JP2012106357A - 印刷装置、印刷方法 - Google Patents

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直樹 須藤
Bunji Ishimoto
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Abstract

【課題】印刷装置に関する技術を提供する。
【解決手段】同一色相のインクを収容するL個のインクカートリッジからインクの供給を受けて印刷を行う印刷装置であって、複数のノズルを副走査方向に配列したノズル列を複数備える印刷ヘッドを備える。印刷ヘッドは、各ノズルの副走査方向の位置が同じであり、印刷上の相関関係を有するL×a列のノズル列であり、a列ずつL個のカートリッジの各々から、インクの供給を受けるノズル列からなる第1のノズルグループと、各ノズルの副走査方向の位置が第1のノズルグループとは異なるL×b個のノズル列であり、b個ずつ、L個のカートリッジから、インクの供給を受けるノズル列からなる第2のノズルグループとを有し、制御部は、L個のインクカートリッジの各々がインクの供給をしている各a+b列のノズル列において、同時にインクを吐出するノズルの数を制限する制御を行う。
【選択図】図6

Description

本発明は、印刷装置に関し、詳しくは、同一色相のインクを収容する複数のインクカートリッジからインクの供給を受けて印刷を行う印刷装置に関するものである。
印刷装置において、ノズルから吐出されるインクの吐出量に対して、カートリッジからノズルに供給される液体の供給量が少ない場合、すなわち、インクのリフィル速度が遅い(以下、「リフィル遅延」とも呼ぶ)場合、ノズルにおいてインクの吐出不良が生じるといった問題があった。リフィル遅延を抑制する技術としては、例えば下記特許文献の技術が知られている。
特開2009−274280号公報 特開2009−274281号公報
上記特許文献の技術は、印刷対象である画像データを解析することによってリフィル遅延を抑制している。本発明は、従来とは異なる方法でリフィル遅延を抑制する技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために、以下の形態または適用例を取ることが可能である。
[適用例1]
同一色相のインクを収容するL個(Lは2以上の整数)のインクカートリッジからインクの供給を受けて印刷を行う印刷装置であって、前記インクを吐出する複数のノズルを所定方向に配列したノズル列を該方向とは交差する方向に離間して複数備える印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドを、印刷媒体に対して相対的に、前記ノズル列の離間方向である主走査方向と、前記ノズルの配列方向である副走査方向とに走査させるとともに、前記ノズルからのインクの吐出を制御する制御部とを備え、前記印刷ヘッドは、配列している各ノズルの前記副走査方向の位置が互いに同じであり、前記制御部からの制御によって印刷上の所定の相関関係を有するL×a列(aは1以上の整数)のノズル列であって、a列ずつ、前記L個のカートリッジの各々から、前記インクの供給を受けるノズル列からなる第1のノズルグループと、配列している各ノズルの前記副走査方向の位置が前記第1のノズルグループに属する前記各ノズルとは異なるL×b個(bは1以上の整数)のノズル列であって、前記b個ずつ、前記L個のカートリッジの各々から、前記インクの供給を受けるノズル列からなる第2のノズルグループとを有し、前記制御部は、前記L個のインクカートリッジの各々が前記インクの供給をしている各a+b列のノズル列において、同時に前記インクを吐出するノズルの数を制限する制御を行う印刷装置。
この印刷装置によると、制御部が、L個のインクカートリッジの各々がインクの供給をしている各a+b列のノズル列において、同時にインクを吐出するノズルの数を制限する制御を行うので、リフィル遅延を抑制することが可能である。
[適用例2]
適用例1記載の印刷装置であって、前記複数の各ノズル列は、前記副走査方向のノズルピッチが等しく、前記第1のノズルグループのノズル列、前記第2ノズルグループのそれぞれのノズル列は、各ノズルの副走査方向の配列位置が互いに前記ノズルピッチの1/(L×b+1)ずつずれ異なる位置に配置されている印刷装置。
この印刷装置によると、各ノズル列ごとのノズルピッチに対応した解像度よりも高解像度の印刷画像を印刷することが出来る。
[適用例3]
適用例1または請求項2記載の印刷装置であって、前記制御部は、前記第1のノズルグループに属する各ノズル列に基づく各インクドットの形成位置が、前記各ノズル列間で排他的かつ互換性を有するように前記制御を行う印刷装置。
この印刷装置によると、第1のノズルグループの各ノズル列に属するノズルは、ノズル列間で副走査方向に同じ位置にノズルが配置されている。また、制御部が各ノズル列に基づく各インクドットの形成位置が、各ノズル列間で排他的かつ互換性を有するように制御するため、第1のノズルグループのノズルに基づいて形成するドットは、第1のノズルグループのどのノズル列によって形成するかを選択決定することが可能である。
[適用例4]
適用例1ないし適用例3のいずれか記載の印刷装置であって、Lの値が2、aの値が1、bの値が1である印刷装置。
この印刷装置によると、印刷装置の構造を小型化することができる。
[適用例5]
同一色相のインクを収容するL個(Lは2以上の整数)のインクカートリッジからインクの供給を受けて印刷を行う印刷装置を用いた印刷方法であって、前記印刷装置は、前記インクを吐出する複数のノズルを所定方向に配列したノズル列を該方向とは交差する方向に離間して複数備え、印刷ヘッドと、前記ノズルからのインクの吐出とを制御する制御部とを備え、印刷媒体に対して相対的に、前記ノズル列の離間方向である主走査方向と、前記ノズルの配列方向である副走査方向とに走査する前記印刷ヘッドと、前記複数のノズル列のうち、配列している各ノズルの前記副走査方向の位置が互いに同じであり、前記制御部からの制御によって印刷上の所定の相関関係を有するL×a列(aは1以上の整数)のノズル列が、a列ずつ、前記L個のカートリッジの各々から、前記インクの供給を受ける第1のノズルグループと、配列している各ノズルの前記副走査方向の位置が前記第1のノズル列の前記各ノズルとは異なるL×b個(bは1以上の整数)のノズル列が、前記b個ずつ、前記L個のカートリッジの各々から、前記インクの供給を受ける第2のノズルグループとを備えており、前記L個のインクカートリッジの各々が前記インクの供給をしている各a+b列のノズル列において、同時に前記インクを吐出する前記ノズルの数を制限して印刷を行う印刷方法。
この印刷方法によると、L個のインクカートリッジの各々がインクの供給をしている各a+b列のノズル列において、同時にインクを吐出するノズルの数を制限して印刷を行うので、印刷時のインクのリフィル遅延を抑制することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、インク供給方法および装置、印刷システム、それらの方法または装置の機能を実現するための集積回路、コンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
第1実施例としての印刷装置10の構成を説明する説明図である。 印刷装置10における印刷ヘッド50の構成を模式的に示す説明図である。 インクの供給の仕組みについて説明する説明図である。 印刷装置10が行う印刷処理の流れを示したフローチャートである。 吐出ノズル決定テーブルM2を説明する説明図である。 ノズル数制限について説明する説明図である。 ノズル数制限についての比較例を説明する説明図である。 マトリックスCDMaを説明する説明図である。 マトリックスCDMbを説明する説明図である。 マトリックスCDMcを説明する説明図である。 変形例2における態様1を説明する説明図である。 変形例2における態様2を説明する説明図である。 態様2において採用可能な時間軸マトリックスTmを説明する説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
(A1)印刷装置の構成:
図1は、第1実施例としての印刷装置10の構成を説明する説明図である。印刷装置10は、画像データに基づいて、印刷媒体Pにインクを吐出して文字や画像などを印刷するインクジェット式プリンターである。本実施例では、印刷装置10は、いわゆる複合機としてスキャナーやコピーなどの各種機能を有する。また、印刷装置10は、後述するように、ブラックのインクのみを用いて印刷を行うモノクロ印刷専用の印刷装置である。
印刷装置10は、カードスロット12と、通信コネクター13とを備える。印刷装置10のカードスロット12は、記憶媒体を内蔵するメモリーカードとデータをやり取り可能に接続するインターフェースである。印刷装置10の通信コネクター13は、パーソナルコンピューターやデジタルカメラ,デジタルビデオカメラなどの外部機器とデータをやり取り可能に接続するインターフェースである。印刷装置10は、通信コネクター13に接続された外部機器からの印刷要求に基づいて印刷する機能に加え、カードスロット12に接続されたメモリーカードや通信コネクター13に接続された外部機器に記憶されている画像データを印刷する機能を有する。
印刷装置10は、更に、スキャナー部11と、ディスプレイ14と、操作パネル15とを備える。スキャナー部11は、原稿台に載置された原稿を読み取ってデジタルデータに変換する。ディスプレイ14は、ユーザーに向けて文字や画像を表示する。操作パネル15は、ユーザーからの指示入力を受け付ける。
印刷装置10は、上記説明したカードスロット12や通信コネクター13などの他、更に、印刷装置10の各部を制御する制御ユニット20と、印刷媒体Pへの印刷を実行する印刷機構部30とを備える。
制御ユニット20は、CPU21と、RAM22と、ROM23とによって構成されている。CPU21は、画像データ取得部24と、モノクロ変換部25と、ハーフトーン処理部26と、吐出ノズル決定処理部27と、印刷制御部28とを備える。画像データ取得部24は、スキャナー部11やカードスロット12や通信コネクター13から画像データを取得する。モノクロ変換部25は、取得した画像データがRGB画像データである場合に、モノクロ画像データにデータ変換する。ハーフトーン処理部26は、モノクロ変換された画像データの階調に基づいて、画像データをドットの分布に変換する処理を行う。ハーフトーン処理にはROM23が記憶するディザマスクM1を用いる。吐出ノズル決定処理部27は、ハーフトーン処理後の画像データの各ドットに対して、ROM23が記憶する吐出ノズル決定テーブルM2を用いて、後述する印刷ヘッド50が備えるどのノズルからインクを吐出して印刷媒体Pにドットを形成するかを決定する。印刷制御部28は、吐出ノズル決定処理部27による処理後のデータに基づいて、印刷機構部30の動作を制御する。上記説明した各処理は、ROM23に記憶されているプログラムをCPU21が読み出して実行することによって実現される。また、ディザマスクM1および吐出ノズル決定テーブルM2は予めROM23に記憶されている。
印刷装置10の印刷機構部30は、図1に示すように、キャリッジ40と、ヘッドユニット41と、キャリッジ駆動部32と、搬送部34とを備える。キャリッジ駆動部32は、キャリッジ40を主走査(ヘッド走査)方向に駆動する。搬送部34は、キャリッジ40が移動する主走査方向に交差する副走査方向に、印刷媒体Pを搬送する。
キャリッジ40は、ヘッドユニット41を保持すると共に、インクカートリッジ42およびインクカートリッジ43を搭載する。キャリッジ40に搭載されたインクカートリッジ42,43は、ヘッドユニット41にインクを供給する液体供給部として機能する。インクカートリッジ42,43は密閉式のインクカートリッジであり、共に、ブラック(BK)のインクを収容する。なお、本実施例では、モノクロ印刷として黒インクの単色によって印刷を行うが、例えば、インクカートリッジ42,43が、例えば、セピア色や、赤、青、マゼンダ(M)、シアン(C)など一色のインクを収容し、マゼンダやシアンなどの単色の印刷を行うこととしてもよい。また、インクカートリッジ42にブラック(K)、インクカートリッジ43にライトブラック(LK)を収容する等、2つのインクカートリッジに同一色相のインクを収容するとしてもよい。
ヘッドユニット41は、印刷ヘッド50を備える。印刷ヘッド50は、ブラック(BK)のインク吐出するノズルを複数備えている。印刷媒体Pへの印刷は、印刷ヘッド50,キャリッジ駆動部32,搬送部34の各部が、制御ユニット20の制御に基づいて協働することによって実現される。
図2は、印刷装置10における印刷ヘッド50の構成を模式的に示す説明図である。印刷ヘッド50は、インク(本実施例ではブラック)を吐出する複数のノズルNZを副走査方向(つまり、紙送り方向)に並べたノズル列を複数備える。
本実施例では、印刷ヘッド50は、複数のノズルNZを副走査方向(すなわち、紙送方向)に配列したA列,B列,C列,D列の4つのノズル列を備える。これら4つのノズル列は、図2に示すように主走査方向に並列に配設されている。A列とB列とは主走査方向に40/360[inch]の間隔を隔てて配置されている。C列とD列も、同様に、主走査方向に40/360[inch]の間隔を隔てて配置されている。B列とC列とは、104/360[inch]の間隔を隔てて配置されている。
A列,B列,C列,D列の各ノズル列には、ノズルNZが副走査方向に128個ずつ配列されている。各ノズル列において、ノズルNZ同士の副走査方向の間隔(以下、「ノズルピッチ」とも呼ぶ)は1/120[inch]である。印刷ヘッド50におけるB列の位置は、A列のノズル列を基準として、副走査方向に1/360[inch]ずらした位置に配設される。印刷ヘッド50におけるC列の位置は、B列のノズル列を基準として、副走査方向に1/360[inch]ずらした位置に配設される。印刷ヘッド50におけるD列の位置は、C列のノズル列と副走査方向に同じ位置に配設されている。従って、印刷ヘッド50を主走査方向に走査し印刷を行うことによって、実質的に、ノズルピッチが1/360[inch]である構成の印刷ヘッドと同様の印刷を行う。なお、C列とD列のノズル列が特許請求の範囲に記載の第1のノズルグループに対応し、A列とB列のノズル列が特許請求の範囲に記載の第2のノズルグループに対応する。
これら複数の各ノズルNZは、各々、ピエゾ素子(圧電素子)を備え、ピエゾ素子への電圧の印加に伴う、ピエゾ素子の歪みによる振動によってノズルNZからインクを吐出する。従って、各ノズルNZは、各々、上述したピエゾ素子に加え、電圧印加用の電極や、その他インクを吐出するために必要な素子を備える。本実施例においては、印刷ヘッド50を製造する際に、A列およびB列のノズル列を備えるノズルユニット52と、C列およびD列のノズル列を備えるノズルユニット53とを各々製造し、ノズルユニット52とノズルユニット53とを印刷ヘッド50の本体に組み込む。
次に、インクカートリッジ42,43から各ノズルNZへのインクを供給する仕組みについて、図3を用いて説明する。インクカートリッジ42は、A列のノズルNZとC列のノズルNZにインクを供給する。インクカートリッジ43は、B列のノズルNZとD列のノズルNZにインクを供給する。すなわち、1つのカートリッジから、印刷ヘッド50が備える2つのノズルユニット52,53の各々にインクを供給するようにしている。換言すれば、各ノズルユニットは、各インクカートリッジ毎に、各1列ずつのノズル列に対してインクの供給を受けている。具体的には、図3に示すように、ノズルユニット52は、インクカートリッジ42からA列のノズル列1列分に対してインクの供給を受け、インクカートリッジ43からC列のノズル列1列分に対してインクの供給を受けている。したがって、本実施例によるインク供給の態様に限らず、例えば、インクカートリッジ42がB列のノズルNZとC列のノズルNZにインクを供給し、インクカートリッジ43がA列のノズルNZとD列のノズルNZにインクを供給する態様としてもよい。
(A2)印刷処理:
次に、印刷装置10が行う印刷処理について説明する。図4は、印刷装置10が行う印刷処理の流れを示したフローチャートである。印刷処理が開始されると、CPU21は、スキャナー部11や、カードスロット12、又は通信コネクター13を通じて画像データを取得する(ステップS102)。取得した画像データがRGB画像データである場合には、画像データをモノクロ画像データに変換する(ステップS104)。例えば、R,G,Bの各要素からなる色変換用の3次元ルックアップテーブルを用いてK(ブラック)の階調値に変換することによってモノクロ画像データに変換する。
モノクロ画像データへの変換後、CPU21は、モノクロ画像データに対してハーフトーン処理を行う(ステップS106)。具体的には、ROM23が記憶するディザマスクM1を用い、モノクロ画像データの各画素の階調値を2値のデータに変換する。すなわち、画像データの各画素に対して、ドットを形成するか否かを決定することにより、階調データをドットデータに変換する。本実施例では、ハーフトーン処理として周知の組織的ディザ法を用いる。なお、ハーフトーン処理としては、組織的ディザ法以外にも、誤差拡散法や濃度パターン法など、他のハーフトーン技術を利用することができる。これらハーフトーン技術は周知の技術であるので説明を省略する。
その後、CPU21は、ハーフトーン処理後の画像データに対して吐出ノズル決定処理を行う(ステップS108)。上述したように、吐出ノズル決定処理は、ハーフトーン処理後のドットデータの各ドットに対して、どのノズルからインクを吐出して印刷媒体上にドット形成するかを決定する処理である。吐出ノズル決定処理を行う際、CPU21は、ROM23に記憶している吐出ノズル決定テーブルM2を用いる。以下、吐出ノズル決定テーブルM2について説明する。
図5は、吐出ノズル決定テーブルM2を説明する説明図である。図5には印刷ヘッド50および吐出ノズル決定テーブルM2を示した。吐出ノズル決定テーブルM2のマトリックスの各マス目は、画像データの各画素に対応している。各マス目内に記載されているA,B,C,Dのアルファベットは、どのノズル列(図2参照)に属するノズルからインクを吐出するかを示す。例えば「A」が記載されているマス目に対応するドットデータ上のドットは、A列のノズルからインクを吐出して印刷を行う。1つのマス目内に「C,D」と記載されているものは、C列又はD列のいずれか一方のノズル列に属するノズルからインクを吐出して印刷を行う。すなわち、C列のノズル列に属するノズルがインクドットを形成する位置とD列のノズル列に属するノズルがインクドットを形成する位置とは、排他的な関係にある。
本実施例における印刷処理においては、印刷画像における各ラスタラインを、印刷ヘッド50の1回の主走査で印刷する。例えば、図5の吐出ノズル決定テーブルM2に示した、主走査方向に「A」と記載されたマス目が並んだラスタラインR1は、印刷ヘッド50に示したA列に属するノズルNZ1からインクを吐出して、印刷ヘッド50の一回の主走査(以下、印刷ヘッドの印刷処理における主走査を「パス」とも呼ぶ)で印刷媒体P上にインクドットを形成する。一方、吐出ノズル決定テーブルM2に示した、主走査方向に「C,D」と記載されたマス目が並んだラスタラインR2は、印刷ヘッド50に示したC列、D列に属するノズルNZ2またはノズルNZ3のいずれか一方からインクを吐出して、印刷ヘッド50の1パスで印刷媒体上にインクのドットを形成する。
次に、吐出ノズル決定テーブルM2のマス目内の「C、D」を、「C」又は「D」のいずれかに決定する方法について説明する。本実施例においては、「C」または「D」の決定は、印刷処理時に、各インクカートリッジ42,43からインクの供給を受けているノズル列において、同時にインクを吐出するノズルの数を制限するように、「C」または「D」を決定する。具体的には、インクカートリッジ42からインクの供給を受けているノズル列、すなわち、A列とC列において、同時にインクを吐出するノズルの数を制限する。同様に、インクカートリッジ43からインクの供給を受けているノズル列、すなわち、B列とD列において、同時にインクを吐出するノズルの数を制限する。以下、このノズル数の制限を「ノズル数制限」とも呼ぶ。
図6は、ノズル数制限について説明する説明図である。図6(A)に示したマトリックスは、横軸は時間(T)を示している。縦軸が各時間(T)における、インクを吐出するノズルが属するノズル列を示している。以下、図6(A)に示したマトリックスを時間軸マトリックスTmとも呼ぶ。また、時間軸マトリックスTmの下には、ノズルの使用率を、A列とC列、即ちインクカートリッジ42からインクの供給を受けているノズル列と、B列とD列、即ちインクカートリッジ43からインクの供給を受けているノズル列とに分けて示している。A列とC列におけるノズル使用率をノズル使用率(AC)、B列とD列におけるノズル使用率をノズル使用率(BD)と表現する。
例えば、図の時間軸マトリックスTmに示したように、T=taの時には、A列及びB列に属するノズルは全てインクを吐出する。C列及びD列に属するノズルは、各々の列に属するノズルの、それぞれ半分ずつを用いてインクを吐出する。この場合、ノズル列1列分のノズル全て(本実施例では128個のノズル)からインクを吐出したときの使用率を100とすると、ノズル使用率(AC)については、A列の全てのノズル(ノズル使用率100)と、C列の半数のノズル(ノズル使用率50)とを合わせ、ノズル使用率(AC)は150となる。同様に、ノズル使用率(BD)については、B列の全てのノズル(ノズル使用率100)と、D列の半数のノズル(ノズル使用率50)とを合わせ、ノズル使用率(BD)は150となる。
図6(A)の下方には、ノズル使用率の下にインクの吐出の可否について記載している。インクの吐出の可否とは、ノズル使用率の値に対して、各ノズルから正常にインクが吐出可能か(図中の「○」)、否か(図中の「×」)を示している。ノズル使用率が150を大きく上回る場合、インクを吐出するタイミングにおいて、1つのカートリッジ(例えばインクカートリッジ42)からインクの供給を受けている各ノズルからのインクの吐出量の総和が、1つのカートリッジから各ノズルへのインクの供給量の総和を上回る蓋然性が高くなり、インクの吐出不良が生じる可能性が高まる。すなわち、いわゆるインクのリフィル遅延が生じやすくなる。図6(A)における時間軸マトリックスTmの場合は、印刷処理時の全ての時間Tにおいて、ノズル使用率(AC)およびノズル使用率(BD)の値が150なので、ノズルの吐出の可否については全ての時間Tで「○」である。なお、本実施例においては、ノズル使用率の値が150以下であればリフィル遅延が生じないことが確実であるが、ノズル使用率が150を大きく上回らない範囲、例えば170程度であれば実際にはリフィル遅延を抑制可能な許容範囲とすることができる。また、本実施例とは異なる印刷ヘッド50およびインクの供給の仕組みを、採用している場合は、リフィル遅延を抑制することができるノズル使用率の値は、オーダー単位で変わることもある。
本実施例の場合、全ての時間TにおいてA列およびB列のノズル使用率の値はいずれも100であるので、C列とD列のノズル使用率の値をいずれも50にすることで、全ての時間Tにおいて、ノズル使用率(AC)およびノズル使用率(BD)の値を150に保っている。図6(B)は、時間軸マトリックスTmにおける「C」と「D」のみを抽出してマトリックス化したものであり、これをマトリックスCDMと呼ぶ。図から分かるように、本実施例におけるマトリックスCDMは各時間Tにおいて、「C」と「D」の数が略均等である。すなわち、全ての時間Tにおいて「C」と「D」の数が略均等となるものであれば、図6(B)とは異なる態様のマトリックスCDMを採用することもできる。これらについては、後述する変形例で例示する。図6(A),(B)から分かるように、時間軸マトリックスTmにおいて「C」と「D」とを入れ替えても各時間Tにおいてノズル使用率(AC)およびノズル使用率(BD)が150となり、インク吐出が可能でありリフィル遅延を抑制可能であることから、C列のノズル列に属するノズルがインクドットを形成する位置とD列のノズル列に属するノズルがインクドットを形成する位置とは、排他的な関係にあることに加え、互換性を有していることが分かる。
図7(A)には、理解を容易にするため、比較例として、リフィル遅延が生じる可能性が高い時間軸マトリックスTmを示した。図に示したように、例えばT=tbのときには、ノズル使用率(AC)については、A列の全てのノズル(ノズル使用率100)と、C列の全てのノズル(ノズル使用率100)とを合わせ、ノズル使用率(AC)は200となる。一方、ノズル使用率(BD)については、B列の全てのノズル(ノズル使用率100)のみで、D列のノズルからはインクを吐出しない(ノズル使用率0)なので、ノズル使用率(BD)は100となる。この場合、ノズル使用率(AC)は150を大きく上回っており、リフィル遅延が生じる可能性が高まるためA列とC列におけるインクの吐出の可否は否(「×」)となる。図7(B)には、図7(A)の時間軸マトリックスTmに対応するマトリックスCDMを示した。図から分かるように、各時間Tごとに、「C」の数と「D」の数は大きく異なる態様となっている。
図6,図7において説明したように、リフィル遅延を抑制するために、本実施例では、図6に示した時間軸マトリックスTmに基づいて吐出ノズル決定テーブルM2の「C」と「D」とを決定する。具体的には、時間軸マトリックスTmと、印刷ヘッドの主走査方向の走査速度、ノズルから吐出したインクの印刷媒体までの着弾時間および着弾位置など、ノズルからのインクの吐出のタイミングおよび着弾位置に関するパラメーターを総合的に考慮して、吐出ノズル決定テーブルM2を作成する。そして、印刷装置10の製造時に、吐出ノズル決定テーブルM2はROM23に格納される。
ここで説明を吐出ノズル決定処理に戻す。吐出ノズル決定処理(図4:ステップS108)では、上記説明した吐出ノズル決定テーブルM2を、ドットデータの各画素に対して適用し、ドットデータ上の各ドットを、どのノズルから吐出したインクで形成するかを決定する。実際の処理としては、ドットデータにおける各画素データに対して、吐出ノズル決定テーブルM2に対応するデータを付加する。
その後、CPU21は、吐出ノズル決定処理後の画像データに基づき、印刷を開始する(ステップS110)。印刷を開始するとCPU21が印刷制御部28の処理として、吐出ノズル決定処理後の画像データに基づいて、印刷ヘッド50の走査や、各ノズルNZからのインクの吐出等、印刷機構部30を制御して印刷媒体Pに印刷画像を印刷をする。そして、印刷媒体Pへの印刷画像の印刷の終了とともにCPU21は印刷処理を終了する。
以上説明したように、本実施例における印刷装置10は、印刷処理時に、各インクカートリッジ42,43からインクの供給を受けているノズル列において、同時にインクを吐出するノズルの数を制限することを考慮して生成された吐出ノズル決定テーブルM2を用いて吐出ノズル決定処理を行い、印刷処理を実行する。よって、印刷処理時のリフィル遅延が生じる可能性を抑え、その結果、印刷画像におけるインクのドット抜けや、インクの着弾位置の誤差を抑制することができる。
また、通常、リフィル遅延を抑制するために、印刷データにおけるドットの疎密を考慮して印刷速度を変化させることがあるが、印刷装置10においては、吐出ノズル決定テーブルM2を用いて印刷処理を行っているため、印刷データによらず印刷速度を一定に保つことができる。
特許請求の範囲との対応関係としては、C列とD列とが特許請求の範囲の第1のノズルグループに対応し、A列とB列とが特許請求の範囲の第2のノズルグループに対応する。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(B1)変形例1:
上記実施例では、図6(A)に示した態様にマトリックスCDMに基づいて時間軸マトリックスTm、さらには吐出ノズル決定テーブルM2を生成したが、他の態様のマトリックスCDMに基づいて時間軸マトリックスTmおよび吐出ノズル決定テーブルM2を生成するとしてもよい。一例として、図8,図9,図10にはそれぞれ、リフィル遅延の抑制可能な態様のマトリックスCDMa,CDMb,CDMcを示した。すなわち、全ての時間TにおいてA列およびB列のノズル使用率の値をいずれもノズル使用率100と予め設定している場合は、マトリックスCDMにおける全ての時間Tにおいて「C」と「D」の数が略均等となる態様のマトリックスCDMを採用することができる。このような態様のマトリックスCDMa,CDMb,CDMcに基づいて時間軸マトリックスTmを生成し、印刷処理に用いても、リフィル遅延の抑制し、印刷データによらず印刷速度を一定に保つことができる。
(B2)変形例2:
上記実施例では、印刷ヘッド50およびインクの供給の仕組みを、図2,図3で示す態様としたが、それに限ることなく、他の印刷ヘッドの構成およびインク供給の仕組みを採用することができる。図11,図12にその一例を示した。図11に示した態様1は、ノズルユニット52aはノズル列を4列備える。ノズルユニット52aの4列のノズル列のうち、2列分はインクカートリッジ42aからインクの供給を受け、残りの2列分はインクカートリッジ43aからインクの供給を受ける。すなわち、各インクカートリッジから各々、ノズル列2列分ずつインクの供給をうけている。一方、ノズルユニット53aはノズル列を2列備える。ノズルユニット53aの2列のノズル列のうち、1列はインクカートリッジ42aからインクの供給を受け、残りの1列はインクカートリッジ43aからインクの供給を受ける。
また、図12には、他の印刷ヘッドの構成およびインク供給の仕組みとして態様2を示した。図12から分かるように、ノズルユニット52bは、各インクカートリッジ42b,43b,44bの各々から、ノズル列1列分のインクの供給を受けている。ノズルユニット53bも、ノズルユニット52bと同様に、各インクカートリッジ42b,43b,44bの各々から、ノズル列1列分のインクの供給を受けている。
図13には、一例として、図12に示した態様2において採用可能な時間軸マトリックスTmを示した。ノズル使用率(AD)、ノズル使用率(BE)、ノズル使用率(CF)の各値は、いずれの時間Tにおいても150を大きく上回ることがない。このような、態様1および態様2を採用しても上記実施例と同様の効果を得ることができる。
(B3)変形例3:
上記実施例では、印刷処理に置いて1種類の大きさのインクドットによって印刷処理を行う場合について説明したが、印刷装置10が複数種類の大きさのインクドットを打ち分けて印刷処理を行うとしてもよい。例えば大ドット、中ドット、小ドットの3種類の大きさインクドットを打ち分け可能とすることができる。この場合、図6(A)で説明したノズル使用率として例えば、ノズル列1列分のノズル全て(本実施例では128個のノズル)から大ドットのインクを吐出したときの使用率を100とし、ノズル列1列分のノズル全て(128個のノズル)から中ドットのインクを吐出したときの使用率を50とし、ノズル列1列分のノズル全て(128個のノズル)から小ドットのインクを吐出したときの使用率を25として、各時間Tにおけるノズル使用率を算出することができる。大、中、小のいずれのインクドットを吐出するかは、印刷データの各画素の階調値に基づいて決定することができる。
(B4)変形例4:
上記実施例においてソフトウェアで実現されている機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現されている機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。また、ソフトウェアで実現されている機能の一部を、印刷装置10と接続される外部機器(例えば、コンピューター)が備えるとしてもよい。その他、上記実施例では、印刷装置10はスキャナーやコピーなどを備える複合機として説明したが、それに限ることなく、印刷装置10を印刷処理専用の印刷装置としてもよい。この場合、印刷装置10と外部接続したコンピュータから画像データを取得することで印刷処理が可能となる。さらに、印刷装置10はモノクロ印刷専用の印刷装置としてブラックのインクのみを備えるとしたが、別途、カラーインクも備え、カラー印刷も可能であるとしてもよい。
10…印刷装置
11…スキャナー部
12…カードスロット
13…通信コネクター
14…ディスプレイ
15…操作パネル
20…制御ユニット
21…CPU
22…RAM
23…ROM
24…画像データ取得部
25…モノクロ変換部
26…ハーフトーン処理部
27…吐出ノズル決定処理部
28…印刷制御部
30…印刷機構部
32…キャリッジ駆動部
34…搬送部
40…キャリッジ
41…ヘッドユニット
42,42a,42b,43,43a,43b…インクカートリッジ
50…印刷ヘッド
52,52a,52b,53,53a,53b…ノズルユニット
M1…ディザマスク
M2…吐出ノズル決定テーブル
R1,R2…ラスタライン
Tm…時間軸マトリックス
NZ,NZ1〜3…ノズル
CDM,CDMa…マトリックス
P…印刷媒体

Claims (5)

  1. 同一色相のインクを収容するL個(Lは2以上の整数)のインクカートリッジからインクの供給を受けて印刷を行う印刷装置であって、
    前記インクを吐出する複数のノズルを所定方向に配列したノズル列を該方向とは交差する方向に離間して複数備える印刷ヘッドと、
    前記印刷ヘッドを、印刷媒体に対して相対的に、前記ノズル列の離間方向である主走査方向と、前記ノズルの配列方向である副走査方向とに走査させるとともに、前記ノズルからのインクの吐出を制御する制御部と
    を備え、
    前記印刷ヘッドは、
    配列している各ノズルの前記副走査方向の位置が互いに同じであり、前記制御部からの制御によって印刷上の所定の相関関係を有するL×a列(aは1以上の整数)のノズル列であって、a列ずつ、前記L個のカートリッジの各々から、前記インクの供給を受けるノズル列からなる第1のノズルグループと、
    配列している各ノズルの前記副走査方向の位置が前記第1のノズルグループに属する前記各ノズルとは異なるL×b個(bは1以上の整数)のノズル列であって、前記b個ずつ、前記L個のカートリッジの各々から、前記インクの供給を受けるノズル列からなる第2のノズルグループとを有し、
    前記制御部は、前記L個のインクカートリッジの各々が前記インクの供給をしている各a+b列のノズル列において、同時に前記インクを吐出するノズルの数を制限する制御を行う
    印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置であって、
    前記複数の各ノズル列は、前記副走査方向のノズルピッチが等しく、
    前記第1のノズルグループのノズル列、前記第2ノズルグループのそれぞれのノズル列は、各ノズルの副走査方向の配列位置が互いに前記ノズルピッチの1/(L×b+1)ずつずれ異なる位置に配置されている
    印刷装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、前記第1のノズルグループに属する各ノズル列に基づく各インクドットの形成位置が、前記各ノズル列間で排他的かつ互換性を有するように前記制御を行う印刷装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか記載の印刷装置であって、
    Lの値が2、aの値が1、bの値が1である印刷装置。
  5. 同一色相のインクを収容するL個(Lは2以上の整数)のインクカートリッジからインクの供給を受けて印刷を行う印刷装置を用いた印刷方法であって、
    前記印刷装置は、前記インクを吐出する複数のノズルを所定方向に配列したノズル列を該方向とは交差する方向に離間して複数備え、印刷ヘッドと、前記ノズルからのインクの吐出とを制御する制御部とを備え、印刷媒体に対して相対的に、前記ノズル列の離間方向である主走査方向と、前記ノズルの配列方向である副走査方向とに走査する前記印刷ヘッドと、前記複数のノズル列のうち、配列している各ノズルの前記副走査方向の位置が互いに同じであり、前記制御部からの制御によって印刷上の所定の相関関係を有するL×a列(aは1以上の整数)のノズル列が、a列ずつ、前記L個のカートリッジの各々から、前記インクの供給を受ける第1のノズルグループと、配列している各ノズルの前記副走査方向の位置が前記第1のノズル列の前記各ノズルとは異なるL×b個(bは1以上の整数)のノズル列が、前記b個ずつ、前記L個のカートリッジの各々から、前記インクの供給を受ける第2のノズルグループとを備えており、
    前記L個のインクカートリッジの各々が前記インクの供給をしている各a+b列のノズル列において、同時に前記インクを吐出する前記ノズルの数を制限して印刷を行う印刷方法。
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