JP2012085081A - 制御フレーム処理回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】1G制御フレームおよび10G制御フレームに対応する制御フレーム処理部およびバッファ部の回路規模を低減する。
【解決手段】OLTと1対多で接続される下り伝送速度AbpsのA−ONUおよび下り伝送速度Bbps(A<B)のB−ONUのアクセス制御を行う下り伝送速度A/BbpsのA/B送信制御フレームを生成する制御フレーム処理部は、下り伝送速度Bbpsに対応する動作クロックで動作し、A/B送信制御フレームの各下り伝送速度を維持しながら、A送信制御フレームとB送信制御フレームを時分割多重するとともに、それぞれの下り伝送速度を示すフラグを挿入したA/B送信制御フレームを出力する構成とし、バッファ部は、A/B送信制御フレームを蓄積し、フラグに応じてA送信制御フレームとB送信制御フレームに分離し、送信処理部A/Bにそれぞれ出力する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、局に設置されるOLT(Optical Line Terminal :光加入者線終端装置)と、各ユーザ宅にそれぞれ設置される複数のONU(Optical Network Unit:光加入者線ネットワーク装置)との間でポイント−マルチポイント通信を行うPON(Passive Optical Network )システムにおいて、伝送速度が異なるONUに対する制御フレームを生成する制御フレーム処理回路に関する。
なお、本明細書では、OLTからONUの下り伝送速度およびONUからOLTの上り伝送速度がともに1Gbps または10Gbps となる場合、または上り伝送速度が1Gbps で下り伝送速度が10Gbps となる非対称の場合において、下り伝送速度が1Gbps または10Gbps の制御フレームを例に説明するが、伝送速度はこれに限定されるものではない。また、本明細書では下り伝送速度1Gbps を「1G」、下り伝送速度10Gbps を「10G」と表記するが、上り伝送速度が1Gbps で下り伝送速度が10Gbps となる場合は必要に応じて「非対称10G」と表記する。
図1は、PONシステムの構成例を示す(非特許文献1,2)。
図1において、PONシステムは、局に設置されるOLT101と、各ユーザ宅にそれぞれ設置される複数m個のONU102と、OLT101と複数m個のONU102を1:mに接続する光ファイバ103および光スプリッタ104とにより構成される。OLT101には外部のネットワーク105が接続される。
PONシステムでは、複数のONU102から送信される上り信号が光スプリッタ104で束ねられてOLT101に届く。したがって、各ONUの上り信号の衝突が起こらないように、IEEE802.3およびIEEE802.3avでは、各ONUが上り信号を送信するタイミングを制御するMPCP(Multi-point Control Protocol)を規定している。
図2は、OLTの構成例を示す。
図2において、OLTは、PON側送受信回路11、1G受信処理部12−1、10G受信処理部12−2、制御フレーム処理回路13、ブリッジ回路14、外部ネットワーク側送受信回路15、1G送信処理部16−1、10G送信処理部16−2により構成される。さらに、制御フレーム処理回路13は、制御フレーム処理部17およびバッファ部18により構成される。
1G−ONU、10G−ONU、非対称10G−ONUからの上りフレームは、PON側送受信回路11に入力して光信号から電気信号に変換され、伝送速度ごとに1G受信処理部12−1および10G受信処理部12−2へ出力される。1G受信処理部12−1は、1G受信フレームを入力して1G受信制御フレームと1Gユーザフレームに振り分ける。10G受信処理部12−2は、10G受信フレームを入力して10G受信制御フレームと10Gユーザフレームに振り分ける。ここで、制御フレームはOLTとONUとの間で送受信されるフレームであり、ユーザフレームは制御フレーム以外のフレームである。1Gユーザフレームおよび10Gユーザフレームは、ブリッジ回路14を介して外部ネットワーク側送受信回路15から外部ネットワークへと出力される。
一方、1G受信制御フレームおよび10G受信制御フレームは、1G受信処理部12−1および10G受信処理部12−2からそれぞれ制御フレーム処理部17に入力する。制御フレーム処理部17は、1G−ONU間および10G−ONU間で、それぞれアクセス制御のためのディスカバリや上り信号制御を行う。ディスカバリでは、OLTがPONシステムに接続されたONUを自動的に発見し、ONUに固有の識別子(LLID:Logical Link IDentifier )の割り当てを行い、各ONUとの通信リンクを自動的に確立する制御を行う。上り信号制御では、各ONUからの上りフレームが光スプリッタで合流後に衝突しないように、各ONUに対してそれぞれの送信開始時刻と送信継続時間(送信量)を通知する帯域割当を行う。このような制御に用いる1G送信制御フレームおよび10G送信制御フレームは、図8(1) に示すように、制御フレーム処理部17からそれぞれ独立にバッファ部18に出力される。バッファ部18は、外部ネットワークから入力する1Gユーザフレームおよび10Gユーザフレームと、制御フレーム処理部17から入力する1G送信制御フレームおよび10G送信制御フレームをそれぞれ蓄積し、1G送信処理部16−1および10G送信処理部16−2に出力する。1G送信処理部16−1は、1Gユーザフレームと1G送信制御フレームを多重化して1G下りフレームを生成し、10G送信処理部16−2は、10Gユーザフレームと10G送信制御フレームを多重化して10G下りフレームを生成し、それぞれPON側送受信回路11に出力する。PON側送受信回路11は、各下りフレームを電気信号から光信号に変換し、ONUへと送信する。各ONUは、送信制御フレームで通知されるそれぞれの帯域割当期間で上りフレームを送信する。
図3は、従来の制御フレーム処理部17の構成例を示す。
図3において、制御フレーム処理部17は、MPCP状態管理部171、1G出力調停部172、10G出力調停部173、1G制御フレーム作成部174、10G制御フレーム作成部175により構成される。1G受信処理部12−1および10G受信処理部12−2から入力する1G受信制御フレームおよび10G受信制御フレームは、MPCP状態管理部171に入力する。MPCP状態管理部171は、各イベントを契機としてMPCP処理を実現する状態遷移マシーンで構成され、状態遷移マシーンの状態に応じて各種1G制御フレームに対応する1G出力要求信号#1〜#n1を1G出力調停部172に出力し、また各種10G制御フレームに対応する10G出力要求信号#1〜#n2を10G出力調停部173に出力する。また、MPCP状態管理部171は、非対称10G−ONUからの1G受信制御フレームを入力し、各種10G制御フレームに対応する10G出力要求信号を10G出力調停部173に出力する。
なお、1G出力要求信号#1〜#n1は、1つの1G−ONUに対するn1種類の出力要求信号(例えばRegisterフレームやKeep aliveフレームの出力要求信号)を示す。10G出力要求信号#1〜#n2についても同様であり、1つの10G−ONUに対するn2種類の出力要求信号を示す。また、MPCP状態管理部171は、複数の1G−ONUに対する出力要求信号および複数の10G−ONUに対する出力要求信号を出力することにより、それぞれ複数の1G−ONUおよび10G−ONUに対応する構成とすることができる。
1G出力調停部172および10G出力調停部173は、それそれ複数の出力要求信号から1つを選択し、選択した出力要求信号に対応した制御フレームを作成するように、1G制御フレーム作成部174および10G制御フレーム作成部175に出力指示信号を出力する。同時に、1G出力調停部172および10G出力調停部173は、当該出力要求信号を受理したことを要求受理信号としてMPCP状態管理部171に通知し、MPCP状態管理部171はその出力要求を取り下げる。
1G制御フレーム作成部174および10G制御フレーム作成部175は、出力指示信号に応じた1G送信制御フレームおよび10G送信制御フレームを作成してバッファ部18に出力し、出力完了信号を1G出力調停部172および10G出力調停部173に出力する。1G出力調停部172および10G出力調停部173は、この出力完了信号を受信すると、次の出力要求信号を選択する状態に移行する。
図4は、従来のバッファ部18の構成例を示す。
図4において、バッファ部18は、1G送信制御フレームバッファ181、1Gユーザフレームバッファ182、10G送信制御フレームバッファ183、10Gユーザフレームバッファ184により構成される。1G送信制御フレームバッファ181は、制御フレーム処理部17から入力する1G送信制御フレームを蓄積する。1Gユーザフレームバッファ182は、ブリッジ回路14から入力する1Gユーザフレームを蓄積する。1G送信処理部16−1は、1G送信制御フレームバッファ181および1Gユーザフレームバッファ182に蓄積された1G送信制御フレームおよび1Gユーザフレームを多重化し、1G下りフレームを生成して出力する。10G送信制御フレームバッファ183は、制御フレーム処理部17から入力する10G送信制御フレームを蓄積する。10Gユーザフレームバッファ184は、ブリッジ回路14から入力する10Gユーザフレームを蓄積する。10G送信処理部16−2は、10G送信制御フレームバッファ183および10Gユーザフレームバッファ184に蓄積された10G送信制御フレームおよび10Gユーザフレームを多重化し、10G下りフレームを生成して出力する。
なお、1G送信制御フレームおよび10G送信制御フレームは、それぞれ対応するONUに対して送信間隔が一定値以上になるように制御される。
IEEE Std 802.3-2005: Part 3: Carrier sense multiple access with collision detection (CSMA/CD) access method and physical layer specifications IEEE Std 802.3avTM -2009: Part3: Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection (CSMA/CD) Access Method and Physical Layer Specifications
OLTにおける従来の制御フレーム処理回路13では、1G送信制御フレームおよび10G送信制御フレームがそれぞれ独立に生成され、1Gユーザフレームおよび10Gユーザフレームとそれぞれ多重化される構成であった。すなわち、従来の制御フレーム処理回路13の制御フレーム処理部17は、図3に示すように、1G制御フレーム作成部174および10G制御フレーム作成部175をそれぞれ備える構成であり回路規模が大きい。また、従来のバッファ部18は、図4に示すように、1G送信制御フレームおよび10G送信制御フレームに対して、それぞれ対応する1G送信制御フレームバッファ181および10G送信制御フレームバッファ183を備える構成であり回路規模が大きい。
本発明は、1G制御フレームおよび10G制御フレームに対応する制御フレーム処理部およびバッファ部の回路規模を低減することができる制御フレーム処理回路を提供することを目的とする。
本発明は、OLTと1対多で接続される複数のONU間のアクセス制御を行う送信制御フレームを生成する構成であって、OLTからONU方向を下りとしたときに、下り伝送速度Abps のA−ONUおよび下り伝送速度Bbps (A<B)のB−ONUのアクセス制御を行う下り伝送速度Abps のA送信制御フレームおよび下り伝送速度Bbps のB送信制御フレームを生成する制御フレーム処理部と、A−ONU宛てのA送信制御フレームおよびAユーザフレームを蓄積し、B−ONU宛てのB送信制御フレームとBユーザフレームを蓄積するバッファ部とを備え、バッファ部に蓄積したA送信制御フレームおよびAユーザフレームを多重化する送信処理部Aに出力し、B送信制御フレームおよびBユーザフレームを多重化する送信処理部Bに出力する制御フレーム処理回路において、制御フレーム処理部は、下り伝送速度Bbps に対応する動作クロックで動作し、A送信制御フレームおよびB送信制御フレームの各下り伝送速度を維持しながら、A送信制御フレームとB送信制御フレームを時分割多重するとともに、それぞれの下り伝送速度を示すフラグを挿入したA/B送信制御フレームを出力する構成であり、バッファ部は、A/B送信制御フレームを蓄積し、フラグに応じてA送信制御フレームおよびB送信制御フレームに分離し、送信処理部Aおよび送信処理部Bにそれぞれ出力する構成である。
また、制御フレーム処理部は、A−ONUのアクセス制御を行う複数のA送信制御フレームに対応する出力要求信号を下り伝送速度Bに対する下り伝送速度Aの割合で有効とし、B−ONUのアクセス制御を行う複数のB送信制御フレームに対応する出力要求信号と出力調停する出力調停手段と、A送信制御フレームに対応する出力要求信号およびB送信制御フレームに対応する出力要求信号に応じてA/B送信制御フレームを作成して出力するA/B送信制御フレーム作成手段とを備える。
また、下り伝送速度Abps は1Gbps 、下り伝送速度Bbps は10Gbps である。
本発明の制御フレーム処理回路は、A送信制御フレームとB送信制御フレームをそれぞれの下り伝送速度に応じて時分割多重したA/B送信制御フレームを生成し、そのA/B送信制御フレームをA送信制御フレームとB送信制御フレームに分離してから各ユーザフレームと多重化する構成であるので、従来は下り伝送速度ごとに設けられていた制御フレーム作成部および制御フレームバッファをそれぞれ1つに集約することができる。これにより、制御フレーム処理回路およびOLT全体の回路規模を縮小することができる。
また、制御フレーム処理部は、早い方の下り伝送速度Bbps の動作クロックのみで設計することができるので、回路設計を容易にすることができる。これにより、制御フレーム処理部およびOLT全体の設計コストを低減することができる。
PONシステムの構成例を示す図である。 OLTの構成例を示す図である。 従来の制御フレーム処理部17の構成例を示す図である。 従来のバッファ部18の構成例を示す図である。 本発明の制御フレーム処理回路を含むOLTの構成例を示す図である。 本発明の制御フレーム処理回路における制御フレーム処理部17の構成例を示す図である。 制御フレーム処理部17の動作例を示すタイミングチャートである。 制御フレーム処理部17の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の制御フレーム処理回路におけるバッファ部18の構成例を示す図である。
図5は、本発明の制御フレーム処理回路を含むOLTの構成例を示す。
図5において、本実施例のOLTは、制御フレーム処理回路13の制御フレーム処理部17およびバッファ部18の構成が図2に示す従来のものと異なり、その他は同様の構成である。
制御フレーム処理部17は、1G受信制御フレームおよび10G受信制御フレームを入力し、1G送信制御フレームおよび10G送信制御フレームを時分割多重した1G/10G送信制御フレームを生成してバッファ部18に出力する。バッファ部18は、1Gユーザフレームおよび10Gユーザフレームを蓄積するとともに、1G/10G送信制御フレームを蓄積し、1G送信制御フレームと10G送信制御フレームに分離して1G送信処理部16−1および10G送信処理部16−2にそれぞれ出力する。
図6は、本発明の制御フレーム処理回路における制御フレーム処理部17の構成例を示す。
図6において、制御フレーム処理部17は、MPCP状態管理部171、アンドゲート176、出力調停部177、1G/10G制御フレーム作成部178、出力間隔制御部179により構成される。
MPCP状態管理部171は、従来の制御フレーム処理部17と同様に、1G受信制御フレームおよび10G受信制御フレームを入力し、状態遷移マシーンの状態に応じて1G出力要求信号#1〜#n1および10G出力要求信号#1〜#n2を出力する。ここで、1G出力要求信号#1〜#n1は、それぞれ出力間隔制御部179から1G出力間隔有効信号を入力するアンドゲート176を介して出力間隔が調整されて出力調停部177に入力する。出力調停部177は、1G出力要求信号および10G出力要求信号から1つを選択し、1G/10G制御フレーム作成部178に対して選択した出力要求信号に対応した制御フレームの作成を指示する出力指示信号を出力するとともに、それが1G制御フレームであるか10G制御フレームであるかを示す1G/10G通知信号を出力する。同時に、出力調停部177は、当該出力要求信号を受理したことを要求受理信号としてMPCP状態管理部171に通知し、MPCP状態管理部171はその出力要求を取り下げる。
なお、1G出力要求信号#1〜#n1は、1つの1G−ONUに対するn1種類の出力要求信号を示す。10G出力要求信号#1〜#n2は、1つの10G−ONUに対するn2種類の出力要求信号を示す。また、MPCP状態管理部171は、複数の1G−ONUに対する出力要求信号および複数の10G−ONUに対する出力要求信号を出力することにより、それぞれ複数の1G−ONUおよび10G−ONUに対応する構成とすることができる。
1G/10G制御フレーム作成部178は、10Gbps の動作クロックで動作し、出力指示信号に応じた1G送信制御フレームまたは10G送信制御フレームであり、かつ1G制御フレームであるか10G制御フレームであるかを示すフラグを挿入した1G/10G送信制御フレームを作成してバッファ部18に出力する。また、1G/10G制御フレーム作成部178は、1G送信制御フレームを出力する場合には、1G出力通知信号を出力間隔制御部179に出力するとともに出力完了信号を出力調停部177に出力し、10G送信制御フレームを出力する場合には、出力完了信号のみを出力調停部177に出力する。
出力間隔制御部179は、1G出力通知信号に応じてアンドゲート176に出力する1G出力間隔有効信号をオフ(Low )とし、1G出力要求信号#1〜#n1が出力調停部177に入力されないように制御する。また、出力間隔制御部179は、1G出力間隔有効信号をオフにしてから、1G送信制御フレームのフレーム間隔の保証期間の経過後に1G出力間隔有効信号をオン(High)とし、1G出力要求信号#1〜#n1が出力調停部177に入力されるように制御する。一方、出力調停部177は、1G/10G制御フレーム作成部178から出力完了信号を受信すると、次の出力要求信号を選択する状態に移行する。このとき、1G出力要求信号#1〜#n1の入力がない状態では、10G出力要求信号#1〜#n2の1つを選択することになる。
ここで、図7および図8を参照して制御フレーム処理部17の動作例について説明する。
図7において、1G出力要求信号#1,#2と10G出力要求信号#1が出力調停部177に入力されている状態であり、出力調停部177はまず1G出力要求信号#1を選択する。そして、出力指示信号および1G制御フレームであることを示す1G/10G通知信号(本実施例では Lowレベル)を1G/10G制御フレーム作成部178に出力するとともに、1G要求受理信号#1をMPCP状態管理部171に出力し、MPCP状態管理部171はその1G出力要求信号#1を取り下げる。
1G/10G制御フレーム作成部178は、1G出力要求信号#1に対する出力指示信号および1G/10G通知信号により1G送信制御フレームを出力するとともに、1G出力通知信号を出力間隔制御部179に出力し、出力完了信号を出力調停部177に出力する。出力間隔制御部179は、1G出力通知信号に応じて1G出力間隔有効信号をオフ(Low )とし、出力調停部177に入力する1G出力要求信号#2をマスクする。したがって、出力調停部177は、出力完了信号に応じて10G出力要求信号#1を選択し、出力指示信号および10G制御フレームであることを通知する信号(本実施例ではHighレベル)を1G/10G制御フレーム作成部178に出力するとともに、10G要求受理信号#1をMPCP状態管理部171に出力し、MPCP状態管理部171はその10G出力要求信号#1を取り下げる。1G/10G制御フレーム作成部178は、10G要求受理信号#1に対する出力指示信号および1G/10G通知信号により10G送信制御フレームを出力するとともに、出力完了信号を出力調停部177に出力する。
出力調停部177は、出力完了信号に応じて次の出力要求信号の選択に入るが、ここでは1G出力間隔有効信号がオフ(Low )になっているために、1G出力要求信号#2の選択は行わず、10G出力要求信号が入力されている場合にはその選択に入る。
出力間隔制御部179は、1G送信制御フレームのフレーム間隔の保証期間後に1G出力間隔有効信号をオン(High)とし、アンドゲート176を介して1G出力要求信号#2を出力調停部177に入力する。これにより、1G出力要求信号#1,#2は、1G送信制御フレームのフレーム間隔で10G出力要求信号と出力調停され、出力指示信号として1G/10G制御フレーム作成部178に入力する。このとき、図8(2) に示すように、1G/10G制御フレーム作成部178から出力される1G送信制御フレームの伝送速度は1Gbps を維持し、10G送信制御フレームの伝送速度は10Gbps を維持するように時分割多重される。
図9は、本発明の制御フレーム処理回路におけるバッファ部18の構成例を示す。
図9において、バッファ部18は、1Gユーザフレームバッファ182、10Gユーザフレームバッファ184、1G/10G送信制御フレームバッファ185により構成される。
1G/10G送信制御フレームバッファ185は、制御フレーム処理部17から入力する1G/10G送信制御フレームを蓄積し、1G/10Gフラグに応じて1G送信制御フレームと10G送信制御フレームに分離し、1G送信処理部16−1および10G送信処理部16−2にそれぞれ出力する。ここで、1G送信制御フレームは、10Gbps の動作クロックで生成されているものの、1G送信制御フレームのフレーム間隔が保証されているので、1G送信処理部16−1は1G送信制御フレームと1Gユーザフレームを従来と同様に多重化し、1G下りフレームとして送信することができる。
11 PON側送受信回路
12−1 1G受信処理部
12−2 10G受信処理部
13 制御フレーム処理回路
14 ブリッジ回路
15 外部ネットワーク側送受信回路
16−1 1G送信処理部
16−2 10G送信処理部
17 制御フレーム処理部
171 MPCP状態管理部
172 1G出力調停部
173 10G出力調停部
174 1G制御フレーム作成部
175 10G制御フレーム作成部
176 アンドゲート
177 出力調停部
178 1G/10G制御フレーム作成部
179 出力間隔制御部
18 バッファ部
181 1G送信制御フレームバッファ
182 1Gユーザフレームバッファ
183 10G送信制御フレームバッファ
184 10Gユーザフレームバッファ
185 1G/10G送信制御フレームバッファ

Claims (3)

  1. OLTと1対多で接続される複数のONU間のアクセス制御を行う送信制御フレームを生成する構成であって、OLTからONU方向を下りとしたときに、下り伝送速度Abps のONU(以下、A−ONUという)および下り伝送速度Bbps (A<B)のONU(以下、B−ONUという)のアクセス制御を行う下り伝送速度Abps のA送信制御フレームおよび下り伝送速度Bbps のB送信制御フレームを生成する制御フレーム処理部と、
    前記A−ONU宛てのA送信制御フレームおよびAユーザフレームを蓄積し、前記B−ONU宛てのB送信制御フレームとBユーザフレームを蓄積するバッファ部と
    を備え、前記バッファ部に蓄積した前記A送信制御フレームおよびAユーザフレームを多重化する送信処理部Aに出力し、前記B送信制御フレームおよびBユーザフレームを多重化する送信処理部Bに出力する制御フレーム処理回路において、
    前記制御フレーム処理部は、前記下り伝送速度Bbps に対応する動作クロックで動作し、前記A送信制御フレームおよび前記B送信制御フレームの各伝送速度を維持しながら、前記A送信制御フレームと前記B送信制御フレームを時分割多重するとともに、それぞれの伝送速度を示すフラグを挿入したA/B送信制御フレームを出力する構成であり、
    前記バッファ部は、前記A/B送信制御フレームを蓄積し、前記フラグに応じて前記A送信制御フレームおよび前記B送信制御フレームに分離し、前記送信処理部Aおよび前記送信処理部Bにそれぞれ出力する構成である
    ことを特徴とする制御フレーム処理回路。
  2. 請求項1に記載の制御フレーム処理回路において、
    前記制御フレーム処理部は、
    前記A−ONUのアクセス制御を行う複数のA送信制御フレームに対応する出力要求信号を前記伝送速度Bに対する前記伝送速度Aの割合で有効とし、前記B−ONUのアクセス制御を行う複数のB送信制御フレームに対応する出力要求信号と出力調停する出力調停手段と、
    前記A送信制御フレームに対応する出力要求信号および前記B送信制御フレームに対応する出力要求信号に応じて前記A/B送信制御フレームを作成して出力するA/B送信制御フレーム作成手段と
    を備えたことを特徴とする制御フレーム処理回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載の制御フレーム処理回路において、
    前記下り伝送速度Abps は1Gbps 、前記下り伝送速度Bbps は10Gbps である
    ことを特徴とする制御フレーム処理回路。
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KR20170042256A (ko) * 2015-10-08 2017-04-18 한국전자통신연구원 복수의 파장을 사용하는 광 네트워크 유닛의 자동 발견 프로세스
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