JP2012085047A - 受信装置および受信方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】受信環境をより精度良く推定する。
【解決手段】リファレンスシグナルパターン生成部35は、リファレンスシグナルパターンを生成する。CFI符号化部36は、上位レイヤで通知されたCFIにチャネル符号化処理およびスクランブリング処理を施し、CFI変調部37は、スクランブリング処理後のCFIにQPSK変調を施す。リファレンスシグナルパターンキャンセル部32は、MBSFNサブフレームが入力された場合、サブキャリアのリファレンスシグナルパターンおよびPCFICH上のCFIをキャンセルする。補間部33は、リファレンスシグナルパターンおよびPCFICH上のCFIがキャンセルされたサブキャリアから、各サブキャリアのチャネル推定値を求める。本発明は、携帯電話機に適用できる。
【選択図】図3

Description

本発明は受信装置および受信方法、並びにプログラムに関する。
近年、通信技術の発達はめざましく、大容量のデータを高速で通信するシステムが実現されつつある。これは、有線通信のみの事ではなく、無線通信においても同様である。すなわち、携帯電話機などの移動端末機の普及に伴い、無線でも大容量のデータを高速で通信し、動画や音声などのマルチメディアデータを移動端末機でも利用可能とする次世代通信方式の研究、開発が盛んに行われている。
無線通信では、無線通信路(チャネル)において、マルチパスフェージング等に起因する信号の歪みが生じる。そこで、データシンボルと共に多重されて送信される既知のリファレンスシグナルを用いて、各サブキャリアのチャネル特性の推定値(チャネル推定値)を求め、UE(User Equipment)において、チャネルで受けた信号の歪みを補正する必要がある。チャネル推定値の精度が低いと、信号の歪みが適切に補正されず、受信信号の復調精度が低下することから、チャネル推定値の精度を向上させる為のさまざまな方式が提案されている。
図7を参照して、従来のチャネル推定の動作を説明する。
図7に示される従来のチャネル推定部200では、各サブキャリアの受信信号が入力として与えられる。チャネル推定部200は、デマッピング部221、リファレンスシグナルパターンキャンセル部222、補間部223、制御部224、およびリファレンスシグナルパターン生成部225から構成される。
まず、デマッピング部221において、受信信号からリファレンスシグナルがマッピングされているサブキャリアが抜き出される。なお、デマッピング部221およびリファレンスシグナルパターンキャンセル部222の動作は制御部224によって制御される。また、リファレンスシグナルパターン生成部225は、制御部224の制御の基に、リファレンスシグナルパターンを生成し、リファレンスシグナルパターンキャンセル部222にリファレンスシグナルパターンを供給する。
次に、リファレンスシグナルパターンキャンセル部222において、リファレンスシグナルのパターンがキャンセルされ、各サブキャリアのチャネル推定値が求められる。
その後、リファレンスシグナルパターンがキャンセルされたチャネル推定値は補間部223へ入力され、リファレンスシグナルの乗っていない各サブキャリアのチャネル推定値が求められる。
従来、チャネル推定用シンボル列を用いて、サブキャリア毎の伝搬路状況を推定するものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−36627号公報
しかしながら、チャネル推定の精度は、複雑なチャネル推定方式を用いる以外に、リファレンスシグナルの数を増やしたり、リファレンスシグナルの間隔を狭くすることでも改善できるが、通常、リファレンスシグナルの数や間隔はシステムで決められているものであり、UEが制御することはできない。
このような状況でも、より良い精度の受信環境の推定が求められている。
そこで、本発明は、上記課題を解決すること、すなわち、受信環境をより精度良く推定できる受信装置および受信方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の受信装置の一側面は、無線通信システムを構成する受信装置であって、物理チャネルに対して上位のレイヤにおいて通知される第1の情報の値と同じ値の第2の情報が物理チャネルにおいて送信されてきている場合、リファレンスシグナルに追加する既知の信号として、第2の情報を生成する生成手段と、生成された第2の情報を用いて受信環境を推定する推定手段とを有するものとされている。
また、本発明の受信装置の一側面は、上述の構成に加えて、推定手段は、生成された第2の情報を用いてチャネル推定するものとされている。
さらに、本発明の受信装置の一側面は、上述の構成に加えて、推定手段は、生成された第2の情報を用いてSNR(Signal Noise Ratio)推定するものとされている。
また、本発明の受信装置の一側面は、上述の構成に加えて、推定手段は、生成された第2の情報を用いて、信号電力、雑音電力、または干渉電力を推定するものとされている。
さらに、本発明の受信装置の一側面は、上述の構成に加えて、推定手段は、生成された第2の情報を用いて自分の移動速度またはドップラー周波数を推定するものとされている。
また、本発明の受信装置の一側面は、上述の構成に加えて、推定手段は、生成された第2の情報を用いて遅延スプレッド推定するものとされている。
さらに、本発明の受信装置の一側面は、上述の構成に加えて、推定手段は、生成された第2の情報を用いてCQI(Channel Quality Indicator)または受信品質推定するものとされている。
また、本発明の受信装置の一側面は、上述の構成に加えて、推定手段は、生成された第2の情報を用いてキャリア周波数の誤差を推定するものとされている。
さらに、本発明の受信装置の一側面は、上述の構成に加えて、LTE(Long Term Evolution)に準拠した無線通信システムを構成する受信装置であるものとされている。
また、本発明の受信装置の一側面は、上述の構成に加えて、生成手段は、MBSFN(Multimedia Broadcast and Multicast Service Single Frequency Network)サブフレームのCFI(Control Format Indicator)である第2の情報を生成するものとされている。
さらに、本発明の受信方法の一側面は、無線通信システムを構成する受信装置の受信方法であって、物理チャネルに対して上位のレイヤにおいて通知される第1の情報の値と同じ値の第2の情報が物理チャネルにおいて送信されてきている場合、リファレンスシグナルに追加する既知の信号として、第2の情報を生成する生成ステップと、生成された第2の情報を用いて受信環境を推定する推定ステップとを含むものとされている。
また、本発明のプログラムの一側面は、無線通信システムを構成する受信装置のコンピュータに、物理チャネルに対して上位のレイヤにおいて通知される第1の情報の値と同じ値の第2の情報が物理チャネルにおいて送信されてきている場合、リファレンスシグナルに追加する既知の信号として、第2の情報を生成する生成ステップと、生成された第2の情報を用いて受信環境を推定する推定ステップとを含む処理を行わせるものとされている。
本発明の一側面によれば、受信環境をより精度良く推定できる受信装置および受信方法、並びにプログラムを提供することができる。
送信装置の構成を示すブロック図である。 受信装置の構成を示すブロック図である。 チャネル推定部26の構成を示すブロック図である。 LTEのサブフレーム構成の一例を示す図である。 チャネル推定の処理を説明するフローチャートである。 コンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 従来の受信装置のチャネル推定部の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施の形態の無線通信システムについて、図1〜図6を参照しながら説明する。
ここで説明する無線通信システムは、LTE(Long Term Evolution)を用いた無線通信システムであって、MBSFN(Multimedia Broadcast and Multicast Service Single Frequency Network)サブフレーム上で送信されるCFI(Control Format Indicator)を既知信号とみなし、チャネル推定等に利用することによって、受信特性を改善することを特徴とする。
以下の実施例として、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のLTEにおけるチャネル推定を用いて説明する。
図1は、無線通信システムをなす送信装置の構成を示すブロック図である。送信機10は、チャネル符号化部11、変調部12、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)処理部13、CP(Cyclic Prefix)付加部14、D/A(Digital/Analog)変換部15、および送信アンテナ16を備えている。
チャネル符号化部11は、各ユーザ宛の送信データに、誤り検出符号または誤り訂正符号を付加する。変調部12は、誤り検出符号または誤り訂正符号が付加された送信データを、I成分およびQ成分にマッピングする。IFFT処理部13は、I成分およびQ成分にマッピングされた送信データを時間領域の信号波に変換し、OFDMシンボルを生成する。CP付加部14は、マルチパスによるシンボル間の干渉の影響を防ぐ為に、OFDMシンボルの先頭にCPを付加する。D/A変換部15は、CPが付加されたOFDMシンボルをデジタル信号からアナログ信号に変換する。変換されたアナログ信号は、送信アンテナ16から送信される。
図2は、無線通信システムをなす受信装置の構成を示すブロック図である。この受信装置は、携帯電話機、データ通信カード、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance, Personal Digital Assistants)、無線基地局等の通信装置の受信機とすることができる。
受信機20は、受信装置の一例であり、受信アンテナ21、A/D(analog/digital)変換部22、FFTタイミング検出部23、CP除去部24、FFT処理部25、チャネル推定部26、復調部27、およびチャネル復号部28を備える。
A/D変換部22は、受信アンテナ21で受信された受信信号を、アナログ信号からデジタル信号に変換する。A/D変換部22は、OFDMシンボルであるデジタル信号をFFTタイミング検出部23およびCP除去部24に供給する。FFTタイミング検出部23は、FFTタイミング情報を検出し、FFTタイミング情報をCP除去部24に供給する。
CP除去部24は、FFTタイミング検出部23で検出されたFFTタイミング情報を基に、OFDMシンボルの先頭に付加されているCPを除去する。FFT処理部25は、CPが除去されたOFDMシンボルを、時間領域の信号波から各サブキャリア成分に変換する。
チャネル推定部26は、データシンボルと共に多重されて送信される既知のリファレンスシグナルおよびCFIを用いて、各サブキャリアのチャネル推定値を求め、各サブキャリアの受信信号にチャネル推定値の複素共役を乗算することによって、チャネルで受けた信号の歪みを補償(チャネル等化)する。チャネルの影響が補償された、各サブキャリアの受信信号は、復調部27に供給される。復調部27は、I成分およびQ成分からなる各サブキャリアの受信信号を尤度情報に変換する。復調部27は、尤度情報をチャネル復号部28に供給する。チャネル復号部28は、誤りを訂正するか、または誤りを検出し、受信データを得る。
図3は、チャネル推定部26の構成を示すブロック図である。チャネル推定部26は、デマッピング部31、リファレンスシグナルパターンキャンセル部32、補間部33、制御部34、リファレンスシグナルパターン生成部35、CFI符号化部36、およびCFI変調部37を備えている。
ここで、MBSFNサブフレームおよびCFIについて説明する。
近年の無線通信では、同じ情報を複数のユーザに配信することのできる、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service)が注目を集めている。このようなブロードキャスト・マルチキャストサービスによれば、1対多の接続形態を介して、同じエリアで同じ時刻に複数のユーザが同じ情報を受け取ることが可能になる。
3GPPのLTEでもMBMSがサポートされており、MBMSは、MBSFNサブフレームと称される専用のサブフレームで送信される。図4にLTEのサブフレーム構成の一例を示す。LTEでは、各サブフレームの先頭には制御チャネルがマッピングされており、MBSFNサブフレームでも、先頭の1、または、2シンボルは通常のユニキャスト・サブフレームと同様に制御チャネルで構成されている。
図4は、制御チャネルのシンボル数が2である場合のMBSFNサブフレームを表す。さらに、各サブフレームでは、制御チャネルが何シンボルかという情報がCFIと称されるインジケータで通知され、CFIは専用の物理チャネルPCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)で送信される。
図4に示されるように、PCFICHは、各サブフレームの1シンボル目にマッピングされており、4サブキャリアが1つのまとまりとなって、システム帯域中に等間隔に4箇所、計16サブキャリアにマッピングされている(図4には、システム帯域中の一部が抜き出されて示されている)。
通常のユニキャスト・サブフレームでは、UEは受信信号からまずCFIを復号し、制御チャネルのシンボル数を知る必要がある。これに対し、MBSFNサブフレームでは、仕様により、制御チャネルのシンボル数は上位レイヤからの通知によって知ることができる。
さらに、LTEでは、仕様により、CFIが上位レイヤから通知されるにもかかわらず、MBSFNサブフレームのPCFICHでもCFIが送信される。この時、PCFICH上で送信されるCFIの値は、上位レイヤから通知された値と同じ値である。従って、UEは、上位レイヤから通知されたCFIを用いて、PCFICH上で送信されている信号のレプリカを生成することができる。つまり、UEにおいて、CFIを既知信号としてみなし、リファレンスシグナルと共にチャネル推定等に利用することができる。
受信機20において、MBSFNサブフレーム上で送信されるCFIを既知信号とみなし、リファレンスシグナルに加えて、チャネル推定等に利用することによって、受信特性が改善される。
図3に戻り、チャネル推定部26には、各サブキャリアの受信信号が入力される。デマッピング部31は、制御部34による制御の基に、受信信号からリファレンスシグナルがマッピングされているサブキャリアを抜き出す。より詳細には、制御部34は、デマッピング部31に、通常のユニキャスト・サブフレームが入力された場合、リファレンスシグナルがマッピングされているサブキャリアのみを抜き出させ、MBSFNサブフレームが入力された場合、リファレンスシグナルがマッピングされているサブキャリアに加えて、PCFICHがマッピングされているサブキャリアも抜き出させる。
制御部34は、通常のユニキャスト・サブフレームが入力された場合、リファレンスシグナルパターン生成部35のみにパターンを生成するように指示を出す。制御部34は、MBSFNサブフレームが入力された場合、リファレンスシグナルパターン生成部35にパターンを生成するように指示を出すのに加えて、上位から通知されているCFIをCFI符号化部36に供給し、CFI符号化部36およびCFI変調部37に、CFIを符号化および変調することで、PCFICH上で送信されているCFIのレプリカを生成するように指示を出す。
リファレンスシグナルパターン生成部35は、制御部34の制御の基に、リファレンスシグナルパターンを生成し、生成したリファレンスシグナルパターンをリファレンスシグナルパターンキャンセル部32に供給する。CFI符号化部36は、制御部34の制御の基に、制御部34から供給されたCFIにチャネル符号化処理、およびスクランブリング処理を施す。CFI変調部37は、制御部34の制御の基に、スクランブリング処理後のCFIにQPSK変調を施すことによって、PCFICH上で送信されているCFIのレプリカを生成する。
CFI変調部37は、このように生成された、PCFICH上で送信されているCFIのレプリカをリファレンスシグナルパターンキャンセル部32に供給する。
リファレンスシグナルパターンキャンセル部32は、通常のユニキャスト・サブフレームが入力された場合、サブキャリアのリファレンスシグナルパターンをキャンセルして、リファレンスシグナルパターンがキャンセルされたサブキャリアを補間部33に供給する。また、リファレンスシグナルパターンキャンセル部32は、MBSFNサブフレームが入力された場合、サブキャリアのリファレンスシグナルパターンおよびPCFICH上のCFIをキャンセルして、リファレンスシグナルパターンおよびPCFICH上のCFIがキャンセルされたサブキャリアを補間部33に供給する。
補間部33は、リファレンスシグナルパターンまたはPCFICH上のCFIがキャンセルされたサブキャリアから、前後のスロットや隣接するサブキャリアのチャネル推定値を用いて補間することで、各サブキャリアのチャネル推定値を求める。
チャネル推定に使用するリファレンスシグナルの数が多い程、また、リファレンスシグナル間の間隔が狭い程、チャネル推定の精度が高くなる。その為、CFIを既知信号(リファレンスシグナル)とみなすことによって、実質的に、リファレンスシグナルの数が増えることになる。その結果、リファレンスシグナル間の間隔も狭くなる為、精度のよいチャネル推定結果を得ることができるようになる。
なお、PCFICHはサブフレームの先頭シンボルにマッピングされている為、特に、制御チャネルのチャネル推定精度の向上が期待できる。
次に、図5のフローチャートを参照して、チャネル推定の処理を説明する。ステップS11において、制御部34は、入力されたサブフレームがMBSFNサブフレームであるか否かを判定する。ステップS11において、入力されたサブフレームがMBSFNサブフレームであると判定された場合、手続きはステップS12に進み、デマッピング部31は、リファレンスシグナルがマッピングされているサブキャリアと、PCFICHがマッピングされているサブキャリアとを抜き出す。ステップS13において、リファレンスシグナルパターン生成部35は、リファレンスシグナルパターンを生成し、生成したリファレンスシグナルパターンをリファレンスシグナルパターンキャンセル部32に供給する。
ステップS14において、CFI符号化部36は、制御部34から供給されたCFIを、チャネル符号化し、スクランブリングする。ステップS15において、CFI変調部37は、スクランブリングされたCFIにQPSK変調を施す。これにより、PCFICH上で送信されているCFIのレプリカが生成される。CFI変調部37は、CFIのレプリカ(CFIのシグナルパターン)をリファレンスシグナルパターンキャンセル部32に供給する。
ステップS16において、リファレンスシグナルパターンキャンセル部32は、サブキャリアのリファレンスシグナルパターンをキャンセルする。ステップS17において、リファレンスシグナルパターンキャンセル部32は、PCFICH上のCFIのパターンをキャンセルする。リファレンスシグナルパターンおよびPCFICH上のCFIがキャンセルされたサブキャリアは、補間部33に供給される。ステップS18において、補間部33は、リファレンスシグナルパターンおよびPCFICH上のCFIのパターンがキャンセルされたサブキャリアから、前後のスロットや隣接するサブキャリアのチャネル推定値を用いて補間することで、各サブキャリアのチャネル推定値を求めて、チャネル推定の処理は終了する。
一方、ステップS11において、入力されたサブフレームがMBSFNサブフレームでないと判定された場合、通常のユニキャスト・サブフレームが入力されたので、手続きはステップS19に進み、デマッピング部31は、リファレンスシグナルがマッピングされているサブキャリアを抜き出す。ステップS20において、リファレンスシグナルパターン生成部35は、リファレンスシグナルパターンを生成し、生成したリファレンスシグナルパターンをリファレンスシグナルパターンキャンセル部32に供給する。ステップS21において、リファレンスシグナルパターンキャンセル部32は、サブキャリアのリファレンスシグナルパターンをキャンセルする。ステップS21の後、手続きはステップS18に進み、補間部33は、リファレンスシグナルパターンがキャンセルされたサブキャリアから、前後のスロットや隣接するサブキャリアのチャネル推定値を用いて補間することで、各サブキャリアのチャネル推定値を求めて、チャネル推定の処理は終了する。
このように、受信環境をより精度良く推定することができる。
以上においては、一例として、CFIを既知信号として扱い、チャネル推定に利用することによって受信特性を改善することを説明したが、これに限るものではない。
チャネル推定以外に、SNR推定をするようにしても良く、信号電力、雑音電力、若しくは干渉電力推定をするようにしても良く、受信機の移動速度若しくはドップラー周波数の推定をするようにしても良く、遅延スプレッド推定をするようにしても良く、CQI若しくは受信品質推定をするようにしても良く、またはキャリア周波数の誤差推定をするようにしても良いなど、その他の受信環境の推定に利用してもよい。
また、既知信号として、MBSFNサブフレームのCFIを使用しているが、これに限るものではない。上位レイヤから通知される情報と同内容の情報が物理チャネル上で送信されている場合は、同様に既知信号として利用することができる。
さらに、以上において、3GPPで議論されているLTEを例に説明したが、必ずしもこれに限るものではない。他のOFDM伝送方式を用いたシステムや、他の無線通信システムでも同様に適用することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図6は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部106、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部107、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部108、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部109、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動するドライブ110が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU101)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア111に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア111をドライブ110に装着することにより、入出力インタフェース105を介して、記憶部108に記憶することで、コンピュータにインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部109で受信し、記憶部108に記憶することで、コンピュータにインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM102や記憶部108にあらかじめ記憶しておくことで、コンピュータにあらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
26…チャネル推定部、31…デマッピング部、32…リファレンスシグナルパターンキャンセル部、33…補間部、34…制御部、35…リファレンスシグナルパターン生成部、36…CFI符号化部、37…CFI変調部、101…CPU、102…ROM、103…RAM、108…記憶部、111…リムーバブルメディア

Claims (12)

  1. 無線通信システムを構成する受信装置において、
    物理チャネルに対して上位のレイヤにおいて通知される第1の情報の値と同じ値の第2の情報が上記物理チャネルにおいて送信されてきている場合、リファレンスシグナルに追加する既知の信号として、上記第2の情報を生成する生成手段と、
    生成された上記第2の情報を用いて受信環境を推定する推定手段と
    を有することを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記推定手段は、生成された前記第2の情報を用いてチャネル推定する
    ことを特徴とする受信装置。
  3. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記推定手段は、生成された前記第2の情報を用いてSNR(Signal Noise Ratio)推定する
    ことを特徴とする受信装置。
  4. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記推定手段は、生成された前記第2の情報を用いて、信号電力、雑音電力、または干渉電力を推定する
    ことを特徴とする受信装置。
  5. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記推定手段は、生成された前記第2の情報を用いて自分の移動速度またはドップラー周波数を推定する
    ことを特徴とする受信装置。
  6. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記推定手段は、生成された前記第2の情報を用いて遅延スプレッド推定する
    ことを特徴とする受信装置。
  7. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記推定手段は、生成された前記第2の情報を用いてCQI(Channel Quality Indicator)または受信品質推定する
    ことを特徴とする受信装置。
  8. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記推定手段は、生成された前記第2の情報を用いてキャリア周波数の誤差を推定する
    ことを特徴とする受信装置。
  9. 請求項1に記載の受信装置において、
    LTE(Long Term Evolution)に準拠した無線通信システムを構成する受信装置である
    ことを特徴とする受信装置。
  10. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記生成手段は、MBSFN(Multimedia Broadcast and Multicast Service Single Frequency Network)サブフレームのCFI(Control Format Indicator)である前記第2の情報を生成する
    ことを特徴とする受信装置。
  11. 無線通信システムを構成する受信装置の受信方法において、
    物理チャネルに対して上位のレイヤにおいて通知される第1の情報の値と同じ値の第2の情報が上記物理チャネルにおいて送信されてきている場合、リファレンスシグナルに追加する既知の信号として、上記第2の情報を生成する生成ステップと、
    生成された上記第2の情報を用いて受信環境を推定する推定ステップと
    を含むことを特徴とする受信方法。
  12. 無線通信システムを構成する受信装置のコンピュータに、
    物理チャネルに対して上位のレイヤにおいて通知される第1の情報の値と同じ値の第2の情報が上記物理チャネルにおいて送信されてきている場合、リファレンスシグナルに追加する既知の信号として、上記第2の情報を生成する生成ステップと、
    生成された上記第2の情報を用いて受信環境を推定する推定ステップと
    を含む処理を行わせるプログラム。

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