JP2012076895A - 画像形成装置 - Google Patents

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Naoki Nonoyama
直己 野々山
Yasuo Nakamura
康夫 中村
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Abstract

【課題】用紙が斜行することを抑制できる画像形成装置を提供することである。
【解決手段】カセット15は、複数の用紙Pが積載され、所定のスライド方向にスライドさせられることにより本体に対して挿抜可能に構成されている。カセット15は、スライド方向に直交する進行方向へと用紙Pを搬送する給紙ローラ17と、スライド方向から用紙Pを挟むことにより、用紙Pを進行方向に進行させるガイド対50と、を含んでいる。本体は、給紙ローラ17により搬送されてきた用紙Pを搬送するレジストローラ対19と、レジストローラ対19よりも用紙Pの進行方向の上流側において、スライド方向から用紙Pを挟むことにより、用紙Pを進行方向に進行させるガイド対56と、を含んでいる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、複数枚の印刷媒体を積載状態で収容可能なカセットを備えている画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置としては、例えば、特許文献1に記載の給紙装置を備えた画像形成装置が知られている。該給紙装置は、用紙積載部、幅規制ガイド、フィードローラ、リタードローラ及び引き抜きローラ対を備えている。
用紙積載部には、複数の用紙が積載状態でセットされる。フィードローラとリタードローラとは、互いに対向してローラ対を構成しており、用紙積載部上の用紙を1枚ずつ分離する。引き抜きローラ対は、分離された用紙を搬送する。幅規制ガイドは、用紙の両側方に設けられており、用紙積載部からフィードローラ及びリタードローラを通過し、引き抜きローラ対近傍まで延びるように設けられている。以上のような給紙装置によれば、幅規制ガイドが引き抜きローラ対近傍まで延在しているので、用紙の斜行を抑制できる。
ところで、前記給紙装置は、いわゆる原稿搬送装置であり、以下に説明するように、印刷媒体を供給するための装置には適用困難である。画像形成装置は、複数枚の印刷媒体を積載状態で収容するカセットを備えている。カセット内の用紙は、カセットに設けられている給紙ローラにより1枚ずつ分離される。そして、給紙ローラにより分離された用紙は、画像形成装置本体に設けられているレジストローラにより搬送される。
ここで、前記カセットは、用紙の搬送方向に直交する所定方向にスライドさせられることにより前記画像形成装置本体に対して挿抜可能に構成されている。そのため、例えば、特許文献1に記載の幅規制ガイドに相当するガイドが、給紙ローラからレジストローラまで搬送方向に延在していると、カセットの引き抜き時に、ガイドが画像形成装置に引っかかってしまう。よって、印刷媒体を供給するための装置に前記給紙装置を適用することは困難である。
特開平7−101562号公報
そこで、本発明の目的は、用紙が斜行することを抑制できる画像形成装置を提供することである。
本発明の一形態に係る画像形成装置は、本体と、複数の印刷媒体が積載されるカセットであって、所定方向にスライドさせられることにより前記本体に対して挿抜可能に構成されているカセットと、を備えており、前記カセットは、前記所定方向に直交する進行方向へと前記印刷媒体を搬送する第1の搬送手段と、前記所定方向から前記印刷媒体を挟むことにより、該印刷媒体を前記進行方向に進行させる第1のガイド対と、を含んでおり、前記本体は、前記第1の搬送手段により搬送されてきた前記印刷媒体を搬送する第2の搬送手段と、前記第2の搬送手段よりも前記進行方向の上流側において、前記所定方向から前記印刷媒体を挟むことにより、該印刷媒体を該進行方向に進行させる第2のガイド対と、を含んでいること、を特徴とする。
本発明によれば、用紙が斜行することを抑制できる。
画像形成装置の全体構成を示した図である。 カセットの外観斜視図である。 カセットのガイド部材及び本体のガイド部材を示した図である。 カセットのガイド部材及び本体のガイド部材を示した図である。
(画像形成装置の概要)
以下に、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概要について図面を参照しながら説明する。図1は、画像形成装置1の全体構成を示した図である。
画像形成装置1は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を合成するように構成されている。該画像形成装置1は、スキャナにより読み取った画像データに基づいて、用紙Pに画像を形成する機能を有し、図1に示すように、本体2、印刷部3、カセット15、レジストローラ対19、定着装置20、排紙ローラ対21及び排紙トレイ23を備えている。
カセット15は、用紙(印刷媒体)Pを1枚ずつ供給する役割を果たし、カセット本体16及び給紙ローラ17を含む。カセット本体16には、印刷前の状態の複数毎の用紙(印刷媒体)Pが積載される。給紙ローラ17は、カセット本体16に積載された用紙Pを1枚ずつ取り出す。なお、カセット15の詳細については、後述する。
レジストローラ対19は、給紙ローラ17により搬送されてきた用紙Pにトナー画像が印刷部3において2次転写されるように、タイミングを調整しながら用紙Pを搬送する。
印刷部3は、カセット15から供給されてくる用紙Pにトナー画像を形成し、光走査装置6、転写部8(8Y,8M,8C,8K)、転写ベルト11、駆動ローラ12、従動ローラ13、2次転写ローラ14及び作像ユニット22(22Y,22M,22C,22K)を含んでいる。また、作像ユニット22(22Y,22M,22C,22K)は、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)、帯電器5(5Y,5M,5C,5K)、現像装置7(7Y,7M,7C,7K)及びクリーナー9(9Y,9M,9C,9K)を含んでいる。
感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)は、円筒形状をなしており、図1において時計回りに回転させられる。帯電器5(5Y,5M,5C,5K)は、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)の周面を帯電させる。光走査装置6は、制御部(図示せず)の制御により、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)の周面に対してビームB(BY,BM,BC,BK)を走査する。これにより、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)の周面には静電潜像が形成される。
現像装置7(7Y,7M,7C,7K)は、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)に静電潜像に基づくトナー画像を現像する。
転写ベルト11は、駆動ローラ12と従動ローラ13との間に張り渡されている。転写部8は、転写ベルト11の内周面に対向するように配置されており、感光体ドラム4に形成されたトナー画像を転写ベルト11に1次転写する役割を果たす。クリーナー9は、1次転写後に感光体ドラム4の周面に残存しているトナーを回収する。駆動ローラ12は、中間転写ベルト駆動部(図1には記載せず)により回転させられることにより、転写ベルト11を矢印αの方向に駆動させる。これにより、転写ベルト11は、トナー画像を2次転写ローラ14まで搬送する。
2次転写ローラ14は、転写ベルト11と対向し、ドラム形状をなしている。そして、2次転写ローラ14は、転写電圧が印加されることにより、転写ベルト11との間を通過する用紙Pに対して、転写ベルト11が担持しているトナー画像を2次転写する。
トナー画像が2次転写された用紙Pは、定着装置20に搬送される。定着装置20は、用紙Pに対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナー画像を用紙Pに定着させる。排紙ローラ対21は、定着装置20から搬送されてきた用紙Pを排紙トレイ23に排出する。排紙トレイ23には、印刷済みの用紙Pが載置される。
(カセットの詳細)
ところで、画像形成装置1では、カセット15は、所定のスライド方向(図1の紙面垂直方向)にスライドさせられることにより本体2に対して挿抜可能に構成されている。そして、画像形成装置1は、挿抜可能に構成されたカセット15から供給される用紙Pが、レジストローラ対19に到達する際に、斜行することを抑制するための構成を備えている。以下に、かかる構成についてより詳細に説明する。図2は、カセット15の外観斜視図である。図2には、画像形成装置1の構成の一部も記載されている。図3及び図4は、カセット15のガイド部材50a,50b及び本体2のガイド部材56a,56bを示した図である。図3では、本体2にカセット15が挿入されており、図4では、本体2にカセット15が挿入されていない。
以下では、カセット15のスライド方向をx軸方向と定義し、用紙Pの進行方向をy軸方向と定義し、鉛直方向をz軸方向と定義する。また、x軸方向については、カセット15が挿入される方向(挿入方向)を正方向側とする。x軸方向とy軸方向とz軸方向とは互いに直交している。
まず、カセット15の構成について説明する。カセット15は、図2及び図3に示すように、カセット本体16、給紙ローラ17、ガイド対50及び間隔調整機構51(図3参照)を含んでいる。
カセット本体16は、図2に示すように、複数の用紙Pが積載される筐体であり、z軸方向から平面視したときに長方形状をなしている。給紙ローラ17は、カセット15のy軸方向の正方向側へと用紙Pを搬送する。より詳細には、給紙ローラ17は、カセット本体16のy軸方向の正方向側の長辺近傍に設けられており、積載状態の複数の用紙Pを一枚ずつy軸方向の正方向側へと搬送する。
ガイド対50は、x軸方向から用紙Pを挟むことにより、用紙Pをy軸方向の正方向側に斜行することなく進行させ、ガイド部材50a,50bを有している。ガイド部材50a,50bは、図2に示すように、板状部材であり、x軸方向に対して垂直をなすように、カセット本体16からz軸方向の正方向側に突出している。更に、ガイド部材50a,50bは、x軸方向において互いに対向している。ガイド部材50bは、ガイド部材50aよりもx軸方向の正方向側に位置している。更に、ガイド部材50aのy軸方向における長さは、図3に示すように、ガイド部材50bのy軸方向における長さよりも長い。これにより、ガイド部材50aのy軸方向の正方向側の端部は、図2及び図3に示すように、ガイド部材50bのy軸方向の正方向側の端部よりも、y軸方向の正方向側に位置している。
用紙Pは、以上のように構成されたガイド部材50a,50b間に積載される。これにより、給紙ローラ17により搬送される用紙Pは、ガイド部材50a,50bに案内されることより、斜行することなくy軸方向の正方向側に向かって搬送される。
間隔調整機構51は、図3に示すように、ガイド対50のx軸方向の間隔W1を調整するための機構であり、ガイド部材50a,50bをx軸方向において互いに反対方向に移動させる。より詳細には、間隔調整機構51は、ラックギア52a,52b及びピニオンギア54を有している。ラックギア52a,52b及びピニオンギア54は、ラックアンドピニオン構造をなしている。なお、間隔調整機構51は、図2では、カセット本体16に隠れているため図示されていない。
ラックギア52a,52bは、x軸方向に延在している。ラックギア52aは、y軸方向の負方向側を向くようにギアが設けられており、ガイド部材50aに接続されている。ラックギア52bは、y軸方向の正方向側を向くようにギアが設けられており、ガイド部材50bに接続されている。ピニオンギア54は、カセット本体16に取り付けられており、ラックギア52a,52bの両方にかみ合っている。
以上のような間隔調整機構51によれば、ユーザが、例えば、ガイド部材50aをx軸方向の正方向側に向かってスライドさせると、ガイド部材50aに接続されているラックギア52aもx軸方向の正方向側に向かってスライドする。この際、ラックギア52aは、ピニオンギア54を反時計回りに回転させる。そして、ピニオンギア54は、ラックギア52bをx軸方向の負方向側に向かってスライドさせる。その結果、ラックギア52bに接続されているガイド部材50bは、x軸方向の負方向側に向かってスライドする。以上の動作により、ガイド対50のx軸方向の間隔W1が狭くなる。なお、ガイド対50のx軸方向の間隔W1が広くなる場合には、ガイド部材50a,50bは、ガイド対50のx軸方向の間隔W1が狭くなる場合の反対方向に移動するだけであるので、説明を省略する。
次に、本体2の構成について説明する。本体2は、レジストローラ対19、ガイド対56、間隔調整機構57(図3参照)及びガイド板59を含んでいる。
ガイド板59は、用紙Pの裏面と対向する板状部材であり、カセット本体16のy軸方向の正方向側の長辺から斜め上方に向かって延在している。レジストローラ対19は、ガイド板59のy軸方向の正方向側の端部に設けられており、給紙ローラ17により搬送されてきた用紙Pを搬送する。
ガイド対56は、レジストローラ対19よりも用紙Pのy軸方向の負方向側において、x軸方向の両側から用紙Pを挟むことにより、用紙Pを斜行することなくy軸方向に進行させ、ガイド部材56a,56bを有している。ガイド部材56a,56bは、図2に示すように、板状部材であり、x軸方向に対して垂直をなすように、ガイド板59からz軸方向の正方向側に突出している。更に、ガイド部材56a,56bは、x軸方向において互いに対向している。ガイド部材56bは、ガイド部材56aよりもx軸方向の正方向側に位置している。更に、ガイド部材56bのy軸方向における長さは、ガイド部材56aのy軸方向における長さよりも長い。これにより、ガイド部材56bのy軸方向の負方向側の端部は、図2及び図3に示すように、ガイド部材56aのy軸方向の負方向側の端部よりも、y軸方向の負方向側に位置している。用紙Pは、以上のように構成されたガイド部材56a,56b間を通過する。
間隔調整機構57は、カセット15が本体2に挿入されていない状態では、図4に示すように、ガイド対56のx軸方向の間隔を所定間隔W0に維持し、カセット15が本体2に挿入されている状態では、図3に示すように、ガイド対56のx軸方向の間隔をガイド対50のx軸方向の間隔W1と同じ大きさに維持するための機構である。より詳細には、間隔調整機構57は、ラックギア58a,58b、ピニオンギア60及びばね(弾性体)62を有している。ラックギア58a,58b及びピニオンギア60は、ラックアンドピニオン構造をなしている。なお、間隔調整機構57は、図2では、ガイド板59に隠れているため図示されていない。
ラックギア58a,58bは、x軸方向に延在している。ラックギア58aは、y軸方向の負方向側を向くようにギアが設けられており、ガイド部材56aに接続されている。ラックギア58bは、y軸方向の正方向側を向くようにギアが設けられており、ガイド部材56bに接続されている。ピニオンギア60は、ガイド板59に取り付けられており、ラックギア58a,58bの両方にかみ合っている。
以上のようなラックギア58a,58b及びピニオンギア60は、ガイド部材56a,56bをx軸方向において互いに反対方向に移動させる移動機構として機能する。より詳細には、例えば、ガイド部材56aがx軸方向の正方向側に向かってスライドすると、ガイド部材56aに接続されているラックギア58aもx軸方向の正方向側に向かってスライドする。この際、ラックギア58aは、ピニオンギア60を反時計回りに回転させる。そして、ピニオンギア60は、ラックギア58bをx軸方向の負方向側に向かってスライドさせる。その結果、ラックギア58bに接続されているガイド部材56bは、x軸方向の負方向側に向かってスライドする。以上の動作により、ガイド対56の間隔が狭くなる。なお、ガイド対56の間隔が広くなる場合には、ガイド部材56a,56bは、ガイド対56の間隔が狭くなる場合の反対方向に移動するだけであるので、説明を省略する。
ばね62は、図4に示すように、カセット15が本体2に挿入されていない状態において、ガイド対56のx軸方向の間隔を、ガイド対50のx軸方向の間隔W1よりも小さな所定間隔W0に維持するようにガイド部材56bを付勢する。ばね62は、ラックギア58bとガイド板59との間に接続されている。これにより、ばね62は、ガイド部材56bに接続されているラックギア58bをx軸方向の負方向側に引っ張っている。その結果、ガイド部材56aは、x軸方向の正方向側に移動しようとする。すなわち、ガイド対56のx軸方向の間隔は、所定間隔W0になろうとする。
(カセットの動作)
以上のように構成されたカセット15の動作について図3及び図4を参照しながら説明する。
カセット15が本体2に挿入されていない状態では、図4に示すように、ガイド対56のx軸方向の間隔は、所定間隔W0に維持されている。
次に、カセット15の本体2への挿入が開始されると、ガイド部材50a,50bがそれぞれ、x軸方向の負方向側からガイド部材56a,56bに近づいてくる。ガイド部材50bのy軸方向の正方向側の端部は、図2及び図3に示すように、ガイド部材50aのy軸方向の正方向側の端部よりも、y軸方向の正方向側に位置している。同様に、ガイド部材56bのy軸方向の負方向側の端部は、図2及び図3に示すように、ガイド部材56aのy軸方向の負方向側の端部よりも、y軸方向の負方向側に位置している。よって、ガイド部材50bは、ガイド部材56aに接触することなく、ガイド部材56a近傍を通過する。ここで、所定間隔W0は、ガイド部材50a,50bのx軸方向の間隔W1よりも小さい。そのため、ガイド部材50bは、ガイド部材50aがガイド部材56aに接触する前に、ガイド部材56bに接触する。
この後、カセット15が本体2へと更に挿入されると、ガイド部材50bがガイド部材56bをx軸方向の正方向側に向かって移動させる。これにより、ガイド部材56aは、x軸方向の負方向側に向かって移動する。その結果、ガイド対56のx軸方向の間隔は、ガイド対50のx軸方向の間隔W1と同じ大きさになるまで広がる。なお、ガイド対56のx軸方向の間隔が間隔W1と同じ大きさになると、ガイド部材56aがガイド部材50aに接触するので、ガイド部材56a,56bが停止する。
(効果)
以上のように構成された画像形成装置1によれば、用紙が斜行することを抑制できる。より詳細には、特許文献1に記載の幅規制ガイドに相当するガイドが、給紙ローラからレジストローラまで延在していると、カセットの引き抜き時に、ガイドが画像形成装置に引っかかってしまう。よって、印刷媒体を供給するための装置に前記給紙装置を適用することは困難である。
一方、画像形成装置1では、ガイド対50がカセット15に設けられ、ガイド対56が本体2に設けられている。そして、ガイド対50,56は、給紙ローラ17からレジストローラ対19までの間において、用紙Pをx軸方向の両側から挟んでいる。これにより、用紙Pが給紙ローラ17からレジストローラ対19までの間において斜行することが抑制される。特に、画像形成装置1では、用紙の長さが短いはがき等が斜行することを抑制するのに適している。
更に、ガイド対50,56はそれぞれ、カセット15と本体2とに跨って設けられていないので、カセット15の本体2に対する挿抜時に、カセット15又は本体2に引っかかることがない。すなわち、ガイド対50,56がカセット15の本体2に対する挿抜を妨げることがない。
また、画像形成装置1では、間隔調整機構57が設けられているので、ガイド対56のx軸方向の間隔は、カセット15が本体2に挿入されると、ガイド対50のx軸方向の間隔W1と同じ大きさに広げられる。よって、画像形成装置1では、ガイド対50のx軸方向の間隔W1のみを調整するだけで、ガイド対56のx軸方向の間隔を調整する必要がない。
(その他の実施形態)
本発明に係る画像形成装置は、前記実施形態に示した画像形成装置1に限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
画像形成装置1では、ばね62は、ラックギア58bをx軸方向の負方向側に引っ張っていた。しかしながら、ばね62は、ガイド対56のx軸方向の間隔を狭くする方向に力を付与すればよい。よって、ばね62は、ガイド部材56bをx軸方向の負方向側に引っ張ってもよいし、ガイド部材56a又はラックギア58aをx軸方向の正方向側に引っ張ってもよい。
また、画像形成装置1では、ガイド対56のx軸方向の間隔は、図4に示すように、カセット15が本体2に挿入されていない状態では、ガイド対50のx軸方向の間隔W1よりも狭い。しかしながら、ガイド対56のx軸方向の間隔は、図4に示すように、カセット15が本体2に挿入されていない状態では、ガイド対50のx軸方向の間隔W1よりも広くてもよい。ただし、この場合には、ばね62は、カセット15が本体2に挿入されていない状態において、ガイド対56のx軸方向の間隔を、ガイド対50のx軸方向の間隔W1よりも大きな間隔に維持するようにガイド部材56bを付勢する。そして、カセット15が本体2へと挿入されると、ガイド部材50aがガイド部材56aをx軸方向の正方向側に移動させる。これにより、ガイド部材56bは、x軸方向の負方向側に向かって移動する。その結果、ガイド対56のx軸方向の間隔は、ガイド対50のx軸方向の間隔W1と同じ大きさになるまで狭まる。
本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、用紙が斜行することを抑制できる点において優れている。
1 画像形成装置
2 本体
15 カセット
16 カセット本体
17 給紙ローラ
19 レジストローラ対
50,56 ガイド対
50a,50b,56a,56b ガイド部材
51,57 間隔調整機構
52a,52b,58a,58b ラックギア
54,60 ピニオンギア
59 ガイド板
62 ばね

Claims (4)

  1. 本体と、
    複数の印刷媒体が積載されるカセットであって、所定方向にスライドさせられることにより前記本体に対して挿抜可能に構成されているカセットと、
    を備えており、
    前記カセットは、
    前記所定方向に直交する進行方向へと前記印刷媒体を搬送する第1の搬送手段と、
    前記所定方向から前記印刷媒体を挟むことにより、該印刷媒体を前記進行方向に進行させる第1のガイド対と、
    を含んでおり、
    前記本体は、
    前記第1の搬送手段により搬送されてきた前記印刷媒体を搬送する第2の搬送手段と、
    前記第2の搬送手段よりも前記進行方向の上流側において、前記所定方向から前記印刷媒体を挟むことにより、該印刷媒体を該進行方向に進行させる第2のガイド対と、
    を含んでいること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記本体に挿入されていない状態では、前記第2のガイド対の前記所定方向の間隔を所定間隔に維持し、該本体に挿入されている状態では、該第2のガイド対の該所定方向の間隔を前記第1のガイド対の該所定方向の間隔と同じ大きさに維持する間隔調整機構を、
    更に備えていること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1のガイド対は、
    第1のガイド部材と、
    前記第1のガイド部材よりも前記カセットの挿入方向の下流側に位置している第2のガイド部材と、
    を有しており、
    前記第2のガイド対は、
    第3のガイド部材と、
    前記第3のガイド部材よりも前記カセットの挿入方向の下流側に位置している第4のガイド部材と、
    を有しており、
    前記間隔調整機構は、
    前記第2のガイド対の前記所定方向の間隔を、前記第1のガイド対の該所定方向の間隔よりも小さな前記所定間隔に維持するように前記第3のガイド部材又は前記第4のガイド部材を付勢する弾性体と、
    前記第3のガイド部材と前記第4のガイド部材とを、前記所定方向において、互いに反対方向に移動させる移動機構と、
    を有しており、
    前記カセットの挿入時に、前記第2のガイドが前記第4のガイドを該カセットの挿入方向の下流側に向かって移動させることにより、前記第2のガイド対の前記所定方向の間隔が、前記第1のガイド対の該所定方向の間隔と同じ大きさに広がること、
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1のガイド対は、
    第1のガイド部材と、
    前記第1のガイド部材よりも前記カセットの挿入方向の下流側に位置している第2のガイド部材と、
    を有しており、
    前記第2のガイド対は、
    第3のガイド部材と、
    前記第3のガイド部材よりも前記カセットの挿入方向の下流側に位置している第4のガイド部材と、
    を有しており、
    前記間隔調整機構は、
    前記第2のガイド対の前記所定方向の間隔を、前記第1のガイド対の該所定方向の間隔よりも大きな前記所定間隔に維持するように前記第3のガイド部材又は前記第4のガイド部材を付勢する弾性体と、
    前記第3のガイド部材と前記第4のガイド部材とを、前記所定方向において、互いに反対方向に移動させる移動機構と、
    を有しており、
    前記カセットの挿入時に、前記第1のガイドが前記第3のガイドを該カセットの挿入方向の下流側に向かって移動させることにより、前記第2のガイド対の前記所定方向の間隔が、前記第1のガイド対の該所定方向の間隔と同じ大きさに狭まること、
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017226486A (ja) * 2016-06-20 2017-12-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙カセット、画像形成装置、用紙搬送装置

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