JP5809569B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関するものである。
自動車には多種多様な電子機器が搭載されている。これら多種多様な電子機器に電力供給及び信号伝達を行うために、前記自動車には、適宜箇所に電気接続箱が配置されている。
図7は従来の電気接続箱の分解図である。図8は図7に示された電気接続箱の断面図である。図7,8に示す電気接続箱201は、合成樹脂製のケース210と、このケース210に組み付けられるバスバ220及びボルトブロック230を備えている。
上記ケース210は、その上面にヒューズ及びヒュージブルリンクを装着するためのソケット213,214が設けられており、両ソケット213,214間には、開口部215が設けられている。
上記バスバ220は、上記各ソケット213,214に電力を供給するためのものであり、その上端には各ソケット213,214に挿入される端子群221,222が設けられている。また、このバスバ220には、上記開口部215に対応する位置に、電源線205に接続された端子206と重ねられて該端子206と電気接続される端子接続部223が設けられている。この端子接続部223は、板状に形成されており、後述するボルトブロック230のスタッドボルト231が通されるボルト挿通孔223aが設けられている。
上記ボルトブロック230は、その上面から突出するスタッドボルト231を備えた合成樹脂製のブロック状のものであり、その側面にケース210の内面に係止する係止部240bが設けられている。このボルトブロック230は、矢印Eで示すように、ケース210の下方からケース210内に挿入されて該ケース210に組み付けられることにより、スタッドボルト231がバスバ220のボルト挿通孔223aを通された状態で、ケース210の上面から突出する。また、ケース210の内面には、ボルトブロック230の係止部240bと係止する係止ロック240aが設けられている。
この電気接続箱201においては、電源線205に接続された端子206の一端部261が開口部215から露出した端子接続部223に重ねられ、スタッドボルト231にナット232が螺合されることにより、端子206がケース210に固定されるとともに端子206とバスバ220との電気接続状態が維持される(特許文献1を参照。)。
特開平6−276648号公報
上述した従来の電気接続箱201においては、以下に示す問題点があった。すなわち、従来の電気接続箱201においては、ボルトブロック230が、ケース210の下方からケース210内に挿入されて該ケース210に組み付けられる構造であったことから、ケース210内におけるボルトブロック230の下方(図8中のF部)がデッドスペースになってしまい、スペース効率が悪いという問題があった。
したがって、本発明は、ボルト下方の空間を効率的に利用することにより、小型化を図ることができる電気接続箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、ケースと、前記ケースに収容されたバスバと、ケースに固定され、第1の電源線に取り付けられた端子と前記バスバをナットとの間に挟むボルトと、を備えた電気接続箱において、前記ボルトが導電性材料で構成され、かつ、前記ボルトが、前記端子及び前記バスバに設けられたボルト挿通孔に通される軸部と、頭部と、該頭部の前記軸部と反対側に設けられるとともに第2の電源線と電気接続することが可能な電線接続部と、で構成されていることを特徴とする電気接続箱である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記電線接続部が、前記軸部と同軸に配置されるとともに内側に前記第2の電源線の芯線を収容可能な円筒状に形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記電線接続部が、前記頭部から前記軸部の軸方向に延び、表面に前記第2の電源線を位置付ける板部と、前記板部との間に前記第2の電源線の芯線をかしめる芯線かしめ片と、前記板部との間に前記第2の電源線の絶縁外皮をかしめる絶縁外皮かしめ片と、で構成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載された発明において、前記ケースに、前記ボルトの頭部に係止するボルト係止部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載された発明において、前記ボルトの頭部に取り付けられる樹脂部材をさらに備え、前記ケースに、前記樹脂部材に係止する樹脂部材係止部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、前記ボルトが導電性材料で構成され、かつ、前記ボルトが、前記端子及び前記バスバに設けられたボルト挿通孔に通される軸部と、頭部と、該頭部の前記軸部と反対側に設けられるとともに第2の電源線と電気接続することが可能な電線接続部と、で構成されているので、従来デッドスペースであったボルト下方の空間を第2の電源線の配索スペースとして効率的に利用することができ、電気接続箱の小型化を図ることができる。また、前記第2の電源線には、従来、前記バスバを介して第1の電源線からの電力が供給されていたが、本発明では第2の電源線がバスバを介さないので、該バスバが小型化されるとともに、該バスバの発熱量(大電流が流れることによる発熱である。)が少なくなる。
請求項2に記載された発明によれば、前記電線接続部が、前記軸部と同軸に配置されるとともに内側に前記第2の電源線の芯線を収容可能な円筒状に形成されているので、ボルトと第2の電源線とが一直線状になり、該第2の電源線の配索スペースを最小化することができる。
請求項3に記載された発明によれば、前記電線接続部が、前記頭部から前記軸部の軸方向に延び、表面に前記第2の電源線を位置付ける板部と、前記板部との間に前記第2の電源線の芯線をかしめる芯線かしめ片と、前記板部との間に前記第2の電源線の絶縁外皮をかしめる絶縁外皮かしめ片と、で構成されているので、ボルトと第2の電源線とが一直線状になり、該第2の電源線の配索スペースを最小化することができる。
請求項4に記載された発明によれば、前記ケースに、前記ボルトの頭部に係止するボルト係止部が設けられているので、ボルトを直接ケースに組み付けることができ、電気接続箱を容易に組み立てることができる。
請求項5に記載された発明によれば、前記ボルトの頭部に取り付けられる樹脂部材をさらに備え、前記ケースに、前記樹脂部材に係止する樹脂部材係止部が設けられているので、前記樹脂部材によってボルトを確実にケースに組み付けることができる。
本発明の第1の実施形態にかかる電気接続箱を示す斜視図である。 図1に示されたボルトを示す斜視図である。 図2中のA−A線に沿った断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる電気接続箱を示す斜視図である。 図4に示されたボルトを示す斜視図である。 図5中のB−B線に沿った断面図である。 従来の電気接続箱の分解図である。 図7に示された電気接続箱の断面図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態にかかる「電気接続箱」を図1〜3を参照して説明する。
本発明の電気接続箱1は、自動車に搭載されて、前記自動車に搭載された電子機器に対して電力供給及び信号伝達を行うものである。また、本発明では、ジャンクションブロック(ジャンクションボックスとも言う。)、ヒューズブロック(ヒューズボックスとも言う。)、リレーブロック(リレーボックスとも言う。)を、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
本実施形態の電気接続箱1は、図1に示すように、合成樹脂製のケース2と、ケース2に収容されたバスバ3と、ケース2に固定され、第1の電源線5に取り付けられた端子6とバスバ3をナット7との間に挟むボルト4と、ケース2に装着されてバスバ3と電気接続されるリレー、ヒューズ、コネクタ等の複数の電子部品(不図示)と、を備えている。
上記第1の電源線5は、バッテリ、オルタネータ等の電源からの電力を電気接続箱1のバスバ3に供給する電線であり、芯線51と、該芯線51を被覆した絶縁外皮52とで構成されている。
上記端子6は、ボルト4及びナット7によってバスバ3に電気接続されるバスバ接続部61と、第1の電源線5の端部に取り付けられる電線接続部65と、を有している。バスバ接続部61は、平面視円形の板状に形成され、ボルト4の軸部41が通されるボルト挿通孔60が設けられている。電線接続部65は、第1の電源線5を表面に位置付ける板部62と、第1の電源線5の芯線51をかしめる一対の芯線かしめ片63と、第1の電源線5の絶縁外皮52をかしめる一対の絶縁外皮かしめ片64と、で構成されている。
上記ケース2には、ボルト4が装着されるボルト装着部20や、リレー、ヒューズ、コネクタ等の複数の電子部品が装着される電子部品装着部(不図示)が設けられている。また、図1においては、ケース2の一部のみが示されている。ボルト装着部20は、ボルト4を包囲する4面の壁からなる包囲壁21と、包囲壁21の下方から該包囲壁21の内側に挿入されるボルト4の頭部42に係止して該ボルト4を支持する一対のボルト係止部22と、で構成されている。一対のボルト係止部22は、包囲壁21における対向する2面の壁に1つずつ設けられている。これら一対のボルト係止部22は、弾性変形可能なアーム状に形成されており、包囲壁21の内面から斜め上方に延びている。これら一対のボルト係止部22は、その先端部が、頭部42の下端に係止することにより、ボルト4を支持する。
上記バスバ3は、第1の電源線5に接続された端子6と電気接続されることにより入力された電力をリレー、ヒューズ、コネクタ等の電子部品を介して複数の電線(不図示)に分岐する配線部材であり、金属板にプレス加工等が施されることにより得られるものである。このバスバ3には、ボルト装着部20に位置付けられ、端子6と重ねられて該端子6と電気接続される端子接続部31と、前記電子部品装着部に位置付けられてリレー、ヒューズ、コネクタ等の電子部品と電気接続される電子部品接続部(不図示)と、が設けられている。また、端子接続部31は、板状に形成されており、ボルト挿通孔30が設けられている。また、図1においては、バスバ3の一部のみが示されている。
上記ボルト4は、導電性材料で構成されており、図2,3に示すように、バスバ3及び端子6に設けられたボルト挿通孔30,60に通される軸部41と、四角い板状の頭部42と、該頭部42の軸部41と反対側に設けられるとともに第2の電源線8と電気接続することが可能な電線接続部43と、で構成されている。
上記第2の電源線8は、電源からの電力を自動車に搭載された電子機器に供給するための電線であり、芯線81と、該芯線81を被覆した絶縁外皮82とで構成されている。この第2の電源線8は、バスバ3やリレー、ヒューズ、コネクタ等の電子部品を介さず、電線接続部43に直接接続される。
上記電線接続部43は、軸部41と同軸に配置されるとともに内側に第2の電源線8の芯線81を収容可能な円筒状に形成されている。この電線接続部43は、内側に第2の電源線8の芯線81が挿入された状態で、外側から力が加えられて塑性変形されることにより芯線81をかしめ、該芯線81と電気接続される。
また、本実施形態のボルト4は、図3に示すように、軸部41と頭部42とが一体形成され、電線接続部43が別体で形成されており、電線接続部43の一端部43aが頭部42に溶着されることで一体化されている。これ以外に本発明のボルトは、頭部42と電線接続部43との一方に他方をかしめるかしめ片を設け、該かしめ片をかしめることで一体化される構成であっても良い。また、本発明のボルトは、鋳造、削り出し等により軸部41と頭部42と電線接続部43とが一体形成される構成であっても良い。
このようなボルト4は、ケース2の下方から図1中の矢印Cで示すようにボルト装着部20に装着されることにより、軸部41がバスバ3のボルト挿通孔30に通された状態でケース2の上面から突出する。また、ボルト4は、軸部41にナット7が螺合されることにより、該ナット7と頭部42との間に位置付けられるバスバ接続部61及び端子接続部31を固定するとともに端子6とバスバ3との電気接続状態を維持する。
続いて、上述した電気接続箱1の組み立て手順を説明する。まず、ケース2にバスバ3及び複数の電子部品を組み付ける。次に、第2の電源線8をかしめた状態のボルト4を、図1中の矢印Cで示すようにケース2の下方から包囲壁21内に挿入し、ボルト装着部20に装着する。また、ボルト4がボルト装着部20に装着されることにより、軸部41が端子接続部31のボルト挿通孔30に通される。次に、第1の電源線5に接続された端子6のボルト挿通孔60に軸部41を通すとともにバスバ接続部61を端子接続部31に重ね、軸部41にナット7を螺合させて端子6とバスバ3とを電気接続する。このような手順を経て、電気接続箱1が組み立てられる。
本発明によれば、従来デッドスペースであったボルト4下方の空間S(図1を参照。)を第2の電源線8の配索スペースとして効率的に利用することができ、電気接続箱1の小型化を図ることができる。また、第2の電源線8には、従来、バスバ3を介して第1の電源線5からの電力が供給されていたが、本発明では第2の電源線8がバスバ3を介さないので、該バスバ3が小型化されるとともに、該バスバ3の発熱量(大電流が流れることによる発熱である。)が少なくなる。
また、本発明によれば、ボルト4の電線接続部43が、軸部41と同軸に配置されるとともに内側に第2の電源線8の芯線81を収容可能な円筒状に形成されているので、ボルト4と第2の電源線8とが一直線状になり、該第2の電源線8の配索スペースを最小化することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態にかかる「電気接続箱」を図4〜6を参照して説明する。また、図4〜6において前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の電気接続箱101は、図4に示すように、合成樹脂製のケース102と、ケース102に収容されたバスバ3と、ケース102に固定され、第1の電源線5に取り付けられた端子6とバスバ3をナット7との間に挟むボルト104と、ボルト104の頭部142に取り付けられる樹脂部材9と、ケース102に装着されてバスバ3と電気接続されるリレー、ヒューズ、コネクタ等の複数の電子部品(不図示)と、を備えている。また、図4においては、第1の電源線5、端子6、ナット7の図示を省略しているが、これらは第1の実施形態で説明したもの(図1を参照。)と同一である。
上記ケース102には、ボルト104を取り付けた樹脂部材9が装着されるボルト装着部120や、リレー、ヒューズ、コネクタ等の複数の電子部品が装着される電子部品装着部(不図示)が設けられている。また、図4においては、ケース102の一部のみが示されている。ボルト装着部120は、ボルト104を取り付けた樹脂部材9を包囲する4面の壁からなる包囲壁121と、包囲壁121の下方から該包囲壁121の内側に挿入される樹脂部材9に係止して該樹脂部材9及びボルト104を支持する一対の樹脂部材係止部122と、で構成されている。一対の樹脂部材係止部122は、包囲壁121における対向する2面の壁に1つずつ設けられている。これら一対の樹脂部材係止部122は、弾性変形可能なアーム状に形成されており、包囲壁121の内面から斜め上方に延びている。これら一対の樹脂部材係止部122は、その先端部が、樹脂部材9の下端に係止することにより、該樹脂部材9及びボルト104を支持する。
上記バスバ3は、第1の実施形態と同一構成である。図4においては、バスバ3の一部のみが示されている。
上記ボルト104は、導電性材料で構成されており、図5,6に示すように、バスバ3及び端子6に設けられたボルト挿通孔30,60に通される軸部141と、四角い板状の頭部142と、該頭部142の軸部141と反対側に設けられるとともに第2の電源線8と電気接続することが可能な電線接続部143と、で構成されている。
上記電線接続部143は、頭部142から軸部141の軸方向に延び、表面に第2の電源線8を位置付ける板部144と、板部144との間に第2の電源線8の芯線81をかしめる一対の芯線かしめ片145と、板部144との間に第2の電源線8の絶縁外皮82をかしめる一対の絶縁外皮かしめ片146と、で構成されている。
また、本実施形態のボルト104は、図6に示すように、軸部141と頭部142とが一体形成され、電線接続部143が別体で形成されており、電線接続部143の一端部が頭部142に溶着されることで一体化されている。これ以外に本発明のボルトは、頭部142と電線接続部143との一方に他方をかしめるかしめ片を設け、該かしめ片をかしめることで一体化される構成であっても良い。また、本発明のボルトは、鋳造、削り出し等により軸部141と頭部142と電線接続部143とが一体形成される構成であっても良い。
上記樹脂部材9は、合成樹脂によりブロック状に形成されている。樹脂部材9には、頭部142を収容することが可能な収容空間が設けられている。また、樹脂部材9の側面には、頭部142を前記収容空間に挿入するための切り欠き92が設けられている。また、樹脂部材9の上面には、軸部141が通される切り欠き91が設けられている。また、樹脂部材9の下面には、電線接続部143が通される切り欠き93が設けられている。
続いて、上述した電気接続箱101の組み立て手順を説明する。まず、ケース102にバスバ3及び複数の電子部品を組み付ける。次に、第2の電源線8をかしめた状態のボルト104に樹脂部材9を取り付け、これらボルト104及び樹脂部材9をケース102の下方から包囲壁121内に挿入し、ボルト装着部120に装着する。また、ボルト104及び樹脂部材9がボルト装着部120に装着されることにより、軸部141が端子接続部31のボルト挿通孔30に通される。このような手順を経て、電気接続箱101が組み立てられる。
本発明によれば、従来デッドスペースであったボルト104下方の空間T(図4を参照。)を第2の電源線8の配索スペースとして効率的に利用することができ、電気接続箱101の小型化を図ることができる。また、本発明によれば、ボルト104と第2の電源線8とが一直線状になり、該第2の電源線8の配索スペースを最小化することができる。
また、上述した第1の実施形態では、ボルト4が直接ケース2に固定され、第2の実施形態では、ボルト104が樹脂部材9を介してケース102に固定される構成であったが、本発明では、第1の実施形態で説明したボルト4が樹脂部材9を介してケース2に固定される構成であっても良く、第2の実施形態で説明したボルト104が直接ケース102に固定される構成であっても良い。
また、上述した第1,2の実施形態では、ボルト4,104が、第2の電源線8をかしめることにより該第2の電源線8と電気接続する電線接続部43,143を有していたが、本発明のボルトにおける「電線接続部」は、第2の電源線8の芯線81と溶接されることにより該第2の電源線8と電気接続される構成であっても良いし、第2の電源線8の絶縁外皮82を突き破って芯線81に接触する刃を有する圧接タイプであっても良い。さらに、本発明では、第2の電源線8の端部に雄型または雌型の端子金具が接続されていても良く、その場合、本発明のボルトにおける「電線接続部」は、前記端子金具と嵌合可能な雌型または雄型の形状に形成されていれば良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1,101 電気接続箱
2,102 ケース本体
3 バスバ
4,104 ボルト
5 電源線
6 端子
7 ナット
8 第2の電源線
30,60 ボルト挿通孔
41,141 軸部
42,142 頭部
43,143 電線接続部

Claims (5)

  1. ケースと、前記ケースに収容されたバスバと、ケースに固定され、第1の電源線に取り付けられた端子と前記バスバをナットとの間に挟むボルトと、を備えた電気接続箱において、
    前記ボルトが導電性材料で構成され、かつ、前記ボルトが、前記端子及び前記バスバに設けられたボルト挿通孔に通される軸部と、頭部と、該頭部の前記軸部と反対側に設けられるとともに第2の電源線と電気接続することが可能な電線接続部と、で構成されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記電線接続部が、前記軸部と同軸に配置されるとともに内側に前記第2の電源線の芯線を収容可能な円筒状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記電線接続部が、前記頭部から前記軸部の軸方向に延び、表面に前記第2の電源線を位置付ける板部と、前記板部との間に前記第2の電源線の芯線をかしめる芯線かしめ片と、前記板部との間に前記第2の電源線の絶縁外皮をかしめる絶縁外皮かしめ片と、で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  4. 前記ケースに、前記ボルトの頭部に係止するボルト係止部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載の電気接続箱。
  5. 前記ボルトの頭部に取り付けられる樹脂部材をさらに備え、
    前記ケースに、前記樹脂部材に係止する樹脂部材係止部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載の電気接続箱。
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