27などを有する。
また本実施形態の画像形成装置は、記録材供給部としての記録材カセット100を3段備え、1段目Hの記録材カセットは100H、2段目Iの記録材カセットは100I、3段目Jの記録材カセットは100Jである。それぞれの記録材カセット100には記録材Pを画像形成装置内に導入するための給紙ローラ101H・101I・101Jが備えられている。そして、記録材Pは記録材カセット100毎の記録材導入路102H・102I・102Jをそれぞれ搬送ローラ17H・17I・17Jによって搬送され、レジストローラ12に向かって導入される。
なお記録材給紙部は3段に限定されるものでなく、複数段備えていることが好ましい。また記録材給紙部の形態として、記録材カセット100の形態に限定されるものではなく、手差し給紙の形態であっても構わない。
ビデオコントローラ51は、ホストコンピュータ等の外部装置(不図示)から画像データを受信すると、制御部50にプリント信号を送信するとともに受信した画像データをビットマップデータに変換する。プリント信号を受信した制御手段は画像形成制御シーケンスを実行する。画像形成制御シーケンスが実行されると、まずドラム1Y、1M、1C、1Kを矢印方向に回転する。そしてそのドラム1Y、1M、1C、1Kの外周面(表面)を帯電ローラ3Y、3M、3C、3Kにより所定の極性・電位に一様に帯電する。
本実施形態ではドラム1Y、1M、1C、1K表面は負極性に帯電される。そしてそのドラム1Y、1M、1C、1K表面の帯電面に対し露光装置5よりビットマップデータ由来の画像信号に応じたレーザー光を走査露光する。これによりドラム1Y、1M、1C、1K表面の帯電面に画像データに応じた静電潜像が形成される。現像装置2Y、2M、2C、2Kは、それぞれ現像バイアス電源(不図示)より現像ローラ21Y,21M,21C,21Kに印加される現像バイアスを、帯電電位と潜像(露光部)電位の間の適切な値に設定することで、負極性に帯電されたトナーを得る。
そしてその負極性に帯電されたトナーが現像ローラ21Y、21M、21C、21Kからドラム1Y、1M、1C、1K表面の静電潜像に選択的に付着されることにより、その静電潜像の現像が行われる。
各現像装置2Y、2M、2C、2Kによってドラム1Y、1M、1C、1K表面に現像された単色トナー画像は、ドラム1Y、1M、1C、1Kの回転と同期して、略等速で回転する中間転写ベルト6の外周面(表面)へ転写される。即ち、ドラム1Y、1M、1C、1Kと対応する1次転写ローラ9Y、9M、9C、9Kに対して、第1の転写バイアス電源V1Y、V1M、V1C、V1Kより、トナーと逆極性の正極性の転写バイアスが印加される。これによりドラム1Y、1M、1C、1K表面から各色のトナー画像が中間転写ベルト6表面に重なるように1次転写される。これによって中間転写ベルト6表面にカラートナー画像が担持される。
トナー画像の1次転写後にドラム1Y、1M、1C、1K表面に残った転写残トナーは、クリーニング器4Y、4M、4C、4Kに設けられているクリーニング部材41Y、41M、41C、41Kにより除去される。そしてそのクリーニング部材41Y、41M、41C、41Kによって除去された転写残トナーは、クリーニング器4Y、4M、4C、4Kの有する廃トナー容器に回収される。本実施形態においてはクリーニング部材として、ウレタンブレードにより作製したクリーニングブレードを用いている。
上記のように、帯電ローラによる帯電工程と、露光装置による露光工程と、現像器による現像工程と、一次転写ローラ9による一次転写工程を中間転写ベルト6の回転に同調して、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対して行う。これによって、中間転写ベルト6表面に各色のトナー画像を順次重ねて形成していく。即ち中間転写ベルト6は、記録材Pに形成すべきカラー画像の未定着トナー像を担持する。
一方、記録材供給部となる1段目記録材カセット100Hから記録材Pを給紙する場合、記録材カセット100Hにセットされている記録材Pは、給紙ローラ101Hにより給紙される。そして、搬送ローラ17Hにより記録材導入路102Hを通ってレジストローラ12に搬送される。2段目記録材カセット100I及び3段目記録材カセット100Jから記録材Pを給紙する場合にも同様に、記録材Pはそれぞれの給紙ローラ101I及び101Jにより給紙される。そして、それぞれの搬送ローラ17I及び17Jによりそれぞれの記録材導入路102I及び102Jを通ってレジストローラ12に搬送される。
レジストローラ12に搬送された記録材Pは、レジストローラ12の直後に設けられているトップセンサS1により先端が検知される。レジストローラ12は、トップセンサS1による記録材先端の検知に応じて中間転写ベルト6表面の画像位置とタイミングを合わせ、記録材Pを中間転写ベルト6と2次転写手段としての2次転写ローラ13との間の転写ニップ部Tnに搬送する。転写ニップ部Tnは、2次転写ローラ13を2次転写対向ローラ14と対向する位置で中間転写ベルト6表面に接触させるように配置することによって、中間転写ベルト6と2次転写ローラ13との間に形成されている。本実施形態の画像形成装置における記録材Pの搬送速度は180mm/秒である。
中間転写ベルト6表面上に担持されたカラートナー画像は、2次転写ローラ13に、第2の転写バイアス電源V2より、トナーと逆極性のバイアスが印加されることによって記録材P上に一括転写(2次転写)される。
記録材P上に転写されたカラートナー画像Tは、定着手段としての定着装置20の定着ニップ部Nに導入され熱と圧力を受けることによって記録材P上に加熱定着される。定着装置20のニップ部Nを出た記録材Pは排紙ローラ対24により排出トレイ25上に排出される。
カラートナー画像Tの転写後に中間転写ベルト6表面に残った転写残トナーは、ベルトクリーニング部材15により除去される。そのベルトクリーニング部材15で除去された転写残トナーは、廃トナー容器16に回収される。本実施形態においてはクリーニング部材15として、ウレタンブレードにより作製したクリーニングブレードを用いている。
(定着装置)
図2は定着装置20の一例の横断側面模型図である。この定着装置20は熱ローラ方式の定着装置である。以下の説明において、定着装置及びこの定着装置を構成する部材に関し、長手方向とは記録材の面において記録材搬送方向と直交する方向である。短手方向とは記録材の面において記録材搬送方向と平行な方向である。幅とは短手方向の寸法である。画像加熱手段としての定着装置20は、加熱手段としてのハロゲンランプ21と、画像加熱体である定着部材としての定着ローラ22及び加圧体としての加圧ローラ23と、を有する。ハロゲンランプ21と、定着ローラ22と、加圧ローラ23は何れも長手方向に細長い部材である。
定着ローラ22は、アルミニウムやステンレス製の円筒形状の中空芯金22aを有する。この中空芯金22aの外周面上にはシリコーンゴム等を薄肉に形成した弾性層22bが形成されている。さらにその弾性層22bの外周面上には離型性に優れた性能を示すポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシテトラフルオロエチレン共重合体(PFA)よりなる離型層22cが形成されている。この定着ローラ22は、中空芯金22aの長手方向両端部が装置フレーム(不図示)に回転自在に保持されている。
定着ローラ22の中空芯金22aの内部にはハロゲンランプ21が配設されている。このハロゲンランプ21は、ハロゲンランプ21の長手方向両端部が装置フレームに保持されている。このハロゲンランプ21に対して不図示の電源から通電してハロゲンランプ21を発熱させ、ハロゲンランプ21の輻射熱により中空芯金22aの内部から中空芯金22a、弾性層22b、離型層22cを介して定着ローラ22の外周面(表面)を加熱する。
加圧ローラ23は、アルミニウムやステンレス製の丸軸状の芯金23aを有する。この芯金23aの外周面上にはシリコーンゴムや発泡シリコーンゴム等を厚肉に形成した弾性層23bが形成されている。さらにその弾性層23bの外周面上には最外層としてPTFEやPFAよりなる離型層23cが形成されている。この加圧ローラ23は、定着ローラ22に対して略並行に配設され芯金23aの長手方向両端部を装置フレームに回転自在に保持させている。
そして加圧ローラ23は、加圧ローラ23の芯金23aの長手方向両端部を加圧バネなどの加圧手段(不図示)により定着ローラ22の軸方向へ付勢して加圧ローラ23の外周面(表面)を定着ローラ22表面に加圧状態に接触させている。その加圧ローラ23は、加圧手段による加圧力により弾性層23bが定着ローラ22表面の長手方向に沿って弾性変形し加圧ローラ23表面と定着ローラ22表面との間に所定幅のニップ部(定着ニップ部)Nを形成している。
(定着装置の加熱定着動作)
制御部50は、プリント信号の入力に応じて加圧ローラ23の芯金23aの一端部に設けられている駆動ギア(不図示)を駆動源としての定着モータM(図2)により回転駆動して加圧ローラ23を矢印方向へ回転する。この加圧ローラ23の回転によりニップ部Nにおいて加圧ローラ23表面と定着ローラ22表面との摩擦力により定着ローラ22に回転力が作用する。その回転力により定着ローラ22は矢印方向へ加圧ローラ23と略同じ周速度で従動回転する。
また制御部50は、通電制御手段としてのトライアック(不図示)をオンする。これにより電源(不図示)からハロゲンランプ21に対して通電される。ハロゲンランプ21は通電されることにより輻射熱を発し定着ローラ22の中空芯金22aを加熱する。その中空芯金22aの熱が弾性層22bを通じて離型層22cに伝わることによって定着ローラ22表面は昇温する。その定着ローラ22表面の温度は定着ローラ22表面と接触又は非接触となるように配されたサーミスタ等の温度検知手段Sにより検知される。
制御部50は温度検知手段Sの出力信号(温度検知信号)を取り込みその出力信号に基づいてトライアックによりハロゲンランプ21に通電する電力を制御することによって定着ローラ22表面の温度を所定の定着温度(目標温度)に維持する。本実施形態では定着温度を190℃に維持するようにしてある。定着ローラ22の表面温度が定着温度に維持され、かつ加圧ローラ23の回転による定着ローラ22の回転周速度が定常化した状態において、未定着のカラートナー画像Tを担持する記録材Pがニップ部Nに導入される。
そしてその記録材Pがニップ部Nで定着ローラ22表面と加圧ローラ23表面とにより挟持搬送され定着ローラ22表面の熱とニップ部Nの圧力を受けることによってカラートナー画像Tは記録材P上に加熱定着される。
(クリーニングモード)
制御部50は、外部装置又は画像形成装置の操作パネル(不図示)などからクリーニングモードの指示を受けると、クリーニング制御シーケンスを実行する。クリーニングモードでは、顕画剤が残存する画像加熱体としての定着ローラ22または加圧体としての加圧ローラ23をクリーニングする、
クリーニング制御シーケンスが実行されると、まずROMであるメモリ50Aに記憶されているクリーニング用画像パターンを展開する。そして上述の画像形成動作と同じ動作により、記録材P上にクリーニング用のトナー画像パターンを設けさせ、記録材PをクリーニングシートCPとして作成する。即ち、所定の画像形成ステーションについて、帯電ローラによる帯電工程と、露光装置による露光工程と、現像器による現像工程と、一次転写ローラ9による一次転写工程を中間転写ベルト6の回転に同調して行なわせる。
これにより中間転写ベルト6表面上にはクリーニングに用いる未定着のトナー画像パターンが担持される。一方、記録材カセット100からは記録材Pが給送ローラ11により給送される。その記録材Pは、レジストローラ12によりトップセンサS1による記録材先端の検知に応じて中間転写ベルト6表面の画像位置とタイミングが合わされ転写ニップ部Tnに搬送される。そして2次転写ローラ13は転写バイアス電源V2より転写バイアスが印加されることにより中間転写ベルト6表面の未定着のトナー画像パターンC(図3)が記録材P上に転写され担持される。図3は記録材P上に担持された未定着のトナー画像パターンCを表わす説明図である。
また制御部50は、トライアックをオンしハロゲンランプ21に対し通電して定着ローラ22表面を定着温度に加熱するとともに、定着モータMを駆動して加圧ローラ23を回転させ定着ローラ22を従動回転させる。そして未定着のトナー画像パターンCを担持する記録材Pは定着装置20のニップ部Nに導入されニップ部Nで定着ローラ22と加圧ローラ23とによって挟持搬送される。このときの記録材Pの搬送速度及び定着ローラ22の定着温度は通常画像形成動作時と同様であってそれぞれ180mm/秒,190℃である。
これによりトナー画像パターンCは記録材P上に加熱定着され、記録材P上にトナー画像パターンCが形成される。そしてニップ部Nを出た記録材Pは排紙ローラ対24により排出トレイ25上に排出される。その記録材Pを用いて定着装置20をクリーニングする場合には、記録材Pのトナー画像パターンC側の面をクリーニング対象とする定着ローラ22側に向けて、その記録材Pを搬送手段30により定着装置20のニップ部Nに再給紙させる。或いは記録材Pのトナー画像パターンC側の面をクリーニング対象とする加圧ローラ23側に向けて、その記録材Pを搬送手段30により定着装置20のニップ部Nに再給紙させる。
以下、記録材Pと区別するためクリーニングシートCPの符号をCPとする。本実施形態の画像形成装置においては、トナー画像パターンCを形成して一度画像形成装置外に排出されたクリーニングシートCPを、画像形成装置の使用者により記録材カセット100に再セットして再給紙を行なう。ここで、定着ローラ22をクリーニング対象とするときには、トナー画像パターンCを上に向け記録材カセット100にクリーニングシートCPをセットする。加圧ローラ23をクリーニング対象とするときには、トナー画像パターンCを下に向け記録材カセット100にクリーニングシートCPをセットする。
クリーニングシートCPのセット方法は、搬送手段の構成によって異なるため、使用者にトナー画像パターンCをどちらに向けてクリーニングシートCPを再セットすればよいか判断できる必要がある。そのためには、トナー画像パターンCと共にクリーニングシートCP上にセット方向の情報を印字して示すことが望ましい。
また加圧ローラ23をクリーニング対象とする場合には、排出トレイ25の近傍に設けられている反転ローラ26を用いて両面プリント用搬送路27にクリーニングシートCPの後端側より戻すように導入させるようにしても良い。即ち、そのシートCPを表裏反転させて当初の後端側を先端側としてニップ部Nに再給紙するようにしてもよい。これにより、画像加熱体および加圧体の一方がクリーニングされた後に、クリーニングシートが両面プリント用搬送路で反転され、その後にこのクリーニングシートにより画像加熱体および加圧体の他方がクリーニングされる。
熱ローラ方式の定着装置では、一般的に、内部に加熱用のハロゲンヒータ21を備えた定着ローラ22に対して、加圧ローラ23の表面温度は相対的に低くなるため、加圧ローラ表面23にトナーや紙粉の汚れを発生しやすい。そこでトナー画像パターンCを加圧ローラ23側に向けてクリーニングシートCPを再給紙することにより、加圧ローラ23表面の汚れをクリーニングすることができる。なおこのときの記録材Pの搬送速度及び定着ローラ22の定着温度は通常画像形成動作時と同様であってそれぞれ180mm/秒,190℃である。
トナー画像パターンCを形成したクリーニングシートCPを再給紙することによって、定着ローラ22表面或いは加圧ローラ23表面をクリーニングできる理由としては、定着されたトナー画像パターンCのトナー像がニップ部Nで再加熱されて溶融する。それにより、溶融したトナー画像パターンCは粘性を持って紙粉などを吸着するためと、溶融したトナー画像パターンCは汚れトナーと親和性に優れるので、汚れトナーを吸着しやすいためと考えられる。
こうしてトナー画像パターンCを形成したクリーニングシートCPを、クリーニング対象の定着ローラ22或いは加圧ローラ23に向け再給紙することにより、定着ローラ22表面或いは加圧ローラ23表面をクリーニングすることができる。つまり、記録材上のトナー画像パターン面をクリーニング対象とする定着部材に面して記録材を搬送することにより定着部材をクリーニングできる。
図3はクリーニングシートCPの担持するトナー画像パターンCを表わす図である。ベタ塗り画像の記録材搬送方向の長さLは、クリーニングの対象となる回転体即ち定着ローラ22或いは加圧ローラ23の1周分以上に設定される。本実施形態では、ベタ塗り画像の記録材搬送方向の長さLは加圧ローラ23の1周分以上の長さに設定されている。これはクリーニング対象の加圧ローラ23の表面上に、ベタ塗り画像によってクリーニングできない非クリーニング域を残さないためである。
またベタ塗り画像の記録材搬送方向と直交する幅方向の長さWは、給紙される記録材Pの記録材搬送方向と直交する幅よりも狭い範囲で、給紙される記録材Pに印字可能な最大範囲に設定される。これはクリーニング対象の加圧ローラ23の長手方向に対して、可能な限り広い範囲でのクリーニングを行うためである。
なお、クリーニングシートCPの搬送方向に直交する方向(幅方向)のサイズは、定着ローラ22、加圧ローラ23といった構成ローラの長手方向のサイズに近いものが用いられることが好ましい。しかし、必ずしもこれに限定されるものでなく、クリーニングシートCPの幅方向のサイズが構成ローラの長手方向のサイズに比べて小さいものであってもクリーニングを行うことができる。
ここで、クリーニングシートCPのトナー画像パターンCは、図3に示すような平行四辺形形態のベタ塗り画像である。これは定着ニップNに対してトナー画像パターンCのトナー像を徐々に導入させ、クリーニングの対象となる回転体へクリーニングシートCPが巻付くことを防止するためである。
以下に本実施形態の画像形成装置の特徴とする、制御方法の1例を示す。本実施形態の画像形成装置は、記録材供給部としての記録材カセット100を、100H・100I・100Jの3段備えているが、それぞれの記録材カセット100に備えられている記録材Pの情報を取得し、それを制御部50のメモリ50Aに記憶する。なお取得する記録材P情報とは、記録材Pの坪量(≒厚み)や表面性、記録材Pを構成する材料など、主に記録材Pの材質に関わる事項である。
記録材Pの情報を取得する手段は、(1)クリーニングモード実施前の通常画像形成時に情報を得る、(2)クリーニングモード実行時に、画像形成装置の使用者へ記録材P情報の入力を求める、という方法がある。更に、(3)記録材カセット100中の記録材Pを常時監視する、以上の3つの方法がある。
(1)の場合、通常画像形成時に画像生成装置の使用者により、外部装置(不図示)や画像形成装置の操作パネル(不図示)から設定された記録材P情報を記録材カセット100毎に記憶する方法となる。或いは、図4に示すように、記録材Pの搬送路上に紙種検知手段としての記録材センサ103を設けて、通常画像形成時に記録材情報を検知し、その検知結果を記録材カセット100毎に記憶する方法となる。即ち、記録材の搬送路上に紙種検知手段を備え、クリーニングモードを行う以前の紙種検知手段の検知結果を記憶手段へ記憶する。
ただし本方式の情報取得では、使用者がクリーニングモード時に通常画像形成時と別の記録材Pを記録材カセット100にセットした場合、その記録材P情報を取得することが出来ない。
(2)の場合、クリーニングモードの指示を行う外部装置(不図示)又は画像形成装置の操作パネル(不図示)に記録材情報を入力する項目を設け、その入力によりクリーニングモード実行前に記録材カセット100毎の記録材P情報を取得する方法がある。
即ち、画像形成装置の使用者により記録材供給部毎に記録材情報が入力される入力手段を備え、クリーニングモード時に使用者へ入力手段への入力を求め、そのときの入力情報を記憶手段へ記憶する。本方式によれば(1)の方式のような支障はない。
(3)の場合、図5に示すように、記録材カセット100H・100I・100Jそれぞれに、記録材センサ104H・104I・104Jを備え、それらの検知結果を記憶する方法がある。本方式によれば(1)の方式のような支障はなく(2)の方式のように使用者へ入力操作を求めるものでもないので、本実施形態の画像形成装置は本方式を採用する。なおこれらの記録材P情報を取得する手段は、単独でなく複数を組み合わせる形態であっても構わない。
本実施形態の画像形成装置は、上述のような手段により取得した記録材P情報を制御部50のメモリに記憶し、それぞれの記録材カセット100H・100I・100Jに備えられた記録材Pを確定する。ここでは1例として、1段目の記録材カセット100Hに坪量75g/mの普通紙が備えられ、2段目の記録材カセット100Iに坪量120g/mの普通紙が備えられ、3段目の記録材カセット100IにOHTが備えられたとする。
一方で本実施形態の画像形成装置は、表1のような記録材の情報と共にクリーニング適正度情報を備えるテーブルを制御部50のメモリ50Aに格納している。記憶された記録材カセット100毎の記録材P情報と表1を対比し、優先順位の高い記録材Pをクリーニングモードに用いる。例えば本実施形態において、記録材カセット100Hに備えられた坪量75g/mの普通紙の優先順位は1位の範囲に相当し、2段目の記録材カセット100Iに備えられた坪量120g/mの普通紙の優先順位は3位に範囲に相当する。これらをクリーニング用記録材の候補として事前認識し、クリーニングモード実行時には適正度のより高い記録材カセット100Hから記録材Pを給紙する。
そして、3段目の記録材カセット100Iに備えられたOHTは使用禁止に設定されているので、適正度が低いものとし、クリーニングモード実行時には記録材カセット100Hから記録材Pを給紙する。
または記録材カセット100Hの記録材Pの紙なしの場合や備えられた記録材Pが優先順位の4位以下の記録材Pであった場合には、記録材カセット100Iより記録材Pを給紙する。備えられた記録材Pがいずれの記録材カセット100も使用禁止設定の記録材Pの場合、即ち適正な記録材が存在しない場合には、クリーニングモードを実行しない。このとき外部装置(不図示)又は画像形成装置の操作パネル(不図示)にクリーニングモードを実行しない理由やクリーニングモードに適した記録材Pを記録材カセット100へセットするよう促す表示を行うことが好ましい。
表1に示す記録材Pの優先順位設定の理由として、坪量70g/m以上100g/m未満の普通紙では、トナー画像パターンCの形成とクリーニング動作を安定的に行え、またクリーニング効果も十分であるため、優先順位を1位としている。
坪量50g/m以上70g/m未満の普通紙では、カールの大きくなる傾向にあるもののクリーニングシートCPとして用いる範囲では問題なく、またクリーニング効果も十分であるため、優先順位を2位としている。坪量50g/m未満の普通紙では、クリーニング動作時に定着ローラ22や加圧ローラ23へ巻付くリスクが大きくなるため使用禁止としている。坪量100g/m以上150g/m未満の普通紙では、トナー画像パターンCの形成時にやや定着不良気味になるものクリーニングシートCPとして用いる範囲では問題ない。またクリーニング効果はやや低下するもの、その他の弊害は無いため、優先順位を3位としている。
坪量150g/m以上の普通紙では、トナー画像パターンCの形成時に定着不良となってクリーニングシートCPとして用いることができないので、使用禁止としている。光沢紙は、カールの大きくなる傾向にあり、またトナー画像パターンCの形成時にやや定着不良気味になるものクリーニングシートCPとして用いる範囲では問題ないレベルなので、優先順位を4位としている。
ラフ紙は、凹凸の大きい表面性のため、トナー画像パターンCの形成時に定着不良となってクリーニングシートCPとして用いることができないので、使用禁止としている。ラベル紙やOHTは、紙厚みの厚いことから、トナー画像パターンCの形成時に定着不良となってクリーニングシートCPとして用いることのできない場合が多い。また、クリーニングシートCPとして用いることが可能であっても、クリーニング動作時に定着ローラ22や加圧ローラ23へ巻付くリスクの大きくなるため使用禁止としている。
表1の設定に対する検証検討の結果を表2に示す。表2は本実施形態の画像形成装置において、通紙耐久を10000ページ行った後、クリーニングモードに用いる記録材Pの種類を変えてクリーニングを行った際の結果を示すものである。なお通紙耐久に用いた記録材PはOnHig HuiDong紙(OnHig社製)であり、そのときの通紙モードは1枚プリント/1秒停機とした。このとき加圧ローラ23側にトナー汚れを発生し、トナー画像パターンCを加圧ローラ23側に向け、クリーニングシートCPを通紙してクリーニングを行っている。クリーニングシートCPの通紙回数は1回である。
検討1−1に示す坪量50g/m未満の範囲の記録材Pである、王子特殊紙株式会社製ビューコロナS(坪量47g/m)を用いた場合、クリーニングパターン画像Cを加圧ローラ側に向け再給紙した際に、加圧ローラ23への巻き付きを発生した。
検討1−2に示す坪量50g/m以上70g/m未満の範囲の記録材Pである、Boise社製X−9(坪量62g/m)を用いた場合、トナー画像パターンCを形成した後の記録材Pのカールが大きい。そして、記録材カセット100へ再セットし難くなるものの、クリーニング後のクリーニング残の汚れトナーはなかった。
検討1−3に示す坪量70g/m以上100g/m未満の範囲の記録材Pである、Xerox社製Business4200(坪量75g/m)を用いた場合、クリーニング後のクリーニング残の汚れトナーはなく、その他の特に弊害もなかった。
検討1−4に示す坪量100g/m以上150g/m未満の範囲の記録材Pである、HAMMERMILL社製LASER PRINT(坪量120g/m)を用いた場合、クリーニング残の汚れトナーが加圧ローラ23上にやや残った。しかし、その他弊害はなかった。
検討1−5に示す坪量150g/m以上の範囲の記録材Pである、Xerox社製Business4200(坪量163g/m)を用いた場合、トナー画像パターンCを形成時に定着不良を発生した。検討1−6に示す光沢紙の記録材Pである、Hewlett−Packard社製HP Presentation Paper(坪量130g/m)を用いた場合、トナー画像パターンCを形成した後の記録材Pのカールが大きかった。記録材カセット100へ再セットし難くなり、クリーニング残の汚れトナーが加圧ローラ23上にやや残るものの、その他弊害はなかった。
検討1−7に示すラフ紙の記録材Pである、FOX RIVER PAPER社製25%Cotton Bond(坪量90g/m)を用いた場合、トナー画像パターンCを形成時に定着不良を発生した。検討1−8に示すラベル紙の記録材Pである、キヤノン社製ラベル紙P−202を用いた場合、トナー画像パターンCを形成時に定着不良を発生した。検討1−9に示すOHTの記録材Pである、3M社製CG3700を用いた場合、クリーニングパターンCを加圧ローラ側に向け再給紙した際に、加圧ローラ23への巻き付きを発生した。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置は、記録材カセットのような記録材供給部を複数備えるとき、記録材供給部に備えられた記録材Pの情報を取得し、その情報を記憶する。そして、クリーニングモード実施時前に、各記録材供給部に備えられた個々の記録材Pの種類を確定させる。
その上でクリーニングモードを実施するにあたり、各記録材供給部に備えられた記録材Pのうち、クリーニングシートCPとして用いるのに最も適している記録材Pを選択する。それをクリーニングモードに用いるので、画像形成装置の使用状況下で最も高いクリーニング効果を得ることが出来る。またクリーニングに適さない記録材Pをクリーニングモードに用いないので、定着不良や巻き付きジャムなどの問題を発生させない。
ところで、前述したようにクリーニングシートCPの幅方向のサイズが構成ローラの長手方向のサイズに比べて小さいものであっても用いることができる。即ち、クリーニング適正度情報として、クリーニングシートCPの材質・坪量情報に比べ、クリーニングシートCPの幅方向のサイズ情報を優先度の低い情報と考える。例えば、A4サイズの普通紙(坪量Xが70〜100g/m)とA3サイズの普通紙(坪量Xが150g/m以上)の2種類のみが存在する状況下では、以下のようにする。即ち、坪量Xが150g/m以上のA3サイズの普通紙を使用禁止とし、坪量Xが70〜100g/mのA4サイズの普通紙をクリーニングシートCPとして用いる。
なお、クリーニングシートCPを搬送する場合には、上述した画像形成部によるクリーニングシートCPへの画像形成は行われない。そして、クリーニング効果を高めるためには、トナー画像パターンのトナー量を増加させると良い。
《第2の実施形態》
本実施形態の画像形成装置は、第1の実施形態の画像形成装置同様に記録材供給部毎の記録材情報を基に、記録材を選択してクリーニングモードに用いることに加え、選択した記録材毎にクリーニングモードの動作条件を変更することを特徴とする。以下に本実施形態の画像形成装置の特徴とする、制御方法の1例を示す。
本実施形態の画像形成装置の制御方法は、第1の実施形態の画像形成装置とほぼ同様であるが、表2のようなテーブルを制御部50に格納しており、記憶された記録材カセット100毎の記録材P情報と表3を対比する。そして、優先順位の高い記録材Pを選択してクリーニングモードに用いるとともに、選択した記録材Pに合わせて、クリーニングモード時の記録材P搬送速度と定着ローラ22の定着温度を変更する。
即ち、通常の画像形成時の記録材搬送速度(180mm/秒)に比べ、記録材搬送速度を遅くする(例えば、1/2以下とする)ことでクリーニング性を高めることができる。また、搬送速度を遅くすることと相俟って、通常の画像形成時の定着温度(190℃)に比べ、定着温度を低くすることで、クリーニング性を高めることができる。
なお本実施形態の画像形成装置においては、記録材搬送速度と定着温度の設定を、トナー画像パターンCを記録材P上に形成する際とトナー画像パターンCをクリーニングの対象とする構成ローラへ向けて再給紙する際で、同一条件とした。しかし、必ずしも同一である必要はない。
表3の記録材Pの優先順位に関し、坪量70g/m以上100g/m未満の普通紙は、第1の実施形態と同様、トナー画像パターンCの形成とクリーニング動作を安定的に行え、またクリーニング効果も十分であるため、優先順位を1位としている。坪量50g/m以上70g/m未満の普通紙では、第1の実施形態の画像形成装置に比べ定着温度を下げカールの低減を図っている。クリーニング性能には変化なく、優先順位を2位としている。
坪量50g/m未満の普通紙では、記録材Pの搬送速度や定着ローラ22の定着温度の最適化を図っても、クリーニング動作時に定着ローラ22や加圧ローラ23へ巻付くリスクを皆無と出来ないため使用禁止としている。坪量100g/m以上150g/m未満の普通紙では、記録材Pの搬送速度を低下させ、それに合わせて定着ローラ22の定着温度を設定したため、第1の実施形態の画像形成装置よりクリーニング性能は向上する。しかしながら記録材Pの搬送速度を低下させたため、クリーニングモードの動作時間は長期化するので、優先順位を3位としている。
坪量150g/m以上の普通紙は、第1の実施形態の画像形成装置では使用禁止としていたが、記録材Pの搬送速度を低下させ、それに合わせて定着ローラ22の定着温度を設定することにより、200g/m未満の普通紙まで使用可能となっている。しかしながら記録材Pの搬送速度をさらに低下させておりクリーニングモードの動作時間の長いことにより優先順位を5位としている。200g/m以上の普通紙では、トナー画像パターンCの形成時に定着不良を皆無と出来ないので、使用禁止としている。
光沢紙は、第1の実施形態の画像形成装置に比べ、記録材Pの搬送速度を低下とそれに合わせた定着ローラ22の定着温度を設定により、カールの低減とクリーニング性能の向上を図っている。坪量150g/m以上200g/m未満の普通紙より速い搬送速度に設定できることから、優先順位を4位としている。
ラフ紙は、第1の実施形態の画像形成装置では使用禁止としていたが、記録材Pの搬送速度を低下させ、それに合わせて定着ローラ22の定着温度を設定することにより使用可能になっている。ただし凹凸の大きい表面性から定着ローラ22や加圧23ローラへの密着性に劣り高いクリーニング性を期待できないことから、優先順位を6位としている。
OHTは、第1の実施形態の画像形成装置では使用禁止としていたが、記録材Pの搬送速度を低下させ、それに合わせて定着ローラ22の定着温度を設定することにより使用可能になっている。即ち、クリーニング適切度情報に基づいてクリーニング用の記録材供給手段を選択する際の基準を変更可能としている。
ただし記録材Pの搬送速度は遅く、また記録材Pとしてコストの高いOHTをクリーニングシートCPとして積極的に用いる理由のないことから、優先順位を7位としている。ラベル紙は、記録材Pの搬送速度と定着ローラ22の定着温度を最適化しても、クリーニングシートCPとして画像形成装置へ再給紙した際の、定着ローラ22や加圧23ローラへの巻き付きを皆無と出来ないので、使用禁止としている。
表3の設定に対する検証検討の結果を表4に示す。表4は第1の実施形態と同様に本実施形態の画像形成装置において、通紙耐久を10000ページ行った後、クリーニングモードに用いる記録材Pの種類を変えてクリーニングを行った際の結果を示すものである。なお通紙耐久に用いた記録材PはOnHig HuiDong紙(OnHig社製)であり、そのときの通紙モードは1枚プリント/1秒停機とした。このとき加圧ローラ23側にトナー汚れを発生し、トナー画像パターンCを加圧ローラ23側に向け、クリーニングシートCPを通紙してクリーニングを行っている。
クリーニングシートCPの通紙回数は1回である。また坪量70g/m以上100g/m未満の範囲の記録材Pの制御は、第1の実施形態の制御と変わらないため省略する。同じく使用禁止範囲の記録材Pは、第1の実施形態と同様の結果のため省略する。
検討2−1に示す坪量50g/m以上70g/m未満の範囲の記録材Pである、Boise社製X−9(坪量62g/m)を用いた場合、第1の実施形態の画像形成装置に比べ、トナー画像パターンCを形成した後の記録材Pのカールは小さかった。また、クリーニング後のクリーニング残の汚れトナーもなかった。
検討2−2に示す坪量100g/m以上150g/m未満の範囲の記録材Pである、HAMMERMILL社製LASER PRINT(坪量120g/m)を用いた場合、検討1−4の時よりクリーニング性に優れた。また、クリーニング残の汚れトナーが加圧ローラ23上へ残らなかった。
検討2−3に示す坪量150g/m以上200g/m未満の範囲の記録材Pである、Xerox社製Business4200(坪量163g/m)を用いた場合、検討1−5に対し、本実施形態の画像形成装置では弊害なく使用することが来た。一方でクリーニング残の汚れトナーが加圧ローラ23上へやや残る結果となった。
検討2−4に示す光沢紙の記録材Pである、Hewlett−Packard社製HP Presentation Paper(坪量130g/m)を用いた場合、以下の結果であった。即ち、検討1−6に比べ、トナー画像パターンCを形成した後の記録材Pのカールは小さかった。そして、クリーニング後のクリーニング残の汚れトナーもなかった。
検討2−5に示すラフ紙の記録材Pである、FOX RIVER PAPER社製25%Cotton Bond(坪量90g/m)を用いた場合、検討1−7に対し、本実施形態の画像形成装置では弊害なく使用することが来た。ただしクリーニング効果は小さく、クリーニング後も汚れトナーが加圧ローラ23上へ残る。検討2−6に示すOHTの記録材Pである、3M社製CG3700を用いた場合、検討1−9に対し、本実施形態の画像形成装置では弊害なく使用することが来た。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置は、記録材カセットのような記録材供給部を複数備えるとき、記録材供給部に備えられた記録材Pの情報を取得し、その情報を記憶する。そして、クリーニングモード実施時前に、各記録材供給部に備えられた個々の記録材Pの種類を確定させる。その上でクリーニングモードを実施するにあたり、各記録材供給部に備えられた記録材Pのうち、クリーニングシートCPとして用いるのに最も適している記録材Pを選択してクリーニングモードに用いる。 そして、選択した記録材毎にクリーニングモードの動作条件、具体的には記録材の搬送速度と定着温度を変更する。
これにより、第1の実施形態の画像形成装置に比べ広い範囲の記録材をクリーニングモードに用いることができ、またより高いクリーニング効果を得ることが出来る。
(変形例)
以上、クリーニング用の記録材供給手段が選択された後に、選択された記録材供給手段の記録材が画像形成手段に供給されてクリーニングパターン画像が形成され、画像加熱手段を介して排出された記録材をクリーニングシートCPとして用いるとした。しかし、これに限らず、各記録材供給手段の記録材が予め画像形成手段に供給されてクリーニングパターン画像が形成され、排出された各記録材がクリーニングシートの候補として、各記録材供給手段に再セットされるようにしても良い。
また上述した実施形態においては、定着ローラ22、加圧ローラ23を夫々クリーニングするためにクリーニングシートCPの片面にクリーニングパターンを設けたが、クリーニングシートCPの両面にクリーニングパターンを設けても良い。これにより、定着ローラ22と加圧ローラ23とを同時にクリーニングすることが可能となる。
22・・定着ローラ、23・・加圧ローラ、100・・記録材カセット、P・・記録材、103、104H、104I、104J・・記録材センサ、CP・・クリーニングシートCP、C・・クリーニング用のトナー画像パターン

Claims (10)

  1. 顕画剤により記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像を加熱する画像加熱体および前記画像加熱体と対向する加圧体とを備える画像加熱手段と、
    複数の記録材供給手段と、
    前記複数の記録材供給手段に備えられたいずれかの記録材にクリーニングパターン画像が形成されたクリーニングシートを用いて、前記顕画剤が残存する前記画像加熱体または前記加圧体をクリーニングするクリーニングモードを備える制御手段と、
    を有する画像形成装置において、
    前記制御手段は前記記録材供給手段に備わる記録材の情報をクリーニング適正度情報と共に前記記録材供給手段の夫々に対応して記憶する記憶手段を有し、
    前記クリーニングモードの際に前記複数の記録材供給手段の内、前記記憶手段に記憶されたクリーニング適切度情報に基づいてクリーニング用の記録材供給手段を選択し、前記選択された記録材に前記クリーニングパターン画像が形成された前記クリーニングシートを用いてクリーニングを行わせる、または適切な記録材が存在しない場合にはクリーニングを行わせないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クリーニング用の記録材供給手段が選択された後に、選択された前記記録材供給手段の記録材が前記画像形成手段に供給されてクリーニングパターン画像が形成され、前記画像加熱手段を介して排出された前記記録材が前記クリーニングシートとして、前記記録材供給手段に再セットされることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成装置の使用者により記録材供給部毎に記録材情報が入力される入力手段を備え、前記クリーニングモードを行う以前の前記入力手段による入力情報を前記記憶手段へ記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 記録材の搬送路上に紙種検知手段を備え、前記クリーニングモードを行う以前の紙種検知手段の検知結果を前記記憶手段へ記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置の使用者により記録材供給部毎に記録材情報が入力される入力手段を備え、前記クリーニングモードの際に前記使用者へ前記入力手段への入力を求め、そのときの入力情報を前記記憶手段へ記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 記録材供給部毎に紙種検知手段を備え、前記紙種検知手段の検知結果を前記記憶手段へ記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記クリーニングモードの際における前記記録材の搬送速度及び前記画像加熱体の温度を、選択した記録材供給部に応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像加熱体および前記加圧体の一方がクリーニングされた後に、前記クリーニングシートが両面プリント用搬送路で反転され、その後に前記クリーニングシートにより前記画像加熱体および前記加圧体の他方がクリーニングされることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記クリーニング適切度情報に基づいてクリーニング用の記録材供給手段を選択する際の基準を変更可能としたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 適切な記録材が存在しない場合にクリーニングを行わせないとされた記録材を、搬送速度を低下させて前記画像加熱体または前記加圧体のクリーニングを行わせることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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