JP2012092908A - 車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本願発明に係る車両の制御装置である電子制御装置100は、ブレーキブースタ30の機能を十分に発揮させるために必要とされる負圧が確保できていないときに、自動変速機20の変速段を、変速制御を通じて選択される変速段よりも変速比の大きな変速段に変更する負圧回復制御を実行する。電子制御装置100は、負圧回復制御を通じて負圧が確保できるようになった場合であってもアクセルペダル40が操作されるまで負圧回復制御を継続させ、アクセルペダル40が操作されたときに負圧回復制御を終了させる。
【選択図】図1
Description
吸気通路内に発生する負圧の大きさは、内燃機関の運転状態によって変化する。例えば、機関回転速度が低い状態が継続しているときには内燃機関に吸入される空気の量が少ない状態が継続するため、吸気通路内に発生する負圧も小さくなる。そのため、真空倍力式のブレーキブースタを備える車両にあっては、機関回転速度が低い状態が継続しているときのように吸気通路内に発生する負圧が小さい状態が継続している場合には、負圧が不足して十分に機能を発揮させることができなくなってしまうおそれがある。
請求項1に記載の発明は、内燃機関の吸気通路内に発生する負圧を利用してブレーキ操作に必要な操作力を軽減する真空倍力式のブレーキブースタと、自動変速機とを備える車両に搭載され、前記ブレーキブースタの機能を十分に発揮させるために必要とされる負圧が確保できていないときに、前記自動変速機の変速段を、変速制御を通じて選択される変速段よりも変速比の大きな変速段に変更する負圧回復制御を実行する車両の制御装置において、前記負圧回復制御を通じて前記負圧が確保できるようになった場合であってもアクセルが操作されるまで前記負圧回復制御を継続させ、アクセルが操作されたときに前記負圧回復制御を終了させることをその要旨とする。
図1の中央に示されるように内燃機関10には、吸気通路11が接続されている。吸気通路11は途中で分岐しており、分岐した各通路が内燃機関10の各気筒に接続されている。これにより、吸気通路11を通じて内燃機関10の各気筒に空気が導入されるようになっている。
電子制御装置100は、各種演算処理を実施する中央演算処理装置(CPU)、制御用のプログラムやデータが記憶された読み込み専用メモリ(ROM)、演算処理の結果等を一時的に記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)等によって構成されている。そして、電子制御装置100には、下記のような各種のセンサが接続されている。
この処理を開始すると電子制御装置100はまず、ステップS100において、負圧回復制御を実行するための前提条件が成立しているか否かを判定する。尚、前提条件は、下記の(a)〜(d)の4つの条件を命題とする論理積からなり、このステップS100では電子制御装置100はこの論理積が真である場合に前提条件が成立している旨を判定する。
(b)ブレーキブースタ30の負圧室34内の圧力が基準の圧力Pst以上であること。
(d)ブレーキペダル31が踏み込まれていないこと。
これにより、前提条件が成立していない場合には、負圧回復制御要求フラグがセットされることはないため、アクセルペダル40が操作されているか否かに拘わらず、ステップS140において負圧回復制御要求フラグがセットされていない旨の判定がなされるようになる。したがって、前提条件が成立していない間は、負圧回復制御が開始されることはない。
(1)負圧回復制御を通じて負圧を確保することができるようになったときに直ちに負圧回復制御が終了されるのではなく、負圧回復制御を通じて負圧を確保することができるようになったあと運転者によってアクセルペダル40が操作されたときに負圧回復制御が終了される。すなわち、運転者のアクセル操作をきっかけとして負圧回復制御が終了され、自動変速機20の変速段が通常の変速制御を通じて選択される変速段へとシフトアップされる。
・上記実施形態にあっては、ステップS120の処理においてアクセルペダル40が踏み込まれているか否かを判定し、その判定結果のみに基づいて負圧回復制御要求フラグをクリアするか否かを決定する構成を示した。これに対して、アクセル操作をきっかけに負圧回復制御を終了させることができるようにする上では、少なくともアクセルペダル40が踏み込まれたときに負圧回復制御要求フラグをクリアするようになっていればよい。
図3に示される処理にあっては、ステップS125に示されるように、下記の(e)〜(g)のいずれかが成立していること、すなわち(e)〜(g)のそれぞれを命題とする論理和が真であることを負圧回復制御要求フラグをクリアする条件として設定している。
(f)ニュートラル状態であること。
(g)特定条件下のクルーズ制御中であること。
ここで、特定条件下のクルーズ制御中とは、クルーズコントロール機能により、負圧を確保することのできる範囲の車速で定常走行するクルーズ制御が実行されている場合、例えば時速20キロメートル未満又は時速40キロメートル以上の車速が設定されてクルーズコントロール機能による定常走行が実行されている場合のことをいう。
Claims (1)
- 内燃機関の吸気通路内に発生する負圧を利用してブレーキ操作に必要な操作力を軽減する真空倍力式のブレーキブースタと、自動変速機とを備える車両に搭載され、前記ブレーキブースタの機能を十分に発揮させるために必要とされる負圧が確保できていないときに、前記自動変速機の変速段を、変速制御を通じて選択される変速段よりも変速比の大きな変速段に変更する負圧回復制御を実行する車両の制御装置において、
前記負圧回復制御を通じて前記負圧が確保できるようになった場合であってもアクセルが操作されるまで前記負圧回復制御を継続させ、アクセルが操作されたときに前記負圧回復制御を終了させる
ことを特徴とする車両の制御装置。
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Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JPH05208664A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-20 | Mazda Motor Corp | 車両の自動制動装置 |
JP2003074208A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Penta Ocean Constr Co Ltd | 吊り下げ方式による免震建物 |
JP2008190628A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Toyota Motor Corp | 車両の駆動力制御装置 |
JP2009250072A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Toyota Motor Corp | 負圧発生装置の制御装置 |
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