JP2012085856A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを抑制しつつ塵埃量に応じた複数の異なる表示を可能とした電気掃除機を提供する。
【解決手段】電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を有する。電気掃除機は、電動送風機の吸込側に連通する風路を有する。電気掃除機は、風路を通過する塵埃量を検出する光センサを有する。電気掃除機は、発光体48を備え、発光体48の発光状態の変化によって、光センサにより検出した塵埃量に応じて複数の異なる表示が可能な表示手段49を有する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、塵埃量に応じて複数の異なる表示が可能な表示部を備えた電気掃除機に関する。
従来、例えばキャニスタ型の電気掃除機は、電動送風機を収容した本体ケースを有する掃除機本体を備えている。この掃除機本体には、電動送風機の吸込側に連通する集塵部が配置されており、この集塵部には、電動送風機の吸込側に連通する風路を内部に区画する管部が接続される。この管部は、基端側から先端側へと、ホース体、延長管および床ブラシが順次連通接続されて構成される。そして、風路の内部には、この風路の内部を通過する塵埃量を検出する塵埃量検出手段としての光センサが配置されており、この光センサにより塵埃を検出したときには、LEDなどの発光体により構成された表示手段によって使用者に報知するように構成されている。
特開平5−184507号公報
例えば特許文献1に記載された構成のように、複数のLEDを有し、光センサにより検出した塵埃量に応じてLEDの点灯数を可変させることで塵埃量に応じた複数の異なる表示を可能とする表示部を構成すると、複数のLEDが必要となり、部品コストが高くなるため、このようなコスト高を招かない構成が望まれている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、コストを抑制しつつ塵埃量に応じた複数の異なる表示を可能とした電気掃除機を提供することを目的とする。
実施形態の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を有する。この電気掃除機は、電動送風機の吸込側に連通する風路を有する。また、この電気掃除機は、風路を通過する塵埃量を検出する塵埃量検出手段を有する。そして、この電気掃除機は、発光体を備え、この発光体の発光状態の変化によって、塵埃量検出手段により検出した塵埃量に応じて複数の異なる表示が可能な表示手段を有する。
第1の実施形態の電気掃除機の表示手段の異なる表示を(a)ないし(c)に示す説明図である。 同上電気掃除機の延長管の断面図である。 同上電気掃除機の内部構造を示す回路ブロック図である。 同上電気掃除機の一部を示す断面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。 同上電気掃除機の表示手段での表示処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の電気掃除機の表示手段の異なる表示を(a)ないし(c)に示す説明図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
以下、第1の実施形態の構成を、図面を参照して説明する。
図5において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、掃除機本体12と、この掃除機本体12に着脱可能に接続される管部である風路形成体13とを有している。
掃除機本体12は、被掃除面上を旋回および走行可能な中空状の本体ケース15を備えており、この本体ケース15の内部に、図示しない本体集塵室と電動送風機室とが前後に区画されている。さらに、電動送風機室には、電動送風機18が収容されており、この電動送風機18の吸込側が本体集塵室に連通している。また、本体集塵室内には、フィルタ、集塵袋、あるいは集塵装置(集塵カップ)などの集塵部が配置されている。そして、本体ケース15の前部には、本体集塵室に連通するとともに風路形成体13の基端側が接続される本体吸込口19が開口形成されている。
また、風路形成体13は、長尺状のホース体21と、このホース体21に着脱可能に接続される延長管22と、この延長管22に着脱可能に接続される吸込口体としての床ブラシ23とを備えており、電動送風機18の吸込側に連通する風路Wを内部に形成している。なお、この風路形成体13は、例えば床ブラシ23を取り外して使用することもできるし、床ブラシ23および延長管22を取り外して使用することもできる。
ホース体21は、長尺筒状のホース本体25と、このホース本体25の一端側である基端側(下流端側)に連通して形成された接続管部26と、ホース本体25の他端側である先端側(上流端側)に連通して形成された手元操作部27とを一体的に有している。
ホース本体25は、可撓性を有する合成樹脂などにより円筒蛇腹状に形成されており、手元操作部27側と掃除機本体12側とを電気的に接続する図示しない配線が内部でかつ風路Wの外部に螺旋状に取り付けられている。
接続管部26は、本体吸込口19に挿入接続される部分であり、ホース本体25よりも硬質の合成樹脂などにより円筒状に形成されている。また、この接続管部26には、ホース本体25内に配置された配線と電気的に接続された図示しない端子が配置されており、これら端子が、接続管部26を本体吸込口19に挿入接続することで掃除機本体12側と電気的に接続される。そして、接続管部26が接続される本体吸込口19の内部には、図4に示すように、風路Wを通過する塵埃量を検出するための塵埃量検出手段としての光センサ33が配置されている。
ここで、光センサ33は、図3および図4に示すように、例えば赤外光を発光する発光手段としての発光部35と、この発光部35により発光された赤外光を受光する受光手段としての受光部36とを互いに対向する位置に備えており、発光部35からの赤外光の受光部36での受光量によって、風路W中を通過する塵埃量に対応する信号を制御手段37に出力可能となっている。
発光部35は、赤外光などの光を出力するLEDなどの発光素子35aと、この発光素子35aからの発光を風路W内へと導く発光側導光部材としての一方および他方の発光側レンズ35b,35cとを有している。
発光素子35aは、例えば掃除機本体12の本体吸込口19の上部に、下方に向けて配置されており、この下方へと赤外光を出力するように構成されている。また、この発光素子35aは、アノード側が可変抵抗器などの抵抗器R1を介して電源部38に電気的に接続され、カソード側が接地されている。
また、一方の発光側レンズ35bは、発光素子35aの赤外光の出力側である下方にて本体吸込口19の内面に配置されている。
また、他方の発光側レンズ35cは、風路形成体13の接続管部26を本体吸込口19に接続した状態で発光素子35a(発光側レンズ35b)の下方に対向する位置に配置されている。この他方の発光側レンズ35cは、接続管部26に径方向に沿って穿設された発光側孔部35d内に、この発光側孔部35dを気密に閉塞するように嵌合しており、一端側が発光素子35a側(発光側レンズ35b側)に臨み、他端側が風路Wの内部に臨んでいる。すなわち、発光側孔部35dから風路W内の空気が風路Wの外部へと流出することはない。
同様に、受光部36は、発光部35から出力された赤外光を検出するフォトトランジスタなどの受光素子36aと、発光部35から出力された光を受光素子36aへと導く受光側導光部材としての一方および他方の受光側レンズ36b,36cとを有している。
受光素子36aは、例えば掃除機本体12の本体吸込口19の下部に、上方すなわち発光素子35a側に向けて配置されており、この発光素子35aから出力された赤外光を受光するように構成されている。また、この受光素子36aは、電源部38に対して抵抗器R1と並列に接続された抵抗器R2とコレクタ側が電気的に接続され、エミッタ側が接地された、いわゆるエミッタ接地回路を構成しており、その出力部である抵抗器R2とコレクタ側との接続点が、例えばOPアンプなどにより構成された増幅部39、および、制御手段37にそれぞれ電気的に接続されている。
また、一方の受光側レンズ36bは、受光素子36aに対する赤外光の入力側である上方にて本体吸込口19の内面に配置されている。
また、他方の受光側レンズ36cは、風路形成体13の接続管部26を本体吸込口19に接続した状態で受光素子36a(受光側レンズ36b)の上方に対向する位置に配置されている。この他方の受光側レンズ36cは、接続管部26に径方向に沿って穿設された受光側孔部36d内に、この受光側孔部36dを気密に閉塞するように嵌合しており、一端側が受光素子36a側(受光側レンズ36b側)に臨み、他端側が風路Wの内部に臨んでいる。すなわち、受光側孔部36dから風路W内の空気が風路Wの外部へと流出することはない。
また、制御手段37は、電動送風機18の動作を例えば制御素子としてのトライアックTr1を介して位相制御するもので、例えば電動送風機18の排気風路内などに配置されている。また、この制御手段37は、例えば図示しない電源コードを介して商用交流電源eから電源が供給される。
また、電源部38は、商用交流電源eに電源コードが電気的に接続されたとき、すなわち電源(電圧)が印加(投入)されたとき、換言すればプラグインされたときに、商用交流電源eからの給電により所定の定電圧、例えば5Vの電圧を生成する定電圧源である。
増幅部39は、パルス整形器40を介して制御手段37に電気的に接続されている。
また、手元操作部27は、図5に示すように、ホース本体25よりも硬質の合成樹脂などにより略円筒状に形成されており、上流端側から下流端側へと、使用者に把持される把持部41が突出して形成されている。この把持部41には、電動送風機18などの動作を制御手段37(図3)に設定するための設定手段としての複数の設定ボタン42が配置されている。これら設定ボタン42は、ホース本体25内の配線を介して掃除機本体12内の制御手段37(図3)などと電気的に接続されている。
一方、延長管22は、図2および図5に示すように、例えば(一の)管体としての基端側管体、すなわち外管である下流側管部45と、(他の)管体としての先端側管体、すなわち内管である上流側管部46とを備えた長尺円筒状の伸縮延長管であり、下流側管部45の上側、すなわち使用者に対向する側に、表示部としての導光体47が配置されている。そして、この導光体47と、例えば手許操作部27の内部に配置された発光体48(図1)とにより、表示手段49が構成されている。
導光体47は、例えば透光性を有する合成樹脂などにより互いに略等しい長さの直線状に形成された第1ないし第3の導光体部である第1ないし第3の導光管47a〜47cが一端側から他端側へと順次連結されて長尺の直線状(棒状)に構成され、延長管22(の下流側管部45)の長手方向に沿って配置されている。
第1の導光管47aは、一端側(風路Wの下流側の端部側)が延長管22(の下流側管部45)の一端側である下流端側(基端側)に位置して発光体48と対向している。また、この第1の導光管47aは、一端側が延長管22(の下流側管部45)に固定されている。
第2の導光管47bは、第1の導光管47aの他端側に密着して隣接しているとともに、第3の導光管47cの一端側に密着して隣接しており、下流側管部45の長手方向(軸方向)の略中間位置に配置されている。
第3の導光管47cは、第2の導光管47bの他端側に密着して隣接しているとともに、他端側が延長管22(の下流側管部45)に固定されている。
そして、各導光管47a〜47cは、それぞれ略均一な透過率を有し、第2の導光管47bの透過率は、第1の導光管47aの透過率よりも低く、第3の導光管47cの透過率は、第2の導光管47bの透過率よりも低い。すなわち、各導光管47a〜47cは、互いに異なる透過率を有し、第1の導光管47aの透過率が最も高く、第3の導光管47cの透過率が最も低い。換言すれば、導光体47は、発光体48からの距離が遠いほど透過率が段階的に低くなるように形成されている。
また、第1の導光管47aと第2の導光管47bとの互いに対向して密着する端面51、および、第2の導光管47bと第3の導光管47cとの互いに対向して密着する端面52は、それぞれ長手方向に沿って傾斜状に形成されており、第1の導光管47aの他端側が第2の導光管47bの一端側の上側に重なり、第2の導光管47bの他端側が第3の導光管47cの一端側に対して上側に重なっている。そして、これら端面51,52は、その傾斜により、導光体47の内部を通過した発光体48からの光を使用者側である上側へと反射し、各導光管47a〜47cの境界を使用者に明確に目視させることが可能となるように構成されている。
また、延長管22の上部には、導光体47の下部に対向する位置に、表示部配置部としての導光体配置部53が長尺の直線状に形成されている。この導光体配置部53は、反射率が周囲の部分よりも相対的に高い色、例えば白色、あるいは白色に近似した色などに着色されており、導光体47からの光を導光体47へと反射させて戻すことにより、導光体47の外部への光の拡散を防止している。
また、発光体48は、例えばLEDなどであり、ホース本体25内の配線を介して掃除機本体12側から給電されており、光センサ33により検出した風路Wを通過する塵埃量に対応した照度(発光量)で発光する。例えば、発光体48は、光センサ33により検出した塵埃量が相対的に多いときに相対的に照度が大きく、塵埃量が相対的に少ないときに相対的に照度が小さくなるように制御される。なお、この発光体48の照度は、例えば制御手段37により流れる電流を制御することで制御される。さらに、この発光体48は、手元操作部27の軸方向に沿って上流端側(使用者の前方)に向けて発光するように配置されている。
また、図5に示す床ブラシ23は、延長管22(の上流側管部46)の先端側(上流端側)に一端側が連通接続される接続管54と、この接続管54の他端側に、上下方向あるいは周方向などに回動可能に接続された横長のケース体55とを備えており、被掃除面上を走行可能となっている。さらに、ケース体55の床面に対向する下部には、接続管54の他端側と連通する図示しない吸込口が形成されている。この吸込口には、図示しない回転清掃体(回転ブラシ)が回転可能に取り付けられており、この回転清掃体は、例えばケース体55内に取り付けられた電動機などの駆動手段により回転駆動される。
次に、上記第1の実施形態の作用を図6に示すフローチャートも参照しながら説明する。
使用者が、集塵部を掃除機本体12内に取り付けた状態で、電源コードを壁面のコンセントなどに接続(プラグイン)すると、制御手段37および電源部38などに対して、商用交流電源eから電源(電圧)が供給(印加)される。
制御手段37は、設定ボタン42の操作入力待ちとなり、使用者が設定ボタン42の操作により設定した動作モードで電動送風機18を駆動、または、駆動している電動送風機18を停止する。
使用者は、電動送風機18が駆動した後、把持部41を介して床ブラシ23を被掃除面上で前後に走行させて、被掃除面の塵埃を、駆動した電動送風機18の負圧により風路Wを介して空気とともに吸い込んで集塵部に捕集する。
なお、この掃除状態において、制御手段37は、例えば光センサ33から出力される出力信号を増幅部39により増幅しパルス整形器40によりパルス整形して入力される入力信号によって、風路W内を通過する塵埃量を監視している。換言すれば、電気掃除機11は、光センサ33により塵埃量を検出している(ステップ1)。
すなわち、風路W内を塵埃が通過すると、発光部35の発光素子35aからの発光を塵埃が遮るため、受光部36の受光素子36aでの受光量が減少することで、風路W内を塵埃が通過していることを光センサ33により検出できる。したがって、風路W内を通過する塵埃量が多いほど、受光部36の受光素子36aでの受光量が減少するので、光センサ33からの出力信号が増幅部39により増幅されパルス整形器40によりパルス整形されて制御手段37に入力される入力信号が相対的に小さくなることで、制御手段37は、風路W内を通過する(掃除している被掃除面の位置での)塵埃量の寡多を、上記入力信号の大小によって判断可能となる。
そして、制御手段37は、例えば上記入力信号と予め設定された閾値とを比較することなどにより、光センサ33により検出した塵埃量が例えば予め設定された第1所定量以上であるかどうかを判断し(ステップ2)、第1所定量以上でない(第1所定量未満である)と判断したときには、発光体48の照度を比較的小さい第1所定照度に設定する(ステップ3)。この第1所定照度での発光体48からの発光は、導光体47の第1の導光管47aに入射し、この第1の導光管47aを発光させるものの、透過率が第1の導光管47aよりも低い第2の導光管47bおよび第3の導光管47cには入射せず、端面51で反射される。したがって、この第1所定照度で発光体48が発光することで、導光体47は第1の導光管47aのみが発光する(図1(a))。
また、ステップ2において、光センサ33により検出した塵埃量が第1所定量以上であると判断したときには、制御手段37は、光センサ33により検出した塵埃量が例えば予め設定された第2所定量以上であるかどうかを判断する(ステップ4)。ここで、この第2所定量は、第1所定量よりも多いものとする。
さらに、このステップ4において、光センサ33により検出した塵埃量が第2所定量以上でない(第1所定量以上第2所定量未満である)と制御手段37が判断したときには、この制御手段37は、発光体48の照度を、第1所定照度よりも大きい第2所定照度に設定する(ステップ5)。この第2所定照度での発光体48からの発光は、導光体47の第1の導光管47aに入射し、この第1の導光管47aを透過して第2の導光管47bに入射するものの、透過率が導光管47a,47bよりも低い第3の導光管47cには入射せず、端面52で反射される。したがって、この第2所定照度で発光体48が発光することで、導光体47は第1の導光管47aおよび第2の導光管47bが発光する(図1(b))。
そして、ステップ4において、光センサ33により検出した塵埃量が第2所定量以上であると制御手段37が判断したときには、この制御手段37は、発光体48の照度を、第2所定照度よりも大きい第3所定照度に設定する(ステップ6)。この第3所定照度での発光体48からの発光は、導光体47の第1の導光管47aに入射し、この第1の導光管47aを透過して第2の導光管47bに入射し、さらに、第2の導光管47bを透過して第3の導光管47cに入射する。したがって、この第3所定照度で発光体48が発光することで、導光体47は第1の導光管47aないし第3の導光管47cがそれぞれ発光する(図1(c))。
すなわち、上記制御により、光センサ33により検出した塵埃量に応じて、1つの発光体48の発光状態、本実施形態では照度が異なることにより、導光体47の導光管47a〜47cの発光数が変化するので、表示手段49が複数の異なる表示(多段階の表示)をして直線状のレベルメータの機能を果たすこととなる。換言すれば、表示手段49は、光センサ33により検出した塵埃量に対応して変化する発光体48の照度によって(光センサ33により検出した塵埃量が多いほど照度が大きくなる発光体48によって)導光体47の発光(表示)範囲が段階的に伸縮し、使用者に塵埃量を視覚的に報知することが可能になる。
なお、制御手段37は、風路Wを通過する塵埃量(被掃除面の塵埃量)の光センサ33での検出結果に基づき、風路Wを通過する塵埃量が相対的に多い、すなわち塵埃量が相対的に多い被掃除面の位置を掃除していると判断したときには、電動送風機18の入力を相対的に増加させ、風路Wを通過する塵埃量が相対的に少ない、すなわち塵埃量が相対的に少ない被掃除面の位置を掃除していると判断したときには、電動送風機18の入力を相対的に減少させるように制御してもよい。
上述したように、上記第1の実施形態によれば、導光体47を直線状に形成することにより、光センサ33により検出した塵埃量に対応して導光体47の発光箇所が伸縮して表示手段49がレベルメータとして作用するので、使用者が容易に一目で塵埃量、すなわち被掃除面の汚れ具合を認識できる。
また、風路Wの一部を構成可能な延長管22の長手方向に沿って導光体47を配置することにより、延長管22を使用した掃除の際には、把持部41を把持して風路形成体13を操作する使用者が常に導光体47を目視可能な状態とすることができ、掃除作業をしながらでも使用者が塵埃量を確実に認識できる。特に、延長管22は長尺の直線状であるため、この延長管22の長手方向に沿って直線状の導光体47を配置することにより、導光体47を大きく取ることができるので、光センサ33により検出した塵埃量を、使用者に、より目視させやすくできる。
なお、上記第1の実施形態において、導光体47を構成する導光管(導光体部)は、2つでもよいし、4つ以上でもよい。
また、導光体47は、透過率が互いに異なる複数の導光管(導光体部)を連結して構成する代わりに、例えば透過率が一端側から他端側へと徐々に変化するように1つの部材で形成してもよい。この場合には、表示手段49において、光センサ33で検出した塵埃量に対応して無段階での表示が可能になる。
次に、第2の実施形態を図7および図8を参照して説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施形態は、上記第1の実施形態の表示手段49に代えて、表示部としての導光体57および発光体58を備えた表示手段59が床ブラシ23に配置されているものである。
図7および図8に示すように、導光体57は、例えば透光性を有する合成樹脂などにより形成された第1ないし第3の導光部57a〜57cが同心状、本実施形態では同心円状に配置されて構成されている。また、この導光体57は、床ブラシ23のケース体55の略中央部の上部、すなわち使用者側に配置されている。
第1の導光部57aは、円形状に形成され、導光体57の中心に位置している。また、この第1の導光部57aの中心部には、発光体58が配置されている。
第2の導光部57bは、円環状に形成され、内周側が第1の導光部57aの外周に密着して隣接している。
第3の導光部57cは、円環状に形成され、内周側が第2の導光部57bの外周に密着して隣接している。
そして、各導光部57a〜57cは、それぞれ略均一な透過率を有し、第2の導光部57bの透過率は、第1の導光部57aの透過率よりも低く、第3の導光部57cの透過率は、第2の導光部57bの透過率よりも低い。すなわち、各導光部57a〜57cは、互いに異なる透過率を有し、第1の導光部57aの透過率が最も高く、第3の導光部57cの透過率が最も低い。換言すれば、導光体57は、発光体58からの距離が遠いほど透過率が段階的に低くなるように形成されている。
また、第1の導光部57aと第2の導光部57bとの互いに対向して密着する端面、および、第2の導光部57bと第3の導光部57cとの互いに対向して密着する端面は、図示しないが、それぞれ傾斜状に形成されており、第1の導光部57aの外周側が第2の導光部57bの内周側の上側に重なり、第2の導光部57bの外周側が第3の導光部57cの内周側に対して上側に重なっている。そして、これら端面は、その傾斜により、導光体57の内部を通過した発光体58からの光を使用者側である上側へと反射、各導光部57a〜57cの境界を使用者に明確に目視させることが可能となるように構成されている。
また、発光体58は、例えばLEDなどであり、ホース体21および延長管22内の配線を介して掃除機本体12側から給電されており、光センサ33により検出した風路Wを通過する塵埃量に対応した照度(発光量)で発光する。例えば、発光体58は、光センサ33により検出した塵埃量が相対的に多いときに相対的に照度が大きく、塵埃量が相対的に少ないときに相対的に照度が小さくなるように制御される。なお、この発光体58の照度は、例えば制御手段37により流れる電流を制御することで制御される。さらに、この発光体58は、導光体57の径方向に向けて放射状に発光するように配置されている。
そして、掃除状態において、上記第1の実施形態と同様の制御により、光センサ33によって検出した塵埃量に応じて、発光体58の照度が変化する。具体的に、光センサ33により検出した塵埃量が多いほど、制御手段37は発光体58の照度を相対的に大きく設定する。
そのため、光センサ33により検出した塵埃量が第1所定量未満で、発光体58が第1所定照度で発光したときは、この光が導光体57の第1の導光部57aに入射し、この第1の導光部57aを発光させるものの、透過率が第1の導光部57aよりも低い第2の導光部57bおよび第3の導光部57cに入射せず、導光体57は第1の導光部57aのみが発光する(図7(a))。
また、光センサ33により検出した塵埃量が第1所定量以上第2所定量未満で、発光体58が第2所定照度で発光したときは、この光が導光体57の第1の導光部57aに入射し、この第1の導光部57aを透過して第2の導光部57bに入射するものの、透過率が導光部57a,57bよりも低い第3の導光部57cには入射せず、導光体57は第1の導光部57aおよび第2の導光部57bが発光する(図7(b))。
さらに、光センサ33により検出した塵埃量が第2所定量以上で、発光体58が第3所定照度で発光したときは、この光が導光体57の第1の導光部57aに入射し、この第1の導光部57aを透過して第2の導光部57bに入射し、この第2の導光部57bを透過して第3の導光部57cに入射することで、導光体57は第1の導光部57aないし第3の導光部57cがそれぞれ発光する(図7(c))。
すなわち、上記制御により、光センサ33により検出した塵埃量に応じて、1つの発光体58の発光状態、本実施形態では照度が異なることにより、導光体57の導光部57a〜57cの発光数が変化するので、表示手段59が複数の異なる表示(多段階の表示)をして同心状のレベルメータの機能を果たすこととなる。換言すれば、表示手段59は、光センサ33により検出した塵埃量に対応して変化する発光体58の照度によって導光体57の発光(表示)範囲が段階的に増減し、使用者に塵埃量を視覚的に報知することが可能になる。
このように、上記第2の実施形態によれば、導光体57を同心状(同心円状)に形成することにより、光センサ33により検出した塵埃量に対応して導光体57の発光箇所が拡大/縮小して表示手段59がレベルメータとして作用するので、使用者が容易に一目で塵埃量、すなわち被掃除面の汚れ具合を認識できる。
また、風路Wの一部を構成可能な床ブラシ23の上部に導光体57を配置することにより、床ブラシ23を使用した掃除の際には、把持部41を把持して風路形成体13を操作する使用者が常に導光体57を目視可能な状態とすることができ、掃除作業をしながらでも使用者が塵埃量を確実に認識できる。特に、床ブラシ23は一般に横長であるため、この床ブラシ23に同心状の導光体57を配置することにより、導光体57を大きく取ることができるので、光センサ33により検出した塵埃量を、使用者に、より目視させやすくできる。
なお、上記第2の実施形態において、導光体57は同心状であれば、例えば多角形を同心状に配置する構成などでもよい。また、導光体57を構成する導光部は、例えば2つでもよいし、4つ以上でもよい。さらに、導光体57は、互いに透過率が異なる複数の導光部を連結して構成する代わりに、中心側から外側へと同心状に徐々に透過率が変化する1つの部材により形成してもよい。この場合には、表示手段59において、光センサ33で検出した塵埃量に対応して無段階での表示が可能になる。
そして、以上説明した各実施形態によれば、発光体48,58の発光状態、例えば発光量(照度)の変化によって、光センサ33により検出した塵埃量に応じて表示手段49,59において複数の異なる表示が可能であるため、多数の発光体48,58を用いることなく、例えば1つの発光体48,58であっても複数の異なる表示が可能となり、多数の発光体に要するコストを抑制しつつ、塵埃量に応じた複数の異なる表示が可能となる。
また、発光体48,58を、光センサ33により検出した塵埃量が相対的に大きいときに照度を相対的に大きくし、光センサ33により検出した塵埃量が相対的に小さいときに照度を相対的に小さくするように発光状態を変化させることにより、この発光体48,58の照度の変化によって、表示手段49,59で複数の異なる表示を容易に実現できる。
具体的に、表示手段49,59が、発光体48,58の照度の変化により段階的に表示範囲が変化する導光体47,57を備えることにより、多数の発光体を用いることなく、1つの発光体48,58の照度を変化させる安価で簡単な制御のみで、表示手段49,59で複数の異なる表示が容易に可能になる。
また、導光体47,57を、発光体48,58からの距離が遠いほど透過率を低くすることにより、発光体48,58の照度を変化させるだけで、発光体48,58の近傍から、これら発光体48,58に対して遠い位置へと、表示手段49,59での表示範囲を容易に変化させることができる。
なお、上記各実施形態において、延長管22は、伸縮しないものでもよい。
また、導光体47,57は、例えば掃除機本体12の上部など、使用者に目視しやすい任意の位置に配置できる。
さらに、電気掃除機11としては、キャニスタ型に限らず、掃除機本体12の下部に床ブラシ23が接続されたアップライト型、あるいはハンディ型などでも同様に対応できる。
そして、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
12 掃除機本体
18 電動送風機
22 延長管
23 吸込口体としての床ブラシ
33 塵埃量検出手段としての光センサ
47,57 表示部としての導光体
48,58 発光体
49,59 表示手段
W 風路

Claims (8)

  1. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    前記電動送風機の吸込側に連通する風路と、
    この風路を通過する塵埃量を検出する塵埃量検出手段と、
    発光体を備え、この発光体の発光状態の変化によって、前記塵埃量検出手段により検出した塵埃量に応じて複数の異なる表示が可能な表示手段と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
  2. 発光体は、塵埃量検出手段により検出した塵埃量が相対的に大きいときに照度を相対的に大きくし、塵埃量検出手段により検出した塵埃量が相対的に小さいときに照度を相対的に小さくするように発光状態を変化させる
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 表示手段は、発光体の照度の変化により段階的に表示範囲が変化する表示部を備えている
    ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 表示部は、直線状に形成されている
    ことを特徴とした請求項3記載の電気掃除機。
  5. 風路の一部を構成可能な延長管を具備し、
    表示部は、前記延長管の長手方向に沿って配置されている
    ことを特徴とした請求項4記載の電気掃除機。
  6. 表示部は、同心状に形成されている
    ことを特徴とした請求項3記載の電気掃除機。
  7. 風路の一部を構成可能な吸込口体を具備し、
    表示部は、前記吸込口体の上部に配置されている
    ことを特徴とした請求項6記載の電気掃除機。
  8. 表示部は、発光体からの距離が遠いほど透過率が低い導光体である
    ことを特徴とした請求項3ないし7いずれか一記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016154833A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 李 誠晋Lee, Sung Jin フィルタ状態通知機能を有する清掃機
JP2019188238A (ja) * 2019-08-05 2019-10-31 アイリスオーヤマ株式会社 掃除機

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