JP2012083218A - アナログ式時間表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】このアナログ式時間表示装置1は、時刻の経過と共に相対回転する少なくとも2つの表示板である固定表示板2と分表示板4を有し、2つの表示板2,4の回転比によって残り時間または経過時間を表示する。また、アナログ式時間表示装置1は、時刻の経過と共に相対回転する少なくとも2つの表示板である分表示板4と秒表示板6を有し、2つの表示板4,6の回転比によって秒の単位の残り時間または経過時間を表示する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るアナログ式時間表示装置1の平面図であり、タイマーの開始時刻および終了時刻の状態を示している図である。アナログ式時間表示装置1は、時刻の経過と共に相対回転する3つの表示板2,4,6を有している。図2は、その表示板2,4,6のうちの、最も下側(図1における紙面奥側)に配置される固定表示板2を示す平面図である。固定表示板2は、外形が円形の板状部材であり、その円の中心Aを中心として60度間隔に6つの領域に分けられている。これらの6つの領域は、それぞれ異なる色が着色され、6つの色の領域2A〜2Fとされている。領域2Aは赤色、領域2Bは黄色、領域2Cは青色、領域2Dは緑色、領域2Eは茶色、領域2Fは白色である。また、中心Aの位置には円形の穴3が形成されている。なお、色分けの境界には実際は線が描かれていないが、便宜上、線を描き、色分けの境界部分をわかりやすくしている(図1、図2および図3の全ての色分け部分も同様)。
まず初めに固定表示板2の領域2A〜2Fと、分表示板4の領域4A〜4Fと、秒表示板6の領域6A〜6Fとを、同じ色の領域が重なり合うようにする。そして回転機構を動作させる。すると、各領域の色がずれ始めて同じ色の領域が重なり合わないようになる。秒表示板6は、通常の時計と同様に1分間で1回転する。分表示板4の領域4A〜4Fは、1分経過毎に固定表示板2の2A〜2Fの1つ隣の領域同士が重なり合うようになる。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るアナログ式時間表示装置11の平面図であり、タイマーの開始時刻および終了時刻の状態を示している図である。アナログ式時間表示装置11は、時刻の経過と共に相対回転する4つの表示板12,14,16,17を有している。図3の最も下側(図3における紙面奥側)に配置される表示板は、固定されたケースに対し、回転可能に組み込まれた可動表示板12である。可動表示板12は、外形が円形で中央が空間となる輪状部材であり、ケースの外周に取り付けられている。また、可動表示板12には、その外端に180度間隔に2つの取っ手13が固定設置されている。この可動表示板12は、回転ベゼル状とされ、中心Eを回転中心として回転する。
アナログ式時間表示装置11の分表示板16および秒表示板17は、第1のアナログ式時間表示装置1の分表示板4および秒表示板6と同一の動作をすることができる。また、時表示板14は、穴15(中心E)を中心に60分に1回転する。
図4は、本発明の第3の実施の形態に係るアナログ式時間表示装置21の平面図であり、タイマーの開始時刻および終了時刻の状態を示している図である。アナログ式時間表示装置21は、時刻の経過と共に相対回転する3つの表示板22,25,28を有している。図5は、その表示板22,25,28のうちの、最も下側(図4における紙面奥側)に配置される固定表示板22を示す平面図である。固定表示板22は、外形が円形の板状部材であり、扇形のイラスト23Aおよびイラスト23Bが、それぞれ、その中心Hから60度の角度の範囲にわたって、かつ互いが中心Hを中心として点対称的となるように描かれている。イラスト23Aとイラスト23Bは、図柄は異なるが、描かれている範囲は、中心Hに対して点対称的に描かれている。固定表示板22のうち、イラスト23Aとイラスト23Bが描かれていない部分は白色とされている。中心Hには円形の穴24が形成されている。
まず初めに図4に示すように、固定表示板22のイラスト23A、イラスト23Bと、分表示板25のイラスト26A、イラスト26Bと、秒表示板28のイラスト28Aおよびイラスト28Bとを互いが重ならないように結合させ、全体としてひとつのイラストとなるように配置する。なお、分表示板25と秒表示板28の各イラストが描かれていない部分は透明とされているため、固定表示板22のイラスト23A,23Bは、分表示板25と秒表示板28の透明部分を通して見ることができ、分表示板25のイラスト26A,26Bは、秒表示板28の透明部分を通して見ることができる。
図8は、本発明の第4の実施の形態に係るアナログ式時間表示装置31の平面図であり、タイマーの開始時刻および終了時刻の状態を示している図である。アナログ式時間表示装置31は、時刻の経過と共に相対回転する3つの表示板32,34,36を有している。図8の最も下側(図8における紙面奥側)に配置される表示板は、固定表示板32である。固定表示板32は、外形が円形の板状部材であり、その外端側に円環状のイラスト32Aが描かれている。固定表示板32のうち、イラスト32Aが描かれていない中央の円形領域は白色とされている。固定表示板32の中心Lには円形の穴33が形成されている。
まず初めに図8に示すように、固定表示板32のイラスト32Aと、分表示板34のイラスト34Aと、秒表示板36のイラスト36Aとを、全体として1つの星空を示すイラストとなるように配置する。
図9は、本発明の第5の実施の形態に係るアナログ式時間表示装置41の平面図である。アナログ式時間表示装置41は、時刻の経過と共に相対回転する2つの表示板42,44を有している。図10は、図9の下側(図9における紙面奥側)に配置される表示板である、固定表示板42の平面図である。固定表示板42は、外形が円形の板状部材であり、その中央に渦巻曲線で囲われた内側部分が黒色(図9、図10、図11および図12では便宜上ドットが分散された模様として示している。)に塗りつぶされた形状のイラスト42Aが描かれている。固定表示板42のうち、イラスト42Aが描かれていない外周部分は白色とされている。固定表示板42の中心Pには、円形の穴43が形成されている。
まず初めに図9に示すように、アナログ式時間表示装置41の固定表示板42と秒表示板44との位置関係を、長穴45から見えるイラスト42Aの黒色部分が最小の長さとなるように配置する。そして回転機構を動作させる。すると、長穴45から見えるイラスト42Aの位置がずれ始めて、長穴45から見えるイラスト42Aの黒色部分が長くなる。
本発明の実施の形態に係るアナログ式時間表示装置1,11,21,31および41は、時刻の経過と共に相対回転する少なくとも2つの表示板を有し、その表示板の回転比によって残り時間または経過時間を表示する。そのため、アナログ式時間表示装置1,11,21,31および41は、時刻を表示する通常の時計とは異なり、表示板の回転比によって残り時間または経過時間を表示しているので、見た人は、瞬間的に残り時間または経過時間を感得することができる。また、装飾性が向上していると共に、その装飾物を活かして時間は把握しているので、使い勝手が向上している。
上述した本発明の実施の形態に係るアナログ式時間表示装置1,11,21,31および41は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々の変形実施が可能である。
2,22,32,42 固定表示板(表示板)
4,16,25,34 分表示板(表示板)
6,17,28,36,44 秒表示板(表示板)
12 可動表示板(表示板)
14 時表示板(表示板)
45 長穴
Claims (8)
- 時刻の経過と共に相対回転する少なくとも2つの表示板を有し、
前記表示板の回転比によって残り時間または経過時間を表示することを特徴とするアナログ式時間表示装置。 - 請求項1記載のアナログ式時間表示装置において、
前記表示板の少なくとも1つの外形形状を多角形状または楕円形状で形成することを特徴とするアナログ式時間表示装置。 - 請求項1または2記載のアナログ式時間表示装置において、
前記表示板の一方が固定された第1の表示板とされ、
前記表示板の他方がN分(Nは1から30のいずれかの整数)毎に1回転する第2の表示板とされたことを特徴とするアナログ式時間表示装置。 - 請求項1または2記載のアナログ式時間表示装置において、
前記表示板の一方が1時間毎、12時間毎または24時間毎に1回転する第1の表示板とされ、前記表示板の他方がN分(Nは1から30のいずれかの整数)毎に1回転する第2の表示板とされたことを特徴とするアナログ式時間表示装置。 - 請求項3または4記載のアナログ式時間表示装置において、
60秒毎に1回転する表示板をさらに有することを特徴とするアナログ式時間表示装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載のアナログ式時間表示装置において、
前記表示板の一部に、穴を形成したことを特徴とするアナログ式時間表示装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載のアナログ式時間表示装置において、
前記複数の表示板を多段に重ねて設置し、各回転軸を同一の回転中心に形成したことを特徴とするアナログ式時間表示装置。 - 請求項1または2記載のアナログ式時間表示装置において、
前記表示板の一方が固定または回転する第1の表示板とされ、前記表示板の他方が60秒毎に回転する第2の表示板とされ、
前記第2の表示板の一部に穴が設けられる一方、その穴を介して視認できるように、前記第1の表示板の一部に、徐々にまたは段階的に長さまたは太さが大きくなる図柄が描かれていることを特徴とするアナログ式時間表示装置。
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JP2013001218U Continuation JP3184054U (ja) | 2013-03-06 | 2013-03-06 | アナログ式時間表示装置 |
Publications (1)
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2010
- 2010-10-12 JP JP2010229891A patent/JP2012083218A/ja active Pending
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