JP2012096691A - 車両のチルトステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型且つ安価な構成で、従前に比し乗降空間を拡大し、乗降性を向上させ得ると共に、車両への搭載性を向上させ得るチルトステアリング装置を提供する。
【解決手段】チルトブラケット2の固定ブラケット1に対する相対移動を禁止するチルトロック位置及びロック解除位置を設定するチルトロック機構20と、チルトブラケットに対し相対移動可能に支持するメモリブラケット3と、そのチルトブラケットに対する相対移動を禁止するメモリロック位置とメモリ解除位置を設定するメモリロック機構30を備える。メモリブラケットは、メモリロック位置に設定されたときには、固定ブラケットに対するチルトブラケットの相対移動を規制する規制部材(係止爪33)を有し、ステアリングコラムとチルトブラケットとの間の車体の横方向の間隙に介装される。
【選択図】図1
【解決手段】チルトブラケット2の固定ブラケット1に対する相対移動を禁止するチルトロック位置及びロック解除位置を設定するチルトロック機構20と、チルトブラケットに対し相対移動可能に支持するメモリブラケット3と、そのチルトブラケットに対する相対移動を禁止するメモリロック位置とメモリ解除位置を設定するメモリロック機構30を備える。メモリブラケットは、メモリロック位置に設定されたときには、固定ブラケットに対するチルトブラケットの相対移動を規制する規制部材(係止爪33)を有し、ステアリングコラムとチルトブラケットとの間の車体の横方向の間隙に介装される。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両のチルトステアリング装置に関し、特に、運転者の手動操作に応じてステアリングコラムを所望のチルト位置に調整し得るチルトステアリング装置に係る。
近時の車両においては、ステアリングホイールの操作位置を所望のチルト位置に調整し得るチルト機構と、ステアリングホイールを跳ね上げ操作後、チルト位置に復帰し得るメモリ機構を備えたステアリング装置が知られている。例えば下記の特許文献1には、その段落〔0002〕に記載の「運転者の体格や運転姿勢等に応じてステアリングホイールの高さを変えられるようにしたチルトステアリング装置において、ステアリングホイールが乗降の妨げとならないように、レバーの操作によりステアリングホイールを最上位置まで跳ね上げて(チルトアップして)、乗降を容易にするための装置」に関し、メモリ機構付きチルトステアリング装置が提案され、その段落〔0013〕には「操作レバーの回動に伴う、チルトロック及びメモリロックが達成される状態と、チルトロックのみが達成される状態と、両ロックが解除される状態とにおいて、それぞれ保持力を働かせる」態様が開示されている。また、特許文献3には、その段落〔0001〕に記載の「跳ね上げ機構とチルト機構とを個別に設けた」ステアリングコラム装置に関し、モータ駆動の跳ね上げ機構を備えた装置が開示されている。
上記特許文献1に開示されたチルトステアリング装置においては、メモリ機構がステアリングコラム下側に配置されているので、ステアリングコラムに対する上下方向の寸法が大となり、それだけ運転者の乗降空間が狭くなる。また、上記特許文献2に開示されたステアリングコラム装置によれば、モータ駆動とされているので、複雑な機構が要求され、高価な装置となるだけでなく、軸方向寸法及び幅方向寸法の何れも大となり、乗降空間が狭くなるだけでなく、車両への搭載性に影響する。
そこで、本発明は、運転者の手動操作に応じてステアリングコラムを所望の傾斜角度のチルト位置に調整し得る車両のチルトステアリング装置において、小型且つ安価な構成で、従前に比し乗降空間を拡大し、乗降性を向上させ得ると共に、車両への搭載性を向上させ得るチルトステアリング装置を提供することを課題とする。
上記の課題を達成するため、本発明は、車体に固定される固定ブラケットと、前記車体に対し揺動可能に支持されるステアリングコラムを保持すると共に、前記固定ブラケットに対し相対移動可能に支持するチルトブラケットと、該チルトブラケットの前記固定ブラケットに対する相対移動を禁止するチルトロック位置及び当該相対移動を許容するロック解除位置を設定するチルトロック機構と、該チルトロック機構に連結し前記チルトロック位置と前記ロック解除位置を選択的に操作し得るチルト操作レバーとを備え、該チルト操作レバーに対する運転者の手動操作に応じて前記ステアリングコラムを所望の傾斜角度のチルト位置に調整する車両のチルトステアリング装置において、前記チルトブラケットに対し相対移動可能に支持するメモリブラケットと、該メモリブラケットの前記チルトブラケットに対する相対移動を禁止するメモリロック位置と当該相対移動を許容するメモリ解除位置を設定するメモリロック機構と、該メモリロック機構に連結し前記メモリロック位置と前記メモリ解除位置を選択的に操作し得るメモリ操作レバーとを備え、前記メモリブラケットは、前記メモリロック機構が前記メモリロック位置に設定されたときには、前記固定ブラケットに対する前記チルトブラケットの相対移動を規制する規制部材を具備して成り、前記ステアリングコラムと前記チルトブラケットとの間の前記車体の横方向の間隙に介装することとしたものである。尚、チルトロック機構及びメモリロック機構は、チルトブラケット及びメモリブラケット並びにチルト操作レバー及びメモリ操作レバーと共に、夫々、広義のチルト機構及びメモリ機構に包含されるが、これらの語を同時に用いると混同するおそれがあるので、本願発明においては、特にロック機構部分を表すチルトロック機構及びメモリロック機構を用いることとした。
上記のチルトステアリング装置において、前記チルトロック機構は、前記車体の横方向に延在するように前記チルトブラケットに支持され、前記チルト操作レバーに連動するチルトロックピンを有し、前記チルトブラケットは、前記固定ブラケットに対する前記チルトブラケットの相対移動に沿って前記チルトロックピンを案内するチルト案内孔を有し、前記メモリ操作レバーは、前記チルトブラケットに揺動可能に支持すると共に、前記メモリブラケットを前記チルトブラケットに対し相対移動不能に保持し得る支持部を有し、前記メモリブラケットは、前記チルトブラケットに対する前記メモリロック位置と前記メモリ解除位置との間の相対移動に沿って前記メモリ操作レバーの支持部を案内するメモリ案内孔を有すると共に、前記規制部材として、前記チルト案内孔に沿った前記チルトロックピンの移動を阻止し得る係止爪を有するものとすることができる。
前記チルト操作レバー及び前記メモリ操作レバーは、前記ステアリングコラムの下方に配置すると共に、前記車体の前後方向に操作し得るように構成するとよい。
そして、前記固定ブラケットと前記チルトブラケットとの間に、前記ステアリングコラムを前記車体の上方に付勢するばね部材を備えたものとするとよい。
本発明は上述のように構成されているので以下の効果を奏する。即ち、本発明のチルトステアリング装置においては、チルトブラケットに対し相対移動可能に支持するメモリブラケットと、このメモリブラケットのチルトブラケットに対する相対移動を禁止するメモリロック位置と当該相対移動を許容するメモリ解除位置を設定するメモリロック機構と、このメモリロック機構に連結しメモリロック位置とメモリ解除位置を選択的に操作し得るメモリ操作レバーとを備えており、メモリブラケットは、メモリロック機構がメモリロック位置に設定されたときには、固定ブラケットに対するチルトブラケットの相対移動を規制する規制部材を具備して成り、ステアリングコラムとチルトブラケットとの間の車体の横方向の間隙に介装することとしているので、車両の搭載性を維持しつつ、従前に比し乗降空間を拡大し、良好な乗降性を確保することができる。例えば、前回の降車時にステアリングコラムを跳ね上げた状態としておき、乗車時にこれを下方に押し下げれば、所望のチルト位置に到達したときに、メモリロック機構によってステアリングコラムの下降が停止するため、乗降車の度にチルト位置を微調整する必要がなくなる。
特に、上記の規制部材として、チルト案内孔に沿ったチルトロックピンの移動を阻止し得る係止爪を有するものとすれば、小型且つ安価な装置とすることができる。
チルト操作レバー及びメモリ操作レバーを、ステアリングコラムの下方に配置すると共に、車体の前後方向に操作し得るように構成すれば、操作性に優れ、種々の車両への搭載が可能であり、運転席前の狭いスペースでも容易且つ確実に操作することができる。
そして、固定ブラケットとチルトブラケットとの間に、ステアリングコラムを車体の上方に付勢するばね部材を備えたものとすれば、降車時にステアリングコラムを自動的に跳ね上げた状態とすることができるので、良好な乗降性を確保することができる。尚、上記ばね部材としては引張コイルばねを用いることができる。
以下、本発明の望ましい実施形態を図面を参照して説明する。図1及び図2は本発明の一実施形態に係るチルトステアリング装置を示すもので、車体(図示せず)に対しステアリングコラム10が揺動可能に支持されており、運転者の手動操作に応じてステアリングコラム10を所望の傾斜角度のチルト位置に調整し得るように構成されている。ステアリングコラム10は、メインシャフト11と、これを囲繞するように同軸上に配置されるメインチューブ12を有し、メインシャフト11の後端にステアリングホイール(図示せず)が支持され、その前端に転舵機構(図示せず)に連結される。ステアリングコラム10の車体への支持構造は、車体に固定された固定ブラケット1に対し、チルトブラケット2が相対移動可能に支持されており、このチルトブラケット2にステアリングコラム10の中間部が保持(固定)され、車体の前方に配置された揺動中心(C)回りに揺動し得るように支持されている。本実施形態の固定ブラケット1とチルトブラケット2との間には、ステアリングコラム10を車体の上方に付勢するばね部材として、引張コイルばね4が介装されている。
そして、上記チルトブラケット2にはチルトロック機構20が装着されており、このチルトロック機構20により、固定ブラケット1に対するチルトブラケット2の相対移動を禁止するチルトロック位置及び当該相対移動を許容するロック解除位置が設定されるように構成されている。チルトロック機構20はチルト操作レバー21に連結されており、このチルト操作レバー21によってチルトロック位置とロック解除位置が選択的に操作されるように構成されている。而して、チルト操作レバー21に対する運転者の手動操作に応じてステアリングコラム10が所望の傾斜角度のチルト位置に調整される。
上記のチルトブラケット2とステアリングコラム10との間の車体横方向の間隙には、メモリブラケット3が介装され、チルトブラケット2に対し相対移動可能に支持されている。従って、これらのチルトブラケット2及びメモリブラケット3は何れも可動ブラケットであり、固定ブラケット1と対比される。そして、メモリブラケット3のチルトブラケット2に対する相対移動を禁止するメモリロック位置と当該相対移動を許容するメモリ解除位置を設定するメモリロック機構30が装着され、このメモリロック機構30にメモリ操作レバー31が連結され、メモリロック位置とメモリ解除位置が選択的に操作されるように構成されている。更に、メモリロック機構30がメモリロック位置に設定されたときには、固定ブラケット1に対するチルトブラケット2の相対移動を規制する規制部材が、メモリブラケット3に設けられているが、チルトロック機構20及びメモリロック機構30の構造と共に、図3を参照して以下に説明する。
図3において、チルトロック機構20は、チルト操作レバー21に連動するチルトロックピン22を有し、車体の横方向に延在するようにチルトブラケット2に支持されている。即ち、チルトブラケット2にはチルト案内孔23が形成されており、このチルト案内孔23にチルトロックピン22が嵌合され、固定ブラケット1に対するチルトブラケット2の相対移動に沿ってチルトロックピン22が案内されるように構成されている。
一方、メモリ操作レバー31は、チルトブラケット2に揺動可能に支持され、その支持部によって、メモリブラケット3をチルトブラケット2に対し相対移動不能に保持し得るように構成されている。また、メモリブラケット3にはメモリ案内孔32が形成されており、このメモリ案内孔32にメモリ操作レバー31の支持部が嵌合され、チルトブラケット2に対するメモリロック位置とメモリ解除位置との間の相対移動に沿ってメモリ操作レバー31の支持部が案内されるように構成されている。そして、上記の規制部材として、チルト案内孔23に沿ったチルトロックピン22の移動を阻止し得る係止爪33が、メモリブラケット3と一体的に形成されている。
本実施形態においては、メモリ操作レバー31の支持部は、チルトブラケット2に固定されたボルト34で構成されており、これがメモリ案内孔32を挿通するように配置される。メモリ操作レバー31は、その上端に、雌ねじ部が形成された支持孔31aを有し、メモリ案内孔32を挿通したボルト34の雄ねじ部と螺合し、ボルト34の軸を中心に回転可能に支持されている。本実施形態のチルト操作レバー21及びメモリ操作レバー31は、何れもステアリングコラム10の下方に配置され、車体の前後方向に操作し得るように構成されている。而して、メモリ操作レバー31が、ボルト34に対し締付方向(例えば、車両後方)に操作されると、図4に示すように、ボルト34との締結力によってメモリブラケット3がチルトブラケット2に対して固定された状態となり、メモリロック位置となる。これに対し、メモリ操作レバー31が、ボルト34に対し緩め方向(例えば、車両前方)に操作されると、図5に示すように、メモリブラケット3とチルトブラケット2との間の締結力が無くなり、メモリブラケット3はチルトブラケット2に対し移動可能となり、メモリ解除位置となる。
図1乃至図5に示すように、チルトロックピン22は固定ブラケット1に支持されており、その位置は不動であるのに対し、チルトロック機構20がロック解除位置とされている状態では、チルトブラケット2は固定ブラケット1に対し上下移動可能となる。従って、メモリロック機構30が装着されていない装置においては、チルトブラケット2は、図6に示すチルトロックピン22がチルト案内孔23の最上端Huにある位置(チルト最下端位置に対応)と最下端Hdにある位置(チルト最上端位置に対応)の範囲内で、上下方向に移動可能となる。
これに対し、本実施形態においては、メモリロック機構30がメモリロック位置とされて、図4に示すようにメモリブラケット3がチルトブラケット2に対して固定された状態では、図6に示すように、チルトブラケット2はチルト案内孔23の最下端Hdとメモリブラケット3の係止爪33の下端Tmとの間の範囲内で上下方向に移動可能な状態となる。従って、本実施形態のチルト作動範囲は、上記の最上端Huと最下端Hdの範囲に比し係止爪33の肉厚分だけ減少することになるが、チルト案内孔23の最上端Hu(チルト最下端位置)が上記肉厚分だけ上方となるように設定すれば、通常のチルトステアリング装置と同等のチルト作動範囲を確保することができる。一方、メモリロック機構30がメモリ解除位置とされて、図5に示すようにメモリブラケット3とチルトブラケット2との間に空隙が形成されると、メモリブラケット3はその自重により下方に移動し、チルトロックピン22と当接した状態に維持される。
而して、上記の構成になる本実施形態において、ステアリングホイール位置を調整する場合は、チルト操作レバー21によりチルトロック機構20をロック解除位置とすると共に、メモリ操作レバー31によりメモリロック機構30をメモリ解除位置とすれば、ステアリングコラム10を所望のチルト位置に調整することができる。そして、ステアリングホイール位置を調整した後は、メモリ操作レバー31を操作してメモリロック機構30をメモリロック位置とすると共に、チルト操作レバー21を操作してチルトロック機構20をチルトロック位置とすれば、以後、上記のチルト位置でステアリングホイール(図示せず)を操作することができる。
運転者が降車する際には、チルト操作レバー31を操作してチルトロック機構20をロック解除位置とすれば、引張コイルばね4の付勢力によってチルトブラケット2、ステアリングコラム10等と共にステアリングホイール(図示せず)が上方に跳ね上がり、乗降空間が拡大することになるので、運転者は容易に降車することができ、また、次回の乗降時には容易に乗車することができ、良好な乗降性を確保することができる。そして、乗車後は、ステアリングホイールを下方向に押し下げれば、メモリロック機構30によって、ステアリングコラム10は跳ね上げ前のメモリロック位置にて停止することになるので、その位置で、チルト操作レバー21を操作し、チルトロック機構20をチルトロック位置とすればよい。
以上のように、運転者は、前回の降車時にステアリングホイールを跳ね上げた状態としておき、乗車時にステアリングホイールを下方に押し下げれば、前回設定された所望のチルト位置に到達したときに、メモリロック機構30によってステアリングコラム10の下降が停止するため、乗降の度に運転者がチルト位置(ステアリングホイール位置)を微調整することなく、所望のチルト位置に維持することができる。特に、メモリブラケット3(及びメモリロック機構30)は、チルトブラケット2とステアリングコラム10との間の車体横方向の間隙に介装されているので、メモリブラケット3等を搭載しても、ステアリングコラム10の外形寸法の拡大を抑えることができ、通常(メモリ機能無し)のチルトステアリング装置と同等の搭載性を確保することができる。
1 固定ブラケット
2 チルトブラケット
3 メモリブラケット
4 引張コイルばね
10 ステアリングコラム
20 チルトロック機構
30 メモリロック機構
21 チルト操作レバー
31 メモリ操作レバー
33 係止爪(規制手段)
2 チルトブラケット
3 メモリブラケット
4 引張コイルばね
10 ステアリングコラム
20 チルトロック機構
30 メモリロック機構
21 チルト操作レバー
31 メモリ操作レバー
33 係止爪(規制手段)
Claims (4)
- 車体に固定される固定ブラケットと、前記車体に対し揺動可能に支持されるステアリングコラムを保持すると共に、前記固定ブラケットに対し相対移動可能に支持するチルトブラケットと、該チルトブラケットの前記固定ブラケットに対する相対移動を禁止するチルトロック位置及び当該相対移動を許容するロック解除位置を設定するチルトロック機構と、該チルトロック機構に連結し前記チルトロック位置と前記ロック解除位置を選択的に操作し得るチルト操作レバーとを備え、該チルト操作レバーに対する運転者の手動操作に応じて前記ステアリングコラムを所望の傾斜角度のチルト位置に調整する車両のチルトステアリング装置において、前記チルトブラケットに対し相対移動可能に支持するメモリブラケットと、該メモリブラケットの前記チルトブラケットに対する相対移動を禁止するメモリロック位置と当該相対移動を許容するメモリ解除位置を設定するメモリロック機構と、該メモリロック機構に連結し前記メモリロック位置と前記メモリ解除位置を選択的に操作し得るメモリ操作レバーとを備え、前記メモリブラケットは、前記メモリロック機構が前記メモリロック位置に設定されたときには、前記固定ブラケットに対する前記チルトブラケットの相対移動を規制する規制部材を具備して成り、前記ステアリングコラムと前記チルトブラケットとの間の前記車体の横方向の間隙に介装することを特徴とする車両のチルトステアリング装置。
- 前記チルトロック機構は、前記車体の横方向に延在するように前記チルトブラケットに支持され、前記チルト操作レバーに連動するチルトロックピンを有し、前記チルトブラケットは、前記固定ブラケットに対する前記チルトブラケットの相対移動に沿って前記チルトロックピンを案内するチルト案内孔を有し、前記メモリ操作レバーは、前記チルトブラケットに揺動可能に支持すると共に、前記メモリブラケットを前記チルトブラケットに対し相対移動不能に保持し得る支持部を有し、前記メモリブラケットは、前記チルトブラケットに対する前記メモリロック位置と前記メモリ解除位置との間の相対移動に沿って前記メモリ操作レバーの支持部を案内するメモリ案内孔を有すると共に、前記規制部材として、前記チルト案内孔に沿った前記チルトロックピンの移動を阻止し得る係止爪を有することを特徴とする請求項1記載の車両のチルトステアリング装置。
- 前記チルト操作レバー及び前記メモリ操作レバーは、前記ステアリングコラムの下方に配置すると共に、前記車体の前後方向に操作し得るように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の車両のチルトステアリング装置。
- 前記固定ブラケットと前記チルトブラケットとの間に、前記ステアリングコラムを前記車体の上方に付勢するばね部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の車両のチルトステアリング装置。
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JPS60236875A (ja) * | 1984-05-09 | 1985-11-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | チルトステアリング装置 |
JP3673429B2 (ja) * | 1999-06-21 | 2005-07-20 | 光洋精工株式会社 | メモリ機構付きチルトステアリング装置 |
JP4186107B2 (ja) * | 2002-12-17 | 2008-11-26 | 株式会社ジェイテクト | 固定部材とそれを用いたチルトステアリング装置 |
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