JP2012108240A - トナー回収容器及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】収容効率が高いトナー回収容器及び画像形成装置を提供することである。
【解決手段】トナー回収容器2は、トナーを回収する容器本体50を備えている。容器本体50は、本体領域A1及び本体領域A1から水平方向に突出し、本体領域A1よりも体積が小さい突出領域B1〜B4を有している。撹拌羽根61は、容器本体50内に流入してきたトナーを撹拌することによって、容器本体50内にトナーをいきわたらせる。押し込み部材63は、撹拌羽根61と連動するようことによって、トナーを突出領域B1〜B4に押し込む。
【選択図】図5

Description

本発明は、トナー回収容器及び画像形成装置に関し、より特定的には、電子写真方式による複写機、プリンタなどに搭載されるトナー回収容器及び画像形成装置に関する。
従来のトナー回収容器としては、例えば、以下に説明するトナー回収容器が知られている。図8は、特許文献1に記載のトナー回収装置520の断面構造図である。
図8のトナー回収装置520は、容器本体521、分割室522a〜522e、仕切り板523、廃トナー搬送スクリュー525及び均し線材526を備えている。
容器本体521は、仕切り板523によって搬送方向Fに並ぶ複数の分割室522a〜522eに仕切られている。仕切り板523の高さは、廃トナー搬送スクリュー525とほぼ同じ高さになっている。廃トナー搬送スクリュー525は、回転可能であり、容器本体521内に流入してきたトナーを搬送方向Fに向かって搬送する。これによって、トナーは、分割室522a〜522eに順次搬送/収容され、分割室522e〜522aの順に満たしていく。均し線材526は、廃トナー搬送スクリュー525と平行に配置されており、回転可能である。搬送されたトナーは、均し線材526の回転によって、撹拌され、偏りがなくなるように均される。
以上のようなトナー回収装置520では、トナーを容器本体521内にいきわたらせるよう、廃トナー搬送スクリュー525及び均し線材526が設けられている。容器本体521内に流入してきたトナーは、廃トナー搬送スクリュー525によって搬送方向Fに向かって搬送され、均し線材526によって、撹拌され、偏りがなくなるように均される。したがって、トナー回収装置520では、容器本体521のトナー収容効率を向上させることができる。
しかしながら、トナー回収装置520では、以下に説明するように、高い収容効率が得られないという問題を有する。より詳細には、容器本体521は、側面に凹凸を有しており、凸部には、トナーが収容されにくい。ところが、均し線材526は、廃トナー搬送スクリュー525によって搬送された後、容器本体521内において偏って収容されているトナーを崩して均しているにすぎない。そのため、トナー回収装置520では、均し線材により崩されたトナーが、自重により凸部に流れ込んでいるにすぎない。よって、均し線材526では、凸部にまでトナーをいきわたらせることは困難である。したがって、トナー回収装置520では高い収容効率を得ることができない。
特開2007−164096号公報
そこで、本発明の目的は、収容効率が高いトナー回収容器及び画像形成装置を提供することである。
本発明の一形態に係るトナー回収容器は、トナーを回収する容器本体であって、本体領域及び該本体領域から水平方向に突出し、該本体領域よりも体積が小さい突出領域を有する容器本体と、前記容器本体内に流入してきたトナーを撹拌することによって、該容器本体内にトナーをいきわたらせる撹拌部材と、前記撹拌部材と連動することによって、トナーを前記突出領域に押し込む押し込み部材と、を備えていること、を特徴とする。
本発明の一形態に係る画像形成装置は、前記トナー回収容器を備えていること、を特徴とする。
本発明によれば、収容効率が高いトナー回収容器及び画像形成装置を提供することができる。
画像形成装置の全体構成を示した断面図である。 クリーナーの外観斜視図である。 トナー回収容器の外観斜視図である。 図3に示すトナー回収容器のA−Aにおける断面構造図である。 図3に示すトナー回収容器をz軸方向の正方向側から透視した図である。 図6(a)は、図5に示す撹拌羽根と押し込み部材とを分解した図である。図6(b)は、図6(a)に記載の撹拌羽根及び押し込み部材をx軸方向の負方向側から平面視した図である。 検知窓をz軸方向の正方向側から平面視した際の拡大図である。 特許文献1に記載のトナー回収装置の断面構造図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置及びトナー回収容器について図面を参照しながら説明する。
(画像形成装置の構成)
まず、本発明の一実施形態に係るトナー回収容器を備えた画像形成装置について図面を参照しながら説明する。図1は、画像形成装置1の全体構成を示した断面図である。
画像形成装置1は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を合成するように構成したものである。該画像形成装置1は、スキャナにより読み取った画像データに基づいて、用紙に画像を形成する機能を有し、図1に示すように、トナー回収容器2、印刷部3、給紙部15、タイミングローラ対19、定着装置20、排紙トレイ21、駆動モータ80、制御部82及び検知センサ100を備えている。
制御部82は、CPUで構成され、画像形成装置1全体の動作を制御する。
給紙部15は、用紙を1枚ずつ供給する役割を果たし、用紙トレイ16及び給紙ローラ17を含む。用紙トレイ16には、印刷前の状態の用紙が複数枚重ねて載置される。給紙ローラ17は、用紙トレイ16に載置された用紙を1枚ずつ取り出す。タイミングローラ対19は、印刷部3においてトナー画像が用紙に2次転写されるように、タイミングを調整しながら用紙を搬送する。
印刷部3は、給紙部15から供給されてくる用紙にトナー画像を形成し、作像ユニット22(22Y,22M,22C,22K)、光走査装置6(6Y,6M,6C,6K)、転写部8(8Y,8M,8C,8K)、中間転写ベルト11、駆動ローラ12、従動ローラ13、2次転写ローラ14及びクリーナー18を含んでいる。また、作像ユニット22(22Y,22M,22C,22K)は、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)、帯電器5(5Y,5M,5C,5K)、現像装置7(7Y,7M,7C,7K)及びクリーナー9(9Y,9M,9C,9K)を含んでいる。
感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)は、円筒形状をなしており、図1において時計回りに回転させられる。帯電器5(5Y,5M,5C,5K)は、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)の周面を帯電させる。光走査装置6(6Y,6M,6C,6K)は、制御部82の制御により、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)の周面に対してビームB(BY,BM,BC,BK)を走査する。これにより、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)の周面には静電潜像が形成される。
現像装置7(7Y,7M,7C,7K)は、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)に静電潜像に基づくトナー画像を現像する。
中間転写ベルト11は、駆動ローラ12と従動ローラ13との間に張り渡されている。中間転写ベルト11には、感光体ドラム4に現像されたトナー画像が1次転写される。転写部8は、中間転写ベルト11の内周面に対向するように配置されており、感光体ドラム4に形成されたトナー画像を中間転写ベルト11に1次転写する役割を果たす。クリーナー9は、1次転写後に感光体ドラム4の周面に残存しているトナーを除去する。駆動ローラ12は、中間転写ベルト駆動部(図示せず)により回転させられることにより、中間転写ベルト11を矢印αの方向に駆動させる。これにより、中間転写ベルト11は、トナー画像を2次転写ローラ14まで搬送する。
2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11と対向し、ドラム形状をなしている。そして、2次転写ローラ14は、転写電圧が印加されることにより、中間転写ベルト11との間を通過する用紙に対して、中間転写ベルト11が担持しているトナー画像を2次転写する。クリーナー18は、用紙へのトナー画像の2次転写後に、中間転写ベルト11に残存しているトナーを除去する。
トナー画像が2次転写された用紙は、定着装置20に搬送される。定着装置20は、用紙に対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナー画像を用紙に定着させる。排紙トレイ21には、印刷済みの用紙が載置される。
トナー回収容器2は、クリーナー9Y,9M,9C,9K,18に接続され、クリーナー9Y,9M,9C,9K,18により除去されたトナーを回収する。トナー回収容器2は、図1に示すように、クリーナー9Y,9M,9C,9K,18の紙面手前側に設けられている。以下に、トナー回収容器2の構成についてより詳細に説明する。
(トナー回収容器の構成)
本発明の一実施形態に係るトナー回収容器2は、画像形成装置1の本体に着脱可能に構成され、画像形成装置1の本体内にて発生する廃トナー(以下、単にトナーと称す)を回収する容器である。
図2は、クリーナー9Mの外観斜視図である。図3は、トナー回収容器2の外観斜視図である。以下では、トナー回収容器2の長手方向をx軸方向と定義し、鉛直方向をz軸方向と定義する。更に、x軸方向とz軸方向と直交する方向をy軸方向と定義する。
トナー回収容器2は、クリーナー9に接続されている。そこで、トナー回収容器2とクリーナー9との接続関係について、クリーナー9Mを例にとって説明する。
クリーナー9Mは、図1に示すように、スクリュー99Mを含んでいる。スクリュー99Mは、感光体ドラム4Mから回収されたトナーをトナー回収容器2へと搬送するための搬送手段である。また、クリーナー9Mは、図2に示すように、円筒形状の突起90Mを含んでいる。突起90M内には、図1のスクリュー99Mが設けられている。更に、突起90Mには、開口91Mが設けられている。すなわち、感光体ドラム4Mから回収されたトナーは、スクリュー99Mにより突起90Mまで搬送され、開口91Mを介してクリーナー9M外へと排出される。
一方、トナー回収容器2は、図3に示すように、概略、容器本体50及び封止部材52(52Y,52M,52C,52K),54を備えている。容器本体50は、箱状をなしており、クリーナー9から排出されてくるトナーを収容する。封止部材52Y,52M,52C,52K,54は、容器本体50の上部に設けられており、ウレタン等のシートである。封止部材52Y,52M,52C,52K,54には、図3に示すように、切り込み56Y,56M,56C,56K,58が設けられている。切り込み56Kには、クリーナー9Kの突起90Kが挿入される。なお、切り込み56Y,56M,56C,58にも、それぞれクリーナー9Y,9M,9C,18の突起が挿入される。これにより、開口91Mから排出されるトナーは、容器本体50に収容されるようになる。
次に、トナー回収容器2の内部構成について説明する。図4は、図3に示すトナー回収容器2のA−Aにおける断面構造図である。図5は、図3に示すトナー回収容器2をz軸方向の正方向側から透視した図である。図6(a)は、図5に示す撹拌羽根61と押し込み部材63とを分解した図である。図6(b)は、図6(a)に記載の撹拌羽根61及び押し込み部材63をx軸方向の負方向側から平面視した図である。
トナー回収容器2は、図3、図4、図5及び図6(a)に示すように、容器本体50、撹拌羽根61、押し込み部材63、検知窓65及びリブ68を備えている。容器本体50は、トナーを回収する容器であって、図3及び図5に示すように側面に凹凸を有する直方体状をなしている。容器本体50は、本体領域A1及び突出領域B1,B2,B3,B4を有している。突出領域B1〜B4は、側面の凸部に囲まれて形成される領域であり、本体領域A1からy軸方向の負方向側(水平方向)に突出している。これにより、突出領域B1〜B4は、切り込み56Y,56M,56C,56K,58から挿入されたクリーナー9Y,9M,9C,9K,18の突起よりもy軸方向の負方向側に位置している。そのため、突出領域B1〜B4には、トナーが収容されにくい。突出領域B1〜B4は、x軸方向の負方向側から正方向側へとこの順に並ぶように設けられている。本体領域A1は、容器本体50において、突出領域B1〜B4以外の領域であって、突出領域B1〜B4よりも大きな体積を有している。
撹拌羽根61は、図5に示すように、容器本体50内において、x軸方向に延在しており、容器本体50内に流入してきたトナーを撹拌することによって、トナーが偏ることなく均一な状態で収容されるように、容器本体50内に該トナーをいきわたらせる役割を果たしている。そして、撹拌羽根61は、容器本体50内に回転可能に取り付けられている。撹拌羽根61の回転軸Ax1は、図6(a)に示すように、x軸方向(本体領域A1の長辺方向)に延在している。撹拌羽根61は、図5及び図6(a)に示すように、接続部61a,61b及び本体61pにより構成されている。
本体61pは、撹拌部61c,61dによって構成されている。撹拌部61cは、撹拌羽根61においてx軸方向の負方向側を占めており、はしご状をなしている。撹拌部61cの架橋部分は、y軸方向の正方向側に向かうにしたがってx軸方向の負方向側へと向かうようにy軸に対して傾いている。撹拌部61dは、撹拌羽根61においてx軸方向の正方向側を占めており、はしご状をなしている。撹拌部61dの架橋部分は、y軸方向の正方向側に向かうにしたがってx軸方向の正方向側へと向かうようにy軸に対して傾いている。これによって、撹拌部61c及び撹拌部61dが回転することで、開口91Y, 91M,91C,91Kから排出されたトナーが特定の場所に集中してしまわないよう撹拌している。具体的には、トナーは、クリーナー9Y,9M,9C,9K,18の突起90の直下に集中するので、撹拌部61c,61dは、集中しているトナーを崩し、平担に均している。
接続部61aは、撹拌羽根61のx軸方向の負方向側の端部に設けられている。接続部61bは、撹拌羽根61のx軸方向の正方向側の端部に設けられている。接続部61a,61bは、押し込み部材63と共に回転軸Ax1と一致する中心O(図6(b)を参照)を中心として回転し、クランクシャフトとして機能する。
接続部61aは、図6(a)に示すように、軸61x、接続部材61y及び軸61zによって構成されている。軸61xは、撹拌羽根61の回転軸Ax1と一致している。接続部材61yは、軸61xと軸61zとを接続している。軸61zは、軸61x及び接続部材61yを本体61pに取り付けている。軸61zは、軸61xよりもy軸方向の正方向側にずれており、押し込み部材63が取り付けられる。
接続部61bは、軸61s、接続部材61t及び軸61uによって構成されている。軸61sは、撹拌羽根61の回転軸Ax1と一致している。接続部材61tは、軸61sと軸61uとを接続している。軸61uは、軸61s及び接続部材61tを本体61pに取り付けている。軸61uは、軸61sよりもy軸方向の正方向側にずれており、押し込み部材63が取り付けられる。
押し込み部材63は、撹拌羽根61と連動するよう撹拌羽根61に連結され、トナーを突出領域B1〜B4に押し込む。押し込み部材63は、棒状部材63a、凸部C1,C2,C3,C4及び接続部63b,63cによって構成されている。棒状部材63aは、x軸方向に延在している。凸部C1〜C4は、棒状部材63aからy軸方向の負方向側に突出していることによって構成されている。凸部C1〜C4は、x軸方向の負方向側から正方向側へとこの順に並ぶとともに、突出領域B1〜B4に対応する位置に設けられている。凸部C1〜C4はそれぞれ、トナーを突出領域B1〜B4へ押し込む。そのため、凸部C1〜C4のx軸方向の幅は、それぞれ突出領域B1〜B4のx軸方向の幅よりも短くなっている。これによって、凸部C1〜C4は、突出領域B1〜B4に出入り可能となっている。また、凸部C1〜C4は、四角形状をなしており、開口している。凸部C2のy軸方向の負方向側の辺は、後述する検知窓65に接触しないように切り欠かれている。
接続部63bは、棒状部材63aのx軸方向の負方向側の端部からy軸方向の正方向側へと延在している。接続部63cは、棒状部材63aのx軸方向の正方向側の端部からy軸方向の正方向側へと延在している。接続部63b,63cのy軸方向の正方向側の先端は、図6(b)に示すように、x軸方向から見たときに、y軸方向の正方向側に向けて開口するC字状をなしている。接続部63b,63cの先端にそれぞれ撹拌羽根61の軸61z,61uが、y軸方向の負方向側から嵌めこまれることで、押し込み部材63が撹拌羽根61に連結されている。
リブ68は、図4に示すように、押し込み部材63のy軸方向の負方向側の先端をz軸方向の負方向側から支持する板状部材であって、y軸方向に延在している。リブ68は、図5に示すように、突出領域B1内のx軸方向の負方向側の側面と突出領域B4内のx軸方向の正方向側及び負方向側の両側面とに設けられている。リブ68は、撹拌羽根61の回転の中心Oよりもz軸方向の負方向側に設けられている。
検知窓65は、図3に示すように、z軸方向に延在する筒状の部材であり、容器本体50内がトナーで満杯であるということを検知するための透明の窓である。検知窓65のz軸方向の負方向側の端部は、容器本体50外に露出している。これにより、容器本体50内に収容されているトナーの量を、容器本体50の外部から観察することが可能となる。また、検出窓65のz軸方向の正方向側の端部は、容器本体50内に位置しており開口している。これにより、容器本体50内がトナーで満杯となると、検知窓65の開口からトナーが流入し、検知窓65のz軸方向の負方向側の端部がトナーにより塞がれる。
次に、検知センサ100と検知窓65との関係について図面を参照しながら説明する。図7は、検知窓65をz軸方向の正方向側から平面視した際の拡大図である。なお、図7には、検知窓65に加えて、検知センサ100も記載されている。
検知センサ100は、画像形成装置1に設けられており、容器本体50に収容されているトナーの量を検知するためのセンサである。検知センサ100は、図7に示すように、コ字型をなしており、x軸方向の両側及びy軸方向の負方向側の三方より検知窓65を囲んでいる。検知センサ100は、発光部100a及び受光部100bにより構成されている。発光部100aは、図7に示すように、x軸方向の正方向側から検知窓65に対向しており、光を放射する。受光部100bは、図7に示すように、x軸方向の負方向側から検知窓65に対向しており、光を受光する。すなわち、容器本体50内にトナーが満杯となっていない状態では、検知窓65がトナーにより塞がれていないので、受光部100bは、発光部100aが放射した光を受光する。一方、検知窓65にトナーが収容されている状態では、検知窓65がトナーにより塞がれているので、受光部100bは、発光部100aが放射した光を受光しない。これにより、検知センサ100は、容器本体50内に収容されているトナーの満杯を検知している。
駆動モータ80は、撹拌羽根61を回転させるための動力源であり、撹拌羽根61の軸61sに接続されている。駆動モータ80の動作は、制御部82によって制御されている。
(トナー回収容器の動作について)
以上のように構成されたトナー回収容器2の動作について説明する。まず、トナー回収容器2内において、トナーが撹拌される様子について説明する。開口91Y,91M,91C,91Kから排出されたトナーは、容器本体50に流入する。このとき、トナーは、容器本体50内において、開口91Y,91M,91C,91Kの直下に集中する。そこで、トナーが容器本体50内において偏って収容されないように、撹拌羽根61は、駆動モータ80からの動力によって、回転運動をする。これにより、トナーは、攪拌羽根61に攪拌されて均される。
更に、撹拌羽根61が、クランクシャフトとして機能し、かつ、押し込み部材63が、コネクティングロッドとして機能することで、撹拌羽根61の回転運動が、押し込み部材63の凸部C1〜C4のy軸方向の負方向側の端部(先端)の水平方向の往復運動に変換されている。より詳細には、撹拌羽根61は、軸Ax1まわりに回転する。軸61z,61uは軸Ax1まわりに回転するため、軸61z,61uに接続された接続部63b,63cのy軸方向の正方向側の端部も軸Ax1まわりに回転する。これによって、凸部C1〜C4のy軸方向の負方向側の端部(先端)は、y軸方向に延在しているリブ68によりz軸方向の負方向側から支持されているため、リブ68上をy軸方向に水平方向に往復運動する。そのため、凸部C1〜C4が突出領域B1〜B4に出入りすることによって、トナーが突出領域B1〜B4に押し込まれる。
次に、満杯検知について説明する。容器本体50内にトナーが収容され、検知窓65内にもトナーが入り込むと、検知窓65がトナーによって塞がれる。そのため、受光部100bは、発光部100aが放射した光を受光できなくなる。これによって、検知センサ100は、容器本体50内がトナーで満杯であると検知し、制御部82に信号を送る。
制御部82は、検知センサ100からの信号に基づいて、撹拌羽根61の回転方向を反転させるよう駆動モータ80の動作を制御する。
(効果)
以下に説明するように、トナー回収容器2及び画像形成装置1によれば、収容効率を高くすることができる。
より詳細には、図8に示す特許文献1に記載のトナー回収装置520においては、トナーを容器本体521内にいきわたらせるよう、廃トナー搬送スクリュー525及び均し線材526が設けられている。容器本体521内に流入してきたトナーは、廃トナー搬送スクリュー525によって搬送方向Fに向かって搬送され、均し線材526によって撹拌され、偏りがなくなるように均される。しかしながら、トナー回収装置520では、以下に説明するように、高い収容効率が得られないという問題を有する。より詳細には、容器本体521は、側面に凹凸を有しており、凸部には、トナーが収容されにくい。ところが、均し線材526は、廃トナー搬送スクリュー525によって搬送された後、容器本体521内において偏って収容されているトナーを崩して均しているにすぎない。そのため、トナー回収装置520では、均し線材526により崩されたトナーが、自重により凸部に流れ込んでいるにすぎない。よって、均し線材526では、凸部にまでトナーをいきわたらせることは困難である。したがって、トナー回収装置520では高い収容効率を得ることができない。
一方、トナー回収容器2では、図5に示すように、容器本体50に流入してきたトナーは、撹拌羽根61によって撹拌されるだけでなく、押し込み部材63によって突出領域B1〜B4に押し込まれる。そのため、トナー回収容器2においては、突出領域B1〜B4にまでトナーをいきわたらせることが可能であり、高い収容効率を得ることができる。
トナー回収容器2では、撹拌部61c,61dの架橋部分は、y軸方向から傾いている。これによって、トナー回収容器2では、撹拌部61c,61dの架橋部分が傾かずにy軸方向に延在しているトナー回収容器と比較して、トナーと撹拌部61c,61dとの接触面積が増加するため、効率的にトナーを撹拌することができる。また、撹拌部61c,61dの架橋部分が互いにx軸方向に対して逆方向に傾いていることによって、トナーが一方向に偏って収容されることが防止される。
トナー回収容器2では、容器本体50内にリブ68が設けられていることによって、押し込み部材65のy軸方向の負方向側の先端は、リブ68上に沿って水平運動をすることができる。
トナー回収容器2では、押し込み部材63の凸部C1〜C4は、開口している。これにより、トナーは、凸部C1〜C4上に乗ることなく、突出領域B1〜B4へと落下するようになる。その結果、トナーが突出領域B1〜B4に収容されやすい。
トナー回収容器2では、容器本体50がトナーで満杯であると検知センサ100によって検知されると、制御部82により駆動モータ80は、撹拌羽根61の回転方向を反転させている。これによって、トナーによって駆動トルクが増大し、駆動モータ80に負荷がかかることを防止できる。
(その他の実施形態)
以上のように構成されたトナー回収容器2及び画像形成装置1は、前記実施形態に示したものに限らない。したがって、トナー回収容器2及び画像形成装置1は、その要旨の範囲内において変更可能である。
なお、制御部82は、駆動モータ80の電流値が所定の値以上になった場合には、駆動モータ80に、撹拌羽根61の回転方向を反転させてもよい。ここで、所定の値とは、トナーによって、駆動モータ80に過大な負荷がかかってしまうときの電流値をいう。これによって、駆動トルクの増大を防止し、駆動モータ80への負荷を減少させることができる。
以上のように、本発明は、トナー回収容器及び画像形成装置に有用であり、特に、トナー回収容器の収容効率を高くすることできる点において優れている。
A1 本体領域
B1,B2,B3,B4 突出領域
1 画像形成装置
2 トナー回収容器
3 印刷部
6Y,6M,6C,6K 光走査装置
8Y,8M,8C,8K 転写部
11 中間転写ベルト
12 駆動ローラ
13 従動ローラ
14 2次転写ローラ
15 給紙部
18 クリーナー
19 タイミングローラ対
20 定着装置
21 排紙トレイ
50 容器本体
61 撹拌羽根
63 押し込み部材
65 検知窓
68 リブ
80 駆動モータ
82 制御部
100 検知センサ

Claims (8)

  1. トナーを回収する容器本体であって、本体領域及び該本体領域から水平方向に突出し、該本体領域よりも体積が小さい突出領域を有する容器本体と、
    前記容器本体内に流入してきたトナーを撹拌することによって、該容器本体内にトナーをいきわたらせる撹拌部材と、
    前記撹拌部材と連動することによって、トナーを前記突出領域に押し込む押し込み部材と、
    を備えていること、
    を特徴とするトナー回収容器。
  2. 前記押し込み部材の先端は、水平方向に往復運動して、前記突出領域に出入りすることによって、該突出領域にトナーを押し込むこと、
    を特徴とする請求項1に記載のトナー回収容器。
  3. 前記撹拌部材は、回転運動をし、
    前記撹拌部材が、クランクシャフトとして機能し、かつ、前記押し込み部材が、コネクティングロッドとして機能することで、該撹拌部材の回転運動が該押し込み部材の先端の水平方向の往復運動に変換されていること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトナー回収容器。
  4. 前記撹拌部材の回転軸は、前記本体領域の長辺方向に延在していること、
    を特徴とする請求項3に記載のトナー回収容器。
  5. 前記容器本体内がトナーで満杯であることを検知するための検知窓、
    を更に備えていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のトナー回収容器。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のトナー回収容器を備えていること、
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5に記載のトナー回収容器と、
    前記検知窓内のトナーの有無を検知する検知センサと、
    前記撹拌部材を回転させる駆動モータと、
    前記検知センサからの信号に基づいて、前記駆動モータの動作を制御する制御部と、
    を備えており、
    前記制御部は、前記検知センサが前記容器本体内がほぼ満杯であると検知した場合には、前記駆動モータに、前記撹拌部材の回転方向を反転させること、
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項5に記載のトナー回収容器と、
    前記撹拌部材を回転させる駆動モータと、
    前記駆動モータの動作を制御する制御部と、
    を備えており、
    前記制御部は、前記駆動モータを流れる電流値が所定の値以上になった場合には、該駆動モータに、前記撹拌部材の回転方向を反転させること、
    を特徴とする画像形成装置。
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