JP2012102477A - 鉄筋固定用金具、鉄筋籠、及び鉄筋籠の組立工法 - Google Patents

鉄筋固定用金具、鉄筋籠、及び鉄筋籠の組立工法 Download PDF

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Abstract

【課題】鉄筋籠の棒状筋と帯状部材との交差部を、従来の金具よりも強固、確実に固定可能で、太径の棒状筋や束ね筋方式が採用された鉄筋籠にも適用することができ、鉄筋籠の移動時等における交差部のずれ等の防止効果を高めることができ、しかも鉄筋籠の外側にボルトの頭部が位置することのない鉄筋固定用金具を提供すること。
【解決手段】棒状筋を跨ぐように板状体が略U字状に折り曲げられて、左右側板部21と棒状筋把持部22とが形成され、左右側板部21の先端側にそれぞれ係止片23が形成された金具本体20と、金具本体20の係止片23間に跨設されるように肉厚短冊状の板体が略コの字形状に折り曲げられて、左右折片部31と連結板部32とが形成され、連結板部32にボルト螺合用ねじ孔32aが形成され、ボルト螺合用ねじ孔32aに帯状板を棒状筋側に押圧するための押えボルト33が螺装される押圧部材30とを装備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンクリートで構築される場所打ち杭などの構造体の補強に用いられる鉄筋籠組み立て用の鉄筋固定用金具、鉄筋籠、及び鉄筋籠の組立工法に関し、より詳細には、鉄筋籠補強用の帯状部材と棒状筋との交差部の固定に好適な鉄筋固定用金具、該鉄筋固定用金具により前記交差部が固定された鉄筋籠、及び該鉄筋籠の組立工法に関する。
コンクリートで構築される場所打ち杭には、コンクリート構造体の補強を行うために、多数の鉄筋を格子状に組み合わせ、円筒状に形成された鉄筋籠と呼ばれる組立体が使用されている。鉄筋籠は、円周上の中心軸方向に配列された主筋としての多数の棒状筋と、これら棒状筋の外側において略直交に巻着される多数のフープ筋とを含んで構成されており、棒状筋とフープ筋との交差部は、鉄線結束や溶接等により接合される。また、棒状筋とフープ筋との交差部がクリップ金具(図示せず)によって固定される場合もある。このような鉄筋籠は、直径が0.6m〜数m(2.8m程度)、長さが1籠当たり12mに及ぶものもあり、また棒状筋の直径は一般に約19〜51mm程度あり、近年、一つの鉄筋籠に使用される棒状筋の量も増加傾向にあるため、鉄筋籠全体の重量が極めて重くなる場合が多くなってきた。そこで、鉄筋籠の剛性を高めるために、鉄筋籠の内側から棒状筋に接するようにリング形状をした補強用の帯状部材(帯状板やアングルリング)を配設し、棒状筋との交差部で帯状部材を棒状筋に固定して、鉄筋籠を補強する対策が採られている。
図5(a)は、従来の帯状板により補強された鉄筋籠を示す要部拡大斜視図である。帯状板4は、鉄筋籠1の内側から棒状筋2に接し、棒状筋2との交差部で棒状筋2に固定されている。帯状板4同士の間隔は約2〜3m以内に設定されており、図中3は、フープ筋を示している。
上記棒状筋2と帯状板4との交差部は溶接により接合することが可能であるが、工事現場における溶接による接合は、季節や天候による溶接強度のばらつき、溶接技術者の熟練度によるばらつきなどを含む虞があり、鉄筋籠の剛性にばらつきが出る可能性が高い。また、年月の経過とともに溶接部の強度低下が起こりやすいことも指摘されている。
そこで、前記交差部の接合、固定の信頼性を高めるために、本発明者は、前記交差部を溶接せずに固定する鉄筋固定用金具80を用いる鉄筋籠の組立工法を先に提案した(下記の特許文献1参照)。図5(b)に示すように、鉄筋固定用金具80は、板状体がU字状に折り返され、左右側片が形成され、U字状折曲部が棒状筋挿入部81となり、この棒状筋2の長さ方向中間部より端部にかけてさらに左右側片が延設されて突片82が形成され、この突片82の延設一側縁より帯状板挿入用の切欠83が設けられ、棒状筋挿入部81にナット84を介して固定用のボルト85が枢着された構成となっている。
また、図6は、本発明者が先に発明した(下記の特許文献2参照)別の鉄筋固定用金具を示した斜視図である。鉄筋固定用金具90は、帯状板4を上下方向に挟んで位置し、棒状筋挿入用C形切欠け部91aを有する棒状筋把持部91と、これら2つの棒状筋把持部91を連結するとともに棒状筋2と帯状板4との交差部を締め付けるためのボルト螺合用ねじ孔92aが形成されたねじ孔板部92とを備え、さらに、お椀形状をした頭部93a、軸部93b、及び棒状筋把持部91に固定された軸受け93cを含む鉄筋籠用スペーサ93を備えた構成となっている。
このような鉄筋固定用金具80、90を用いることにより、棒状筋2と帯状板4との交差部を溶接せずに固定することが可能となった。
しかしながら、杭頭部に位置する鉄筋籠の最上段の帯状板4と各棒状筋2との固定に鉄筋固定用金具80を使用し、これら鉄筋固定用金具80が装着された鉄筋籠を掘削孔に挿入した場合、ナット84及びボルト85の頭部が鉄筋籠の外側に突出する。そのため、コンクリート補強材としてコンクリート構造体に埋め込まれた状態では、ボルト85の頭部における肉厚が他の部分よりも薄くなる。したがって、ボルト85の長さを極力短くするという対策が必要であったが、長さを短くするにも限度があった。
また、鉄筋固定用金具80は、ボルト85の先端部で棒状筋2を締め付ける構造であるため、ボルト85の先端部と棒状筋2との接触面積が少なく、また、棒状筋2には、通常、外周面にリブ(節)が形成された異形鋼棒が使用されるため、鉄筋籠組立時にボルト85の先端部が棒状筋2のリブの位置で固定された場合、鉄筋籠の移動時等において、固定されているボルト85先端部の位置がずれ、ゆるみが発生する虞もあり、鉄筋固定用金具80本体(U字状板状体)と棒状筋2との固定が不安定になる虞があった。
一方、杭頭部に位置する鉄筋籠の最上段の帯状板4と各棒状筋2との固定に鉄筋固定用金具90を使用し、これら鉄筋固定用金具90が装着された鉄筋籠を掘削孔に挿入した場合、ボルト94が帯状板4の内側に位置するため、鉄筋籠の外側にボルト94が位置しないようにすることができるものの、2つの棒状筋把持部91(のC形切欠け部91a)と棒状筋2との接触面積が少なく、また、直径40mm程度以上の太径の棒状筋に適用する場合、鉄筋籠の建込み時等において、棒状筋把持部91のC形切欠け部91aの先端側が、把持している棒状筋2等の重みにより変形する虞も考えられ、鉄筋固定用金具90本体と棒状筋2との固定がより強固、確実に行える方法が要求される場合も出てきた。また、コンクリート構造体の耐震強度等を一層高めるために、棒状筋2を、鉄筋籠の直径方向に2本並べて配置する、所謂束ね筋方式が採用される場合もあり、この束ね筋方式とする場合、鉄筋固定用金具90を適用することができなかった。
さらに、円筒状のケーシングを地面に圧入した後、該ケーシング内を掘削し、掘削したケーシングの内部に鉄筋籠を建て込む、所謂オールケーシング工法による場所打ち鉄筋コンクリート杭が施工される現場では、掘削孔内壁に、例えば厚みが55mm前後あるケーシングが配置される。そのため、ケーシングの厚み分だけ、さらに掘削孔の孔径が狭くなり、鉄筋籠とケーシング内壁との距離が70mm前後になることもある。このような現場で、深さの大きいお椀形状をした頭部93aを有するスペーサ93を使用しようとすると、お椀形状をした頭部93aが、鉄筋籠の外側に大きく突出するため、スペーサ93の頭部93aとケーシング内壁との間隔を確保することが難しく、スペーサ93の頭部93aとケーシング内壁との間隔が規定値となるように、スペーサ93を設置することができなくなるという課題があった。
特開2002−106113号公報 特許第3914897号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、鉄筋籠などを構成する棒状筋と補強用の帯状部材との交差部を、従来の金具よりも強固、確実に固定可能で、太径の棒状筋や束ね筋方式が採用された鉄筋籠にも適用することができ、しかも鉄筋籠の外側にボルトの頭部が位置することのない鉄筋固定用金具を提供すること、また、鉄筋籠を建て込む掘削孔の内壁にケーシングが配設され、掘削孔の孔径が狭くなった場合でも、鉄筋籠の外側とケーシング内壁との間隔を所定値に調節可能なスペーサが配設可能な鉄筋固定用金具を提供すること、さらにはこれらの鉄筋固定用金具を用いて組み立てられた剛性が高く品質が安定した鉄筋籠を提供すること、及びこれらの鉄筋固定用金具を用いた鉄筋籠の組立工法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る鉄筋固定用金具(1)は、棒状筋と帯状部材との交差部を固定する鉄筋固定用金具であって、前記棒状筋を跨ぐように板状体が略U字状に折り曲げられて、左右側板部と棒状筋把持部とが形成され、前記左右側板部の先端側にそれぞれ係止片が形成された金具本体と、該金具本体の左右側板部の係止片間に跨設されるように肉厚短冊状の板体が略コの字形状に折り曲げられて、左右折片部と連結板部とが形成され、該連結板部にボルト螺合用ねじ孔が形成され、該ボルト螺合用ねじ孔に前記帯状部材を前記棒状筋側に押圧するための押えボルトが螺装される押圧部材とを備えていることを特徴としている。
上記鉄筋固定用金具(1)によれば、前記棒状筋と前記帯状部材との交差部を固定する際に、前記金具本体の前記棒状筋把持部で、前記棒状筋を把持するように、前記金具本体が、前記棒状筋と前記帯状部材との交差部に前記棒状筋側から嵌め込まれ、前記押えボルトが螺装された前記押圧部材が、前記帯状部材の内側に位置するように、前記金具本体の前記係止片間に跨設される。その後、前記押圧部材に螺装された前記押えボルトを締め付けることによって、前記交差部が固定される。
したがって、前記押えボルトの頭部が前記帯状部材の内側に位置するため、前記鉄筋固定用金具が鉄筋籠に用いられ、該鉄筋籠で補強されたコンクリート構造体が構築された場合に、前記押えボルトの頭部がフープ筋の外側に出ることがなく、前記押えボルトの頭部の出っ張りに起因するコンクリートの薄肉部が生じることがないので、剛性の高いコンクリート構造体を構築することができる。
また、前記押えボルトの先端面で前記帯状部材を前記棒状筋に対して押し付けることになるので、前記棒状筋が、前記金具本体の前記棒状筋把持部の内側面に押圧状態で把持されることになり、前記棒状筋と前記金具本体との接触面積が増し、前記棒状筋と前記金具本体とを強固に固定することができ、より高い固定力を得ることができる。
また、前記板状体の長さを調節して複数本の棒状筋を把持できるように前記棒状筋把持部を形成すれば、鉄筋籠の直径方向に前記棒状筋が2本並べて配置される、所謂束ね筋方式の鉄筋籠に対しても適用することができる。
また本発明に係る鉄筋固定用金具(2)は、上記鉄筋固定用金具(1)において、前記金具本体の左右側板部の係止片が、前記左右側板部の一側縁を略凹形状に切り欠いて形成されたものであることを特徴としている。
上記鉄筋固定用金具(2)によれば、前記金具本体の左右側板部の係止片が、前記左右側板部の一側縁を略凹形状に切り欠いて形成されているので、前記押圧部材を前記略凹形状の切欠き(切欠き部)に跨設することができるとともに、該切欠き部内に前記帯状部材を位置させる(嵌め込む)ことができ、前記交差部への取り付け作業性を高めることができる。また、前記板状体の両側の一側縁を略凹形状に切欠くように加工すればよいので、前記金具本体の製造も容易に行うことができる。
また、前記切欠き部内で前記押圧部材と前記帯状部材とを対面させた状態にして、前記押圧部材に螺装された押えボルトを締め付けることで、前記帯状部材が前記棒状筋側に押圧されるとともに、前記棒状筋が前記棒状筋把持部の内側面に押圧される。したがって、前記押えボルトの先端面と前記棒状筋把持部の内側面との間で、前記交差部を強固に固定することができる。
また本発明に係る鉄筋固定用金具(3)は、上記鉄筋固定用金具(1)又は(2)において、お皿形状をした頭部、長さ方向の一端側が前記頭部の内側に接合された軸部、前記左右側板部のいずれか一方に固定され、前記軸部を挿通させるための軸受け、及び前記軸部に挿通され、前記頭部の前記軸受けからの突出長さを規定する管状部材を有する鉄筋籠用スペーサを備えていることを特徴としている。
上記鉄筋固定用金具(3)によれば、前記軸受けが前記金具本体の左右側板部のいずれか一方に固定されているので、前記軸部を前記軸受けに差し込むだけで、極めて容易に前記鉄筋籠用スペーサを、鉄筋固定用金具を介して鉄筋籠に取り付けることができる。しかも長さの異なる前記管状部材を使用することにより、前記頭部の前記鉄筋籠からの突出長さを簡単に調整することができる。
また、前記頭部が、お皿形状、すなわち深さが浅い形状に形成されているので、前記鉄筋籠と該鉄筋籠が建て込まれる孔の内側面との間隔が狭い場合、例えば、オールケーシング工法による場所打ち鉄筋コンクリート杭の施工現場であっても、鉄筋籠に取り付けることができ、コンクリートの被り厚を適切に調整することができる。
また本発明に係る鉄筋籠(1)は、中心軸の周囲に該中心軸方向と略平行に配列された複数の棒状筋と、前記中心軸と略直交する円周方向に、前記複数の棒状筋と交差させて配設された複数のフープ筋とを含んで構成された鉄筋籠であって、前記複数の棒状筋の内側に配置され、これら棒状筋と交差部を有する補強用の帯状部材を備え、前記棒状筋と前記フープ筋との交差部が、クリップ金具で固定され、前記棒状筋と前記帯状部材との交差部が、上記鉄筋固定用金具(1)〜(3)のいずれかによって締め付けられていることを特徴としている。
上記鉄筋籠(1)によれば、補強用の帯状部材が、上記鉄筋固定用金具(1)〜(3)のいずれかによって、主筋である棒状筋に対して締め付けられているので、前記棒状筋と前記帯状部材との交差部が強固に固定される。また、前記押えボルトにより押圧された前記帯状部材により、前記棒状筋が前記金具本体の前記棒状筋把持部の内側面に押圧されているので、前記棒状筋と前記金具本体との接触面積を大きくすることができ、前記棒状筋と前記金具本体とが強固に固定される。したがって、前記帯状部材による前記鉄筋籠などの補強効果が極めて高いので、剛性の高い組立体を得ることができる。また、前記押えボルトが鉄筋籠の内側に位置するので、ボルト頭部が鉄筋籠の外周部より外側に出ることがない。そのために、前記鉄筋籠を補強体としてコンクリート構造体を構築した際に、該構造体の表面と前記鉄筋籠との間に、固定用ボルトに起因する薄肉部が生じる虞がない。
また本発明に係る鉄筋籠の組立工法(1)は、中心軸の周囲に該中心軸方向と略平行に複数の棒状筋を配列する工程と、前記棒状筋の内側に、これら棒状筋と交差するように補強用の帯状部材を配置する工程と、前記棒状筋と前記帯状部材との交差部を上記鉄筋固定用金具(1)〜(3)のいずれかにより締め付ける工程と、前記中心軸と略直交する円周方向に、前記複数の棒状筋と交差するように複数のフープ筋を配置して固定する工程とを含むことを特徴としている。
上記鉄筋籠の組立工法(1)によれば、補強用の帯状部材が、上記鉄筋固定用金具(1)〜(3)のいずれかによって、主筋である棒状筋に対して締め付けられるので、前記棒状筋と前記帯状部材との交差部が強固に固定される。また、前記棒状筋が、前記金具本体の前記棒状筋把持部の内側面に押圧されるので、前記棒状筋と前記金具本体との接触面積を大きくすることができ、前記棒状筋と前記金具本体とが強固に固定される。したがって、前記帯状部材による前記鉄筋籠などの補強効果が極めて高い、剛性の高い組立体を得ることができる。また、前記押えボルトが鉄筋籠の内側に位置するので、ボルト頭部が鉄筋籠の外周部より外側に出ることがない。そのために、前記鉄筋籠を補強体としてコンクリート構造体を構築した際に、該構造体の表面と前記鉄筋籠との間に、固定用ボルトに起因する薄肉部が生じる虞がないので、剛性の高いコンクリート構造体を構築できる。
本発明の実施の形態(1)に係る鉄筋固定用金具を使用して鉄筋の交差部を固定する態様を示す要部の斜視図である。 実施の形態(1)に係る鉄筋固定用金具を使用して鉄筋の交差部を固定する態様を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 実施の形態に係る鉄筋籠を構成する棒状筋とフープ筋との固定に用いられるクリップ金具を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は固定状態を示す側面図である。 実施の形態(2)に係る鉄筋固定用金具を使用して鉄筋の交差部を固定する態様を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 (a)は、従来の帯状板により補強された鉄筋籠を示す要部拡大斜視図であり、(b)は、従来の鉄筋固定用金具を示す要部の斜視図である。 従来の別の鉄筋固定用金具を示す要部の斜視図である。
以下、本発明に係る鉄筋固定用金具、鉄筋籠、及び鉄筋籠の組立工法の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係る鉄筋固定用金具を使用して鉄筋の交差部を固定する態様を示す要部の斜視図である。図2は、実施の形態(1)に係る鉄筋固定用金具を使用して鉄筋の交差部を固定する態様を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図1に示したように、固定する対象は、鉄筋籠(全体は図示せず)を構成する主筋としての棒状筋2a、2b(例えば、直径が約19〜51mm程度の異形棒鋼)と、補強用の帯状部材としての大きなリング形状(図1には交差部近傍のみを図示)をした帯状板4(例えば、幅が約50〜100mmで、厚みが約6〜12mm程度の帯状板)であり、両者は交差部でほぼ直交しており、この交差部が鉄筋固定用金具10により固定される。なお、本実施の形態では、鉄筋籠の直径方向に棒状筋2a、2bが2本並べて配置される束ね筋方式の鉄筋籠に適用された場合について説明する。
鉄筋固定用金具10は、金具本体20と押圧部材30とを含んで構成されている。
金具本体20は、棒状筋2a、2bを跨ぐように鋼製板状体が略U字状に折り曲げられて、左右側板部21と棒状筋把持部22とが形成され、左右側板部21の先端側にそれぞれ係止片23が形成された構成となっている。係止片23は、左右側板部21の一側縁を略凹形状に切り欠いた切欠き部24によって形成され、棒状筋把持部22は、棒状筋2a、2bの最外径寸法を考慮して、2本の棒状筋2a、2bを把持できるように、前記板状体の長さを調整して形成されており、棒状筋2a、2bと帯状板4との交差部が切欠き部24部分に位置するように形成されている。
なお、棒状筋2a、2bには、外周面にリブが形成された異形棒鋼が使用されており、棒状筋把持部22の内側面と、最外方の棒状筋2aの4箇所以上のリブとが当接するように、前記板状体の幅(棒状筋の軸方向に対する幅)が調整されている。
押圧部材30は、金具本体20の左右側板部21の係止片23間に跨設され、切欠き部24内で帯状板4と対面するように肉厚短冊状(厚みが8〜12mm程度)の鋼製板体が略コの字形状に折り曲げられて、左右折片部31と連結板部32とが形成され、連結板部32にボルト螺合用ねじ孔32aが形成され、ボルト螺合用ねじ孔32aに帯状板4を棒状筋2a、2b側に押圧するための押えボルト33が螺装される構成となっている。
また、左右側板部21の一方の外側面には、鉄筋籠用スペーサ40が装着される構造となっている。鉄筋籠用スペーサ40は、例えば、鉄筋籠を掘削孔に建込む場合に、掘削孔の内壁と鉄筋籠の外周部との間隔を所定の設定距離に調節するために用いられるものである。鉄筋籠用スペーサ40は、深さの浅いお皿形状をした頭部41と、長さ方向の一端側が頭部41の内側に接合された軸部42と、軸部42が挿通され、金具本体20の左右側板部21の一方の外側面に固定された軸受け43と、軸部42に挿通され、頭部41の軸受け43からの突出長さを規定する管状部材44とを備えている。
鉄筋籠用スペーサ40は、軸部42を軸受け43に差し込むだけで簡単に鉄筋固定用金具10に取り付けることができる。しかも、管状部材44は長さの異なる複数種の管状部材が用意されており、これら管状部材44を選択、組み合わせて軸部42に差し込むだけで、頭部41の鉄筋籠からの突出長さを広い範囲で簡単に調節することが可能となっている。また、鉄筋籠用スペーサ40は、頭部41が深さの浅い(深さが20mm前後の薄い)お皿形状をしているので、オールケーシング工法による場所打ち鉄筋コンクリート杭が施工される現場等、鉄筋籠とケーシング内壁との間隔が狭い(例えば、70mm前後しかない)場合でも、頭部41先端とケーシング内壁との間隔を設定距離に調整することが可能となっている。
鉄筋籠を構成する棒状筋2a、2bと帯状板4との交差部に鉄筋固定用金具10を取り付け、棒状筋2a、2bと帯状板4との交差部を締め付ける際には、まず、金具本体20を、鉄筋籠の外側(棒状筋2a側)から棒状筋2a、2bに跨嵌させ、金具本体20の棒状筋把持部22に棒状筋2a、2bを位置させる(嵌め込む)とともに、金具本体20の左右側板部21の切欠き部24内に帯状板4を位置させ、切欠き部24の底辺に帯状板4の端面を当接させた状態にセットする。
次に、押えボルト33が螺装された押圧部材30を金具本体20の係止片23間に跨設する。すなわち、押圧部材30の左右折片部31を係止片23に係止させて、押圧部材30の連結板部32を帯状板4と対面させるように切欠き部24に跨設する。
その後、押えボルト33を回動させて、押えボルト33の先端面を帯状板4に押し付けた状態で締め付けることによって、帯状板4が棒状筋2a、2b側に押圧され、棒状筋2a、2bが棒状筋把持部22の内側面に押圧された状態で、棒状筋2a、2bと帯状板4との交差部を固定する。
このように固定すれば、押えボルト33の頭部は、リング状の帯状板4の内側に位置し、帯状板4の外側に出ることがない。押えボルト33の先端部で帯状板4を棒状筋2bに対して押し付け、棒状筋2aを棒状筋把持部22の内側面に対して押し付けることとなるので、棒状筋2aと金具本体20との接触箇所(面積)が増し、高い固定力を得ることができ、鉄筋籠の移動時等における棒状筋2a、2bの軸方向へのずれなどを防止する効果が高められる。また、押圧部材30は、肉厚短冊状の鋼製板体からなるので、押えボルト33を強くねじ込んでも変形する虞がない。なお、押えボルト33は、必ずしも予め押圧部材30に装着しておく必要はないが、現場での作業性を考慮すると、押えボルト33を予め押圧部材30に装着しておくことが望ましい。
本発明の実施の形態に係る鉄筋固定用金具10が適用される鉄筋籠の組立は、中心軸の周囲に該中心軸方向と略平行に複数の棒状筋2a、2bを配列する工程と、棒状筋2a、2bの内側に、これら棒状筋2a、2bと交差するように補強用の帯状板4を所定間隔毎に配置する工程と、棒状筋2a、2bと帯状板4との交差部を鉄筋固定用金具10を用いて締め付ける工程と、前記中心軸と略直交する円周方向に、複数の棒状筋2a、2bと交差するように複数のフープ筋を配置して固定する工程とを含んでいる。
なお、複数の棒状筋2a、2bとフープ筋との固定には、例えば、図3に示したクリップ金具が使用される。図3は、棒状筋2a、2bとフープ筋3とを交差部で挟持固定するのに使用されるクリップ金具を示した図である。クリップ金具50は、バネ性を有する金属製の線材を屈曲させて形成されたものであり、棒状筋2a、2bの両側部に位置させて先端側にフープ筋3を掛止させる掛止部が形成された、略コ字状をした左右一対の掛止腕部51と、略凸状に屈曲形成され、棒状筋2a、2bをフープ筋3側に押圧するように内側(掛止腕部51の先端側)に傾斜させた状態で左右の掛止腕部51と連結されている押圧弾性部52とを含んで構成されている。
クリップ金具50を使用すれば、束ね筋であっても、作業者が工具等を使用せずに手作業で簡単かつ確実に取り付けることができ、また、フープ筋3の間隔が狭い鉄筋籠でも容易に取り付けることができる。
本発明の実施の形態に係る鉄筋固定用金具10が適用された鉄筋籠では、棒状筋2a、2bと帯状板4との交差部が鉄筋固定用金具10で固定される。より具体的には、杭頭部に位置する鉄筋籠の最上段の帯状板4には、帯状板4の1周分を固定する鉄筋固定用金具のうち、少なくとも数か所(4箇所以上)にスペーサ40付きの鉄筋固定用金具10が用いられ、最上段の帯状板4における残りの固定箇所(帯状板4と棒状筋2a、2bとの交差部)には、鉄筋固定用金具10に鉄筋籠用スペーサ40が装着されていない形態の鉄筋固定用金具が用いられて固定されている。
また、最上段を除いた他の帯状板4には、帯状板4の1周分を固定する鉄筋固定用金具のうち、少なくとも数か所(4箇所程度)にスペーサ40付きの鉄筋固定用金具10が用いられ、残りの固定箇所には、図5に示した鉄筋固定用金具80と同様の形態(束ね筋に対応した形態)の鉄筋固定用金具が用いられて固定されている。
なお、スペーサ40付きの鉄筋固定用金具10は、鉄筋籠の中心軸を中心として、ほぼ等角度間隔(90度間隔)にある位置に取り付けることが望ましく、上下の帯状板4に関してみた場合、合計8箇所のスペーサ40付きの鉄筋固定用金具10が、鉄筋籠の中心軸を中心として、ほぼ等角度間隔(45度間隔)にある位置に取り付けることが望ましい。
本発明の実施の形態に係る鉄筋固定用金具10が適用された鉄筋籠を掘削孔に建込む際には、鉄筋籠を吊り下げて掘削孔に落とし込んでゆく時に、最上段の帯状板4を除いた他の帯状板4に取り付けられた鉄筋固定用金具80と同様の形態(束ね筋に対応した形態)の鉄筋固定用金具は鉄筋籠から取り外して回収する一方、スペーサ40付きの鉄筋固定用金具10は取り付けたまま掘削孔に挿入していく。また、鉄筋籠の最上段における帯状板4に取り付けられたスペーサ40付きの鉄筋固定用金具10、及び鉄筋固定用金具10に鉄筋籠用スペーサ40が装着されていない形態の鉄筋固定用金具は取り付けたまま掘削孔に挿入していく。
上記実施の形態に係る鉄筋籠では、金具本体20の係止片23に跨嵌された押圧部材30に螺装された押えボルト33により、補強材である帯状板4が、主筋である棒状筋2a、2bに対して締め付けられ、しかも最外方の棒状筋2aが棒状筋把持部22の内側面に押圧されているので、棒状筋2a、2bと帯状板4との交差部、及び棒状筋2a、2bと金具本体20との接触部が強固に固定される。したがって、帯状板4による補強効果が極めて高い鉄筋籠を構築することができる。また、押えボルト33が鉄筋籠の内側に位置するので、押えボルト33の頭部が鉄筋籠の外周部より外側に出ることがない。そのため、コンクリート構造体の表面と鉄筋籠との間(杭頭部に位置する鉄筋籠の最上段の帯状板4の周囲)に、押えボルト33に起因する薄肉部が生じる虞がなく、剛性の高いコンクリート構造体を構築することができる。
図4は、実施の形態(2)に係る鉄筋固定用金具を使用して鉄筋の交差部を固定する態様を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
実施の形態(2)に係る鉄筋固定用金具10Aでは、金具本体20Aが、一本の棒状筋2を跨ぐように鋼製板状体が略U字状に折り曲げられて、左右側板部21Aと棒状筋把持部22Aとが形成されている点が、実施の形態(1)に係る鉄筋固定用金具10と相違している。その他の押圧部材30や鉄筋籠用スペーサ40の構成は、鉄筋固定用金具10と略同様である。また、ここでは、帯状部材として平板状リングの帯状板4に代えて、断面略L型のアングルリング4Aが使用されている場合を示している。
棒状筋把持部22Aは、棒状筋2の最外径寸法を考慮して、1本の棒状筋2を把持できるように、前記板状体の長さを調整して形成されており、棒状筋2とアングルリング4Aとの交差部が切欠き部24A部分に位置するように形成されている。
本発明の実施の形態に係る鉄筋固定用金具10Aが適用される鉄筋籠では、棒状筋2とアングルリング4Aとの交差部が鉄筋固定用金具10Aで固定される。より具体的には、杭頭部に位置する鉄筋籠の最上段のアングルリング4Aには、アングルリング4Aの1周分を固定する鉄筋固定用金具のうち、少なくとも数か所(4箇所以上)にスペーサ40付きの鉄筋固定用金具10Aが用いられ、最上段のアングルリング4Aにおける残りの固定箇所には、鉄筋固定用金具10Aに鉄筋籠用スペーサ40が装着されていない形態の鉄筋固定用金具が用いられて固定されている。
また、最上段を除いた他のアングルリング4Aには、アングルリング4Aの1周分を固定する鉄筋固定用金具のうち、少なくとも数か所(4箇所程度)にスペーサ40付きの鉄筋固定用金具10Aが用いられ、残りの固定箇所には、図5に示した鉄筋固定用金具80が用いられて固定されている。
本発明の実施の形態に係る鉄筋固定用金具10Aが適用された鉄筋籠を掘削孔に建込む際には、鉄筋籠を吊り下げて掘削孔に落とし込んでゆく時に、最上段のアングルリング4Aを除いた他のアングルリング4Aに取り付けられた鉄筋固定用金具80は鉄筋籠から取り外して回収する(組立に再利用する)一方、スペーサ40付きの鉄筋固定用金具10Aは取り付けたまま掘削孔に挿入していく。また、鉄筋籠の最上段のアングルリング4Aに取り付けられたスペーサ40付きの鉄筋固定用金具10A、及び鉄筋固定用金具10Aに鉄筋籠用スペーサ40が装着されていない形態の鉄筋固定用金具は取り付けたまま掘削孔に挿入していく。
上記実施の形態に係る鉄筋籠では、金具本体20Aの係止片23に跨嵌された押圧部材30に螺装された押えボルト33により、アングルリング4Aが棒状筋2に対して締め付けられ、しかも棒状筋2が棒状筋把持部22Aの内側面に押圧されているので、棒状筋2とアングルリング4Aとの交差部、及び棒状筋2と金具本体20Aとの接触部が強固に固定される。したがって、アングルリング4Aによる補強効果が極めて高い鉄筋籠を構築することができる。また、押えボルト33が鉄筋籠の内側に位置するので、押えボルト33の頭部が鉄筋籠の外周部より外側に出ることがない。そのため、コンクリート構造体の表面と鉄筋籠との間(杭頭部に位置する鉄筋籠の最上段のアングルリング4Aの周囲)に、押えボルト33に起因する薄肉部が生じる虞がなく、剛性の高いコンクリート構造体を構築することができる。
2、2a、2b 棒状筋
4 帯状板
10、10A 鉄筋固定用金具
20、20A 金具本体
21、21A 左右側板部
22、22A 棒状筋把持部
23 係止片
24、24A 切欠き部
30 押圧部材
31 左右折片部
32 連結板部
32a ボルト螺合用ねじ孔
33 押えボルト
40 鉄筋籠用スペーサ

Claims (5)

  1. 棒状筋と帯状部材との交差部を固定する鉄筋固定用金具であって、
    前記棒状筋を跨ぐように板状体が略U字状に折り曲げられて、左右側板部と棒状筋把持部とが形成され、前記左右側板部の先端側にそれぞれ係止片が形成された金具本体と、
    該金具本体の左右側板部の係止片間に跨設されるように肉厚短冊状の板体が略コの字形状に折り曲げられて、左右折片部と連結板部とが形成され、該連結板部にボルト螺合用ねじ孔が形成され、該ボルト螺合用ねじ孔に前記帯状部材を前記棒状筋側に押圧するための押えボルトが螺装される押圧部材とを備えていることを特徴とする鉄筋固定用金具。
  2. 前記金具本体の左右側板部の係止片が、前記左右側板部の一側縁を略凹形状に切り欠いて形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の鉄筋固定用金具。
  3. お皿形状をした頭部、長さ方向の一端側が前記頭部の内側に接合された軸部、前記左右側板部のいずれか一方に固定され、前記軸部を挿通させるための軸受け、及び前記軸部に挿通され、前記頭部の前記軸受けからの突出長さを規定する管状部材を有する鉄筋籠用スペーサを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鉄筋固定用金具。
  4. 中心軸の周囲に該中心軸方向と略平行に配列された複数の棒状筋と、前記中心軸と略直交する円周方向に、前記複数の棒状筋と交差させて配設された複数のフープ筋とを含んで構成された鉄筋籠であって、
    前記複数の棒状筋の内側に配置され、これら棒状筋と交差部を有する補強用の帯状部材を備え、
    前記棒状筋と前記フープ筋との交差部が、クリップ金具で固定され、
    前記棒状筋と前記帯状部材との交差部が、請求項1〜3のいずれかの項に記載の鉄筋固定用金具によって締め付けられていることを特徴とする鉄筋籠。
  5. 中心軸の周囲に該中心軸方向と略平行に複数の棒状筋を配列する工程と、
    前記棒状筋の内側に、これら棒状筋と交差するように補強用の帯状部材を配置する工程と、
    前記棒状筋と前記帯状部材との交差部を請求項1〜3のいずれかの項に記載の鉄筋固定用金具により締め付ける工程と、
    前記中心軸と略直交する円周方向に、前記複数の棒状筋と交差するように複数のフープ筋を配置して固定する工程とを含むことを特徴とする鉄筋籠の組立工法。
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