JP2012111644A - 陶磁器及びその素焼き品並びにその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】陶磁器の伝統的な技法を踏まえながらこれに新たな技法を追加して、これまで見られなかった地肌を提供する。
【解決手段】土練り工程が、可燃性粉粒体(出がらしのコーヒー粉)を混入した粘土を練ることにより行われる。乾燥工程では、生乾きした成型品に泥水を付着させ、泥水で被覆した成型品を本乾燥させる。
【選択図】図3
【解決手段】土練り工程が、可燃性粉粒体(出がらしのコーヒー粉)を混入した粘土を練ることにより行われる。乾燥工程では、生乾きした成型品に泥水を付着させ、泥水で被覆した成型品を本乾燥させる。
【選択図】図3
Description
本発明は陶磁器製品及びその素焼き品並びにその製造方法に関する。
陶磁器は、広義には粘土や窒を使わずに野焼きの状態で焼いた土器を含むが、一般的には、粘土を使って成形して素焼きし、次いで釉薬で素焼き品を被覆した後に本焼成した陶器、磁器を意味する。陶器や磁器は、食器、ティーポット、急須、湯たんぽ、火鉢など実用的な用途に広く使われており、また、審美的な工芸品や美術品に適用されている。
陶磁器製品の従来の製法は、一般的には、次の通りである。
(1)粘土を練る土練り工程;
(2)粘土を成形する作陶工程;
(3)成型品を乾燥させる乾燥工程;
(4)比較的低温(約800℃)で加熱処理して素焼き品を作る素焼き工程;
(5)素焼き品を釉薬で被覆する施釉工程;
(6)1000℃を越える高温で加熱する本焼成工程。
(1)粘土を練る土練り工程;
(2)粘土を成形する作陶工程;
(3)成型品を乾燥させる乾燥工程;
(4)比較的低温(約800℃)で加熱処理して素焼き品を作る素焼き工程;
(5)素焼き品を釉薬で被覆する施釉工程;
(6)1000℃を越える高温で加熱する本焼成工程。
上記(1)の土練り工程は、粘土を柔らかくする荒練り工程と、次に粘土の中の空気を抜く菊練り工程とかなる。菊練り工程を土練り装置で行うときには、真空引きしながら土練りする真空式土練り機を使うのがよい。
典型例として湯飲みを例示して具体的に説明すると、湯飲みは冷たい飲み物、水、熱い飲み物を口に含むときに用いられる。例えば、熱いお茶を湯飲みに入れたときに、お茶の熱が湯飲みに伝わって湯飲みが熱くなり、しばらくの間、湯飲みを持ち上げることができなくなる。このこともあり、コーヒーカップ、マグカップ、ティーカップなどは取っ手を備えている。
特許文献1は断熱性を備えた飲食用容器を開示している。この飲食用容器は、内容器と外容器とで囲まれた断熱空間を備えた内外二重構造を有し、内容器がチタン又はチタン合金で作られ、外容器が磁器、陶器、ガラス、合成樹脂などで作られている。この内外二重の飲食用容器は、例えば熱い飲み物を入れても、内容器と外容器との間の断熱空間によって外容器が過度に熱くなってしまうのを回避することができる。
特許文献1に開示の内外二重構造の飲食用容器は、その断熱空間によって保温性や断熱性に優れているものの製造が面倒であるだけでなく、陶磁器の伝統的な審美性を表現できない。陶磁器は伝統的な技法が受け継がれており、この伝統技法は産地毎に大事に熟成されて今日に至っている。
本発明は、伝統的な審美性を損なうことなく、これに新たな技法を提供することのできる陶磁器製品及びその素焼き品並びにその製造方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、伝統的な製法に従いながら断熱機能、保温機能を付加した陶磁器製品及びその素焼き品並びにその製造方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、伝統的な製法に従いながら軽量化が可能な陶磁器製品及びその素焼き品並びにその製造方法を提供することにある。
従来の伝統的な陶磁器の製法の基本的な考え方は、空気を抜いた緻密な粘土で素焼きを作る、というものである。日本人は、例えば味噌汁はお椀に入れて食する、というのが常識である。このことは、例えば熱い味噌汁を陶磁器に入れたときには陶磁器が直ぐに熱くなって手で持てないことに由来しているのかも知れない。
本願発明者は、素焼き品の内部に数多くの空隙が存在すれば、この空隙によって陶磁器に適度な断熱性又は保温性を与えることができる、との発想に基づいて試行錯誤した結果、本願発明を案出するに至った。
本発明は、基本的には、
粘土を練る土練り工程と、
前記土練り工程で作った粘土を成形して成型品を作る作陶工程と、
前記成型品を乾燥させる乾燥工程と、
該乾燥工程で本乾燥した成型品を素焼きする素焼き工程とを有し、
前記土練り工程が、可燃性粉粒体を混入した粘土を練ることにより行われることを特徴とする。
粘土を練る土練り工程と、
前記土練り工程で作った粘土を成形して成型品を作る作陶工程と、
前記成型品を乾燥させる乾燥工程と、
該乾燥工程で本乾燥した成型品を素焼きする素焼き工程とを有し、
前記土練り工程が、可燃性粉粒体を混入した粘土を練ることにより行われることを特徴とする。
本発明によれば、可燃性粉粒体が混入した粘土を使って作陶することで、素焼き工程で可燃性粉粒体が炭化し、これにより、内部に空隙を有し且つ表面に凹部を備えた素焼き品を提供できる。
乾燥工程において、生乾きした成型品に泥水を付着させ、泥水で被覆した成型品を本乾燥させることで、表面の凹部を泥水で被覆することができる。また、素焼き工程が、少なくとも2回の素焼き工程で構成し、一次素焼きと二次素焼きとの間に、一次素焼き品の表面の凹部に目止め材を充填する象眼工程を有する素焼き品を作ることができる。そして、この素焼き品に従来と同様に施釉し、釉薬で被覆した素焼き品を本焼成することで陶磁器製品を作ることができる。このようにして作った陶磁器製品は止水性を有し、また、断熱機能、保温機能を有する。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
図1は実施例の素焼き品の斜視図であり、図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。図示の素焼き品1に施釉した後に本焼成することにより陶器製品である湯飲みが完成する。図2の参照符合2は素焼き品1に施釉した釉薬を示す。
図1は実施例の素焼き品の斜視図であり、図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。図示の素焼き品1に施釉した後に本焼成することにより陶器製品である湯飲みが完成する。図2の参照符合2は素焼き品1に施釉した釉薬を示す。
素焼き品1は、全体的に分散した数多くの比較的小さな空隙4を有し、素焼き品1の少なくとも内面1a又は外面1b(共に底部分を含む)、好ましくは内外の両面1a、1bに開放した空隙つまり凹所に目止め材6が充填され又は凹所が目止め材6で封止されている。目止め材6は最も典型的には粘土であるが、上記凹所を埋める又は凹所を封止きるのであれば、陶石類やTiなど融点の高い金属などの任意の材料を選択することができる。凹所に目止め材6を充填する技法として象眼技法を採用できるのは言うまでもない。
第1の製法(図3):
図3を参照して、素焼き品1の第1の製法は土練り工程に第1の特徴を有する。
図3を参照して、素焼き品1の第1の製法は土練り工程に第1の特徴を有する。
第1の特徴である土練り工程は次の工程からなる。
(1)粘土(陶土、磁土)に可燃性粉粒体を混練して可燃性粉粒体(具体的には抽出後のコーヒーの乾燥した粉)を粘土の中に均一に分散させる混練工程;
(2)コーヒーの粉が混入した粘土の中から空気を抜く菊練工程。この菊練工程を機械で行うときには、真空式土練り機を使用するのがよい。
(1)粘土(陶土、磁土)に可燃性粉粒体を混練して可燃性粉粒体(具体的には抽出後のコーヒーの乾燥した粉)を粘土の中に均一に分散させる混練工程;
(2)コーヒーの粉が混入した粘土の中から空気を抜く菊練工程。この菊練工程を機械で行うときには、真空式土練り機を使用するのがよい。
粘土に混入する可燃性粉粒体は、指にまとわりつく程度の大きさの粉体又は指から容易に離れる程度の大きさの粒体又はこれが混合した不均一な大きさの混合物であってもよい。可燃性粉粒体の大きさは明確に規定できないが数mm以下であるのがよい。可燃性粉粒体の材料は、紙や繊維、好ましくは天然材料の紙や繊維の成形体、木屑、クルミ等の外皮の粉砕物、果実の種子やピーナッツの粉砕物、コーヒー豆の粉砕物(典型的にはミル引きした所謂「コーヒーの粉」)、紅茶(好ましくは出がらしの紅茶)、お茶(好ましくは出がらしの緑茶、番茶、茎茶など)、ほうじ茶(好ましくは出がらしのほうじ茶)、籾殻など天然材料の固形物であるのが好ましい。例えばコーヒー豆は、焙煎した後にミルで引いたコーヒー粉で上記の可燃性粉粒体を構成してもよいし、コーヒーを抽出した後のコーヒー粉であってもよい。同様に、抽出した後のいわゆる出がらしの紅茶、緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶などを適当な大きさに粉砕した粉粒体であってもよい。
可燃性粉粒体は、好ましくは乾燥品や熱を加えて煎ったものを使用するのが良い。このことから、コーヒーやほうじ茶のように既に焙煎した材料であれば、その出がらしを使うときに再度焙煎する必要がないことから好都合である。
第1の製造方法は乾燥工程に第2の特徴を有している。引き続き図3を参照して、粘土を水に溶いた泥水を予め用意しておき、作陶した成型品を手で持っても形が崩れない程度に乾燥したら(生乾き状態)、この生乾きの成型品の表面に泥水を付着させる。そして、この泥水で被覆した成形品を乾燥させる。泥水を作るための粘土は、作陶工程で使用した粘土と同じ粘土を使ってもよいし、異なる粘土を使ってもよい。生乾きの成型品に対して、これを泥水で被覆することにより、本乾燥した成型品は、この被覆した粘度が一体化して剥離してしまうのを防止できる。
半乾燥した成型品の表面に泥水を付着させる具体的な手法としては、(1)成型品の内面及び/又は外面に泥水を吹き付ける;(2)成型品を泥水の中に漬ける;(3)成型品の上から泥水をかける;(4)成型品の表面に泥水を塗るなどを挙げることができる。成型品の内面だけに泥水を付着させてもよいし、成型品の外面だけに泥水を付着させてもよい。最も好ましくは成型品の内面及び外面を泥水で被覆するのがよい。
泥水が付着した成型品を本乾燥させた後は、従来と同様に、素焼き工程、施釉工程、本焼成工程を経ることによって陶器である湯飲みが完成する。実際に熱湯を入れて水漏れを試したところ、長時間に亘って水漏れ現象は見られなかった。また、湯飲みは熱湯を入れた直後から適度な暖かみを感じ、徐々にその温度が高くなるものの手で持ち上げて湯を飲むことに支障は無かった。例えば実施例の手法を使った陶磁器を味噌汁のお椀として使っても、適度な暖かさを手で感じながら味噌汁を食することができる。
実施例の湯飲みは、湯を入れた当初から適度な熱を手で感じることができるので、湯飲みの中の湯が熱湯であることを他人から注意されなくても認識できる。換言すると、特許文献1のような内外二重構造の容器では熱湯を入れてもその直後は容器を手で触っても熱さを全く感じないため、容器の中の液体が熱湯であることを他人に言われないと認識できず、誤って一気に口に含んで口の中をやけどしてしまう可能性があるが、実施例の湯飲みでは、手に適度な熱を感じることから、そのような事故を未然に防止できる。
なぜ、水漏れ現象が長時間に亘って見られないのか、その理由を考えてみるに、勿論、素焼き品1に施釉した釉薬2による止水効果もあるが、粘土に混入させたコーヒーの粉は、素焼き工程や本焼成工程で高温に晒され、炭化して空隙4を形成すると共に、その燻煙が空隙4の内面に付着することで釉薬となり、各空隙4毎に止水効果を発揮する。また、目止め材6として付着させた粘土によって素焼き品1の内面1a及び/又は外面1bに開放した空隙4が封止され、そして、目止め材(粘土6)の部分も施釉工程で釉薬が付着して、この釉薬によって止水される。
なお、土練り工程で粘土に混入した可燃性粉粒体が細かい粉体であったり、混入する可燃性粉粒体の量が少ない等、施釉工程の釉薬2を工夫することで、この釉薬2だけで湯飲み1の止水ができるのであれば、上述した第2の特徴である、泥水で目止めする工程を省略してもよい。
第2の製法(図4):
図4を参照して、素焼き品1の第2の製法は素焼き工程に特徴を有する。なお、この第2の製法での土練り工程は、上述した第1の製法の土練り工程と同様である。すなわち、この第2の製法にあっても、抽出したコーヒーの乾燥した粉を粘土に混ぜて混練し、次いで菊練りした粘土を使って作陶が行われる。
図4を参照して、素焼き品1の第2の製法は素焼き工程に特徴を有する。なお、この第2の製法での土練り工程は、上述した第1の製法の土練り工程と同様である。すなわち、この第2の製法にあっても、抽出したコーヒーの乾燥した粉を粘土に混ぜて混練し、次いで菊練りした粘土を使って作陶が行われる。
引き続き図4を参照して、素焼き工程は2回の素焼き工程を有する。一次素焼きした一次素焼き品の表面にはコーヒー粉が炭化することにより凹所が出来る。一次素焼き品の内面及び/又は外面の凹所に、目止め材6として粘土を充填する。最も好ましくは少なくとも内面の凹所に目止め材6の粘土を充填する。この充填は、一次素焼き品の内面及び/又は外面に粘土(目止め材6)を擦り付けた後に一次素焼き品の内面及び/又は外面が露出するまで、擦り付けた粘土を削り落とすことにより行われる。目止め材6として使用する粘土は、作陶した成型品と同じ粘土を使用してもよいし、異なる粘土を使用してもよい。この擦り付けた粘土が乾燥したら第2回目の素焼きを行う。
一次、二次の2回の素焼きを完了した素焼き品1は、その後、従来と同様に施釉工程、本焼成工程を経ることによって陶器である湯飲みが完成する。
この第2の製法によれば、目止め材6としての粘土と、作陶した成型品の粘土とが異なるときには、湯飲みの表面に点在する色合いの異なる目止め材6が露出することから、湯飲みに付した象眼として湯飲みの審美性、具体的には湯飲みの肌地に今までに無い味わいを提供できる。勿論、象眼する粘土を色絵の具で着色してもよい。
作陶する粘土に混入する可燃性粉粒体の種類や大きさ、分量などを調整することで陶磁器の熱伝導性を制御することができる。また、可燃性粉粒体の分量を多くすることで陶磁器の重量を軽量化することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明が、陶磁器の地肌に今まで見られなかった味わいを提供できる新技法であることは、当業者であれば容易に理解できるであろう。本発明は、飲み物を飲む容器として食器(コーヒーカップや湯飲み)に限定されず、急須、湯たんぽ、火鉢など一般的な陶磁器にも適用できるのは勿論であるが、美術品や装飾用の陶磁器であってもよい。目止め材6が点在した表面を備えた陶磁器は、これを審美的な且つ美術的な価値を有する工芸品や美術品になり得る、今までに無い味わいを提供できる。また、本発明は加熱した熱媒体(蒸気やオイル)を使う暖房器具の熱交換具にも適用することができる。
本発明は広く一般的に陶磁器に適用される。
1 素焼き品
4 空隙
6 目止め材(典型的には粘土)
4 空隙
6 目止め材(典型的には粘土)
Claims (7)
- 粘土を練る土練り工程と、
前記土練り工程で作った粘土を成形して成型品を作る作陶工程と、
前記成型品を乾燥させる乾燥工程と、
該乾燥工程で本乾燥した成型品を素焼きする素焼き工程とを有し、
前記土練り工程が、可燃性粉粒体を混入した粘土を練ることにより行われることを特徴とする素焼き品の製造方法。 - 前記可燃性粉粒体の材料が、焙煎した材料からなる、請求項1に記載の素焼き品の製造方法。
- 前記焙煎した材料が、コーヒー豆を焙煎して粉砕したコーヒーの粉からなる、請求項2に記載の素焼き品の製造方法。
- 前記乾燥工程が、生乾きした成型品に泥水を付着させ、泥水で被覆した成型品を本乾燥させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の素焼き品の製造方法。
- 前記素焼き工程が、少なくとも2回の素焼き工程を含み、一次素焼きと二次素焼きとの間に、一次素焼き品の表面の凹部に目止め材を充填する象眼工程を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の素焼き品の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれか一項の製造方法によって作られた素焼き品。
- 請求項6の前記素焼き品を釉薬で被覆する施釉工程と、
釉薬で被覆した素焼き品を焼成する本焼成工程とを更に含むことを特徴とする陶磁器製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010259614A JP2012111644A (ja) | 2010-11-21 | 2010-11-21 | 陶磁器及びその素焼き品並びにその製造方法 |
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JP2010259614A Pending JP2012111644A (ja) | 2010-11-21 | 2010-11-21 | 陶磁器及びその素焼き品並びにその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012111644A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160128720A (ko) * | 2015-04-29 | 2016-11-08 | 단국대학교 산학협력단 | 하소한 폐커피분말을 포함하는 도자기 소지 및 그 제조방법 |
KR101733978B1 (ko) * | 2016-05-31 | 2017-05-10 | 김은경 | 커피 찌꺼기가 함유된 도자기 제조방법 및 이에 의해 제조된 도자기 |
CN107136850A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-09-08 | 恒福茶文化股份有限公司 | 一种陶瓷杯及其制作工艺 |
WO2022211262A1 (ko) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | 주식회사 포어스코리아 | 커피찌꺼기를 이용한 성형품의 제조방법 |
-
2010
- 2010-11-21 JP JP2010259614A patent/JP2012111644A/ja active Pending
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