JP2012105103A - 無線装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線信号を送信する中継器30であって、所定の第1周波数帯で無線信号の送信処理を行う第1信号処理部37と、所定の第2周波数帯で無線信号の送信処理を行う第2信号処理部38とを備え、信号を第2信号処理部38を介して第2周波数帯で送信しようとした場合において、当該送信に対する所定の障害が発生した場合に、当該信号を第1信号処理部37を介して第1周波数帯で送信する。
【選択図】図3
Description
最初に、無線式の防犯システムの概要について説明する。図1は本実施の形態に係る無線式の防犯システムの構成を説明するための説明図である。この図1に示すように、無線式の防犯システム1は、開閉センサ10、火災センサ11、人感センサ12、異常報知灯(戸外表示灯)13、中継器30、及び受信装置(防犯受信器、センター装置)40を備えて構成されている。このうち、異常報知灯13を除く各機器は、住宅の屋内に配置されており、異常報知灯13は、住宅の屋外(例えば玄関近傍)に設置されている。なお、以下では、開閉センサ10、火災センサ11、及び人感センサ12を、必要に応じて「防犯センサ2」と総称し、さらに、防犯センサ2と異常報知灯13を、必要に応じて「防犯端末3(あるいは、端末機器)」と総称する。なお、ここでは、開閉センサ10、火災センサ11、人感センサ12、異常報知灯13、及び中継器30をそれぞれ1台ずつ設けているが、任意の複数台を設けてもよい。
次に、無線式の防犯システム1の構成について説明する。最初に、防犯端末3の構成について説明する。ただし、開閉センサ10、火災センサ11、人感センサ12、及び異常報知灯13については、従来と同様に構成することができるので、ここでは、その概要のみを説明する。開閉センサ10は、扉や窓の開閉状態を磁気等にて検知する無線式の開閉検知手段であり、扉や窓が開状態となったことを検知した場合には、その旨の信号を無線にて送信する。火災センサ11は、煙や熱を検知することにより火災発生を検知する火災検知手段であり、火災発生を検知した場合には、その旨の信号を無線にて送信する。人感センサ12は、赤外線を検知することにより人体を検知する人体検知手段であり、人体を検知した場合には、その旨の信号を無線にて送信する。異常報知灯13は、受信装置40から移報信号を受信した場合に点灯又は点滅することで、火災等の異常発生を屋外に報知する異常発生報知手段である。ただし、これら防犯端末3における検知原理は任意であり、公知の他の原理を用いることができる。
携帯型設定装置20は、受信装置40に無線信号を送信することにより、受信装置40における防犯警戒状態を設定するための無線装置及び端末機器である。図2は、携帯型設定装置20の電気的構成を示すブロック図である。この図2に示すように、携帯型設定装置20は、筐体の正面に、各種のボタン群22及び表示灯群23を備え、筐体の内部に、無線送受信部24、スピーカ25、記憶部26、電源部27、及び制御部28を収容して構成されている。
図1の中継器30は、防犯センサ2から無線送信された信号を受信し、当該受信した信号を携帯型設定装置20又は受信装置40に送信する中継手段であり、防犯センサ2からの信号を受信する防犯システム用の無線中継器である。また、中継器30は受信装置40から無線送信された信号を受信し、携帯型設定装置20又は異常報知灯13に送信する中継手段でもある。この中継器30は、防犯センサ2と受信装置40との間に配置され、あるいは、受信装置40と異常報知灯13との間に配置される。
次に、図1の受信装置40について説明する。この受信装置40は、防犯センサ2から送信された信号を、中継器30を介して受信し、あるいは直接受信することにより、異常の有無を監視する制御装置であって、防犯センサ2からの信号を受信する防犯システム用の無線装置である。この受信装置40は、異常を検知した際には、異常報知灯13に移報信号を無線で送信して異常報知を行わせると共に、必要に応じて、警備会社へ異常発生を有線又は無線で移報する無線中継器でもある。この受信装置40は、例えば、屋内においてユーザが視認し易い場所(代表的には、玄関やリビング)に設置される。
次に、このように構成された防犯システム1における、426MHz帯と950MHz帯の2つの周波数帯を併用した信号中継処理の詳細について説明する。図6は、中継器30の信号中継処理のフローチャート、図7は、防犯システム1における信号の送受信を説明するための説明図である。中継器30の信号中継処理は、中継器30の電源投入後、繰り返して起動される。なお、以下では、「ステップ」を「S」と略記する。また、特に説明なき場合には、各ステップは制御部34によって行われるものとする。
このように本実施の形態によれば、第1周波数帯と第2周波数帯とを併用して通信を行う場合において、第2周波数帯によって信号を送信する際に何らかの障害が発生した場合であっても、第1周波数帯によって信号を送信するので、通信の確実性や迅速性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
上記実施の形態では、防犯システムについて説明したが、この他にも任意の目的や種類の通信システムに本発明を適用することができ、例えば、防災システムにおいて、端末機器としての無線式住宅用火災警報器やその他の電池式小型無線機器から、受信装置としての受信機に通信を行ったり、自動車制御システムにおいて、端末機器としての携帯型設定装置から、受信装置としての例えばエンジンスタータに通信を行う場合にも、本発明を適用することができる。携帯型設定装置20に中継器30の機能を内蔵させても良い。
上記実施の形態では、防犯センサ2と中継器30の相互間の送受信は、426MHz帯で行うものとして説明したが、防犯センサ2の改良や交換を行うことができる場合には、950MHz帯での送受信を行うようにしてもよく、この場合には、防犯センサ2から中継器30に異常検知信号を950MHz帯で送信する際に、防犯センサ2においてキャリアセンス時の送信障害を検知し、送信障害が検知された場合には、426MHz帯でキャリアセンスを行うことなく異常検知信号を送信してもよい。周波数帯の数値は上記の実施形態に限定されない。
受信装置40は、防犯センサ2から第1周波数帯で送信された信号を受信すると共に、中継器30又は携帯型設定装置20から第2周波数帯で送信された信号を受信する一方、無線による信号送信は行わず、必要により有線によって警備会社等への信号送信を行うようにしてもよい。
また、図6のステップSA9で、第2周波数帯のキャリアを検出したために第1周波数帯で無線送信した場合には、さらに所定時間後にキャリアを再度検出してキャリアがなくなったときに、当初の送る予定だった第2周波数帯での信号を再度送信してもよい。
上記実施の形態では、426MHz帯と950MHz帯を併用しているが、他の2つの周波数帯を併用するようにしたり、3つ以上の周波数帯を併用するようにしてもよい。
上記実施の形態では、受信装置40の無線送受信部41のみをユニット化しているが、中継器30の無線送受信部31についても、無線送受信部41と同様の構造により、ユニット化してもよい。あるいは、無線送受信部41については、無線送受信部31と同様に、ユニット化することなく受信装置40の内部に組み込んでもよい。
2 防犯センサ
3 防犯端末
10、101 開閉センサ
11、102 火災センサ
12、103 人感センサ
13、104 異常報知灯
20 携帯型設定装置
40a、41a 筐体
22 ボタン群
22a 非常ボタン
22b 開始ボタン
22c 警備ボタン
22d 解除ボタン
23 表示灯群
24、31、41 無線送受信部
24a、35、45 アンテナ
26、32、42 記憶部
27、33、43 電源部
28、34、44 制御部
28a 信号処理部
30、105 中継器
36、46 アンテナ側接続部
37、47 第1信号処理部
37a、47a LPF
37b、47b 第1基本処理部
38、48 第2信号処理部
38a、48a HPF
38b、48b 第2基本処理部
38c、48c 互換処理部
39、49 制御部側接続部
40、106 受信装置
40b 収容部
40c 接続端子
Claims (4)
- 無線信号を送信する無線装置であって、
所定の第1周波数帯で、無線信号の送信処理を行う第1信号処理部と、
所定の第2周波数帯で、無線信号の送信処理を行う第2信号処理部とを備え、
信号を前記第2信号処理部を介して前記第2周波数帯で送信しようとした場合において、当該送信に対する所定の障害が発生した場合に、当該信号を前記第1信号処理部を介して前記第1周波数帯で送信する、
無線装置。 - 前記所定の第1周波数帯とは、キャリアセンスを行うことなく信号を送信することが許容されている周波数帯であり、
前記所定の第2周波数帯とは、キャリアセンスを行って信号を送信することが義務付けられている周波数帯であり、
前記所定の障害が発生した場合とは、信号を送信するために前記第2信号処理部を介してキャリアセンスを行った場合に、キャリアが検出されたために所定時間以上、当該信号を送信できなかった場合を含み、この場合に、当該信号を前記第1信号処理部を介してキャリアセンスを行うことなく前記第1周波数帯で送信する、
請求項1に記載の無線装置。 - 前記所定の障害が発生した場合とは、信号を前記第2信号処理部を介して前記第2周波数帯で送信した後、所定時間以内に、当該信号が送信先の他の無線装置で受信されたことを示すために当該他の無線装置から送信される確認信号を、当該無線装置が受信できなかった場合を含む、
請求項1又は2に記載の無線装置。 - 端末機器は、無線信号を前記第2周波数帯により送信する携帯型設定装置であり、
当該無線装置は、前記携帯型設定装置から送信された信号を所定の受信装置に中継する中継器である、
請求項1から3のいずれか一項に記載の無線装置。
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