JP2012084444A - 端子金具およびコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】経時変化によってキャリアの保持力が低下した場合でもキャリアに対して端子金具が位置ずれすることを防ぐ。
【解決手段】本発明は、断面略方形の柱状をなして長く延びる本体部22と、この本体部22の長さ方向における途中位置に設けられ、基板用コネクタ10を構成する合成樹脂製のハウジング11の内部に圧入、保持される圧入部23とを備えた端子金具21であって、本体部22の長さ方向を前後方向とし、この前後方向と直交しかつ本体部22の一側面と直交する方向を左右方向とし、前後方向と左右方向の双方に対して直交する方向を上下方向としたときに、本体部22は、同本体部22を搬送するためのキャリア30によって圧入部23が前後方向、左右方向、および上下方向の三方から係止されることでキャリア30に保持されている構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、端子金具およびコネクタに関する。
従来、角線材をキャリアに固定し、この角線材を端子形状に加工した端子金具として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。キャリアには、端子金具の後端を保持する一対の保持片が設けられている。端子金具は、両保持片によって上下方向および左右方向から押さえ付けられて係止しているため、端子金具の上下方向および左右方向における移動が規制されている。一方、角線材の前後方向(軸方向)における移動は、両保持片による上下方向および左右方向からの押さえ付けを強くすることで規制されている。
特開平5−36458号公報
しかしながら、上記の構成では、端子金具の前後方向における移動規制が係止構造によって行われていないため、経時変化に伴う応力緩和によって、両保持片による上下方向および左右方向からの押さえ付けが低下した場合には、端子金具が前後方向に容易に移動してしまう。このため、端子金具をキャリアから外してハウジングへ組み付ける際に、端子金具の前後方向における位置が定まらず、端子金具をハウジングに対して正規の位置に組み付けできなくなるなどのおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、経時変化によってキャリアの保持力が低下した場合でもキャリアに対する端子金具の位置ずれを防ぐことを目的とする。
本発明は、断面略方形の柱状をなして長く延びる本体部と、この本体部の長さ方向における途中位置に設けられ、コネクタを構成する合成樹脂製のハウジングの内部に圧入、保持される圧入部とを備えた端子金具であって、本体部の長さ方向を前後方向とし、この前後方向と直交しかつ本体部の一側面と直交する方向を左右方向とし、前後方向と左右方向の双方に対して直交する方向を上下方向としたときに、本体部は、同本体部を搬送するためのキャリアによって圧入部が前後方向、左右方向、および上下方向の三方から係止されることでキャリアに保持されている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、圧入部を前後方向、左右方向、および上下方向の三方から係止する係止構造を備えているため、経時変化によってキャリアの保持力が低下した場合でも、本体部がキャリアに対して移動することはない。したがって、端子金具をハウジングに対して正規の位置に組み付けることができる。
また、本発明は、上記の端子金具と、この端子金具のうちキャリアによって保持されていた部分が圧入されて内部に閉じ込められる合成樹脂製のハウジングとを備えたコネクタとしてもよい。
例えば、端子金具の表面にスズめっき層が形成されている場合にキャリアから端子金具を外そうとすると、キャリアがスズめっき層を傷付け、応力を加えてしまう。この場合、スズめっき層の応力負荷部からウィスカが発生し、このウィスカによって回路短絡を起こす可能性がある。その点、上記のコネクタによると、スズめっき層に応力負荷部が形成された場合であっても、この応力負荷部がハウジングの内部に閉じ込められるため、ウィスカの発生を抑制できる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
キャリアは、ベース部と、このベース部から上下方向に立ち上げられて左右方向に対向状態で設けられた一対の係止片とを備えて構成され、圧入部の両側面が両係止片によって左右方向から挟持されることで本体部の左右方向における移動が規制されている構成としてもよい。
このような構成によると、圧入部の両側面が両係止片によって左右方向から挟持されているため、経時変化によって端子金具の位置が左右方向にずれることはない。
圧入部には、係止片に設けられた係止突起と前後方向に係止する係止凹部が設けられており、係止突起と係止凹部が前後方向に係止することで本体部の前後方向における移動が規制されている構成としてもよい。
このような構成によると、係止凹部が係止突起によって前後方向から係止されているため、経時変化によって端子金具の位置が前後方向にずれることはない。
キャリアは、ベース部と上下方向に対向するようにベース部からフック状に立ち上げられたフック部を備えて構成され、両係止片の間にこれらを連結する連結部が設けられ、圧入部がフック部と連結部とによって上下方向に挟持されることで本体部の上下方向における移動が規制されている構成としてもよい。
このような構成によると、圧入部が連結部とフック部とによって上下方向から挟持されるため、経時変化によって端子金具の位置が上下方向にずれることはない。
本発明によれば、経時変化によってキャリアの保持力が低下した場合でもキャリアに対する端子金具の位置ずれを防ぐことができる。
実施形態におけるコネクタの正面図 コネクタの平面図 図1におけるA−A線断面図 端子金具の平面図 端子金具の側面図 キャリアと端子金具の分解斜視図 キャリアに保持された端子金具の斜視図 図7における一部拡大斜視図 キャリアに保持された端子金具の平面図 図9におけるB−B線断面図
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図10の図面を参照しながら説明する。本実施形態では、図1に示すように、本発明のコネクタを回路基板(図示せず)の実装面に実装される基板用コネクタ10に適用した場合を例示している。基板用コネクタ10は、略方形のブロック状をなし、合成樹脂製のハウジング11を有している。ハウジング11の後部における左右方向両端部には、ハウジング11を回路基板にねじ止めするための基板固定部15が回路基板の実装面に沿って張り出す形態で設けられている。一方、ハウジング11のコネクタ嵌合部は、前方に開口するフード状をなし、ハウジング11の奥壁には、複数のL形端子20が圧入、保持されている。なお、以下の説明においては、図1における紙面と直交する方向を前後方向とし、左右方向と上下方向については図1を基準とする。
ハウジング11の奥壁には、図3に示すように、L形端子20が圧入、保持された端子保持部12が設けられている。この端子保持部12は、ハウジング11の奥壁から後方に突出する形態をなしている。L形端子20は、上下3段で左右方向に複数並んで設けられている。また、各端子保持部12は、各段のL形端子20に対応して上下3段に分かれて形成されている。なお、各段の端子保持部12は、各段において左右方向に並んだ複数のL形端子20を一括して保持すべく左右方向に長めに形成されている。
L形端子20は、図2に示すように、ハウジング11の端子保持部12を前後方向に貫通する形態をなし、端子保持部12の後方に突出した部分が下方に折り曲げられて回路基板に設けられたスルーホール(図示せず)に接続されている。すなわち、L形端子20は、針状をなす端子金具21をハウジング11の端子保持部12に圧入した後、下方に折り曲げられることでL形に形成されたものである。なお、端子金具21の表面にはスズめっき処理が施されている。
端子金具21は、図4に示すように、前後両端が先細りとなるテーパ状に形成された本体部22を有している。この本体部22は、断面略方形の柱状をなして長く延びる形態をなしている。本体部22の略中央部は、ハウジング11の端子保持部12に圧入される圧入部23とされている。
また、本体部22において圧入部23と隣り合う位置には、本体部22を端子保持部12に押し込むための押込部24が設けられている。この押込部24は、図4に示すように、本体部22の両側縁部を上下方向から叩いて板厚を薄肉にすることで側方(左右方向)に拡幅形成された一対の張出部25からなる。また、押込部24は、図3に示すように、ハウジング11の内部に凹設されたテーパ状誘導部13の内部に収容されるようになっている。このため、ハウジング11の内部に嵌合した相手側ハウジング(図示せず)と押込部24とが干渉しないようになっている。なお、テーパ状誘導部13は、端子保持部12の内部に形成された保持孔14の前端開口部に設けられており、前方に向かうほど間口が広くなる誘い込み形状をなしている。
圧入部23には、図4に示すように上方から見て、くさび形状をなす一対の抜止部26が設けられている。さらに、これら一対の抜止部26は、図5に示すように、上下方向に所定の間隔を空けて一対配置されている。したがって、圧入部23には、合計4つの抜止部26が設けられている。
抜止部26は、詳細には、テーパ状をなす食い込み部26Aと、この食い込み部26Aの終端から本体部22に向けて切り立った引掛け部26Bとを備えている。このため、抜止部26を保持孔14に押し込むと、食い込み部26Aが保持孔14の内壁に食い込むことで圧入され、引掛け部26Bが保持孔14の内壁に対して前後方向に係止することで、本体部22が端子保持部12に保持される。
圧入部23における抜止部26の前後両側には、複数の係止凹部27が設けられている。係止凹部27は、本体部22の断面形状における四隅にそれぞれ配置されている。さらに、これら4つの係止凹部27は、抜止部26の前後両側にそれぞれ配置されている。したがって、圧入部23には、合計8つの係止凹部27が設けられている。
係止凹部27は、詳細には、本体部22の角部を叩いてテーパ面27Aを形成することにより、本体部22の外周面よりも凹んだ形状とされている。これに伴って、係止凹部27におけるテーパ面27Aの前後両側には、一対の係止面27Bが形成されている。両係止面27Bは、端子金具21の圧入方向(前後方向)に対して直交する配置とされている。
さて、本実施形態における端子金具21は、角線材を母材としてプレス加工することで所定の長さにカットされるとともに圧入部23および押込部24などが成形された後、図6および図7に示すキャリア30に固定されるようになっている。
キャリア30は、図6に示すように、ベース部31と、ベース部31の前後両側縁から対向状態で立ち上がる一対の挟持部32と、両挟持部32の間においてベース部31の一部を切り起こして形成されたフック部33とを備えて構成されている。このキャリア30は、条材あるいはフープ材を母材としてプレス加工することで所定の長さにカットされるとともに所定の形状に成形されている。なお、ベース部31には、図9に示すように、キャリア30を搬送するための搬送孔34が板厚方向に貫通して形成されている。
挟持部32は、詳細には図10に示すように、ベース部31から上方に立ち上げられて左右方向に対向状態をなす一対の係止片32Aを備えて構成されている両係止片32Aは、同じくベース部31から上方に立ち上がる連結部32Dによって連結されている。
両係止片32Aの対向面32Cには、一対の係止突起32Bが内方に突出して形成されている。両係止突起32Bは、圧入部23の上面側に位置する一対の係止凹部27に嵌り込んでいる。両係止突起32Bは、両係止凹部27の前後両係止面27Bに対して前後方向に係止している。したがって、端子金具21は、キャリア30に対して前後方向へ移動することが規制されている。
両係止片32Aの対向面32Cは、上下方向に延びる形態をなし、圧入部23の左右寸法とほぼ同じ間隔を空けて対向配置されている。このため、圧入部23がキャリア30に固定された状態では、両係止片32Aの対向面32Cが圧入部23の側面と面接触し、両係止片32Aによって圧入部23が左右方向から挟持される。したがって、端子金具21は、キャリア30に対して左右方向へ移動することが規制されている。
フック部33は、ベース部31からフック状をなして上方に立ち上がる形態をなしている。このため、フック部33は、ベース部31と対向状態をなしている。フック部33は、圧入部23の上面を押圧しており、これに伴って圧入部23の下面が連結部32Dによって支持されている。したがって、圧入部23が連結部32Dとフック部33との間で上下方向から挟持されることで、端子金具21は、上下方向へ移動することが規制されている。
すなわち、圧入部23がキャリア30によって前後方向、左右方向、および上下方向の三方から係止された状態となっているため、端子金具21は、キャリア30に対して前後方向、左右方向、および上下方向の三方への移動が規制された状態で保持されている。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、端子金具21およびこれを保持するキャリア30の製造方法について簡単に説明する。端子金具21の母材となる角線材にはスズめっき処理が予め施してあり、この角線材2本をセットにしてプレス機に送り込んでプレス加工を行うと、角線材が所定の長さにカットされるとともに圧入部23および押込部24などが所定の形状に成形される。この結果、図6に示すように、圧入部23に、抜止部26と係止凹部27が形成される。
一方、キャリア30の母材となる条材あるいはフープ材をプレス機に送り込んでプレス加工を行うと、ベース部31に搬送孔34が貫通して形成されるとともに挟持部32およびフック部33となる平面部分が所定の形状に打ち抜かれる。引き続き、搬送孔34に搬送ピン(図示せず)を差し込んで搬送し、所定形状に打ち抜かれた平面部分に曲げ加工を施してベース部31から上方に立ち上げることにより挟持部32およびフック部33が所定の形状に成形される。なお、この時点ではフック部33は、フック状とされておらず、上方に突出する形態とされている。
次に、圧入部23の係止凹部27をキャリア30の挟持部32に押し込むと、両係止片32Aが開き方向に撓み変形しつつ係止凹部27が正規の位置に至ると、両係止片32Aが弾性的に復帰して両係止片32Aの両係止突起32Bが両係止凹部27に嵌り込んでテーパ面27Aに接触する。この状態では、係止突起32Bが係止凹部27の前後両係止面27Bと前後方向に係止しているため、本体部22の前後方向への移動が規制される。これと同時に、両係止片32Aの対向面32Cによって圧入部23が左右方向から挟持されるため、端子金具21の左右方向への移動が規制される。
また、圧入部23は、図10に示すように、挟持部32の連結部32Dによって支持されており、上方に突出した形態のフック部33がフック状に曲げ加工されると、フック部33が圧入部23の上面に押し当てられる。これにより、圧入部23が前後一対の連結部32Dとフック部33とによって上下方向から挟持される。したがって、端子金具21の上下方向への移動が規制される。こうして、端子金具21の前後方向、左右方向、および上下方向への移動が規制され、経時変化によってキャリア30の保持力が低下した場合でもキャリア30に対する端子金具21の位置ずれを防ぐことができる。
この後、端子金具21をキャリア30から外し、押込部24の両張出部25を押し込むことで端子金具21をハウジング11の保持孔14に対して前方から圧入する。ここで、端子金具21はキャリア30によって前後方向、左右方向、および上下方向の三方から係止された状態にあるため、端子金具21をキャリア30から外した時点で、端子金具21がいずれかの方向に位置ずれした状態になることはない。したがって、端子金具21をハウジング11に対して正規の位置に圧入することができる。
また、圧入により抜止部26が保持孔14の内壁に食い込むことで圧入部23が端子保持部12に抜け止め状態で保持される。圧入が完了した状態では、図3に示すように、押込部24がテーパ状誘導部13内に配置され、係止凹部27が保持孔14の内部に収容される。この状態で、端子金具21のうち端子保持部12よりも後方に突出した部分を下方に折り曲げて端子金具21をL字状に成形することによりL形端子20が形成され、基板用コネクタ10が完成する。
ところで、端子金具21をキャリア30から外す際には、端子金具21がベース部31から離れる方向に強制的に押し出され、両係止片32Aを弾性変形させつつフック部33を上方に変形させながらスズめっき層に応力が加えられるため、この応力負荷部にウィスカが発生するおそれがある。その点、本実施形態ではスズめっき層における応力負荷部を端子保持部12の内部に閉じ込めることができるため、ウィスカの発生を確実に防ぐことができる。
以上のように本実施形態では、圧入部23がキャリア30によって前後方向、左右方向、および上下方向の三方から係止される係止構造を採用したから、本体部22の三方への移動を規制することができる。また、端子金具21の表面にスズめっき層が形成されている場合には、端子金具21をキャリア30から外す際にスズめっき層に応力が加わり、この応力負荷部からウィスカが発生するおそれがある。その点、スズめっき層における応力負荷部(圧入部23)を端子保持部12の内部に閉じ込めるようにしたから、ウィスカの発生を防ぐことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では前後一対の挟持部32を設けているものの、本発明によると、挟持部32を一箇所だけ設けてもよい。
(2)上記実施形態では圧入部23に係止凹部27を設けてこの係止凹部27の前後両係止面27Bを係止突起32Bに対して前後方向に係止させているものの、本発明によると、圧入部23に突起を設けてこの突起を係止片32Aに対して前後方向に係止させてもよい。
(3)上記実施形態では圧入部23の下面を連結部32Dで支持しているものの、本発明によると、圧入部23の下面をベース部31で支持してもよい。
10…基板用コネクタ
11…ハウジング
20…L形端子(端子金具)
21…端子金具
22…本体部
23…圧入部
27…係止凹部
30…キャリア
31…ベース部
32A…係止片
32B…係止突起
32D…連結部
33…フック部

Claims (5)

  1. 断面略方形の柱状をなして長く延びる本体部と、この本体部の長さ方向における途中位置に設けられ、コネクタを構成する合成樹脂製のハウジングの内部に圧入、保持される圧入部とを備えた端子金具であって、
    前記本体部の長さ方向を前後方向とし、この前後方向と直交しかつ前記本体部の一側面と直交する方向を左右方向とし、前記前後方向と前記左右方向の双方に対して直交する方向を上下方向としたときに、
    前記本体部は、同本体部を搬送するためのキャリアによって前記圧入部が前記前後方向、前記左右方向、および前記上下方向の三方から係止されることで前記キャリアに保持されていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記キャリアは、ベース部と、このベース部から前記上下方向に立ち上げられて前記左右方向に対向状態で設けられた一対の係止片とを備えて構成され、
    前記圧入部の両側面が両係止片によって前記左右方向から挟持されることで前記本体部の前記左右方向における移動が規制されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
  3. 前記圧入部には、前記係止片に設けられた係止突起と前記前後方向に係止する係止凹部が設けられており、前記係止突起と前記係止凹部が前記前後方向に係止することで前記本体部の前記前後方向における移動が規制されていることを特徴とする請求項2に記載の端子金具。
  4. 前記キャリアは、前記ベース部と上下方向に対向するように前記ベース部からフック状に立ち上げられたフック部を備えて構成され、前記両係止片の間にこれらを連結する連結部が設けられ、
    前記圧入部が前記フック部と前記連結部とによって前記上下方向に挟持されることで前記本体部の前記上下方向における移動が規制されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の端子金具。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の端子金具と、
    この端子金具のうちキャリアによって保持されていた部分が圧入されて内部に閉じ込められる合成樹脂製のハウジングとを備えたコネクタ。
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