JP2012081867A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】引っ掛かり感を低減しつつ、サポートヨークの円滑な移動を確保するとともに異音の発生を抑制することができるステアリング装置を提供する。
【解決手段】ラックガイド機構29は、ラックハウジングに形成された収容部35内に、ラック軸5に対して接離する方向に移動可能に収容されるサポートヨーク31を備え、サポートヨーク31がコイルバネ42に押圧されることによりラック軸5をピニオン軸に押し付けつつ軸方向に往復動可能に支持するようにした。そして、サポートヨーク31を、ラック軸5に対して摺接するガイド部51と、コイルバネ42により付勢される台座部52とで形成し、ガイド部51が、台座部52に対してラック軸5の軸方向に相対移動可能となるように構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
従来、車両用のステアリング装置には、ピニオン軸とラック軸とを噛合させることにより、そのステアリング操作に伴うピニオン軸の回転をラック軸の往復動に変換するものがある。通常、このようなラックアンドピニオン式のステアリング装置には、サポートヨークによってラック軸をピニオン軸に押し付けつつ軸方向に往復動可能に支持するラックガイド機構が設けられている(例えば、特許文献1参照)。そして、このラックガイド機構によって、ラック軸のラック歯とピニオン軸のピニオン歯とのバックラッシュを適正に保ち、これらの噛み合い部分において歯打ち音(ラトル音)が発生することを抑制している。こうしたラックガイド機構は、サポートヨークの外周にOリング等の弾性部材が装着されており、例えば逆入力の印加により生じる振動等によってサポートヨークが収容部の内周面に接触する際の衝撃が緩和されるようになっている(特許文献1、第1図参照)。
特開2005−41251号公報
ところで、ラック軸はサポートヨークに対して摺接しているため、操舵開始時(ラック軸の移動開始時)において、運転者はラック軸とサポートヨークとの間に作用する摩擦力(静止摩擦力)を超える操舵力で操舵しなければならず、これが所謂引っ掛かり感となって操舵フィーリングの悪化を招いていた。特に、車両の進行方向を僅かに変更したい場合においては、上記引っ掛かりが原因となってラック軸を僅かに移動させるような微妙な操舵がしづらいことがあった。
そこで、サポートヨークと収容部との間の隙間を大きくするとともに、上記したサポートヨークの外周に装着される衝撃緩和のための弾性部材として、その弾性係数が小さい材料のものを採用することも考えられる。これにより、操舵開始時において、サポートヨークが弾性部材の変形を伴ってラック軸と一体的に軸方向移動するようになり、操舵開始時に生じる引っ掛かり感を低減して良好な操舵フィーリングを実現することができる。
ところが、上記従来のように弾性係数の低い弾性部材を用いる構成では、弾性部材が収容部の内周面に密着し易くなる等の理由から摺動抵抗が増大し、サポートヨークの円滑な移動が妨げられる虞がある。そして、その結果、サポートヨークが移動した際に、速やかにラック軸がピニオン軸側に押し付けられず、ラトル音が発生し易くなるといった問題が生じる。
一方、サポートヨークの外周に弾性部材を装着しない構成とすると、摺動抵抗が増大することは防止できるものの、サポートヨークと収容部との間の隙間が大きく形成されていることから、サポートヨークがラック軸と一体的に移動して収容部の内周面に接触する際の衝撃が大きくなり、打音が発生し易くなるといった問題が生じる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、引っ掛かり感を低減しつつ、サポートヨークの円滑な移動を確保するとともに異音の発生を抑制することができるステアリング装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ステアリング操作により回転するピニオン軸と、前記ピニオン軸に噛合されたラック軸と、前記ラック軸を前記ピニオン軸に押し付けつつ前記ラック軸の軸方向に往復動可能に支持するラックガイド機構と、これら前記ピニオン軸、前記ラック軸及び前記ラックガイド機構を収容するハウジングとを備え、前記ラックガイド機構は、前記ハウジングに形成された収容部内に収容されるサポートヨーク及び付勢部材を有しており、前記サポートヨークは、前記付勢部材によって前記ラック軸に押圧されつつ、前記ラック軸に対して接離する接離方向に移動可能に設けられるステアリング装置において、前記サポートヨークは、前記ラック軸に摺接するガイド部と、前記付勢部材により付勢される台座部とを有し、前記ガイド部は、前記台座部に対して前記ラック軸の軸方向に相対移動可能に構成されることを要旨とする。
上記構成によれば、ラック軸に対して摺接するガイド部が、台座部に対してラック軸の軸方向に相対移動可能に構成されているため、操舵開始時において、ラック軸とサポートヨークとの間に生じる静止摩擦力を超える十分な操舵力を運転者が作用させるまでの間、ラック軸がガイド部と一体で軸方向に移動することで引っ掛かり感を低減することができるようになる。このようにサポートヨークをガイド部と台座部とを有する構成とし、同ガイド部を台座部に対して相対移動可能に構成するため、弾性係数の低い弾性部材をサポートヨークの外周に装着する場合と異なり、サポートヨークが収容部内でラック軸に対して接離する方向に移動する際の摺動抵抗が大きくなることを防いで、サポートヨークの円滑な移動を確保することができる。また、上記構成では、ガイド部のみがラック軸と一体で軸方向に移動することから、サポートヨーク全体がラック軸と一体的に移動する場合に比べ、収容部の内周面に接触する部材の質量が小さくなるため、その衝撃を低減して異音の発生を抑制できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のステアリング装置において、前記ガイド部及び前記台座部のいずれか一方には、いずれか他方に向けて突出する挟圧凸部が形成されるとともに、いずれか他方には前記挟圧凸部が挿入される挟圧凹部が形成され、前記挟圧凸部と前記挟圧凹部との間には、前記ラック軸の軸方向に挟圧される弾性部材が設けられたことを要旨とする。
上記構成によれば、ガイド部が台座部に対してラック軸の軸方向に相対移動する際に、弾性部材が挟圧凸部と挟圧凹部との間に挟まれることで圧縮されるため、ラック軸を移動させるために必要な操舵力が徐々に増加するようになる。従って、ラック軸がガイド部に対して摺動し始めるときに、必要な操舵力が急増することを抑制でき、引っ掛かり感を好適に低減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のステアリング装置において、前記ガイド部及び前記台座部のいずれか一方には、前記ラック軸の軸方向に延びる案内凹部が形成されるとともに、いずれか他方には前記案内凹部に挿入される案内凸部が形成され、前記サポートヨークの接離方向と直交する平面上で前記案内凹部の延びる方向と直交する方向を前記ラック軸の幅方向として、前記幅方向での前記案内凹部の長さと前記案内凸部の長さとが等しく形成されたことを要旨とする。
上記構成によれば、案内凸部が案内凹部に対してラック軸の幅方向に係合することで、ガイド部が台座部に対して幅方向に相対移動することが規制される。これにより、ガイド部がラック軸の軸方向以外に移動して収容部に接触することが防止され、異音の発生を抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のステアリング装置において、前記ガイド部及び前記台座部のいずれか一方には、いずれか他方に向けて突出する制限凸部が形成されるとともに、いずれか他方には前記制限凸部が挿入される制限凹部が形成され、前記制限凸部と前記制限凹部との間に形成される隙間の前記ラック軸の軸方向に沿った長さは、前記挟圧凸部と前記挟圧凹部との間に形成される隙間の前記軸方向に沿った長さよりも小さいことを要旨とする。
上記構成によれば、挟圧凸部が挟圧凹部に対してラック軸の軸方向で当接するよりも先に、制限凸部が制限凹部に対してラック軸の軸方向で当接することで、それ以上ガイド部が台座部に対して軸方向に相対移動することが制限される。そのため、挟圧凸部と挟圧凹部とにより挟圧される弾性部材は、制限凸部が制限凹部に対してラック軸の軸方向で当接した状態から、それ以上圧縮されなくなる。これにより、弾性部材に過大な応力が加わることを防止でき、装置の長寿命化を図ることができる。
本発明によれば、引っ掛かり感を低減しつつ、サポートヨークの円滑な移動を確保するとともに異音の発生を抑制することが可能なステアリング装置を提供することができる。
電動パワーステアリング装置(EPS)の概略構成図。 ラックアンドピニオン機構の概略構成を示す断面図。 本実施形態のラックガイド機構におけるラック軸の軸方向に直交する断面構造を示す拡大断面図。 本実施形態のラックガイド機構におけるラック軸の軸方向に沿った断面構造を示す拡大断面図。 本実施形態のラック軸が移動し始めた状態(操舵開始時)のラックガイド機構を示す作用説明図。 別のラックガイド機構におけるラック軸の軸方向に直交する断面構造を示す拡大断面図。 別のラックガイド機構におけるラック軸の軸方向に直交する断面構造を示す拡大断面図。 別のラックガイド機構におけるラック軸の軸方向に直交する断面構造を示す拡大断面図。 別のOリングを示す平面図。 別のラックガイド機構におけるラック軸の軸方向に直交する断面構造を示す拡大断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置(EPS)1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されている。これにより、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。なお、ステアリングシャフト3は、コラム軸8、中間軸9、及びピニオン軸10を連結してなる。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、同ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角、即ち車両の進行方向が変更される。
また、EPS1は、モータ13を駆動源として、そのコラム軸8を回転駆動する所謂コラムアシスト型のEPSとして構成されている。具体的には、モータ13は、ウォーム&ホイール等からなる減速機構14を介してコラム軸8と駆動連結されている。そして、モータ13の回転を減速機構14により減速してコラム軸8に伝達することによって、そのモータトルクをアシスト力として操舵系に付与する構成になっている。
次に、ラックアンドピニオン機構の構成について説明する。
図2に示すように、ラックアンドピニオン機構4は、上記ラック軸5及びピニオン軸10を備え、ハウジングとしてのラックハウジング21に収容されている。ラック軸5とピニオン軸10とは、所定の交叉角をもって配置され、ラック軸5のラック歯27とピニオン軸10のピニオン歯28とが噛合している。このラックハウジング21には、ピニオン軸10の軸方向(同図中、略上下方向)に延びる筒状部22が形成されている。そして、ピニオン軸10は、軸受23,24に支持されることにより、筒状部22内において回転可能に収容されている。
具体的には、ピニオン軸10は、上記中間軸9(図1参照)に連結される上端10aが筒状部22の開口端22aから突出する態様で同筒状部22内に収容されている。また、ピニオン軸10には、その上記軸受23により支持された部分と軸受24により支持された部分との間にピニオン歯28が形成されている。
一方、ラック軸5は、その一端側がラックガイド機構29によりピニオン軸10に押し付けられた状態で摺動可能に支持されるとともに、他端側がすべり軸受(図示略)により摺動可能に支持されることにより、ラックハウジング21内において往復動可能に収容されている。そして、ラック軸5は、ラック歯27がピニオン軸10のピニオン歯28に噛合されることにより同ピニオン軸10に駆動連結されており、ピニオン軸10の回転に伴って軸方向に往復動するように構成されている。
次に、ラックガイド機構の構成について説明する。
ラックガイド機構29は、主としてサポートヨーク31と付勢部材としてのコイルバネ42とからなり、これらはラックハウジング21の一部である収容部35に収容されている。ラック軸5をピニオン軸10に押し付けつつ軸方向に往復動可能に支持するサポートヨーク31は、略円柱状に形成されるとともに、サポートヨーク31におけるラック軸5側の頭部32は、ラック軸5の軸方向視で、ラック軸5のピニオン軸10側とは反対側の面である背面と対応する円弧状に凹んだ凹状に形成されている。そして、本実施形態では、頭部32の頂面がラック軸5を押し付ける際の摺接面32aとなるように構成されている。また、サポートヨーク31には、頭部32と反対側に開口する凹部33が形成されている。
収容部35は略円筒状に形成されており、ラックハウジング21におけるラック軸5を挟んで筒状部22側と反対側の位置に形成されている。また、収容部35は、その軸線がラック軸5(及びピニオン軸10)と略直交するとともに、その先端部(図2における左側端部)がラックハウジング21の外部に開口する円筒形状に形成され、外部開口端35aとされている。そして、サポートヨーク31は、収容部35内をその軸方向、すなわちラック軸5に対して接離する接離方向に移動可能に収容されている。
収容部35の外部開口端35aは、略円板状のキャップ41が螺着されることにより閉塞されている。また、キャップ41には、サポートヨーク31側に開口する凹部36が形成されている。そして、サポートヨーク31は、このキャップ41との間に介在されたコイルバネ42に押圧されることにより、上記のようにラック軸5をピニオン軸10側に押し付けつつ、往復動可能に支持する構成となっている。
具体的には、コイルバネ42は、その一端がサポートヨーク31の凹部33内に着座し、他端がキャップ41の凹部36内に着座している。そして、収容部35の外部開口端35aにキャップ41を螺着し、サポートヨーク31とキャップ41との間でコイルバネ42が押し縮められることにより、当該コイルバネ42の押圧力、すなわちサポートヨーク31によるラック軸5の押し付け力が規定されるようになっている。
(サポートヨーク)
次に、本実施形態のサポートヨークの構成について詳細に説明する。
図3及び図4に示すように、サポートヨーク31は、ラック軸5に摺接する頭部32を有するガイド部51と、コイルバネ42の一部が収容される凹部33を有する台座部52とを備えている。そして、ガイド部51が台座部52に対してラック軸5の軸方向(図4における左右方向)に所定範囲(例えば1mm程度)内で平行に相対移動可能に構成されている。
詳述すると、ガイド部51は、頭部32を有することによりラック軸5の軸方向視で、上端が凹状に凹んだ(図3参照)略円柱状に形成されている。一方、台座部52は、下端に凹部33が形成された略円柱状に形成されている。本実施形態では、ガイド部51の外径及び台座部52の外径は略等しく形成されるとともに、収容部35の内径よりも小さく形成されており、収容部35の内周面とガイド部51及び台座部52の各外周面との間には隙間S1,S2が形成されている。
ガイド部51の台座部52との対向面51aには、サポートヨーク31がラック軸5に対して接離する接離方向(図3及び図4における上下方向)の台座部52側に突出する円柱状の挟圧凸部54が形成されるとともに、台座部52のガイド部51との対向面52aには、丸穴状の挟圧凹部55が形成されている。挟圧凸部54と挟圧凹部55とは、ガイド部51と台座部52とが同軸上にある状態で同軸となるように形成されている。挟圧凸部54の外径は、挟圧凹部55の内径よりも小さく形成されている。そして、挟圧凸部54の外周と挟圧凹部55の内周との間には、円環状に形成された弾性部材としてのOリング56が設けられている。
挟圧凸部54の中央には、接離方向の台座部52側に突出する四角柱状の案内凸部57が形成されるとともに、挟圧凹部55の中央には、案内凸部57が挿入されるラック軸5の軸方向に長い長穴状の案内凹部58が形成されている。
具体的には、サポートヨーク31の接離方向と直交する平面上で案内凹部58の延びる方向(ラック軸5の軸方向)と直交する方向(図3における左右方向)をラック軸5の幅方向とすると、図3に示すように、案内凹部58は、ラック軸5の幅方向の長さW1が案内凸部57の幅方向の長さW2と略等しく形成されている。これにより、案内凸部57が案内凹部58に対して幅方向に係合することで、ガイド部51が台座部52に対してラック軸5の幅方向に相対移動することが規制され、ラック軸5の軸方向に相対移動することが許容される構成となっている。
また、図4に示すように、ガイド部51と台座部52とが同軸上にある状態で、案内凸部57と案内凹部58との間に形成される隙間のラック軸5の軸方向に沿った長さL1が、挟圧凸部54と挟圧凹部55との間に形成される隙間の軸方向に沿った長さL2よりも小さくなるように形成されている。これにより、ガイド部51が台座部52に対してラック軸5の軸方向に相対移動する際に、軸方向一端側及び他端側への移動量がそれぞれ長さL1以下に制限される。すなわち、本実施形態では、案内凸部57及び案内凹部58は制限凸部及び制限凹部としても機能する。
図3及び図4に示すように、Oリング56は、台座部52がコイルバネ42に押圧されてガイド部51がラック軸5をピニオン軸10に押し付けている状態で、ガイド部51が台座部52に対して接離方向に間隔を空けて設けられるように構成されている。具体的には、Oリング56の直径は挟圧凸部54の高さ(接離方向の長さ)よりも大きく形成されており、挟圧凸部54と挟圧凹部55との間、及び案内凸部57と案内凹部58との間に接離方向の隙間がそれぞれ形成されるように構成されている。
このように構成されたラックガイド機構29では、図5に示すように、操舵開始時においてラック軸5が軸方向に移動しようとすると、Oリング56を弾性変形させつつ、ガイド部51が台座部52に対してラック軸5の軸方向に相対移動することにより、ラック軸5がガイド部51と一体で軸方向に移動する。そして、制限凸部(案内凸部57)が制限凹部(案内凹部58)に対して軸方向で当接し、ガイド部51の台座部52に対する軸方向への相対移動が制限されると、ラック軸5はガイド部51(サポートヨーク31)に対して摺動することでラック軸5のみが軸方向に移動するようになっている。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)ラックガイド機構29は、サポートヨーク31をラック軸5に対して摺接するガイド部51と、コイルバネ42により付勢される台座部52とで形成し、ガイド部51が、台座部52に対してラック軸5の軸方向に平行に相対移動可能となるように構成した。
上記構成によれば、ガイド部51が台座部52に対してラック軸5の軸方向に相対移動可能に構成されているため、操舵開始時において、ラック軸5とサポートヨーク31との間に生じる静止摩擦力を超える十分な操舵力を運転者が作用させるまでの間、ラック軸5がガイド部51と一体で軸方向に移動することで引っ掛かり感を低減することができるようになる。このようにサポートヨーク31をガイド部51と台座部52とで形成し、同ガイド部51を台座部52に対して相対移動可能に構成するため、弾性係数の低いOリングをサポートヨークの外周に装着する場合と異なり、サポートヨーク31が収容部35内でラック軸5に対して接離する方向に移動する際の摺動抵抗が大きくなることを防いで、サポートヨーク31の円滑な移動を確保できる。また、上記構成では、ガイド部51のみがラック軸5と一体で軸方向に移動することから、サポートヨーク31全体がラック軸5と一体的に移動する場合に比べ、収容部35の内周面に接触する部材の質量が小さくなるため、その衝撃を低減して異音の発生を抑制できる。これにより、操舵フィーリング及び静粛性に優れたEPS1を提供することができる。
(2)ガイド部51に接離方向に突出する挟圧凸部54を形成するとともに、台座部52に挟圧凸部54が挿入される挟圧凹部55を形成し、挟圧凸部54の外周と挟圧凹部55の内周との間にOリング56を設けた。
上記構成によれば、ガイド部51が台座部52に対してラック軸5の軸方向に相対移動する際に、Oリング56が挟圧凸部54と挟圧凹部55との間に挟まれることで圧縮されるため、ラック軸5を移動させるために必要な操舵力が徐々に増加するようになる。従って、ラック軸5がガイド部51に対して摺動し始めるときに、必要な操舵力が急増することを抑制でき、引っ掛かり感を好適に低減することができる。
(3)ガイド部51に、ラック軸5に対する接離方向に突出する制限凸部(案内凸部57)を形成するとともに、台座部52に制限凸部(案内凸部57)が挿入される制限凹部(案内凹部58)を形成し、制限凸部(案内凸部57)と制限凹部(案内凹部58)との間に形成される隙間のラック軸5の軸方向に沿った長さL1が、挟圧凸部54と挟圧凹部55との間に形成される隙間の軸方向に沿った長さL2よりも小さくなるようにした。
上記構成によれば、挟圧凸部54が挟圧凹部55に対してラック軸5の軸方向で当接するよりも先に、制限凸部(案内凸部57)が制限凹部(案内凹部58)に対してラック軸5の軸方向で当接することで、ガイド部51が台座部52に対して軸方向に相対移動することが制限される。そのため、挟圧凸部54と挟圧凹部55とにより挟圧されるOリング56は、制限凸部(案内凸部57)が制限凹部(案内凹部58)に対してラック軸5の軸方向で当接した状態から、それ以上圧縮されなくなる。これにより、Oリング56に過大な応力が加わることを防止でき、装置の長寿命化を図ることができる。
(4)案内凹部58のラック軸5の幅方向の長さW1を案内凸部57の幅方向の長さW2と略等しく形成したため、案内凸部57が案内凹部58に対して幅方向に係合することで、ガイド部51が台座部52に対して幅方向に相対移動することが規制される。これにより、ガイド部51がラック軸5の軸方向以外に移動して収容部35に接触することが防止され、異音の発生を抑制することができる。
(5)Oリング56を、台座部52がコイルバネ42により押圧されてガイド部51がラック軸5をピニオン軸10に押し付けた状態で、ガイド部51が台座部52に対して接離方向に間隔を空けて設けられるように構成した。上記構成によれば、ガイド部51が接離方向の台座部52側に移動するときにOリング56が圧縮されるため、ガイド部51が台座部52に接触する際の衝撃が低減され、異音の発生を抑制することができるようになる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、制限凸部(案内凸部57)が制限凹部(案内凹部58)に対して軸方向で当接し、ガイド部51の台座部52に対する軸方向への相対移動が制限されると、ラック軸5がガイド部51に対して摺動するようにした。しかし、これに限らず、Oリング56の弾性力がガイド部51とラック軸5との間の摺動抵抗よりも大きくなると、ラック軸5がガイド部51に対して摺動するようにしてもよい。
・上記実施形態では、挟圧凸部54を外径が一定の円柱状に形成するとともに、挟圧凹部55を内径が一定の丸穴状に形成したが、これに限らず、挟圧凸部54を突出方向(接離方向)に沿って階段状に外径が変化する多段に形成するとともに、挟圧凹部55を深さ方向(接離方向)に沿って階段状に内径が変化する多段に形成してもよい。具体的には、例えば図6に示すように、挟圧凸部54を円板状に形成される大径段61と、この大径段61よりも小径の小径段62とから構成するとともに、挟圧凹部55を大径段61が挿入される丸孔状の大径穴63と、この小径段62が挿入される丸孔状の小径穴64とから構成してもよい。
また、例えば図7に示すように、挟圧凸部54を同心円状に配置される複数の環状凸部66により構成するともに、挟圧凹部55を各環状凸部66が挿入される複数の環状溝67により構成してもよい。
・上記実施形態では、挟圧凸部54を円柱状に形成するとともに、挟圧凹部55を丸穴状に形成したが、これに限らず、挟圧凸部54を多角柱状に形成するとともに、挟圧凹部55を多角形の穴状に形成してもよい。
・上記実施形態では、挟圧凸部54に案内凸部57を形成し、挟圧凹部55に案内凹部58を形成したが、これに限らず、挟圧凹部55の中央に案内凸部57を形成し、挟圧凸部54の中央に案内凹部58を形成するようにしてもよい。また、ガイド部51及び台座部52に案内凸部57及び案内凹部58を形成しなくともよい。
・上記実施形態では、ガイド部51の外径及び台座部52の外径を略等しく形成し、ガイド部51及び台座部52のラック軸5の軸方向に沿った長さがそれぞれ等しくなるようにしたが、これに限らず、ガイド部51のラック軸5の軸方向に沿った長さが台座部52のラック軸5の軸方向に沿った長さよりも短くなるようにしてもよい。例えば、図8に示すように、ガイド部51の外径を台座部52の外径よりも小さく形成することで、ガイド部51のラック軸5の軸方向に沿った長さが台座部52のラック軸5の軸方向に沿った長さよりも短くなるようにしてもよい。これにより、ガイド部51と収容部35との間の隙間S1を確保してガイド部51を台座部52に対して軸方向に相対移動可能にしつつ、台座部52と収容部35との間の隙間S2を小さくすることができ、台座部52が収容部35に接触する際に生じる打音を低減できる。
・上記実施形態では、案内凹部58のラック軸5の幅方向の長さを案内凸部57の幅方向の長さと略等しく形成することで、ガイド部51が台座部52に対して幅方向に相対移動することが規制されるように構成した。しかし、これに限らず、例えば挟圧凹部55をラック軸5の軸方向に長い長穴状に形成するとともに、同挟圧凹部55の幅方向の長さを挟圧凸部54の直径と略等しく形成することで、ガイド部51が台座部52に対して幅方向に相対移動することが規制されるように構成してもよい。なお、この場合には、挟圧凸部54及び挟圧凹部55がそれぞれ案内凸部及び案内凹部として機能する。
また、ガイド部51及び台座部52に対して、挟圧凸部54及び挟圧凹部55、案内凸部57及び案内凹部58とは別に、制限凸部及び制限凹部を形成するようにしてもよい。さらに、案内凸部及び案内凹部を形成せず、ガイド部51が台座部52に対して幅方向に相対移動可能となるように構成してもよい。
・上記実施形態において、案内凸部57及び案内凹部58を形成せず、Oリング56が挟圧凸部54と挟圧凹部55とによって、ラック軸5の幅方向よりも軸方向に圧縮され易くなるように形成することで、ガイド部51が台座部52に対して幅方向に相対移動することが規制されるように構成してもよい。具体的には、例えば図9に示すように、Oリング56の外周にその中心を挟んで対向する位置に一対の切欠き68を形成し、各切欠き68がラック軸5の軸方向に沿って配置されるようにOリング56を設けるようにしてもよい。このように構成しても、ガイド部51がラック軸5の軸方向以外に移動して収容部35に接触することが防止され、異音の発生を抑制することができる。
・上記実施形態では、ガイド部51に挟圧凸部54を形成するとともに、台座部52に挟圧凹部55を形成したが、これに限らず、ガイド部51に挟圧凹部55を形成するとともに、台座部52に挟圧凸部54を形成してもよい。
・上記実施形態では、ガイド部51に形成された挟圧凸部54の外径を、台座部52に形成された挟圧凹部55の内径よりも小さくすることで、ガイド部51が台座部52に対してラック軸5の軸方向に相対移動可能に構成した。しかし、これに限らず、例えば図10に示すように、ガイド部51及び台座部52の各対向面51a,52aにそれぞれ凹部71,72を形成するとともに、これら各凹部71,72の双方に係合する弾性体73を設けることで、ガイド部51が台座部52に対してラック軸5の軸方向に相対移動するようにしてもよい。
また、ガイド部51が台座部52に対して相対移動できれば、これらに挟圧凸部54や挟圧凹部55を形成しなくともよい。
・上記実施形態では、Oリング56を、ガイド部51が台座部52に対して接離方向に間隔を空けて設けられるように構成したが、これに限らず、Oリング56をガイド部51が台座部52に対して接離方向に隙間なく設けられるように構成してもよい。すなわち、ガイド部51がラック軸5をピニオン軸10に押し付けている状態で、例えば挟圧凸部54の頂部と挟圧凹部55の底部が接触するようにOリングを構成してもよい。
・上記実施形態では、挟圧凸部54の外周と挟圧凹部55の内周との間にOリング56を設けたが、これに限らず、Oリング56を設けなくともよい。
・上記実施形態において、ガイド部51の外周に、Oリング等の衝撃緩和のための(弾性係数の高い)弾性部材を装着し、ガイド部51が収容部35の内周面に接触する際の衝撃を低減するようにしてもよい。なお、この場合において、例えばガイド部51が台座部52と同軸上に配置されている状態では、Oリングが収容部35の内周に非接触となるように形成することで、サポートヨーク31がラック軸5に対して接離する方向に移動する際の摺動抵抗が増大することを抑制できる。同様に、台座部52の外周にOリング等の衝撃緩和のための弾性部材を装着してもよい。
・上記実施形態において、サポートヨーク31の頭部32に、潤滑性の優れた樹脂材料がコーティングされたシート部材を固定し、このシート部材がラック軸5を押し付ける際の摺接面となるようにしてもよい。なお、このようなシート部材の構成は、例えば、特開2008−273294号公報を参照されたい。
・上記実施形態において、ガイド部51に、ラック軸5の背面に接触するとともに、その軸方向移動に伴って回転するローラを設ける構成としてもよい。なお、このようなローラの構成は、例えば特開2002−2507号公報を参照されたい。
・上記実施形態では、付勢部材をコイルバネ42により構成したが、これに限らず、例えば皿ばねや弾性体等の他の部材により構成してもよい。
・上記実施形態では、本発明をコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置(EPS)として構成されたステアリング装置に具体化した。しかし、これに限らず、例えば所謂ラックアシスト型等、コラムアシスト型以外のEPSや油圧式のパワーステアリング装置、或いはノンアシスト型のステアリング装置に適用してもよい。
・上記実施形態では、ラックガイド機構29を車両用のEPS1に適用したが、これに限らず、その他の用途に用いてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)請求項2又は3に記載のステアリング装置において、前記弾性部材は、環状に形成されるとともに、前記挟圧凸部と前記挟圧凹部とによって、前記ラック軸の軸方向及び前記サポートヨークの接離方向に直交する方向よりも前記軸方向に圧縮され易くなるように形成されたことを特徴とするステアリング装置。上記構成によれば、弾性部材が軸方向及び接離方向に直交する方向(ラック軸の幅方向)に圧縮され難く形成されることで、ガイド部が台座部に対して幅方向に相対移動することが規制される。これにより、ガイド部がラック軸の軸方向以外に移動して収容部に接触することが抑制され、異音の発生を抑制することができる。
(ロ)請求項2〜4、上記(イ)のいずれか一項に記載のステアリング装置において、前記弾性部材は、前記ガイド部が前記台座部に対して前記サポートヨークの接離方向に間隔を空けて設けられるように形成されたことを特徴とするステアリング装置。上記構成によれば、ガイド部が接離方向の台座部側に移動するときに弾性部材が圧縮されるため、ガイド部が台座部に接触する際の衝撃が低減され、異音の発生を抑制することができるようになる。
(ハ)請求項1〜4、上記(イ)、(ロ)のいずれか一項に記載のステアリング装置において、前記ガイド部は、前記ラック軸の軸方向に沿った長さが前記台座部の前記軸方向に沿った長さよりも短くなるように形成されたことを特徴とするステアリング装置。上記構成によれば、ガイド部を台座部に対してラック軸の軸方向に相対移動可能にしつつ、台座部と収容部との間の隙間を小さくすることができ、台座部が収容部に接触する際に生じる打音を低減できる。
1…電動パワーステアリング装置(EPS)、5…ラック軸、10…ピニオン軸、29…ラックガイド機構、31…サポートヨーク、32…頭部、33,36…凹部、35…収容部、41…キャップ、42…コイルバネ、51…ガイド部、52…台座部、54…挟圧凸部、55…挟圧凹部、56…Oリング、57…案内凸部、58…案内凹部、61…大径段、62…小径段、63…大径穴、64…小径穴、66…環状凸部、67…環状溝、68…切欠き、71…凹部、72…凹部、73…弾性体、L1,L2,W1,W2…長さ、S1,S2…隙間。

Claims (4)

  1. ステアリング操作により回転するピニオン軸と、前記ピニオン軸に噛合されたラック軸と、前記ラック軸を前記ピニオン軸に押し付けつつ前記ラック軸の軸方向に往復動可能に支持するラックガイド機構と、これら前記ピニオン軸、前記ラック軸及び前記ラックガイド機構を収容するハウジングとを備え、前記ラックガイド機構は、前記ハウジングに形成された収容部内に収容されるサポートヨーク及び付勢部材を有しており、前記サポートヨークは、前記付勢部材によって前記ラック軸に押圧されつつ、前記ラック軸に対して接離する接離方向に移動可能に設けられるステアリング装置において、
    前記サポートヨークは、前記ラック軸に摺接するガイド部と、前記付勢部材により付勢される台座部とを有し、
    前記ガイド部は、前記台座部に対して前記ラック軸の軸方向に相対移動可能に構成されることを特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    前記ガイド部及び前記台座部のいずれか一方には、いずれか他方に向けて突出する挟圧凸部が形成されるとともに、いずれか他方には前記挟圧凸部が挿入される挟圧凹部が形成され、
    前記挟圧凸部と前記挟圧凹部との間には、前記ラック軸の軸方向に挟圧される弾性部材が設けられたことを特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項1又は2に記載のステアリング装置において、
    前記ガイド部及び前記台座部のいずれか一方には、前記ラック軸の軸方向に延びる案内凹部が形成されるとともに、いずれか他方には前記案内凹部に挿入される案内凸部が形成され、
    前記サポートヨークの接離方向と直交する平面上で前記案内凹部の延びる方向と直交する方向を前記ラック軸の幅方向として、前記幅方向での前記案内凹部の長さと前記案内凸部の長さとが等しく形成されたことを特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項2又は3に記載のステアリング装置において、
    前記ガイド部及び前記台座部のいずれか一方には、いずれか他方に向けて突出する制限凸部が形成されるとともに、いずれか他方には前記制限凸部が挿入される制限凹部が形成され、
    前記制限凸部と前記制限凹部との間に形成される隙間の前記ラック軸の軸方向に沿った長さは、前記挟圧凸部と前記挟圧凹部との間に形成される隙間の前記軸方向に沿った長さよりも小さいことを特徴とするステアリング装置。
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