JP2012089975A - 符号化ストリーム信号の復号装置およびエラー隠蔽処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】Codecライブラリに設けられたエラー隠蔽機能を用いることなく意図したエラー隠蔽処理を実現する。
【解決手段】符号化ストリーム信号をコーデックライブラリを用いて復号する復号装置は、コーデックライブラリ(102)でのデコードにおいて検出されたエラー情報に基づいてエラー隠蔽処理の要否を判定するエラー累積判定部(103)と、エラー隠蔽処理が不要であればデコードされた当該ストリーム信号をそのまま表示部(106)へ出力し、エラー隠蔽処理が必要であればデコードされた当該ストリーム信号に対するエラー隠蔽処理後のストリーム信号を表示部(106)へ出力するエラー隠蔽処理部(104)と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明はデジタル放送などの符号化ストリーム信号を受信する装置に係り、特に符号化ストリーム信号の復号装置およびエラー隠蔽処理方法に関する。
移動端末でデジタル放送を受信すると、受信電波状況の変化により十分な受信感度が得られない場合があり、受信ストリーム信号がエラーを含んだものになる可能性がある。特に画像信号の場合、エラーストリームをそのままデコード(復号)すると、画像の乱れを引き起こす。多少の乱れはユーザも許容できるが、長引く場合には途中で画像の更新を止めるなどしてユーザがエラーを感知しにくくするエラー隠蔽処理が取られることが多い。既存のコーデック(符号化器/復号器)ライブラリ(以下、Codecライブラリと記す。)では、エラー隠蔽機能付きのデコーダも用意されている(たとえば特許文献1参照)。
エラー隠蔽処理の適用範囲はデジタル放送に限らないが、特に動画像信号は時間的相関が強いものが多いことから、種々の手法が提案されている。たとえば、特許文献2では、エラーの発生したフレームの直前フレームを参照フレームとして画面間の補正を行う動画像復号方法が提案されている。
特開2007−053575号公報 特開2008−311784号公報
しかしながら、画像Codecの標準にはエラー隠蔽処理までは言及されていないために、各Codecで独自の実装となっている。そのため、ワンセグのストリーム信号にCodecライブラリのエラー隠蔽機能をそのまま使用すると、意図しない動作をする可能性がある。他方、Codecライブラリ内のエラー隠蔽機能をフルカスタマイズすることは、変更規模が大きくなり開発コストを増加させる。
そこで、本発明の目的は、Codecライブラリに設けられたエラー隠蔽機能を用いることなく意図したエラー隠蔽処理を実現する復号装置およびそのエラー隠蔽処理方法を提供することにある。
本発明による復号装置は、符号化ストリーム信号をコーデックライブラリを用いて復号する復号装置であって、前記コーデックライブラリでのデコードにおいて検出されたエラー情報に基づいてエラー隠蔽処理の要否を判定するエラー累積判定手段と、エラー隠蔽処理が不要であればデコードされた当該ストリーム信号をそのまま表示部へ出力し、エラー隠蔽処理が必要であればデコードされた当該ストリーム信号に対するエラー隠蔽処理後のストリーム信号を前記表示部へ出力するエラー隠蔽処理手段と、を有することを特徴とする。
本発明によるエラー隠蔽処理方法は、符号化ストリーム信号をコーデックライブラリを用いて復号する復号装置におけるエラー隠蔽処理方法であって、エラー累積判定手段が前記コーデックライブラリでのデコードにおいて検出されたエラー情報に基づいてエラー隠蔽処理の要否を判定し、エラー隠蔽処理手段が、エラー隠蔽処理が不要であればデコードされた当該ストリーム信号をそのまま表示部へ出力し、エラー隠蔽処理が必要であればデコードされた当該ストリーム信号に対するエラー隠蔽処理後のストリーム信号を前記表示部へ出力する、ことを特徴とする。
本発明によれば、Codecライブラリに設けられたエラー隠蔽機能を用いることなく意図したエラー隠蔽処理を実現することができる。
本発明の一実施形態による復号装置を有するワンセグデジタル放送受信機の概略的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるエラー隠蔽処理方法を示すフローチャートである。
本発明によれば、既存のCodecライブラリのエラー隠蔽処理を使用せず、そのCodecライブラリの後段にエラー隠蔽処理部を追加することで、意図したエラー隠蔽処理を可能にする。エラー隠蔽処理部では、デコーダでのエラー発生回数などをチェックし、画像停止によるエラー隠蔽とともに、Codecライブラリ内部の状態をエラー隠蔽処理の状況に合わせて更新する。以下、動画圧縮標準の1つであるH.264を採用したワンセグ(one segment)デジタル放送受信機を一例として、本発明の一実施形態による復号装置の構成およびそのエラー隠蔽処理動作を詳細に説明する。
1.構成
図1に示すワンセグデジタル放送受信機は、デジタル放送を選局するチューナ101と、既存のCodecライブラリ102、エラー累積判定部103、エラー隠蔽処理部104およびバッファ105を含む復号装置と、復号された動画像を表示する液晶ディスプレイ(LCD)等の表示部106と、を有する。Codecライブラリ102は、受信した符号化ストリーム信号(ここではH.264ストリーム)をデコードし、デコードされた動画像信号をバッファ105に格納すると共に、デコード時にエラー検出される毎にエラー累積判定部103へ通知する。エラー累積判定部103は、Codecライブラリ102によるデコード処理結果からエラー隠蔽処理の要否を判定し、エラー隠蔽処理部104は、エラー隠蔽処理が必要であれば、当該エラー検出された動画像に対してエラー隠蔽処理を実行し、表示部106へ出力する。
なお、Codecライブラリ102、エラー累積判定部103およびエラー隠蔽処理部104の復号機能は、図示しないメモリに格納されたプログラムをCPU等のプログラム制御プロセッサ上で実行することにより実現することもできる。以下、本実施形態による復号装置の動作を詳細に説明する。
2.動作
図2において、Codecライブラリ102のデコーダがデコードされた動画像フレームと当該フレームにおけるエラー発生を示すエラー情報とを出力し(ステップ201)、エラー累積判定部103がエラー情報を入力する。エラー累積判定部103は、当該フレームでのエラー発生の累積回数をカウントし、累積エラー回数が所定のしきい値Cthを超えているか否かを判定する(ステップ202)。
累積エラー回数が所定のしきい値Cth以下であれば(ステップ202;NO)、エラー隠蔽処理部104は、バッファ105に格納された動作画像フレームをそのまま表示部106で表示させる(ステップ204)。
累積エラー回数が所定のしきい値Cthを超えていれば(ステップ202;YES)、エラー隠蔽処理部104は、動画像フレームの更新を停止する処理を行い(ステップ205)、続いてCodecライブラリ102の参照バッファを更新して(ステップ206)、表示部106で表示させる(ステップ204)。
動画像フレームの更新停止処理(ステップ205)において、エラー隠蔽処理部104は、バッファ105に格納されているエラー回数がしきい値Cthを超える直前のフレームを読み出して表示部106へ出力し表示させる。
直前のフレームを再度表示した場合、Codecライブラリ102の参照バッファの1つはエラー回数がしきい値Cthを超えた際のフレーム出力になっている。したがって、次のフレームが正常フレームでデコードされた場合、しきい値Cthを超えた際のフレーム出力を使用してデコードしてしまい、表示の状態と整合しない。そこで、エラー隠蔽処理部104は、Codecライブラリ102の参照バッファと表示との不整合を解消するために、直前のフレームの出力で最新の参照バッファを上書き(更新)する(ステップ206)。
この更新処理としては、たとえば、Codecライブラリ102の参照バッファの使用方法を前もって把握しておき、エラー隠蔽処理部104でコピーを行う方法がある。この方法では、Codecライブラリ102の変更は全く必要ないという利点がある。別の方法としては、Codecライブラリ102に参照バッファの不整合を解消するためのインターフェースを用意し、エラー隠蔽処理部104から呼ぶ方法もある。この方法は、単純なコピー処理であるから、Codecライブラリ102自体のエラー隠蔽処理を変更するような規模の大きい変更は不要でありコスト増とならない。
3.効果
上述したように、本実施形態によれば、既存のCodecライブラリ102のエラー隠蔽処理を使用せず、そのC後段にエラー隠蔽処理部104を追加することで、Codecライブラリ102内のエラー隠蔽処理をフルカスタマイズすることなく、意図した隠蔽処理を実現することが可能となる。
4.他の適用例
上述した実施形態では、ワンセグ放送向け画像ストリームであるH.264ストリームのエラー隠蔽処理について述べたが、本発明は上述した用途やCodecに限定されるものではなく、Codecのエラー隠蔽処理と実現したい処理とが異なっている場合に適用可能である。
また、エラー隠蔽処理としては直前フレームの再生表示に限定されるものではなく、画面上のどの部分にエラーが発生したかなどの情報をCodec側から通知されることで直前フレームを参照した画面の補正処理などを採用することも可能である。
既存のCodecを備えたワンセグ受信端末で、既存のCodecと異なるエラー隠蔽処理を行いたい場合に適用できる。
101 チューナ
102 コーデックライブラリ
103 エラー累積判定部
104 エラー隠蔽処理部
105 バッファ
106 表示部

Claims (10)

  1. 符号化ストリーム信号をコーデックライブラリを用いて復号する復号装置であって、
    前記コーデックライブラリでのデコードにおいて検出されたエラー情報に基づいてエラー隠蔽処理の要否を判定するエラー累積判定手段と、
    エラー隠蔽処理が不要であればデコードされた当該ストリーム信号をそのまま表示部へ出力し、エラー隠蔽処理が必要であればデコードされた当該ストリーム信号に対するエラー隠蔽処理後のストリーム信号を前記表示部へ出力するエラー隠蔽処理手段と、
    を有することを特徴とする復号装置。
  2. 前記エラー隠蔽処理手段は、エラー隠蔽処理を実行した場合には、前記コーデックライブラリの参照バッファをエラー隠蔽処理後のストリーム信号と整合させるように更新することを特徴とする請求項1に記載の復号装置。
  3. 前記コーデックライブラリに装備されたエラー隠蔽機能を使用しないことを特徴とする請求項1または2に記載の復号装置。
  4. 前記エラー隠蔽処理は前記コーデックライブラリの前記エラー隠蔽機能と異なっていることを特徴とする請求項3に記載の復号装置。
  5. 符号化ストリーム信号をコーデックライブラリを用いて復号する復号装置におけるエラー隠蔽処理方法であって、
    エラー累積判定手段が前記コーデックライブラリでのデコードにおいて検出されたエラー情報に基づいてエラー隠蔽処理の要否を判定し、
    エラー隠蔽処理手段が、エラー隠蔽処理が不要であればデコードされた当該ストリーム信号をそのまま表示部へ出力し、エラー隠蔽処理が必要であればデコードされた当該ストリーム信号に対するエラー隠蔽処理後のストリーム信号を前記表示部へ出力する、
    ことを特徴とするエラー隠蔽処理方法。
  6. 前記エラー隠蔽処理手段は、エラー隠蔽処理を実行した場合には、前記コーデックライブラリの参照バッファをエラー隠蔽処理後のストリーム信号と整合させるように更新することを特徴とする請求項5に記載のエラー隠蔽処理方法。
  7. 前記コーデックライブラリに装備されたエラー隠蔽機能を使用しないことを特徴とする請求項5または6に記載のエラー隠蔽処理方法。
  8. 前記エラー隠蔽処理は前記コーデックライブラリの前記エラー隠蔽機能と異なっていることを特徴とする請求項7に記載のエラー隠蔽処理方法。
  9. 請求項1−4のいずれか1項に記載の復号装置を有する携帯デジタル放送受信機。
  10. 符号化ストリーム信号をコーデックライブラリを用いて復号する復号装置におけるプログラム制御プロセッサを機能させるプログラムであって、
    エラー累積判定手段が前記コーデックライブラリでのデコードにおいて検出されたエラー情報に基づいてエラー隠蔽処理の要否を判定し、
    エラー隠蔽処理手段が、エラー隠蔽処理が不要であればデコードされた当該ストリーム信号をそのまま表示部へ出力し、エラー隠蔽処理が必要であればデコードされた当該ストリーム信号に対するエラー隠蔽処理後のストリーム信号を前記表示部へ出力する、
    ように前記プログラム制御プロセッサを機能させることを特徴とするプログラム。
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