JP2012112213A - フリーストップ扉 - Google Patents

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Abstract

【課題】 扉の開閉操作が容易に行え、かつ扉の開いた状態のまま、または開閉途中の任意の位置において確実に安定して扉を停止状態が保て、容易かつ安全に使用することが可能なフリーストップ扉を提供する。
【解決手段】 収容体(箱体)の左右内側面に設けられたスライドレールと、一対の溝付きプーリ(滑車・回転体)と、スライドレールに嵌装される扉に装着された第二摺動体と、他方のスライドレールに嵌装されるバランスウエイト(重錘)を搭載した第一摺動体と、摺動体を懸架連結するワイヤと、からなり、第一摺動体に扉体の重量と同等の重量のバランスウエイト(重錘)を搭載させて、扉体とバランスウエイトの重量のバランスを保つことにより、任意の位置で静止するフリーストップ扉。
【選択図】 図1

Description

本発明は、扉の幅が収納体の横幅と同一の幅からなる扉を有する上下に摺動する懸架式の移動扉であって、特に、スライドレールに嵌装した摺動体に搭載されたバランスウエイトにより、上下に摺動する扉を任意の位置で停止することが可能な摺動懸架装置を装備したフリーストップ扉に関する。
収納体の扉には、前面の開口部を観音式に開閉する開き扉や引戸や折戸などがあるが、移動する扉の移動空間の確保が必要であったり、扉の収納部の確保や、扉を収納する幅が必要であるために制限される開口の幅の問題があった。開口幅を最大限に確保する方式として、収納体に懸架式の扉を装着し、上下方向にスライドさせて扉を開閉させる方式があり、扉を上部または底面に収納する方式も考えられる。
また、上下に移動する懸架式の扉に錘を連結させ自動で開閉する装置として、扉をワイヤ等で連結して、収納体本体の前面開口部を幅広く確保する上下スライド式扉が考案された。扉には、扉と同一または略同一の重量の棒状、板状に形成された重錘がワイヤ等により装着連結され、収納体内部、または収納体の背板面などにガイドレールなどを備える自動開閉装置を備えることにより、上下スライド式扉を摺動させ、任意の位置に停止させて置くことができるように工夫されたものが開発されている。
上下に昇降する機構を備えた昇降扉では、上方へと開いた扉が、その自重で下降して閉じてしまわないように、扉を任意の位置で支えておく構造または機構を設ける等の配慮が必要となる。手で扉を押さえるとすると、棚へ物品等を収納するために従来以上の手間を要することとなり、使い勝手が悪くなってしまう問題があった。
上下に摺動する扉のスライドレールの中に摺動するバランスウエイトを搭載して扉に連結することにより、構造的には扉と収容体(箱体)の間に僅かな間隔を設けるだけで重錘を搭載した上下に開閉する摺動懸架機構を設置することが出来、また、扉を手や停止機構で押さえることなく停止状態を維持する可能となる。
しかし、この構造では扉を引っ張るための重錘機構をスライドレールとは別に設けなければならないため任意の箇所で停止させようとすると構造が複雑になる欠点があった。そこで、簡易な構造で小型でありながら、確実に任意の点で上下開閉する扉を停止することが出来る摺動懸架式のフリーストップ扉の開発が望まれていた。
特開2003−214026号公報
本発明は、上記のような課題を解決するため、扉の開閉操作が容易に行え、かつ扉の開いた状態のまま、または開閉途中の任意の位置において確実に安定して停止状態が保て、容易かつ安全に使用することが可能なフリーストップ扉を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るフリーストップ扉は、収容体(箱体)の前面に設けられる任意の位置で静止する上下にスライドする扉体と、摺動懸架機構と、からなるフリーストップ扉であって、前記摺動懸架機構が、収容体(箱体)の左右内側面に扉の移動方向に沿って縦に設けられる2本のスライドレールと、該スライドレールの上部と下部に回転自在に設けられた一対の溝付きプーリ(滑車・回転体)と、一方のスライドレールに摺動自在に嵌装される扉に装着された第二摺動体と、他方のスライドレールに摺動自在に嵌装されるバランスウエイト(重錘)を搭載した第一摺動体と、2つの摺動体を懸架連結する上部と下部の2本のワイヤ又はコグドベルトと、からなり、第一摺動体に扉体の重量と同等の重量のバランスウエイト(重錘)を搭載させて、前記プーリを介してワイヤ又はコグドベルトにより懸架連結された扉体とバランスウエイトの重量のバランスを保つことにより、扉体が任意の位置に自在に停止できるように、前記溝付きプーリに掛装されたワイヤ又はコグドベルトをそれぞれ前記扉体の上端部と下端部に固着した構成である。
また、フリーストップ扉は、上部の溝付きプーリに掛装された第一のワイヤ又はコグドベルトの一端が前記扉体に装着された第二摺動体の上端に固着され、他端がバランスウエイトの搭載された第一摺動体に固着されるとともに、第二のワイヤ又はコグドベルトの一端が第一摺動体に固着され、他端が前記扉体の装着された第二摺動体の下端に固着された構成である。
さらに、摺動懸架機構は、第二のスライドレールに扉体に取り付けられた断面L字型の長板からなる取付板を介して内側面に平行に設置された第二摺動体が上下摺動自在に嵌装されるとともに、第一のスライドレールに扉体の重量と同等の重量のバランスウエイトが搭載された第一摺動体が上下摺動自在に嵌装されている構成である。
更にまた、フリーストップ扉は、扉体が一枚の板体からなり、収容体の側壁の端面の内側または収容体の側壁の端面の外側に設けられている構成であり、摺動懸架機構が扉の中央に装着されている構成でもある。
また、バランスウエイトは、細長の直方体からなり、扉体の重量の変化に応じて重量が微調整できるように、別の少量のウエイトを増設装着する構成でもあり、更に、溝付きプーリ(滑車・回転体)は、扉体に固着された断面L字型の摺動懸架機構装着板に上下摺動可能に嵌装された断面L字型の圧力調整板に装着され、扉体を懸架するワイヤに一定の張力を与えるために、前記調整版が圧縮スプリングによって下方へ押し下げられ、ネジで調整した位置に固定される構成である。
本発明に係るフリーストップ扉は、上記詳述した通りの構成であるので、以下のような効果がある。
1、扉体と、スライドレールに嵌装させた扉体の重量と同等の重量のバランスウエイトを搭載する摺動体とを、ワイヤ又はコグドベルトで連結させて、プーリを介してバランスを保たせているので、扉体が任意の位置に自在に停止できるように構成されており、軽量・小型でありながら、安全かつ確実に上下開閉する扉を任意の位置で停止ことができる。
2、第一のワイヤ又はコグドベルトが扉体に装着された第二摺動体の上端とバランスウエイトの搭載された第一摺動体に固着されており、また、第二のワイヤ又はコグドベルトが第一摺動体と扉体に装着された第二摺動体の下端に固着されているので、溝付きプーリを介して扉体のスムーズな摺動動作が可能である。
3、扉体の重量と、同等の重量のバランスウエイトとを2本のスライドレールに嵌装されたそれぞれの摺動体を介してバランスさせているので、重量の大きな扉体にも対応する事が可能であり、また、安全かつ確実に上下開閉する扉体を任意の位置で停止させることができる。
4、フリーストップ扉を必要に応じて収容体の側壁の端面の内側(インセット装着)または収容体の側壁の端面の外側(アウトセット装着)のどちらにも設ける事が可能であり、様々な態様の収納体に対応することが出来る。
5、さらにフリーストップ扉は、摺動懸架機構を扉の中央に装着することも可能であり、各種の態様の収納体に対応することが出来る。
6、スライドレールに嵌装されたバランスウエイトは、扉体の重量の変化に応じて重量が微調整できるため、様々な重量の扉体に対応することが可能である。
7、溝付きプーリ(滑車・回転体)は、上下摺動可能に嵌装された断面L字型の圧力調整板で扉体に固着されおり、調整版の圧縮スプリングにより扉体を懸架するワイヤに一定の張力を与えられるため、ワイヤのスリップによるロス、または、コグドベルトの歯飛びを防止することが出来る。
本発明に係る摺動懸架機構の正面図 本発明に係るインセット装着時のフリーストップ扉の上部横断面図 本発明に係るアウトセット装着時のフリーストップ扉の横断面図 本発明に係る摺動懸架機構の下部縦断面図 本発明に係るアウトセット装着時のフリーストップ扉の縦断面図 本発明に係るインセット装着時のフリーストップ扉の縦断面図 本発明に係るインセット装着時のフリーストップ扉の実施例 本発明に係るアウトセット装着時のフリーストップ扉の実施例
以下、本発明に係るフリーストップ扉を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
本発明にかかるフリーストップ扉10は、プーリ20、22と、ワイヤ30、32と、バランスウエイト(重錘)40と、摺動体50、52と、スライドレール60、62と、扉体70と、取付板72と、圧力調整板90と、圧縮スプリング100、とからなる構成である。
溝付きプーリは、上部プーリ20と、下部プーリ22とからなり、ワイヤは、第一ワイヤ30と、第二ワイヤ32とからなり、摺動体は、バランスウエイトの装着された第一摺動体50と、扉体に装着された第二摺動体52とからなり、スライドレールは、第一スライドレール60と、第二スライドレール62とからなる。
図1は摺動懸架機構の正面図であり、摺動懸架機構12は、収納体の左右の内側面に扉体70の上下移動方向に沿って縦に設けられた第一スライドレール60と、第二スライドレール62の2本のスライドレールからなり、バランスウエイトの装着された第一摺動体50は、第一スライドレール60に摺動可能に嵌装されている。この実施例では、2本のスライドレールが左右の内側面にそれぞれ設けられている。
上部プーリ20と下部プーリ22は、回転する滑車からなり、滑車の外周面にワイヤを懸架する凹面溝が形成されており、溝の中にワイヤを懸架している。凹面溝に代えて周縁にギアを備えた滑車を装備して、ワイヤに代えてコグドベルトを使用することも可能である。
第一ワイヤ30と第二ワイヤ32は、プーリ20、22に回動自在に掛装される細長ロープ体であり、ワイヤに代えてコグドベルトとすることもある。
この実施例では、第一ワイヤ30の一端は、第一摺動体50の上端に固着されており、第一ワイヤ30の他端は、上部プーリ20を介して、第二スライドレール62に摺動可能に嵌装された扉体の懸架されている第二摺動体52の上端に固着される。
第二ワイヤ32の一端は、扉体の懸架された第二摺動体52の下端に固着されており、第二ワイヤ32の他端は、下部プーリ22を介してバランスウエイトが装着された第一摺動体50の下端に固着されている構成である。
図2は、扉体を収容体の側壁の端面の内側に装着したインセット装着時のフリーストップ扉の横断面図であり、図3は、扉体を収容体の側壁の端面の外側に装着したアウトセット装着時のフリーストップ扉の横断面図である。図7は、インセット装着時の実施例の斜視図であり、また、図8はアウトセット装着時の実施例の斜視図を示している。
バランスウエイト40は、第一摺動体50に搭載される重量のある重錘であって、この実施例では図1で示すように第一摺動体50と同程度の細身の細長の直方体からなる。バランスウエイトの形状は第一摺動体に搭載される範囲の大きさであれば、その形状は限定されない。また、構成する素材も限定されないが、様々な比重の金属等の素材、または、人工樹脂などで形成することも可能である。重量の異なる扉体に合わせたバランスウエイトを形成するために、別に微調整用の重錘を装着することも可能である。バランスウエイト40の略半分、または、略1/3の長さ部分を取外し可能な形状に構成し、メインとなるバランスウエイト40に脱着自在に装着するように構成することも可能である。これにより、更に細かく重量の調節をすることが可能となる。
摺動体50、52は、円盤体54を平板56の上に装着した部材であり、図1で示すように、スライドレール60、62内に上下動自在に嵌装される。円盤体54は断面偏平な回転体であり、円盤体の中心には軸に嵌装するようにボールベアリングが内装されており、ボールベアリングの自在な回転によってスライドレール内のスムーズな上下動が保たれている。
円盤体54は、円盤体の半径がスライドレール内寸法より小さく構成されていることにより、スライドレールに嵌装された状態でスライドレール内を摺動自在に上下することが可能となる。
摺動体の中に内装着されるボールベアリングは扉の形状・大きさなどにより任意の数および任意の大きさの球径にする事が可能でる。
この実施例では、摺動体の上下両端に各一個ずつの円盤体が装着されている。スライドレールの内寸法が円盤体の外周径より僅かに大きい場合は円盤体が二つ上下に垂直に並んで摺動することが可能である。スライドレールの内寸法が円盤体の外周径より明らかに大きい場合には、一方の円盤体をスライドレールの一方の側壁に、他方の円盤体を他方の側壁に当接するように左右に並べた状態で、または、左右の装着位置を上下にずらした状態で装着することにより、スライドレールの巾と2つの円盤体の巾とを調節して嵌装させ摺動させることも可能である。
スライドレール60、62は、断面U字の細長溝体であり、この実施例では、箱体の内側壁に扉体を挟んで左右に一対それぞれ設置される。U字溝の中にはスライドレール内を上下に摺動する円盤体54を装備した摺動体が嵌装されている。
第一スライドレール60に嵌装された第一摺動体50の表面に重量調整したバランスウエイト40を装着し、プーリ20を介して連結掛装することにより扉体との重量バランスを保つことを可能とする。また、第二スライドレール62には、嵌装された第二摺動体52に扉を懸架するための取付板72を固着させ扉体70を摺動懸架機構の第二摺動体52に固定する。図7と図8に示す扉体インセットまたは扉体アウトセットの扉体70の取付け位置によって任意の幅、及び、長さの取付板72を選択することが可能であり、様々な収納体と扉体に対応することが可能である。
扉体が上方から下方へと引き下げられた場合に、第二スライドレール62に嵌装された第二摺動体52が、扉の動きと共に上方から下方に降下移動すると、第二摺動体52に固着された第一ワイヤ30が上部プーリ20を介して、第一スライドレール60に嵌装された第一摺動体50を上方に移動させ、第二摺動体52が下方へ降下移動した距離と同じ長さ分だけ上方へと引き上げる。また、扉が下方から上方に引き上げられた時は、上記と逆に、第二摺動体の上昇した距離と同じ長さ分だけ第一摺動体は降下する。
第一摺動体50に搭載するバランスウエイト40の重量は、バランスが取れるように扉体70と略同一の重量に調整されている。滑車である上部プーリ20を介してワイヤで両端が連結され構造であり、また、扉体70の重量とバランスウエイト40の重量との均衡が図られているので、扉体を任意の位置で安全に停止することが可能となる。摺動懸架機構12は、この実施例では扉体の設けられる箱体の開口部を挟んだ両側に一対に設けられている。両側のバランスウエイト装着摺動体に扉体の重量の略半分ずつの重量のウエイトを搭載することによって扉体と略同一重量とすることが可能である。更に、両側の装着摺動体にそれぞれ異なる重量のウエイトを装着することによって、扉体との微妙な重量を細かく調節設定することが可能であり、様々な重量の扉に対応することか出来る。
また、図面に示す実施例とは別の実施例として、左右内側面に設けられたスライドレールを止めて、一枚の板からなる扉体の中央部分に柱部を設け、扉の中央のみに取付板72を装着し、収納体の中央の柱(または壁)部分に摺動懸架機構を装着することにより、単一の摺動懸架機構によりフリーストップ扉を構築することも可能である。この実施例では、一本のバランスウエイト装着摺動体に扉体と略同一の全重量のウエイトを搭載して摺動懸架機構を作動させる。
図4は、本発明に係るフリーストップ扉の下部の縦断面図である。第二ワイヤ32を緊張させる機構は、第二ワイヤ32と下部プーリ22と、断面L字型の摺動懸架機構装着板80と、圧力調整板90と、圧縮スプリング100とからなる。
摺動懸架機構装着板80は、L字状の細長部材であり、摺動懸架機構をスライドレールに装着している。
圧力調整板90は、摺動懸架機構に装着するL字状の平板からなり、圧縮スプリングが装着されていて摺動懸架機構を降下移動する。
圧縮スプリング100は、圧力調整板90に装着された発条であり、摺動懸架機構を下方向に押圧することにより、プーリ20、22に掛装されているワイヤ30、32および摺動懸架機構12の全体を下方向に引いて緊張状態を創設する。
下部プーリ22は、収納体の側面に固定されている摺動懸架機構装着板80に上下摺動可能に装着されており、圧力調整板90に装着された、圧縮スプリング100により、その弾性で下方へと押圧され、摺動懸架機構の全体を下方へ押圧する。
圧力調整板90に固着された下部プーリ22が下方へ押圧されることにより、下部プーリ22に掛装されている第二ワイヤ32も下方に押圧され、機構全体が下方に引き下げられることになり、結果として上部構造である第一摺動体50の上端と第二摺動体52の上端とを連結する第一ワイヤ30で構成された上部プーリ20に掛装された環状体の全体のテンションを保ち緊張状態を作ることが可能となる。これにより機構全体の掛装連結の緊張が保たれ、プーリ20、22に掛装されたワイヤ30、32の緩みを防止し、スリップロスを軽減させることにより、安全かつ確実に任意の位置で扉体を停止させることが出来る。
上部プーリ20と下部プーリ22に掛装されている第一ワイヤ30第二ワイヤ32を歯付ベルトに代えることも可能である。歯付ベルトで構成することにより、プーリの歯と歯付ベルトの歯が噛み合いが確実となるので、ワイヤを使用した機構において扉体の重みによる生じる微妙なスリップの発生を防止することが出来る。
10 フリーストップ扉
12 摺動懸架機構
20 上部プーリ
22 下部プーリ
30 第一ワイヤ
32 第二ワイヤ
40 バランスウエイト(重錘)
50 第一摺動体(重錘)
52 第二摺動体(扉)
54 円盤体
56 平板
60 第一スライドレール(重錘)
62 第二スライドレール(扉)
70 扉体
72 取付板
80 摺動懸架機構装着板
90 圧力調整板
100 圧縮スプリング

Claims (7)

  1. 収容体(箱体)の前面に設けられる任意の位置で静止する上下にスライドする扉体と、摺動懸架機構と、からなるフリーストップ扉において、
    前記摺動懸架機構が、収容体(箱体)の左右内側面に扉の移動方向に沿って縦に設けられる2本のスライドレールと、該スライドレールの上部と下部に回転自在に設けられた一対の溝付きプーリ(滑車・回転体)と、一方のスライドレールに摺動自在に嵌装される扉に装着された第二摺動体と、他方のスライドレールに摺動自在に嵌装されるバランスウエイト(重錘)を搭載した第一摺動体と、2つの摺動体を懸架連結する上部と下部の2本のワイヤ又はコグドベルトと、からなり、
    第一摺動体に扉体の重量と同等の重量のバランスウエイト(重錘)を搭載させて、前記プーリを介してワイヤ又はコグドベルトにより懸架連結された扉体とバランスウエイトの重量のバランスを保つことにより、扉体が任意の位置に自在に停止できるように、前記溝付きプーリに掛装されたワイヤ又はコグドベルトをそれぞれ前記扉体の上端部と下端部に固着したことを特徴とするフリーストップ扉。
  2. 前記フリーストップ扉は、上部の溝付きプーリに掛装された第一のワイヤ又はコグドベルトの一端が前記扉体に装着された第二摺動体の上端に固着され、他端がバランスウエイトの搭載された第一摺動体に固着されるとともに、第二のワイヤ又はコグドベルトの一端が第一摺動体に固着され、他端が前記扉体の装着された第二摺動体の下端に固着されたことを特徴とする請求項1記載のフリーストップ扉。
  3. 前記摺動懸架機構は、第二のスライドレールに扉体に取り付けられた断面L字型の長板からなる取付板を介して内側面に平行に設置された第二摺動体が上下摺動自在に嵌装されるとともに、第一のスライドレールに扉体の重量と同等の重量のバランスウエイトが搭載された第一摺動体が上下摺動自在に嵌装されていることを特徴とする請求項1記載のフリーストップ扉。
  4. 前記フリーストップ扉は、扉体が一枚の板体からなり、収容体の側壁の端面の内側または収容体の側壁の端面の外側に設けられていることを特徴とする請求項1記載のフリーストップ扉。
  5. 前記フリーストップ扉は、一枚の板体からなり、摺動懸架機構が扉の中央に装着されていることを特徴とする請求項1記載のフリーストップ扉。
  6. 前記バランスウエイトは、細長の直方体からなり、扉体の重量の変化に応じて重量が微調整できるように、別の少量のウエイトを増設装着する構成としたことを特徴とする請求項1記載のフリーストップ扉。
  7. 前記溝付きプーリ(滑車・回転体)は、扉体に固着された断面L字型の摺動懸架機構装着板に上下摺動可能に嵌装された断面L字型の圧力調整板に装着され、扉体を懸架するワイヤに一定の張力を与えるために、前記調整版が圧縮スプリングによって下方へ押し下げられ、ネジで調整した位置に固定されることを特徴とする請求項1記載のフリーストップ扉。
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