JP2012085144A - 受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラッキングフィルタを備えた受信機において、妨害信号を受けても、良好な復調信号を出力できるようにする。
【解決手段】受信機において、トラッキングフィルタ3はRF信号を受け、その受信信号の選局毎にカットオフ周波数を変更して通過帯域を変更する。利得可変増幅回路5は前記トラッキングフィルタ3を通過した受信信号を増幅する。ADコンバータ6は前記利得可変増幅回路5で増幅された受信信号をアナログ−デジタル変換し、復調部7は前記ADコンバータ6でデジタル信号に変換された受信信号を復調する。そして、選択度制御部9は、前記受信信号の選局に応じて選局回路4から指示を受けて前記トラッキングフィルタ3の選択度Qを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信機に関するものである。
近年、受信機においては、受信性能の向上とシステム構成の簡素化(システムコストの削減)が求められており、広帯域で受信信号を受け且つ妨害信号に対する受信性能を向上させる手段が必須となることが予想される。
以下、従来の受信機の一例について、図14に従って説明する。同図において、受信機は、アンテナ1、RF増幅器2、トラッキングフィルタ3、選局回路4、利得可変増幅器5、ADコンバータ6、復調部7、及び復調信号出力端子8とにより構成される。
以上のように構成された従来のFM受信機の動作を説明する。図14において、アンテナ1で受信した放送局信号はRF増幅器2で増幅された後、トラッキングフィルタ3で所望の受信信号以外の妨害信号が減衰される。トラッキングフィルタ3の通過帯域を通過した所望の受信信号は、その後段の利得可変増幅器5でADコンバータ6の入力レンジに最適化されるように利得制御されて、ADコンバータ6に入力される。このADコンバータ6でデジタル信号に変換された所望の受信信号は復調部7で復調され、その復調信号が復調信号出力端子8から出力される。
一方、選局回路4は、操作者の選局操作に応じて、トラッキングフィルタ3において所望の受信信号以外の妨害信号が減衰されるように、トラッキングフィルタ3のカットオフ周波数を変更して、受信信号の通過帯域を制御する。
特開平10−164164号公報
しかしながら、前記従来の受信機、特に、所望の受信信号以外の妨害信号のレベルが時々刻々と変化するような移動体向け受信機では、良好な復調信号出力が得られ難いという問題があった。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、その目的は、受信信号の選局時、すなわち、トラッキングフィルタのカットオフ周波数fpの変更時には、その変更に応じてトラッキングフィルタの選択度Q(Quality factor)が大小変化して、その信号通過帯域の幅が拡大又は縮小変化して、妨害信号に対する復調信号出力の品質劣化が生じる点に着目し、どの周波数の受信信号が選局される場合であっても、トラッキングフィルタの選択度Qを大きく保持して、その信号通過帯域を狭帯域として、妨害信号による復調信号出力の品質劣化を極めて受け難い受信機を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明の受信機は、RF信号を受け、この受信信号の選局に応じてカットオフ周波数を変更して受信信号の通過帯域を変更するトラッキングフィルタと、前記トラッキングフィルタを通過した受信信号を増幅する利得可変増幅回路と、前記利得可変増幅回路で増幅された受信信号をアナログ−デジタル変換するADコンバータと、前記ADコンバータでデジタル信号に変換された受信信号を復調する復調部とを備えると共に、前記受信信号の選局に応じて、前記トラッキングフィルタの選択度を制御する選択度制御部を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の受信機において、前記選択度制御部は、前記トラッキングフィルタから前記利得可変増幅回路に至る信号経路と接地との間に配置された可変抵抗を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記請求項2記載の受信機において、前記選択度制御部は、前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数が高いほど、前記可変抵抗の抵抗値を大きく調整して、前記トラッキングフィルタの選択度を大きくすることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記請求項1記載の受信機において、前記受信信号の選局に応じて、前記トラッキングフィルタの出力レベルの減衰量を制御する減衰量制御部を備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記請求項4記載の受信機において、前記減衰量制御部は、前記トラッキングフィルタから前記利得可変増幅回路に至る信号経路に配置された固定容量と、前記信号経路と接地との間に配置された可変容量とを有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記請求項5記載の受信機において、前記減衰量制御部は、前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数が高いほど、前記可変容量の容量値を大きく調整して、前記トラッキングフィルタの出力レベルの減衰量を大きくすることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記請求項1記載の受信機において、前記トラッキングフィルタから前記利得可変増幅回路に至る信号経路のDC動作点の電圧を制御するDC動作点制御部を備えたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記請求項7記載の受信機において、前記DC動作点制御部は、所定電圧を減圧して前記DC動作点に供給する可変抵抗を有することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記請求項1又は4記載の受信機において、前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数近傍の妨害信号のレベルを検出する妨害信号検出部を備えたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、前記請求項9記載の受信機において、前記選択度制御部は、前記妨害信号検出部が検出した妨害信号のレベルを受け、この妨害信号のレベルに応じて、前記トラッキングフィルタの選択度を制御することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、前記請求項10記載の受信機において、前記選択度制御部は、前記妨害信号のレベルが高いほど、前記トラッキングフィルタの選択度を大きく制御することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、前記請求項9記載の受信機において、前記減衰量制御部は、前記妨害信号検出部が検出した妨害信号のレベルを受け、この妨害信号のレベルに応じて、前記トラッキングフィルタの出力レベルの減衰量を制御することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、前記請求項12記載の受信機において、前記減衰量制御部は、前記妨害信号のレベルが高いほど、前記トラッキングフィルタの出力レベルの減衰量を大きく制御することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、前記請求項1又は2記載の受信機において、前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数の周波数ずれをトリミングするトリミング手段を備えたことを特徴とする。
請求項15記載の発明は、前記請求項14記載の受信機において、前記トリミング手段は、前記ADコンバータでアナログ−デジタル変換された受信信号のレベルを希望信号レベルとして検出する希望信号レベル検出部を備え、希望信号レベル検出部は、前記希望信号レベル検出部で検出した希望信号レベルが最大となるように、前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数を制御することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、前記請求項14又は15記載の受信機において、前記トリミング手段は、前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数の周波数ずれのトリミングを、前記受信信号の選局毎に行うことを特徴とする。
請求項17記載の発明は、前記請求項1又は2記載の受信機において、前記トラッキングフィルタは、その入力から出力に至る信号経路に直列に配置されたインダクタと、前記入力から出力に至る信号経路と接地との間に配置された可変容量とを備えることを特徴とする。
以上により、請求項1〜3記載の発明の受信機では、受信信号の選局毎、すなわち、トラッキングフィルタでそのカットオフ周波数が変更される毎に、トラッキングフィルタの選択度は大小変化しようとするが、選択度制御部がその選択度を大きく保持するように制御するので、トラッキングフィルタの信号通過帯域が狭帯域となって、妨害信号の影響を受け難くなり、良好な復調信号出力を得ることができる。
また、請求項4〜6記載の発明では、前記選択度制御部がトラッキングフィルタの選択度を大小制御すると、それに応じてトラッキングフィルタの利得も変化してその出力信号レベルが大小変化しようとするが、減衰量制御部がその利得を調整するので、トラッキングフィルタの出力信号レベルをそのカットオフ周波数に拘わらず所望値に一定保持することが可能である。
更に、請求項7及び8記載の発明では、トラッキングフィルタのDC動作点を制御できるので、トラッキングフィルタの後段に配置される利得可変増幅回路の入力レンジにDC動作点を最適化することができる。
加えて、請求項9〜13記載の発明では、トラッキングフィルタのカットオフ周波数近傍の妨害信号のレベルに応じてトラッキングフィルタの選択度や減衰量が制御されるので、例えばその妨害信号のレベルが高くてその影響を強く受ける状況では、選択度が大きく制御されて、トラッキングフィルタの信号通過帯域が狭帯域に調整され、良好な復調信号出力が得られる。従って、妨害信号レベルが時々刻々と変化する場合であっても、常に良好な復調信号出力を得ることが可能である。
また、請求項14〜16記載の発明では、トラッキングフィルタのカットオフ周波数の周波数ずれがトリミングされるので、周囲温度の変化や部品固有のばらつきがあっても、常に妨害信号の影響を受け難い良好な復調信号出力を得ることができる。
以上説明したように、請求項1〜17記載の発明の受信機によれば、トラッキングフィルタのカットオフ周波数に応じてその選択度を制御したので、妨害信号の影響を受け難い良好な復調信号出力を得ることができる。
本発明の実施形態1における受信機のブロック構成を示す図である。 同受信機に備えるトラッキングフィルタ、選択度制御部及び減衰量制御部の内部構成例を示す図である。 同図(a)は同トラッキングフィルタに備える可変容量を可変制御した場合のカットオフ周波数の変化を示す図、同図(b)はその可変容量の容量値とカットオフ周波数との対応関係を示す図である。 同図(a)は同選択度制御部に備える可変抵抗を可変制御した場合のトラッキングフィルタの選択度の変化を示す図、同図(b)はその可変抵抗の抵抗値とカットオフ周波数との対応関係を示す図である。 同図(a)は同減衰量制御部に備える可変容量を可変制御した場合のトラッキングフィルタの出力レベルの変化を示す図、同図(b)はその可変容量の容量値とカットオフ周波数との対応関係を示す図である。 同図(a)はトラッキングフィルタに備える可変容量の可変制御によってカットオフ周波数を変更した場合に、選択度制御部の可変抵抗及び減衰量制御部の可変容量の制御によるトラッキングフィルタの選択度及び出力レベルの調整の様子を示す図、同図(b)はトラッキングフィルタのカットオフ周波数とトラッキングフィルタの可変容量と選択度制御部の可変抵抗と減衰量制御部の可変容量との対応関係を示す図である。 本発明の実施形態2における受信機のブロック構成を示す図である。 同受信機に備えるトラッキングフィルタ、選択度制御部及びDC動作点制御部の構成例を示す図である。 本発明の実施形態3における受信機のブロック構成を示す図である。 同受信機に備えるトラッキングフィルタ、選択度制御部及び減衰量制御部の構成例を示す図である。 同図(a)は希望信号に対して妨害信号レベルが高い様子を説明する図、同図(b)はトラッキングフィルタの選択度を制御して希望信号に対する妨害信号の影響を軽減する様子を説明する図である。 同図(a)は妨害信号レベルと選択度制御部の可変抵抗の抵抗値と減衰量制御部の可変容量の容量値との対応関係を示す図、同図(b)は選択度制御部の可変抵抗の可変制御によってトラッキングフィルタの選択度を変更する様子を示す図、同図(c)は減衰量制御部の可変容量の可変制御によってトラッキングフィルタの出力レベルを変更する様子を示す図である。 本発明の実施形態4における受信機のブロック構成を示す図である。 従来の受信機のブロック構成の一例を示す図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1における受信機について図を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態1における受信機の構成を示すブロック図である。
同図に示した受信機は、特に、所望の受信信号以外の妨害信号のレベルが時々刻々と変化するような移動体向け受信機である。そして、この受信機は、アンテナ1、RF増幅器2、トラッキングフィルタ3、選局回路4、利得可変増幅器5、ADコンバータ6、復調部7及び復調信号出力端子8とを有する。更に、前記受信機は、本願発明に特徴的な選択度制御部9と、減衰量制御部10とをも有している。
次に、前記受信機の詳細な構成を説明する。
図1において、アンテナ1で受信した放送局信号はRF増幅器2で増幅される。選局回路4は操作者の選局操作毎に所望の受信信号を選択する信号をトラッキングフィルタ3に出力する。トラッキングフィルタ3は、前記選択信号に基づいて前記RF増幅器2から受けたRF信号のうち所望の受信信号以外の妨害信号を減衰させるように、カットオフ周波数を変更して、受信信号の通過帯域を変更する。前記トラッキングフィルタ3の通過帯域を通過した所望の受信信号は、利得可変増幅器5において、その後段のADコンバータ6の入力レンジに最適化されるように利得制御された後、ADコンバータ6に入力される。ADコンバータ6でデジタル信号に変換された所望の受信信号は復調部7で復調され、復調信号出力端子8から出力される。
そして、前記選択度制御部9は、トラッキングフィルタ3の各カットオフ周波数における通過帯域の幅を可変に制御するものであり、トラッキングフィルタ3の通過帯域を狭くする必要がある場合に、その制御を実施する。また、前記減衰量制御部10は、その後段に配置される利得可変増幅器5に入力される信号が最適なレベルとなるようにトラッキングフィルタ3の出力レベルの減衰量を可変に制御する。
次に、前記トラッキングフィルタ3、選択度制御部9及び減衰量制御部10の内部構成例を図2に示す。
図2において、トラッキングフィルタ3は、入力端子V1から出力端子V2に至る信号経路17に配置されたインダクタLと、前記信号経路17と接地との間に配置された可変容量C1とにより構成される。選局回路4は、操作者の選局操作に応じて前記可変容量C1の容量値を変更する信号を出力し、この可変容量C1の容量値の変更により、トラッキングフィルタ3のカットオフ周波数fpを変更する。
また、選択度制御部9は、トラッキングフィルタ3のインダクタLと出力端子V2との間の信号経路と接地との間に配置された可変抵抗R1を備え、この可変抵抗R1の抵抗値の調整により、トラッキングフィルタ3の選択度Qを制御する。この選択度Qの制御の詳細は後述する。
更に、減衰量制御部10は、前記選択度制御部9の後段に配置されており、前記インダクタLと出力端子V2との間の信号経路に配置された固定容量C2と、この固定容量C2から出力端子V2への信号経路と接地との間に配置された可変容量C3とにより構成される。
前記トラッキングフィルタ3、選択度制御部9及び減衰量制御部10の動作を説明する。図2において、入力端子V1から出力端子V2の間で2次ローパスフィルタが構成されており、トラッキングフィルタ3のカットオフ周波数をfp、トラッキングフィルタ3の選択度をQとすると、その伝達関数H(S)は以下の式で表わされる。
Figure 2012085144
上式の通り、カットオフ周波数fpには、選択度制御部9の可変抵抗R1の項が含まれないので、カットオフ周波数fpの制御は選択度Qの制御とは独立して実施することが可能となる。ここで、トラッキングフィルタ3の可変容量C1と減衰量制御部10の固定容量C2及び可変容量C3の各容量値間の関係を、C1>>C2、C3とすると、カットオフ周波数fpは、fp=1/(2π√L・C1)と近似することができ、カットオフ周波数fpをトラッキングフィルタ3の可変容量C1によって可変とし、所望周波数の受信信号のみを通過させるフィルタを構成することが可能となる。トラッキングフィルタ3において、カットオフ周波数fpと可変容量C1の容量値との関係は、図3(a)及び(b)に示すように、可変容量C1の容量値を順次小さく制御すると(C11>C12>C13)、カットオフ周波数fpは高く制御される。
また、上式の通り、トラッキングフィルタ3の選択度Qの式の分子にトラッキングフィルタ3の可変容量C1が含まれているため、トラッキングフィルタ3のカットオフ周波数fpを高く制御しようとして可変容量C1の容量値を小さく制御すると、図3(a)から判るように選択度Qが低下し、通過帯域幅が拡大変化する。従って、選択度Qが低下すると、通過帯域幅の拡大に伴って、その拡大した通過帯域に妨害信号が入って、妨害信号に対する減衰量が不足し、所望の受信信号を良好に復調できない問題が発生する。この問題を回避するために、選択度制御部9の可変抵抗R1を制御して、選択度Qの低下を防止し、良好な復調出力を得るようにする。具体的には、図4(a)に示すように、例えばカットオフ周波数Fp3おいて選択度制御部9の可変抵抗R1の抵抗値を順次大きく(R15<R16<R17)制御すると、このカットオフ周波数fp3での選択度Qは大きく制御されて、通過帯域幅は狭く制御される。複数のカットオフ周波数fp1、fp2、fp3間では、図4(b)に示すように、カットオフ周波数が高くなるに従い(fp1<fp2<fp3)、選択度Qは通常では低下するため、選択度制御部9の可変抵抗R1を順次大きく(R11<R12<R13)制御する。
更に、上式の通り、トラッキングフィルタ3の出力レベル、すなわち利得は、C2/(C2+C3)と選択度Qとに比例するので、選択度Qが高くなると利得が大きくなり、選択度Qが低下すると利得が低下する関係にある。選択度Qの制御によって変化した利得は、減衰量制御部10の可変容量C3によって可変に減衰制御することにより、調整可能である。具体的には、図5(a)に示すように、例えばカットオフ周波数Fp3おいて減衰量制御部10の可変容量C3の容量値を順次大きく(C35<C36<C37)制御すると、このカットオフ周波数fp3での減衰量が大きく制御されて、トラッキングフィルタ3の出力レベルは低下制御される。複数のカットオフ周波数fp1、fp2、fp3間では、図5(b)に示すように、カットオフ周波数が高くなるに従い(fp1<fp2<fp3)、前記選択度Qが大きくなって、利得が通常では大きくなるため、減衰量制御部10の可変容量C3を順次大きく(C31<C32<C33)制御する。
以上を総合すると、図6(b)に示すように、トラッキングフィルタ3において可変容量C1を容量値C11、C12、C13(C11>C12>C13)に調整してカットオフ周波数fpをfp1、fp2、fp3(fp1<fp2<fp3)に制御する際には、同時に選局回路4が、選択度制御部9の可変抵抗R1を、予め設定しておいた抵抗値R11、R12、R13(R11<R12<R13)に制御すると共に、減衰量制御部10の可変容量C3を、予め設定しておいた容量値C31、C32、C33(C31<C32<C33)に制御して、同図(a)に示すように、選択度Q及びトラッキングフィルタ3の出力レベルを各カットオフ周波数fp1、fp2、fp3間で同一値に制御する。このように、選局回路4には、トラッキングフィルタ3のカットオフ周波数fpの各周波数値に対する可変容量C1の各容量値と、選択度制御部9の可変抵抗R1の各抵抗値と、減衰量制御部10の可変容量C3の各容量値との間の図6(b)に示す対応関係が予め記憶されている。
従って、本実施形態では、例えば図6(a)において、各カットオフ周波数fp1、fp2、fp3間で選択度Q及びトラッキングフィルタ3の出力レベルが同一値に制御されるので、図3(a)に示した従来のように選択度Qが低下して通過帯域幅が拡がったカットオフ周波数fpの選択時に妨害信号の影響を受け易くなることを抑制して、何れのカットオフ周波数fpを選択しても、常に妨害信号の影響を受け難くできて、良好な復調信号出力を得ることができる。
尚、本実施形態では、カットオフ周波数fpが3つの値fp1、fp2、fp3を採る場合を例示したが、4値以上の多値の場合であっても、予め、選択度制御部9の可変抵抗R1の抵抗値と減衰量制御部10の可変容量C3の容量値とを各カットオフ周波数で予め設定しておけば良い。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2の受信機について図7を用いて説明する。
図7は、本発明の実施形態2における受信機の構成を示すブロック図である。本実施形態が前記実施形態1と異なる点は、DC動作点制御部11を配置した点である。尚、図7では、図1に示した減衰量制御部10を削除しているが、図1と同様に配置する構成を採用しても良い。
本実施形態では、図7において、アンテナ1で受信した放送局信号が復調されて復調信号出力端子8から出力されるまでの信号処理は、前記実施形態1と同様である。
DC動作点制御部11は、選局操作毎に選局回路4からの指令信号を受けて、トラッキングフィルタ3の出力端子V2であるDC動作点の電圧を可変に制御するものであり、後段に配置される利得可変増幅器5の入力レンジに前記DC動作点の電圧を最適化する必要がある場合に、その制御を行うものである。
図8は、前記トラッキングフィルタ3、選択度制御部9及び前記DC動作点制御部11の内部構成例を示す。同図では、トラッキングフィルタ3、選択度制御部9の内部構成は前記実施形態1と同様であるので、その説明を省略する。前記DC動作点制御部11は、所定電源VRと前記トラッキングフィルタ3のDC動作点Aとの間に配置された可変抵抗R2を有する。
以上のように構成されたDC動作点制御部11の動作について説明する。
図8において、DC動作点制御部11の可変抵抗R2は、所定電源VRの基準電圧とDC動作点Aとの間に接続されており、選択度制御部9の可変抵抗R1は前記DC動作点Aと接地との間に接続されているので、DC動作点Aの電圧はVR・R1/(R1+R2)で決定される。従って、DC動作点制御部11の可変抵抗R2の抵抗値を可変することにより、トラッキングフィルタ3のDC動作点Aの電圧を可変に制御することが可能となり、後段に接続される利得可変増幅器5の入力レンジにDC動作点Aの電圧を最適化することが可能である。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3のる受信機について図を用いて説明する。
図9は本発明の実施形態3の受信機の構成を示すブロック図である。本実施形態では、図1に示した実施形態1の受信機に対して更にADコンバータ12と妨害信号検出部13とを追加した構成を有する。
前記ADコンバータ12は、RF増幅器2からの受信信号をデジタル信号に変換して妨害信号検出部13に出力する。前記妨害信号検出部13には、所望周波数の希望信号のレベルと、その希望信号の周波数近傍の妨害信号のレベルとを検出して両者を比較し、前記妨害信号のレベルが所望の希望信号レベルと同等、又は妨害信号のレベルが所望の希望信号レベル以上というような、妨害信号の影響を強く受ける電界状況を検出する。強い妨害信号レベルを検出した場合、この妨害信号検出部13は、選択度制御部9及び減衰量制御部10を制御して、妨害信号レベルを低減させるように制御を実施する。以下、具体的に説明する。
図10は、本実施形態でのトラッキングフィルタ3、選択度制御部9及び減衰量制御部10の内部構成例を示す。トラッキングフィルタ3の内部構成は図1と同様である。選択度制御部9は、可変抵抗R1と他の可変抵抗R3とを備える。前記可変抵抗R1は、実施形態1と同様に、選択度Qを各カットオフ周波数fpで同一値に制御するためのものであり、他の可変抵抗R3は前記妨害信号検出部13によって可変制御される。また、減衰量制御部10は、固定容量C2と、可変容量C3と、他の可変容量C4とを備える。前記可変容量C3は、実施形態1と同様に、トラッキングフィルタ3の出力レベルを各カットオフ周波数fpで同一値に制御するためのものであり、他の可変容量C4は前記妨害信号検出部13によって可変制御される。
次に、前記妨害信号検出部13が強い妨害信号レベルを検出し、この検出時に前記選択度制御部9及び減衰量制御部10を制御する場合を説明する。
図11(a)は、妨害信号検出部13が選択度制御部9及び減衰量制御部10を制御する以前の、トラッキングフィルタ3の周波数特性と、ADコンバータ12に入力される希望信号レベル及び妨害信号レベルとの関係を示したものであり、希望信号レベルとその希望信号の周波数近傍の妨害信号レベルとがほぼ同レベルの状態を示している。
妨害信号検出部13は、希望信号の周波数近傍の妨害信号レベルを検出し、その妨害信号レベルが図12(a)に示すように所定値UL1以上の場合に、その妨害信号レベルが例えば予め記憶した3つの値UL1、UL2、UL3(UL1<UL2<UL3)の何れかであれば、その妨害信号レベルに対応して前記選択度制御部9の可変抵抗R3を予め設定した抵抗値R31、R32、R33(R31<R32<R33)の何れかに設定することにより、その妨害信号レベルが大きいほど図12(b)のように選択度Qを大きくして、通過帯域を狭帯域にする。これにより、図11(b)に示すように、妨害信号レベルが大きい場合であっても、狭通過帯域によって妨害信号レベルを減衰させる。
更に、前記選択度制御部9の可変抵抗R3を大きく変更するほど、既述の通りトラッキングフィルタ3の出力レベルが高くなるため、妨害信号検出部13は減衰量制御部10の可変容量C4を、図12(a)のように大きく(C41<C42<C43)制御して減衰量を高めて、図12(c)の通り、トラッキングフィルタ3の出力レベルを低く調整する。
尚、トラッキングフィルタ3の周波数特性を狭通過帯域に維持した場合には、群遅延歪によって所望の受信信号の復調信号の品質が劣化する場合があるために、常に狭通過帯域に制御することは望ましくない。しかし、本実施形態では、妨害信号レベルが所定値UL1未満で低い場合や妨害信号が存在しない受信状況に遷移した場合には、妨害信号検出部13が選択度制御部9の可変抵抗R3及び減衰量制御部10の可変容量C4を極く小さな初期値に戻す制御を行う。従って、妨害信号レベルが所定値UL1未満の場合には、トラッキングフィルタ3の選択度Qは図4に示した通常値に維持されて、通常の通過帯域幅が確保される。
よって、本実施形態では、妨害信号のレベルに応じてトラッキングフィルタ3の選択度及び減衰量を制御するので、妨害信号レベルが時々刻々と変化する場合でも、その妨害信号を適切に減衰させて、良好な復調信号出力を得ることが可能である。
尚、本実施形態では、選択度制御部9に別途可変抵抗R3を設けると共に、減衰量制御部10に別途可変容量C4を設けて、それ等の値を妨害信号検出部13が検出した妨害信号のレベルに応じて制御するようにしたが、本発明はこれに限定されず、その他、例えば、選択度制御部9及び減衰量制御部10を図2の構成として別途に可変抵抗R3や可変容量C4を設けない構成とし、選局回路4が妨害信号検出部13から指示を受けて選択度制御部9の可変抵抗R1の値と減衰量制御部10の可変容量C3の値とを追加的に可変制御する構成としても良いのは、勿論である。
(実施形態4)
以下、本発明の実施形態4の受信機について図を用いて説明する。
図13は、本発明の実施形態4における受信機の構成を示すブロック図である。
本実施形態では、トラッキングフィルタ3のカットオフ周波数fpをトリミングするようにしたものである。
図13において、受信機は、アンテナ1、RF増幅器2、トラッキングフィルタ3、利得可変増幅器5、ADコンバータ6、復調部7、復調信号出力端子8を備えると共に、更に、スイッチ14、信号発生回路15、希望信号レベル検出部16を備えている。これ等の構成要素14〜16によりトリミング手段18を構成している。
続いて、本実施形態の受信機の詳しい構成を説明する。
図13において、スイッチ14はRF増幅器2とトラッキングフィルタ3との間に配置される。このスイッチ14が図中P1側に接続されている場合には、アンテナ1で受信した放送局信号が復調部7で復調されて復調信号出力端子8から出力されるまでの信号処理は前記実施形態1と同様である。
希望信号レベル検出部16は、ADコンバータ6の出力デジタル信号を受けて、希望信号のレベルを検出し、この希望信号レベルに応じてトラッキングフィルタ3のカットオフ周波数fpの周波数ずれをトリミングするようにトラッキングフィルタ3、スイッチ14及び信号発生回路15を制御する。
以下、前記トリミング方法の詳細について説明する。
トリミングを実施しない場合には、希望信号レベル検出部16はスイッチ14をP1側に接続し、信号発生回路15からは信号が出力されないように制御し、トラッキングフィルタ3のカットオフ周波数fpはトリミングされない。
一方、トリミングを実施する場合、希望信号レベル検出部16はスイッチ14をP1側からP2側に切り換え、信号発生回路15から所望の希望信号と同一周波数の基準信号を出力するように制御する。信号発生回路15から出力された基準信号は、スイッチ14のP2端子を介してトラッキングフィルタ3に入力され、利得可変回路5を経由し、ADコンバータ6でデジタル信号に変換される。ADコンバータ6でデジタル信号に変換された基準信号は希望信号レベル検出部16に入力される。ここで、希望信号レベル検出部16は、入力された基準信号のレベルが最大となるように、トラッキングフィルタ3のカットオフ周波数fpをトリミングするように図2の可変容量C1の容量値を可変制御する。
以上のようなトリミング動作を、選局操作毎に選局回路4から指令を受けて、その選局に応じたトラッキングフィルタ3の可変容量C1の調整前の段階で、実施すれば、トラッキングフィルタ3を構成する部品が経年変化した場合や、周囲温度が変化したことに起因する温度シフトに対して、トラッキングフィルタ3の周波数特性を常に最良の状態で使用することが可能となる。
従って、本実施形態の受信機では、トラッキングフィルタ3のカットオフ周波数fpの周波数ずれを自動でトリミングするので、妨害信号の影響を受け難い良好な復調信号出力を得ることができる。
以上説明したように、本発明は、トラッキングフィルタのカットオフ周波数に応じてその選択度を制御して、妨害信号の影響を受け難い良好な復調信号出力を得ることができるので、トラッキングフィルタを有する受信機、特に、妨害信号のレベルが時々刻々と変化するような移動体向け受信機に適用して、有用である。
1 アンテナ
2 RF増幅器
3 トラッキングフィルタ
L インダクタ
C1 可変容量
4 選局回路
5 利得可変型増幅器
6 ADコンバータ
7 復調部
8 復調信号出力端子
9 選択度制御部
R1 可変抵抗
R3 可変抵抗
10 減衰量制御部
C2 固定容量
C3 可変容量
C4 可変容量
11 DC動作点制御部
R2 可変抵抗
12 ADコンバータ
13 妨害信号検出部
14 スイッチ
15 信号発生回路
16 希望信号レベル検出部
17 信号経路
18 トリミング手段

Claims (17)

  1. RF信号を受け、この受信信号の選局に応じてカットオフ周波数を変更して受信信号の通過帯域を変更するトラッキングフィルタと、
    前記トラッキングフィルタを通過した受信信号を増幅する利得可変増幅回路と、
    前記利得可変増幅回路で増幅された受信信号をアナログ−デジタル変換するADコンバータと、
    前記ADコンバータでデジタル信号に変換された受信信号を復調する復調部とを備えると共に、
    前記受信信号の選局に応じて、前記トラッキングフィルタの選択度を制御する選択度制御部を備えた
    ことを特徴とする受信機。
  2. 前記請求項1記載の受信機において、
    前記選択度制御部は、
    前記トラッキングフィルタから前記利得可変増幅回路に至る信号経路と接地との間に配置された可変抵抗を有する
    ことを特徴とする受信機。
  3. 前記請求項2記載の受信機において、
    前記選択度制御部は、
    前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数が高いほど、前記可変抵抗の抵抗値を大きく調整して、前記トラッキングフィルタの選択度を大きくする
    ことを特徴とする受信機。
  4. 前記請求項1記載の受信機において、
    前記受信信号の選局に応じて、前記トラッキングフィルタの出力レベルの減衰量を制御する減衰量制御部を備えた
    ことを特徴とする受信機。
  5. 前記請求項4記載の受信機において、
    前記減衰量制御部は、
    前記トラッキングフィルタから前記利得可変増幅回路に至る信号経路に配置された固定容量と、
    前記信号経路と接地との間に配置された可変容量とを有する
    ことを特徴とする受信機。
  6. 前記請求項5記載の受信機において、
    前記減衰量制御部は、
    前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数が高いほど、前記可変容量の容量値を大きく調整して、前記トラッキングフィルタの出力レベルの減衰量を大きくする
    ことを特徴とする受信機。
  7. 前記請求項1記載の受信機において、
    前記トラッキングフィルタから前記利得可変増幅回路に至る信号経路のDC動作点の電圧を制御するDC動作点制御部を備えた
    ことを特徴とする受信機。
  8. 前記請求項7記載の受信機において、
    前記DC動作点制御部は、
    所定電圧を減圧して前記DC動作点に供給する可変抵抗を有する
    ことを特徴とする受信機。
  9. 前記請求項1又は4記載の受信機において、
    前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数近傍の妨害信号のレベルを検出する妨害信号検出部を備えた
    ことを特徴とする受信機。
  10. 前記請求項9記載の受信機において、
    前記選択度制御部は、
    前記妨害信号検出部が検出した妨害信号のレベルを受け、この妨害信号のレベルに応じて、前記トラッキングフィルタの選択度を制御する
    ことを特徴とする受信機。
  11. 前記請求項10記載の受信機において、
    前記選択度制御部は、
    前記妨害信号のレベルが高いほど、前記トラッキングフィルタの選択度を大きく制御する
    ことを特徴とする受信機。
  12. 前記請求項9記載の受信機において、
    前記減衰量制御部は、
    前記妨害信号検出部が検出した妨害信号のレベルを受け、この妨害信号のレベルに応じて、前記トラッキングフィルタの出力レベルの減衰量を制御する
    ことを特徴とする受信機。
  13. 前記請求項12記載の受信機において、
    前記減衰量制御部は、
    前記妨害信号のレベルが高いほど、前記トラッキングフィルタの出力レベルの減衰量を大きく制御する
    ことを特徴とする受信機。
  14. 前記請求項1又は2記載の受信機において、
    前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数の周波数ずれをトリミングするトリミング手段を備えた
    ことを特徴とする受信機。
  15. 前記請求項14記載の受信機において、
    前記トリミング手段は、
    前記ADコンバータでアナログ−デジタル変換された受信信号のレベルを希望信号レベルとして検出する希望信号レベル検出部を備え、
    希望信号レベル検出部は、
    前記希望信号レベル検出部で検出した希望信号レベルが最大となるように、前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数を制御する
    ことを特徴とする受信機。
  16. 前記請求項14又は15記載の受信機において、
    前記トリミング手段は、
    前記トラッキングフィルタのカットオフ周波数の周波数ずれのトリミングを、前記受信信号の選局毎に行う
    ことを特徴とする受信機。
  17. 前記請求項1又は2記載の受信機において、
    前記トラッキングフィルタは、
    その入力から出力に至る信号経路に直列に配置されたインダクタと、
    前記入力から出力に至る信号経路と接地との間に配置された可変容量とを備える
    ことを特徴とする受信機。
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