JP2012101673A - 船舶電力システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外部の電源で充電した複数の蓄電池の電力をほぼ均等に使用して各蓄電池を効率よく使用できる船舶電力システムを提供する。
【解決手段】蓄電池8A,8Bと、この蓄電池から船舶の推進用電動機である多巻線電動機1の1巻線と船内負荷16へ供給される電力とをそれぞれ制御する第1のインバータ7A,7Bと第2のインバータ6A,6Bとからなるインバータ装置22,23と、このインバータ装置を多巻線電動機1の巻線数分だけ複数設け、この複数のインバータ装置で多巻線電動機を駆動したり、或いはその一部を多巻線電動機の巻線から切離し、他の非推進用電動機11を駆動するよう構成する。各インバータ装置に第1のインバータの出力電力を検出する電力検出器20A,20Bを設け、検出した電力の偏差を求め、偏差に応じて第2のインバータを制御することにより、蓄電池の充電状態がほぼ等しくなるよう制御する制御装置18を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電池に貯めた電力を利用して船舶を推進する船舶電力システムに関するものである。
船舶の推進用プロペラを駆動する電動機をインバータにより制御する船舶電力システムにおいては、一般に推進用電動機を駆動制御するインバータとは別に荷役用などの非推進用電動機を駆動制御する小容量インバータを設け、これらのインバータにより推進用電動機と非推進用電動機をそれぞれ個別に駆動制御する方式が検討されていた。
しかしながら、このような船舶電力システムでは、電動機ごとに推進用インバータと複数の非推進用インバータを個別に設ける必要があることから、インバータ制御装置の総容量が大きくなり、イニシャルコストが高くなる問題があった。
そこで、特許文献1および特許文献2に記載されているように、推進用電動機として多巻線電動機を採用し、推進用および非推進用を含む複数のインバータにより多巻線電動機を駆動制御する、いわゆる多重インバータ統合制御システムが提案されている。
この方式においては、全てのインバータを推進用に使用して多巻線電動機を駆動制御したり、また、あるインバータについては、多巻線電動機の多重インバータ統合制御から切り離して停止させたり、または個別に荷役用等の非推進用電動機を駆動制御したりすることにより、インバータ制御装置の総容量を低減することができるとともに複数のインバータを効率よく使用できる利点がある。
また近年、船舶の排出する温室効果ガスを削減するために、船舶内に蓄電池を設け、港に停泊しているときに陸上電源から船舶内の蓄電池に充電し、出航時には陸上電源を切り離し、その貯めた蓄電池の電力によって船舶を航行させる船舶電力船の検討が行なわれている。
このような蓄電池電力の利用と多重インバータ統合制御システムとを組み合わせた船舶電力システムの一例として図5に示すものが考えられている。図5において、船舶推進用の電動機1は、多巻線電動機で構成され、各巻線にそれぞれインバータ制御装置2,3が接続されて駆動制御される。
各インバータ制御装置2,3には、それぞれフィルタ4A,4B、トランス5A,5B、インバータ6A,6B、推進用インバータ7A,推進用と非推進用を兼用するインバータ7Bに加え、インバータ6A,6Bとインバータ7A,7B間に蓄電池8A,8Bが接続されるようになっており、インバータ7A,7Bの出力側がスイッチ9A,9Bを介して推進用電動機1に接続されている。
各インバータ制御装置2,3のうち、少なくとも一つのインバータ制御装置3の出力側には、スイッチ10を介して非推進用電動機11が接続可能になっている。
各インバータ制御装置2,3は、船内母線12に接続されている。この船内母線12は、スイッチ13を介して陸上電源14に接続できるようになっており、船舶が港に停泊しているときに陸上電源14に接続され、スイッチ9A,9B,10をオフにして蓄電池8A,8Bに充電ができるようになっている。
そして出航時には陸上電源を切り離し、この蓄電池8A,8Bに溜めた電力により、推進用電動機1および非推進用電動機11を駆動制御し、またスイッチ15を介して船内母線12に接続された船内負荷16に電力を供給するようになっている。
図6は、蓄電池8A,8Bの充電状態とインバータ6A,6B、7A,7Bの出力との関係を示すタイムチャートである。図6において、船舶が港に停泊しているときに、陸上電源14によりフィルタ4A,4B、トランス5A,5B、インバータ6A,6Bを介して蓄電池8A,8Bが充電されると、接岸時の充電モード(a)区間に示すように、充電量(放電できる電力量)が徐々に増加する。
次に船舶が出港するときには、陸上電源14が切り離され、蓄電池8A,8Bから電力を供給して推進用インバータ7Aおよび推進、非推進兼用インバータ7Bを介して推進用電動機1を駆動制御したり、また船内負荷16に電力を供給したりするので、推進モード(b)区間に示すように、蓄電池8A,8Bの放電できる電力量が徐々に減少する。
そして例えば、石油化学製品または液体化学製品を輸送するケミカルタンカーにおいて、船舶を航行させながらタンク内のクリーニングを行ないたい場合のように、航行中に非推進用電動機11を駆動させたい場合には、スイッチ9Bをオフ、スイッチ10をオンさせて、インバータ7Bを介して非推進用電動機11を駆動することになる。
このときの蓄電池8A,8Bの放電できる電力量は、図6の非推進負荷併用モード(c)区間に示すように、容量の大きい推進用電動機1側のインバータ7Aと容量の小さい非推進用電動機11側のインバータ7Bとで電力消費が異なるため,蓄電池8Aの放電できる電力量は蓄電池8Bのそれよりも早く減ることになる。
したがって、その後、非推進負荷併用モード(c)が終了して推進モードに移行した際に、推進モード(d)区間で蓄電池8Aの放電がなくなり、充電量が残存する蓄電池8Bの放電により、目的地までの推進モード(e)区間の推進が行なわれることになる。
特開2009−5493号公報 特開2008−1178号公報
このように、従来の方式では船舶の航行中に非推進用電動機11の駆動制御を行うと、各蓄電池8A,8Bの放電量が異なることになり、充電状態に差が出てくるため、推進モード(e)区間に示すように、充電状態が低い蓄電池8Aが先に放電を終了し、蓄電池8Bからのみ推進用電動機1に電力を供給することになる。
この状態で船舶を推進させると、推進モード(e)区間においては、電力を有する方の蓄電池8Bしか推進用電動機1に電力の供給ができないため、船舶の推進力が半減し、推進モード(e)区間は、船舶の航行速度を落とさざるを得なくなる。
また、蓄電池8Bが推進モード(e)区間において、目的地まで定格速度で推進し得る電力を有しているにも関わらず、推進力が半減した状態で運航するため、陸上電源で充電した電力を有効に活用できていない問題もある。
これらの不都合を解消するために、より大容量の電池を設置すれば、推進モード(e)区間において、定格速度での運行が可能となるが、大容量の蓄電池を設置するために多くの設置スペースが必要となるため、コストアップになったり、積荷のスペースが狭くなったりする問題がある。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、コストアップや設置スペースの増加を招くことなく、外部の電源で充電した複数の蓄電池の電力をほぼ等しく使用して各蓄電池を効率よく使用できるようにした船舶電力システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明による船舶電力システムは、蓄電池とこの蓄電池から船舶の推進用電動機である多巻線電動機の1巻線と船内負荷へ供給される電力とをそれぞれ制御する第1のインバータと第2のインバータとからなるインバータ装置とこのインバータ装置を多巻線電動機の巻線数分だけ複数設け、この複数のインバータ装置で多巻線電動機を駆動したり、或いは複数のインバータ装置の一部を多巻線電動機の巻線から切離し、その切離したインバータ装置で他の非推進用電動機を駆動するよう構成した船舶電力システムにおいて、各インバータ装置に第1のインバータの出力電力を検出する電力検出器を設け、各電力検出器で検出した電力の偏差を求め、その電力の偏差に応じて各インバータ装置の第2のインバータを制御することにより、各インバータ装置に設けられている蓄電池の充電状態がほぼ等しくなるよう制御する制御器を備えたことを特徴とする船舶電力システムにある。
本発明による船舶電力システムによれば、船舶の航行時に非推進用電動機の使用により、各蓄電池の放電量が一時的に異なっても制御装置が船内母線側へのインバータ制御装置の出力電力を調整するので、各蓄電池の充電状態をほぼ等しい状態に維持することができる。
その結果、外部の電源で充電した複数の蓄電池の電力をほぼ等しく使用して各蓄電池を効率よく使用できるようになり、蓄電池の容量を増大させる必要がないので、コストアップや設置スペースの増加を招くことがない。
本発明による船舶電力システムの一実施の形態を示すシステム構成図である。 図1に示す制御装置の制御動作を説明するための回路構成図である。 図1に示す制御装置における負荷分担処理部の処理を示すフローチャートである。 図1に示す船舶電力システムにおける蓄電池の充電状態およびインバータの出力の関係を示すタイムチャートである。 従来の船舶電力システムの一例を示すシステム構成図である。 図5に示す船舶電力システムにおける蓄電池の充電状態とインバータの出力との関係を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明による船舶電力システムの一実施の形態を示すシステム構成図であり、図5と同一部分には同一符号を付している。
図1において、本実施の形態は、各蓄電池8A,8Bの充電状態を監視し、インバータ6A,6Bの船内母線12側への出力電力を制御する制御装置18を設けたところに特徴を有する。
船舶を推進する推進用電動機1は、2本以上の素線を巻回してなる固定子巻線分割型の多巻線電動機で構成され、各巻線にそれぞれインバータ制御装置22,23が接続されて駆動制御される。
各インバータ制御装置22,23は、それぞれフィルタ4A,4B、トランス5A,5B、インバータ6A,6B、推進用インバータ7Aおよび推進用と非推進用を兼用するインバータ7Bを備え、インバータ6A,6Bとインバータ7A,7B間にはインバータ6A,6Bを介して外部電源から充電される蓄電池8A,8Bが接続され、インバータ7A,7B、スイッチ9A,9Bを介して推進用電動機1に接続されている。すなわちインバータ7A、7Bは多巻線電動機の各1巻線に接続されている。
各インバータ制御装置22,23のうち、少なくとも一つのインバータ制御装置23の出力側には、スイッチ10を介して荷役用などの非推進用電動機11が接続されている。
各インバータ制御装置22,23は、船内母線12に接続されている。この船内母線12は、スイッチ13を介して外部電源(陸上電源または海上発電船など)に接続できるようになっており、船舶が港に停泊しているときに陸上電源に接続され、スイッチ9A,9B,10をオフにして蓄電池8A,8Bに充電することができるようになっている。
そしてこの充電された電力を利用し、推進用インバータ7A,7Bにより周波数変換して推進用電動機1および非推進用電動機11を駆動制御し、またインバータ6A,6Bにより蓄電池8A,8Bの直流を交流に変換し、トランス5A,5Bにより出力電圧を変換し、フィルタ4A,4Bにより波形成形して船内母線12およびスイッチ15を介して船内母線12に接続された船内負荷16例えば通信設備、照明、冷暖房、生活消費などに電力を供給するようになっている。
各インバータ制御装置22,23に対応する蓄電池8A,8Bには、蓄電池8A,8Bの充電状態を監視するため、出力電流や出力電圧を検出するセンサ17A,17Bが設けられており、それぞれのセンサ17A,17Bによる検出値は、矢印で示すように制御装置18に導かれ、この制御装置18で各インバータ制御装置22,23におけるインバータ6A,6Bの船内母線12側へ給電する出力電力を調整して各蓄電池8A,8Bの充電状態がほぼ等しくなるように制御するようになっている。
なお、蓄電池8A,8Bには、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、鉛電池などのほか、電気二重層キャパシタなどを使用することができる。
電力検出器20A,20Bはそれぞれインバータ7A,7Bの出力電力を検出し制御装置18に出力する。また、電力検出器20Cは船内負荷16の消費電力を検出して制御装置18に出力する。
図2は、制御装置18の制御動作を説明するための回路構成図である。図2において、蓄電池8A,8Bの充電状態(%)と電池容量(kWh)を乗算することで、各蓄電池8A,8Bの放電できる電力量(kWh)を求めることができる。ここからそれぞれの蓄電池8A,8Bの放電できる電力量の差S(kWh)を算出し、負荷分担処理部19に入力する。
負荷分担処理部19は、船内負荷16の消費電力P(kW),インバータ7Aの出力電力P7A,インバータ7Bの出力電力P7Bを基にインバータ6A,6Bの出力電力P,Pを調整することで、各蓄電池8A,8Bの充電状態を一致またはほぼ等しくなるように制御する。
図3は、制御装置18における負荷分担処理部19の処理を示すフローチャートである。まずステップS1において、蓄電池8Aと蓄電池8Bが放電できる電力量の差Sを所定値aと比較する。aの値としては0に近い小さい値(例えば,電池容量の1%程度)とする。小さい値の方が微細な調整がやりやすい。|S|<aのときはステップS7へ移行し、インバータ6A,6Bの出力電力P1,P2を等しくする。
|S|≧aのとき、ステップS2へ移行する。
ステップS2では,インバータ6A,6Bの出力電力P,Pを演算する。インバータ6A,6Bの出力電力P,Pは、次の(1)式を満足させる。
P=P+P ………(1)
次式により出力補正量B(kW)を定める。
B=P7B−P7A ………(2)
(1)式と(2)式より出力電圧P,Pは、それぞれについて下記となる。
=(P+B)/2 ………(3)
=(P−B)/2 ………(4)
(3)式と(4)式でインバータ6A,6Bの出力電力P,Pを算出する。
上記に記述した処理を繰り返し行なうことで、蓄電池8A,8Bから出力される電力はいずれも(P+P7A+P7B)/2で等しくなるので,蓄電池8A,8Bの有する電力量の差S(kWh)が0に近い値となるように制御することができる。
図4は、図1に示す船舶電力システムにおける蓄電池8A,8Bの充電状態およびインバータ6A,6Bおよび7A,7Bの出力の関係を示すタイムチャートである。図4において、接岸時の充電モード(a)区間から推進モード(b)区間までの各蓄電池8A,8Bの充電状態は、従来と同様の挙動を示している。
その後、非推進用電動機11を駆動する非推進負荷併用モード(c1)区間に移行すると、スイッチ9Bから10に切り替わりインバータ装置7Bは非推進用電動機11を駆動する。これによりインバータ7A,7Bの出力電力が異なることになり,蓄電池8A,8Bの放電量が異なり,図4に示す充電容量残量S8AとS8Bに差が生じることになるが、図1に示す制御装置18が図2および図3の処理を行った結果、|S|≧aとなったタイミング((c2)区間の始まり)からインバータ6A,6Bの出力電力を補正して制御することで、蓄電池8A,8Bの充電状態をほぼ等しい状態に維持することができるようになる。
その結果、推進モード(d)区間に移行しても蓄電池8A,8Bの充電状態は、ほぼ等しい状態に維持されて電力が供給されることになるので、陸上電源で充電した複数の蓄電池8A,8Bの電力をほぼ等しく使用して各蓄電池8A,8Bを効率よく使用できるようになり、蓄電池の容量を増大させる必要がないので、コストアップや設置スペースの増加を招くことがない。
なお上記実施形態では、インバータ装置23のみを非推進用電動機の駆動に用いたが、両インバータ装置22,23でそれぞれの非推進用電動機を駆動可能にすることもできる。
1…推進用電動機(多巻線電動機)
2,3,22,23…インバータ制御装置
4A,4B…フィルタ
5A,5B…トランス
6A,6B…インバータ(第2のインバータ)
7A…推進用インバータ(第1のインバータ)
7B…推進用と非推進用を兼用するインバータ(第1のインバータ)
8A,8B…蓄電池
9A,9B,10,13,15…スイッチ
11…非推進用電動機
12…船内母線
14…陸上電源
16…船内負荷
17A,17B…センサ
18…制御装置
19…負荷分担処理部
20A,20B,20C…電力検出器

Claims (3)

  1. 蓄電池と、
    この蓄電池から船舶の推進用電動機である多巻線電動機の1巻線と船内負荷へ供給される電力とをそれぞれ制御する第1のインバータと第2のインバータとからなるインバータ装置とこのインバータ装置を多巻線電動機の巻線数分だけ複数設け、この複数のインバータ装置で多巻線電動機を駆動したり、或いは複数のインバータ装置の一部を多巻線電動機の巻線から切離し、その切離したインバータ装置で他の非推進用電動機を駆動するよう構成した船舶電力システムにおいて、
    各インバータ装置に第1のインバータの出力電力を検出する電力検出器を設け、各電力検出器で検出した電力の偏差を求め、その電力の偏差に応じて各インバータ装置の第2のインバータを制御することにより、各インバータ装置に配置されている蓄電池の充電状態がほぼ等しくなるよう制御する制御装置を備えたことを特徴とする船舶電力システム。
  2. 少なくとも1つの前記インバータ装置がスイッチの切換えにより前記非推進用電動機に給電している期間に、前記第1のインバータの前記推進用電動機に給電する出力電力と前記非推進用電動機に給電する出力電力を比較し、小さいほうの第2のインバータの出力電力を他のインバータ装置の第2のインバータの出力電力に対して増加させ、大きいほうの第2のインバータの出力電力を他のインバータ装置の第2のインバータの出力電力に対して減少させてなる請求項1記載の船舶電力システム。
  3. 前記制御装置は、前記2組のインバータ装置の各第1のインバータの電力を検出する第1の電力検出器と、船内負荷が消費する消費電力を検出する第2の電力検出器とを具備し、少なくとも1つの前記インバータ装置が前記スイッチの切換えにより前記非推進用電動機に第2の電力を給電し、他のインバータ装置が前記推進用電動機に第1の電力を給電している期間に、第1の電力と第2の電力の差を求め、前記第2の電力検出器で検出する消費電力の1/2に前記第1の電力と第2の電力の差の1/2を減算または加算して、前記推進用電動機に給電するインバータ装置における第2のインバータの出力と前記非推進用電動機に給電するインバータ装置における第2のインバータの出力とを決定することを特徴とする請求項1または2記載の船舶電力システム。
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