JP2012078854A - テレビ、スタンド、および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】転倒を防止できるテレビを提供する。
【解決手段】一つの実施形態に係る電子機器は、支持部材と、カバー部材と、取付部材とを備える。前記支持部材は、画像を表示する表示装置を支持する。前記カバー部材は、前記支持部材が取り付けられた第1の面と、前記第1の面の反対側に位置する第2の面とを有する。前記取付部材は、前記支持部材とは別の部品で構成され、前記カバー部材の第1の面に取り付けられるとともに、嵌合部を有し、前記嵌合部が嵌め込まれる嵌合孔が設けられた転倒防止部材が取り付けられる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、転倒防止部材を備えたテレビに関する。さらに、本発明は、転倒防止部材を備えたスタンドおよび電子機器に関する。
例えば液晶テレビのような薄型のテレビは、映像を表示する表示装置と、スタンドとを備えている。表示装置は、スタンドから外されて壁に掛けられることができる。一方、例えばテレビをテレビ台の上に設置する場合、表示装置はスタンドと共に用いられる。スタンドは、該表示装置を、例えばテレビ台の据付面の上に支持する。
スタンドには、例えば地震によるテレビの転倒を防止するため、転倒防止部材が取り付けられることがある。転倒防止部材には、例えばワイヤロープが掛け渡されるクリップや、テレビ台に固定されるベルトが用いられる。
特許文献1に開示されるスタンドには、クリップ状の固定具がねじによって取り付けられている。この固定具と壁に固定されたフックとの間にワイヤロープを掛け渡すことにより、液晶テレビが前方向に転倒することを防止できる。
さらに、上記のような転倒防止部材は、部品点数を削減するため、スタンドに設けられた嵌合部に取り付けられることがある。嵌合部は、例えばスタンドのベースから突出して設けられる。転倒防止部材には、嵌合部に対応する孔が設けられている。この孔に嵌合部が嵌り込むことで、転倒防止部材がスタンドに取り付けられる。
特開2007−322512号公報
テレビの外観を良くするため、スタンドにガラス製の部材が用いられる場合がある。この種のスタンドは、例えばガラス板に、表示装置が取り付けられる支持部と、ゴム製の足とを取り付けて形成される。
ガラス製の部材を用いたスタンドにおいて、従来のスタンドに用いられたような構造をそのまま適用しても、転倒防止部材をスタンドに取り付けることは困難である。例えば、ガラス板に前述した嵌合部を設けたとしても、かかる力によって嵌合部が破損するおそれがある。
本発明の目的は、転倒を防止できるテレビを提供することにある。さらに、本発明の他の目的は、取り付けられる表示装置の転倒を防止できるスタンド、および転倒を防止できる電子機器を提供することにある。
一つの実施形態に係る電子機器は、支持部材と、カバー部材と、取付部材とを備える。前記支持部材は、画像を表示する表示装置を支持する。前記カバー部材は、前記支持部材が取り付けられた第1の面と、前記第1の面の反対側に位置する第2の面とを有する。前記取付部材は、前記支持部材とは別の部品で構成され、前記カバー部材の第1の面に取り付けられるとともに、嵌合部を有し、前記嵌合部が嵌め込まれる嵌合孔が設けられた転倒防止部材が取り付けられる。
本発明の第1の実施の形態にかかる液晶テレビの斜視図。 第1の実施形態の液晶テレビを後方向から示す斜視図。 第1の実施形態のスタンドを下方向から示す斜視図。 第1の実施形態のスタンドの分解図。 第1の実施形態の取付部材を示す斜視図。 第1の実施形態の取付部材の一部を拡大して示す斜視図。 第1の実施形態の取付部材の一部を図6の反対側から示す斜視図。 第1の実施形態の取付部材の一部を示す平面図。 図8のF9−F9線に沿って示す断面図。 第1の実施形態の転倒防止部材の取り付け方法を示す説明図。 第1の実施形態の転倒防止部材の使用方法を示す説明図。 本発明の第2の実施の形態にかかるスタンドを下方向から示す斜視図。 第2の実施形態の液晶テレビを後方向から示す斜視図。
以下に、本発明の第1の実施の形態を図1ないし図11に基づいて説明する。なお、本明細書において、手前側(即ちユーザ側)を前方向、ユーザから見て奥側を後方向、ユーザから見て左側を左方向、ユーザから見て右側を右方向、ユーザから見て上方を上方向、ユーザから見て下方を下方向と定義する。
図1は、第1の実施の形態にかかる液晶テレビ1を示す斜視図である。図2は、液晶テレビ1を後方向から見た斜視図である。液晶テレビ1は、テレビおよび電子機器の一例である。図1に示すように、液晶テレビ1は、例えばテレビ台2の据付面2aに置かれる。液晶テレビ1は、表示装置3とスタンド4とを備えている。
表示装置3は、扁平な筐体7と、液晶表示パネル8とを有している。液晶表示パネル8は、筐体7に収容されている。液晶表示パネル8は、映像を表示する表示画面8aを有している。表示画面8aは、筐体7に設けられたディスプレイ開口部7aから筐体7の外部に露出している。さらに、表示装置3は、テレビチューナーおよびスピーカーを内蔵するとともに、複数のケーブルが接続される。
図3は、スタンド4を下方向から示す斜視図である。図3に示すように、スタンド4は、カバー部材11と、支持部材12と、取付部材13と、一対の転倒防止部材14と、4つの第1のゴム足15とを備えている。支持部材12と、取付部材13と、第1のゴム足15とは、カバー部材11に取り付けられている。転倒防止部材14は、取付部材13に取り付けられている。
図4は、スタンド4を分解して示す斜視図である。カバー部材11は、例えば矩形のガラス板である。カバー部材11は、第1の面21と、第2の面22とを有している。カバー部材11に、挿通孔23が設けられている。第1の面21は、テレビ台2の据付面2aと対向する。第2の面22は、第1の面21の反対方向に位置している。図1に示すように、第2の面22は、表示装置3の方向に向いている。カバー部材11は、例えば塗装が施されることによって、カバー部材11の厚み方向に遮光されている。
挿通孔23は、第1の面21から第2の面22に亘って設けられている。第1のゴム足15は、第1の面21に、例えば両面テープで固定されている。第1のゴム足15は、カバー部材11の4つの角部11aにそれぞれ配置されている。第1のゴム足15は、据付面2aに接してカバー部材11を支持する。
支持部材12は、底板25と、支柱26とを有している。底板25は、切欠部27と、切欠部27に隣接する凹部28とを有している。底板25は、例えば両面テープによって、カバー部材11の第1の面21に固定されている。底板25がカバー部材11に固定されることにより、凹部28は、カバー部材11と協働して、切欠部27に開口する穴を形成する。
図3に示すように、底板25に、4つの第2のゴム足31が取り付けられている。第2のゴム足31は、例えば両面テープによって、底板25に固定される。第2のゴム足31は、据付面2aに接して支持部材12を支持する。さらに、第2のゴム足31は、支持部材12が取り付けられたカバー部材11を支持する。
図4に示すように、支柱26は、底板25から突出して設けられている。支柱26は、カバー部材11の挿通孔23に挿通される。このため図1に示すように、支柱26は、カバー部材11の第1の面21から突出する。支柱26は、ねじのような固定具によって、表示装置3に固定される。支持部材12は、固定された表示装置3を支持する。
支柱26は、底板25に対して、支柱26の周方向に回転する。支柱26に表示装置3が固定されているため、支柱26が底板25に対して回転すると、表示装置3も底板25に対して回転する。
図5は、転倒防止部材14が取り付けられた取付部材13を示す斜視図である。取付部材13は、支持部材12とは別の部品で構成されている。図5に示すように、取付部材13は、基部35と、嵌合部36と、挟持部37と、連結部38とを有している。基部35は、第1の面35aと、第2の面35bと、外縁35cと、内縁35dとを有している。第2の面35bは、第1の面35aの反対方向に位置している。内縁35dは、外縁35cの反対方向に位置する基部35の周縁である。
図4に示すように、基部35の第1の面35aは、例えば両面テープによって、支持部材12から外れた位置でカバー部材11の第1の面21に固定される。図3に示すように、基部35は、基部35の外縁35cがカバー部材11の周縁部11bに沿うように配置される。
図6は、取付部材13の一部を拡大して示す斜視図である。図7は、基部35の第2の面35bの方向から取付部材13の一部を示す斜視図である。図8は、取付部材13を示す平面図である。図8に示すように、基部35に開口部41が設けられている。開口部41は、基部35の外縁35cの近くに設けられている。
基部35は、張出部42と、延出部43とを有している。張出部42は、開口部41を形成する孔縁41aから、外縁35cに向かって張り出している。延出部43は、孔縁41aから延出している。延出部43の先端に嵌合部36が設けられている。
図9は、図8のF9−F9線に沿って取付部材13および転倒防止部材14を示す断面図である。図9に示すように、嵌合部36は、挟持部37と基部35との間に配置されている。嵌合部36は、延出部43の先端から、基部35の第2の面35bの方向に向かって突出している。言い換えると、嵌合部36は、基部35からカバー部材11と遠ざかる方向に向かって突出している。嵌合部36は、延出部43の一部を曲げて形成されている。
嵌合部36の先端に、係止部46が設けられている。係止部46は、嵌合部36の先端から、基部35に向かってテーパ状に広がっている。係止部46は、基部35の外縁35cに向かう方向と張出部42に向かう方向とに張り出している。
図9に示すように、挟持部37は、基部35から第2の面35bの方向に向かって突出している。図8に示すように、挟持部37は、基部35の外縁35cに連続している。このため、挟持部37は、嵌合部36よりもカバー部材11の周縁部11bの近くに配置される。挟持部37は、基部35と協働して開口部41を形成している。
挟持部37は、曲げ部48を有している。曲げ部48は、嵌合部36から遠ざかる方向に向かって曲げられている。言い換えると、曲げ部48は、嵌合部36との間の隙間Sを拡大するように曲げられている。
図6に示すように、転倒防止部材14は、片部51と、筒部52とを有している。転倒防止部材14は、例えば短冊状の鉄板をクリップ状に曲げて形成される。図9に示すように、片部51は、第1の端部51aと、第2の端部51bとを有している。筒部52は、片部51の第2の端部51bに設けられている。片部51に、嵌合孔53が設けられている。筒部52に、引掛孔54が形成されている。
嵌合孔53は、嵌合部36が挿通可能な大きさの孔である。嵌合孔53の径は、係止部46の幅よりも僅かに小さい。転倒防止部材14は、嵌合孔53に嵌合部36が嵌り込むことで嵌合部36に取り付けられる。嵌合孔53の径は、嵌合部36の幅よりも大きい。このため、転倒防止部材14は、嵌合部36に対して僅かに動くことができる。
図9に示すように、転倒防止部材14が嵌合部36に取り付けられると、片部51の第1の端部51aは、基部35の張出部42に重なる。さらに、片部51の第2の端部51bは、挟持部37に重なる。このように、挟持部37は、基部35との間で転倒防止部材14を挟む。
係止部46の幅が嵌合孔53の径よりも僅かに大きいため、係止部46は、転倒防止部材14を支持する。さらに、係止部46は、基部35の張出部42との間で転倒防止部材14を挟む。
図5に示すように、連結部38は、基部35の内縁35dから張り出して設けられている。連結部38は、内縁35dに沿って延びる一対の挿入部56を有している。一対の挿入部56は、支持部材12の凹部28に嵌め込まれる。
支持部材12と取付部材13とがカバー部材11に取り付けられると、挿入部56は、凹部28とカバー部材11との間に挟まれる。挿入部56は、凹部28とカバー部材11とが協働して形成する穴に入り込む。
転倒防止部材14は、次のように嵌合部36に取り付けられる。
図10は、転倒防止部材14の取り付け方法を説明する断面図である。図10に示すように、転倒防止部材14は、矢印Aで示す方向に向かって、嵌合部36と挟持部37との間の隙間Sに挿入される。矢印Aは、基部35の第1の面35aの方向から、嵌合部36と挟持部37との間の隙間Sに向かう方向を示している。
転倒防止部材14は、隙間Sに挿入された後に、図10の矢印Bで示す方向に回転させられる。これにより、嵌合部36が転倒防止部材14の嵌合孔53に嵌め込まれる。係止部46がテーパ状に広がっているため、嵌合部36は、嵌合孔53を通ることができる。
嵌合部36が転倒防止部材14の嵌合孔53に嵌め込まれると、転倒防止部材14は、係止部46に支持される。このように、転倒防止部材14は、嵌合部36に取り付けられる。
転倒防止部材14が嵌合部36に取り付けられた後、取付部材13は、図10の矢印Cで示す方向に向かってカバー部材11に取り付けられる。図9に示すように、取付部材13がカバー部材11に取り付けられると、転倒防止部材14は、カバー部材11と挟持部37との間に挟まれる。さらに、転倒防止部材14は、カバー部材11と係止部46との間に挟まれる。
図11は、転倒防止部材14の使用方法を説明するための、液晶テレビ1の平面図である。図11に示すように、液晶テレビ1の背後に位置する壁面Wに、フック58が固定される。
フック58と一対の転倒防止部材14とが、ワイヤロープ59によって繋がれる。ワイヤロープ59は、一対の転倒防止部材14の引掛孔54と、フック58とに通される。なお、ワイヤロープ59の代わりに、丈夫な紐を用いても良い。
フック58と転倒防止部材14とがワイヤロープ59によって繋がれているため、液晶テレビ1は、ワイヤロープ59によって壁面Wに繋がれる。このため、例えば地震の際に、液晶テレビ1が前方向に倒れることが防止される。
前記構成の液晶テレビ1によれば、取付部材13がガラス製のカバー部材11に取り付けられる。この取付部材13に、転倒防止部材14が取り付けられている。このように、スタンド4の大部分を占めるカバー部材11をガラスで形成したとしても、スタンド4に転倒防止部材14を取り付けることができる。
なお、カバー部材11の材料はガラスに限らない。取付部材13は、例えばアクリル板や木板など、種々の材料によって形成されたカバー部材11に取り付けることができる。このように、カバー部材11の材料によらずに、カバー部材11に転倒防止部材14を取り付けることができるため、液晶テレビ1の転倒を防止できる。
取付部材13は、支持部材12とは別の部品で構成されている。このため、大きさの異なる複数種類のカバー部材11に対して、共通の取付部材13および支持部材12を取り付けることができる。取付部材13と支持部材12とを共通化できるため、液晶テレビ1の製造コストを低減させることができる。
支持部材12と取付部材13とは、据付面2aに対向する第1の面21に固定されている。液晶テレビ1をテレビ台2の据付面2aに設置すると、支持部材12と取付部材13とは、カバー部材11の下に隠れる。これにより、液晶テレビ1の外観を良くすることができる。
嵌合部36は、カバー部材11と遠ざかる方向に向かって突出している。このため、嵌合部36の先端がカバー部材11に当たることでカバー部材11に応力がかかることを防止できる。
転倒防止部材14は、嵌合孔53に嵌合部36が嵌り込むことで、嵌合部36に取り付けられる。これにより、転倒防止部材14を取付部材13に取り付ける際の固定具が不要となり、部品点数を低減することができる。
挟持部37は、基部35との間で転倒防止部材14の片部51を挟んでいる。例えば地震の際に、転倒防止部材14は、ワイヤロープ59によって図9の矢印Rで示す方向に引っ張られる。転倒防止部材14が引っ張られると、挟持部37と基部35とが転倒防止部材14を受ける。これにより、転倒防止部材14が嵌合部36から外れることを防止できる。
嵌合部36は、挟持部37と基部35との間に配置されている。これにより、転倒防止部材14が矢印Rで示す方向に引っ張られた際に、挟持部37と基部35とが転倒防止部材14を効果的に受けることができる。
挟持部37の曲げ部48は、嵌合部36から遠ざかる方向に向かって曲げられている。これにより、嵌合部36と挟持部37との間の隙間Sが大きく確保される。隙間Sが大きくなるため、転倒防止部材14を容易に嵌合部36に取り付けることができる。
係止部46は、転倒防止部材14を支持している。これにより、転倒防止部材14が嵌合部36から抜け出ることを防止できる。さらに、係止部46は、基部35との間で転倒防止部材14を挟んでいる。例えば地震の際に転倒防止部材14が矢印Rで示す方向に引っ張られると、係止部46は、挟持部37とともに転倒防止部材14を受ける。これにより、転倒防止部材14が嵌合部36から外れることを防止できる。
係止部46は、基部35の外縁35cに向かう方向と張出部42に向かう方向とに張り出している。すなわち、係止部46は、係止部46が転倒防止部材14を受ける際に力がかかる方向に張り出している。これにより、係止部46は効果的に転倒防止部材14を受けることができる。
転倒防止部材14が図9に矢印Uで示す方向に引っ張られた場合、係止部46とカバー部材11とが転倒防止部材14を受ける。矢印Uは、矢印Rが示す方向の反対方向を示している。係止部46とカバー部材11とが転倒防止部材14を受けることにより、転倒防止部材14が矢印U方向に引っ張られた場合であっても、転倒防止部材14が嵌合部36から抜け出ることを防止できる。
連結部38の挿入部56は、支持部材12の凹部28とカバー部材11とが協働して形成する穴に入り込んでいる。これにより、万が一取付部材13をカバー部材11に固定する両面テープが剥がれたとしても、挿入部56は、凹部28に嵌め込まれたまま残る。したがって、取付部材13がカバー部材11から剥落することを防止できる。
張出部42は、開口部41を形成する孔縁41aから張り出している。片部51の第1の端部51aは、基部35の張出部42に重なる。これにより、例えば地震の際に基部35が転倒防止部材14を受ける面積を大きくすることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図12および図13を参照して説明する。このとき、第1の実施形態の液晶テレビ1と同一の機能を有する構成部分には同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図12は、スタンド4を下方向から示す斜視図である。図12に示すように、取付部材13の基部35に、隆起部70が設けられている。隆起部70は、基部35の第2の面35bから突出している。
隆起部70に、転倒防止部材71が取り付けられている。転倒防止部材71は、ねじのような第1の固定具72によって、隆起部70に固定される。転倒防止部材71は、可撓性のベルトである。転倒防止部材71に、複数の固定孔73が設けられている。固定孔73は、転倒防止部材71が延ばされた方向に並んで設けられている。
図13は、転倒防止部材71の使用方法を示す斜視図である。転倒防止部材71は、図12に示す格納位置と、図13に示す使用位置との間で回動できる。図13に示すように、使用位置における転倒防止部材71は、カバー部材11の周縁部11bから外に出ている。
使用位置における転倒防止部材71は、第2の固定具74によって、テレビ台2に取り付けられる。第2の固定具74は、例えば木ねじである。第2の固定具74は、固定孔73を通って転倒防止部材71をテレビ台2にねじ止めする。
ベルト状の転倒防止部材71ではなく、クリップ状の転倒防止部材14が用いられる場合、転倒防止部材71は格納位置に配置される。図12に示すように、格納位置における転倒防止部材71は、カバー部材11の周縁部11bの内側に位置する。
前記構成の液晶テレビ1によれば、クリップ状の転倒防止部材14だけでなく、ベルト状の転倒防止部材71を取付部材13に取り付けることができる。これにより、例えばテレビ台2に転倒防止部材71を固定することで、液晶テレビ1の転倒を防止できる。
なお、本発明は上記実施の形態に特定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施可能である。例えば、本発明は液晶テレビに限らず、パーソナルコンピュータのディスプレイ装置にも適用できる。
以下に、原出願である特願2010−061535の出願当初の特許請求の範囲の内容を付記する。
[1]映像を表示する表示画面を有した表示装置と、
前記表示装置を支持した支持部材と、
前記支持部材が取り付けられたカバー部材と、
前記支持部材とは別の部品で構成され、前記支持部材から外れた位置で前記カバー部材に取り付けられるとともに、転倒防止部材が取り付けられる取付部材と、
を具備したことを特徴とするテレビ。
[2]前記カバー部材は、前記支持部材と前記取付部材とが取り付けられた第1の面と、前記第1の面の反対側に位置するとともに前記表示装置の方向に向いた第2の面とを有したことを特徴とする[1]に記載のテレビ。
[3]前記転倒防止部材に嵌合孔が設けられ、
前記取付部材は、前記嵌合孔に嵌め込まれることで前記転倒防止部材が取り付けられる嵌合部を有したことを特徴とする[2]に記載のテレビ。
[4]前記取付部材は、前記カバー部材に取り付けられた基部を有し、
前記嵌合部は、前記基部から前記カバー部材と遠ざかる方向に向かって突出したことを特徴とする[3]に記載のテレビ。
[5]前記取付部材は、前記基部との間で前記転倒防止部材を挟む挟持部を有したことを特徴とする[4]に記載のテレビ。
[6]前記嵌合部は、前記挟持部と前記基部との間に配置されたことを特徴とする[5]に記載のテレビ。
[7]前記挟持部は、前記嵌合部から遠ざかる方向に向かって曲げられた曲げ部を有したことを特徴とする[5]に記載のテレビ。
[8]前記嵌合部は、前記基部との間で前記転倒防止部材を挟む係止部を有したことを特徴とする[4]に記載のテレビ。
[9]画像を表示する表示装置を支持するための支持部材と、
前記支持部材が取り付けられたカバー部材と、
前記支持部材とは別の部品で構成され、前記支持部材から外れた位置で前記カバー部材に取り付けられるとともに、転倒防止部材が取り付けられる取付部材と、
を具備したことを特徴とするスタンド。
[10]画像を表示する表示装置を支持するための支持部材と、
前記支持部材が取り付けられたカバー部材と、
前記支持部材とは別の部品で構成され、前記支持部材から外れた位置で前記カバー部材に取り付けられるとともに、転倒防止部材が取り付けられる取付部材と、
を具備したことを特徴とする電子機器。
以下に、原出願である特願2010−061535の分割直前の特許請求の範囲の内容を付記する。
[1]映像を表示する表示画面を有した表示装置と、
前記表示装置を支持した支持部材と、
前記支持部材が取り付けられたカバー部材と、
前記支持部材とは別の部品で構成され、前記カバー部材に取り付けられるとともに、転倒防止部材が取り付けられる取付部材と、
を具備したことを特徴とするテレビ。
[2]前記カバー部材は、前記支持部材と前記取付部材とが取り付けられた第1の面と、前記第1の面の反対側に位置するとともに前記表示装置の方向に向いた第2の面とを有したことを特徴とする[1]に記載のテレビ。
[3]前記転倒防止部材に嵌合孔が設けられ、
前記取付部材は、前記嵌合孔に嵌め込まれることで前記転倒防止部材が取り付けられる嵌合部を有したことを特徴とする[2]に記載のテレビ。
[4]前記取付部材は、前記カバー部材に取り付けられた基部を有し、
前記嵌合部は、前記基部から前記カバー部材と遠ざかる方向に向かって突出したことを特徴とする[3]に記載のテレビ。
[5]前記取付部材は、前記基部との間で前記転倒防止部材を挟む挟持部を有したことを特徴とする[4]に記載のテレビ。
[6]前記嵌合部は、前記挟持部と前記基部との間に配置されたことを特徴とする[5]に記載のテレビ。
[7]前記挟持部は、前記嵌合部から遠ざかる方向に向かって曲げられた曲げ部を有したことを特徴とする[5]に記載のテレビ。
[8]前記嵌合部は、前記基部との間で前記転倒防止部材を挟む係止部を有したことを特徴とする[4]に記載のテレビ。
[9]画像を表示する表示装置を支持するための支持部材と、
前記支持部材が取り付けられたカバー部材と、
前記支持部材とは別の部品で構成され、前記カバー部材に取り付けられるとともに、転倒防止部材が取り付けられる取付部材と、
を具備したことを特徴とするスタンド。
[10]画像を表示する表示装置を支持するための支持部材と、
前記支持部材が取り付けられたカバー部材と、
前記支持部材とは別の部品で構成され、前記カバー部材に取り付けられるとともに、転倒防止部材が取り付けられる取付部材と、
を具備したことを特徴とする電子機器。
1…液晶テレビ,3…表示装置,4…スタンド,8a…表示画面,11…カバー部材,11b…周縁部,12…支持部材,13…取付部材,14…転倒防止部材。

Claims (8)

  1. 映像を表示する表示画面を有した表示装置と、
    前記表示装置を支持した支持部材と、
    前記支持部材が取り付けられた第1の面と、前記第1の面の反対側に位置するとともに前記表示装置の方向に向いた第2の面とを有したカバー部材と、
    前記支持部材とは別の部品で構成され、前記カバー部材の第1の面に取り付けられるとともに、嵌合部を有し、前記嵌合部が嵌め込まれる嵌合孔が設けられた転倒防止部材が取り付けられる取付部材と、
    を具備したことを特徴とするテレビ。
  2. 前記取付部材は、前記カバー部材に取り付けられた基部を有し、
    前記嵌合部は、前記基部から前記カバー部材と遠ざかる方向に向かって突出したことを特徴とする請求項1に記載のテレビ。
  3. 前記取付部材は、前記基部との間で前記転倒防止部材を挟む挟持部を有したことを特徴とする請求項2に記載のテレビ。
  4. 前記嵌合部は、前記挟持部と前記基部との間に配置されたことを特徴とする請求項3に記載のテレビ。
  5. 前記挟持部は、前記嵌合部から遠ざかる方向に向かって曲げられた曲げ部を有したことを特徴とする請求項3に記載のテレビ。
  6. 前記嵌合部は、前記基部との間で前記転倒防止部材を挟む係止部を有したことを特徴とする請求項2に記載のテレビ。
  7. 画像を表示する表示装置を支持するための支持部材と、
    前記支持部材が取り付けられた第1の面と、前記第1の面の反対側に位置する第2の面とを有したカバー部材と、
    前記支持部材とは別の部品で構成され、前記カバー部材の第1の面に取り付けられるとともに、嵌合部を有し、前記嵌合部が嵌め込まれる嵌合孔が設けられた転倒防止部材が取り付けられる取付部材と、
    を具備したことを特徴とするスタンド。
  8. 画像を表示する表示装置を支持するための支持部材と、
    前記支持部材が取り付けられた第1の面と、前記第1の面の反対側に位置する第2の面とを有したカバー部材と、
    前記支持部材とは別の部品で構成され、前記カバー部材の第1の面に取り付けられるとともに、嵌合部を有し、前記嵌合部が嵌め込まれる嵌合孔が設けられた転倒防止部材が取り付けられる取付部材と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
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