JP2012079423A - イオン発生装置 - Google Patents
イオン発生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012079423A JP2012079423A JP2010220728A JP2010220728A JP2012079423A JP 2012079423 A JP2012079423 A JP 2012079423A JP 2010220728 A JP2010220728 A JP 2010220728A JP 2010220728 A JP2010220728 A JP 2010220728A JP 2012079423 A JP2012079423 A JP 2012079423A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- discharge electrode
- electrode
- ion generator
- electric field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T23/00—Apparatus for generating ions to be introduced into non-enclosed gases, e.g. into the atmosphere
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T19/00—Devices providing for corona discharge
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T19/00—Devices providing for corona discharge
- H01T19/04—Devices providing for corona discharge having pointed electrodes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
【解決手段】第1実施形態の静電霧化装置は、複数の放電電極2と、放電電極2に高電圧を印加するための高電圧印加部4とを備えている。そして、隣接する放電電極2の放電部2a間の距離Lを、一方の放電電極2の電界の影響を受けて他方の放電電極2の放電部2aにおける電界強度が低下する距離としている。
【選択図】図1
Description
このイオン発生装置において、前記複数の放電電極のうちの少なくとも2以上の放電電極は、それぞれの前記放電部が共通の一点を指向するように配置されていることが好ましい。
このイオン発生装置において、前記水供給手段は熱交換器を備え、該熱交換器により前記放電電極を冷却することによって前記放電部に結露水を供給することが好ましい。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態の静電霧化装置は、導電性部材からなる板状の電圧印加部材1を備え、この電圧印加部材1上に5本の放電電極2が一列に立設されている。各放電電極2は全体として基端から先端に向かって縮径する円錐状をなし、その先端部分が球状に形成されている。そして、放電電極2の球状部分の先端が放電部2aとなっている。また、各放電電極2は周囲の液体を毛管現象によって吸い上げることが可能な多孔質材料により形成されている。
(1)第1実施形態の静電霧化装置は、複数の放電電極2と、放電電極2に高電圧を印加するための高電圧印加部4とを備えている。そして、隣接する放電電極2の放電部2a間の距離Lを、一方の放電電極2の電界の影響を受けて他方の放電電極2の放電部2aにおける電界強度が低下する距離としている。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。第2実施形態の静電霧化装置は、水供給手段の構成が第1実施形態と異なっている。したがって、以下では第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
(5)第2実施形態の静電霧化装置は、放電電極2の放電部2aに水を供給するための水供給手段として熱交換器6を備え、熱交換器6により放電電極2を冷却して結露水を付着させることによって放電部2aに水を供給するように構成している。上記構成によれば、放電電極2の放電部2aに供給する水を空気中から取得するようにしているため、装置に水を補給する必要がない。
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図面に従って説明する。第3実施形態の静電霧化装置は、各放電電極2の配置構成が第2実施形態と異なっている。したがって、以下では第2実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
(6)第3実施形態の静電霧化装置では、隣接する放電電極2の放電部2aのイオン放出方向における位置を異ならせている。上記構成によれば、隣接する2つの放電電極2において、イオン放出方向における下流側(高い位置)に位置する電極から放出された電子によって形成される、電子が豊富に存在する場を、上流側(低い位置)に位置する放電電極2から放出されるイオンミストの放出経路上に位置させることができる。これにより、上流側に位置する放電電極2から発生したオゾンは、隣接する電極から放出された電子によって形成される、電子が豊富に存在する場の中に曝されやすくなる。よって、オゾンと電子とを効率よく接触させることができ、オゾンからヒドロキシラジカルへの変換効率を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した第4実施形態を図面に従って説明する。第4実施形態の静電霧化装置は、各放電電極2の配置構成が第2実施形態と異なっている。したがって、以下では第2実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
(7)第4実施形態の静電霧化装置では、各放電電極2について、各放電部2aが共通の一点を指向するように配置している。上記構成によれば、隣接する2つの放電電極2において、互いの放電電極2によって形成される、電子が豊富に存在する場を、隣接する放電電極2から放出されるイオンミストの放出経路上に位置させ合うことができる。つまり、一方の放電電極2によって形成される電子が豊富に存在する場を、他方の放電電極2から放出されるイオンミストの放出経路上に位置させることができる。そして、同時に他方の放電電極2によって形成される電子が豊富に存在する場を、一方の放電電極2から放出されるイオンミストの放出経路上に位置させることができる。これにより、オゾンと電子とを効率よく接触させることができ、オゾンからヒドロキシラジカルへの変換効率をより向上させることができる。
・ 各実施形態において、放電電極2の数は少なくとも2つ以上であればよく、4つ以下であってもよいし、6つ以上であってもよい。
・ 第1実施形態において、放電電極2は、毛管現象により放電部2aへ液体を供給可能な構成であれば、多孔質材であることに限定されない。
試験例1及び2として、2つの放電電極を有する静電霧化装置を用意した。装置の基本的な構成は図1に示す構成を採用した。試験例1及び2は2つの放電電極の放電部間の距離(以下、電極間距離と記載する。)のみが異なっており、電極間距離がそれぞれ12mm、9mmに設定されている。また、コントロールとして放電電極を1つのみ備える静電霧化装置を用意した。コントロールの構成は、放電電極が1つである点を除いて試験例1及び2と同様である。そして、各例の静電霧化装置について、オゾン発生量に対するラジカルの発生量により規定されるラジカル発生効率(ラジカル発生量/オゾン発生量)を測定した。なお、各測定時において放電電極には印加した高電圧は全て一定である。
スピントラップ剤:DEPMPO(5−Diethoxyphosphoryl−5−methyl−1−pyrroline−N−oxide)
捕集液量:1cc
捕集距離:10mm
暴露時間:20min
次いで、各例の静電霧化装置から発生するオゾン量を測定した。具体的には、110lのチャンバー内にて各例の静電霧化装置を作動させてイオンミストを放出させ、同チャンバー内のオゾン量を測定した。測定条件は以下のとおりである。
測定時間:20min
サンプリング流量:1.5l/min
そして、測定された各例のラジカル量及びオゾン量から、ラジカル発生効率を算出した。図6は各例の電界強度及び電極間距離とラジカル発生効率との関係を示すグラフである。図6に示されるように、放電電極を1つのみ有するコントロールと比較して、所定の距離内に配置された2つの放電電極を有する試験例1及び2は共にラジカル発生効率が向上している。とくに、電界強度が95%以下である試験例2では、コントロールと比較してラジカル発生効率が2倍以上となっており、ラジカル発生効率がより顕著に向上していることがわかる。
Claims (9)
- 複数のイオン放出用の放電電極と、該放電電極に高電圧を印加するための高電圧印加部とを備えたイオン発生装置であって、
隣接する前記放電電極の放電部間の距離を、一方の放電電極の電界の影響を受けて他方の放電電極の前記放電部における電界強度が低下する距離としたことを特徴とするイオン発生装置。 - 請求項1に記載のイオン発生装置において、
隣接する前記放電電極の放電部間の距離を、一方の放電電極の電界の影響を受けて他方の放電電極の前記放電部における電界強度が95%以下に低下する距離としたことを特徴とするイオン発生装置。 - 請求項1に記載のイオン発生装置において、
隣接する前記放電電極の放電部間の距離を、他方の電極に対して一方の電極を無限遠から近づけたときに、一方の放電電極の電界の影響を受けて他方の放電電極の前記放電部における電界強度が低下し始める距離としたことを特徴とするイオン発生装置。 - 請求項3に記載のイオン発生装置において、
一方の放電電極の電界の影響を受けて他方の放電電極の前記放電部における電界強度が低下し始める距離は、前記電界強度が5%低下する距離であることを特徴とするイオン発生装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のイオン発生装置において、
隣接する前記放電電極の前記放電部のイオン放出方向における位置を異ならせたことを特徴とするイオン発生装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のイオン発生装置において、
前記複数の放電電極のうちの少なくとも隣接する2つの放電電極は、それぞれの前記放電部が共通の一点を指向するように配置されていることを特徴とするイオン発生装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のイオン発生装置において、
前記放電電極の前記放電部に水を供給するための水供給手段を備え、前記放電電極は前記放電部に供給された水を静電霧化することを特徴とするイオン発生装置。 - 請求項7に記載のイオン発生装置において、
前記水供給手段は熱交換器を備え、該熱交換器により前記放電電極を冷却することによって前記放電部に結露水を供給することを特徴とするイオン発生装置。 - 請求項7に記載のイオン発生装置において、
前記水供給手段は水溜め部を備え、該水溜め部に貯留された水を前記放電部に供給することを特徴とするイオン発生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010220728A JP2012079423A (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | イオン発生装置 |
PCT/JP2011/071065 WO2012043246A1 (ja) | 2010-09-30 | 2011-09-15 | イオン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010220728A JP2012079423A (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | イオン発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012079423A true JP2012079423A (ja) | 2012-04-19 |
Family
ID=45892713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010220728A Ceased JP2012079423A (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | イオン発生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012079423A (ja) |
WO (1) | WO2012043246A1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56112892U (ja) * | 1980-01-31 | 1981-08-31 | ||
JP2008516766A (ja) * | 2004-10-20 | 2008-05-22 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 対象面からの距離が可変の多数ポートを備える静電スプレーノズル |
JP2009172560A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 静電霧化装置 |
-
2010
- 2010-09-30 JP JP2010220728A patent/JP2012079423A/ja not_active Ceased
-
2011
- 2011-09-15 WO PCT/JP2011/071065 patent/WO2012043246A1/ja active Application Filing
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56112892U (ja) * | 1980-01-31 | 1981-08-31 | ||
JP2008516766A (ja) * | 2004-10-20 | 2008-05-22 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 対象面からの距離が可変の多数ポートを備える静電スプレーノズル |
JP2009172560A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 静電霧化装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2012043246A1 (ja) | 2012-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6581661B2 (ja) | 多孔質誘電体を含むプラズマ発生源 | |
JP2006204968A (ja) | 霧化装置 | |
US20200140274A1 (en) | Active ingredient generator | |
Perez-Martinez et al. | Ion field-evaporation from ionic liquids infusing carbon xerogel microtips | |
CN110190520B (zh) | 一种纳米水离子发生装置 | |
JP2010032096A (ja) | 静電霧化装置およびそれを用いる空気調和機 | |
JP4120685B2 (ja) | 静電霧化装置 | |
US20130284024A1 (en) | Electrostatic collecting system for suspended particles in a gaseous medium | |
CN210074429U (zh) | 一种纳米水离子发生装置 | |
JP2007289871A (ja) | 静電霧化装置 | |
JP2013116444A (ja) | 静電霧化装置 | |
JP2014231047A (ja) | 静電霧化装置 | |
US20150251200A1 (en) | Capsule and electrostatic atomizing device thereof | |
JP2012079423A (ja) | イオン発生装置 | |
JP4581990B2 (ja) | 静電霧化装置 | |
WO2013027485A1 (ja) | イオン発生装置及びこれを備えた空気清浄装置 | |
CN111482291A (zh) | 一种纳米水离子雾化液、静电雾化装置及应用 | |
US20120006915A1 (en) | Electrostatic atomization apparatus | |
JP2014121424A (ja) | 放電ユニットおよびこれを用いた空気清浄装置 | |
JP2014107202A (ja) | イオン発生装置及び電気機器 | |
WO2019019556A1 (zh) | 一种纳米水离子发生装置 | |
JP6197986B2 (ja) | ミスト生成方法およびミスト生成装置 | |
JP4915931B2 (ja) | 静電霧化装置 | |
JP5432792B2 (ja) | 静電霧化装置 | |
JP2012066221A (ja) | 静電霧化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20120116 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130729 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20140602 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140603 |
|
AA92 | Notification of invalidation |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971092 Effective date: 20140617 |