JP2012100269A - 情報処理装置と制御端末を接続したシステム - Google Patents

情報処理装置と制御端末を接続したシステム Download PDF

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Abstract

【課題】大勢の人の目に触れる場所に設置される映像表示装置の用途を、予め決められたスケジュールに従って映像を表示すること以外に拡大するとともに、こうした映像表示装置を容易に制御できるようにする。
【解決手段】 映像信号および制御用信号を含む第1の通信信号を送受信するため出力端子と、外部機器とネットワークを介して接続するためのネットワーク接続端子と、このネットワーク接続端子から入力された第2の通信信号を、映像表示装置で処理可能な上記第1の通信信号のプロトコルに変換する処理手段と、を備えた情報処理装置を用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばプラズマディスプレイパネルのような映像表示装置にオプションとして接続するボードと制御端末とを接続したシステムに関する。
デパートのような大規模店舗内に大画面の映像表示装置を設置し、デパートの催し等を知らせる映像をその映像表示装置で表示することが広く行われている。
また、駅ビル内やテーマパークに大画面の映像表示装置を設置して商品等を宣伝する映像を表示することや、各種の展示会場に大画面の映像表示装置を設置して展示内容を説明する映像を表示することも広く行われている。
従来、このように大勢の人の目に触れる場所に設置される映像表示装置を制御する方法としては、次の(a),(b)のいずれかの方法が採られていた。
(a)映像表示装置本体に備わったコントロールパネルや、映像表示装置に付属したリモートコントローラを操作する。
(b)制御用のソフトウェアをインストールしたパーソナルコンピュータを映像表示装置のシリアル通信端子にケーブルで繋ぎ、そのパーソナルコンピュータを操作する。
しかし、この従来の制御方法では、予め決められたスケジュールに従って映像を表示させるための制御(映像表示装置の近くに設置したVTRで再生されるビデオ信号の映像と映像表示装置の近くに設置したパーソナルコンピュータから出力させたRGB信号の映像とのいずれを映像表示装置で表示させるかをこのスケジュールに従って切り換えることや、画サイズや色温度等を調整することや、映像表示装置の現在の状態を示す各種パラメータを取得することや、映像表示装置の故障を診断すること等)しか行うことができなかった。その結果、大勢の人の目に触れる場所に設置される映像表示装置の用途が、予め決められたスケジュールに従って映像を表示することだけに限られていた。
また、この従来の制御方法では、映像表示装置の設置場所や設置台数によっては制御に手間や時間がかかってしまう。
本発明は、上述の点に鑑み、大勢の人の目に触れる場所に設置される映像表示装置の用途を、予め決められたスケジュールに従って映像を表示すること以外に拡大することや、こうした映像表示装置を容易に制御できるようにすることを課題としてなされたものである。
この課題を解決するために、本出願人は、映像信号および制御用信号を含む第1の通信信号を送受信するため出力端子と、外部機器とネットワークを介して接続するためのネットワーク接続端子と、前記ネットワーク接続端子から入力された第2の通信信号を、映像表示装置で処理可能な前記第1の通信信号のプロトコルに変換する処理手段とを備えることを特徴とする情報処理装置を提案する。
この映像表示装置用ネットワークボードは、映像出力端子及び通信端子を映像表示装置の映像入力端子及び通信端子に繋ぐことにより、この映像表示装置に接続することが可能である。
このように映像表示装置に接続した状態で、ネットワーク経由で映像表示装置用ネットワークボードに映像信号を送ると、この映像信号が、映像表示装置用ネットワークボードにネットワーク接続端子から入力され、映像処理手段によって映像表示装置で表示可能な方式に変換され、映像表示装置用ネットワークボードの映像出力端子及び映像表示装置の映像入力端子を介して映像表示装置に入力される。
また、このように映像表示装置に接続した状態で、ネットワーク経由で映像表示装置用ネットワークボードに通信信号を送ると、この通信信号が、映像表示装置用ネットワークボードにネットワーク接続端子から入力され、通信処理手段によって映像表示装置で処理可能なプロトコルに変換され、映像表示装置用ネットワークボードの通信端子及び映像表示装置の通信端子を介して映像表示装置に入力されることにより、映像表示装置でこの通信信号に基づく処理が行われる。
したがって、予め決められたスケジュールに従って映像表示装置で表示する映像(映像表示装置の近くに設置したVTRやパーソナルコンピュータからの映像等)以外の映像信号をネットワーク経由で映像表示装置用ネットワークボードに送るとともに、この映像信号の表示に関連した処理を行わせる通信信号をネットワーク経由で映像表示装置用ネットワークボードに送ることにより、予め決められたスケジュールに従って映像を表示するための制御以外の制御を映像表示装置に対して行うことができる。
これにより、大勢の人の目に触れる場所に設置される映像表示装置の用途を、予め決められたスケジュールに従って映像を表示すること以外に拡大することができる。
また、このようにネットワーク経由で映像表示装置を制御することにより、映像表示装置の設置場所や設置台数に係わらず映像表示装置を容易に制御することができる。
なお、映像表示装置が映像入力端子及び通信端子を有するスロットを備えている場合には、この映像表示装置用ネットワークボードをこのスロットに着脱可能に取り付けることが好適である。
それにより、映像表示装置用ネットワークボードを映像表示装置に接続する作業を容易に行うことができるようになる。
以上のように、本発明に係る映像表示装置用ネットワークボードによれば、予め決められたスケジュールに従って映像表示装置で表示する映像以外の映像信号をネットワーク経由で映像表示装置用ネットワークボードに送るとともに、この映像信号の表示に関連した処理を行わせる通信信号をネットワーク経由で映像表示装置用ネットワークボードに送ることにより、予め決められたスケジュールに従って映像を表示するための制御以外の制御を映像表示装置に対して行うことができる。
したがって、大勢の人の目に触れる場所に設置される映像表示装置の用途を、予め決められたスケジュールに従って映像を表示すること以外に拡大することができるという効果が得られる。
また、ネットワーク経由で映像表示装置を制御することにより、映像表示装置の設置場所や設置台数に係わらず映像表示装置を容易に制御することができるという効果が得られる。
なお、映像入力端子及び通信端子を有するスロットを備えた映像表示装置のこのスロットにこの映像表示装置用ネットワークボードを取り付けるようにした場合には、映像表示装置用ネットワークボードを映像表示装置に接続する作業を容易に行うことができるという効果も得られる。
本発明に係るPDP用のネットワークボードの外観構成例を示す斜視図である。 図1のネットワークボードの取付対象となるPDPの背面部分のうち本発明と関係する部分の構造を示す斜視図である。 図1のネットワークボードを図2のPDPに取り付ける様子を示す図である。 図1のネットワークボードのハードウェア構成を示すブロック図である。 ネットワークボードを取り付けたPDPの制御方法を例示する図である。 ネットワークボードを取り付けたPDPの制御方法を例示する図である。 図5や図6の制御端末に表示されるGUI画面を例示する図である。 ネットワークボードを取り付けたPDPのデパートでの利用例を示す図である。 図8のPDPの画面表示例を示す図である。
以下では、本発明をプラズマディスプレイパネル(PDP)に適用した例について説明する。
図1は、本発明に係るPDP用のネットワークボードの外観構成例を示す。このネットワークボード1の前面(図の手前側の面)には、PCMCIAスロット2,シリアルポート(RS−232Cポート)3,マウスポート4,キーボードポート5,USBコネクタ6及び7,RGB入力端子8,イーサネット(登録商標)コネクタ(RJ45)9,ビデオ入力端子10,ビデオ出力端子11,オーディオ入力端子(L信号用)12,オーディオ入力端子(R信号用)13,パワーランプ(発光ダイオード)14が設けられている。シリアルポート3は、例えば無線マウスを利用したプレゼンテーションツールであるフリーダムライタでプレゼンテーションを行う際に使用するためのポートである。
また、ネットワークボード1の背面には、64ピンオス型コネクタ15,電源電圧入力用の3ピンオス型コネクタ16が設けられている。
このネットワークボード1を取り付ける対象となるPDPは、PFM−510A2Wという機種名で既に普及している42型のPDPである。
図2は、このPDPの背面部分のうち、本発明と関係する部分の構造を示す。このPDP31の背面部分には、64ピンメス型コネクタ32及び電源電圧(100V)出力用の3ピンメス型コネクタ33を有する端子板用スロット34が設けられている。64ピンメス型コネクタ32は、それぞれ特定の位置の所定本数のピンがビデオ入力端子,RGB(及び水平,垂直同期信号)入力端子,オーディオ入力端子,シリアルポート(RS−232Cポート),待機電圧(5V)の出力端子としての役割を持っている。
端子板用スロット34には、標準装備品として、ビデオ入力端子,RGB入力端子,オーディオ入力端子,シリアルポート(RS−232Cポート)を有する端子板(図示略)が着脱可能に取り付けられるようになっている。
図1のネットワークボード1は、この標準装備品である端子板を取り外して、図3に示すように端子板用スロット34に着脱可能に取り付けるためのオプションボードである。このように端子板用スロット34に取り付けることにより、オス型コネクタ15,16がそれぞれPDP31のメス型コネクタ32,33に繋がれるので、ネットワークボード1がPDP31に接続される。
このPDP31は、RS−232Cのプロトコルで(具体的には、シリアルリモートと呼ばれる、同期式,データ伝送速度:9600bps,データ長:8ビット,パリティなし,ストップビット長:1ビットの伝送方式で)外部との間で通信を行うことに基づいて、ビデオ信号の映像とRGB信号の映像とを切り換えて表示したり、画サイズや色温度等を調整したり、映像に文字をスーパーインポーズして表示したり、映像の中に別の映像を縮小して挿入して表示(ピクチャーインピクチャー)したり、現在の状態を示す各種パラメータを送信したり、故障診断用のデータ送信したりするようになっている。
また、図には表れていないが、PDP31の前面の画面の下方にはコントロールパネルが設けられている。このコントロールパネル上には、制御内容(映像の切換えや画サイズや色温度等の調整等)を選択するためのメニューキーや、選択した内容の制御を行うための各種の操作キーが存在している。
図4は、図1のネットワークボード1のハードウェア構成例を示す。ネットワークボード1には、マザーボード17,ハードディスクドライブ(HDD)18,2入力1出力のスイッチ回路19,電源回路20が設けられている。
マザーボード17の仕様例は、次の通りである。
OS(基本ソフト):Windows98CPU:Celeron500MHzメモリ:64Mバイトチップセット:Intel440BXグラフィックチップ:Trident社製Cyber9525DVDまた、HDD18は、10ギガバイトの記録容量を有している。したがって、ネットワークボード1は、フルスペックのパーソナルコンピュータ並の性能を持っている。
マザーボード17のメモリには、シリアルリモート−TCP/IP変換ドライバソフトがインストールされている。このドライバソフトは、イーサネットの通信信号であるTCP/IPパケットを図2のPDP31で通信可能なRS−232Cの通信信号(前述のシリアルリモートの通信信号)に変換するプロトコル変換処理と、その逆のプロトコル処理(シリアルリモートの通信信号をTCP/IPパケットに変換する処理)とを行うものである。
マザーボード17は、図1のPCMCIAスロット2,シリアルポート3,マウスポート4,キーボードポート5,USBコネクタ6及び7,イーサネットコネクタ9の他に、シリアルポート(RS−232Cポート)21〜23,IDE(Integrated Device Electronics )コネクタ24,RGB出力端子25,電源コネクタ26を有している。
シリアルポート23は、64ピンオス型コネクタ15のうちのシリアルポートとしての役割を持つ所定本数のピンと結ばれている。このピンは、ネットワークボード1を図2の端子板用スロット34に取り付けた際に、PDP31の64ピンメス型コネクタ32のうちのシリアルポートとしての役割を持つピンと繋がれる位置にあるピンである。
HDD18は、IDEコネクタ24を介してマザーボード17に接続されている。
RGB出力端子25はスイッチ回路19の一方の入力端子I1と結ばれており、スイッチ回路19のもう一方の入力端子I2は図1のRGB入力端子8と結ばれている。スイッチ回路19は、入力端子I1及びI2の両方からRGB信号が入力された際には入力端子I1からのRGB信号を出力し、入力端子I1またはIの一方のみからRGB信号が入力された際にはそのRGB信号を出力する。
スイッチ回路19の出力端子は、64ピンオス型コネクタ15のうちのRGB出力端子としての役割を持つ所定本数のピンと結ばれている。このピンは、ネットワークボード1を図2の端子板用スロット34に取り付けた際に、PDP31の64ピンメス型コネクタ32のうちのRGB入力端子としての役割を持つピンと繋がれる位置にあるピンである。
電源回路20は、64ピンオス型コネクタ15のうちの待機電圧入力端子としての役割を持つ所定本数のピン(ネットワークボード1を端子板用スロット34に取り付けた際に64ピンメス型コネクタ32のうちの待機電圧の出力端子としての役割を持つピンと繋がれる位置にあるピン)と結ばれるとともに、ピンオス型コネクタ16と結ばれ、電源コネクタ26を介してマザーボード17に接続され、図1のパワーランプ14に接続されている。
ネットワークボード1を図2の端子板用スロット34に取り付けることにより、PDP31から待機電圧及び電源電圧が電源回路20に供給され、待機時,動作時にそれぞれ5V,12Vの電圧がマザーボード17に供給されるとともに、パワーランプ14が点灯する。
図1のビデオ入力端子10は、ビデオ出力端子11と結ばれるとともに、64ピンオス型コネクタ15のうちのビデオ出力端子としての役割を持つ所定本数のピンと結ばれている。このピンは、ネットワークボード1を図2の端子板用スロット34に取り付けた際に、PDP31の64ピンメス型コネクタ32のうちのビデオ入力端子としての役割を持つピンと繋がれる位置にあるピンである。
図1のオーディオ入力端子12及び13は、64ピンオス型コネクタ15のうちのオーディオ出力端子としての役割を持つ所定本数のピンと結ばれている。このピンは、ネットワークボード1を図2の端子板用スロット34に取り付けた際に、PDP31の64ピンメス型コネクタ32のうちのオーディオ入力端子としての役割を持つピンと繋がれる位置にあるピンである。
次に、このネットワークボード1を図2のPDP31に取り付けた状態でPDP31を制御する方法について説明する。
図5は、ネットワークボード1を取り付けたPDP31の制御方法の一例を示す。この例では、PDP31に取り付けたネットワークボード1のイーサネットコネクタ9にイーサネットへの接続用のケーブル(10Base−Tケーブルまたは100Base−Tケーブル)41を繋ぐことにより、ネットワークボード1をイーサネット42に接続する。
そして、イーサネット42に接続した制御端末(パーソナルコンピュータ)43から、イーサネット42経由で映像信号や通信信号(TCP/IPパケット)をネットワークボード1に送る。
こうしてネットワークボード1に送られた映像信号は、イーサネットコネクタ9からマザーボード17(図4)に入力し、HDD18に一時記録された後、HDD18から読み出されてマザーボード17のグラフィックチップでRGB信号にフォーマット変換される。そして、マザーボード17のRGB出力端子25から出力され、スイッチ回路19,64ピンオス型コネクタ15及び64ピンメス型コネクタ32を介してPDP31に入力する。
また、こうしてネットワークボード1に送られた通信信号は、イーサネットコネクタ9からマザーボード17に入力し、マザーボード17のCPUが実行するシリアルリモート−TCP/IP変換ソフトによってシリアルリモートの通信信号にプロトコル変換される。そして、マザーボード17のシリアルポート23から出力され、64ピンオス型コネクタ15及び64ピンメス型コネクタ32を介してPDP31に入力することにより、PDP31でこの通信信号に基づく処理が行われる。
このように、制御端末43を操作してイーサネット42経由でPDP31を制御することができる。また、予め決められたスケジュールに従ってPDP31で表示する映像(PDP31の近くに設置したVTRやパーソナルコンピュータからの映像等)以外の映像信号を制御端末43から送るとともに、この映像信号の表示に関連した処理を行わせる通信信号を制御端末43から送ることにより、予め決められたスケジュールに従って映像を表示するための制御以外の制御をPDP31に対して行うことが可能である。
図6は、ネットワークボード1を取り付けたPDP31の制御方法の別の一例を示すものであり、図5と共通する部分には同一符号を付している。この例では、PDP31に取り付けたネットワークボード1のPCMCIAスロット2に、IEEE802.11bに準拠した無線LAN用のPCMCIAカード44を装着する。
また、無線LANのエリア内に、無線LANアクセスポイント45を設ける。無線LANアクセスポイント45は、PCMCIAカード44と同じくIEEE802.11bに準拠したPCMCIAカード46を有し、イーサネットへの接続用のケーブル(10Base−Tケーブルまたは100Base−Tケーブル)47でイーサネット42に接続されるとともに、無線LANとイーサネット42とを接続するブリッジ(図示略)を有するものである。
そして、イーサネット42に接続した制御端末43から、イーサネット42及び無線LAN経由で映像信号や通信信号をネットワークボード1に送る。
この例でも、図5の例と同様に、制御端末43を操作してイーサネット42経由でPDP31を制御することができるとともに、制御端末43から送る映像信号と関連してPDP31を制御することが可能である。
図7は、図5や図6の制御端末43にインストールしたソフトウェアに基づいて制御端末43に表示されるPDP31制御用のGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)画面の一例を示す。
制御端末43からネットワークボード1へのアクセス及びログインを行った後、このソフトウェアを起動すると、図7Aのメイン画面が表示される。この画面には、次のようなアイコンが存在する。
(a)ビデオ信号(ネットワークボード1にビデオ入力端子10から入力し、64ピンオス型コネクタ15及び64ピンメス型コネクタ32を介してPDP31に入力したもの)の映像をPDP31に表示させるためのアイコン51
(b)RGB信号(制御端末43から送りネットワークボード1でフォーマット変換されてPDP31に入力したものか、ネットワークボード1にRGB入力端子8から入力し、スイッチ回路19,64ピンオス型コネクタ15及び64ピンメス型コネクタ32を介してPDP31に入力したもの)の映像をPDP31に表示させるためのアイコン52
(c)詳細設定用画面を開くためのアイコン53
(d)制御を終了するためのアイコン54
アイコン53をクリックすると、図7Bの詳細設定用画面が開かれる。この画面には、次のようなアイコン及び欄が存在する。
(a)ビデオ信号の映像をPDP31に表示させるためのアイコン61
(b)通常の規格であるRGB1の規格のRGB信号の映像をPDP31に表示させるためのアイコン62
(c)RGB2の規格のRGB信号の映像をPDP31に表示させるためのアイコン63(d)PDP31に対するコマンドを16進数字で打ち込むための欄64
(e)PDP31からデータを送信させるコマンドを16進数字で打ち込むための欄65(f)欄64や欄65に打ち込んだコマンドを送信するためのアイコン66
(g)欄64や欄65に打ち込んだコマンドを削除するためのアイコン67
)ネットワークボード1のマザーボード17の4つのシリアルポートCOM1〜4(図4のシリアルポート3,21〜23)の中から、PDP31に通信信号を送るシリアルポートを指定するためのアイコン群68
)詳細設定用画面を閉じるためのアイコン69
欄64に打ち込むコマンドの例としては、画サイズや色温度等を調整させるコマンドや、映像に文字をスーパーインポーズして表示させるコマンドや、映像の中に別の映像を挿入して表示(ピクチャーインピクチャー)させるコマンドや、さらには、PDP31のコントロールパネル上の特定のキー(例えばメニューキー)の機能を一時的に変更させて、そのキーが操作された際に操作されたことを示す通信信号を送信させるコマンドが挙げられる。
欄65にコマンドを打ち込んで送信させるデータとしては、現在の状態を示す各種パラメータや、故障診断用のデータが挙げられる。
次に、このネットワークボード1を取り付けたPDP31の具体的な利用例について説明する。
図8は、ネットワークボード1を取り付けたPDP31のデパートでの利用例を示すものであり、図5と共通する部分には同一符号を付している。ネットワークボード1を取り付けたPDP31が、デパートの各階の休憩所にそれぞれ設置されている。各階のネットワークボード1には、PDP31の近くに設置したVTR71がそれぞれビデオ入力端子10を介して接続されている。VTR71には、デパートの催し等を知らせる映像を収録したビデオテープが格納されている。この映像は、予め決められたスケジュールでVTR71で再生されて、PDP31で表示される。
各階のネットワークボード1は図5のようにしてデパート内のイーサネット42に接続されており、制御端末43はデパート内の管理センターに配置されている。制御端末43には、デジタルスチルカメラ72が接続されている。
通常時は、制御端末43で図7Aのメイン画面のアイコン51をクリックしておくことにより、VTR71で再生されたデパートの催し等を知らせる映像を各階のPDP31の画面全体に表示させる。
これに対し、デパート内で迷子が保護されると、その迷子の顔をデジタルスチルカメラ72で撮影して、その映像信号を制御端末43からイーサネット42経由で各階のネットワークボード1に送信する。
また、制御端末43で図7Bの詳細設定画面を開き、現在PDP31で表示しているデパートの催し等を知らせる映像の中にこの迷子の顔の映像を挿入して表示させるコマンドと、現在PDP31で表示している映像に「迷子の保護者のかたはメニューキーを押してください」という文字をスーパーインポーズさせるコマンドと、このメニューキーの機能を一時的に変更させて、メニューキーが操作された際に操作されたことを示す通信信号を送信させるコマンドとを欄64に入力する。そして、アイコン66をクリックすることによりこれらのコマンドを制御端末43からイーサネット42経由で各階のネットワークボード1に送信する。
すると、この迷子の顔の映像信号がネットワークボード1でフォーマット変換されてPDP31に入力するとともに、これらのコマンドがネットワークボード1でプロトコル変換されてPDP31に入力し、PDP31がこのコマンドを実行することにより、図9に例示するように、各階のPDP31で、デパートの催しを知らせる映像81が表示されている画面の一画にこの迷子の顔の映像82が表示されるとともに、「迷子の保護者は下のメニューキーを押してください」という文字が映像にスーパーインポーズされる。
そして、或る階でPDP31の画面を見た保護者がそのPDP31のメニューキーを押すと、そのPDP31のメニューキーが操作されたことを示す通信信号が、そのPDP31に取り付られたネットワークボード1でプロトコル変換され、イーサネット42経由で制御端末43に送られる。
制御端末43では、この通信信号と、この通信信号を送信したネットワークボード1のイーサネット42上でのIPアドレスとに基づき、その階の休憩所に保護者がいることを知らせる画面表示が行なわれる。これにより、この迷子を保護者に引き渡すことができる。
このように、デパートの各階のPDP31が、デパートの催し等を知らせる映像を予め決められたスケジュールで表示することだけでなく、迷子のお知らせを行うとともに保護者がこのお知らせに対して応答する操作を行うためにも用いられる。したがって、PDP31の用途が拡大される。
また、単一の制御端末43を操作してイーサネット42経由で各階のPDP31を制御するので、デパート内でのPDP31の設置場所や設置台数に係わらずPDP31を容易に制御することができる。
また、ネットワークボード1をPDP31の端子板用スロット34に取り付けるだけでネットワークボード1がPDP31に接続されるので、ネットワークボード1をPDP31に接続する作業を容易に行うことができる。
なお、図8の例ではネットワークボード1を取り付けたPDP31をデパートで利用しているが、駅ビルやテーマパークや各種の展示会場等でも利用しても同様にしてPDP31の用途を拡大できるとともにPDP31を容易に制御できることはもちろんである。
また、以上の例では、端子板用スロット34が設けられたPDP31に本発明を適用している。しかし、このような端子板用のスロットが設けられていないPDPに本発明を適用する(PDPに設けられたビデオ入力端子やRGB入力端子やシリアルポートに繋ぐためのビデオ出力端子やRGB出力端子やシリアルポートをネットワークボードに設け、このビデオ出力端子やRGB出力端子やシリアルポートをPDPのビデオ入力端子やRGB入力端子やシリアルポートに繋ぐことによってネットワークボードをPDPに接続する)ようにしてもよい。
また、以上の例ではPDPに本発明を適用しているが、PDP以外の映像表示装置(例えば液晶ディスプレイ等)にも本発明を適用してよい。
また、本発明は、以上の例に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、その他様々の構成をとりうることはもちろんである。
1…ネットワークボード、 2…PCMCIAスロット、 3,21〜23…シリアルポート、 4…マウスポート、 5…キーボードポート、 6,7…USBコネクタ、 8…RGB入力端子、 9…イーサネットコネクタ、 10…ビデオ入力端子、 11…ビデオ出力端子、 12,13…オーディオ入力端子、 14…パワーランプ、 15…64ピンオス型コネクタ、 16…3ピンオス型コネクタ、 17…マザーボード、 18…HDD、 19…スイッチ回路、 20…電源回路、 24…IDEコネクタ、 25…RGB出力端子、 26…電源コネクタ、 31…PDP、 32…64ピンメス型コネクタ、 33…3ピンメス型コネクタ、 34…端子板用スロット、 41…イーサネット接続用のケーブル、 42…イーサネット、 43…制御端末、 71…VTR、 72…デジタルスチルカメラ
本発明は、例えばプラズマディスプレイパネルのような映像表示装置にオプションとして接続する情報処理装置と制御端末とを接続したシステムに関する。
この課題を解決するために、本出願人は、
情報処理装置と、制御端末とがネットワークに接続され、
情報処理装置は、
映像表示装置に設けられた映像入力端子に第1の通信信号を送信する出力と、前記制御端末とネットワークを介して接続するためのネットワーク接続と、前記ネットワーク接続から入力された第2の通信信号を、前記映像表示装置で処理可能なプロトコルの前記第1の通信信号に変換する処理と、を備え、
前記制御端末は、
前記情報処理装置を制御する操作キーを表示する表示制御部と、前記操作キーが操作されたことに応じて、前記第2の通信信号を前記ネットワーク経由で前記情報処理装置に送信する送信部と、を備え
報処理装置と制御端末を接続したシステムを提案する。
この情報処理装置は、出力部を映像表示装置の映像入力端子に繋ぎ、ネットワーク接続部を制御端末と繋ぐことにより、この映像表示装置と制御端末に接続することが可能である。
また、映像表示装置に情報処理装置を接続した状態で、制御端末からネットワーク経由で情報処理装置第2の通信信号を送ると、この第2の通信信号が、情報処理装置にネットワーク接続から入力され、情報処理装置の処理によって映像表示装置で処理可能なプロトコルの第1の通信信号に変換され、情報処理装置出力部及び映像表示装置の通信端子を介して映像表示装置に入力されることにより、映像表示装置でこの第1の通信信号に基づく処理が行われる。
したがって、予め決められたスケジュールに従って映像表示装置で表示する映像(映像表示装置の近くに設置したVTRやパーソナルコンピュータからの映像等)以外の第1の通信信号を制御端末からネットワーク経由で情報処理装置に送るとともに、制御端末からこの第1の通信信号の表示に関連した処理を行わせる第2の通信信号をネットワーク経由で情報処理装置に送ることにより、情報処理装置がこの第2の通信信号を映像表示装置で処理可能なプロトコルの第1の通信信号に変換して映像処理装置へ送るので、予め決められたスケジュールに従って映像を表示するための制御以外の制御を映像表示装置に対して行うことができる。
なお、映像表示装置が映像入力端子及び通信端子を有するスロットを備えている場合には、この情報処理装置をこのスロットに着脱可能に取り付けることが好適である。
それにより、情報処理装置を映像表示装置に接続する作業を容易に行うことができるようになる。
以上のように、本発明に係る情報処理装置と制御端末を接続したシステムによれば、予め決められたスケジュールに従って映像表示装置で表示する映像以外の第1の通信信号を制御端末からネットワーク経由で情報処理装置に送るとともに、制御端末からこの第1の通信信号の表示に関連した処理を行わせる第2の通信信号をネットワーク経由で情報処理装置に送ることにより、情報処理装置がこの第2の通信信号を映像表示装置で処理可能なプロトコルの第1の通信信号に変換して映像処理装置へ送るので、予め決められたスケジュールに従って映像を表示するための制御以外の制御を映像表示装置に対して行うことができる。
なお、映像入力端子及び通信端子を有するスロットを備えた映像表示装置のこのスロットにこの情報処理装置を取り付けるようにした場合には、情報処理装置を映像表示装置に接続する作業を容易に行うことができるという効果も得られる。

Claims (2)

  1. 映像信号および制御用信号を含む第1の通信信号を送受信するため出力端子と、
    外部機器とネットワークを介して接続するためのネットワーク接続端子と、
    前記ネットワーク接続端子から入力された第2の通信信号を、映像表示装置で処理可能な前記第1の通信信号のプロトコルに変換する処理手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記ネットワークを介して前記ネットワーク接続端子から入力された映像信号を記憶する記憶手段、をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
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