JP2012099641A - ガス絶縁計器用変圧器 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐電圧試験時にGISとの切離しができ、耐電圧試験終了後はGISとの接続を容易に行うことができる断路機構を備えるガスVTを提供する。
【解決手段】埋め込み導体5cを備えた絶縁スペーサ5によって封止され絶縁ガスが充填された容器2に電圧変成要素1が収納され、電圧変成要素1は、鉄心1aと、鉄心1aに巻かれた二次コイル1bと、二次コイル1bの外側に同軸上に巻かれた一次コイル1cと、電界緩和シールド1dとによって構成され、埋め込み導体5cと一次コイル1cとの接続および切離しを行うガス絶縁計器用変圧器において、容器2に設けられた回転機構部11と、回転機構部11に取付けられた絶縁フレーム9と、絶縁フレーム9に取付けられた接続導体8を備え、接続状態では対向する埋め込み導体5cと一次コイル1c間に接続導体8が挿入され、切離し状態では対向する埋め込み導体5cと一次コイル1c間から接続導体8が離れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、変電所等の母線または線路に接続されるガス絶縁計器用変圧器(以下、ガスVTと記載する)に関するものである。
ガスVTは、矩形状の鉄心と前記鉄心の一つの脚部に巻回された一次コイルおよび二次コイルとからなる電圧変成要素を容器内に収容して、前記容器にSFガス等の絶縁媒体を封入した構造を有している。この種のガスVTは、通常ガス絶縁開閉装置(以下、GISと記載する)に組み込まれて、母線や線路の電圧を変成し、計器や継電器に電圧を供給するために用いられている。
GISは変電所等の現地に設置した後に直流および交流の高電圧を印加する耐電圧試験が実施される。しかし、ガスVTはGISの直流および交流耐電圧試験を実施するとガスVTの鉄心が磁気飽和し、一次コイルを焼損する恐れがある。そのため耐電圧試験時には、ガスVTに試験電圧が印加されないようにGISから切離さなければならなかった。
そのため、従来は、耐電圧試験時には、先ずガスVTが接続されているGISの容器内のSFガスを回収し、次いで、ガスVTを取り外した後、前記ガスVTを取付けていた容器の取付け孔を蓋板により閉じて、容器内にSFガスを再充填するようにしていた。このように、従来は、耐電圧試験時にSFガスの回収と再充填とを行っていたが、SFガスは、地球温暖化防止の規制対象になっていて、取扱いには細心の注意を必要とするため、SFガスの回収と再充填とを行う際の作業が繁雑になり、耐電圧試験時に多くの手間と時間がかかるという問題があった。
そこで、特許文献1に示されているように、絶縁スペーサにより封止される容器内に、絶縁スペーサの軸線方向に移動自在に支持されたガイド装置を設けて、前記ガイド装置に電圧変成要素を取付けている。そして電圧変成要素の一次端子と絶縁スペーサの埋め込み導体との間に断路部を設けるとともに、容器内で電圧変成要素を移動させる移動機構を設けて、前記移動機構により電圧変成要素を移動させることによって、断路部の開閉操作を行わせるようにしている。
また、特許文献2に示されているように、絶縁スペーサにより封止され電圧変成要素を収容する容器内に、電圧変成要素を移動させることができる可動板等からなる駆動機構を設けることによって、絶縁スペーサに設けられた埋め込み導体から電気的に切離す提案もなされている。
実開昭63−24817号公報 特開2004−55740号公報
電圧変成要素を収容する容器内に電圧変成要素を移動自在に支持するガイド装置や駆動機構を設ける必要があったため、容器内の構成が複雑になり、前記容器が大形になるのを避けられなかった。そして、ガイド装置や駆動機構を設けるためにコストが高くなるといった問題もあった。
また、ガスVTの電圧階級が上がるにつれ電圧変成要素が大形になり重量が増加するため、ガイド装置や駆動機構も電圧変成要素の重量の増加に対応した構造にする必要があり、ガイド装置や駆動機構の種類が増えるといった問題があった。そして、電圧変成要素の重量の増加に伴い、耐電圧試験時におけるGISとの切離しや接続時に大きな操作力が必要になるといった問題もあった。
上記課題を解決するため、本発明に係るガスVTは、埋め込み導体を備えた絶縁スペーサによって封止され絶縁ガスが充填された容器に電圧変成要素が収納され、前記電圧変成要素は、鉄心と、前記鉄心に巻かれた二次コイルと、前記二次コイルの外側に同軸上に巻かれた一次コイルと、電界緩和シールドとによって構成され、前記埋め込み導体と前記一次コイルとの接続および切離しを行うガス絶縁計器用変圧器において、前記容器に設けられた操作機構と、前記操作機構に取付けられた絶縁フレームと、前記絶縁フレームに取付けられた接続導体を備え、接続状態では対向する前記埋め込み導体と前記一次コイル間に前記接続導体が挿入され、切離し状態では対向する前記埋め込み導体と前記一次コイル間から前記接続導体が離れることを特徴とする。
本発明によれば、ガスVTの電圧階級に関係なく電圧変成要素とGISとの切離しや接続といった操作を小さな力で、確実且つスムーズに、しかも簡単に行うことができる。また、ガスVTの電圧階級に関係なく、同一の断路部を使用することが出来るのでガスVTの標準化を図ることが出来る。
図1は本発明の一実施形態において、断路部を閉じた状態の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図2は本発明の一実施形態において、断路部を開いた状態の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図3は本発明の他の実施形態において、断路部を閉じた状態の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図4は本発明の他の実施形態において、断路部を開いた状態の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図5は本発明において、接続導体の他の実施形態を示す正面図である。
以下、本発明の実施例について図1および図2を用いて説明する。
図1は本発明の一実施形態のガスVTにおいて断路部を閉じた状態の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。図2は断路部を開いた状態の内部構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。図1および図2において、1は電圧変成要素、2は電圧変成要素1を収容する容器である。
電圧変成要素1は、矩形状に形成された鉄心1aを備えている。鉄心1aは、鋼板の積層体からなっていて、二次巻形を介して二次コイル1bが巻回され、二次コイル1bの外側に一次巻形を介して一次コイル1cが巻回されている。一次コイル1cを取り囲むように非接地側の一次端子を兼ねる電界緩和シールド1dが配置され、一次コイル1cの巻終り側の端末部が電界緩和シールド1dに接続されている。一次コイル1cの巻始め側の端末部は前記一次コイル1cの内周側に配置された電位固定板を通して鉄心1aに接地されている。
容器2は、軸線方向の一端および他端が開口した円筒状の容器本体3と、前記容器本体3の一端を封止するように設けられた蓋板4と、容器本体3の他端を封止する絶縁スペーサ5とからなっている。そして、容器本体3は金属からなっていて、一端にフランジ部3aが形成され、他端にフランジ部3cが形成された胴部3bで構成されている。容器本体の胴部3bは、電圧変成要素1を取り囲む部分であり、前記胴部3bの内面と電圧変成要素1との間に所定の間隙が形成されるように、胴部3bの内径が設定されている。
蓋板4は、容器本体3の一端のフランジ部3aにボルト6により締結されている。蓋板4と容器本体3のフランジ部3aとの間にはOリング(図示せず)が配設され、前記Oリングにより、蓋板4と容器本体3のフランジ部3aとの接続部の気密が図られて、容器本体3の一端が封止されている。蓋板4の容器内側には電圧変成要素1がボルト7で締結されている。
絶縁スペーサ5は、絶縁樹脂からなる円錐状の本体5aと、本体5aの外周部に一体に形成されたフランジ部5bとからなっていて、本体5aの中心部を貫通した状態で埋込み導体5cが設けられている。絶縁スペーサ5は、そのフランジ部5bを容器本体3のフランジ部3cにボルト(図示せず)で締結することにより容器本体に取り付けられている。絶縁スペーサ5のフランジ部5bと容器本体3のフランジ部3cとの間にはOリング(図示せず)が配設され、前記Oリングにより、絶縁スペーサ5のフランジ部5bと容器本体3のフランジ部3cとの接続部の気密が図られて、容器本体3の他端が封止されている。
絶縁スペーサ5の埋め込み導体5cの一端側はGISの高圧回路に接続され、埋め込み導体5cの他端側には導体5dが取付けられており、さらに導体5dには導体側接触子5eが設けられている。電圧変成要素1の非接地側の一次端子(電界緩和シールド1d)にはコイル側接触子1eが設けられている。図1のように、断路部を閉じた状態では、接続導体8は導体側接触子5eに接続されると同時に、接続導体8の真下のコイル側接触子1eに接続される。コイル側接触子1eは、導体側接触子5eと同様に内部にバネ(図示せず)が設けられているので、上下に動くことができる。そして、そのバネの力によって導体側接触子5eと接続する接続導体8との接触圧を保持している。また、図5に示すように、このバネ機構を備えた導体側接触子8aとコイル側接触子8bを接続導体8に設けることで接触圧を保持することもできる。
容器外部には操作機構10が設けられている。図1および図2の実施例では、操作機構10は回転機構部11とハンドル12から構成されている。回転機構部11が容器本体3の側面に設けられており、回転機構部11の内部には、ベベルギア等の回転機構が内蔵されている。回転機構部11には、絶縁フレーム9の一端が接続されており、絶縁フレーム9の他端に接続導体8が取付けられている。接続導体8は、対向する導体側接触子5eとコイル側接触子1e間に挿入されるように設けられている。回転機構部11には回転機構を作動させるためのハンドル12が設けられており、ハンドル12を回転させることによって接続導体8が回動し、図2に示すように、対向する導体側接触子5eとコイル側接触子1e間から離れるように接続導体8が移動し、断路することができるように構成されている。
本発明の他の実施例について図3および図4を用いて、構成の異なる部分についてのみ説明する。容器外部には操作機構10が設けられている。容器本体3の側面にはガイド機構部13が取付けられており、ガイド機構部10の内部には、容器内部と絶縁フレーム9を封止するためのOリング(図示せず)が設けられている。容器の外部に導出された絶縁フレーム9の一端にはレバー14の一端が回動自在に接続されている。容器本体3には支持台15が取付けられており、レバー14の中央付近が前記支持台先端付近に回動自在に接続されている。絶縁フレーム9の他端には接続導体8が取付けられており、接続導体8が対向する導体側接触子5eとコイル側接触子1e間に挿入されるように設けられている。断路する場合には、図4に示すように、レバー14の他端部を容器側に押すように動作させると、支持台15との接続部分を支点としてレバー14が時計方向に回転し、接続導体8が対向する導体側接触子5eとコイル側接触子1e間から引き抜かれ、断路することができるように構成されている。
1 電圧変成要素
1a 鉄心
1b 二次コイル
1c 一次コイル
1d 電界緩和シールド
1e コイル側接触子
2 容器
3 容器本体
3a フランジ部
3b 胴部
3c フランジ部
4 蓋板
5 絶縁スペーサ
5a 本体
5b フランジ部
5c 埋め込み導体
5d 導体
5e 導体側接触子
6 ボルト
7 ボルト
8 接続導体
8a 導体側接触子
8b コイル側接触子
9 絶縁フレーム
10 操作機構
11 回転機構部
12 ハンドル
13 ガイド機構部
14 レバー
15 支持台

Claims (1)

  1. 埋め込み導体を備えた絶縁スペーサによって封止され絶縁ガスが充填された容器に電圧変成要素が収納され、前記電圧変成要素は、鉄心と、前記鉄心に巻かれた二次コイルと、前記二次コイルの外側に同軸上に巻かれた一次コイルと、電界緩和シールドとによって構成され、前記埋め込み導体と前記一次コイルとの接続および切離しを行うガス絶縁計器用変圧器において、前記容器に設けられた操作機構と、前記操作機構に取付けられた絶縁フレームと、前記絶縁フレームに取付けられた接続導体を備え、接続状態では対向する前記埋め込み導体と前記一次コイル間に前記接続導体が挿入され、切離し状態では対向する前記埋め込み導体と前記一次コイル間から前記接続導体が離れることを特徴とするガス絶縁計器用変圧器。
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