JP2000098058A - 時 計 - Google Patents

時 計

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JP2000098058A
JP2000098058A JP10268096A JP26809698A JP2000098058A JP 2000098058 A JP2000098058 A JP 2000098058A JP 10268096 A JP10268096 A JP 10268096A JP 26809698 A JP26809698 A JP 26809698A JP 2000098058 A JP2000098058 A JP 2000098058A
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color
time
rotating disk
color circle
timepiece
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JP10268096A
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Shokichi Koizumi
庄吉 小泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色により時刻を表示してデザイン性に優れ、
インテリアとしても楽しめると共に、数字や時計の見方
が理解できない子供にも時刻や時間の感覚が容易に理解
できる時計を提供するものである。 【解決手段】 表示盤2の前面を12等分に分割して、
この分割した部分に隣接する色とは異なる色を着色した
カラーサークル7を設け、この表示盤2の裏面に時計駆
動部3を取付け、ここから突出した短針軸4を前記カラ
ーサークル7の中心から前面側に貫通させ、円板の一部
を扇形状に切欠して窓部11を設けた回転円板5を形成
し、この回転円板5の中心を前記短針軸4に取付けて、
時間の経過に伴って回転する回転円板5の窓部を通して
表示されるカラーサークル7の色の変化によって時刻を
見るようにしたことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラーサークルを形
成した表示盤の前方に回転円板を設け、この回転円板の
回転により時間を色で表示するデザイン性に優れた時計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にアナログ時計は、文字盤の裏側に
時計駆動部(ムーブメント)を取付け、同軸上に組み合
わせた短針軸と長針軸、および秒針軸を文字盤の前面に
突出させ、短針軸に時針を取付け、長針軸に分針を取付
け、秒針軸に秒針を取付けた構造となっている。この時
計は、時針と分針が位置する文字盤上の位置によって時
刻を見るようになっている。
【0003】また文字盤には1から12までの数字やギ
リシャ数字などを等間隔で表示したものが一般的である
が、文字がなくマークや点を等間隔に表示したものもあ
る。いずれの文字盤も、この表面側に取付けた時針と分
針の回転により、その位置から時刻を読み取っている。
【0004】しかしながら数字が読めない幼児の場合
や、分針が文字盤の6の位置を示している時刻が30分
で、9の位置を示している時刻は45分であるという6
0進法による規則を理解できない子供にとって、時計を
見て時刻や時間の感覚を理解することは難しかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は時針と分針を
省いて、色の変化により時刻を表示し、デザイン性に優
れ、インテリアとしても楽しめると共に、数字や時計の
見方が理解できない子供にも時刻や時間の感覚を容易に
理解させることができる時計を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
時計は、表示盤の前面を分割して、この分割した部分
に、隣接する分割部分とは異なる色を着色したカラーサ
ークルを設け、この表示盤の裏面に時計駆動部を取付
け、ここから突出した短針軸を前記カラーサークルの中
心から前面側に貫通させると共に、円板の一部を扇形状
に切欠して窓部を設けた回転円板を形成し、この回転円
板の中心を前記短針軸に接続して、時間の経過に伴って
回転する回転円板の窓部を通して表示されるカラーサー
クルの色が変化するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0007】また請求項2記載の時計は、カラーサーク
ルを設けた基板を透明または半透明の板で形成し、この
背面側に照明を取付けたことを特徴とするものである。
更に請求項3記載の時計は、回転円板の扇形状に形成し
た窓部の周方向に沿った縁に目盛を設けたことを特徴と
するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
ないし図6を参照して詳細に説明する。図1において1
は時計で、これは円形の表示盤2と、この裏面に取付け
た時計駆動部3およびこの時計駆動部3の短針軸4に取
付けられた回転円板5とから構成されている。
【0009】前記表示盤2は図3に示すように円形の基
板6の前面にリング状のカラーサークル7が形成されて
いる。このカラーサークル7は30度間隔で放射状に1
2等分に分離され、ここに赤色系から黄色系、青色系ま
で12色の異なる色が着色されている。また表示盤2の
中央部分には短針軸4が貫通する貫通孔8が開孔されて
いる。
【0010】また前記回転円板5は図4に示すように透
明なプラスチック板で形成され、その前面側の中間部を
リング状に残してリング状窓部10を形成すると共に、
この外側に扇形状の窓部11を残して、他の部分を塗装
ないしシールを貼って不透明にしてある。なお扇形状の
窓部11は30度の開き角で形成されていると共に、こ
の周方向に沿った外縁に6等分された目盛12が形成さ
れている。また回転円板5の中心には短針軸4が挿着さ
れる軸取付孔13が開孔されている。
【0011】時計1の組立ては図2に示すように表示盤
2の裏面に時計駆動部3を取付け、この短針軸4を表示
盤2の貫通孔8を通して前面に突出させて、この短針軸
4の先端を、回転円板5の中心に開孔した軸取付孔13
に挿着して固定することにより、短針軸4の回転に伴っ
て回転円板5が一体に回転するようになっている。
【0012】上記構成の時計は、図5に示すように前方
から見ると、回転円板5のリング状窓部10を通してカ
ラーサークル7が見えると共に、扇形状の窓部11を通
してカラーサークル7の隣接する2色または1色が見え
る。
【0013】時間の経過に伴って短針軸4に取付けた回
転円板5が一体に回転し、12時間で1回転することに
なる。図5の状態で、扇形状の窓部11の位置は、通常
の時計の時針の位置にあるので、この場合は約5時半頃
を示している。更にこの扇形状の窓部11は30度の開
き角で形成されているので、この部分は1時間を表示す
ることになる。窓部11を見ると下側が例えば青緑色ゾ
ーン7aで上側が緑色ゾーン7bが見えるとすると、そ
の境界は目盛12の下側から2番目の位置になる。目盛
12は6等分されているので1目盛りが10分に相当
し、この場合には5時20分を示していることになる。
【0014】この後、時間が経過していくと回転円板5
が回転し、扇形状の窓部11も同時に回転して、青緑色
ゾーン7aの割合が増え、上側の緑色ゾーン7bの割合
が少なくなっていく。更に時間が経過して図6に示すよ
うに扇形状の窓部11から青緑色ゾーン7aだけしか見
えなくなった時が丁度6時となる。
【0015】したがって、図5の状態では5時からの経
過時間が色で認識できると共に、6時まであと40分あ
ることも認識できる。またカラーサークル7の時間に対
応する色を覚えれば扇形状の窓部11の位置を判断しな
くても扇形状の窓部11に表示される色やその割合を見
ることにより時間を認識することができる。またこの時
計1はリング状窓部10を通して12色相グラディーシ
ョンのカラーサークル7が見えるのでインテリアに美し
いアクセントを添えることができる。
【0016】図7は本発明の他の実施の形態を示すもの
でケース15の内側に四角形の基板6が固定されてい
る。この基板6は透明なプラスチック板で形成され、そ
の前面に半透明なカラーサークル7が形成されている。
またこの基板6の背面には時計駆動部3を取付けると共
に、カラーサークル7を形成した表面側に短針軸4を貫
通させ、ここにリング状窓部10と扇形状の窓部11を
形成した回転円板5を取付ける。更にケース15の前面
に透明なプラスチックカバー16を取り付けると共に、
ケース15の背面に蓋カバー17を取付け、ここに電球
18…を取付けたものである。
【0017】この時計1は置時計として用い、電球18
…を点灯させることにより夜間でもカラーサークル7が
きれいに光り、インテリア性に優れていると共に、寝室
など暗い部屋でも従来のように時針や分針の位置を確か
めなくても光の色によって容易に時間を認識することが
できる。
【0018】なお上記説明ではカラーサークル7を12
等分に分割した場合について示したが、これは任意の数
に分割して任意の色を着色したものでも良い。また生活
パターンに合わせたカラーサークル7に交換できるよう
にしたものでも良い。例えば時計の見方を知らない幼児
などに、テレビを見て良い時間や、寝る時間を色別で表
示することにより時間の間隔を持たせることもできる。
また上記説明では秒針を取付けていないが、秒針を取付
けて時計1が駆動していることを確認させるようにして
も良い。また本発明の時計1は壁掛け時計や置き時計に
限らず腕時計やブレスレッド、ペンダントにも広く適用
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の請求項1記載
の時計によれば、時針と分針を省いて、色表示により時
刻を表示できるので、デザイン性や色彩に優れインテリ
アとしても楽しめる。また数字や時計の見方が理解でき
ない子供でも、時刻や時間の感覚を容易に理解すること
ができる。また細かい数字が読みにくい老人にとっても
非常に便利である。
【0020】また請求項2記載の時計は、カラーサーク
ルを形成した基板を透明または半透明の板で形成し、こ
の背面側に照明を取付けてあるので、夜間でもカラーサ
ークルがきれいに光り、インテリア性に優れていると共
に暗い部屋でも容易に時間を見ることができる。また請
求項3記載の時計は、回転円板に設けた扇形状の窓部の
周方向に沿った縁に目盛が形成されているので、ほぼ分
単位まで読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による時計を示す斜視図
である。
【図2】図1に示す時計の縦断側面図である。
【図3】図1に示すカラーサークルを形成した表示盤の
正面図である。
【図4】図1に示す扇形状の窓部を設けた回転円板の正
面図である。
【図5】図1に示す時計の正面図である。
【図6】6時を示す時計の正面図である。
【図7】本発明の他の実施例による電球を取付けた置き
時計の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 時計 2 表示盤 3 時計駆動部 4 短針軸 5 回転円板 6 円形の基板 7 カラーサークル 7a 青緑色ゾーン 7b 緑色ゾーン 8 貫通孔 10 リング状窓部 11 扇形状の窓部 12 目盛 13 軸取付孔 15 ケース 16 プラスチックカバー 17 蓋カバー 18 電球

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示盤の前面を分割して、この分割した
    部分に、隣接する分割部分とは異なる色を着色したカラ
    ーサークルを設け、この表示盤の裏面に時計駆動部を取
    付け、ここから突出した短針軸を前記カラーサークルの
    中心から前面側に貫通させると共に、円板の一部を扇形
    状に切欠して窓部を設けた回転円板を形成し、この回転
    円板の中心を前記短針軸に接続して、時間の経過に伴っ
    て回転する回転円板の窓部を通して表示されるカラーサ
    ークルの色が変化するようにしたことを特徴とする時
    計。
  2. 【請求項2】 カラーサークルを設けた基板を透明また
    は半透明の板で形成し、この背面側に照明を取付けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の時計。
  3. 【請求項3】 回転円板の扇形状に形成した窓部の周方
    向に沿った縁に目盛を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の時計。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343475A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Kooriyama Design Center:Kk 時刻を色彩で表示する色彩表示装置並びにそれを使用した時刻表示方法。
KR200458227Y1 (ko) * 2011-11-24 2012-01-30 박재우 시계
JP2012083218A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Jun Hanaoka アナログ式時間表示装置
JP2012242374A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Jun Hanaoka アナログ式経過時間表示装置
US9581974B2 (en) 2013-11-18 2017-02-28 Systems Design, Inc. Digital color clock

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