JP2012096726A - 車両用荷室構造 - Google Patents
車両用荷室構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012096726A JP2012096726A JP2010247629A JP2010247629A JP2012096726A JP 2012096726 A JP2012096726 A JP 2012096726A JP 2010247629 A JP2010247629 A JP 2010247629A JP 2010247629 A JP2010247629 A JP 2010247629A JP 2012096726 A JP2012096726 A JP 2012096726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- recess
- wheelchair
- raised portion
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
【解決手段】車両用荷室構造15は、荷室14の床部を形成するフロア17の下部(下側)に収納ボックス21が設けられ、収納ボックス21の開口部22が荷室14に開口され、開口部22を開閉可能なフロアボード23を備えている。この車両用荷室構造15は、収納ボックス21内に立設されることで、収納ボックス21の収納空間41を分割する第1隆起部37を備えている。この第1隆起部37を跨ぐように車椅子83が積み込まれることで、車椅子83の左右の車輪84,85が第1隆起部37の後側および前側にそれぞれ配置可能とした。
【選択図】図8
Description
この車両用荷室構造によれば、収納ボックスの開口部をフロアボードで閉じた状態においてフロアボードが荷室の床部と面一に配置される。
一方、フロアボードを閉じて収納ボックスの開口部を閉じることで荷室に荷物を配置することが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、フロアボードに車椅子の車輪を乗せた場合、フロアボードに車椅子を安定させるために、例えば車椅子を支持ロープなどを用いて保持する必要がある。
このため、荷室への車椅子の積み卸し作業に手間がかかることが考えられる。
よって、収納ボックス内に積み込まれた車椅子を隆起部で支えることができる。
これにより、車椅子を支持ロープなどで支える手間を不要にでき、荷室への車椅子の積み卸し作業を容易にできる。
収納ボックス内に下収納部を設けることで、例えば、タイヤを交換するタイヤ交換キットや、パンクを修理する修理キットなどを下収納部に収納することができる。
さらに、タイヤ交換キットやパンク修理キットなどを下収納部に収納することで、荷室への車椅子の積み卸し作業の際に修理キットなどが邪魔になることを防止できる。
図1に示すように、車両10は、車体後部11寄りの部位にリヤシート13を備え、リヤシート13後方の車体後部11に荷室14を備え、荷室14の下部に車両用荷室構造15を備えている。
この車両10は、一例として、駆動源としてエンジンおよび電動モータを備えた、いわゆるハイブリッド自動車が例示されるが、ハイブリッド自動車に限定するものではなく、電気自動車などの他の車両への適用も可能である。
周壁31は、左右の側壁部32,33および前後の壁部34,35で平面視略矩形状に形成されている。
前記収納ボックス21の開口部22は、荷室14(図3参照)に開口されている。
また、上面32a,33a,34a,35aで周壁31の上面31aが形成されている。上面31aの外形は平面視略矩形状に形成されている。
フロアボード23は、周壁31の上面31aと同様に、平面視略矩形状に形成された板状の蓋部材である。
収納ボックス21の開口部22をフロアボード23で閉じることで、フロアボード23に荷物を載せることができる。
収納ボックス21の開口部22を開けることで、収納ボックス21の収納空間41に荷物を収納することができる。
この左側壁部32は、前壁部34寄りの部位に充電装置用凹部43が形成されている。充電装置用凹部43に充電装置44が収容されている。
この右側壁部33は、前壁部34寄りの部位に漏電防止ユニット用凹部45が形成されている。漏電防止ユニット用凹部45に漏電防止ユニット46が収容されている。
ケーブル47は、第2隆起部38に巻き付けられている。
第2隆起部38にケーブル47を巻き付けることにより、比較的長尺なケーブル47を収納ボックス21内に好適(コンパクト)にまとめることができる。
充電装置44および漏電防止ユニット46を用いて車両10の蓄電部を充電する際には、まず漏電防止ユニット46のコンセント46a(図6参照)を外部電源に接続する。この状態で充電装置44を車両10の蓄電部(バッテリ)に接続することで蓄電部を充電できる。
底部25には第1隆起部37および第2隆起部38が立設されている。
第1隆起部37は、後壁部35から車体前方に所定間隔S1だけ離れた位置に立設されている。
第2隆起部38は、第1隆起部37から車体前方に所定間隔S2だけ離れた位置に前壁部34に沿って立設されている。
所定間隔S1は、後述する、車椅子の左右の車輪の一方を収納可能に確保されている。
所定間隔S2は、後述する、車椅子の左右の車輪の他方を収納可能に確保されている。
また、第2隆起部38および前壁部34間にはケーブル47を配置可能(収納可能)な空間S3が形成されている。
さらに、右側壁部33のうち前壁部34寄りの部位に漏電防止ユニット用凹部45が形成され、漏電防止ユニット用凹部45に漏電防止ユニット46が収容されている。
加えて、充電装置用凹部43および漏電防止ユニット用凹部45間で、かつ、前壁部34寄りの部位に第2隆起部38が設けられている。
よって、充電装置44および漏電防止ユニット46を接続するケーブル47を第2隆起部38に容易に、かつコンパクトに巻き付けることができ、使い勝手の向上を図ることができる。
すなわち、第1隆起部37の後側および前側(すなわち、両側)に後側底部25aおよび前側底部25bがそれぞれ設けられている。
ジャッキ用凹部51にジャッキ54が収容され、ジャッキハンドル用凹部52にジャッキハンドル55が収容されている。さらに、ホイールレンチ用凹部53にホイールレンチ56が収容されている。
コンプレッサ用凹部61にコンプレッサ64が収容され、パンク修理剤用凹部62にパンク修理剤の容器65が収容されている。さらに、修理工具用凹部63にパンク修理用の工具66が収容されている。
この第1隆起部37は、後面視で略台形状に形成され、上面37aが、周壁31の上面31aに対して面一の高さに形成されている。
第1隆起部37で車椅子を支えることができる。
左右の隆起部71,72の高さ寸法は、前後のサブフロアボード27,28の板厚寸法と略同一に形成されている。
この後サブフロアボード28は、後側底部25aの上面に載置可能に、後側底部25aの外形に対して略一回り小さく形成され、後端部に取手用の凹部28bが形成されている。
凹部28bに手を差し込んで後サブフロアボード28を把持することにより、後側底部25aから後サブフロアボード28を着脱することができる。
一方、後サブフロアボード28を後側底部25aの上面から外すことで、ジャッキ用凹部51、ジャッキハンドル用凹部52、およびホイールレンチ用凹部53を開けることができる。
この前サブフロアボード27は、前側底部25bの上面に載置可能に、前側底部25bの外形に対して略一回り小さく形成され、前端部に取手用の凹部27bが形成されている。
凹部27bに手を差し込んで前サブフロアボード27を把持することにより、前側底部25bから前サブフロアボード27を着脱することができる。
一方、前サブフロアボード27を前側底部25bの上面から外すことで、コンプレッサ用凹部61、パンク修理剤用凹部62、および修理工具用凹部63を開けることができる。
また、左隆起部71の上面71aおよび右隆起部72の上面72aは、前側底部25bの上面に配置された前サブフロアボード27の上面27aに対して面一になる高さに形成されている。
これにより、収納ボックス21の使い勝手の向上を図ることができる。
さらに、第1隆起部37の前側において前側底部25bに下収納部61、62、63を設け、下収納部61、62、63を前サブフロアボード27で開閉可能とした。
また、前側底部25bに下収納部61、62、63を設けることで、タイヤのパンクを修理するコンプレッサ64、パンク修理剤の容器65およびパンク修理用の工具66の修理キットなどを下収納部に収納することができる。
さらに、タイヤ交換キットやパンク修理キットなどを下収納部51、52、53、61、62、63に収納することで、荷室14への車椅子の積み卸し作業の際にタイヤ交換キットやパンク修理キットなどが邪魔になることを防止できる。
さらに、第2隆起部38は、前壁部34に沿って立設されている。
よって、充電装置44および漏電防止ユニット46を接続するケーブル47を第2隆起部38の周壁に好適に巻き付けることができる。
さらに、前述したように、第1隆起部37の上面37aは、周壁31の上面31aに対して面一の高さに形成されている。
これにより、フロアボード23の上面23aに荷物を一層安定的に載せることができる。
図7に示すように、周壁31の上面31aにフロアボード23を載せて収納ボックス21の開口部22をフロアボード23で閉じる。フロアボード23の上面23aがフロア17の上面17aに対して略面一に配置される。
この状態において、フロアボード23にキャリアバッグ81を載置して、キャリアバッグ81を荷室14に積み込むことができる。
図8、図9に示すように、収納ボックス21内に第1隆起部37を立設して収納ボックス21の収納空間41を分割した。
そして、第1隆起部37を跨ぐように車椅子83を積み込むことで、車椅子83の左車輪84を第1隆起部37の後側(後側収納空間41a)に配置可能とし、右車輪85を第1隆起部37の前側(前側収納空間41b)に配置可能とした。
これにより、車椅子83を支持ロープなどで支える手間を不要にでき、荷室14への車椅子83の積み卸し作業を容易にできる。
さらに、収納ボックス21の後壁部35は左車輪84寄りの部位に配設されている。よって、後壁部35で左車輪84を支えることが可能である。
例えば、前記実施例では、底部25に、ジャッキ用凹部51、ジャッキハンドル用凹部52、ホイールレンチ用凹部53、コンプレッサ用凹部61、パンク修理剤用凹部62および修理工具用凹部63を下収納部として形成した例について説明したが、底部25に下収納部を設けないようにすることも可能である。
第1隆起部37を車体前後方向に向けて設けることで、車椅子83を車体前後方向を向けて載せることが可能になる。
Claims (2)
- 荷室の床部を形成するフロアの下部に収納ボックスが設けられ、前記収納ボックスの開口部が前記荷室に開口され、前記開口部を開閉可能なフロアボードを備えた車両用荷室構造であって、
前記収納ボックス内に立設されることで、前記収納ボックスの収納空間を分割する隆起部を備え、
前記隆起部を跨ぐように車椅子が積み込まれることで、前記車椅子の左右の車輪が前記隆起部の両側にそれぞれ配置可能としたことを特徴とする車両用荷室構造。 - 前記収納ボックスは、
前記隆起部の両側において底部に下収納部がそれぞれ設けられ、
前記下収納部を開閉可能なサブフロアボードを備えたことを特徴とする請求項1記載の車両用荷室構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010247629A JP5560162B2 (ja) | 2010-11-04 | 2010-11-04 | 車両用荷室構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010247629A JP5560162B2 (ja) | 2010-11-04 | 2010-11-04 | 車両用荷室構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012096726A true JP2012096726A (ja) | 2012-05-24 |
JP5560162B2 JP5560162B2 (ja) | 2014-07-23 |
Family
ID=46389137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010247629A Expired - Fee Related JP5560162B2 (ja) | 2010-11-04 | 2010-11-04 | 車両用荷室構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5560162B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT202100002180A1 (it) * | 2021-02-02 | 2022-08-02 | Iveco Spa | Scatola per sedile veicolare ed assieme di sedile comprendente tale scatola |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004136773A (ja) * | 2002-10-17 | 2004-05-13 | Honda Motor Co Ltd | 荷物の車両固定構造 |
JP2008074308A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ラゲッジ構造 |
JP2009298181A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Mazda Motor Corp | 自動車荷室のボード昇降装置 |
-
2010
- 2010-11-04 JP JP2010247629A patent/JP5560162B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004136773A (ja) * | 2002-10-17 | 2004-05-13 | Honda Motor Co Ltd | 荷物の車両固定構造 |
JP2008074308A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ラゲッジ構造 |
JP2009298181A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Mazda Motor Corp | 自動車荷室のボード昇降装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT202100002180A1 (it) * | 2021-02-02 | 2022-08-02 | Iveco Spa | Scatola per sedile veicolare ed assieme di sedile comprendente tale scatola |
EP4035947A1 (en) * | 2021-02-02 | 2022-08-03 | Iveco S.P.A. | Vehicle equipped with a seat assembly including an improved vehicle storage box |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5560162B2 (ja) | 2014-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9956860B2 (en) | Rear structure for electric vehicle, and electric vehicle including same | |
US8668037B2 (en) | Saddle-ride-type electrically operated vehicle | |
JP4720938B2 (ja) | 車両の充電口構造 | |
US9561735B2 (en) | Electric vehicle | |
JP5285687B2 (ja) | バッテリシステムおよび自動車 | |
JP6681858B2 (ja) | 車両荷室構造 | |
CA2580689C (en) | Truck box with reduced clearance cover and access for electrical cord passthrough | |
CN116654120A (zh) | 带侧壁存储隔室的可延伸货厢 | |
CN104045024A (zh) | 叉车以及运输叉车的方法和组件 | |
JP2010013055A (ja) | 車体後部構造 | |
JP6880340B2 (ja) | 移動体 | |
JP5560162B2 (ja) | 車両用荷室構造 | |
JP2009078583A (ja) | 車両のフロアカーペット | |
US10800348B2 (en) | Automotive tray arrangement | |
JP5895072B2 (ja) | 車両の接続部配置構造 | |
CN117183900A (zh) | 包括可配置到两个展开位置的开闭部段的前行李厢 | |
US11772468B2 (en) | Cargo bed covering and enclosing assembly | |
CN116654119A (zh) | 包括可转换工作站的车辆 | |
JP5149656B2 (ja) | 車両用収納装置 | |
JP2020111306A (ja) | 車両用荷室構造 | |
WO2022091353A1 (ja) | 作業車 | |
JP2005206055A (ja) | バッテリ搭載構造 | |
JP2014076742A (ja) | 車両用荷室構造 | |
JP6481195B2 (ja) | 電池パックの車載構造 | |
KR101618636B1 (ko) | 화물용 자동차 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140603 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5560162 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |