JP2012085431A - 電気接続箱 - Google Patents

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匡宏 牧野
Kazuyoshi Fujishiro
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Abstract

【課題】外径寸法が異なる複数種のジョイント部を簡単に取り付けることができるジョイント部収容部を有し、小型化を図ることができる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱10は、ケース1を備えている。このケース1には、バスバ4が差し込まれるバスバ収容部2と、電線5のジョイント部6が圧入されるジョイント部収容部3と、が設けられている。バスバ収容部2は、互いの間にバスバ4を位置付ける一対の収容壁20を備えている。一対の収容壁20には、バスバ4の厚み寸法の間隔をあけた小幅部21と、小幅部21よりも大きい間隔をあけた大幅部22と、が設けられている。ジョイント部収容部3は、大幅部22の上端からそれぞれ延設された一対の延設部30で構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のエンジンルームなどに取り付けられる電気接続箱に関するものである。
自動車には多種多様な電子機器が搭載されている。これら多種多様な電子機器に電力を供給するため、前記自動車には、電源と前記電子機器との間の適宜箇所に電気接続箱が配置されている。また、図5は従来の電気接続箱を示す斜視図であり、図6は図5中のC部の平面図である。
図5に示す電気接続箱210は、合成樹脂製のケース201と、このケース201の上面を覆う図示しないカバーなどを備えている。このケース201には、当該ケース201の外郭を構成する周壁211と、バスバ4が差し込まれるバスバ収容部202と、電線5のジョイント部6が圧入されるジョイント部収容部203と、各種電子部品が装着される部品装着部と、が設けられている(特許文献1を参照。)。
上記バスバ収容部202は、図6に示すように、互いの間にバスバ4の一部を位置付ける一対の収容壁220を備えている。
上記ジョイント部6は、複数の電線5の端末同士が電気接続され、これら端末部分にキャップ7が被せられて形成されたものである。
上記ジョイント部収容部203には、有底の孔部230が複数設けられている。また、ジョイント部6は各孔部230に1つずつ圧入される。また、このジョイント部収容部203の周囲には、前述した部品装着部やバスバ収容部202が設けられている。
特開平11−252747号公報
しかしながら、前述した従来の電気接続箱210においては、以下に示す問題があった。即ち、ジョイント部収容部203を設けることでケース201が大型化してしまうという問題があった。また、ジョイント部6をジョイント部収容部203に圧入する際は、当該ジョイント部収容部203の周囲の電線を掻き分けて圧入しなくてはならず、作業性が悪いという問題があった。また、ジョイント部収容部203は、孔部230の内径寸法に合った外径寸法のジョイント部6しか保持することができないという問題があった。さらに、ジョイント部6は、その外径寸法にばらつきが生じることがあり、孔部230内に確実に圧入保持されないことがあるという問題があった。
また、スペースの問題でケース201内にジョイント部収容部203を設けることができない場合は、ジョイント部6に防水加工を施して、このジョイント部6を前記カバー内に横たえるなどしていたが、この場合は、前記防水加工にコストがかかるという問題があった。
したがって、本発明は、外径寸法が異なる複数種のジョイント部を簡単に取り付けることができるジョイント部収容部を有し、小型化を図ることができる電気接続箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、金属板で構成されたバスバが差し込まれるバスバ収容部と、複数の電線の端末同士が電気接続されて形成されたジョイント部が圧入されるジョイント部収容部と、が設けられたケースを備えた電気接続箱において、前記バスバ収容部が、互いの間に前記バスバを位置付ける一対の収容壁を備え、前記一対の収容壁に、前記バスバの厚み寸法の間隔をあけた小幅部と、該小幅部よりも大きい間隔をあけた大幅部と、が設けられ、前記ジョイント部収容部が、前記大幅部の上端または下端からそれぞれ延設され、互いの間に前記ジョイント部を挟持する一対の延設部で構成されていることを特徴とする電気接続箱である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記一対の収容壁に、前記大幅部が複数設けられ、前記ジョイント部収容部が、互いに間隔をあけて複数設けられていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、前記バスバ収容部が、互いの間に前記バスバを位置付ける一対の収容壁を備え、前記一対の収容壁に、前記バスバの厚み寸法の間隔をあけた小幅部と、該小幅部よりも大きい間隔をあけた大幅部と、が設けられ、前記ジョイント部収容部が、前記大幅部の上端または下端からそれぞれ延設され、互いの間に前記ジョイント部を挟持する一対の延設部で構成されているので、バスバ収容部の上または下の空きスペースをジョイント部収容部の設置スペースとして利用することでケースの小型化を図ることができる。また、ジョイント部収容部は、バスバ収容部から突出しており、周囲の部品や電線に埋もれることがないので、ジョイント部のジョイント部収容部への取り付け作業を容易に行うことができる。また、ジョイント部収容部は、一対の延設部が撓むことが可能な形状に形成されており、これら一対の延設部間の間隔を広げる事ができるので、外径寸法が異なる複数種のジョイント部を簡単に取り付けることができる。また、ジョイント部の外径寸法のばらつきを吸収でき、該ジョイント部を確実に取り付けることができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記一対の収容壁に、前記大幅部が複数設けられ、前記ジョイント部収容部が、互いに間隔をあけて複数設けられているので、外径寸法が異なる複数種のジョイント部を複数のジョイント部収容部に取り付けることができる。
本発明の一実施の形態にかかる電気接続箱を示す斜視図である。 図1中のA部の平面図である(ジョイント部の図示を省略している)。 図1に示されたジョイント部収容部の拡大図である。 図1に示されたジョイント部収容部にジョイント部が圧入される様子を示す斜視図である。 従来の電気接続箱を示す斜視図である。 図5中のC部の平面図である。
本発明の一実施の形態にかかる電気接続箱を、図1〜図4を参照して説明する。本発明の電気接続箱は、自動車のエンジンルームに取り付けられて、前記自動車に搭載された多種多様な電子機器に電力供給及び信号伝送を行うものである。また、本明細書では、ジャンクションブロック(ジャンクションボックス)、ヒューズブロック(ヒューズボックス)、リレーブロック(リレーボックス)を、総称して電気接続箱と呼ぶ。
上記電気接続箱10は、図1に示すように、合成樹脂製のケース1と、このケース1の上面を覆う図示しないカバーなどを備えている。
上記ケース1には、当該ケース1の外郭を構成する周壁11と、バスバ4が差し込まれて取り付けられるバスバ収容部2と、電線5のジョイント部6が圧入されて取り付けられるジョイント部収容部3と、リレー、ヒューズ、コネクタ等の各種電子部品が装着される部品装着部と、が設けられている。
上記バスバ4は、金属板にプレス加工等が施されて得られる配線部材である。
上記ジョイント部6は、複数の電線5の端末同士が電気接続され、これら端末部分にキャップ7が被せられて形成されたものである。また、キャップ7は、熱が加えられると収縮する材料で袋状に形成されたものであり、複数の電線5の外表面に密着している。また、ジョイント部6は、略円柱状に形成されている。
上記バスバ収容部2は、図2に示すように、互いの間にバスバ4の一部を位置付ける一対の収容壁20を備えている。これら一対の収容壁20には、バスバ4の厚み寸法の間隔をあけた小幅部21と、該小幅部21よりも大きい間隔をあけた大幅部22と、が設けられている。また、大幅部22は、略円筒状に形成されている。さらに、一対の収容壁20には、大幅部22が2つ設けられており、小幅部21と大幅部22とが交互に設けられている。また、図2においては、ジョイント部6の図示を省略している。
上記ジョイント部収容部3は、図1に示すように、バスバ収容部2の大幅部22の上端からそれぞれ延設された一対の延設部30で構成されている。図2に示すように、これら一対の延設部30のうちの一方は、一方の収容壁20から延設され、一対の延設部30のうちの他方は、他方の収容壁20から延設されている。また、図3に示すように、一対の延設部30各々は、断面形状が円弧状の樋状に形成されている。これら一対の延設部30で構成されたジョイント部収容部3は、略円筒状に形成されている。また、ジョイント部6は、一対の延設部30間に圧入される。
また、一対の延設部30即ちジョイント部収容部3は、大幅部22の上端から大幅部22に連続しており、大幅部22と断面形状が等しい。このことにより、ケース1の製造金型を単純化することができる。
また、本発明の電気接続箱10は、ジョイント部収容部3が2つ設けられている。これら2つのジョイント部収容部3は、バスバ収容部2の各大幅部22の上端からそれぞれ延設されている。即ち、2つのジョイント部収容部3は、互いに間隔をあけて平行に延設されている。このように、本発明では、2つのジョイント部収容部3同士が連結されておらず、各ジョイント部収容部3の一対の延設部30が撓むことが可能な形状に形成されているので、これら一対の延設部30間の間隔を図4に示すように広げる事ができる。よって、各ジョイント部収容部3に、外径寸法が異なる複数種のジョイント部6を簡単に取り付けることができる。また、各ジョイント部収容部3は、ジョイント部6の外径寸法のばらつきを吸収できるので、該ジョイント部6を確実に取り付けることができる。また、2つのジョイント部収容部3は、互いに連結されず、互いに独立して設けられているので、これら2つのジョイント部収容部3に、外径寸法が異なる2種のジョイント部6を取り付けることができる。
続いて、上述した電気接続箱10の組み立て方法を説明する。まず、バスバ4の一部を二対の延設部30の間及び一対の収容壁20の間に通してバスバ収容部2に取り付ける。次に、リレー、ヒューズ、コネクタ等の各種電子部品を前記部品装着部に装着する。そして、各ジョイント部6を一対の延設部30間に圧入して各ジョイント部収容部3に取り付ける。また、本発明では、ジョイント部収容部3がバスバ収容部2から突出しており、周囲の部品や電線に埋もれることがないので、ジョイント部6のジョイント部収容部3への取り付け作業を容易に行うことができる。最後に、前記カバーをケース1の上面に取り付ける。こうして電気接続箱10が組立てられる。
このように、本発明によれば、バスバ収容部2の上の空きスペースをジョイント部収容部3の設置スペースとして利用することで、ケース1の小型化を図ることができ、また、ジョイント部6のジョイント部収容部3への取り付け作業を容易に行うことができる。また、本発明によれば、ジョイント部収容部3は、一対の延設部30が撓むことが可能な形状に形成されており、これら一対の延設部30間の間隔を広げる事ができるので、外径寸法が異なる複数種のジョイント部6を簡単に取り付けることができる。また、ジョイント部6の外径寸法のばらつきを吸収でき、該ジョイント部6を確実に取り付けることができる。
また、上述した実施形態では、一対の延設部30が、大幅部22の上端からそれぞれ延設されていたが、本発明では、前記一対の延設部が、前記大幅部の下端からそれぞれ延設されていても良い。また、二対の延設部(即ち2つのジョイント部収容部)が、前記大幅部の上端及び下端からそれぞれ延設されていても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 ケース
2 バスバ収容部
3 ジョイント部収容部
4 バスバ
5 電線
6 ジョイント部
10 電気接続箱
20 収容壁
21 小幅部
22 大幅部
30 延設部

Claims (2)

  1. 金属板で構成されたバスバが差し込まれるバスバ収容部と、複数の電線の端末同士が電気接続されて形成されたジョイント部が圧入されるジョイント部収容部と、が設けられたケースを備えた電気接続箱において、
    前記バスバ収容部が、互いの間に前記バスバを位置付ける一対の収容壁を備え、
    前記一対の収容壁に、前記バスバの厚み寸法の間隔をあけた小幅部と、該小幅部よりも大きい間隔をあけた大幅部と、が設けられ、
    前記ジョイント部収容部が、前記大幅部の上端または下端からそれぞれ延設され、互いの間に前記ジョイント部を挟持する一対の延設部で構成されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記一対の収容壁に、前記大幅部が複数設けられ、
    前記ジョイント部収容部が、互いに間隔をあけて複数設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014030660A1 (ja) * 2012-08-22 2014-02-27 矢崎総業株式会社 電気接続箱
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