JP2012079453A - 細隙消弧型気中開閉器 - Google Patents

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正剛 川上
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Abstract

【課題】細隙消弧型気中開閉器の消弧性能の向上と、小形化とを図る。
【解決手段】固定電極11と、円弧状通路に沿って回動する可動接点部12aを有する可動電極12と、可動接点部12aの円弧状通路に沿って設けられた細隙15cを有する消弧室15と、細隙を内側に位置させて消弧室15に取り付けつけられた磁路形成部材19とを備える。細隙15cは、可動接点部12aの通過を許容する可動接点通過用細隙部15c1と、この細隙部よりも円弧状通路の円弧の外周側にあって、可動接点通過用細隙部15c1よりも狭い隙間を有する狭細隙部15c2とを有している。磁路形成部材19は、細隙を間にして対向する一対の側壁部と、一対の側壁部の狭細隙部側の端部間を連結する連結部とを一体に有していて、一対の側壁部の狭細隙部側の部分の対向間隙を可動接点通過用細隙部側の部分の対向間隙よりも狭くするような断面形状を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、細隙消弧型の消弧機構を備えた気中開閉器に関するものである。
高圧配電線路や特別高圧配電線路に用いる開閉器として、特許文献1に示されているような細隙消弧型の気中開閉器が用いられている。細隙消弧型の気中開閉器は、支持碍子に保持された固定電極と、固定電極に設けられた固定接点部に接触した状態になる投入位置と固定接点部から離れた状態になる開路位置との間を円弧状通路に沿って回動させられる可動接点部を有する可動電極と、可動接点部の円弧状通路に沿って設けられた細隙を備えた細隙消弧部を有する消弧室とを備えている。細隙消弧部に設けられる細隙は、可動接点部の通過を許容する大きさの隙間を持って円弧状通路に沿って円弧状に伸びる可動接点通過用細隙部と、可動接点通過用細隙部の外周側に形成されて、該可動接点通過用細隙部に連通させられた狭細隙部とにより構成される。狭細隙部は、可動接点通過用細隙部よりも狭い隙間を持つように形成される。
図11ないし図13は、特許文献1に示されたものと同様な細隙消弧型の気中開閉器を示したものである。図11は要部の正面図、図12は要部の上面図、図13は図11の消弧室部分の側面図である。これらの図において、1は固定電極、2は可動電極、5は固定電極1を収容した固定電極収納室5aと、細隙消弧部5bとを有する消弧室である。
固定電極1は、消弧室5の固定電極収納室5a内に収容されて、消弧室5と共に支持碍子6に固定されている。固定電極1は、細隙消弧部5b寄りの端部に固定接点部1aを有している。可動電極2は、鎌形(ほぼL字形)に形成されて、その一端が軸3により回動自在に支持されている。可動電極2の他端には、固定電極の固定接点部1aに接触する刃形の可動接点部2aが形成されている。可動電極2は、図示しない操作機構により操作されることにより、その可動接点部2aが、固定電極1に設けられた固定接点部1aに接触した状態になる投入位置と、固定接点部1aから所定の絶縁距離を隔てた状態になる開路位置との間を円弧状通路に沿って変位させられる。
消弧室5は、アークが接触した際に消弧性を有するガスを発生する樹脂からなっていて、その細隙消弧部5bには、可動電極2の可動接点部2aの円弧状通路に沿って伸びる細隙5cが形成されている。細隙5cは、可動接点部2aの円弧状通路の一部をなすように設けられた円弧状の可動接点通過用細隙部5c1と、可動接点部2aの円弧状通路の外周側に、可動接点通過用細隙部5c1よりも狭い隙間を持って形成されて、可動接点通過用細隙部5c1に連通させられた狭細隙部5c2とを有している。可動電極2の可動接点部2aは、可動接点通過用細隙部5c1内を通して、開路位置と投入位置との間を変位させられる。固定電極1の固定接点部1aが設けられた端部には、可動接点部2aを固定接点部1aから引き離した際に両接点部間に発生するアークAの固定接点部側の脚部を移行させるためのアーキングホーン8が取り付けられている。
消弧室5の細隙消弧部5bには、強磁性体からなる磁路形成部材9が取り付けられている。磁路形成部材9は、図12に示すようにU字形の断面形状を有するように形成されていて、細隙5cを内側に位置させるように細隙消弧部5bに外側から嵌合されて、ボルト10により細隙消弧部5bに固定されている。
図11ないし図13に示された開閉器において、通電状態で可動接点部2aが固定接点部1aから離れると、両接点部間にアークAが発生し、アークAの固定接点部側の脚部が固定接点部1aからアーキングホーン8に移行する。脚部がアーキングホーン8に移行したアークAは、可動電接点部2aが固定接点部1aから離れるに従って引き延ばされて、細隙消弧部5bの細隙5c内に引込まれ、細隙5c内で発生した消弧性のガスにより冷却されて消滅させられる。
可動接点部2aとアーキングホーン8との間に発生しているアークAが細隙内に引き込まれた際には、アークAの周囲に磁束が発生する。この磁束は磁路形成部材9に集中的に流れるため、磁路形成部材9とアークAとの間に電磁力が働く。この電磁力によりアークが磁路形成部材9側に引き寄せられて狭細隙部5c2内に引込まれるため、アークが引き延ばされて消滅し易くなり、消弧性能が向上する。
特開2000-173412号公報
細隙消弧型気中開閉器においては、細隙消弧部5bを構成している樹脂がアークの接触により消耗するため、開閉回数の増大に伴って細隙消弧部5bが消耗していき、やがて消弧機能が喪失して寿命に至る。細隙消弧部5bの各部のうち、消耗が激しいのは、アークが最も集中するアーキングホーン8の近傍の部分である。従って、開閉器の寿命を延ばすためには、細隙消弧部5bのアーキングホーン近傍に位置する部分の肉厚を十分に厚くしておく必要がある。
従来の細隙消弧型気中開閉器では、細隙消弧部5bのアーキングホーン近傍に位置する部分の肉厚に合わせて、細隙消弧部5bの細隙5cが設けられた部分の磁路形成部材9が取付けられる部分の肉厚を均一に厚くして、磁路形成部材9の断面形状をU字形としていた。そのため、狭細隙部5c2と磁路形成部材9との間の距離が長くなって、狭細隙部5c2内で磁路形成部材9からアークに働く電磁力が弱くなり、アークAを狭細隙部5c2内に誘導する力が弱くなるのを避けられなかった。アークAを狭細隙部5c2内に誘導する力が弱いと、アークAを狭細隙部5c2の深奥部まで引込むことができないため、細隙5cの短い区間でアークAを十分に引き延ばすことができない。従って、従来の開閉器では、アークを消弧に必要な長さまで引き延ばすために、細隙5cの長さを長くしておく必要があり、消弧室が大型化するという問題があった。
またアークを狭細隙部内に引き込む力が弱い場合には、可動接点部2aと固定接点部1aとの間に発生したアークA全体を細隙5c内に確実に引き込むことが難しくなるため、従来の開閉器では、可動電極2を鎌形にして、可動接点部2aを固定接点部1aから開離させる過程で、可動電極2と固定電極1との間の絶縁距離が十分に大きくなるまでの間、可動電極の可動接点部2aが設けられた部分を細隙5c内に位置させた状態に保つようにしている。しかしながら、可動電極2の形状を鎌形にすると、可動電極が大型になる上に、開閉器を開路する際に必要な可動電極のストロークが長くなるため、消弧室が大型になることと相俟って、開閉器が大型になるのを避けられなかった。
本発明の目的は、消弧性能を低下させることなく、消弧室及び可動電極を小型にして、開閉器の小型化を図ることができるようにした細隙消弧型気中開閉器を提供することにある。
本発明は、支持碍子に支持された固定電極と、固定電極に設けられた固定接点部に接触した状態になる投入位置と固定接点部から開路時に必要な絶縁距離を隔てた状態になる開路位置との間を円弧状通路に沿って回動させられる可動接点部を有する可動電極と、可動電接点部の円弧状通路に沿って設けられた細隙を備えた細隙消弧部を有する消弧室とを備えた細隙消弧型気中開閉器を対象とする。
細隙消弧部に設けられる細隙は、可動接点部の円弧状通路の一部をなすように設けられた可動接点通過用細隙部と、可動接点部の円弧状通路の円弧の外周側に可動接点通過用細隙部よりも狭い隙間を持たせて形成されて可動接点通過用細隙部に連通させられた狭細隙部とを有している。
本発明に係わる開閉器は、細隙を内側に位置させた状態で消弧室の細隙消弧部に取り付けつけられて、細隙内に存在するアークの周囲に発生する磁束を流す磁路を形成する磁路形成部材を備える。磁路形成部材は、細隙を間にして対向する一対の側壁部と、一対の側壁部の可動接点通過用細隙部と反対側に位置する端部間を連結する連結部とを一体に備えた構成を有する。磁路形成部材は、一対の側壁部の狭細隙部を間にして対向する部分の対向間隙を、両側壁部の可動接点通過用細隙部を間にして対向する部分の対向間隙よりも狭くするような断面形状を有するように構成する。
上記のように構成すると、磁路形成部材と狭細隙部との間の距離を、磁路形成部材と可動接点通過用細隙部との間の距離よりも短くすることができるため、狭細隙部側で磁路形成部材とアークとの間に働く電磁力を大きくして,狭細隙部内にアークを引き込む力を大きくすることができ、可動接点部が固定接点部から開離した際に両接点部間に発生するアークを細隙消弧部の細隙内に確実に引き込むことができる。また、細隙内に引き込んだアークを、強力な電磁力により、狭細隙部の深奥部まで確実に誘導することができるため、アークを細隙内に引込んだ直後に、狭細隙部内の深奥部に確実に引き込んで十分に引き延ばすことができる。従って、可動接点部の円弧状通路に沿った細隙の長さを従来より短くしても、細隙内でアークを十分に引き延ばして、消弧部を構成する樹脂にアークが接触した際に発生する消弧性ガスの冷却作用により、アークを確実に消滅させることができる。従って、消弧性能を何等低下させることなく、細隙消弧部の長さを短くして、消弧室の小型化を図ることができ、開閉器の小型化を図ることができる。
また上記のように構成すると、細隙消弧部の細隙内にアークを引き込む力を増大させて、可動接点部が固定接点部から開離した際に両接点部間に発生するアーク全体を確実に細隙内に引き込むことができるため、可動電極を鎌形に形成する必要性がなくなる。従って、可動電極として、折曲げ部を有しない形状を有する小型のものを用いて、開閉器の小型化を図ることができる。
本発明の好ましい態様では、磁路形成部材に、その連結部側に頂点を有するV字形の横断面形状を持たせて、磁路形成部材と細隙との間の距離を、連結部側に向って徐々に短くしていくように構成する。
上記のように構成すると、可動接点通過用細隙部から狭細隙部側に向かうに従って、アークに働く電磁力を強くしていくようにすることができるため、狭細隙部の深奥部内へのアークの誘導を確実に行わせて、アークをより効果的に引き延ばすことができ,消弧性能を向上させることができる。
本発明の他の好ましい態様では、固定電極及び可動電極が1対ずつ設けられて、該1対の可動電極の可動接点部が、対応する固定電極の固定接点部に接触した状態になる投入位置と、対応する固定電極の固定接点部から開路時に必要な絶縁距離を隔てた状態になる開路位置との間を円弧状通路に沿って回動させられるように構成される。この場合、消弧室は、1対の可動電極にそれぞれ対応する細隙を一対有して、各細隙が可動接点通過用細隙部と狭細隙部とを有し、一対の細隙にそれぞれ対応させて磁路形成部材が一対設けられる。
上記のように構成すると、開閉器を所謂2点切りの構成とすることができるため、固定接点部及び可動接点部にかかる負担と、細隙消弧部に設ける各細隙にかかる負担とを軽減して消弧性能を向上させることができるだけでなく、固定電極、可動電極及び消弧室の消耗を少なくして開閉器の寿命を延ばすことができる。
上記のように2点切りの構成をとる場合、一対の磁路形成部材の隣り合う端部を連結して一体化しておくことが好ましい。
上記のように一対の磁路形成部材を一体化しておくと、部品点数を少なくして組み立てを簡単にすることができる。また一対の磁路形成部材が機械的に一体化されて補強し合うため、細隙消弧部の機械的強度を高めることができる。
本発明の各態様において、可動電極としては、長手方向を円弧状通路の径方向に向けた状態で配置される帯板状の基部と、この基部の長手方向の一端に接続された板状の先端部とを一体に有して、先端部の幅方向の一端側の側辺部が該先端部の幅寸法を先端側に向かって末広がり状に広くしていくように傾斜した形状を有する板状の部材からなっていて、先端部の傾斜した側辺部に固定電極に接触する刃形の可動接点部が形成された構造を有するものを用いることが好ましい。
可動電極を上記のように構成すると、可動電極を鎌形に構成する場合に比べて小形にすることができる上に、可動電極のストロークを短縮することができ、これらのことと、消弧室を小形に構成することができることとが相俟って、細隙消弧型気中開閉器の小型化を図ることができる。また可動電極の軽量化を図ることができるため、可動電極を操作する操作機構の操作トルクの低減を図って、操作機構の小型化と低コスト化とを図ることができる。
本発明によれば、磁路形成部材と狭細隙部との間の距離を磁路形成部材と可動接点通過用細隙部との間の距離よりも短くしたため、狭細隙部側で磁路形成部材とアークとの間に働く電磁力を大きくして,アークを狭細隙部内に引き込む力を大きくすることができ、可動接点部が固定接点部から開離した際に両接点部間に発生するアーク全体を細隙消弧部の細隙内に確実に引き込むことができる。また、狭細隙部側で磁路形成部材とアークとの間に働く強力な電磁力により、細隙内に引き込んだアークを狭細隙部の深奥部まで確実に誘導することができるため、アークを細隙内に引込んだ直後にアークを狭細隙部の深奥部まで確実に引き込んで十分に引き延ばすことができ、可動電極の円弧状通路に沿った細隙の長さを従来より短くしても、アークを確実に消滅させることができる。従って、消弧性能を低下させることなく、細隙消弧部の長さを短くして、消弧室の小型化を図ることができる。
また本発明によれば、細隙内にアークを引き込む力を増大させることができるため、可動電極が固定電極から開離した際に両電極間に発生したアークを確実に細隙内に引き込むことができる。従って、可動電極として鎌形の形状を有しない小型のものを用いて、開閉器の小型化を図ることができる。
本発明において、磁路形成部材の断面形状をV字形とした場合には、可動接点通過用細隙部から狭細隙部側に向かうに従って、アークに働く電磁力を強くしていくようにすることができるため、狭細隙部の深奥部内へのアークの誘導を確実に行わせて、アークをより効果的に引き延ばすことができ,消弧性能を向上させることができる。
本発明において、固定電極、可動電極及び細隙を一対ずつ設けて、開閉器を2点切りの構成とした場合には、固定接点部及び可動接点部にかかる負担と、細隙消弧部に設ける各細隙にかかる負担とを軽減して消弧性能を向上させることができるだけでなく、固定電極、可動電極及び消弧室の消耗を少なくして開閉器の寿命を延ばすことができる。
本発明において、長手方向を可動接点部の円弧状通路の径方向に向けた状態で配置される帯板状の基部と、この基部の長手方向の一端に連続する板状の先端部とを一体に有して、該先端部の幅方向の一端側の側辺部を、該先端部の幅寸法を先端側に向かって末広がり状に広くしていくように傾斜させた形状を有する板状の部材により可動電極を構成して、先端部の傾斜した側辺部に固定電極の固定接点部に接触する刃形の可動接点部を形成した場合には、可動電極を鎌形に構成する場合に比べて小形にすることができる上に、可動電極のストロークを短縮することができるため、消弧室を小形に構成できることと相俟って、細隙消弧型気中開閉器の小型化を図ることができる。また可動電極の軽量化を図ることができるため、可動電極を操作する操作機構の操作トルクの低減を図って、操作機構の小型化と低コスト化とを図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係わる細隙消弧型気中開閉器の開路時の構成の要部を示した正面図である。 図1に示した気中開閉器の開路直後の状態を示した正面図である。 図1に示した気中開閉器の要部の上面図である。 図1に示した気中開閉器の消弧室部分の側面図である。 図1に示した気中開閉器の消弧室の横断面図である。 図1に示した気中開閉器の消弧室の縦断面図である。 図1の実施形態で用いる可動電極の構造を示した上面図である。 図1の実施形態において磁路形成部材の形状を異ならせた例を示した上面図である。 本発明の第2の実施形態に係わる細隙消弧型気中開閉器の上面図である。 同開閉器の正面図である。 従来の細隙消弧型気中開閉器の正面図である。 同開閉器の上面図である。 同開閉器の消弧室部分の側面図である。
以下図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態の要部の構成を図1ないし図8に示した。これらの図において、11は固定電極、12は可動電極、15は、固定電極11を収容した固定電極収納室15aと、細隙消弧部15bとを有する消弧室である。固定電極11は、消弧室15の固定電極収納室15a内に収容されて、消弧室15と共に支持碍子16に固定されている。固定電極11は、対向配置した一対の板状の電極構成部材の先端部を内側に折り返して、両電極構成部材の先端部の互いに対向した折り返し部を固定接点部11aとした公知のものである。固定電極11は、その固定接点部11aを細隙消弧部15b寄りに位置させた状態で、固定電極収納室15a内に固定されている。
可動電極12は、固定電極11に設けられた固定接点部11aに接触した状態になる投入位置(図1に鎖線で示された位置)と、固定接点部11aから開路時に必要な絶縁距離を隔てた状態になる開路位置(図1に実線で示された位置)との間を円弧状通路に沿って回動させられる可動接点部12aを有している。
図示の可動電極12は、長手方向を可動接点部12aの円弧状通路の径方向に向けた状態で配置される帯板状の基部12Aと、基部12Aの長手方向の一端に傾斜板部12Cを介して接続された板状の先端部12Bとを一体に有する板状の部材からなっている。先端部12Bは、該先端部の幅寸法を先端側に向かって末広がり状に広くしていくように、その幅方向の一端側の側辺部12B1が傾斜させられた台形状の形状を有していて、傾斜した側辺部12B1に固定電極11の固定接点部11aに接触する刃形の可動接点部12aが形成されている。本実施形態で用いている可動電極12は、従来用いられた鎌形の可動電極とは異なり、固定電極11側に折れ曲がった折曲げ部を有しない形状を備えている。
本実施形態では、図7に示されているように、可動電極12の基部12Aの長手方向の一端寄りの部分に、可動電極の長手方向に対して傾斜するように折曲げられた傾斜板部12Cが一体に形成され、基部12Aと先端部12Bとが、それぞれの板面を、可動電極の回動中心軸線と直交する平面と平行な方向に向けた状態で、傾斜板部12Cを介して接続されている。また可動電極12の先端部12Bの傾斜板部12C寄りの端部には、傾斜板部12Cと反対側に位置させて、基部12Aの板面と平行な板面を有する帯板状の回動レバー23の長手方向の一端が当接され、可動電極の先端部12Bの端部と回動レバー23の一端とが、これらを貫通したボルト24と、ボルト24に螺合されたナット25とにより締結されている。
回動レバー23は、その長手方向の他端が可動電極12の基部12Aの長手方向の他端と同じ位置で終端するように設けられていて、回動レバー23の長手方向の他端と可動電極12の基部12Aの長手方向の他端とが、導電材料からなる可動電極支持部材26を間にして対向配置されている。可動電極12の基部12Aの長手方向の他端と支持部材26と回動レバー23の長手方向の他端とを貫通させて軸13が設けられ、可動電極の基部12Aを貫通して外部に導出された軸13の一端には、軸13が可動電極の基部12Aから離脱するのを阻止するための止輪27が取り付けられている。回動レバー23の他端を貫通して外部に導出された軸13の他端の外周には雄ネジ部が形成されていて、この雄ネジ部にナット28が螺合されている。また軸13に嵌合された座金29がナット28に当接され、座金29と回動レバー23の長手方向の他端との間に、回動レバー23と可動電極支持部材26との間の接触圧力及び可動電極12と可動電極支持部材26との間の接触圧力を調節するための圧縮バネ30が配設されている。ナット28を締め付けて、バネ30の付勢力を調節することにより、回動レバー23と可動電極支持部材26との間の接触圧力と、可動電極12と可動電極支持部材26との間の接触圧力とを適宜に調節し得るようになっている。可動電極12を回動自在に支持する可動電極支持部材26は絶縁支持部材31を介して開閉器のフレーム(図示せず。)に支持されている。
可動電極12の基部12Aの長手方向の一端寄りの部分と回動レバー23とを貫通させて軸33が取り付けられ、この軸33に操作レバー34の一端が結合されている。操作レバー34の他端は図示しない操作機構に連結されていて、該操作機構により、操作レバー34を介して、可動電極12が回動操作される。可動電極12は、図示しない操作機構により操作されることにより、その可動接点部12aが、固定電極11の固定接点部11aに接触した状態になる投入位置と、可動接点部12aが固定接点部11aから開路時に必要な絶縁距離を隔てた状態になる開路位置との間を円弧状通路に沿って回動させられる。
消弧室15は、アークが接触した際に消弧性を有するガスを発生する樹脂からなっていて、その細隙消弧部15bには、可動電極12の可動接点部12aの円弧状通路に沿って伸びる細隙15cが形成されている。細隙15cは、可動接点部12aの円弧状通路の一部をなすように設けられた円弧状の可動接点通過用細隙部15c1と、可動接点部12aの円弧状通路の外周側に、可動接点通過用細隙部15c1よりも狭い隙間を持って形成されて、可動接点通過用細隙部15c1の外周部に連通させられた狭細隙部15c2とを有している。可動接点通過用細隙部15c1は、その内部を通して可動接点部12aが移動するのを許容するために、可動電極12の板厚よりも僅かに大きい隙間を有し、狭細隙部15c2は、可動接点通過用細隙部15c1よりも狭い隙間を有している。
本実施形態では、可動電極12がストレートな形状を有するため、可動接点部12aが、細隙消弧部の可動接点通過用細隙部15c1内を通して、開路位置と投入位置との間を変位するのを許容するために、図4に示されているように、可動接点通過用細隙部15c1が、細隙消弧部15bの側面と固定電極収納室15aの側面にも開口するように形成されている。可動電極12の可動接点部12aは、このように細隙消弧部15bの側面と固定電極収納室15aの側面とに開口させられた可動接点通過用細隙部15c1内を通して、開路位置と投入位置との間を変位させられる。固定電極11の固定接点部11aが設けられた端部には、可動接点部12aを固定接点部11aから引き離した際に両接点部間に発生するアークAの固定接点部側の脚部を移行させるためのアーキングホーン18が取り付けられている。
なお図示の例では、可動接点通過用細隙部15c1全体の隙間を均一とし、狭細隙15c2の隙間を均一として、可動接点通過用細隙部と狭細隙部との境界部で隙間寸法を段階的に変化させているが、細隙15cの隙間寸法を、細隙消弧部15bの側面側の開口部から、深奥部に向って連続的に狭くしていくように、細隙15cの断面形状をV字形として、その細隙15cの隙間が大きい部分を可動接点通過用細隙部とし、隙間が狭い深奥部を狭細隙部としてもよい。
消弧室15の細隙消弧部15bには、磁路形成部材19を取付ける磁路形成部材取付け部15b1が形成され、この取付け部に強磁性体からなる磁路形成部材19が取り付けられている。磁路形成部材取付け部15b1は、図5に示されているように、頂点を狭細隙部15c2側に位置させたV字形の断面形状を有するように形成されている。磁路形成部材取付け部15b1は、細隙15cを間にして対向する一対の側壁部15b11,15b12を有していて、これらの側壁部15b11,15b12の肉厚が、可動接点通過用細隙部15c1側から狭細隙部15c2側に向って次第に薄くなっていくように形成されている。
磁路形成部材19は、鉄等の強磁性体の板を折曲げ成形したものからなっていて、図5に示されているように、細隙15cを間にして対向する一対の側壁部19a1,19a2と、一対の側壁部19a1,19a2の可動接点通過用細隙部15c1と反対側に位置する端部間を連結する連結部19bとを一体に有している。図示の磁路形成部材19は、連結部19b側に頂点を有するV字形の横断面形状を有するように形成されている。
磁路形成部材19は、その横断面の形状が、磁路形成部材取付け部15b1のV字形の断面形状にフィットするように形成されていて、磁路形成部材取付け部15b1に外側から嵌合させた状態で配置されている。磁路形成部材19は、その連結部19b寄りの端部と磁路形成部材取付け部15b1の端部とを貫通したボルト41と、このボルトに螺合されたナット42とにより、磁路形成部材取付け部15b1に固定されている。磁路形成部材19はV字形の横断面形状を有しているため、磁路形成部材19と細隙15cとの間の距離は、可動接点通過用細隙部15c1側から狭細隙部15c2側に向って(連結部19b側に向って)徐々に短くなっていく。
本実施形態の開閉器において、通電している状態で図2に示すように可動接点部12aが固定接点部11aから離れると、両接点部間にアークAが発生し、アークAの固定接点部11a側の脚部が固定接点部11aからアーキングホーン18(図6参照)に移行する。脚部がアーキングホーン18に移行したアークAは、磁路形成部材19とアークとの間に働く電磁力により細隙15c内に引込まれ、さらにこの電磁力により、狭細隙部15c2内に引込まれて引き延ばされる。狭細隙部15c2内に引込まれて引き延ばされたアークは、アークの接触により細隙消弧部を構成している樹脂から発生した消弧性ガスにより冷却されて消滅させられる。
本実施形態では、磁路形成部材19が、頂点を狭細隙部15c2側に位置させたV字形の横断面形状を有しているため、磁路形成部材19と狭細隙部15c2との間の距離を、磁路形成部材19と可動接点通過用細隙部15c1との間の距離よりも短くすることができる。そのため、狭細隙部15c2側で磁路形成部材19とアークとの間に働く電磁力を大きくして,狭細隙部15c2内にアークを引き込む力を大きくすることができ、可動接点部12aが固定接点部11aから開離した際に両接点部間に発生するアークAを細隙消弧部15の細隙内に確実に引き込むことができる。
また、細隙内に引き込んだアークAを、強力な電磁力により、狭細隙部15c2の深奥部まで確実に誘導することができるため、アークAを細隙内に引込んだ直後に、狭細隙部内の深奥部に確実に引き込んで十分に引き延ばすことができる。従って、可動接点部12aの円弧状通路に沿った細隙の長さを従来より短くしても、細隙内でアークAを十分に引き延ばして、細隙消弧部15bを構成する樹脂にアークが接触した際に発生する消弧性ガスの冷却作用により、アークを確実に消滅させることができる。従って、消弧性能を何等低下させることなく、細隙消弧部15bの長さを短くして、消弧室の小型化を図ることができ、開閉器の小型化を図ることができる。
また本実施形態のように構成すると、細隙消弧部15bの細隙15c内にアークを引き込む力を増大させて、可動接点部が固定接点部から開離した際に両接点部間に発生するアーク全体を確実に細隙15c内に引き込むことができるため、可動電極12を鎌形に形成する必要性がなくなる。従って、可動電極12として、固定電極側に折れ曲がった折曲げ部を有しないストレートな形状を有する小型のものを用いることができる。このような形状の可動電極を用いると、可動電極を小型に構成することができるだけでなく、可動電極のストロークを短縮することができるため、開閉器の小型化を図ることができる。また可動電極の軽量化を図ることができるため、可動電極を操作する操作機構の操作トルクの低減を図って、操作機構の小型化と低コスト化とを図ることができる。
上記の説明では、磁路形成部材取付け部15b1の断面形状をV字形とし、磁路形成部材19の横断面形状をV字形にするとしたが、磁路形成部材19は、細隙15cを間にして対向する一対の側壁部を有して、該一対の側壁部の狭細隙部15c2を間にして対向する部分の対向間隙を、両側壁部の可動接点通過用細隙部15c1を間にして対向する部分の対向間隙よりも狭くするような断面形状を有するように構成されればよく、必ずしもV字形の横断面形状を有するように構成する必要はない。
例えば、図8に示すように、磁路形成部材取付け部15b1の側壁部15b11及び15b22の肉厚を、可動接点通過用細隙部15c1側では厚くし、狭細隙部15c2側では薄くして、磁路形成部材取付け部15b1の側壁部15b11及び15b22の肉厚が可動接点通過用細隙部側と狭細隙部側との間で段階的に変化するように磁路形成部材取付け部15b1を形成して、磁路形成部材19の横断面の形状を、磁路形成部材取付け部15b1の横断面の形状にフィットする形状としてもよい。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係わる細隙消弧型気中開閉器の構成を図9及び図10に示した。本実施形態では、固定電極11′及び可動電極12′が1対ずつ設けられて、該1対の可動電極12′,12′の可動接点部12a′,12a′が、対応する固定電極11′,11′の固定接点部11a′,11a′に接触した状態になる投入位置と、対応する固定電極の固定接点部11a′,11a′から開路時に必要な絶縁距離を隔てた状態になる開路位置との間を円弧状通路に沿って回動させられるように構成されている。消弧室15′は、固定電極収納部15a′と、細隙消弧部15b′とを有していて、細隙消弧部15b′には、1対の可動電極12a′,12a′にそれぞれ対応させて1対の細隙15c′,15c′が設けられている。各細隙15c′は、可動電極の可動接点部12a′の円弧状通路の一部をなすように設けられた可動接点通過用細隙部15c1′と、円弧状通路の円弧の外周側に可動接点通過用細隙部15c1′よりも狭い隙間を持たせて形成されて可動接点通過用細隙部15c1′に連通させられた狭細隙部15c2′とを有している。一対の細隙15c′,15c′にそれぞれ対応させて一対の磁路形成部材19′,19′が設けられている。本実施形態では、一対の磁路形成部材19′,19′の隣り合う端部が連結されて一体化されることにより、両磁路形成部材19′,19′がW字形の横断面形状を有する一つの部材を構成している。
本実施形態のように構成すると、開閉器を所謂2点切りの構成とすることができるため、固定接点部11a′及び可動接点部12a′にかかる負担と、細隙消弧部15b′に設ける各細隙15c′にかかる負担とを軽減して消弧性能を向上させることができるだけでなく、固定電極、可動電極及び消弧室の消耗を少なくして開閉器の寿命を延ばすことができる。
また本実施形態のように、一対の磁路形成部材19′、19′を一体化しておくと、部品点数を少なくして組み立てを簡単にすることができる。また一対の磁路形成部材が機械的に一体化されて補強し合うため、細隙消弧部15b′の機械的強度を高めることができる。
11 固定電極
11a 固定接点部
12 可動電極
12a 可動接点部
12A 基部
12B 先端部
12B1 傾斜した側辺部
15 消弧室
15a,15a′ 固定電極収納室
15b,15b′ 細隙消弧部
15b1,15b1′ 磁路形成部材取付け部
15c,15c′ 細隙
15c1,15c1′ 可動接点通過用細隙部
15c2,15c2′ 狭細隙部
18 アーキングホーン
19,19′ 磁路形成部材
19a1,19a2 側壁部
19b 連結部

Claims (5)

  1. 支持碍子に保持された固定電極と、前記固定電極に設けられた固定接点部に接触した状態になる投入位置と前記固定接点部から開路時に必要な絶縁距離を隔てた状態になる開路位置との間を円弧状通路に沿って回動させられる可動接点部を有する可動電極と、前記可動接点部の円弧状通路に沿って設けられた細隙を備えた細隙消弧部を有する消弧室とを備え、前記細隙は、前記可動接点部の円弧状通路の一部をなすように設けられた可動接点通過用細隙部と、前記円弧状通路の円弧の外周側に前記可動接点通過用細隙部よりも狭い隙間を持たせて形成されて前記可動接点通過用細隙部に連通させられた狭細隙部とを有している細隙消弧型気中開閉器において、
    前記細隙を内側に位置させた状態で前記消弧室の細隙消弧部に取り付けつけられて、前記細隙内に存在するアークの周囲に発生する磁束を流す磁路を形成する磁路形成部材を備え、
    前記磁路形成部材は、前記細隙を間にして対向する一対の側壁部と、前記一対の側壁部の前記可動接点通過用細隙部と反対側に位置する端部間を連結する連結部とを一体に有し、
    前記磁路形成部材は、前記一対の側壁部の前記狭細隙部を間にして対向する部分の対向間隙を、両側壁部の前記可動接点通過用細隙部を間にして対向する部分の対向間隙よりも狭くするような断面形状を有していること、
    を特徴とする細隙消弧型気中開閉器。
  2. 前記磁路形成部材は、前記連結部側に頂点を有するV字形の横断面形状を有し、前記磁路形成部材と前記細隙との間の距離が前記連結部側に向って徐々に短くなっていくように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の細隙消弧型気中開閉器。
  3. 前記固定電極及び可動電極は1対ずつ設けられて、該1対の可動電極の可動接点部が、対応する固定電極の固定接点部に接触した状態になる投入位置と対応する固定電極の固定接点部から開路時に必要な絶縁距離を隔てた状態になる開路位置との間を円弧状通路に沿って回動させられるように構成され、
    前記消弧室は、前記1対の可動電極にそれぞれ対応させて前記細隙を一対有していて、各細隙が前記可動接点通過用細隙部と狭細隙部とを有し、
    前記磁路形成部材は、前記一対の細隙にそれぞれ対応させて一対設けられていること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の細隙消弧型気中開閉器。
  4. 前記一対の磁路形成部材は、隣り合う端部が連結されて一体化されていることを特徴とする請求項3に記載の細隙消弧型気中開閉器。
  5. 前記可動電極は、長手方向を前記円弧状通路の径方向に向けた状態で配置される帯板状の基部と、この基部の長手方向の一端に接続された板状の先端部とを一体に有して、前記先端部の幅方向の一端側の側辺部が該先端部の幅寸法を先端側に向かって末広がり状に広くしていくように傾斜した形状を有する板状の部材からなっていて、前記先端部の傾斜した側辺部に前記固定電極の固定接点部に接触する刃形の可動接点部が形成されていること、
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の細隙消弧型気中開閉器。
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