JP2012079361A - 磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランク製造方法、磁気記録媒体ガラス基板製造方法、および、磁気記録媒体製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランク製造方法、磁気記録媒体ガラス基板製造方法、および、磁気記録媒体製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012079361A JP2012079361A JP2010221316A JP2010221316A JP2012079361A JP 2012079361 A JP2012079361 A JP 2012079361A JP 2010221316 A JP2010221316 A JP 2010221316A JP 2010221316 A JP2010221316 A JP 2010221316A JP 2012079361 A JP2012079361 A JP 2012079361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- press
- magnetic recording
- recording medium
- press mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/50—Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
- Y02P40/57—Improving the yield, e-g- reduction of reject rates
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
【解決手段】溶融ガラス塊に対して、水平方向に対向配置され、プレス成形面52Aおよびプレス成形面62Aの温度が実質同一である一対のプレス成形型50、60を略同時に接触させた後にプレス成形して板状ガラス26を作製し、板状ガラス26を一対の成形型50,60によりプレスし続けた後に取り出す際に、板状ガラス26のプレス継続時間をガラスブランクの平坦度が10μm以下となるように制御する磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法、および、これを用いた磁気記録媒体ガラス基板製造方法、および、磁気記録媒体製造方法。
【選択図】図7
Description
本発明の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法は、落下中の溶融ガラス塊を、当該溶融ガラス塊の落下方向に対して交差する方向に対向配置された第一のプレス成形型および第二のプレス成形型によりプレスし、板状に成形する第一のプレス工程と、第一のプレス成形型と第二のプレス成形型との間に形成された板状ガラスを、第一のプレス成形型と第二のプレス成形型とによりプレスし続ける第二のプレス工程と、該第二のプレス工程を経た後に、第一のプレス成形型と第二のプレス成形型とを離間して、第一のプレス成形型と第二のプレス成形型との間に挟持された板状ガラスを取り出す取出工程と、を少なくとも経て磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクを製造し、少なくとも第一のプレス工程および第二のプレス工程の実施期間中において、第一のプレス成形型のプレス成形面の温度と、第二のプレス成形型のプレス成形面の温度とが、実質的に同一であり、第一のプレス工程において、第一のプレス成形型のプレス成形面と、第二のプレス成形型のプレス成形面とを、溶融ガラス塊に対して略同時に接触させた後に溶融ガラス塊をプレスすること、および、第二のプレス工程の継続時間を磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの平坦度が10μm以下になるよう制御することを特徴とする。
本実施形態の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法(以下、「ガラスブランクの製造方法」と略す場合がある)は、落下中の溶融ガラス塊を、当該溶融ガラス塊の落下方向に対して交差する方向に対向配置された第一のプレス成形型および第二のプレス成形型によりプレスし、板状に成形する第一のプレス工程と、第一のプレス成形型と第二のプレス成形型との間に形成された板状ガラスを、第一のプレス成形型と第二のプレス成形型とによりプレスし続ける第二のプレス工程と、該第二のプレス工程を経た後に、第一のプレス成形型と第二のプレス成形型とを離間して、第一のプレス成形型と第二のプレス成形型との間に挟持された板状ガラスを取り出す取出工程と、を少なくとも経て磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクを製造し、少なくとも第一のプレス工程および第二のプレス工程の実施期間中において、第一のプレス成形型のプレス成形面の温度と、第二のプレス成形型のプレス成形面の温度とが、実質的に同一であり、第一のプレス工程において、第一のプレス成形型のプレス成形面と、第二のプレス成形型のプレス成形面とを、溶融ガラス塊に対して略同時に接触させた後に溶融ガラス塊をプレスすること、および、
上記第二のプレス工程の継続時間を上記ガラスブランクの平坦度が10μm以下になるよう制御することを特徴とする。ここで、本願明細書において、「磁気記録媒体ガラス基板」とは、非晶質ガラス(アモルファスガラス)製の磁気記録媒体用のガラス基板を意味する。
溶融ガラス塊形成工程では、プレス成形の対象物である溶融ガラス塊を作製する。溶融ガラス塊の作製方法としては特に限定されないが、通常は、溶融ガラスをガラス流出口から垂下させ、鉛直方向の下方側へと連続的に流出する溶融ガラス流の先端部を切断することで、溶融ガラス塊を形成する。なお、溶融ガラス流からその先端部を分離するように実施される切断には、一対のシアブレードを用いることができる。また、溶融ガラスの粘度としては先端部の切断や、プレス成形に適した粘度であれば特に限定されないが、通常は、500dPa・s〜1050dPa・sの範囲内で、一定の値に制御されることが好ましい。
第一のプレス工程では、図3に示す落下中の溶融ガラス塊24を、溶融ガラス塊24の落下方向に対して交差する方向に対向配置された第一のプレス成形型および第二のプレス成形型によりプレスし、板状に成形する。ここで、第一のプレス成形型および第二のプレス成形型は、溶融ガラス塊24の落下方向に対して90度±1度の範囲内の角度を成すように略直交する方向に対向配置されていることが好ましく、溶融ガラス塊24の落下方向に対して直交する方向に対向配置されていることが特に好ましい。このように溶融ガラス塊24の落下方向に対して一対のプレス成形型を対向配置することにより、溶融ガラス塊24を両側から均等にプレスして板状に成形することがより容易となる。
第二のプレス工程では、第一のプレス成形型50と第二のプレス成形型60との間に形成された板状ガラス26を、第一のプレス成形型50と第二のプレス成形型60とによりプレスし続ける。すなわち、図7に示す第一のプレス工程が完了した直後の状態を維持しつつ、第一のプレス成形型50と第二のプレス成形型60とにより板状ガラス26をプレスし続ける。そして、この際、第二のプレス工程の継続時間を、ガラスブランクの平坦度が10μm以下になるように制御する。
第二のプレス工程を経た後は、第一のプレス成形型50と第二のプレス成形型60とを離間して、第一のプレス成形型50と第二のプレス成形型60との間に挟持された板状ガラス26を取り出す取出工程を行う。この取出工程は、たとえば、以下に説明するように実施できる。まず、図8に示すように、第一のプレス成形型50と第二のプレス成形型60とを互いに離間させるように、第一のプレス成形型50を矢印X2方向へ移動させ、第二のプレス成形型60を矢印X1方向へ移動させる。これにより、プレス成形面62Aと、板状ガラス26とを離型させる。次いで、図9に示すように、プレス成形面52Aと、板状ガラス26とを離型させて、板状ガラス26を鉛直方向の下方Y1側に落下させて取り出す。なお、プレス成形面52Aと板状ガラス26とを離型させる際には、板状ガラス26の外周方向から力を加えて板状ガラス26を剥がすように離型することができる。この場合、板状ガラス26に大きな力を加えることなく、取出しを行うことができる。なお、取出しに際しては、プレス成形面52Aと板状ガラス26とを離型した後に、プレス成形面62Aと板状ガラス26とを離型してもよい。そして、最後に、取出した板状ガラス26を必要に応じてアニール処理して歪を低減・除去し、磁気記録媒体ガラス基板を加工するための母材、すなわち、ガラスブランクを得る。
以上に説明した本実施形態のガラスブランクの製造方法により得られたガラスブランクは、その平坦度を10μm以下とすることができ、4μm以下とすることも極めて容易である。なお、ラッピング工程等の平坦性の改善を主たる目的として実施される後工程を省略または短縮する観点からは、平坦度は4μm以下とすることが好ましい。
プレス成形型50、60を構成する材料としては、耐熱性、加工性、耐久性を考慮すると金属または合金が好ましい。この場合、溶融ガラスの温度を考慮すると、プレス成形型50、60を構成する金属または合金の耐熱温度は1000℃以上が好ましく、1100℃以上がより好ましい。プレス成形型50、60を構成する材料としては、具体的には、球状黒鉛鋳鉄(FCD)、合金工具鋼(SKD61など)、高速鋼(SKH)、超硬合金、コルモノイ、ステライトなどが好ましい。なお、プレス成形に際しては、水や空気などの冷却媒体を用いてプレス成形型50、60を冷却し、プレス成形型50、60の温度の上昇を抑制してもよい。また、プレス成形面52A、62Aの面内の温度分布を均一化するために、冷却媒体を利用してプレス成形面52A、62Aの中央部近傍を冷却したり、および/または、プレス成形型50、60の外周側にヒータ等の加熱部材を配置して、プレス成形面52A、62Aの外縁側を加熱してもよい。
本実施形態のガラスブランクの製造方法に用いられるガラス材料としては、磁気記録媒体ガラス基板として好適な物性、特に、高熱膨張係数、さらに高剛性、あるいは耐熱性等を有し、かつ、水平ダイレクトプレスにより板状にプレス成形が容易なものであれば特に限定されない。熱膨張係数については、磁気記録媒体を保持する保持具の熱膨張係数に近いことが望まれる。具体的には、100〜300℃における平均線膨張係数が70×10−7/℃以上であることが好ましく、75×10−7/℃以上であることがより好ましく、80×10−7/℃以上であることがさらに好ましく、85×10−7/℃以上であることが一層好ましい。平均線膨張係数の上限値は特に限定されるものではないが、実用上は、120×10−7/℃以下であることが好ましい。磁気記録媒体の高速回転時に生じるたわみを低減する上から高剛性のガラス材料が望まれるが、具体的には、ヤング率が70GPa以上であることが好ましく、75GPa以上であることがより好ましく、80GPa以上であることがさらに好ましく、85GPa以上であることが一層好ましい。ヤング率の上限値は特に限定されるものではないが、実用上は、120GPa以下であることが好ましい。さらに、耐熱性の優れたガラス材料を用いることにより、磁気記録媒体の製造過程で基板を高温で処理することが可能になることから、ガラス材料のガラス転移温度は600℃以上が好ましく、610℃以上がより好ましく、620℃以上がさらに好ましく、630℃以上が一層好ましい。なお、ガラス転移温度の上限値は特に限定されないが、プレス成形時の温度が高温となるのを抑制するなどの実用上の観点からは780℃以下であることが好ましい。高熱膨張係数、高剛性、耐熱性を兼備するガラス材料を使用することは、高記録密度の磁気記録媒体に好適なガラス基板を得る上から有効である。
モル%表示にて、
SiO2を50〜75%、
Al2O3を0〜5%、
Li2Oを0〜3%、
ZnOを0〜5%、
Na2OおよびK2Oから選択される少なくとも1種の成分を合計で3〜15%、
MgO、CaO、SrOおよびBaOから選択される少なくとも1種の成分を合計で14〜35%、ならびに、
ZrO2、TiO2、La2O3、Y2O3、Yb2O3、Ta2O5、Nb2O5およびHfO2から選択される少なくとも1種の成分を合計で2〜9%、
含み、
モル比{(MgO+CaO)/(MgO+CaO+SrO+BaO)}が0.8〜1の範囲であり、かつ、モル比{Al2O3/(MgO+CaO)}が0〜0.30の範囲である。
モル%表示にて、
SiO2とAl2O3を合計で70〜85%、ただし、SiO2の含有量が50%以上、Al2O3の含有量が3%以上、
Li2O、Na2OおよびK2Oを合計で10%以上、
MgOとCaOを合計で1〜6%、ただし、CaOの含有量がMgOの含有量よりも多い、
ZrO2、TiO2、La2O3、Y2O3、Yb2O3、Ta2O5、Nb2O5およびHfO2を合計で0%を超えて4%以下、
含む組成である。
本実施形態の磁気記録媒体ガラス基板の製造方法は、本実施形態のガラスブランクの製造方法により作製されたガラスブランクの主表面を研磨する研磨工程を少なくとも経て、磁気記録媒体ガラス基板を製造することを特徴とする。以下にガラスブランクを加工して磁気記録媒体ガラス基板とする際の各工程の具体例についてより詳細に説明する。
本実施形態の磁気記録媒体の製造方法は、本実施形態の磁気記録媒体ガラス基板の製造方法により作製された磁気記録媒体ガラス基板上に磁気記録層を形成する磁気記録層形成工程を少なくとも経て、磁気記録媒体を製造することを特徴とする。
各実施例および比較例では、2.5インチサイズの磁気記録媒体ガラス基板作製用のガラスブランク(直径:約75mm、厚み:約0.9mm)を連続的に数百枚以上作製した。
図1〜図9に示したプロセスにて、溶融ガラス塊形成工程、第一のプレス工程、第二のプレス工程および取出工程を実施し、ガラスブランクを作製した。なお、ガラス流出口12から流出する溶融ガラスの粘度は700dPa・sに調整し、第一のプレス成形型50および第二のプレス成形型60は、溶融ガラス塊24の落下方向に対して直交するように配置し、落下距離は150mmに設定した。
・ガラス転移温度:495℃
・屈伏点:550℃
・歪点:490℃
・組成:ガラス組成2に相当する組成
第一のプレス工程実施直前のプレス成形面52Aの温度を500℃、第一のプレス工程実施直前のプレス成形面62Aの温度を500℃、第一のプレス工程実施直前のプレス成形面52Aの面内温度差を50℃、第一のプレス工程実施直前のプレス成形面62Aの面内温度差を50℃に設定した。なお、プレス成形型50、60の駆動は、プレス成形面52Aおよびプレス成形面62Aが、溶融ガラス塊24に同時に接触するように設定した。また、プレス成形時間は0.07秒とした。なお、プレス成形面52A、62Aの温度は、プレス成形面52A、62Aから深さ1mmの位置に配置した熱電対によりモニターした。この熱電対は、プレス成形面52A、62Aの中心部に1個と、中心部から半径30mmの位置であってかつ周方向に0°、90°、180°、270°の位置に各々1個配置されている。
第二のプレス工程の継続時間を調整し、得られたガラスブランクの平坦度を測定したところ、第二のプレス工程の継続時間を2秒以上にすると、ガラスブランクの平坦度が4μmとなった。そこで、第二のプレス工程の継続時間を2秒に設定した。第二のプレス工程終了時の板状ガラス26の温度(取出温度)を495℃である。第二のプレス工程実施中のプレス圧力は常に0.5MPaを維持するように設定した。なお、板状ガラス26の温度は、プレス成形面52A、62Aの中心部に配置された熱電対により測定された温度であると仮定して求めた値である。このようにして、ガラスブランクの平坦度を指標として第二のプレス工程の継続時間を制御し、平坦性の優れたガラスブランクを得た。
プレス成形型50は、鋳鉄製で、プレス成形型本体52とガイド部材54とが一体的に構成された一体型タイプのものを用いた。また、プレス成形型50もプレス成形型60と同様の一体型タイプのものを用いた。なお、プレス成形面52A、62Aは、完全な平坦面からなる。また、使用した一体型タイプのプレス成形型50、60には、プレス成形面52A、62Aの温度および面内温度分布が制御できるように、プレス成形型本体52、62の内部に、冷却水を流す流路が設けられると共に、プレス成形型50、60の外周側にヒータが配置されている。ここで、冷却水の流量およびヒータの加熱条件については、常にプレス成形型50のプレス成形面52Aの温度と、プレス成形型60のプレス成形面62Aの温度との差が、±10℃以内の範囲を維持するように制御した。
第二のプレス工程の継続時間をさらに長くして、板状ガラスの取出温度を490℃に設定した以外は、実施例A1と同様にしてガラスブランクを作製した。
プレス成形型50、60として、プレス成形型本体52、62とガイド部材54、64とが別部材として構成された分離型タイプのものを用いた以外は、実施例A1と同様にしてガラスブランクを作製した。
第二のプレス工程実施中のプレス圧力を、経時的に減少させた以外は、実施例A3と同様にしてガラスブランクを作製した。なお、プレス圧力は、第二のプレス工程の開始直後を基準(100%)とした場合、板状ガラス26の温度が屈伏点−25℃に達した時点で50%となるように制御した。
第二のプレス工程実施中のプレス圧力を、経時的に減少させた以外は、実施例A3と同様にしてガラスブランクを作製した。なお、プレス圧力は、第二のプレス工程の開始直後を基準(100%)とした場合、板状ガラス26の温度が屈伏点+25℃に達した時点で50%となるように制御した。
第二のプレス工程実施中のプレス圧力を、経時的に減少させた以外は、実施例A3と同様にしてガラスブランクを作製した。なお、プレス圧力は、第二のプレス工程の開始直後を基準(100%)とした場合、板状ガラス26の温度が屈伏点+40℃に達した時点で50%となるように制御した。
第二のプレス工程実施中のプレス圧力を、経時的に減少させた以外は、実施例A3と同様にしてガラスブランクを作製した。なお、プレス圧力は、第二のプレス工程の開始直後を基準(100%)とした場合、板状ガラス26の温度が屈伏点−40℃に達した時点で50%となるように制御した。
第二のプレス工程実施中のプレス圧力を、経時的に減少させた以外は、実施例A3と同様にしてガラスブランクを作製した。なお、プレス圧力は、第二のプレス工程の開始直後を基準(100%)とした場合、板状ガラス26の温度が屈伏点に達した時点で50%となるように制御した。
第二のプレス工程の継続時間を2秒未満として板状ガラスの取出温度を520℃に設定した以外は、実施例A1と同様にしてガラスブランクを作製した。
第二のプレス工程の実施を省略した以外は、実施例A1と同様にしてガラスブランクを作製した。
実施例A1で用いたものと同様のガラス材料を用いて、垂直ダイレクトプレスによりガラスブランクを作製した。ガラスブランクの作製には、外周縁に沿って等間隔に下型が12個配置され、プレスに際しては、一方向に30度毎に移動と停止とを交互に繰り返しながら回転する回転テーブルを備えたプレス装置を用いた。また、回転テーブルの外周縁上に配置された12個の下型に対応する12個の下型停止位置に対して、回転テーブルの回転方向に沿ってP1〜P12の番号を付した際に、以下の下型停止位置の下型プレス面上または下型の側には、各々下記の部材が配置されている。
・下型停止位置P1:溶融ガラス供給装置
・下型停止位置P2:上型
・下型停止位置P9:取出手段(真空吸着装置)
なお、プレス工程の実施条件の詳細は以下の通りである。プレス工程実施直前の上型プレス成形面の温度を380℃、プレス工程実施直前の下型プレス成形面の温度を480℃、プレス工程実施直前の上型プレス成形面の面内温度差を30℃、プレス工程実施直前の下型プレス成形面の面内温度差を30℃に設定した。なお、上型は、下型上に所定量の溶融ガラスが供給されてから2秒後に、下方に駆動させた。また、上型が下型上の溶融ガラスに接触してから、上型と下型とが離間するまでの時間(プレス成形時間)は0.3秒とした。以上に説明した条件でプレス工程を実施した場合、プレス工程終了時の板状ガラスの温度(取出温度)は、500℃であった。なお、上型および下型のプレス成形面の温度は、プレス成形面から深さ5mmの位置に配置した熱電対によりモニターした。この熱電対は、プレス成形面の中心部に1個と、中心部から半径15mmの位置であってかつ周方向に0°、90°、180°、270°の位置に各々1個配置されている。
取出温度が495℃となるようにプレス成形時間を延長した以外は、比較例A3と同様にしてガラスブランクを作製した。なお、生産速度が非常に遅く、実用性が無いため、ガラスブランクを数十枚程度作製した時点で、プレスを中止した。
プレス装置として、下型停止位置P3のプレス面上に冷却用上型を更に配置した以外は、比較例A3で用いたプレス装置と同様の装置を用いた。なお、冷却用上型は、下型停止位置P2のプレス面上に配置されたプレス成形用の上型と、実質的に同一の構造を有するものである。ここで、下型停止位置P2において実施されるプレス工程は、比較例A3と同様の条件で実施した。
各実施例および比較例において作製したガラスブランクについて、平坦度、割れ、および、生産性について評価した。結果を表1および表2に示す。なお、水平ダイレクトプレスによりガラスブランクを作製した全ての実施例および比較例A1,A2における第一のプレス工程および第二のプレス工程実施中のプレス成形面間の温度は、最大でも550℃以下であり、垂直ダイレクトプレスによりガラスブランクを作製した比較例A3〜A5におけるプレス工程実施中のプレス成形面間の温度は、450℃〜500℃の範囲内であった。
平坦度は、三次元形状測定装置(コムス株式会社製、高精度3次元形状測定システム、MAP−3D)を用いて測定し、10枚サンプルの平坦度の平均値を求めた。
ガラスブランクを連続して1000枚作製した場合に、得られたガラスブランクが割れたものをカウントし、割れの発生率を求めた。なお、表1および表2に示す評価結果の評価基準は以下の通りである。
A:割れの発生率が0%
B:割れの発生率が、0%を超え1%以下
C:割れの発生率が、1%を超え2%以下
D:割れの発生率が、2%以上
ガラスブランクを連続して1000枚作製した場合における単位時間当たりのガラスブランク生産枚数を求めた。なお、表1および表2に示す評価結果の評価基準は以下の通りである。
A:1時間当たりの生産枚数が3420枚以上
B:1時間当たりの生産枚数が3240枚以上3420枚未満
C:1時間当たりの生産枚数が3060枚以上3240枚未満
D:1時間当たりの生産枚数が3060枚未満
<実施例B1>
実施例A1において作製したガラスブランクをアニールし、歪を低減、除去した。次に、磁気記録媒体ガラス基板の外周となる部分と中心孔になる部分にスクライブ加工を施した。こうした加工で、外側および外側に2つの同心円状の溝を形成した。次いで、スクライブ加工した部分を部分的に加熱して、ガラスの熱膨張の差異により、スクライブ加工した溝に沿ってクラックを発生させ、外側同心円の外側部分と内側部分とを除去した。これにより、真円形状のディスク状ガラスを得た。
比較例A1において作製したガラスブランクを用いて、磁気記録媒体ガラス基板を作製した。なお、磁気記録媒体ガラス基板の作製に際しては、端面研磨後にかつ第一研磨の実施前に、研削代を50μmに設定してラッピング工程を更に実施した以外は、実施例B1と同様にして磁気記録媒体ガラス基板を作製した。得られた磁気記録媒体ガラス基板の外径は65mm、中心孔径は20mm、厚さは0.8mm、主表面の粗さは0.2nm以下であった。また、加工に用いたガラスブランクの平坦度は15μmであり、作製された磁気記録媒体ガラス基板の平坦度は4μmであり、平坦度が大きく改善されていることが確認された。
ラッピング工程を省略した以外は、比較例B1と同様にして磁気記録媒体ガラス基板および磁気記録媒体を作製した。得られた磁気記録媒体ガラス基板および磁気記録媒体の平坦度は、加工に用いたガラスブランクの平坦度と実質同一であった。
比較例A5において作製したガラスブランクを用いた以外は、比較例B1と同様にして、磁気記録媒体ガラス基板および磁気記録媒体を作製した。得られた磁気記録媒体ガラス基板の外径は65mm、中心孔径は20mm、厚さは0.8mm、主表面の粗さは0.2nm以下であった。また、加工に用いたガラスブランクの平坦度は15μmであり、作製された磁気記録媒体ガラス基板の平坦度は4μmであり、平坦度が大きく改善されていることが確認された。
ラッピング工程を省略した以外は、比較例B3と同様にして磁気記録媒体ガラス基板および磁気記録媒体を作製した。得られた磁気記録媒体ガラス基板および磁気記録媒体の平坦度は、加工に用いたガラスブランクの平坦度と実質同一であった。
12 ガラス流出口
20 溶融ガラス流
22 先端部
24 溶融ガラス塊
26 板状ガラス
30 下側ブレード(シアブレード)
32 本体部
34 刃部
34U (刃部の)上面
34B (刃部の)下面
40 上側ブレード(シアブレード)
42 本体部
44 刃部
44U (刃部の)上面
44B (刃部の)下面
50 第一のプレス成形型
50S プレス成形型
52 プレス成形型本体
52A プレス成形面
52B 被押出面
54 ガイド部材
54A ガイド面
54B 被押出面
56 第一の押出部材
56A 押出面
56B 押出面56Aと反対側の面
56H 貫通穴
58 第二の押出部材
60 第二のプレス成形型
62 プレス成形型本体
62A プレス成形面
64 ガイド部材
64A ガイド面
Claims (17)
- 落下中の溶融ガラス塊を、当該溶融ガラス塊の落下方向に対して交差する方向に対向配置された第一のプレス成形型および第二のプレス成形型によりプレスし、板状に成形する第一のプレス工程と、
上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型との間に形成された板状ガラスを、
上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型とによりプレスし続ける第二のプレス工程と、
該第二のプレス工程を経た後に、上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型とを離間して、上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型との間に挟持された上記板状ガラスを取り出す取出工程と、
を少なくとも経て磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクを製造し、
少なくとも上記第一のプレス工程および上記第二のプレス工程の実施期間中において、上記第一のプレス成形型のプレス成形面の温度と、上記第二のプレス成形型のプレス成形面の温度とが、実質的に同一であり、
上記第一のプレス工程において、上記第一のプレス成形型のプレス成形面と、上記第二のプレス成形型のプレス成形面とを、上記溶融ガラス塊に対して略同時に接触させた後に上記溶融ガラス塊をプレスすること、および、
上記第二のプレス工程の継続時間を上記磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの平坦度が10μm以下になるよう制御することを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法。 - 請求項1に記載の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法において、
前記第二のプレス工程の継続時間を、前記第二のプレス工程の終了時における前記板状ガラスの温度が、少なくとも、前記板状ガラスを構成するガラス材料の歪点に10℃を加えた温度以下となるように選択することを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法。 - 請求項1または2に記載の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法において、
溶融ガラスをガラス流出口から垂下させ、鉛直方向の下方側へと連続的に流出する溶融ガラス流の先端部を切断することで、前記溶融ガラス塊を形成する溶融ガラス塊形成工程を含むことを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法。 - 請求項3に記載の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法において、
前記溶融ガラスの粘度が、500dPa・s〜1050dPa・sの範囲内であることを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法において、
前記第一のプレス成形型および前記第二のプレス成形型が、前記溶融ガラス塊の落下方向に対して直交する方向に対向配置されていることを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法において、
前記第一のプレス工程を実施する直前における、前記第一のプレス成形型および前記第二のプレス成形型のプレス成形面の温度が、前記溶融ガラス塊を構成するガラス材料の歪点に10℃を加えた温度以下であることを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法。 - 請求項1〜6のいずれか1つに記載の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法において、
前記第二のプレス工程におけるプレス圧力を、経時的に減少させることを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法。 - 請求項7に記載の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法において、
前記プレス圧力を、前記第一のプレス成形型と前記第二のプレス成形型との間に挟持される前記板状ガラスの温度が、当該板状ガラスを構成するガラス材料の屈伏点±30℃の範囲内にまで低下した時点で、減少させることを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法。 - 請求項1〜8のいずれか1つに記載の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法において、
前記第二のプレス工程の実施中において、前記板状ガラスの一方の面と前記第一のプレス成形型のプレス成形面とを常に隙間無く密着させると共に、前記板状ガラスの他方の面と前記第二のプレス成形型のプレス成形面とを常に隙間無く密着させることを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法。 - 請求項1〜9のいずれか1つに記載の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法において、
前記第二のプレス工程の継続時間を、前記磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの平坦度が4μm以下になるように制御することを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法。 - 請求項1〜10のいずれか1つに記載のガラスブランクの製造方法において、
前記第一のプレス成形型および前記第二のプレス成形型のプレス成形面の少なくとも前記板状ガラスと接触する領域が、略平坦な面であることを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法。 - 落下中の溶融ガラス塊を、当該溶融ガラス塊の落下方向に対して交差する方向に対向配置された第一のプレス成形型および第二のプレス成形型によりプレスし、板状に成形する第一のプレス工程と、
上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型との間に形成された板状ガラスを、
上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型とによりプレスし続ける第二のプレス工程と、
該第二のプレス工程を経た後に、上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型とを離間して、上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型との間に挟持された上記板状ガラスを取り出す取出工程と、を少なくとも経て磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクを製造した後、
上記磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの主表面を研磨する研磨工程を少なくとも経て、磁気記録媒体ガラス基板を製造し、
少なくとも上記第一のプレス工程および上記第二のプレス工程の実施期間中において、上記第一のプレス成形型のプレス成形面の温度と、上記第二のプレス成形型のプレス成形面の温度とが、実質的に同一であり、
上記第一のプレス工程において、上記第一のプレス成形型のプレス成形面と、上記第二のプレス成形型のプレス成形面とを、上記溶融ガラス塊に対して略同時に接触させた後に上記溶融ガラス塊をプレスすること、および、
上記第二のプレス工程の継続時間を上記磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの平坦度が10μm以下になるよう制御することを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板の製造方法。 - 請求項12に記載の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法において、
前記第二のプレス工程の継続時間を、前記第二のプレス工程の終了時における前記板状ガラスの温度が、少なくとも、前記板状ガラスを構成するガラス材料の歪点に10℃を加えた温度以下となるように選択することを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板の製造方法。 - 請求項12または13に記載の磁気記録媒体ガラス基板の製造方法において、
前記磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの平坦度と、前記磁気記録媒体ガラス基板の平坦度とが実質同一であることを特徴とする磁気記録媒体ガラス基板の製造方法。 - 落下中の溶融ガラス塊を、当該溶融ガラス塊の落下方向に対して交差する方向に対向配置された第一のプレス成形型および第二のプレス成形型によりプレスし、板状に成形する第一のプレス工程と、
上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型との間に形成された板状ガラスを、
上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型とによりプレスし続ける第二のプレス工程と、
該第二のプレス工程を経た後に、上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型とを離間して、上記第一のプレス成形型と上記第二のプレス成形型との間に挟持された上記板状ガラスを取り出す取出工程と、を少なくとも経て磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクを製造した後、
上記磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの主表面を研磨する研磨工程を少なくとも経て、磁気記録媒体ガラス基板を製造し、さらに、
上記磁気記録媒体ガラス基板上に磁気記録層を形成する磁気記録層形成工程を少なくとも経て、磁気記録媒体を製造し、
少なくとも上記第一のプレス工程および上記第二のプレス工程の実施期間中において、上記第一のプレス成形型のプレス成形面の温度と、上記第二のプレス成形型のプレス成形面の温度とが、実質的に同一であり、
上記第一のプレス工程において、上記第一のプレス成形型のプレス成形面と、上記第二のプレス成形型のプレス成形面とを、上記溶融ガラス塊に対して略同時に接触させた後に上記溶融ガラス塊をプレスすること、および、
上記第二のプレス工程の継続時間を上記磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの平坦度が10μm以下になるよう制御することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。 - 請求項15に記載の磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法において、
前記第二のプレス工程の継続時間を、前記第二のプレス工程の終了時における前記板状ガラスの温度が、少なくとも、前記板状ガラスを構成するガラス材料の歪点に10℃を加えた温度以下となるように選択することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。 - 請求項15または16に記載の磁気記録媒体の製造方法において、
前記磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの平坦度と、前記磁気記録媒体ガラス基板の平坦度とが実質同一であることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010221316A JP5559651B2 (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランク製造方法、磁気記録媒体ガラス基板製造方法、および、磁気記録媒体製造方法 |
CN2011800462626A CN103155038A (zh) | 2010-09-30 | 2011-09-29 | 磁记录介质玻璃基板用玻璃坯料的制造方法、磁记录介质玻璃基板的制造方法、磁记录介质的制造方法、以及磁记录介质玻璃基板用玻璃坯料的制造装置 |
SG2013020136A SG189021A1 (en) | 2010-09-30 | 2011-09-29 | Method of manufacturing glass blank for magnetic recording medium glass substrate, magnetic recording medium glass substrate manufacturing method, magnetic recording medium manufacturing method, and device for manufacturing glass blank for magnetic recording medium glass substrate |
MYPI2013000582A MY163557A (en) | 2010-09-30 | 2011-09-29 | Method of manufacturing glass blank for magnetic recording medium glass substrate, method of manufacturing magnetic recording medium glass substrate, and method of manufacturing magnetic recording medium |
PCT/JP2011/072337 WO2012043704A1 (ja) | 2010-09-30 | 2011-09-29 | 磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランク製造方法、磁気記録媒体ガラス基板製造方法、磁気記録媒体製造方法、および、磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010221316A JP5559651B2 (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランク製造方法、磁気記録媒体ガラス基板製造方法、および、磁気記録媒体製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012079361A true JP2012079361A (ja) | 2012-04-19 |
JP5559651B2 JP5559651B2 (ja) | 2014-07-23 |
Family
ID=46239427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010221316A Expired - Fee Related JP5559651B2 (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランク製造方法、磁気記録媒体ガラス基板製造方法、および、磁気記録媒体製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5559651B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012101990A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Hoya Corp | 磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法、磁気記録媒体ガラス基板製造方法、磁気記録媒体製造方法、磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造装置 |
JP2014214081A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | Hoya株式会社 | 磁気ディスク用ガラスブランクの製造方法及び磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01148717A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-12 | Canon Inc | 光学素子の成形装置 |
JP2003128425A (ja) * | 2001-10-17 | 2003-05-08 | Fuji Electric Co Ltd | ガラス基板のプレス成形装置及びプレス成形方法 |
JP2004059355A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Hoya Corp | ガラスブランク、情報記録媒体用基板および情報記録媒体それぞれの製造方法 |
JP2005263574A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Konica Minolta Opto Inc | 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法 |
JP2008174401A (ja) * | 2007-01-16 | 2008-07-31 | Konica Minolta Opto Inc | ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法 |
-
2010
- 2010-09-30 JP JP2010221316A patent/JP5559651B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01148717A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-12 | Canon Inc | 光学素子の成形装置 |
JP2003128425A (ja) * | 2001-10-17 | 2003-05-08 | Fuji Electric Co Ltd | ガラス基板のプレス成形装置及びプレス成形方法 |
JP2004059355A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Hoya Corp | ガラスブランク、情報記録媒体用基板および情報記録媒体それぞれの製造方法 |
JP2005263574A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Konica Minolta Opto Inc | 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法 |
JP2008174401A (ja) * | 2007-01-16 | 2008-07-31 | Konica Minolta Opto Inc | ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012101990A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Hoya Corp | 磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法、磁気記録媒体ガラス基板製造方法、磁気記録媒体製造方法、磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造装置 |
JP2014214081A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | Hoya株式会社 | 磁気ディスク用ガラスブランクの製造方法及び磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5559651B2 (ja) | 2014-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5662423B2 (ja) | 磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法、磁気記録媒体ガラス基板の製造方法および磁気記録媒体の製造方法 | |
JP6259022B2 (ja) | ガラスブランク | |
JP6234522B2 (ja) | 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 | |
WO2013001841A1 (ja) | 磁気ディスク用ガラス基板及びその製造方法 | |
JP6148388B2 (ja) | 磁気ディスク用ガラスブランクの製造方法 | |
JP6138042B2 (ja) | 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 | |
US20120247155A1 (en) | Method of manufacturing glass blank for magnetic recording medium glass substrate, method of manufacturing magnetic recording medium glass substrate, method of manufacturing magnetic recording medium, and apparatus for manufacturing glass blank for magnetic recording medium glass substrate | |
JP2012230748A (ja) | 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 | |
US8567216B2 (en) | Manufacturing method of a sheet glass material for magnetic disk, manufacturing method of a glass substrate for magnetic disk | |
WO2012043704A1 (ja) | 磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランク製造方法、磁気記録媒体ガラス基板製造方法、磁気記録媒体製造方法、および、磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造装置 | |
US8844320B2 (en) | Manufacturing method of a sheet glass material for magnetic disk and manufacturing method of a glass substrate for magnetic disk | |
US8800320B2 (en) | Manufacturing method of a sheet glass material for magnetic disk and manufacturing method of a glass substrate for magnetic disk | |
JP5559651B2 (ja) | 磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランク製造方法、磁気記録媒体ガラス基板製造方法、および、磁気記録媒体製造方法 | |
JP5476276B2 (ja) | 磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造方法、磁気記録媒体ガラス基板製造方法、磁気記録媒体製造方法、磁気記録媒体ガラス基板用ガラスブランクの製造装置 | |
JP5330307B2 (ja) | ガラスブランクの製造方法、磁気記録媒体基板の製造方法および磁気記録媒体の製造方法 | |
JP5306855B2 (ja) | 情報記録媒体用基板の製造方法、および、情報記録媒体の製造方法 | |
WO2013147149A1 (ja) | 磁気ディスク用ガラスブランクの製造方法および磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 | |
JP2013209262A (ja) | 磁気ディスク用ガラスブランクの製造方法および磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 | |
JP2013077366A (ja) | 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 | |
JP2012158513A (ja) | 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130820 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131009 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140520 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140606 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5559651 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |