JP2012085405A - 電力変換装置,電力変換方法及び電動機駆動システム - Google Patents

電力変換装置,電力変換方法及び電動機駆動システム Download PDF

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修治 加藤
Yoshitoshi Akita
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Abstract

【課題】本発明の目的は、ビート現象が生じない非同期PWM制御方式を提供することであり、それによって制御性能が劣化することなく、小型高効率な電力変換器システムを実現するものである。
【解決手段】本発明では、電力変換システムの出力電圧の基本波成分と電圧指令値を比較して、比較結果を元に電圧指令値を補償することにより、ビートを抑制する。より、具体的には、出力電圧の基本波成分を抽出する機能と、抽出した該基本波成分と電圧指令値を比較する機能と、比較結果に応じてPWMの電圧指令値を修正する機能を有する電力変換器システムによって、ビートによるトルクリプルの小さな電動機ドライブを実現できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力変換装置,電力変換方法及び電動機駆動システムに関する。
電力変換システムは、電圧指令値に基づいて、半導体スイッチング素子をオン・オフさせて、所望の周波数の出力を得るものである。この半導体スイッチング素子をオン・オフのタイミングを決定する制御は、いわゆるPWM制御が知られている。PWM制御は、代表的には、電圧指令値を三角波キャリアと比較し、PWMパルスを作成する。現在では、デジタル化し、一定周期(キャリア波の周期に相当)毎に指令値に相当するパルス幅を演算し、ビットのオン・オフによりPWM制御を行っているものも多い。例えば、「半導体電力変換回路」電気学会、6.3.2非同期式PWMインバータ)に知られている(非特許文献1)。
ビート現象の発生等の問題が生じ、この状態で電動機を駆動すると、トルク脈動が発生することが知られている。トルク脈動が発生すると軸振動の原因になる可能性がある。特にコンプレッサなどを駆動するシステムでは軸振動が問題になっている。
トルク脈動は指令値の周波数に対して、キャリア周波数を十分高く設定すれば、これらの問題は小さくなるが、スイッチング損失が増大し効率が劣化する等、別の問題が生じてくる。特に、大容量の電力変換器では、使用する半導体素子に限界があり、物理的にキャリア周波数を高くすることはできない。
特開平08−251930号公報
「半導体電力変換回路」電気学会、6.3.2非同期式PWMインバータ)
PWMパルスの作成には電圧指令値をキャリアと比較するのであるが、この比較に係る電圧指令値に関して、電圧指令値がキャリア信号の周波数と接近するときに、キャリア信号の周期内で指令値が大きく変化することが原因であるとの着目から、ビート現象の発生等を抑制するために、電圧指令値の平均値を推定し、それに応じて出力パルス幅を制御する技術が知られている。このような技術は、例えば、特開平08−251930号公報(特許文献1)に記載されている。
しかしながら、この従来技術では、推定を用いているので、現実の制御との乖離が生じやすく、必ずしも、十分に低次高調波の増加あるいはビート現象を抑制することができなかった。
なお、指令値の周波数に依存して、キャリア周波数とパルス数(キャリア周波数と指令値周波数の比率)を切り替える、いわゆる同期PWM制御が知られている。ビート現象を抑制するようにキャリア周波数とパルス数を選択できるものの、キャリア周波数とパルス数を切り替えるための制御回路が複雑になり、また、パルス数の切り替えに伴う脈動(切り替えショック)が発生する等が問題があり、特に指令値の周波数が変化するようなシステムでは、適用が難しいのが現実である。
本発明の目的は、比較的に簡単な構成で、低いキャリア周波数でも低次高調波の増加あるいはビート現象を抑制することが可能な電力変換装置,電力変換方法及び電動機駆動システムを提供することにある。
本発明では、上記目的を達成するために、所定周波数の電圧指令値から搬送波情報に基づいてPWM情報を発生するPWM情報生成手段と、前記PWM情報に基づいて半導体スイッチング素子をオン・オフさせる駆動手段と、前記半導体スイッチング素子が出力する出力電圧の基本波成分を抽出する成分検出手段を有し、前記PWM情報生成手段は、前記抽出した基本波成分の波形が電圧指令値の波形に近づくように前記PWM情報を生成するように構成した。
本発明によれば、比較的に簡単な構成で、低いキャリア周波数でも低次高調波の増加あるいはビート現象を抑制することが可能となる。
本発明の実施形態を示す回路図。 本発明の第1実施形態(実施例1)の一部を示す制御ブロック図。 PWM変換及び基本波成分の説明図。 本発明の第2実施形態(実施例2)の一部を示す制御ブロック図。 本発明の第3実施形態(実施例3)の一部を示す制御ブロック図。 本発明の第4実施形態(実施例4)の一部を示す制御ブロック図。 本発明の第5実施形態(実施例5)の一部を示す制御ブロック図。
以下本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。
第1の実施例を図1を用いて説明する。まず、第1の実施例の電力変換システム10の構成を説明する。第1の実施例の電力変換システムは、AC/DCコンバータとDC/ACインバータで構成される。本実施例では、図1のように、AC/DCコンバータをダイオード整流器2、DC/ACインバータをIGBTインバータ1の構成とした。もちろん、AC/DCコンバータはダイオード整流器2のほか、IGBT素子で構成しても良い。
IGBTインバータ1はモータ4と接続され、さらに、IGBTインバータ1の直流コンデンサ12の直流電圧を確立するため、IGBTインバータ1は三相交流3にダイオード整流器2を介して接続される。IGBTインバータ1の出力としてIGBT101iPUとIGBTiNU、IGBT101iPVとIGBTiNV、IGBT101iPWとIGBTiNWの各相の電圧は電圧検出器151で検出される。
まず、第1の実施例の電力変換システムの動作について図1と図2を用いて簡単に説明する。IGBTインバータ1の直流コンデンサ12は、前述の様に三相交流3とダイオード整流器2によって充電され、直流電圧が確立する。IGBTインバータ1の各IGBT101iの各ゲートはPWM制御器150の出力信号により制御され、該直流電圧をPWM変調することにより交流電圧を出力し、モータ4を駆動する。
誘導電動機をベクトル制御により可変速制御する場合においては、速度指令値ωr*にすべり周波数ωsを加算してインバータの周波数指令値ω1*を求め、これに基づいてD軸電圧指令値(Vd*),Q軸電圧指令値(Vq*)及び位相θを演算して、誘導電動機に供給する交流電圧をベクトル制御して速度を可変している。PWM変調される指令値は、正弦波等の周期関数である。
周波数指令値ω1*に対応した位相θによりD軸電圧指令値(Vd*),Q軸電圧指令値(Vq*)を2相/3相座標変換して、周波数指令値に対応した周波数を有する3相の交流電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*を生成し、これらをそれぞれ、搬送波と比較して、スイッチング素子をオン・オフすることで可変速制御している。なお、通常のベクトル制御では電動機の磁束に平行な成分をD軸、垂直な成分をQ軸と定義している。
電圧指令修正値(三相)760の3相の交流電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*による、スイッチング素子の制御動作を説明する。
図3(a)にVu*,Vv*,Vw*の1相のみを示すが他の相は各々同様の動作となる。交流電圧指令値(V*)(Vu*,Vv*,Vw*の代表した1相を意味する)が電圧指令修正値(交流)(V*)760が搬送波Cr31よりも大きくなったときに図3(b)に示すように、正側のon信号を出力する。負側のIGBTは正側のIGBTと相補に動作する。例えばU相を例にとり、説明する。このon信号で上側のIGBT101iPが導通状態となり、図3(b)に示すように、電力変換システム10は直流コンデンサ12の正側電圧を出力する。電圧指令修正値(交流)(V*)760が搬送波Cr31よりも小さくなったときにIGBT101iPにoff信号を出力する。負側のIGBT101iNが導通状態になり電力変換システム10は直流コンデンサ12の負側電圧を出力する。電力変換システム10は直流コンデンサ12の電圧を出力するので、直流コンデンサ12の電圧が変動した場合、直流コンデンサ電圧で変調されることになる。
次に、PWM制御器150の構成を図2に示す。PWM制御器150は、変調波演算ブロック901とPWM演算ブロック902から構成される。変調波演算ブロック901は、PWM制御の電圧指令値を修正し、PWM演算ブロック902は該電圧指令修正値に基づいて、三角波比較PWM制御を実施する。
変調波演算ブロック901は、電圧指令作成ブロック801と補償波形演算ブロック802と補償ブロック803等から構成される。
図2では、電圧指令作成ブロック801は、D軸電圧指令ブロック601のD軸電圧指令値,Q軸電圧指令ブロック602のQ軸電圧指令値,2相/3相変換ブロック603などから構成される。D軸電圧指令ブロック601のD軸電圧指令値やQ軸電圧指令ブロック602のQ軸電圧指令値は図に示していない電流制御ブロックなどの演算値である。
電圧指令作成ブロック801では、D軸電圧指令ブロック601のD軸電圧指令値とQ軸電圧指令ブロック602のQ軸電圧指令値にそれぞれ、サイン波791とコサイン波792を積算して、いわゆるDQ/αβ変換をしたのちに、2相/3相変換ブロック603で3相交流に変換して、三相電圧指令750を出力する。
次に、本発明のポイントである補償波形演算ブロック802を説明する。
補償波形演算ブロック802では、DFTを用いて電圧検出器151で検出した各相電圧毎にそれぞれ、PWMパルスと基本波周波数のサイン波791とコサイン波792を積算して、それぞれ移動平均ブロック702で基本波周波数の周期の移動平均を演算する。次に、各相毎に、各移動平均演算値にサイン波791とコサイン波792を積算した後に、積算値711と積算値712とを足し合わせて演算値713を算出する。演算値713は、図3(c)に示すように、DC/ACコンバータ1の出力電圧の基本波成分波形を示す。
PWMパルスを変換すると本来の電力変換指令と同じになるはずなのだが、ビート信号が重畳に変形してしまう。
また、図1のように直流コンデンサ12をダイオード整流器で充電する電力変換システムでは、直流電圧が交流系統の周波数の3倍周期で変動する。IGBTインバータ(あるいはDC/ACコンバータとも称す)1の出力電圧は直流コンデンサ12の電圧で変調されビート成分が重畳する。
なお、演算値713は、IGBTインバータ1の出力電圧をフーリエ変換して基本波成分を抽出させたものであり、本実施例ではいわゆるDFTを用いているが、同様に基本波成分が抽出できれば、他の変換を用いても良い。すなわち、演算値713と三相電圧指令750との差分がPWMの基本波成分出力誤差に相当し、ビートの原因になる。なお、場合によっては、基本波成分波形以外の他の高調波を除去する必要があるかもしれない。その場合は、以下の実施例でも同様だが、DFTの抽出成分を変えて、該成分を除去することができる。
補償ブロック803は前記誤差を補正するように三相電圧指令750を修正する。すなわち、図3(c)で示されるような基本波成分(演算値)713の波形を図3(a)に示されるような三相電圧指令750の波形に近づけるのである。具体的には、三相電圧指令750と演算値713の差分を演算して差分演算値755を算出して、さらに三相電圧指令750に該差分演算値755を和算して、電圧指令修正値760を算出する。電圧指令修正値760をPWM演算ブロック902でPWMパルスに変換することにより、ビートの少ないPWMパルスを作成できる。該PWMパルスを用いて、IGBT101を制御することにより、モータを滑らかに回すことが可能になる。
なお、電圧指令修正値760の基本波成分に対するビート成分を補償するので電圧指令値にはビート成分が重畳している。また、IGBTインバータ1の出力電圧のビートは直流コンデンサ12の電圧変動よりも小さい。
他の実施例を説明する。他の実施例では各々すでに説明した実施例と異なる部分のみ説明する。同じ部分は説明を省略する。実施例2では、図4のように、電圧指令値750と出力電圧の基本波成分(演算値)713の差分をとったあとに、PI演算ブロック999で、比例積分をする方がより好ましい。そして、この比例積分と結果と電圧指令値750を和算することで、電圧指令修正値760を得る。ここで、PI演算ブロック999は比例積分しているが、例えば、比例演算等の他の補正演算を用いても良い。
実施例3では、三相電圧指令750を補正したが、実施例3では、DQ軸の電圧指令値を補正してから、三相交流電圧修正値に変換することが特徴である。実施例3のPWM制御器150の構成を図5に示す。
本実施例もPWM制御器150は変調波演算ブロック901とPWM演算ブロック902から構成される。変調波演算ブロック901は、電圧指令作成ブロック801と補償波形演算ブロック802と補償ブロック803等から構成される。
電圧指令作成ブロック801のD軸電圧指令ブロック601のD軸電圧指令値やQ軸電圧指令ブロック602のQ軸電圧指令値は図に示していない電流制御などの演算値である。
次に、ポイントである補償波形演算ブロック802を説明する。実施例3では、補償波形演算は各相毎に異なるサイン波791U〜Wとコサイン波792U〜Wを用いて演算を実施する。すなわち、本実施例のIGBTインバータ1の変調波演算ブロック901は、相数と同じ3つの補償波形演算ブロック802U〜Wを有する。各相の補償演算ブロック802U〜Wはそれぞれ、積算するサイン波791U〜W,コサイン波792U〜Wの位相のみが異なり、各サイン波,コサイン波はそれぞれ位相が120度ずつ異なる。
図5の補償波形演算ブロック802は、DFTで各相毎に異なるサイン波,コサイン波を用いて、出力電圧値の基本波成分振幅を抽出する。以下、詳細に説明する。
まず、出力電圧検出器151の各相の電圧検出器に基本波周波数のサイン波791U〜Wとコサイン波792U〜Wを積算して、それぞれ移動平均ブロック702で基本波周波数の周期の移動平均を演算する。U相はサイン波作成ブロック791Uとコサイン波作成ブロック792U、V相はサイン波作成ブロック791Vとコサイン波作成ブロック792V、W相はサイン波作成ブロック791Wとコサイン波作成ブロック792Wを用いてAC/DCコンバータ1の出力電圧値の基本波振幅成分711U〜W,712U〜Wを抽出する。
次に、各相毎に、移動平均の演算値すなわち、基本波振幅成分711U〜W,712U〜Wと該積算値とD軸電圧指令ブロック601のD軸電圧指令値,Q軸電圧指令ブロック602のQ軸電圧指令値との差分をそれぞれ計算して、演算値756U〜W,757U〜Wを算出する。演算値756U〜W,757U〜Wはビート成分の補償量に相当する。実施例3では、直流量であるD軸電圧指令ブロック601のD軸電圧指令値、Q軸電圧指令ブロック602のQ軸電圧指令値との比較でビート成分の補償量を抽出できることが特徴である。
演算値756U〜W,757U〜Wに補正ブロック758で補正を加えて、それぞれ図6に示すような形でD軸電圧指令ブロック601のD軸電圧指令値,Q軸電圧指令ブロック602のQ軸電圧指令値を和算して、修正D軸電圧指令値766U〜Wと修正Q軸電圧指令値767U〜Wを計算する。
図5に示すように、修正D軸電圧指令値766U〜Wと修正Q軸電圧指令値767U〜Wに各相毎に、サイン波791U〜Wとコサイン波792U〜Wを積算して、三相交流である電圧指令修正値760U〜Wを演算する。
電圧指令修正値760をPWM制御器150でPWMパルスに変換することにより、ビートの少ないPWMパルスを作成できる。該PWMパルスを用いて、IGBT101を制御することにより、モータを滑らかに回すことが可能になる。
なお、電圧指令修正値760にはビート成分が重畳する。
実施例4では、図6に示すように、実施例3の補正ブロック758としてPI演算ブロックを用いる。すなわち、図5のようにD軸電圧指令値601,Q軸電圧指令値602と電圧検出値の基本波成分振幅711U〜711W,712U〜712Wの差分を演算した後に、PI(比例積分)ブロック758を介するものである。
実施例5では、図7に示すように、D軸電圧指令値601,Q軸電圧指令値602と電圧検出値の基本波成分振幅711U〜711W,712U〜712Wの差分を比例積分した値を、D軸電圧指令値601,Q軸電圧指令値602と和算せずに、そのまま、サイン波791U〜W,コサイン波792U〜Wと積算する。このような構成とすることで演算負荷を軽くすることができる。
1 IGBTインバータ
2 ダイオード整流器
3 三相交流
10 電力変換システム
12 直流コンデンサ
150 PWM制御器
601 D軸電圧指令ブロック(D軸電圧指令値)
602 Q軸電圧指令ブロック(Q軸電圧指令値)
603 2相/3相変換ブロック
701 三角波比較PWMブロック
702 移動平均ブロック
711 積算値
713,756U〜W,757U〜W 演算値
718 ゼロ割補償ブロック
750 三相電圧指令(電圧指令)
750Y 三相予言PWM電圧指令
755 差分演算値
760 電圧指令修正値
766U〜W 修正D軸電圧指令値
767U〜W 修正Q軸電圧指令値
791,791U〜W サイン波作成ブロック(サイン波)
792,792U〜W コサイン波作成ブロック(コサイン波)
801 電圧指令作成ブロック
802 補償波形演算ブロック
803 補償ブロック
901 変調波演算ブロック
902 PWM演算ブロック

Claims (11)

  1. 所定周波数の電圧指令値から搬送波情報に基づいてPWM情報を発生するPWM情報生成手段と、前記PWM情報に基づいて半導体スイッチング素子をオン・オフさせる駆動手段と、前記半導体スイッチング素子が出力する出力電圧の基本波成分を抽出する成分検出手段を有し、前記PWM情報生成手段は、前記抽出した基本波成分の波形が電圧指令値の波形に近づくように前記PWM情報を生成することを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1において、前記PWM情報生成手段は、前記抽出した基本波成分と前記電圧指令値を比較することで、前記抽出した基本波成分の波形が電圧指令値の波形に近づくように前記PWM情報を生成することを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項2において、前記基本波成分を、DFTを用いて抽出することを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項2において、前記出力電圧の基本波成分をDFTにより抽出し、前記電圧指令値と前記抽出した基本波成分との比較からビート成分を含む成分を抽出し、該成分が抑制されるように前記PWM情報を生成することを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項2又は3において、前記出力電圧値の基本波成分を抽出して前記電圧指令値との差分の演算後にPI演算することにより、前記電圧指令値を修正して前記PWM情報を生成することを特徴とした電力変換装置。
  6. 請求項1において、各相毎に異なる位相のサイン波とコサイン波で前記出力電圧の基本波成分振幅をDFTにより抽出し、DQ軸上の前記電圧指令値と前記抽出した前記出力電圧の基本波成分振幅との比較から、前記PWM情報を生成することを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項6において、DQ軸上の前記電圧指令値と前記出力電圧値の基本波成分振幅との差分からビート成分を含む成分抽出し、該成分に基づいてPWM制御の電圧指令値を修正することを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項6において、DQ軸上の前記電圧指令値と前記抽出した前記出力電圧の基本波成分振幅からビート成分を含む抽出し、DQ軸上の電圧指令値に加算することにより前記電圧指令値を修正することを特徴とする電力変換装置。
  9. 請求項6乃至8において、前記出力電圧の基本波成分を抽出して前記電圧指令情報の差分の演算後にPI演算することにより、前記電圧指令値を修正する修正値を演算することを特徴とした電力変換装置。
  10. 整流器で交流電圧を直流電圧に変換して、該直流電圧を交流電圧に変換して出力する電力変換機を有する電力変換システムにおいて、所定周波数の電圧指令値から搬送波情報に基づいてPWM情報を発生するPWM情報生成手段と、前記PWM情報に基づいて前記直流電圧を前記交流電圧に変換する半導体スイッチング素子をオン・オフさせる駆動手段と、前記半導体スイッチング素子が出力する出力電圧の基本波成分を抽出する成分検出手段を有し、前記PWM情報生成手段は、前記抽出した基本波成分の波形が電圧指令値の波形に近づくように前記PWM情報を生成することを特徴とする電力変換システム。
  11. 所定周波数の電圧指令値から搬送波情報に基づいてPWM情報を発生し、前記PWM情報に基づいて半導体スイッチング素子をオン・オフさせる電力変換方法において、前記半導体スイッチング素子が出力する出力電圧の基本波成分を抽出し、前記抽出した基本波成分の波形が電圧指令値の波形に近づくように前記PWM情報を生成する電力変換方法。
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